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中国の植物学者の娘たち(2005)

LES FILLES DU BOTANISTE
THE CHINESE BOTANIST'S DAUGHTERS
植物学家的中国女孩

メディア映画
上映時間98分
製作国カナダ/フランス
公開情報劇場公開(アステア)
初公開年月2007/12/15
ジャンルドラマ
映倫PG-12
見つめあうほどに、
ふたりの愛は満ちてゆく
中国の植物学者の娘たち [DVD]
参考価格:¥ 1,317
価格:¥ 2,328
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 Photos

【解説】
 フランスを拠点に活動を続ける中国出身監督ダイ・シージエが、「小さな中国のお針子」に続いて再び中国を舞台に撮り上げた美しく官能的な2人の女性の物語。封建的な男性上位社会で辛苦を分かち合う若い2人の女性の友情が、いつしか恋愛感情へと発展していくさまを、エキゾチックかつ繊細に綴る。中国政府の許可が下りず、隣国ベトナムでロケが行われた。主演はフランス人の母と中国人の父を持つフランスの新星ミレーヌ・ジャンパノイと「かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート」のリー・シャオラン。
 幼くして両親を亡くし孤児院で育てられたリー・ミンは、昆林医科大学の植物学者、チェン教授の実習生となる機会を得、湖の小島にある彼の植物園へとやって来る。しかし、チェン教授は極端なまでに厳格な人物で、実習生のミンにも何かと辛く当たる。そんなチェン教授には、ミンと同じ年頃の娘アンがいた。アンもまた少女期に母を亡くし、厳しい父の下で孤独な暮らしを送っていた。似た境遇にあったミンとアンは、すぐに打ち解け、心を通わせていく。そして、それは次第に愛へと形を変えていく。そんなある日、軍人であるアンの兄タンが戻ってきた。そこでチェン教授は、ミンをタンの嫁にしようと思いつくのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:william投稿日:2011-06-18 12:51:06
中国の封建的な風土に相反する様に燃え上がる2人の女の純愛が美しい。
ウェットなイメージのベトナムの土地柄もこの映画に潤いを与えている。
投稿者:ghost-fox投稿日:2009-02-12 22:25:34
あっさりタンメン
投稿者:三葉十四郎投稿日:2008-01-21 17:38:15
【ネタバレ注意】

本欄では黒美君彦さんのコメントが本作の詳細に詳しくて、鑑賞と僕自身のコメントに大きく一助とさせて戴いたが、そうした上で作品への批判めいた一文になる事をお許し願いたい。

ロケ先となったベトナム風物の湿度が画面に潤いを与えている様なところがユニークで、同性愛に描かれた主役二人の仲もしっぽり、反面お話まで湿っぽい、と、どうにも取り留めも無いが、さて、

中国内での撮影が出来なかった、と言う縛りの功罪か話し始めは簡潔に省略されていて、大学生リー・ミンのモノローグの自己紹介の後、孤児院長と挨拶、実習先のチェン教授の気難しさの早々とした窺わせ方などがかなりさっさとした捌きぶり。

向かった先では、そこで出会う教授の娘アンとの情愛に至るまでの流れがごく自然で、アンの孤独な環境は容易に察しがつくが、そうした心情の吐露は教授に叱責されたミンが駅へ行った折に語られて、そこで自分も権力的な父親に我慢出来ない時がある、とうち明けすると直後にチェンが、アンが運んだ朝食を拒絶する場面を入れたりと、話が舞台の植物園に乗ってからは丁寧な描写。 ただ、この湖の孤島と言う設定を全編を通して巧く使い切ったとは言えないですね。

こうして、居てくれないと寂しい、から大事な人に変わっていくのですが、二人の関係の進境につれて服装が薄くなっていって、身体の線が露わになったり肌の露出が目立って来るのには苦笑しました。

特にぶんたんさんの主張する萌えポイント"松ヤニ踏んでこねてるところがエロい"ってとこ、ええ同感ですとも、見ながら、次は僕をお願いします!、とか下らない妄想膨らませてました。 その後の旅先では掘るニンジンまでボテっと変にイヤらしくて、そこでミンが初めて"アン、一緒に居ると楽しいわ"って名前つけて囁くんですよ。 ぐふふ
それで温室のしどけない眠りのシーンがあって、いよいよ垂涎の場面、ミンがタライで意外と豊満なカラダを持て余し気味に湯浴みしてるとアンが現れて、こんなんじゃ一緒には入れないだろって思った矢先に立ったまま情交に移るんですけど、もうね、"か、監督っ、ここはカメラもっと寄せないと、どうせ見てるこっちも恥ずかしいんですから"とかなんとか…

あーもうこんな事ばっかり書いてて俺ってヤツは…、黒美さんに"人のコメント参考にして書いたのがこれかいっ"て怒られちゃうな。

だいぶ脱線しましたが、コメントで記述されてたエリック・レヴィの音楽を監督が気に入らなかった、と言うのは納得するものがありましたね。 曲単位で聞くと美しいのですが画面と併せると印象がベタなんですよ。 二人が愛し合う段になるとコーラス入りで盛り上げに掛かるので失笑したくなる人も出るのじゃないかな。

結局、同性愛の罪状で共に死刑に処せられてしまうけれど、この辺りの話し終いはそそくさとして、ミンの"私たちを裁けるのは二人の愛情だけ"と言う独白が生きてません。 遺灰を混ぜ合わせて水辺に撒くエンディングも偽装的な結婚相手になってしまった軍人タンの眼前で行われた方が、二人が鳩の願掛けに託した永遠に離れない誓いやタンへの韜晦、もちこさんが書かれているところの、体制に殺されて来た"個"への指弾が際立ったのじゃ無いかと思います。 とは言え確かに余韻引くラストでありました。

いやーみなさんのおかげで、映画に倣ってコメントもキレイに収まったですよ。 うむ、

投稿者:ぶんたん投稿日:2008-01-17 22:35:08
【ネタバレ注意】

映像が良い。
演技はミレーヌ・ジャンパノワよりリー・シャオランの方が上手いが、エロさではジャンパノワの勝ちだろう。
「アン」という呼びかけの響きのなんと甘いことよ!
加えて、ハーフらしい曖昧な顔立ちとこれまた曖昧な身体つきがなぜかエロティシズムを呼び起こす。
このエロスを武器にこれから活躍するであろう彼女に期待します。
映画は2人の相性が良かった。
映像で面白いなと思ったのは2人が水浴びをしているシーンをそのままでなく、湖に映して撮ったところだ。
私がこの映画の中で一番いやらしさを感じたのはアンが足で薬をこねている所なのだが、誰か賛同する人はいないだろうか。

投稿者:黒美君彦投稿日:2007-12-19 00:03:37
【ネタバレ注意】

さまざまな要素が絡み合い、不思議な情愛映画が誕生した。
『中国の小さなお針子』(02年仏)のダイ・シージエ監督の新作。
繰り返すまでもないが、ダイ・シージエ監督は1954年、福建省に生まれ、文化大革命の下放政策により17歳から3年間、四川省の山村に送られた。この時の経験がベストセラー小説『中国の小さなお針子』につながったのは有名な話。四川大学を卒業後、84年にパリへ渡り、以降パリを拠点に活動している。

さて、この作品。1976年の大地震で中露の両親を失い、孤児となったリー・ミン(ミレーヌ・ジャンパノワ)が、湖の小島の植物園で暮す植物学者チェン教授(リン・トンフー)のもとに実習にやってくる。教授の厳しさに耐えかねるミンだが、教授の娘アン(リー・シャオラン)が彼女を慰める。美しい二人の娘はやがて、友情以上の感情に気づき、愛し合うようになる…というお話。
絶対権力者として振る舞う父親に対して、二人はやがて抗うようになる。二人の愛情に包まれていたいという欲望が強すぎ、すべては傷つき、やがて破滅へと突き進む。
そもそも近代以前の中国では同性愛は広く認められた習俗だったはずだが、たまたま禁忌とみなす社会・時代に生まれてしまったのが不運というべきか。

さすがに今も同性愛を“許しがたい不道徳”とみなす中国政府はロケを認めず、結局ベトナムでロケすることに。しかもベトナム政府からは、あくまで舞台が「中国国内」であることが条件とされたとか。さらにミン役に予定されていたジョウ・シュンも周囲から出演しないよう言われてミン役がミレーヌ・ジャンパノワに代わったのだそうだ(そのためミンは中露の両親を持つという設定に変えられた)。
カメラマンはカナダ人。ミレーヌ・ジャンパノワは中国語がわからず、相手役のリー・シャオランは英語も仏語もダメ。ベトナム人スタッフも使いながら、相当に苦労した制作だったらしい(JANJANニュース2007/12/12)。

すでに指摘されているように、ベトナムロケということもあって、中国のイメージは限りなく薄い。さらにはどうしてもフランス映画的な雰囲気に包まれるのもやむを得まい。だが、そうしたフィルターを通した上でなお、この作品は普遍的な愛の形のありようを美しい映像で描いている。
ミレーヌ・ジャンパノワはさほど上手くはないが、リー・シャオランが好演。官能的なシーンも美しく、エリック・レヴィの音楽(監督は気に入らなかったらしいが)と相まって深い余韻を残す。
サスペンス的な要素もあり、私は面白く観た。

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