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ユゴ 大統領有故(2005)

PRESIDENT'S LAST BANG

メディア映画
上映時間104分
製作国韓国
公開情報劇場公開(エスピーオー)
初公開年月2007/12/15
ジャンルサスペンス/ドラマ
映倫PG-12
ユゴ [DVD]
参考価格:¥ 5,040
価格:¥ 3,600
USED価格:¥ 2,450
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ユゴ 大統領有故

【クレジット】
監督:イム・サンス
脚本:イム・サンス
撮影:キム・ウヒョン
音楽:キム・ホンジプ
出演:ハン・ソッキュチュ課長
ペク・ユンシクキム部長
キム・ユナシム
チョ・ウンジチョ
ソン・ジェホ大統領閣下
キム・ウンスミン大佐
イ・ジェグクォン・ヨンジョ
キム・ソンウクウォン・サンウク
チョ・サンゴンシム・サンヒョ
チョン・ウォンジュンチャ警護室長
クォン・ビョンギルヤン秘書室長
ユン・ヨジョンユニの母
【解説】
 「ディナーの後に」「浮気な家族」のイム・サンス監督が、今なお謎多き事件として韓国国内ではデリケートなテーマといわれる1979年のパク・チョンヒ(朴正煕)大統領暗殺事件を描いた問題作。当時の捜査資料や証言記録などを参考に、サンス監督による推測を盛り込みつつ、歴史的事件の緊迫の1日を再現していく。
 大統領の民衆に対する締め付けは厳しさを増し、それに抵抗する学生運動も武力で鎮圧するなど緊張が高まる韓国。その一方で、大統領自身は酒と女に明け暮れる日々。韓国中央情報部(KCIA)のチュ課長は、そんな大統領の尻ぬぐいばかりをさせられうんざりしていた。彼の上司で大統領の重臣の一人、キム部長も現状に危機感と憂いを募らせていた。そんな中、大統領と側近3人が顔を揃える晩餐会が開かれることに。キム部長はある決意を胸に秘め、その場へと向かうのだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:Longisland投稿日:2008-01-09 23:30:27
奇跡の経済復興を成し遂げた&軍事独裁政権だった当時の韓国の時代背景も、朴大統領が暗殺されたってことも多少は聞きかじり知っていたし、『大統領の理髪師』(愚作)も観てたし、本作の背景にある最低限の知識を持って鑑賞。ストーリーを見失うことなく見れたのだが…映画としては散漫で冗長で韓国内向けの作品。
なんぞ、作品中朴大統領が日本歌謡を楽しむシーンが大統領遺族&一部右翼韓国人から反発を受けたとか…そんな大層なこととも思えないがお国柄かね?

韓国映画ブームが去った今日、歯を喰いしばって(?)韓国映画を配給するSPOの努力は認めるが日本マーケットで本作品がヒットするとは思えない、つうかリクープ出来ないでしょ。

368世代監督の意欲作だとは認めるも、韓国近代史に興味がある方向けの映画?
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-12-24 19:43:43
【ネタバレ注意】

日本公開すら危ぶまれた超一級のポリティカルサスペンス。
1979年10月26日の朴正熙(パク・チョンヒ)大統領暗殺事件を描いた骨太の作品だ。18年間にわたる軍事独裁政権を担った朴大統領は、この日、中央情報部(KCIA)の長官にあたる金載圭(キム・ジェギュ)部長によって暗殺された。その事件の一部始終を、KCIAのチュ課長(ハン・ソッキュ)を中心に多角的に描いたこの作品は、独裁・政治・暗殺・粛清―と、様々な現代韓国の背負ってきた影の部分をきわめて巧みに浮かび上がらせる。
数多い登場人物がひとりひとり確実に個性をもって描かれていることに驚いた。緊迫感もまた途切れることはない。

韓国内で物議を醸したシーンとして、作品内で幾度も登場する日本語の会話がある。朴正熙(1917〜79)は、満州の士官学校を経て日本の陸軍士官学校に進んだエリートだった。イム・サンス監督は、日本語のシーンや演歌を歌わせるシーンによって、戦前戦中の日本によって培われた朴大統領の背景を炙り出そうとしたとか(実際、日本語訳は日本語教育を受けた監督の父親が訳してくれたのだそうだ)。

サスペンスでありバイオレンスなのに、どこかコミカルなのはどうしてだろう。「この作品はブラックジョークだ」という評があるそうだが、そうした側面も十分ある。
暗殺を果たしたキム・ジェギュは、その後の準備が十分だったとはいえず、結局翌年処刑される。関係者もその多くが処刑され、朴政権を継承する形で全斗煥(チョン・ドゥファン)による軍政へと移行した。政府が民主化宣言をしたのが盧泰愚(ノ・テウ)政権時代の1987年だから、民主化への道は遠かった。とはいえ、キム・ジェギュが民主化を目指したかどうかはわからない。彼の語る動機は大義に則っていたが、もっと形而下的な理由だったともいわれるし、監督自身、暗殺の動機には関心がない言いきっている。

さて、この作品だが、朴大統領が女好きで日本かぶれであるように描かれたのが故人の人格権を損なっていると遺族が映画上映禁止の仮処分を申請。CJエンタテインメントが出資・配給から撤退するなど混乱が続いた挙句、ソウル中央地裁が、映画の前後にある「釜馬民主抗争」(1979年秋、プサンとマサンを中心にした朴大統領の独裁反対デモ事件)のシーン、朴大統領に対してキム・スファン枢機卿が追悼するシーン、そして朴大統領の葬儀の記録映像のシーン、あわせて3分50秒について削除を命じた。さらに損害賠償請求訴訟も起こされ、一審では1億ウォンの支払いを命じられたが、上映禁止は免れた。そんなこんなで韓国公開から3年近く経ってようやく日本公開にこぎつけたわけだが、日本版は無修整なのでそんなところにも注目したい。

ちなみに有故(ユゴ)とは、日本語でいえば「有事」ということか。暗殺翌日の韓国各紙には「大統領有故」という見出しが躍ったそうだ。原題は「その時、その人」。
いやあ、韓国映画の底力が堪能できる傑作です。

【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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