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君のためなら千回でも(2007)

THE KITE RUNNER

メディア映画
上映時間129分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(角川映画=角川エンタテインメント)
初公開年月2008/02/09
ジャンルドラマ
この誓いは今、
君に届くだろうか。
君のためなら千回でも [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 1,432
USED価格:¥ 600
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【解説】
 アフガニスタン出身のカーレド・ホッセイニ原作ベストセラー『君のためなら千回でも』(旧題『カイト・ランナー』)を「ネバーランド」「主人公は僕だった」のマーク・フォースター監督で映画化した感動ヒューマン・ドラマ。ソ連のアフガニスタン侵攻の際にアメリカに亡命し作家になる夢を実現させた主人公が、今なお深い心の傷となっている少年時代に犯した罪と向き合い、それを償うためタリバン独裁政権下のアフガニスタンに帰郷するさまを感動的かつスリリングに綴る。
 ソ連侵攻前のまだ平和だったアフガニスタン。裕福な家庭の少年アミールと、彼の家に仕える召使いの息子ハッサンは、境遇の違いを越えて強い絆で結ばれた親友同士だった。ところが12歳の冬の日、恒例のケンカ凧大会の最中にある事件が起きる。以来、アミールは少年ゆえの潔癖さと後ろめたさからハッサンを遠ざけてしまう。そこへソ連軍が侵攻、アミールは後悔と罪の意識を抱えたままアメリカへ亡命、再びハッサンと会うことなく月日は流れてしまう。20年後、苦労の末にアメリカで念願の作家デビューを果たしたアミールのもとに、アフガニスタンの恩人から1本の電話が入る。“まだやり直す道はある”との言葉に、アミールは意を決して危険なタリバン独裁政権下の故郷へと向かうのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
324 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-11 19:53:38
平和からソヴィエト侵攻、翻弄されてきたアフガニスタンを踏まえつつ、
一人の人間の年代記として描いた感動作「君のためなら千回でも」は秀逸。
監督マーク・フォスターの才能はなかなかですね
http://mototencho.web.fc2.com/2008/kiter.html
投稿者:kath投稿日:2009-09-22 11:41:40
お父さんの「盗み」に対しての教えや「時間」に対しての教えなど、所々、本当に人格者ですばらしい。しかしそんな父親と息子の確執があり、どこの国でも親が子に与える心理的影響は一緒なのだと思わされる。ハッサンの残酷なまでの無邪気さも心を打つ。
投稿者:ローランド投稿日:2009-08-18 22:36:05
 負い目を心に抱えた人間が、反省したら素直に償えばいいものをそ
れが出来ず、まさに逆恨み、相手を悪者にすることによって解決しよ
うとする。 大人の世界ではよくあることだけど、これを、人格形成
の終えていない子供がやるのだから、良くも悪くも非凡な才能を持っ
ているということになるが、父親が人格者だし血筋は確か、アミール
は立派に成長してその猊蕕ぬ椶鬮畚うことになる。  終盤、
その負い目を抱く相手の遺児のソーラブを救い出し連れてきたことを
非難する義父に、毅然として意見するところはカタルシスさへ与え
られます。  

 権力者のおもちゃにされて心に深い深い傷を負ってしまった
ソーラブの虚無的な表情がなんともやるせないのだけど、この子役
は名演ですね。 そのソーラブの心を開かせる凧合戦の情景が眼に
も心にも美しいし、物語りも始めから終わりまで一貫して硬派な筋が
通っているし、エンディングに使われるこの映画のタイトルの言葉が
きっちりと嵌っているし、それに音楽も良い。 なぜにもっと評判
にならなかったのだろうって気がしたのだけど、それは自分が疎かっ
ただけってことでしょうか?(笑)。  

 人格者の父の言う爐海寮い忘瓩錬韻 「盗み」だ、他の罪は
盗みの変形だ瓩砲覆襪曚匹覆辰憧兇呼ったのだけど、それに続く
狄佑鴆戮垢里呂修凌佑ら真実を盗むこと瓩辰討いΔ里蓮原作を
翻訳したらこうなるのかしらないけど、もう少し工夫した字幕になら
なかったのかって気がします。  

 始まってすぐの、糸の切れた凧を追いかけてゆくときに描写
される活気あふれる街と、ソビエト侵攻からタリバン支配になってか
らの樹木のない荒涼とした街の対比に、犖⇔呂鷲綰圓垢覘瓩
言葉そのままの独裁国家権力者の横暴な行為など、共産主義・独
裁主義を嫌悪する製作者の意思がひしひしと伝わってきます。 
投稿者:bond投稿日:2009-07-21 11:05:37
ハデさは無いが、胸にジーンとくるね。でも、アミールは何故ハッサンを追い出したのか?そんなアミールをハッサンは何故慕っていたのか?わかんない。盗みについての父親の教えは良かった。
投稿者:ジーナ投稿日:2009-06-13 01:27:12
ハッサンの健気で忠実な姿に胸を打たれました。
「君のためなら1000回でも」のセリフもガツンガツン来ましたよ(泣)
どんな仕打ちをされても、ハッサンにとっては物語を読み聞かせてくれた唯一の友達アミール・・・その最後まで一途な想いがヒリヒリするほど沁みましたね。

子供特有の残酷さに腹が立ったりショックを受ける事もありましたが、勇気がなかった事で友人を失うことになった主人公の後悔とその後の人生(展開)を深い部分で味わう事ができました。
子供の頃あまりにもズルくて弱虫だった主人公が成長し、今度こそは勇気を持って立ち向かう・・・という展開にもわざとらしさが無くて良かったです。

父親と主人公の父子愛に関しても、父親の大きな愛情を感じられる作りでした。
この父親役を演じた役者さんがまた素晴らしいんです。
若い頃の姿には威厳と何者にも屈しない強さがみなぎっているのに対し、アメリカに渡ってからの父親の佇まいは本当に人生を歩んできた人のみが醸し出せる『老い』を感じさせてくれるのです。
後姿、歩き方、表情・・・どれをとっても完璧でしたね。

他の作品では描かれなかったようなアフガニスタンの現状、イスラム社会の現実を観る事が出来るのも興味深いです。
凧揚げの風習や内戦前のアフガニスタンの街並みは特に印象深かったです。

澄み渡った空に舞う無数の凧も美しかったですね。

すぐに怖気づく主人公は決して魅力的なキャラクターではないけれども、こういう人のほうが現実には多いと思います。
そんな主人公が、友情や償いや正義感によって勇気を出し行動した事が唐突に感じ説得力を帯びていないのがチョット残念ですが、、押し付けがましい感動ではなく、いつの間にか作品が自分の心に入ってくるようなドラマを観たい方にはオススメです。

イイ映画だったけど、もう一度観る勇気が私にはない。
冒頭でのハッサンの笑顔を再び見る強さは私にはない・・・。
この映画の余韻はすべて、ハッサンの笑顔を思い出す事にある。
投稿者:なちら投稿日:2008-11-18 12:21:07
勇気や感性など、親が与える環境以外の点でハッサンはアミールよりも勝っている。
得意分野が違うだけの事なんだけど、自分を守る事が出来ないアミールに、
ハッサンの献身的な友情が何だか重く見えてしまった。

ラヒム・ハーンの導きで、アミールは初めて命がけの危険に近づき、自分と誰かを守る行為を行う。
ここで初めてアミールはハッサンの友情に対等に向き合えたような気がする。
友情でも何でも、一方的では寂しい。
情勢に翻弄され大人になるまでチャンスが無かったけれど、
これからはアミールがハッサンにお返しをして行くんだろうなと思う。
投稿者:ghost-fox投稿日:2008-09-30 22:20:24
前半の苦味は良い
投稿者:Ryuichi投稿日:2008-08-17 01:29:31
本当に・・・美しい映画です。
前半、雪のかぶった山々を背景に凧が舞う映像もさることながら、主人公アミールと友人ハッサンをはじめ、父親、奥さんとの心の触れ合いが、胸に沁みました。
原作の小説は読んではいないのですが、その内容自体が素晴らしいと聞いています。そんな原作ですので、話の枠組みはしっかりしているとは思いますが、時として、素晴らしい小説が駄作の映画になることもあります。ただ、私の想像の範囲ではありますが、この作品は作り手が原作に感動し、その行間を理解し、原作の持ち味を十分に引き出したのではないかと思います。
映画がおもしろいかどうかは、最初の10分で決まるという話を聞いたことがあります。この作品において、最初の10分に特別に派手な目をひくようなシーンはないのですが、キャラクターの表情、カメラワーク、場面展開、セリフ回しといった基本的な要素により、いい作品であることは間違いないと確信しました。
ソ連のアフガン侵攻にはじまる泥沼の内戦が映画の背景にあるのですが、声高高と平和を叫ぶのではなく、その犠牲になった人たちの心理描写を通じて、ささやかなタッチで、人と人とのつながりの美しさが描かれています。
以前に見た「アポカリプト」もそうなのですが、人に感動を与える映画は、映画を構成する様々な要素が、作り手の深い思い入れによって、優しく暖かい光を放っているものであるかと思います。http://vicky-ryu.spaces.live.com/
投稿者:kumirin投稿日:2008-02-28 00:43:11
 原作は読んでいなかったので、ノンフィクションの要素があるのかな?と想像していましたが、よく練られた美しい物語でした。アフガン生まれの作者、子役達が可能な限り現実の香りを運んでくれたように思います。
 パキスタンのカラコルムハイウェイを走った経験があるので、雪山のシーンはとても美しく感じられました。この作品は、『アフガン零年』や『午後の五時』『ハナのアフガンノ−ト』『少女の髪止め』も合わせて見るとより理解がすすむでしょう。これらは女性の視点からの作品群に対し、本作は男性視点のホームドラマであるからです。更に、アメリカとのかかわりも敵対的でない描き込まれ方がなされていて、よりグローバルな深みがありました。
 男性でさえこんなにも困難な局面があるのなら、女性の状況は・・・と、女の子が殆ど出てこない本作をみながら、目に付く通行人は男性が殆どのパキスタンの街角を思い起こしつつ想像してしまいました。でも、無理して映画館に足を運んだ甲斐のあった作品だと思います。
投稿者:ビリジョ投稿日:2008-02-26 14:53:41
 重い大河ドラマでした。疲れた。
 こんな映画を作るなんて、人間って凄いなあ、と思いました。
 遠い遠い国々で、大変なことがたくさん起こっているようです。私が将来、アフガニスタンに行くことは多分ありませんが、この映画を見たという記憶だけは残ります。感謝します。
 二次的、三次的なことですが、監督の力量がすばらしい。演出もカメラもすばらしい。

 ひとまず、家族を大切にしようかな、などと思う今日このごろ。
投稿者:Longisland投稿日:2008-02-13 21:35:01
う〜ん、ビミョ〜。
感動的なストーリーなのだが…。後半の展開&設定&緊迫感がいかにもお手軽ハリウッド的。平和な時代、政治的危機感忍び寄るのアフガン生活、そしてソ連侵攻…それぞれの時代感は緊迫を感じ丁寧に描かれているものの、後半タリバン根拠地からの脱出&取って付けた様な少年との心の交流には幻滅。
前半から中盤で描かれる、親友ハッサンとの日々、身分を越えた友情、米国映画への愛、少年らしい悩み、理解ある大人、社会への疑問etc、は見事。でもそこからが×。すべてをぶち壊すご都合展開は監督が変わったのかと思うほど。

とはいえ、本作品はドリームワークス&パラマウント(クラシックス)作品。↓黒美君彦氏が指摘するように米国映画界のバランス感覚、米国のふところの深さをを痛感した作品。

主人公&ハッサン少年期を演じた子役、主人公の父親&妻の父(将軍)演じた男優が実に見事。
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-12-31 03:02:44
【ネタバレ注意】

米国というのは不思議な国だ。著しく独善的に振舞い、時には狂信的でさえあるのだが、必ずその中から逆の視点に立とうとしたり、冷静に人間を見つめようとする声が出てくる。時差こそあれ必ずバランス感覚が働くのだ。一方的な力の論理に立った映画作品に辟易していても、例えばこの『君のためなら千回でも』のような作品が、それもメジャーから出てくる、というところに米国のふところの深さを感じるのだ。

で、この作品。2003年に国際的な大ベストセラーとなったカーレド・ホッセイニの小説が原作(未読)。70年代後半のアフガニスタンを舞台に裕福な家庭に育つアミール(子役ゼキリア・エブラヒミ/ハリド・アブダラ)と召使の子ハッサン(アフマド・ハーン・マフムードザダ)の関係を軸に、その後のソ連侵攻、タリバンの支配といったアフガンの歴史を描く。

子供時代、親友であるハッサンが年長の乱暴者に凌辱される場面に出くわしたアミールは、助けられなかったという負い目と潔癖性から、策を弄してハッサン父子を追い出してしまう。このあたり、子供のずる賢さがよく出ている。子供は時に徹底的に利己的であり残酷だ。一方で厳格な父(ホマユーン・エルシャディ)は、勇気の大切さを繰り返し息子に説く。
子供時代を描いた前半が秀逸。中国・新疆ウイグル自治区を70年代後半のカブールに見立てるなど、もっぱら中国南西部がロケ地となったが、乾いた大地と砂煙、そしてその空に昇る凧が印象的だ。
後半の救出劇などはハリウッドを意識させ、やや興醒めしないではないが、歴史とそこに翻弄される人間がよく描かれていると思う。

洒落た作品を得意とするマーク・フォースター監督は、子役をふたりともカブールで選び、アフガンの主要言語であるダリー語で映画を撮ることを決意する。米語第一主義にあるハリウッドにあって、外国語で作品を撮る、というのは、最近でこそC・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』の例もあるがまだまだ少数派。多文化を受容しようとするその姿勢だけで、私の評価は甘くなってしまう。
キャストとスタッフの国は28カ国にものぼり、様々な言語が現場では飛び交ったとか。そうした労苦を超えて製作されたこの作品は、アフガニスタンに対する、アフガン戦争とは異なる視点が確かに描かれている。

ちなみにこの作品は、子役の二人が映画公開によって迫害を受けないよう、二人が学校を卒業し、国外に出るのを待って公開されたのだそうだ。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作曲賞アルベルト・イグレシアス 
□ 外国語映画賞 (アメリカ)
 □ 音楽賞アルベルト・イグレシアス 
□ 脚色賞デヴィッド・ベニオフ 
 □ 外国語映画賞 
 □ 作曲賞アルベルト・イグレシアス 
□ 作品賞 
 ■ 若手男優賞アフマド・ハーン・マフムードザダ 
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