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イントゥ・ザ・ワイルド(2007)

INTO THE WILD

メディア映画
上映時間148分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(スタイルジャム)
初公開年月2008/09/06
ジャンルドラマ/青春
そして僕は歩いて行く
まだ見ぬ自分と出会うために
イントゥ・ザ・ワイルド [Blu-ray]
参考価格:¥ 4,104
USED価格:¥ 9,980
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【解説】
 若さゆえの生真面目さで自らの心と向き合い、過酷なアラスカの大自然に立ち向かっていった一人の青年の姿を追ったジョン・クラカワーのベストセラー・ノンフィクション『荒野へ』を、オスカー俳優ショーン・ペンがメガフォンをとり映画化。恵まれた境遇にありながらも繊細な感受性ゆえに満たされずにいた青年が、突然すべてを捨て、ヒッチハイクでアメリカを縦断しながら様々な人々との出会いを経て、最後は徒歩でアラスカの荒野へと分け入り、その4ヵ月後に餓死した死体となって発見されるまでの心の軌跡を静かに見つめていく。主演は「ロード・オブ・ドッグタウン」のエミール・ハーシュ。
 1990年夏、ジョージア州の大学を優秀な成績で卒業した22歳の青年、クリス・マッカンドレス。卒業祝いに新車を買ってあげるという両親の申し出をあっさり断った彼は、通帳にあった預金全額を慈善団体に寄付し、家族に何も告げることなく、文字どおり無一文でアラスカへ向けて旅に出る。道中、様々な出会いと経験を重ねるクリス。サウスダコタでは彼の無鉄砲を諫めてくれる陽気な兄貴分ウェインと親交を深め、スラブスではヒッピーなどアウトサイダーたちが集うコミューンに身を寄せ、そこで美しい少女トレイシーと出会う。彼女はクリスに好意を抱き、クリスにも恋心が芽生えたかに思われたが…。一方その頃、残された家族は音信不通の息子の身を案じ、祈る思いで彼の帰りを待つのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
863 7.88
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【ユーザーコメント】
投稿者:らすかる投稿日:2017-05-06 03:08:28
【ネタバレ注意】

見る前からラストは知っていたんですよ。
どうなるんだろう、なんて気持ちは最初からなかったわけで。
だから「映像がきれいだなあ、でもいささか長いなあ」と思いながらダラダラ見ていたよですが、最後の話、ロンおじいちゃんのあの顔を見ていたら、急に目からもらい汁が!びっくり!
「おじいちゃん、また息子(になる予定の子)を亡くしちゃうものね・・・」と自分を納得させながら見終えたわけですが。

あのおじいちゃん役の方、あれでアカデミーノミネートされたのね。
もう受賞でよかったのでは。
映画は途中長いんじゃないかとも思いますが、総じてよかったです。

投稿者:ピースケ投稿日:2014-06-09 22:34:25
えー、こんな終わり方? と思ったけど、実話か。 なら仕方がない。
やはり現実はドラマチックにはいかない。
投稿者:UFO投稿日:2013-10-23 18:29:57
十分観れる。
投稿者:TNO投稿日:2013-03-30 23:18:20
主人公が毒草を口にしたことから餓死に至る最後は、かなり印象が悪い。獲物の肉は、ハエに卵を産みつけられないよう解体スピードが命という部分は、リアリティあり。脇をアカデミー賞級の大物俳優達が固めていて、ショーン・ペン監督の人徳だろうか。その中でキャスリン・キーナーは、多作品も含めて好んで変人とも言える役を買って出ているように思うが、独特の役選びの哲学があるのだろうと推測。
投稿者:jb投稿日:2012-07-30 22:13:52
良かった。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-03-23 19:11:13
3年前には43分で早送りモードにした。改めて観るとラストで突然肯定的になるという、個人的に珍しい体験をした作品。主役を理解する事は出来ないが、最後に彼を認めるようになる描写は驚き。
投稿者:blacus投稿日:2012-01-27 17:34:54
【ネタバレ注意】

無際限の自由を求めて国中を放浪し、現実に若くして死んでしまった人の物語は想像していた以上に自分の心にズシンときた。
人を寄せ付けないアラスカの自然の美しさと残酷さ。
最後に映しだされる、本物のマッカンドレスがマジック・バスの前で撮影して遺した彼の写真のあの表情が心に焼きついて忘れることができない。
彼の無垢さがあまりにも痛ましいものに感じるのだ。
彼の行動をナイーヴだと言って片付けるのはたやすい。しかし、アメリカの表面的な物質主義の底流には究極の自由を求める極端なまでの観念主義があり(彼の愛読書はソローとジャック・ロンドンだ)、マッカンドレスはまさにそうした精神を探求して死んでしまったのだということを忘れてはならない。

投稿者:さち投稿日:2011-12-22 22:32:09
よかった
投稿者:Normandie投稿日:2011-07-08 00:27:53
現実的で頭のいい人ならこんな道うまく避けて行くし、価値のない映画でしょうね。
将来を約束されているから、どこかで世間と自分に折り合いつけて。
9to5で仕事をこなし狭いながらも自慢の我が家、愛する家族に囲まれて
お気に入りの映画を粛々とコメントする事が日課となり紆余曲折もなく、比例して大きな喜びもない。
ワカッタ!これを悟りというのだね!
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-05-31 09:25:36
世評はいいようですが。世捨て人になる理由がわからない。達観するには現実を直視すること。同世代には違う見方があるかもしれない。
投稿者:まー投稿日:2010-10-24 22:54:45
甘いこと言ってる若者の自業自得な行動の果て、といってしまえば元も子もない話だけど、
そして、彼の行動は浅はかといえばこれ以上内浅はかなんだけど、彼の精神の純粋さが痛々しいぐらい尊いです。

映画としては若干甘い感じは否めませんが、俳優さんのラストの魂の込め方含めてすばらしかったと思います。
そして、最後のエピソードのおじいちゃんの目に涙がたまった横顔がすばらしかったです。

投稿者:EROZZA投稿日:2010-06-22 14:58:37
★エロ目的で映画を観たっていいじゃないですか★

クリステン・スチュワート
投稿者:vegirama投稿日:2010-06-15 11:58:44
おもしろい。
映画で表現したことに違和感無く、映画で表現したことがよいと思えた。

簡単に言うと、頭の固いガキが好き勝手して死ぬだけの話だが、たった90分の中にたくさんの思いが凝縮されていて、それが押し付けがましくなく伝わり、たった90分で見ている側に共感と慈しみを感じさせるのがすごい。

もう少し早くこのガキを見つけてやりたかった、すべての人がそう思える、悲しさと人間愛を考えさせられる映画。

海外で不幸にあった旅行者や、死刑や殺人事件、自殺など「自己責任」ですべて片付けられるものではない。と考えさせられる。
投稿者:brightside投稿日:2010-04-23 08:02:36
あなたはヒッチハイクをしたことがあるだろうか。

どんなボリュームでも構わないけど、そんな経験のありなしでこの映画への態度は変わってくるだろう。
また、そういうことへの「憧れ」のありなしでも、態度は大きく変わるだろう。
したから偉いってことを言いたいんじゃない、一応言うと。
たとえば実際、無賃乗車がバレてしこたま殴られるシーンがこの映画にはちゃんとある。
しかしあのシーンを描けるかどうかとか、まさにそういう経験がモノを言うとぼくは思う。
(ちなみに僕は、「ある」。)

先の感想でなるほど、西洋的だというのは共感できる。
ぼくも「弾多くね?かなり買い込んでる?」という感想は映画を観ながら思っていた。
それに結局バスで安住していることや自然を採集することの遅さなど、なるほどその通りだ。
お米だっておそらく、バーガーキングで稼いだ日銭で買ったのかもしれない、コストコあたりで。
結局人の温もりがほしいんじゃねぇか、逃避野郎!っていう見方も当然あると思う。
しかしそれをひっくるめて僕は肯定する。
時を忘れてしばし映画に入っていった。サバイバルの仕方はそれこそ「自由」だ。いいじゃないか。超楽しそうだよ。
これは「解放と絆」の物語であり、カミングエイジものだとも言える。
それに、このロードムービーは脇役が冴え渡っていて、なんとも沁みるのだ。
ロン・フランツを演じたハル・ホルブルックはあの横顔で、アカデミーにノミネートされた。当然の評価だと思う。
あの涙のカットだけでこの映画は成立するとさえ思う。ショーン・ペンは望遠ズームをうまく使い俳優たちの呼吸を見事に切り取っている。
ラストショットもどうやって撮ったの?って思いつつ、そんなことをさらっとする演出が粋だ。

残念なのは、親子が「赦し」のフィールドに現実として立てなかったこと。
この映画がその思想領域まで行けない構造であることが残念だ。
実話だから仕方ないとも言えるが、うーん。
ここまで成熟したショーン・ペンの演出が父ウィリアム・ハートと実際どう対決するのか、どんな表情を要求するのか観たかったのは僕だけではないと思う。
投稿者:monami投稿日:2010-04-15 15:36:39
【ネタバレ注意】

そう、実話だったのですよね。改めて感嘆してしまいます。

センチメンタルな安っぽい「自分探しの旅」的なお話しとはちょっと違くて
彼は突き動かされてこの旅をせざるを得なかったように思いました。
真理を求めるあまりのストイックさが切なく、
そのぶれない信念と非凡な行動力は、私にはある種ひどく羨ましい。

自然と一体となること、人と分かち合うこと、恐怖、生きたいと思うこと、
旅の果ての究極の絶望、そして多分、彼にとって究極の幸福、
彼の魂は再び父さん、母さん、妹、友人達の元へたどり着いたのだと・・

ご家族の苦悩やお友達の悲しみを推し量ることもハードに過ぎますし、
逃避や若気の至りという見方があることもそうでしょう。
ただ、私は彼はしっかりとその命を全て生き抜き、還っていったのだと思います。

秀作でした。

投稿者:bond投稿日:2009-10-17 18:16:56
実話だったのか、あまりにもクリーンすぎる心では、耐えられなかったのだろう。ラストの死ぬシーンはデニーロアプローチもしたようで、正に迫真の演技だった。
投稿者:AZ投稿日:2009-09-22 12:45:19
主人公と年が近いから共感できる部分がたくさんあった。
投稿者:namurisu投稿日:2009-09-10 15:06:28
内容は、電波少年。
投稿者:ジーナ投稿日:2009-09-10 03:17:38
ショーン・ペンが監督の才能を存分に発揮しています。
脚本にも携わったようなので、全体的にショーン・ペンらしい冷静な視線による作品づくりを感じられました。

主人公の生き方や考え方に共感できるかどうかは微妙ですが、リアルさと美化された一人の青年の旅は一見の価値ありです。
雄大な大自然の中では違和感のなかった主人公の姿も街に出てきた時には社会のはみ出し者にしか見えない対比などショーン・ペンらしい視点ですね。

時間軸が行ったり来たりするので多少分かりにくい部分はありましたが、静かな展開で進むので章のテーマごとに過去と現在を見せる構成は飽きずに鑑賞できるという意味で効果的だったと思います。
その都度、何かを悟ったように発せられる主人公の言葉にも深みがあって響きました。
人との出会いや家族の想い、そして自分の名前などに今まで感じなかった重みを感じましたし、、私がこれまで出逢ってきた人たちに感謝したくなるような映画でした。

ただ、妹のナレーションがしつこかったカナ・・・。
もう少し頻度を少なくして、絶対必要な部分にだけ取り入れたほうが感動的だったかもしれません。

知的で繊細で大胆で純粋な青年像にエミール・ハーシュはピッタリ☆
特に後半にかけての体当たり演技は圧倒的で素晴らしいです。
他にも眉毛一つで心情表現をしてしまうマーシャ・ゲイ・ハーデン、印象に残る演技を見せたウィリアム・ハート、母心をナチュラルに演じたキャサリン・キーナー、味わい深い歌声を披露したクリステン・スチュワート、とにかく沁みに染みたハル・ホルブルック、登場シーンは少なかったけど存在感のあるヴィンス・ヴォーンなど技量ある役者陣がそろい踏みなので見応えはたっぷりです。

2時間超の作品ですが力強く美しい映像と音楽は時間を感じさせませんし、ラストの衝撃と残る余韻は実話ベースというプラスアルファが無くてもヒューマンドラマとして十分な完成度だったと思います。
そして、最後に登場した笑顔の写真・・・涙腺がゆるみましたね。
派手さはないかもしれませんが優れた作品である事に間違いはないでしょう。

追記;アカデミー賞作品賞は無理でも、監督賞にはノミネートされてもおかしくないぐらい見事な演出力でした。
投稿者:なちら投稿日:2009-07-07 13:14:47
【ネタバレ注意】

いさかいの絶えない両親の元で育ち、十代で私生児である事を知った傷ついた繊細な青年。
そこにある愛は希薄なのに、さも幸福かのように物質的な豊かさを与える両親。
物で溢れた世間から離れる事は、両親から離れる事だったのかも。

人間社会と多少の接点があった頃は、アラスカを目指して目を輝かせる事が出来ていた。
だけど、自然の中で素人が生きられる訳もない。本当の荒野と本当の孤独。

自分を受け入れ、幸福を手にする術を悟った時に人生が終わるのは、あまりにも寂しい。

投稿者:QUNIO投稿日:2009-06-29 16:48:40
この青年の行動原理とかが全く描かれておらず、曖昧模糊に話が進む為非常にノリにくい。なんでそこまでして世間から遠ざかりたいのかサッパリ分からないまま終わってしまった。観客一同置いてけぼりを喰らった感じ。映像は息を呑むほど美しい。悪くはない作品。かといって良くもないが。リアリティ面の演出は流石だった。

# ショーン・ペンの作品は話の中心軸が見え辛いので部分的に不親切な印象を受けるのも確かで(そういう意味で『インディアンランナー』もやや欠点がある)そこを踏まえて見る分には価値があると思う。
投稿者:gamekiti投稿日:2009-03-04 05:44:22
主人公の生年月日がかなり近いこともあり、自分に重ね合わせて見てしまいました。
同じように悩み彼は死に、自分は今も生きています。(自分の旅はあそこまでではなかったのですが・・・)
彼の未熟さ、無謀さが自分の若いころのようでこっぱずかしかったので星8つ。
投稿者:NYY投稿日:2009-02-24 20:34:38
【ネタバレ注意】

公開時には見れなくて、ちょっと前に名画座で見ました。
なかなか良かった。
彼と一緒に旅をしてる気分になれた。
彼が憎んだものを一緒に憎んで、彼と一緒に許して、更に自分自身
をも許せたような気分になった。
彼は死んでしまったけども、彼の追体験をしたボクは死んでないか
ら良かった良かった。
          <(^O^) テヘ!
 
人生には、危険なことをしなければ獲られない情報というものもあ
って、そーゆー通過儀礼でもあるし、
社会を上手く生きれない人が、社会の外側に出ようとしたとも言え
る。
いったん社会の外側に出ることで、納得できない欺瞞に満ちた社会
というものを相対化しようとした。
 
彼は、自分を探しに行ったのではなくて、世界を探しに行ったんで
しょう。
そして、「人生の幸福は、・・・」というある種の真理に辿りつく
ことができた。
その為には、いったん徹底的に孤独になる必要があった。
辿りついたが、しかし、時既に遅し。運が悪かったね。
しかし、その運のような、自分の力ではどうにもならない、人智を
超えるものこそが、彼の求めていたものなんでしょう。
人智を超える世界は、社会で上手く生きられない人を癒すが、人な
どという小さな存在を吹き飛ばしてしまう副作用もある。
 
この作品は、彼のような行動を肯定も否定もしてない気がしたな。
いや、肯定もしてるし、否定もしてるって感じかな。
人間はそーゆー矛盾した存在でもあるから、これで良いでしょう。

投稿者:ローランド投稿日:2008-11-03 23:44:35
【ネタバレ注意】

  県内ただ一館だけれど、遅ればせながら今週から上映してく
れている。 ここを読んでますます観たくなっていたので、喜び勇んで
出かけてきました。 

   悟りとは何も持たないこと、何かあったときに困らないほどの
口座残高のあるキャッシュカード一枚だけで、後は何も持たなく気まま
な放浪生活を送る、これが一番幸せなことかもしれないだなんて
憧れていた頃があったけど、この主人公は、カードはもとより現金ま
で破棄してしまう。

   才能に恵まれた人間が、あの若さで求道者みたいに禁欲的な
心境になる動機があの程度の家庭環境のせいというのは甘い気がす
るけど、野性の鹿の群れに出遭って目を潤ませるほどに感動してると
ころを見ると、もともと心根にそういう環境を好むものがあったってこと
なのでしょうか。

   出会う人々が、それぞれに心に傷を負っていながら・・・・というよ
りは、そういう過去があるからこそか、みないい人ばかりで、大自然も
優しく接してくれるが、その大自然がいったん牙をむいた・・・・ってほど
でなく、牙をちらと見せただけで一挙に暗転してしまう。 身体を洗い
身繕いをして覚悟の死を迎えるときになって、親のもとに帰る幻想を
思い浮かべるのだけど、時すでに遅し。 野生のヒグマに匂いを嗅が
れて見放されるなんて、なんと哀れなことでしょう。

   でも、こういう無鉄砲で我侭なキャラクターには観ていて苛立つ
ことが多いのに、なぜかこの若者には最初から最後まで好意的な
気持ちを持ち続けてしまった。 猝詰澂瓩篭いってことと、 
なによりも、↓の人と同様に、「本作の主人公の純粋さがあまりにも眩
しく・・・」ってことなのかもしれないです。 長めの作品で、これといっ
た大事件も起こらないのに、まったく退屈しなく、気を張って鑑賞できま
した。 全編に流れる、いかにもアメリカらしい音楽 も良かったです。

   この爛▲瓮螢らしい音楽 瓩箸魯ントリー&ウェスタンのこと
だけど、アメリカならではのブラック系音楽もあるし、アメリカって音楽
大国なんでしたね。 金融関係では世界中に迷惑をかけているのだ
から、方向転換、心を入れ替えて音楽文化で勝負しなさい(笑)。


   追記。 犖内ただ一館だけ瓩世覆鵑道廚すんでいたけど、もう
一館上映してくれていた。 がんばれ【十日町シネマパラダイス】。 これ
からはチェック怠らないようにします。

投稿者:ekoeko投稿日:2008-10-30 15:01:53
【ネタバレ注意】

見終わった時、とにかくその場から動けなかった。
ショーンペンから、何かものすごいものを投げつけられて、体に力が入らないというか。

ストーリーというストーリーはなく、とにかく主人公の生き様が淡々と描かれている。
作品自体も押し付けがましい訳でもなく、とにかくありのままを丁寧に描いていく。
この映画もストーリーを求めてしまったら退屈な映画になるのかもしれない。
でも見終わった後の、残り方がハンパない。

主人公は、ただ真実を求めていただけなのかもしれない。
「生きる」ために。
主人公はアラスカという荒野に真実を求めたが、正直ピンとこない。
自分にとってアラスカがあまりにも非日常的だからだ。
でも、物質社会に生きていて、そうしなければならなかった主人公の気持ちは分かる。

ただ、主人公が最後に死んでいくところで、満足して死んでいっていたら……
正直この映画は痛すぎて辛すぎて、嫌いな映画になっていたかもしれない。
でも結局ラストで、分かち合うことの大切さに気付いて死んでいく。
広大な自然を目の前にして、主人公が完全に負けて死んでいく。
なぜかそこにものすごい一種の安堵感を覚えた。

「絆」というテーマを、一切飾らずに見事に描いている映画だと思う。

投稿者:interceptorv8投稿日:2008-10-30 12:34:54
【ネタバレ注意】

傑作だと思うが、見終わった後にここまで胸が重く苦しくなる映画もあまりない。
映画の中で2つの重要な言葉が出てくる。
1つは主人公が旅の中で出会った老人の言葉ー
「人を許すことができれば、愛せる。そのときに光が差す」
そのときにちょうど、雲の切れ目から光が差して二人は笑う。
2つ目は死に直面した絶望の中で主人公が悟って書き記した言葉ー
「幸福が現実になるのは,それを分かち合えるた時だ」
死ぬ間際に彼が夢見たのは自らが拒絶した両親との再会だったが、
結局、光が差すことはなく、一人で死んでいく。
両親との再会の夢、主人公が見上げた曇り空、死に行く主人公のアップ、
このカットバックが苦しくて苦しくて泣けてきた。
こんな風に死にたくないと思った。
誰かと分かち合いたいと思った。

投稿者:黒美君彦投稿日:2008-10-28 01:47:02
【ネタバレ注意】

いつもコメントを参考にさせていただいている方々の評が概ね好意的な(というか絶賛に近い)ので期待を胸に劇場へ…。結論からいうとうーむ、個人的にはダメだった、ということに。

両親との確執がきっかけ?で放浪の旅に出た青年。彼の無謀な旅は、世界への渇望から生まれたものだろうか。
だが、大自然のなかに身を投じながら、狩猟文化の彼の国と農耕文化のこの国との間には随分な懸隔がある、と思わざるを得なかった。彼がたどり着いたアラスカで彼が住居として棲みつくのが、まず廃車となった“Magic Bus”。文明を離れたいといっていた割りには人工物を彼は安易に選ぶ。そして食糧を得るのに使うのは「銃」。罠でも畑でもない。獲物を収奪することによって食糧を得ようとする。それは自然が文明と対立する存在だとする欧米の伝統的な捉え方から一歩も出ていないことを感じさせられた。自然の中にこそ神が宿ると考えるアジア的思考からはどうも遠く離れているようだ。
試行錯誤の上、主人公の青年は、ようやく採集という方法に気づいたものの、無知な彼は毒性の強い植物を口にして絶命する。

彼はいったい何を求めたのだろう。自分探しの旅に出て命を落としていたのではあまりにやりきれないではないか。書き連ねたノートは誰に向けてのものだったのか。この作品を観る限り、彼は底知れず他人との関係を求めていたように思えるのだが。
疲れ、汚れきった格好で街に立ち寄ったとき、自分がその町ではアル中のホームレスと全く変わらない存在であることに気づき、慌てて立ち去るシーンがある。彼は何に怯えたのか。荒野では唯一の王の気分を味わえたのに、その町ではホームレスと同等である、ということに気づいたからなのだろうか。

若い頃、バックパッカーではないが、殆ど金を使わずに日本のあちこちを旅したことがある。東北の山道で激しい雷雨に打たれた時は本当に恐ろしかった。ふもとの集落にたどり着いたときにはすでに日が暮れようとしていたが、住居に灯がともっているのを観たとき、どれだけ安堵したことか。涙が零れそうなくらい人が恋しいと思う自分がそこにいた。この作品の主人公もまた同様だ。人間が恋しいくせに、妙にアラスカや荒野での孤独な生活に憧れる。いかんせん、彼にはサバイバル生活に対する備えも知恵もなかった。絶望的な孤独に気づき、町に戻ろうとするのだが、そう気づくのもあまりに遅い。
若さゆえの傲慢。革職人の老人に「新たな経験をしなきゃ」と呼びかける彼はその傲慢さにすら気づいていない。

時代的には遅れてきたヒッピー志望の青年、というところだろうか。
私にはこの作品が実際の上映時間以上に長く長く感じた。映像はところどころ目を瞠るものがあるのだが、そもそも実話に基づいたこの物語が私には受け容れがたかった。

投稿者:replicant投稿日:2008-10-22 03:03:46
ショーン・ペンの監督作、第4弾。例によって、結局は思い描いていた通りにはいかない男の物語でした。だからと言って、決して情けない内容ではなく、その主人公を見つめる目線はいつも通り限りなく優しいです。優しいのですが、どうにも納得出来ませんでした。今までの彼の作品の中で、個人的には一番辛かったな・・・。映像も美しいし、主人公が出会う人々や出来事の描き方も丁寧で、そういう意味では完成度は高いと思うのですが・・・この主人公ってちょっとオツムが足りないんじゃないですか?どう考えても、こんなことしてたら死ぬでしょ!大体、春になれば川幅が広くなるのは当たり前だし、どうしてあんなカタマリ肉のまま燻製にしようとしてるんですか?ビーフジャーキーとか食べたことないんですか?ちょっと薄く切れば済むコトでしょ!大学を卒業している人間としては、あまりに無知で笑うしかありませんでした。“物質文明から逃れ、究極の自由を手にいれる旅”と言えば聞こえは良いですが、ぶっちゃけ、この主人公の行動は緩やかな自殺と一緒ですよ。ヘルメットをかぶらず急流を下り、「お金が無い旅の方が楽しかった!」と答える。死に近ければ近いほど、生命を謳歌出来るという刹那的な考え方って、どうなんですかね?もちろん、この主人公はそんなことを考えてはいませんが、彼の行動はそういうことです。『荒野へ』なんて、美しい題が付いていますが、オイラには世間知らずのお坊ちゃまの無謀な死への行軍にしか見えませんでした。もちろん、運が良ければ生きて戻って来たんでしょうけどね。“純粋”と“無知”とは違いますし、この主人公の場合は“無知”をも通り越した“無謀”って奴ですね。そんでもって、最後に「死にたくない・・・」って、意味が分かりません。生きる希望を見つけたんでしょうが、その前に死んでしまうかもしれない覚悟も無かったことに唖然としてしまいました。毎日、会社でうんざりするような出来事ばかりと向き合っている人々に、大自然の美しい映像と“どこまでもいこう!”的な自分探しの旅を見せ、「ああ、あんな風に生きられたらなぁ・・・」と思わせる息抜き的な作品ですが、内容はお粗末以外のナニモノでもありませんでした。それでも観て損はありませんでした。遠い昔に忘れていた“純粋”とか“無垢”とかいう気持ちを多少なりとも思い出させてくれましたからね(あらら)
投稿者:三葉十四郎投稿日:2008-10-17 10:36:34
【ネタバレ注意】

見出しを書いたところで寺山修司の『家出のすすめ』と言う本を思い出した。 修司が生きていたらクリストファー・マッカンドレスの生き様を見てなんと言っただろうか。 

でも本当に家から飛び出していった少年はどこへ向かうのでしょうか。  
両親が嫌、周囲も世間も嫌で、胸から突き上げてくるものを抑え切れずいて。 誰も当人を知らない土地で、何者でも無い自分になって自力で生き抜いてみたいと思う。 と言うことでは家出少年とは潜在的に彼の様になりたいと願っているはずなのだ。 クリスの行動は家出の極みだな。 

だから目標としても、少年にしろ青年にしろ、彼らは、立派な大人になる為、には家出はしない。 
イメージで人を見てしまっては浅はかだが、悪ガキがそのままに成長した様なショーン・ペンであるから、主人公をルポルタージュしたノンフィクション『荒野へ』にシンパシーを感じての脚本化、映像化も、それはもう至極もっともな事と思っていた。 

そこでのペンの作劇ぶりは、クリストファーを使って自ら溜め込んで来たものを吐き出させるかの如き凄まじさ。 
静止した映像は10秒と続けない激しいカッティング。 道往くクリスの姿には本人や妹の独白あるいは歌が被さり、更にスプリットの画面まで使ってる。 過剰なまでの情報量、今のインターネット社会に相応しい語る所の多い映画との評価を得ていくことだろう。 
構成としても、アラスカの荒野に挑む様子を旅立ちからの二年間の旅程に併せて各章立てで描いているので観客の興趣を切らせない。 エディターのジェイ・キャシディの功労は余りにも大きい。 アカデミー編集賞受けられなかったのは残念。 

それだけでは無い。 画面上にクリス本人が綴ったと思われる文字も重なっていくので、映画は紀行物としての楽しさや雰囲気も出ている。 
冒頭、雪の荒野を踏み出すと、そこへ途中バイトさせてもらっていた雇用主ウェインにあてた手紙の一節が景色に重なり、「Into The Wild」の部分が大きく抜け出てタイトルになる。 話の後半では、読む本の中から彼が遠ざけてきたはずのPEOPLEの文字が浮き上がり、孤独が怖ろしい、と日記に書く、と言う心境変化の演出もあった。 

彼の決意の理由は妹カリーンの独白が占める。 欺瞞に満ちた世の中が嫌なのに、自分達も不倫の果てに結ばれた両親の間に出来た私生児だったと分かると、自分でけじめを付けたと考えた段階でアレクサンダー・スーパートランプと名乗って自らを新生する。 一本気な彼の事だからカリーンに想うところは有っても、捨てるべき過去、と敢えて連絡を絶ったのだろう。 
しかし、それでもだ。 彼は死の間際にクリストファー・マッカンドレスに戻って両親の元へ戻るのだ。 やはりそうなのだろう。 どんなに嫌っていたとしても、次もお父さんとお母さんの子供に生んでください、と人は願うんでしょう。 

けれどもショーン・ペンはこの映画で、自分の血脈は切れない、とも自らを革新する為に厳しい環境へ飛び出せ、とも声高には訴えていない。 
監督が言いたかったものはアラスカまでの道程に明らかだ。 クリスが出会う人は必ず言う。 ウェインは世間に対して頭デッカチになるな、と言い。 ヒッピーのカップル、レイニーとジャンは両親に対してフェアじゃ無いと言う。 公平さよりも真実を求める、とクリスは返すがそれは引用で彼自身の言葉じゃない。 クリスとは違う喪失の孤独に生きるロンは、全てを許してやれ、そうすれば神の光が君を照らすだろう、と諭す。 

ペンは怒りを込めた子供達に、両親の愚かさを許してやれ、と言っている。 求めている理想に合わない世の中を許してやれと言っている。 
ショーン・ペンは大人だ。

投稿者:ビリジョ投稿日:2008-10-03 14:00:21
【ネタバレ注意】

 イラクで人質になった若者たちに自己責任という名の嘲笑を与えた人たちは、どうぞこの主人公にも同じ嘲笑を与えてあげてください。

 世紀の傑作。
 人間は普通で、平凡で、ただ死ぬだけの存在なのか。私は慄然とせざるを得ない。映画が終わった後、心の中で、ショーン・ペンに対し、私は拍手喝さいをしていた。

投稿者:Longisland投稿日:2008-09-11 22:44:12
親や世間に対して疑問を持ち批判的な態度をとる…青年期男子(女子もだが)の自立心が芽生えている良い証拠?
馬鹿な若者だと被害者意識だけををふくらまし、通り魔やらかしたり、ひきこもったりしちゃうが、本作の主人公は書物親しみ、米国人にしては珍しく国際問題にも関心が高く真面目な好青年。大学を卒業後俗世間を捨て自分とは何かを見つめなおす旅に出る。
日本だと海外にその地を求める風潮が強いが、そこは荒野を自前で持ってる米国&なんだかんだいって自国大好き米国人?荒野アラスカを目指す。

若者だけが許される若さに頼んだ放浪、自分と向き合う生活を続けるうちに人との繋がりを渇望してゆく過程描写が見事。
青年がであう年齢も性別も異なる素晴らしい人々(若干リアリティーに欠けるが)と、その別れの切なさはお仕着せがましくなく涙を禁じえない。
自然情景の美しさ、人物描写の繊細さ、楽曲の使い方の巧みさ・・・正に見事としか言いようの無い傑作。

しかし、俗世間の波にもまれ、俗世間を受け入れてしまった、薄汚れた人生を許容し同化することを選択した中年♂にとっては、本作の主人公の純粋さがあまりにも眩しく、彼の人生を認めることは今までの自分の人生を否定することになる・・・認めたくない自分、目を背けたい自分が自己内在することに気付かされる。
本作を観てクリスの人生に羨むことが出来る、また希望と理想を共感できる、かつて自分にもあった世代に限りない羨望を覚えてしまう・・・。

美しく見事な作品ではあるが、映画としてでなく過ぎ去った世代の純粋さが観ていて辛い。
投稿者:ノブ投稿日:2008-09-09 21:58:35
【ネタバレ注意】

「イントゥ・ザ・ワイルド」(監督:ショーン・ペン、148分)
話の内容は、両親との不和や物質文明に対する嫌悪から、アメリカ、メキシコを放浪し、最後にはアラスカの荒野で衰弱死してしまう青年の話
大規模農場で働く所が印象に残った(でかいトラクターを運転し穀物を刈り取るシーンや労働者たちが談笑したり横になったりする(寝ている労働者の顔にハエが止まるショットが特に印象的だった)休憩時間の雰囲気、安っぽいバーで酒を飲んだりダンスしたりするシーンの雰囲気の良さ等が印象に残った)
農場主が立ちションしている所にFBIの車がいっぱいやってきて農場主を包囲し、警官が農場主に手錠をかけた後に農場主が「チャックをあげてくれよ」と警官に頼む所の演出・撮り口がオモシロかった。
青年が家に連絡しようと公衆電話に小銭を入れようとしていたら、前の公衆電話で老人が「こみいった話」をしていて、「小銭がなくなった。切れる前に早く返事をくれ」と言っていたので、入れようとした小銭を老人にあげて、結局青年は家に連絡しないというシーンの演出(その後せっかくもらった小銭で老人はもう少し話ができるようになったのに、電話の相手が電話を切ってしまう)がオモシロかった
国境で入国審査手続きで足止めをくらっていた青年が、メキシコからアメリカに戻るのに、夜走っている貨物列車に走って飛び乗る(無許可無賃乗車)というシーン・演出がオモシロかった。
大都会の夜の街で、低所得者がたむろしているストリート(平気で横になっている浮浪者がゴロゴロしている)をさまよったり、長い行列に並んで簡易宿泊所にチェックインしたりするシーンもいい雰囲気があった。
でっかいヘラジカを猟銃で撃ち殺し、血まみれになりながらウジやハエがたかるヘラジカの死体をナイフでさばくシーンは迫力と生生しさがあった。
ヒッピーの集まる溜まり場での、最初のじいちゃんの歌、女の子のたどたどしい歌(どちらもギター弾き語り)、俳優では青年と女の子を案内するおじいちゃんや歌っていた女の子の良さ等が印象に残った
一人暮らしの皮職人のおじいちゃんとの出会いもオモシロかった(崖の上にいる青年がおじいちゃんに「あなたは新しいことにチャレンジせず腰が重い」みたいな非難をするとおじいちゃんが青年に悪態をつきながら急な崖を無理してのぼってくる所のシーン演出が面白く上手いと思った(おじいちゃんが魅力的に描かれていた)。またおじいちゃんの俳優の良さも印象に残った)
アラスカで死ぬラストは、極寒の中で凍死すると言うありがちなイメージではなく、春になり氷が解けた川の水が増水して戻れなくなり食料がなくなって衰弱していくというもので、とても「リアル」な感じがした
ラスト、バスの中で死んでいる青年の顔から、どんどんズームアウトしていき、バスの全体、限りなく広がるアラスカの荒野をうつしていく、まるでイーストウッド作品のような空撮シーンはとても良かった。

全体的に
主人公の青年、ヒッピーの溜まり場にいた女の子、電話をかけている老人や皮職人の老人、ヒッピーのカップル、農場の労働者達など、でてくる登場人物がみんないい味をだしている。顔のアップのショットも結構多いが、みんな味のある顔・雰囲気なので充分アップに耐えられる
シーンとしては、迫力あるアメリカの大自然の雄大さや荘厳さ、そこで住む生き物たちが印象深く描かれていた(自然ではアラスカの雪山や荒野、海、森、大規模農場、渓谷と川、砂漠、自然ではないが夜の都会など。生き物では海鳥・小鹿・カニ・クモ・クマなどのショットを所々印象深くはさんでいた)
また様々な乗り物(車・大型トラクター・カヤック・列車など)での移動シーンも観ていてオモシロイ(個人的には田舎道を走る馬鹿でかいトラック「青年がヒッチハイクするシーンで何回かでてくる」がとても絵になると思った)と思った。
演出も、農場主がFBIに包囲され逮捕されるシーン・公衆電話でのシーン・皮職人のおじいちゃんが急な崖を無理して登るシーンなどオモシロ演出もあり飽きない。又家族愛や人々との交流なども良く描かれているので感動できる。また物質文明や資本主義社会の問題などについても読み取ろうと思えば読み取れるので考えさせられる所もある。
シーンの迫力・美しさ(これは大きなスクリーンで観たからなおさら印象に残ったのかもしれない)や、演出のオモシロさ、登場人物たちの良さにラストのきちんとしたオチ。どれも見事で、感動もできるし、考えさせられたりもする、さらにアメリカの広大さや多様性も実感できる、とてもよく出来たロードムービーだと思ったhttp://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:にゃんにゃん投稿日:2008-09-08 18:35:02
大自然や人々との触れ合いが温かいタッチで描かれている。
“不思議なバスでの数週間”とそこまでの旅を繋ぎ合せた編集が上手い。
時にドキュメンタリータッチを意識した撮影も効果的。
何より面白いのは物語の視点の豊かさだろうか。
反抗児ショーン・ペンはこれをただの反抗の映画にしなかった。
むしろ反抗という言葉が似合わないほど温かい映画になった。
ショーン・ペンは親の立場も理解しつつ反抗的な主人公の立場にもなれるんだろう。
そこにさまざまな人との触れ合いを盛り込むことでなんとも味わい深いロードムービーとなっている。

旅の最後に主人公は何を思ったのか、ここはショーン・ペン独自の解釈だろうが
とても良いものに仕上がっている。
投稿者:JokerWhoWise投稿日:2008-07-28 09:23:36
【ネタバレ注意】

海外で何の前知識もなく、ビデオのカバーが気に入って手にとって見てしまいました。無論エンディングも知らずに。。。
見た後の一週間は切れ切れのシーンがふっと頭に沸いてぐるぐる回ってました。最後のシーンがどうやっても忘れられません。頭から離れません。
あまりにリアルであまりに悲しくて一生忘れられない映画の一本になりました。
われながらこれまで結構無茶な人生を送ってきました。
若いときは「自分は絶対に死なない」ってなぜか信じていました。
この映画を見てつくづく生き残れた自分はラッキーだったんだなぁと思います。

投稿者:3wsc投稿日:2008-06-09 04:48:28
原作の10年来の愛読者です。そういった場合大抵は映画に失望させらるけれど、この作品は素晴らしかった・・・ といっても英語で観たため細かいセリフの意味やニュアンスは理解できなかったので、後日字幕で観るとまた印象が変わるかもしれないけれど。少なくともキャストは完璧。エミール・ハーシュはクリス・マッカンドレスそのものだった。繊細さ、怒り、若さ、純粋さ、知性、子どもっぽさ。2年間の彼の放浪と遍歴、成長をすぐ近くに感じることができたのも彼の存在感ゆえだったと思う。ハル・ホルブルックには泣かされた!キャスリーン・キーナー、ウィリアム・ハート、マーシャ・ゲイ・ハーデン、みんなとても良かった。音楽がとにかく素晴らしく、映像もまた美しい。妹を映画全体のナレーターにして、アラスカでの4ヶ月とアラスカに至るまでの20ヶ月を交互に見せる構成も巧みで、また原作の小さなエピソード(女の子との交流)の膨らませ方にも好感が持てる。ショーン・ペンの監督作品を見るのはこれがはじめてだけれど、役者業と同じくらい監督業でも才能がある人なのだと思わされた。そしてそれ以上に、原作(というか、この実話)にとても思い入れを持っているんだな、と感じさせられた。
映画のラスト、142番バスの前で写されたクリス・マッカンドレス本人のスナップ写真がいつまでも心に残る。生きること、ただ生きるために生きること。誰もが心に思い、でも誰もが果たせないままの研ぎ澄まされた生き方を貫こうとした彼の物語は、映画とともにこれからも私の心に残る。
投稿者:mza投稿日:2008-03-15 03:49:54
【ネタバレ注意】

アメリカにて一足早く鑑賞しました。
非常に良い作品でした。
主演のEmile Hirschクン、今後ぜひ注目したいです。

ただこのサイトの作品情報、ラストまで書いてしまっているようですが、いかがなものかと。コレ読んでから観たら、感動も半減してしまうと思います。
IMDbのPlot Outline程度のモノで充分だと思うのですが。
未見の方のためにも、ぜひ訂正すべきだと思います。
このコメントが、貴サイトの趣旨と反するようでしたら、削除してください。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 助演男優賞ハル・ホルブルック 
 □ 編集賞ジェイ・キャシディ 
□ 音楽賞エディ・ヴェダー 
  マイケル・ブルック 
  カーキ・キング 
 ■ 歌曲賞エディ・ヴェダー “Guaranteed”(曲/詞)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞エミール・ハーシュ 
 □ 助演男優賞ハル・ホルブルック 
 □ 助演女優賞キャサリン・キーナー 
 □ 監督賞ショーン・ペン 
 □ 脚本賞ショーン・ペン 
 □ 歌曲賞エディ・ヴェダー “Guaranteed”
□ 外国映画賞ショーン・ペン 
【ニュース】
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DVDリリース情報:「イントゥ・ザ・ワイルド」「コッポラの胡蝶の夢」etc.2008/12/19
第80回アカデミー賞、結果発表2008/02/25
監督組合(DGA)賞はコーエン兄弟に2008/01/28
アカデミー賞ノミネーション発表!2008/01/22
ゴールデン・グローブ賞、結果発表!2008/01/14
アメリカ脚本家組合(WGA)賞、ノミネーション発表2008/01/11
全米監督組合賞ノミネーション発表2008/01/09
注目の放送映画批評家協会賞は「ノーカントリー」に2008/01/08
アメリカ映画俳優組合賞、ノミネーション発表2007/12/21
ロジャー・エバート氏選出、2007年ベストテン作品2007/12/21
ピーター・トラヴァース氏年間ベストテン2007/12/17
ゴールデン・グローブ賞、ノミネーション発表2007/12/14
放送映画批評家協会賞、ノミネーション発表!2007/12/12
LA映画批評家協会賞、発表2007/12/10
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、結果発表!2007/12/06
ゴッサム賞はショーン・ペン監督「イン・トゥ・ザ・ワイルド」に2007/11/28
ショーン・ペン監督最新ドラマ「Into the Wild」、予告編2007/06/22
ショーン・ペン、久々の監督作が明らかに2006/02/03
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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 【DVD】イントゥ・ザ・ワイルド2009/02/27\3,800amazon.co.jpへ
【レンタル】
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