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4ヶ月、3週と2日(2007)

4 LUNI, 3 SAPTAMANI SI 2 ZILE
4 MONTHS, 3 WEEKS AND 2 DAYS
4 MOIS, 3 SEMAINES, 2 JOURS

メディア映画
上映時間113分
製作国ルーマニア
公開情報劇場公開(コムストック・グループ)
初公開年月2008/03/01
ジャンルドラマ/サスペンス
映倫PG-12
これは
二人だけ
の秘密──。

1987年 独裁政権下のルーマニア。法律で禁じられたことを実行した勇気あるヒロインの物語。
4ヶ月、3週と2日 デラックス版 [DVD]
参考価格:¥ 4,935
価格:¥ 7,800
USED価格:¥ 1,980
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【解説】
 チャウシェスク政権下のルーマニアを舞台に、法律で禁じられた中絶に臨む一人の女子学生と、それを犠牲的なまでの思いやりで手助けするルームメイトが送る辛く長い一日の出来事をリアルかつ緊張感に満ちたタッチで描き出した衝撃のドラマ。2007年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞。
 1987年。官僚主義がはびこり、人々の自由が極端に制限されていたチャウシェスク独裁政権末期のルーマニア。大学生のオティリアは、望まない妊娠をした寮のルームメイト、ガビツァから、違法中絶の手助けを頼まれる。手術当日、オティリアは恋人からお金を借りると、ガビツァが手配したはずのホテルへ向かうが、そんな予約はないと門前払いされてしまう。やむを得ず別のホテルを探すオティリア。さらに、体調のすぐれないというガビツァに代わり、約束の男ベベも彼女が迎えに行くことに。無愛想なベベは、やって来た女も違えば、ホテルの場所も変更になり警戒心を募らせる。やがて、2人が用意した金が足りないと知ると、怒りも露わにその場を立ち去ろうとするのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
647 7.83
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【ユーザーコメント】
投稿者:UFO投稿日:2013-11-11 22:23:49
十分観れる。
投稿者:jb投稿日:2012-07-31 17:45:22
良かった。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-06-02 15:11:24
今まで見たことがない作風。際立った心象映画といっていい。閉塞感、絶望感漂う当時のルーマニア社会状況が克明に描かれている。暗い夜。棄場所を求めてさ迷うヒロイン。ホテルの点滅する蛍光灯が悲壮感を煽る。秀作。
投稿者:kumachan投稿日:2010-08-25 23:20:31
映画の舞台となる時代のルーマニア政権をよく知っていないとピンとこないと思います。当時の緊迫した空気がリアルに表現されているのだろうな、と想像するに留まるだけでいまひとつ面白さが分かりませんでした。歴史の教科書読むとかWikipedia見て勉強するだけでは駄目ですね。冷戦時の東側の雰囲気を身近に感じた経験を持っていないと感動もできないと思います。
仮に北朝鮮の現政権が交代してその何年か後に似たような映画ができたらある種の感情移入ができるかもしれません。そんな映画ですかね。
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-11 20:06:42
むしろ淡々と描くことで
衝撃的事実が浮き彫りになってくる
「4ヵ月、3週と2日」
が突きつけた命題はすごい
3日ほど頭から離れなかった
http://mototencho.web.fc2.com/2008/formth.html
投稿者:クリモフ投稿日:2010-01-20 03:15:59
作り手側の主張はしっかり理解できるし、撮り方やらキャストやらも総じてクオリティが高く、退屈せずに観れました。ちょい前のルーマニアのを舞台にしてますが社会派として何処でも理解できる内容だし、題材の割には重々しくなく、素晴らしいといえる作品だと思います。
うーん、でもなんというか、ちょっと自分の趣向とは合わず。少し映画的な旨みみたいなものがあれば、良かったかなぁ。なにか終始真面目な印象でした。もちろん、しっかり女二人の話もドラマ(共感できないが理解は出来る)があり、ドキュメンタリーで代用できるものではないですが、この映画が好きっていう人はあんまりいないんじゃないでしょうか。
まぁ観られるべき作品であるし、観てよかったと思える作品ということでカンヌは納得かな(笑)アレを写すのは思わずドキッとしてしまった。
投稿者:幸村和投稿日:2010-01-14 23:06:41
【ネタバレ注意】

前半、ガビツァ(ルームメート)のためにここまでするかー!?と度肝を抜いて、主人公の行動に全く理解ができなかったのですが、観ていくにつれてその理由がわかって、理由がわかるとこれは大変な問題作だなと思いました。
主人公がガビツァの中絶のためになぜあそこまでしたのか、それはほかでもない「ガビツァが自分であっても何らおかしくなかった」この一言に尽きると私は思います。それは主人公がだらしない女だったということではなく、当時のルーマニアでは大変理不尽で厳しい状況に女性が置かれていたということではないかと思います。

産婦人科医師のべべのような卑劣漢はいつの時代もどこの社会にも必ず存在します。むしろ、それ以上に怖いなと思うのがBFの母親の誕生日祝いの席に集った普通の人たち。真綿で首を絞めるような抑圧をかけてくるのが、悪意がないだけにたちが悪い。しかもそういう多数の人々こそが社会を形成していることを考えるとうすら寒いものがあります。それは息をする気道を徐々に狭められていくような抑圧です。
そして、主人公がBFに「私が妊娠したらどうするの?」と問いつめた時のBFの答えも、これが普通の男性の意識かと思うと目の前真っ暗です。怒る主人公に対しとにかく謝るBFに「なぜ謝るのか」と主人公が聞いても「ケンカしたくないから」。これでは絶望的な気持ちになるのも無理はありません。きっとこの次元の違いは生まれつきの性差ではなく社会が生んだ産物なのがわかるからこそ、暗澹たる思いがします。
そして、主人公はBFよりガビツァに助けてもらう、と言ってガビツァのために引き続き献身的にさえ見える行動をとるのです。しかしガビツァはというと、はあー!?と言いたくなる自分のことしか考えていないような態度。でも、私はガビツァがどうしようもない女であればあるほど、そしてそれでもやっぱりガビツァを見捨てない主人公であればあるほど「それでもBFよりいざというときはガビツァのほうがマシなんだ」と思えて、どれだけ当時のルーマニアは女性にとって生きづらい社会だったのか、ということに愕然としました。
そして殺風景なホテルでの中絶の処置からその結末までのシーンは、生半可な見せ方では伝わらないと監督は思ったのでしょうか。女性が妊娠し堕胎するとはどういうことか、むき出しの現実を見せることで、その重みがのしかかります。見ながらどんどん目がすぼまってきて、正視するのが苦しい自分がいました。ショッキングでした。
また、街灯や店の明かりももほとんどなく、いかにも寒々しく、そして町を歩く人もごくわずかで明るい話声なんかはまったく聞こえないという経済的にも冷え切っていることがうかがえる夜の町を、具体的に誰かに追いかけられているわけでもないのに後ろを気にしながら駆ける主人公のシーンは、社会に追い詰められている女性を体現化したようでもあり、その不安は見ている私にも伝わってきてまさに第一級のサスペンスになっています。
見た後はドキドキしたね〜なんて能天気に言えない余韻が残ります。でも、これはズシンと心に残ります。
追記:こののしかかる抑圧の感じは何か思い出すと思ったら「マグダレンの祈り」でした。ある種の人間に対する人権感覚の欠如を形成する社会ってなんなんだろうなあと考えずにはおれない映画です。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-11-05 04:28:29
31分でリタイアしそうになったけど、最後まで観て良かった。印象に残ったシーンは音を消す為に水を流し続けるバスルームと、延々と続くパーティでの無駄話。星二つ半。
投稿者:ジーナ投稿日:2009-03-20 16:23:15
いつ頃のルーマニアの話なのかって説明ありました?
私が見逃してしまっただけかな・・・?

ルームメートの考えの甘さや計画性の無さ、無責任な嘘に付き合わされた主人公のイライラが如実に伝わってきました。
中絶に関して非難はしないけど、自分の事なんだからもう少しシッカリしてよ!と言いたくなる気持ち・・・分かります。
友だちのためにどこまで自分を犠牲に出来るか・・・私にはちょっと考える時間が必要ですね(爆)
正直、単なるルームメートにナゼここまでしてあげるのかは疑問です。
その頼りないルームメイト以外にも使えないホテルの予約システムだとか従業員の態度とかIDの事とか彼氏のお母さんの誕生日とかそこに集まった騒がしい人たちとか、医者の言い分とか・・・とにかく主人公が感じているストレスの限界を一緒に味わう事が出来ました。
「一人にして・・・」とつぶやいた彼女の気持ちが痛いほど分かります。
何を怒っているのか?
・・・今日一日の最悪な出来事の数々を全部説明しなきゃいけないのか?!って状況にイラついてんのよ!!!私のためにケーキを焼かせた事も花束を自分で買っておかない事もシャンパンを早く開けなかった事も電話ができない事も全てにイラついてんのよ!!!という彼女の心のイライラが見事に伝わってきましたね。
これ、おそらく女性じゃないと共感できない節が多々あると思われます(汗)

ところどころ映像が暗くて観辛い部分がありましたが、乏しい明かりしかないルーマニアの状況や暗闇を一人で歩く恐怖など緊張感がよく出ていたと思います。
音楽もなければ、派手な演出も無いのですが、役者たちの迫真の演技やカメラワークなどでリアルな空気を感じられました。

メインは『中絶』になっていますが、他にもお金が乏しい事や生活物資も十分でない事、他国の製品は闇ルートでしか買えない状況など当時のルーマニアに住む普通の人々が直面していた問題を細かく見せているので興味深く鑑賞できました。

一切、妊娠させた相手が出てこないのも女として衝撃でしたね。
だから、主人公が彼氏に対してあんな事を聞いたんだろうし、それに対する彼氏の安易な答えにもウンザリしたのでしょう。

とりあえず、きれいごとを言っていられる社会に生まれた事を幸せに感じました。

※『中絶』に関して頭から忌み嫌う方は鑑賞を避けたほうが良いでしょう。
投稿者:ghost-fox投稿日:2009-01-31 22:27:47
ひょっとして暗剣殺?
投稿者:なちら投稿日:2008-12-15 21:22:14
危険を冒すのに、指定された行動を取らないガビツァは最低!
どんな事も言い訳の理由になんてならない。
オリティアはよくあそこまで彼女のために犠牲を払った。
指定の行動を取ろうとしない彼女の緊張感の無さは最後まで続くのでヒヤヒヤするよ。

自分は正直言って、ベベの行為は非難できないと思う。
あんな自分中心で身勝手なお膳立てでも、処置してあげたんだから。
実はマイカーでもなく偽IDも携帯してあったなら話は別だが…。

やはり女性に生まれたなら、大人になる前に自分の体は自分で守って管理把握する事を覚えないと。
投稿者:さち投稿日:2008-09-19 10:03:02
まあまあ
投稿者:黒美君彦投稿日:2008-04-03 22:49:47
【ネタバレ注意】

ルーマニアといえばコマネチ(古い)に代表される妖精のような体操選手くらいしかイメージに浮かばないが(発想が貧困)、1987年を再現したルーマニアの風景が実に印象的な作品だ。
チャウシェスク独裁体制が続くルーマニア社会主義共和国では、経済状態の悪化から工業国として発展するために極端な人口拡大政策がとられた(「産めよ増やせよ」の戦前のこの国と同じ発想だ)。1966年には中絶が非合法化され、望まぬ妊娠でも出産が強制されたという。その余波で、捨て子や人口増に伴う食糧危機などが社会問題化した。
舞台となっている1987年、スクリーンに映る街は鈍い灰色に包まれている。愛想のない建物、ホテル、ファッション。

妊娠したルームメイトのガビッツァ(ローラ・ヴァシリウ)の非合法な中絶を助けるために奔走するオティリア(アナマリア・マリンカ)。観た人みな、自分勝手でいい加減なガビッツァにお腹立ちになるのはよくわかる。根本的に優しい気質のオティリアは、中絶を手伝う男ベベ(ヴラド・イヴァノフ)の要求に従い、男の相手までさせられてしまう。それでも僚友を助けようとするオティリアの、静かに憤っている切ない瞳が印象的だ。
観る者はオティリアの視線と耳を共有し、不安を覚え、怒る。そこには普遍的な人間の本質的な面が的確に描かれていた。

正直仕事で疲れていて前半は一瞬気を失ってしまったのだが、観終わった後もじわじわとシーンが甦るちょっと不思議な作品だ。
ちなみに1989年のルーマニア革命で中絶は合法化されたそうだが、この時代のルーマニアの社会背景を知って観ると印象は随分変わるのではないだろうか。

投稿者:ビリジョ投稿日:2008-04-03 15:30:35
【ネタバレ注意】

 こりゃまた凄い映画だねえ。よく撮るねこんなの。感心するしかない。
 堕胎のシーンも凄かったけど、食卓のシーンには参った。観ているうちに吐きそうになってきた。と思ったら、主人公が吐いてやんの。
 監督曰く「平凡な女子学生の日常を描きたかった」だって。何言ってんだよおめーは。
 にしても、一体どんな感想を書けというんだ。お手上げ。

投稿者:Longisland投稿日:2008-03-05 21:57:54
なんぞ最近元気なルーマニア映画。本作は昨年のカンヌパルムドール受賞作品。コンペには後にアカデミー作品賞受賞「ノーカントリー」のコーエン兄弟、カーワァイ、クストリッツア、キドク、タラちゃん…そうそうたる映像作家の作品が名を連ねていた…クリスティアン・ムンジウ?知らんな〜。昨年はある視点部門もルーマニア作品「カリフォルニア・ドリーミンendless」(昨年T!FFで観ました。いい作品だけどそんなに凄くも無い。)審査委員長はたしかスティーヴン・フリアーズ、特に社会派監督でもなく&ルーマニア映画に対する偏愛無いはずなんだが…。なんでパルムなんだ〜?作品がそんなに良かったのか〜?との疑問と期待を胸に銀座テアトルへ。その辺の事情をご存知の方は解説ください。

公開初週水曜日朝一の回は年齢層高めシニア層中心にほぼ満員。男女比は若干女性が多かった。

80年代中盤の独裁国家ルーマニアが舞台。ホテルフロントのいかにも社会主義国家らしい官僚主義はさらっと描かれるも、当時の政治体制への批判は無い。
というか、厳しい社会下で妊娠しちゃったルームメイトのバカ女に振り回される主人公の不幸物。洋の東西を問わず、いつの時代も他人の迷惑を考えない自己中心的な激安女と、人の弱みに付け込み食い物にする性悪オヤジ、そんなバカ女の嘘に振り回され、その上頭の悪い彼やその家族、正に不幸のスパイラル状態。
パルム作品と比べるの失礼だが主人公の不幸をこってり見せるってのは「恋空」と同じ? 要は他人のどん底不幸を垣間見る喜びを味わう作品。

「恋空」とどこが違うのかと問われれば、主演のアナマリア・マリンカの演技と当時のルーマニア時代背景をさらっと描いた演出か。

妊娠した友人を張り倒したくなったのは私だけではあるまい(苦笑
投稿者:リEガン投稿日:2008-03-03 11:38:16
チャウチェスク政権末期のルーマニアを舞台にしたヒッチコックばりのサスペンス映画。アメリカはもちろん、ヨーロッパの他の国とは異質のテイストが全編を彩る。おもしろかった。ストーリー自体は至ってシンプルながら、手持ちカメラでの長廻しが多用された映像に始終不安と緊張を強いられ、観終わった後までミゾオチ辺りが重くなること間違いなし。ラストで見せるヒロインの表情がまた素晴らしい。男が忘れたIDカードとナイフを使って、ヒロインが復讐を計画する続編が観たいな。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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