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靖国 YASUKUNI(2007)

メディア映画
上映時間123分
製作国日本/中国
公開情報劇場公開(ナインエンタテインメント)
初公開年月2008/05/03
ジャンルドキュメンタリー
李纓監督BOX [事実≠真実] [DVD]
参考価格:¥ 12,960
価格:¥ 7,800
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 Photos

【クレジット】
監督:李纓
撮影:堀田泰寛
李纓
編集:大重裕二
李纓
助監督:中村高寛
【解説】
 日本の近代を歴史的に語る上で、左右いずれの立場にとっても象徴的な存在となっている“靖国神社”。そんな日本人にとってもセンシティブなテーマである靖国を、日本在住19年の中国人監督、李纓(リ・イン)が10年にわたって取材した渾身のドキュメンタリー。靖国神社を巡る知られざる歴史や、現在の靖国神社をとりまく様々な立場の人々の姿を、真摯かつニュートラルな眼差しでスケッチしていく。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
322 7.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:幸村和投稿日:2009-01-24 23:53:25
きっと一生行く予定はないので靖国神社ってどうなってるのか見ておこうかなと思って鑑賞。それなりに勉強にはなりました。
ともかくあまりに知らなかったし、ご神体が何であるかも知らなかったしね。

しかしながら、やっぱりこれはドキュメンタリー映画。監督が伝えたいことがあるわけで、それはわかるんだけどLongislandさんの言うように、あそこまで見え見えだと白けまくります。へそ曲がりの私にはああいう演出は逆効果でした。

それからビリジョさんの指摘にもあるようにカメラも近すぎ!あまりに近いからこんな服装で現れている人が総勢何人いるのかわからない。わざとそうしてるのかな。「多そう」に見せて、「危険」と思わせたいのかな。そんな見方してしまいます。
まあ「こんな人がいるんだな〜」と妙に感心してしまいましたけどね。
ドン・キホーテみたいなおじいちゃんもいましたね。元気そうでなにより。

あと皆さんも指摘するように米国人ね。笑えましたね。原爆も落として多くの人が米国に殺されたのに無神経にも星条旗。しかしサングラスして顔を出す度胸もないのに「米国はリーダーだから来た」と。おいおい、わたしゃ一度もアンタの国をリーダーなんて思ったことないよ。やめとくれよ。

ま、そんなこんなでドキュメンタリー映画としてはまあ普通でしたが、靖国神社(というか昭和史)についてはもうちょっと本でも読んで勉強しなくちゃなとやっぱり思いました。
投稿者:黒美君彦投稿日:2009-01-19 00:58:47
【ネタバレ注意】

神社境内で行われるパフォーマンスの数々がひたすらに滑稽。ある意味靖国神社の境内は舞台装置に過ぎず、賛成も反対もその上で踊らされているかのようにみえる。
個人的には民間戦没者を無視していることや、遺族の意向を無視している点、さらにはA級戦犯合祀の問題も含め、国家神道の流れを汲んでいる以上靖国と国の関与には賛成できないのだが、それはともかく国粋主義の象徴として靖国神社が最後の聖域なのだな、ということを改めて感じた。祀られている「英霊」のためというより、今や思想信条を明らかにする場として靖国神社は機能しているわけだ。

さてこの作品は、そうした神社の狂騒こそ興味深いものの「靖国刀」鍛冶との流れは必ずしも上手く展開しているとは言い難く、雰囲気に終始してしまった感がある。いずれにしても、この作品を観てもあんまり「靖国」そのものについてはよくわからないので、坪内祐三著『靖国』(99年、新潮社)あたりを改めて読む方がいいかも。

それにしてもこの映画を観る前に騒いだ政治家や右翼は、この作品を観て肩透かしを喰らったんではないだろうか。何にせよ観もしないで(ことは映画だけではないけど)勝手な思い込みでぐだぐだ言う輩ほど信用できないヤツはいない。本音は中国人が靖国神社をテーマに映画を作ったことが気にくわなかったんだろうな、きっと。靖国の国際化に役立つ、と思えば良かったのに。

投稿者:ghost-fox投稿日:2008-11-16 22:18:36
奇妙奇天烈
投稿者:ビリジョ投稿日:2008-06-13 13:35:11
【ネタバレ注意】

 面白かった。ただし、ラストが、言いたい事がよくわかりすぎたのでマイナス1で9点。

 変な神社だな、と思う。たかだか明治2年にできた歴史の浅い神社なのに何でこれほど人々の注目を集めているのか、という疑問をはじめとして、ものすごく変な神社だということが再認識できた。

 この映画を見てよかった、だってわざわざ行かないもんね、あんな変な場所。本来神社というものは、もっと静かで、気楽に人々が集う場所なのではなかったか。俺も、子供のころはよく近所の神社で遊んだもんだけど。神社の境内って、車は来ないし静かだし虫捕りもできるし、素敵な場所であった記憶がある。ところが靖国神社は、この映画を見る限り、非常に限られた人々にだけ愛される閉鎖的、排他的な場所だ。

 カメラが近い。人ごみなのだからもっと遠くから撮ればいいのに、近くて、なんだか唾が飛んできそうだ。日の丸がカメラに覆いかぶさる、人が横切って後ろ頭が、ああもう邪魔くさい。軍服が、日本刀が、すぐそこに見えて、滑稽だ。監督はとにかく近くで撮りたかったのだろう。

 「中国へ帰れ」と連呼する爺さんが強烈だ。変なアメリカ人に和む日本人と、怒る日本人と。愛国心あふれる神聖な場所なのにどんどん混乱していく。「混乱するからやめなさい」とアメリカ人を諌める警察官の言葉はまったく正しい。新米と反米と、右翼の分裂ぶりが滑稽だ。ほんと、出てくる人みんな、最も似合う言葉は「滑稽」である。「カッコつけてる姿がカッコ悪い」という言葉を思い出した。

 やっぱ、変だよこの神社。軍服着て銃を持ってお参りする神社って、何だよそれ。アホか。

 普通の遺族は、普通に静かにお参りしたいだけなのだろうに。

 「『南京大虐殺はなかった』『日本は侵略戦争はしていない』ということにしたい人たち」は、どんな思いでこの映画を見たんだろうか。俺は、人間の滑稽ぶりが面白かったけどな。

 あの極右の国会議員が変な騒ぎをしなければ、こんなにヒットしなかっただろうに。皮肉ですね。

 混乱が続く映画だが、刀匠が清涼剤だった。監督の日本語が拙いこともあって、意思疎通がなかなかできていない様子が良かった。質問されても黙っている姿、笑っている姿がいい味だった。

 「人間同士、分かり合えない」という映画だと思った。「バベル」を思い出した。

投稿者:Longisland投稿日:2008-05-04 00:22:02
色々ありましたが何とか本日公開ってことで何はともあれシネアミへ…
まあ、滅茶苦茶込むことを想定し9:30に劇場へ(観たのは仕事帰り最終回19:00 早くチケット引換えんとね)…既に初回は満席、14:00頃に全回満席になったんだとか。
劇場前には警察車両と黒塗大型車多数駐車、警備警官とマスコミ&スタッフで人だかり。劇場ロビーも民間制服警備員と私服警察関係者?多数、その上劇場内制服警備員×1+私服警備員×2(上映中も常駐)最前列は閉鎖、…なんだかな…。

で、作品はといえば…これもなんだかな〜ぁ。
乱暴な言い方だが外国人監督がストレンジでファニーな日本を映画にしてみましたって感じ。特に前半は終戦記念日の靖国神社に集うコスプレ老人集団が次々登場。いかにも興味本位で撮りましたって映像が奇妙で寒い。
中盤からは問題の刀匠老人が登場。過去を懐かしみ(それ以上の意図は無い)無邪気にインタビューに応じている老人に対し執拗に靖国刀と戦争へのコメントを引き出そうとする監督の誘導尋問。ドキュメンタリー作品に完全な中立を求めるほど鈍くはないが、監督の手法はあざとく不快感を禁じえない。監督の意図を、この作品で訴えたいことを、なんでストレートに表現しないんだろうか?映像作家として失格じゃないか? 最悪なのは執拗な質問に対し言葉に詰まった老刀匠が「あなたは小泉総理の靖国参拝をどう思う?」と切り返した問いかけに(まるで日本政府のように)監督は「そういうあなたは?」とはぐらかしてしまう。M・ムーアを見習えとは言わないが、監督の意思が見えないドキュメンタリーは単なる記録映像でしかないんじゃない。

そのうえ後半はNFC(フィルムセンター)記録映像の垂れ流しに思わせぶりな音楽を重ね一応アートしてますってか? あまりにも表層的で陳腐な構成にあくびが…。

右翼・左翼(なんか表現よくないが)両方の立場を均等っぽく映しているのだが表層的、深堀されとらんから観手の感情を揺さぶらない。編集も映像も荒いし正直劇場で観せるレベルに達していない凡作。

そうそう作品中盤靖国神社境内で星条旗を振る大馬鹿米国人登場。どこにでもしゃしゃり出てきて叩かれる正に米国を象徴。ここだけはマジに笑えた


08-03-31
未見作品にコメントしない主義なんだが今回は特別にコメントします。
上映が決まっていた劇場が諸事情から上映中しだとか…。
ちなみに都内では 銀パト・渋QAX・シネマート六 の3劇場。
報道によれば
>関係者によると、その後一部の政治団体が上映中止を働き掛ける動きを見
>せていたという。
関係者諸氏には失礼だが、この程度のドキュメント小作品上映、それもド単館での上映…全然問題ないんじゃないの?
つうかさ
>上映を中止した銀座シネパトスを運営するヒューマックスシネマは
>「近隣の商業施設に迷惑を掛ける恐れがあるため」と説明。
おいおい、一昨年天皇が米兵にチャリーと嘲笑される「太陽」を上映した劇場のコメントか?近隣商業施設ってあの大人のオモチャ屋さんのこと?

なんぞ文化庁の補助金交付が適正だったのか、確認の為の国会議員試写会で京都選出のバリバリ保守二世参議院議員(前戦争は正しい戦争であると公言)に噛み付かれた、そして今度は上映中止とは…なんだか出来すぎじゃない?

うがった見方だが、これって映画宣伝の為?あわよくば「太陽」並みの動員を、ダメならビデオスルーでもここまで話題になればいい線いくか?
ひねた映画ファンにはそんな風に思えます。

追記 08.04.25
都内では シネアミ(1週限定) カノン有楽町 アンジェリカ で上映されるとか…シネカノン流石。
投稿者:ペルゼウス投稿日:2008-04-05 07:58:42
考えてみればおかしい話だ。
もしこの映画が「右の側の人たち」の言うように「偏った」映画ならむしろ「どんどん公開しろ」というはずである。そういう映画が公開されたほうが、「こんな映画を作って俺たちを馬鹿にするのか!」という怒りが燃え広がり、彼らの主張が受け入れられやすくなるはずで、そういう意味では「好機」として喜ばないといけない。

そして「左」の側の人たちは「ナショナリズムに火をつける映画はよくない」と公開に反対しなくてはいけないはずである。自分たちに不利なものに賛成する事はないからだ。

ところが実際はまったく逆で「こらおかしい」と思わざるを得ない。
表現の自由を守るために戦うというなら「死を覚悟して戦わなければならない」はずで、無謀な戦いでもあえて受けて立つという姿勢が必要だろう。でもそういう事を否定してきたのが「左」の側じゃなかったのか。

世の中矛盾だらけだなあとつくづく思う。
投稿者:フルメタル爺さんは、投稿日:2008-04-04 20:21:43
★在日の中国人監督が撮ったドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』に文化庁所管の独立行政法人が助成金を出していた事を知った一部の自民党議員が、「文化庁が金を出すのにふさわしい映画かどうか検証する」という理由で配給会社に対し事前試写を要請。異例の国会議員限定試写会が行われ、その後『靖国 YASUKUNI』の上映を予定していた映画館に右翼団体の街宣車が抗議に押し掛け、トラブルを恐れた東京都内全ての館が相次いで上映中止を発表…。

★現在公開中で話題の『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』には一切助成金を出さなかった文化庁が、同じく政治的テーマを扱っている『靖国 YASUKUNI』には資金援助をしていたというのだから、国が金を出す出さないの判断基準が透けて見える様で面白い。きっと靖国神社の良い宣伝になると文化庁は考えのだろうが、実際この映画には日本人にすら充分に知られているとは言えない「靖国」の姿を多くの人に見てもらえるという点で、『実録・連合赤軍』同様の存在意義が有ると思われる。上映する事に一体何の支障が有るというのだろう?
★テレビのコメンテーターが、上映館に嫌がらせをして上映中止に追い込んだ右翼団体について「中国政府のチベット弾圧を批判している人たちが、一方で表現の自由を力で封じ込めていたら本末転倒。これでは日本の恥を世界にさらす様なもの。」と語っていたが、全くその通りだと思う。
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