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山のあなた 徳市の恋(2008)

メディア映画
上映時間94分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月2008/05/24
ジャンルロマンス/コメディ
見えない目で
あなたを見つめていた。
山のあなた 徳市の恋 プレミアム・エディション (初回限定生産) [DVD]
参考価格:¥ 8,190
価格:¥ 3,980
USED価格:¥ 1,113
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山のあなた 徳市の恋山のあなた 徳市の恋

【クレジット】
監督:石井克人
製作:亀山千広
企画:大多亮
飯島三智
エグゼクティブプ
ロデューサー:
清水賢治
島谷能成
プロデューサー:谷口宏幸
松崎薫
和田倉和利
ラインプロデュー
サー:
鶴賀谷公彦
脚本:清水宏
撮影:町田博
美術:都築雄二
衣裳:川崎健二
編集:石井克人
作曲:中川俊郎
音楽プロデューサ
ー:
緑川徹
スタイリスト:宇都宮いく子
照明:木村太朗
録音:森浩一
出演:草なぎ剛徳市
加瀬亮福市
マイコ三沢美千穂
広田亮平大村研一
宮永リサお春
黒川芽以お菊
津田寛治鯨屋番頭
三木俊一郎喜太郎
田中要次亀吉
森下能幸サワ金造
末永遥女学生
金田美香女学生
尾野真千子女学生
伴杏里女学生
野村佑香女学生
白仁裕介学生
大山健学生
阿部ジュン学生
轟木一騎学生
三浦友和鯨屋主人
友田稔馭者
円城寺哲郎湯治客(怒る男)
新井浩文警官
関根大学髭の男(犯人)
渡辺えり子お秋
松金よね子按摩宿泊所女将
洞口依子お凛
堤真一大村真太郎
【解説】
 「鮫肌男と桃尻女」「茶の味」の石井克人監督が、清水宏監督の1938年の名作「按摩と女」を、オリジナルのシナリオをほぼそのまま用いてカラーで忠実に再現したハートウォーミング恋愛物語。昭和初期のとある温泉場を舞台に、都会の美女に淡い恋心を抱いた按摩・徳市の姿を、美しい山あいの風景をバックに瑞々しくノスタルジックに綴る。主演はSMAPの草なぎ剛、共演に加瀬亮とモデルでこれが映画デビューのマイコ。
 新緑の山道を歩く目の不自由なふたりの按摩。一人は、前を歩く人の数から性別までピタリと当てる鋭い勘の持ち主、徳市。もう一人は、その良き相棒、福市。春先からの仕事場となる山の温泉場へ向かっていたふたりを、東京からの女性、三沢美千穂を乗せた馬車が追い越していく。やがて、温泉場の按摩宿泊所に落ち着いた徳市と福市。そこへ、宿屋の鯨屋から呼び出しがかかる。さっそく治療に向かった徳市は、お客として待つ美千穂と再会する。いつしか、この謎めいた女性、美千穂に惹かれていく徳市だったが…。
<allcinema>
【関連作品】
按摩と女(1938)オリジナル
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
17 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2013-08-07 12:57:38
 現在の製作状況でこれだけ旧作を映し取ることができたのだから、上出来だろうと思う。宿の前の往来がCG処理でもいい。(でももうちょっと上手くやって欲しいけど。)ロケーション撮影は美しい日本の自然が溢れており「やっぱり、総天然色もいいよなー」と一瞬だが思ってしまう。しかし、やっぱりこういう過去の名作のコピーのようなことはやらない方がいいんじゃないでしょうか。型にはめようとするばかりに思えてしまい、とても不自由を感じる。自由に翻案すればいいのに、ということです。

 無粋ですが、清水宏版との対比で記述しておきたいことを二、三。まず、宿の前のCG処理は古い映画のスクリーンプロセスのようでアイデア自体は別に悪くないと思うのだが、旧作において最も驚愕に値するシーン、徳市ら按摩達と東京の女が無言ですれ違うシーンのあの魔法のようなカットバック(リバースショット)が再現できていないのにはがっかりする。同じように、鯨屋の番傘をさした女が佇むバストショットも旧作の高峰三枝子の方が百倍ぐらいフォトジェニックだったではないか。これは思うに画角(スクリーンサイズ)の違いが大きいのではなかろうか。いずれのシーンも第一感、もうちょっと引いて撮った方がいいんじゃないか、と思ったが、ビスタ(本作)に比べてスタンダードサイズ(旧作)のアスペクト比自体に画面を引き締める力があるのだ。少なくともバストショットに関しては。あと、「音と匂い」に対する演出の繊細さ(というより大胆さというべきか)においても、旧作に遥かに及ばないと思う。
http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449
投稿者:黒美君彦投稿日:2013-06-16 23:31:13
【ネタバレ注意】

ほのぼのとしたユーモラスな作品としてはそこそこ楽しめたが、ミニチュアとCGを組み合わせた温泉街には、情緒も何も感じられない。さらにいえば、この作品は本来3Dを目指していたのではないか? 不自然に奥行きを意識したカットや無意味な前景など、3Dならではの不自然さが目に余った。

結局この作品は、マイコをめぐる「四角関係」を描いたともいえる。
逗留している大村真太郎(堤真一)と、甥っ子の研一(広田亮平)、そして徳市(草なぎ剛)がそれぞれ謎の美女三沢美千穂(マイコ)を意識している。
はっきりとした行動には出ないが、それぞれのミューズとして彼女は君臨するのだ。

マイコはこの頃がいちばん美しかったかも。
加瀬亮もいい味を出している。オリジナル作品は未見だが、ほのぼのとした空気は辛うじて残っている作品だ。

投稿者:トム・ルーズ投稿日:2011-09-17 16:23:29
【ネタバレ注意】

続編やリメイク作品が乱立している昨今の映画界ですが、本作のように70年以上前に作られたような名作映画をリメイクするのは意義があることだと言えるでしょうね!
本作は1938年に公開された『按摩と女』をリメイクした作品ですが、私はオリジナル版は未見です。
いくら名作でも、さすがに70年以上前の作品を紐解こうと思う方はかなりの映画通じゃないと居ないと思いますので、こうして再現されることによって若い世代の映画ファンにもオリジナル版の存在を知ってもらうことが出来たと思いますし、そうなるとリメイクされた意義はあったと言えるでしょうね☆-( ^-゚)v
そして、オリジナル版は当然白黒映像ですから、カラーで温泉宿や自然の風景がどんな感じで描かれているか、オリジナル版のファンも新鮮な気持ちで見ることが出来たのではないかなと思いました。
本作はリメイク版とは言え、オリジナル版をほぼ忠実に再現したストーリーと言うこともあってか、良い意味で昭和初期の古めかしい空気感を感じられ、何だか妙に心地良い気分で鑑賞する事が出来ました(^〜^)

主人公は按摩の徳市。
これ以上の嵌り役は居ないだろう!と言えるぐらい、SMAPの草なぎ剛が見事に演じていましたね!
まあリアルなのかどうかは、私自身は目が見えるし身近に目が見えない人も居ないので詳しくは分かりませんが、想像する上での昔の按摩さんはこんな感じだろうな〜と言うのは、まさに草なぎ君以外ありえないと思わされる演技でした。
徳市の楽しみが、職場である温泉宿にたどり着くまでに何人健常者を抜くことが出来るかと言うのも、何か微笑ましくて好感持てちゃいますね(\'-^*)/
徳市は、どこか飄々としながらも、目が見えないからこそ研ぎ澄まされた感覚を持つ人物なんだと、温泉宿にたどり着くまでのシーンで見る者に意識付けるような演出もお見事でした!

ただ、目が見えない者は皆研ぎ澄まされた感覚を持っているのかと言えば、そうではないようだと言うのが徳市の相方である加瀬亮が演じた福市を見れば一目瞭然でしたね(o^-\')b
この2人の関係がなんとも良かったですね、ベタベタの親友と言う訳ではないけど、どこか気が合う按摩の2人と言う感じで。
全く研ぎ澄まされた感覚を持ってない単に目が見えない人に成り切っている福市を演じた加瀬亮の演技は、最初は下手かな?と思いそうになりましたが、終わってみるとあえて徳市と対照的な演出にしたのかなと思わされ、こちらもお見事でした(*^ー^)ノ

研ぎ澄まされた感覚を持つからこそ分かってしまう美人の香り・・・。
徳市は、黒川芽以が演じたお菊にも内緒でお土産を買ってきたり、東京からやってきた女性の客をも美人と感じ取ったり、目が見えなくてもなかなか女性の目利きが優れていると言う設定も面白かったですね!
それに対して福市は、当然そんな感覚はありませんので、恋物語に関しては蚊帳の外だったのも妙に納得。
内緒、内緒、内緒♪と按摩の仲間達と歌うのが精一杯の抵抗でしたね( ´艸`)

で、その東京から来た女が、艶っぽくてしかも謎めいていて物語を彩りました。
当時は山間の温泉宿に東京からのお客が来れば、ものすごく目立つ存在だったのでしょうし、ましてや一人旅の美人女性と来れば・・・まさしく訳ありな雰囲気を醸し出していましたね。
東京の女を演じたマイコは、この時は映画初出演でしたよね・・・まだ演技は堅かったですが、その分演技演技していなくて、逆に東京からの一人旅の女と言うミステリアスさが出ていたような気がしました。

東京の女は、叶うはずが無いのに恋してしまう徳市の気持ちも何か分かるような妖艶さでしたね〜!
この東京の女の歩く場所歩く場所で窃盗事件が起き、もしかしてこの東京の女は悪い女なのか?そんな雰囲気をも醸し出し、研ぎ澄まされた感覚を持つ徳市でさえ勘違いしてしまうぐらいの空気感を、マイコは見事に作り上げていたと思いました。
それにしても叶うはずがない恋って・・・本当に切ないものですね(´□`。)
堤真一が演じた、東京から来た男の旅先でのもどかしい切ない恋心も印象に残りました・・・。
旅で出会ったいい女って、何であんなに魅力的に思えちゃうのでしょうかね(\'-^*)/

ただ、基本的には良い映画だと思いましたが、どうも背景と役者がうまく画面に馴染んでいないと言うか、解け込んでいない印象が残ってしまいましたかね・・・。
昭和初期の温泉宿や自然の情景は美しかったし、それぞれの役者さんの演技や雰囲気作りもお見事だったのですが、何か組み合わさると1枚の画になっていないような印象が残ってしまったのが少々残念(・_・;)

まあ傑作と呼べるようなタイプの映画ではなかったですが、作品全体に漂う昭和の静けさのようなものに身を任せるのも、時には良いものだなとは思わされましたよ(*^ー^)ノ

投稿者:mototencho投稿日:2010-04-13 12:44:57
日本映画のお宝は小津、黒澤だけではない
70年前の作品を引っ張り出してきて大正解
「山のあなた徳市の恋」
監督石井克人、只者ではない
http://mototencho.web.fc2.com/2008/yamanoa.html
投稿者:gen投稿日:2009-11-30 21:54:41
「按摩と女」の驚愕に満ちた映画的エモーショナルがまったくない。
CGセットでやろうなんてプロデュースセンスがなってない。
東北新社の限界。
投稿者:hayate9投稿日:2008-05-29 20:13:06
冒頭の美しい自然が映し出されるシーンで、カバー版でよかったなと思う。(オリジナルは未見ですが、確か白黒でしたよね。)
木々の中の匂い、キレイな川の流れる音、畳の感触・・・そんな感覚が度々よみがえってきました。
でも突出した物がなく、ストーリーもゆっくりと進むので、せっかちな人には合わないかも。まぁ私は面白かったです。(千円でしたし)
草なぎ君は、役にピタリとはまっていましたが、女好きには見えなかったです。
唯一、女学生が布団の上で騒いでる場面だけが今っぽかったかなぁ。昔も今も若い娘は変わらないってことでしょうかね?
♪内緒、内緒、な〜いしょ〜
投稿者:Longisland投稿日:2008-05-26 22:46:20
切れのいいセルフと映像を遊び倒す作風が持ち味の石井克人監督が70余年前の清水宏監督の「按摩と女」をリメイク? 松竹蒲田調のオリジナルを一番芸風が違う若手映像作家がリメイク? 製作の報に触れた時から森田版「椿三十郎」よりも樋口版「隠し砦」よりも不安でした。 つうか本当はオリジナルの着色カラー版を作りたかったとか(個人的意見だが白黒映画を着色カラー化するって大反対)。
思うに樋口真嗣監督にしろ石井克人監督にしろ共に映像にこだわりのある作家、映画関係者でも無い一映画ファンと感覚が違うんだね〜ぇ。

作品はといえば、オリジナルは70年前の作品。オリジナルの脚本・構図・雰囲気の忠実なカバーってどうしてもチンタラした感じは拭えない。でもそのチンタラさが今の観手に「くつろぎ」とか「癒し」を感じさせるんだろうね。そういう意味ではこの映画は新しい試みで成功している(シブシブだが認める)。

ただね、温泉場の街並みはCGでしょ。東京の女とすれ違うシーンでのマイコと後ろの建物に違和感感じまくり、TV画面なら誤魔化されそうだがスクリーンで観るとまだまだだ。
個人的には草なぎ、加瀬、マイコはオリジナルに遜色無いものの少年はイマイチ。
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