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リダクテッド 真実の価値(2007)

REDACTED

メディア映画
上映時間90分
製作国アメリカ/カナダ
公開情報劇場公開(アルバトロス・フィルム)
初公開年月2008/10/25
ジャンルドラマ/戦争
映倫R-15
信じるな、自分の目で見ろ。
リダクテッド 真実の価値 [DVD]
参考価格:¥ 3,990
価格:¥ 9,200
USED価格:¥ 989
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 Photos

【クレジット】
監督:ブライアン・デ・パルマ
製作:ジェニファー・ワイス
シモーン・アードル
ジェイソン・クリオット
ジョアナ・ヴィセンテ
製作総指揮:トッド・ワグナー
マーク・キューバン
脚本:ブライアン・デ・パルマ
撮影:ジョナサン・クリフ
プロダクションデ
ザイン:
フィリップ・バーカー
編集:ビル・パンコウ
出演:パトリック・キャロル上等兵 リノ・フレーク
ロブ・デヴァニー特技兵 マッコイ
イジー・ディアス上等兵 エンジェル・サラサール
マイク・フィゲロア軍曹 ジム・バスケス
タイ・ジョーンズ上級軍曹 スイート
ケル・オニール兵卒 ゲイブ・ブリックス
ダニエル・スチュワート・シャーマン特技兵 B・B・ラッシュ
【解説】
 「カジュアリティーズ」「ブラック・ダリア」のブライアン・デ・パルマ監督が、イラク戦争で実際に起こった事件を基に、戦場の真実の姿を暴き出す衝撃の問題作。タイトルの“リダクテッド”とは、残酷なシーンや不都合な情報を削除した“編集済み”の映像という意味でアメリカのメディアで使われる言葉。9.11を受けて始まったアメリカの対テロ戦争では、アメリカの大手メディアによる戦争報道がかつてないほど管理されたものとなったと言われ、そのことに危惧を覚えたデ・パルマ監督が、そうしたマスメディアによって削除、あるいは無視された映像にこそ真実があるとの主張の下、実際に多数存在する兵士たちが戦場を直に撮影したプライベート・ビデオやアラブやヨーロッパのニュース映像、あるいは従軍記者の取材映像素材といった様々なフォーマットの映像をリアルに再現して、戦場での出来事を生々しく迫真のドキュメンタリー・タッチで綴ってゆく。
 2006年、イラク。サマラ米軍駐屯地。カメラで仲間たちを撮るサラサールは、ビデオ・ダイアリーを撮影し、映画学校に入学しようと目論んでいた。しかし彼は検問所の担当のため迫力ある映像が撮れず、不満気味。そんなある日、一台の車が減速の指示を無視して検問所へと迫ってくる…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
325 8.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2015-12-07 12:41:06
【ネタバレ注意】

ドキュメンタリータッチで描かれるイラク戦争の内実は無味乾燥だ。緊張の隙間を狙って爆弾が炸裂し、銃撃される恐怖と、死への慣れ。
であっても、たとえ不人気であろうと批判されまくったとしても、こうした映画を世に問えるというのがアメリカの本来の姿なのだろう。
突っ込んできた車に発砲し妊婦を殺したり少女を強姦したりと、憎しみを増幅する米兵の行為を描く一方で、拉致された米兵の首切断や路肩爆弾に吹き飛ばされるベテラン曹長を描き、イラク戦争の大義は何かを問う。
ヘンデルの“サラバンド”の荘重な音楽と乾いた中東の大地のギャップが、リアルな最前線で惰性的に生きる米兵たちを浮き彫りにする。
いや、正直しんどい映画だった。
イラクやシリアの情勢はますます混迷し、欧米におけるテロが続く現在、この映画が示す前線がますます広がるのかと思うと吐き気を覚えてしまう。「やられたらやり返せ」と考える単純な思考の持ち主は、この現実にどう向き合おうというのだろう。
戦場の緊張は、生き残ったとしても人間を破壊する。

投稿者:kumi2rin投稿日:2010-04-21 00:18:36
 戦闘に参加することで、いかにニンゲンが非人道的行為を行えるか、という経緯を、デ・パルマ監督に特有の抑制さをかなぐり捨て、センセーショナルにドラマチックにひたすら反戦的に描いた作品です。
 『ハートロッカー』の栄光に比べ、「アメリカでは無残な不人気」と日本の新聞で報道された一連のイラク戦争映画。確かに日本でも、公開されていたアート系劇場での観客席は、半数も埋まっていなかったものです。
何故かと問うた場合、内省せねばと思いつめたあまりに、報道にもあったように、戦場に身をさらしている兵士にあまりにも告発批判的であるが故、とも言えますが、そればかりではなく題材が古今東西いつでもどこでも起こってきたことであるからかもしれません。

 本作よりも、クルド人受難を描いた『亀も空を飛ぶ』という作品に登場する男児の涙の方がずっと印象的ではありました。こちらは、世相を反映してか観客席は半分以上埋まっていました。
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-14 16:30:04
あり得ないくらいショッキングな事件を
みごと映画として残すことに成功した
ブライアン・デ・パルマ
「リダクテッド 真実の価値」は
知ろうとする人のみに報じられるニュース
http://mototencho.web.fc2.com/2008/reducte.html
投稿者:藤本周平、投稿日:2009-10-11 21:35:12
首切りシーンにはぞっとしましたし、観終わった後も複雑な気持ちで考えさせられる映画でしたが、デ・パルマ独特の長回し手法をドキュメンタリー映画でやられてもねぇ・・・なんかデ・パルマの個性が掻き消されてた気がする
投稿者:ghost-fox投稿日:2009-05-24 22:17:44
食傷気味
投稿者:リEガン投稿日:2008-11-29 14:11:01
【ネタバレ注意】

ブライアン・デ・パルマ監督が、「カジュアリティーズ」では何も伝えられなかったアメリカに再び鉄鎚を振り下ろした力作。従来のけれんみを抑えたドキュメンタリー・タッチの演出は、ラストで一葉の写真にたどりつく。ヒジャーブをはがされた少女ファラーの声なき叫びは、底なしの怒りと絶望にしか見えない。オバマは変えられるだろうか。

投稿者:ビリジョ投稿日:2008-11-22 14:33:35
【ネタバレ注意】

 いやあ、感動である。
 アメリカには、ブライアン・デ・パルマがいるのだ。フォックスみたいなアホメディアがでかい面する一方で、ポール・ハギスや、マイケル・ムーアや、デ・パルマがいるのだ。この国は何なんだ。

 拳骨で何発も殴られたような衝撃をおぼえた。

 にしても、イラク戦争は、アメリカ国内でも本当に評判が悪いのだなあ、と改めて認識。

投稿者:replicant投稿日:2008-11-04 01:36:53
【ネタバレ注意】

ラクで実際に起きた事件を元にしたブライアン・デ・パルマの新作です。こう書くと、同監督のベトナム戦争で実際に起きた事件を元にした『カジュアリティーズ』が思い出されますが、完成度はこちらの方が数段上だと思います。『カジュアリティーズ』と一番違う点はタイトルからも分かるように単に事実をドラマ化するだけでなく、様々な観点から真実をあぶりだそうとしている点です。兵士のビデオカメラ、ニュース映像、軍による取調べ映像、ユーチューブ等、限りなくドキュメンタリーに近づけようと姿勢は高く評価出来ますし、ヴェネチア映画祭で監督賞を受賞するのも頷けます。妊婦までも射殺しなければならない極度の緊張の中で過ごす日々(ヘンデルの“サラバンド”がしつこいくらいにBGMとして使われています)。爆弾テロに対する怒りと恐怖の充満。一触即発の状況が生んだ悲劇。刑務所か戦地しか選べないような連中がアメリカの富裕層を守っているという現実。この作品は見応え十分の擬似ドキュメンタリーに仕上がっています。多少、ダルい部分もありますが・・・。デ・パルマという監督は決してテクニックのある監督ではありませんが、今作での力技は見るべきものがあります!ラストに流れるのはプッチーニの『トスカ』より“星は光りぬく”。『トスカ』は登場人物のほとんどが死んでしまうオペラだったと思うのですが、戦争なんて生き残ったとしても“絶望のうちに私は死んでいく”のと同じなのでしょう。ただ、これだけの様々な映像を駆使しても、そこにはデ・パルマの思惑が入っているわけですから、この映画自体が再編集されたものでしかありません。つまり、私たちが普段目にしているニュースに代表される映像も編集されたもの(アングル等も含めて)でしかありません。結局は何が真実で、何が真実でないのか?それを見分ける力を持たないといけないということなんでしょう。まぁ、日々を生きている私たちには編集された現実なんてモノはあり得ないわけですから、いずれ消去する?される?その日まで、一生懸命生きるしかないってこってすね。

ラスト近く、見張っていただけの兵士が帰国して恋人や友人に懺悔のような告白をするシーンがあるのですが、とても複雑な印象が残りました。そのシーンで辛い告白をした彼に対してその場に居た周りの客から拍手が起きるんですが、なんか胡散臭かったです。ただ、そのシーンが心に引っかかったのも確かなんですね。自分の中ではこのシーンが消化しきれていません。彼がその行為に加担したのは確かなことですから、彼にも罪があるわけです。もちろん、無理からぬ状況だとも理解出来ます。自分だって、彼と同じ行動をしたと思います。拍手は彼が懺悔したことに対してなんでしょうけど、拍手は必要なんですかね?多分、オイラがその場に居たら拍手はしないと思います。店を出る時に彼の肩を叩くくらいです。拍手は逆に軽過ぎるような気がしてしまいます。戦争なんてのは、そんなとこで拍手するようなことじゃないだろ!って感じです。もっと突っ込んで解釈すると、デ・パルマはそこまで計算しているような気もします。どうなんでしょうか?

それにしても、何故に、アメリカ人は帰還兵から戦争のコトを聞きたがるんでしょうね?やたらと映画の中にそういうシーンが出てきますが、そこが良く分からない・・・。そんな話を聞いたって楽しいワケないじゃん!

投稿者:Longisland投稿日:2008-10-29 21:32:05
今年のヴェネチア国際映画祭銀獅子賞、米国ではFOXニュースが劇場公開ボイコット運動・・・色々話題が多い問題作がついに公開。公開初週平日午後のシアターNは満員。社会派本作鑑賞客と同劇場上映ロブ・ソンビ版「ハロウィン」鑑賞客がロビーで混在(笑

最近流行のPOV(主観撮影)作品。デ・パルマ節は封印(節って書き込むと2chで叩かれる?)きわめて正当な演出と構成はなんか味気ない。イラク派兵の馬鹿若者が少女をレイプとの衝撃的内容なんだが、あまり観手の感情を揺さぶらない。
最近観たロメロ監督「ダイヤリー・オブ・ザ・デッド」と同じ映像を撮る側が主人公。目の前で起こる惨劇に対しコミットせず映像を撮ることに終始。映像作家としての立場は解るが人としてそれで良いのか?との疑問がわく。デ・パルマ監督もその辺意識してたんだと感じた。

08.11.20 追記
デ・パルマをデ・パロマと誤表示してました(恥
ご指摘ありがとう。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 監督賞ブライアン・デ・パルマ 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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