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12人の怒れる男(2007)

12

メディア映画
上映時間160分
製作国ロシア
公開情報劇場公開(ヘキサゴン・ピクチャーズ=アニープラネット)
初公開年月2008/08/23
ジャンルドラマ/サスペンス
少年の運命は、12人の陪審員に委ねられた
12人の怒れる男 [DVD]
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価格:¥ 8,980
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12人の怒れる男12人の怒れる男12人の怒れる男

【解説】
 シドニー・ルメット監督による不朽の名作「十二人の怒れる男」を、ロシアの名匠ニキータ・ミハルコフ監督が現代のロシアに置き換えてリメイクした緊迫の法廷ヒューマン・サスペンス。有罪確実と思われた裁判の評決を巡り、思いがけず議論白熱となる12人の陪審員の姿を通して、人を裁くことの難しさや現代ロシアが抱える様々な社会問題を描き出す。
 ロシアのとある裁判所で世間の耳目を集めたひとつの殺人事件が裁かれていた。被告人はチェチェンの少年。養父であるロシア軍将校を殺害した罪に問われ、検察は最高刑に当たる終身刑を求刑。3日間の審理も終わり、残すは12人の陪審員による評決を待つばかりとなる。いくつもの状況証拠から、有罪は誰の目にも明らかと思われた。陪審員たちの中にも簡単に済ませてしまおうとの空気が流れ、直ちに挙手による投票が行われた。ところが、11人が有罪に手を挙げる中、ただひとり、陪審員1番の男だけが遠慮気味に無罪に1票を投じる。有罪票を投じた男たちは、陪審員1番の思いがけない行動に不快感を露わにするが…。
<allcinema>
【関連作品】
十二人の怒れる男(1957)オリジナル
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
320 6.67
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【ユーザーコメント】
投稿者:Kircheis投稿日:2011-09-27 06:51:38
やはりオリジナルと比べると劣るが、それでも十分に面白い。
それにカメラワークは美しいし、なんか芸術的な映画だった気がする。

ちなみに

ヘンリー・フォンダのような存在感のある陪審員の不在。
個々の話が長すぎる点(ドモリが多すぎるし)。
ストーリーのキモとなるチェチェン問題があまりなじみが無かった点。

などがオリジナルほど楽しめなかった理由です。
投稿者:uptail投稿日:2011-07-01 09:42:59
ニキータ・ミハルコフ
投稿者:ジーナ投稿日:2009-10-11 23:15:07
ほとんどを学校の体育館で展開させていますが、舞台劇を感じさせる演出と絶妙なカメラワークにより緊張感があるので飽きずに鑑賞できました。
実際、鑑賞中は160分と言う時間を一切感じませんでしたね。
ただ・・・同じシーンが何度も入るのはクドかったカナ・・・。

キャラクター性のある陪審員たちと彼らを演じた全ての役者さんの演技も素晴らしかったです。

社会情勢や人種問題など時代と土地柄を感じさせる会話劇が見事でした。
それぞれの陪審員たちから語られる社会風刺なエピソードもドラマ性があり興味深かったですね。
ただ個人的な話が多すぎて、直接事件に関わるような話ではなかったり検証にうつらなかったのが残念だったカナ・・・。

いつもはロシアならではの閉鎖的な設定が退屈な印象を与えがちですが、この作品では効果的でしたね。
色調は全体的に暗いですが、適度な重さもありつつユーモアも忘れていないので観やすい社会派ドラマに仕上がっていると思います。
投稿者:bond投稿日:2009-10-10 17:41:08
ソ連の悲惨な状況にうまく絡めて現代風にアレンジしたのね。よってオチも今風になってる。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-10-01 02:23:42
自分は断然オリジナル派(「優しい日本人」も好き)。序盤から違和感が強かったが、違う事をやろうという意気込みが空回りに感じた。最初に無罪に手を挙げた陪審員が味方が増える事を期待して無記名投票を希望するのが早過ぎて、この時点で観賞意欲を失くした。あとロシアの現状を知りたければドキュメントかNスペを観れば事足りる。
投稿者:りちゃちゃ投稿日:2009-09-13 00:06:38
とにかく長い。出演者の身の上話も「渡る世間〜」なみにセリフが長い。長いわりにはラストはあっさり。
投稿者:イドの怪物投稿日:2009-06-03 14:48:15
ルメットの「十二人〜」は個人的にBEST5に残る傑作だと考えているが、この映画も充分に受け入れることが出来た。
で、この映画はリメークと考えるよりも翻案物と考えた方が適当と考える。
エド・マクベインの短編から黒澤明監督が「天国と地獄」を作った様に。
途中やたらと陪審員達の身の上話が多く挿入されており不満を抱えながらも、最後の10分は圧巻で、最後まで見て「別物」と評価した次第。
これは映画好きにお勧めの一作だと思う。
投稿者:藤本周平。投稿日:2009-03-15 00:09:58
面白かったけど、登場人物の身内の話ばかりでちょっとうんざりした。
投稿者:リEガン投稿日:2008-11-04 15:56:58
人が人を裁くことの怖さではなく、己を取り巻く事情や国の現況に怒れる男たち12人の物語。長い。ロシアでは、幅のない年齢帯で、しかも男ばかりの陪審員選任でもいいのだろうか。
投稿者:ryoryoryo投稿日:2008-11-03 14:27:15
密室劇の傑作のリメイクで楽しみにしていたが、ロシアの今の状況とうまく置き換えてて実に見応えのある作品だった。
特に秀逸だったのはラストの描き方。判決後、少年がどのような運命におかれるかまで考えており、法とは、正義とは、真の自由とは、と考えされる意義あるラストだった。
投稿者:movie_love投稿日:2008-10-15 00:36:30
映画の宣伝チラシにおかまのおすぎのコメントが数行「オリジナルを超えた作品・・・」とかだったがこの人は「潜水服・・・」がヒットしなかったら評論家やめるんじゃなかったっけ?多くの映画評論家、多くの映画ファンがそれを望んでいるのだから公約は守って欲しいな。
あとはこの人がコメント書こうがCMで「最高!最高!」と叫ぼうが集客にはかんけいないのは明らかなんだよね。まあ同性的趣味の人はこの人の宣伝で多少映画館に足を運ぶかもしれないが一般映画ファンはこの人の宣伝、顔でどんな作品も行きたくなくなるんだよな。
なにが映画評論家なんだ?評論なんでできてなく好き嫌いをバカみたいに言ってるだけじゃない。好きな映画の1本「トークトゥハー」この作品をCMで一般人に宣伝するんだからあきれてしまう。単なる気持ち悪い同性愛映画ですよ。
はやくいなくなってくださね・・映画評論家らしいおすぎさん(笑)
投稿者:黒美君彦投稿日:2008-10-05 18:38:02
【ネタバレ注意】

シドニー・ルメットのオリジナルは民主主義国における陪審制度のあるべき姿を提示した傑作だが、この作品はオリジナルを換骨奪胎してロシアの現在を色濃く映し出している。
民族差別や格差社会、混沌の中で養父殺しという無実の罪に問われたチェチェン出身の少年をめぐり12人の男たちが繰り広げるぶつかり合い。
少年の回想をモンタージュする趣向は悪くないのだが、それぞれが問わず語りに自らの人生について語り始める、というのはいかにも演劇的で少々鼻につく。
とはいえ、お馴染みのラストでどんでん返しを用意するのがニキータ・ミハルコフならではの作りである。無実にして自由にすることが本当に少年にとって幸福なことなのか。
治安が乱れ悪が跋扈するなかで野放しするより、第一級殺人で終身刑にする方がまだ生きながらえることができる…このアイロニカルな結末。
ただ米露の違いはあっても、罪を裁く陪審制度の危うさと可能性を示すという骨格は生かされている。ただそんな逆転の発想も、ロシアに死刑がないから可能なのだが…。
いろいろなことを考えさせる秀作ではある。

投稿者:replicant投稿日:2008-09-22 00:42:45
う〜ん、どうななんでしょうか・・・並々ならぬ力の入り方に圧倒されますが、装飾過多の印象が残りましたし、オリジナルにあるストーリーと今回付加されたロシア事情が上手く溶け合っていない感じもしました。こういう展開が好きな方が居ても全く不思議ではありませんが、個人的には苦手です。陪審員が本線から外れて自分コトを語り過ぎるので、観ていてテンションが落ちる時が度々ありました。元々、密室モノですから舞台劇のような一面はあるにしても、ちょっとなぁ・・・ワザと過ぎるでしょ。ラストのどんでん返しは良かったんですけどねぇ・・・今の時代を的確に描いてみせたという点でも見事でしたし、“人を助けるコト”の難しさも改めて考えさせられました。まぁ、ミハルコフが一番美味しいところを持っていかなくてもなぁ・・・イーストウッドよりはマシだけど。\(^-^\) (/^-^)/ソレハコッチニオイトイテ、一番“?”だったのは・・・チェチェン部分が良く分かりませんでした。そういう意味では、この映画を正当に評価出来てないかもしれません。犬、手首、指輪・・・良く分かりませんでした!
投稿者:サッツー投稿日:2008-09-14 03:15:26
このサイトでは、肯定的な意見が多いようですが、僕にはつまらなかった…。
途中で物凄く眠くなってしまいました。
ルメット版「十二人の怒れる男」は、本当に大好きな作品なのですが…。
オリジナルの良いところが、余り生かされていないように感じました。
元々、舞台が原作でルメット版も多分に演劇的ではありますが、今回の作品では俳優達の余りに演劇的な大芝居が鼻に付きました。
話が進むにつれて、ヒートアップした登場人物たちが自分の本音、心情を吐露していく展開がスリリングであったはずのなの、今回は最初から全員、心情を語りまくりで、知らない同志が何でそんなに感情剥き出しなんだよって感じです。
しかも、オリジナルに比べてかなり、新たな展開がプラスされているのですが、そのために(登場人物はやたらと自分のことをベラベラ話すのですが…)話の展開がものすごくゆっくりなのです。
雑誌の紹介などで、かなりストーリーを変えてあるように書かれていたので、どんな新しいアイデアが盛り込まれているか楽しみにしていたのですが、重要な部分は全部オリジナルのままで、プラスした部分のほとんどが蛇足だと思いました。
ロシアとチェチェンの現状をストーリーに盛り込んだ点は、良いと思いましたが、90分を2時間半にする意味は正直無かったと感じたかな。
投稿者:Longisland投稿日:2008-09-01 01:01:12
過去名作のリメイクってのは最近のトレンドなの? 邦画でも「椿三十郎」「隠し砦の三悪人」「山のあなた 徳市の恋」なんてありましたね。本作はいわずと知れたルメット監督「十二人の怒れる男」のリメイク。
最近政治活動に忙しく?映画製作ご無沙汰のニキータ・ミハルコフの新作って事で期待してました。都内では銀座単館のみの公開、公開2週目の平日午後の回へ・・・若者皆無、中高年中心にほぼ満員って凄い。

殺人容疑の若者を裁く12人の陪審員、簡単に表決が決まりそうな状況も一人の反対から状況が変化してゆく・・・設定は前作同じ、舞台を現在のロシアに置き換えているも、陪審員其々の人生を通じ現代社会の矛盾と偏見が描かれてゆくって構成は同じ。本作(含オリジナル)もその巧みな状況設定が見事なんだが観終わった感想は全然違う。オリジナルは観終わった後、真実に達した爽快感を感じたが本作は言いようの無い絶望感を覚えた。真実を詳らかにしたことによりより困難な現状に向き合わなくてはいけない。単純に無罪を評することが容疑者の人生を守ることなのか・・・奥が深い、割り切れない、単純ではない、でも同じ立場におかれたら何が出来るんだろうか?

ルメット版の設定を踏襲しながら独自の作品を作り上げた

追記 09.01.05
08年洋画 マイベスト7
投稿者:投稿日:2008-08-24 15:56:22
ニキータ・ミハルコフといえば没落貴族の青年のぐうたらで哀しくもおかしな日常をみずみずしく描いた『オブローモフの生涯より』(1979)を真っ先に思いだす。とてもヌケの良い映画。しかし、30年の月日で世界は変容してしまった。本作『12人の怒れる男』で描出される暗澹たる数々の映画を構成する要素。禍々しい戦闘用ナイフ、舞い上がる雪、麻薬の注射器、訓練用砂袋、陪審員たちが語る自らの人生、体育館に設えられた陪審員室に迷い込んだ小鳥、突然の停電、敵も味方もない無人の銃撃戦、最初に無罪票を投じた男が持ち去るイコン。そして何ものかによって運ばれる死体の腕の指に嵌められたダイヤモンドの輝きに希望への曙光を見いだそうとしても、フラッシュバックされるイメージは陰惨だ。ミハルコフは、現在に真摯に向き合うひとなのだろう。そして、本当の世界は、これほどまでに生存することに緊張を強いているということか。
投稿者:Kaori070801投稿日:2008-08-01 13:34:31
原作も観ていたので楽しみにしていましたが、さらによかったです!
アートっぽい要素もありつつ、かなり上質なサスペンス映画としても
楽しめました。
今までロシア映画はあんまり観たことなかったから、とても新鮮でした!
投稿者:Bava44投稿日:2008-04-25 23:47:30
【ネタバレ注意】

ロシア版DVDで観賞。ルメットの映画の現代ロシア版リメイクで、チェチェン人の少年を12人のロシア人陪審員が裁く作品。リメイク作なのでネタばれもなにもないと思うので遠慮なく書く。
まずは、オープニングがアート系映画の演出として優れている。少年の乗る自転車の進む道は、少年自身の人生の状況を表している。ここの部分は示唆的な情報量は多いと思うが、(ラストシーンなどの)ストーリー上のヒントがあるわけではなく、演出上のというかミハルコフが本作に込めた思いを理解するのに必要な部分ではある。この部分はロシア人ならばすぐに分かるのだろうが、それ以外の国の人にはイマイチよく分からない。ミハルコフらしく完全にロシア人に向けて作った映画である。
さて主な舞台となる部屋だが、オリジナルでは狭苦しい部屋だったが、本作では広い。また、ヘンリー・フォンダみたいな強そうな正義漢がいるわけではない(ミハルコフ本人は一応脇役にとどまる)。それ故に意見のぶつかり合う人間ドラマという感じはオリジナルより薄い。しかしカメラや演出はそれなりに良く飽きさせることはない。ついでに書くとオリジナル版のカメラマンはボリス・カウフマン(ロシア人。映画史に名高いジガ・ヴェルトフの弟)だ!!!
あと、その部屋の中で事件を再現するくだりなどはラース・フォン・トリアーの影響があるはず。ミハルコフらしいアホなシーンやアート的な演出を挿みながら話は進む。話が進む中で12人の一人一人がロシアの歴史と今のロシアを背負っているのが見えてくる。それ故にこの映画を観た一般のロシア人は、普段は考えないような事柄に意識的に向き合うところがあるはず。これがミハルコフに本作を作らせた動機の一つだ。

12人が無罪を決めてからのエピローグが二つある。最初の一つは良く出来ているし必要な部分。複雑に編集されていて、うお〜と思った。
それで、もう一つは作品全体に微かに香っていた(ロシア的な)神秘的な要素を押し出したもの。アルテミエフの音楽も幻想的な美を奏でている。これは法廷ものという題材を考えると、ちょっと違うよね。結局本作が、ロシア人に向けて作ったというのはよく伝わるものの、(ロシア人以外からすると)映画全体の焦点は少しぼやけているかもしれない。

ラストショットはそれかよー、と日本人なら思うはず(笑)

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 外国語映画賞 (ロシア)
【ソフト】
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