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光州5・18(2007)

MAY 18

メディア映画
上映時間121分
製作国韓国
公開情報劇場公開(角川映画)
初公開年月2008/05/10
ジャンルドラマ
映倫PG-12
今日、弟が殺された。
オレの目の前で──
光州5.18 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 10,000
USED価格:¥ 6,800
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【解説】
 1980年の5月に韓国の光州で実際に起こった悲劇をテーマにしたヒューマン・ドラマ。民主化を求める学生と戒厳軍が10日間にわたって激しく衝突し、一般の市民にも多くの犠牲者を出した“光州事件”をリアルに再現しつつ、その中でごく普通の若者たちを襲った悲劇の顛末を綴る。監督は「木浦は港だ」のキム・ジフン。
 タクシー運転手の青年ミヌは両親を早くに亡くし、高校生の弟ジヌを親代わりとなって一所懸命に面倒見てきた。そんなミヌは、ジヌと同じ教会に通う看護師のシネに秘かな想いを寄せていた。告白することもできずにいたミヌだったが、ジヌを交えた3人で映画を観るチャンスをものにする。しかし、シネとの楽しいひとときを満喫していたその時、映画館の外では学生の民主化デモ隊と戒厳軍の衝突が始まり、やがてミヌたち3人もこの騒乱に巻き込まれてしまう。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
215 7.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:TNO投稿日:2011-08-27 13:29:21
1980年当時、軍部を掌握した全斗煥が光州に陸軍特殊部隊を送りこみ、市民軍を鎮圧した事件を韓国で初めて真正面から取り上げた作品とのこと。当時私は学生で、韓国は民主主義のはずなのに、こんな事件が起こるのかと驚きを覚えた記憶がある。かなりデフォルメされているとは思うが興味深く見た。導入部のコメディかと思わせるタッチから、凄惨な軍による一般市民へのリンチ場面への切り替えは見事。最後の結婚式の集合写真の場面は、終演後の舞台挨拶の意味も兼ねて、シネの叶うことのなかった夢を示していてうまい終わり方だなと思った。シネ本人だけが笑っていないことで、深刻さを示している。主役が敵から一斉に銃を向けられている状況でミエを切るという場面は、韓国映画ではおなじみ。キム・サンギョンは、殺人の追想の真面目刑事役とは裏腹の面白い善人を演じていて、意外にも演技の幅の広い人だと感じた。パク・チョルミンは、物語を引っ張る役割なのだが、過剰演技はハナに付くし、シリアスな場面でも笑っているように見えてしまうのは、少し残念。ソン・ビョンホや"サマリア"で主役を演じたイ・オルがチョイ役で出ている。
投稿者:bond投稿日:2009-06-24 10:19:48
なんだかなー、なんで武力衝突になったか、その背景がよくわからない。でも、
イ・ヨウォンって清楚な美人だ(元カノに似てたなー)。
投稿者:replicant投稿日:2008-06-12 17:17:11
「返してくれ!」と絶叫しながら自殺するキム・ヨンホ・・・言わずと知れた傑作映画『ペパーミント・キャンディー』の冒頭シーンです。そして、彼のトラウマになってしまう出来事が起きたのが光州事件でした。オイラは映画を観ている時はその背景が良く理解出来ず、観賞後にその事件のコトを知った輩です(/・_・\)アチャ-・・。その光州事件を真正面から描いたのが『光州5・18(原題は“華麗なる休暇”)』。いやぁ、凄まじいですね。内容は衝撃的で悲惨を極めます。また、兵役のある韓国は一般市民もヤルときゃハンパねぇ!です。登場人物もストーリーも、韓国映画にありがちなステレオタイプですし、全体に説明不足の感もあります。決して出来の良い作品ではありませんが、それでも一見の価値はあります。なぜなら、その国の恥部を堂々と描けるコトはその国の成熟度を示す度合いになりますし、何よりもオイラのような外国人がそういう作品に触れた時、国は違っても同じ人間として共感することで、その国を身近に感じることが出来るようになることです。「俺達は暴徒じゃない!」「私達を忘れないでください」と叫んだ彼らの思いはオイラにも伝わりました。ただ、光州事件をもう少し詳しく探っていくと、そこには韓国内での差別も内包されているらしく、その辺りが蔑ろになっていたのはちょっと残念だったのかもしれません。因みに原題の“華麗なる週末”とは作戦名のことだそうです。

話しは変わりますが・・・最近のチベット問題から関係が悪化しそうな中国でしたが、それでも、先日の四川省の大地震に見舞われた人々の話に接すると、何のわだかまりもなく頑張って欲しいと思います。そう言えば、天安門事件を背景にした『天安門、恋人たち』が7月に上映されますが、こちらも楽しみです。中国国内では上映禁止、監督のロウ・イエには5年間の表現活動禁止という処分が下された作品です。ロウ・イエ監督作品は『二人の人魚』しか観ていませんが、とても好きな作品なので期待したいと思います!
投稿者:Longisland投稿日:2008-06-01 23:54:19
自国の兵士が自国民に銃を向ける、それも無差別虐殺に近く200名余の死傷者があったとか・・・
市民側も兵器庫を襲い武装し軍と対峙、1週間弱とは言え軍を退けていたとは驚き、まさに革命じゃん。
そんな事件にもかかわらず、隣国でたかだが30年前に起こった事件にもかかわらず、ほとんど知らなかった。 当時の韓国って軍事政権、民主化リーダーを隣国から誘拐したり、北の領主様を暗殺しようと特殊部隊を作ったり、市民を逮捕拷問したり、大統領が護衛官に暗殺されたり(恥ずかしながら、全部映画で知りました)…凄い国だったんだ。

とはいえ、映画としてはどうかな〜ぁ、あまりのも大仰な演技とベタな兄弟愛や庶民の生活描写、アン・ソンギ演じた退役軍人は本当にいたのかとの疑問、戦闘シーンも平凡…韓国近代史に興味がないと辛い。
投稿者:黒龍投稿日:2008-05-18 23:53:01
 確かに迫力有る画面には圧倒されるが、結局ただ人が殺されているだけ、というのが迫力では観ていても虚しいだけ。この事件については何も知らなかったが、韓国人でさえ殆どの人が知らないというから、少なくとも虚しさで終わらせて良いはずはない。前半で主人公のタクシー運転手を中心とした人々の平和な日常が描かれ、それと対比するように残虐な事件が延々と描かれて主人公の人格も代わっていくのは効果的だったが、前半をドラマ化し過ぎたのが裏目に出た。むしろ思い切り重苦しい内容にして、問題提起としての作品にした方がこの映画を作った意義があったのではないだろうか。
 観終わって「南京1937」という映画を思い出した(題名が似ているがこれは偶然)。第2次大戦中の日本軍の南京大虐殺を題材にした日中合作の作品だが、クライマックスの暴行・強姦シーンがいかにも演出した感じがして僕は不満だった。今回も似たようなことを感じた。事実(特に事件)の映画化は難しい、と観ていて痛感した。
 劇場用パンフレットにカメラマンの宮嶋茂樹氏が、光州事件は解決したわけでない、なぜ事件が起きたのか、実際にどれだけの犠牲者がいたのか解明されていない、ということを書かれていたが、この一文をラストで字幕にして欲しかった。そういえば同じパンフレットに東京大学の真鍋祐子先生が、事件の背景には深刻な全羅道(チョルラド。ここの中心都市が光州)差別があった、と書かれているが、そのことが描かれていなかったのも映画としては弱い。
 元空挺部隊大佐のセリフ。
 「銃より怖いのは何か知ってるか?人間だ」
 空挺部隊の一時撤退を市民は喜ぶがこの元大佐は言う。
 「冷静に考えれば勝利でなく孤立です」
 そして市民軍は追い込まれていく。
 
 
投稿者:ビリジョ投稿日:2008-05-16 15:29:54
【ネタバレ注意】

 予備知識ほぼゼロだったので、勉強にはなった。
 しかし、全容がいまだによく分かっていない事件であるだけに、娯楽性が強すぎたと思う。お国柄かもしれないが俳優たちが演技過剰だし、メロドラマに過ぎる。大げさな演出によって、「はて、この激しい戦闘はどこまで本当なのかな?」と思ってしまった。
 娯楽とジャーナリズム性との調和の試みについては否定しないが、この事件に関しては史実に徹して、異国の我々にも「そうか、そんなことがあったのか」と思わせて欲しかった。

投稿者:黒美君彦投稿日:2008-04-29 23:03:20
【ネタバレ注意】

韓流ドラマや韓国映画の人気で今でこそ隣国・韓国のイメージはこの国とさほど変わらなくなったが、90年代初めまで事実上の軍政下にあったことを忘れることはできない。私は、重苦しい時代が長く続いた現実をも知った上で韓国の文化に触れたいと思う。
1979年10月、18年にわたる独裁軍事政権の頂点にあった朴正熙(パク・チョンヒ)大統領が暗殺された事件を描いた『ユゴ 大統領有故』(05年韓国・イム・サンス監督)を先日観てその迫真性に感心したが、この作品はそれから半年余り経った翌80年の光州事件を題材にしたものだ。
「光州事件」は韓国南西端の全羅南道の中心都市・光州で起きた学生デモの制圧に、軍の空挺部隊が送り込まれたことに始まる。軍は市民に向けて無差別に銃撃し、多くの血が流れた。当時は国内での報道も規制され、戒厳司令部は民間の死者189人と発表したが、実際には2000人を超える犠牲があったともいわれる。いまだにその実数ははっきりしないという。

この作品では、タクシー運転手のミヌ(キム・サンギョン)と高校生の弟ジヌ(イ・ジュンギ)、ミヌが思いを寄せる看護師シネ(イ・ヨウォン)、その父である予備役の元大佐パク・フンス(アン・ソンギ)が軸となるが、実際には戒厳軍に踏みにじられる光州の市民が主人公である。
わかりやすくするためにメロドラマ風のところが少々鼻につくが、とはいえ、韓国内でも十分知られているとはいえない光州事件を正面から描いたことには大きな意味がある。
隣国で生じた民主化運動とそれを叩き潰した軍の力。何度も繰り返されてきた内戦が、この国が経済成長を遂げた80年代初めにあったという事実。そしてそれを在韓米軍ひいては米国もまた容認したという背景。韓国内では米国に対する感情が決して好意的でないのは、そうした時代の蓄積があるからだ。

しかもこの虐殺には、拭いがたい全羅道に対する差別意識があるという。風水では「反逆者を生む地勢」とみなされ、朴大統領もこの地域を冷遇したという(真鍋祐子東大准教授)。そうした複雑に入り組んだ感情が、軍が同胞を殺戮するという事件を招いてしまった。
なぜ、軍隊は自国民を暴徒と呼び、銃を向けたのか。徴兵制のある韓国でこの作品を観た若者が、どのように感じたかを聞きたいところ。
というわけで、時代背景や韓国現代史の知識がを少しでもある方が、この作品をより的確に観ることができると思う。事件から27年経ってようやく、こうした史実を題材にすることができるようになったということに感慨を覚える。登場人物をめぐる物語そのものは決して目新しいとはいえないが、純朴な男を演じたキム・サンギョン、どこか三井ゆり(古い!)風の清楚なイ・ヨウォン、日本でも人気のイ・ジュンギ、そして大御所!!アン・ソンギはいずれも存在感たっぷり。十分見応えのある作品だったと思う。

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