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ブラインドネス(2008)

BLINDNESS

メディア映画
上映時間121分
製作国日本/ブラジル/カナダ
公開情報劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月2008/11/22
ジャンルサスペンス/SF/ドラマ
映倫PG-12
全世界、失明。
ブラインドネス [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,037
価格:¥ 4,620
USED価格:¥ 319
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【解説】
 「ナイロビの蜂」のフェルナンド・メイレレス監督が、ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説『白の闇』を国際色豊かなキャスト陣で描いたパニック・サスペンス。ある日突然失明する謎の病気が感染症のように世界中に蔓延していく中、隔離施設に閉じ込められた発症者たちが極限状況で露わにしていく様々な人間の本性を寓話的に描き出す。主演は「エデンより彼方に」のジュリアン・ムーア。日本からも「CASSHERN」の伊勢谷友介と「寝ずの番」の木村佳乃が参加。
 ある日、車を運転していた日本人の男が突然視力を失い、目の前が真っ白になる事態に見舞われる。しかし、彼を診た医者によれば、眼球に異常はなく原因は不明だった。その後、同様の患者が各地で続出、混乱が広がっていく。感染症の疑いが濃厚となり、政府は緊急隔離政策を発動し、発症者を片っ端からかつて精神病院だった隔離病棟へと強制収容していく。最初の患者を診た医者もやはり失明し、隔離病棟送りとなるが、その際、医者の妻は自分も失明したフリをして夫に付き添うのだった。彼女だけは、なぜか失明を免れていたのだ。こうしてただ一人、目が見えていながら隔離病棟内に入り込んだ医者の妻は、やがて想像を絶する惨状を目の当たりにするのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
530 6.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:さとせ投稿日:2014-12-30 16:50:24
運転中の伊勢谷は突如目が見えなくなり通りがかりの男に救われるがこの男は泥棒で車を乗り逃げしてしまう。帰宅した妻の木村佳乃が慌てて病院へ連れて行くが何も異常は見られずやがて妻も目が見えなくなってしまい収容所へ移送されるがそこには次から次へと患者たちがやって来てあの泥棒までもがやって来る。患者たちを診ていた医師のM・ラファロも目が見えなくなり妻のJ・ムーアが面倒を見る為に収容所へ来る。皆が過ごしやすいように世話をするムーアだが患者の数が増える事により悪い事を企む者も出て来る。貴重品と食糧を交換するように脅迫されやがては女を差出せと言われ・・・。

日本から木村佳乃が出演した事で有名になった作品をようやく鑑賞。目が見えなくなった者たちがゾンビみたいに俳諧して人を襲う映画かと思いきやちょっと毛色が変わっていて失明した者たちの苦労と葛藤、裏切りを見事に映像化していている。
DVDでの鑑賞だが5.1chは緊迫感を持っていて効果アリ。(H26/11/24)

原作「白の闇」(ジョゼ・サラマーゴ・NHK出版・評価3)を読むと映画は如何に原作に忠実かというのが分かり映像化出来なかった部分まで詳細に描かれており必読の書だが、段落が無さすぎで読みづらいのが難点。(H26/12/28)
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-02-13 09:57:44
【ネタバレ注意】

新味は無いけどそれなりに観れる。ジュリアン・ムーアはなぜ最後まで見えてたの?神の力?星二つ半。

投稿者:has42120投稿日:2010-08-20 13:01:38
ジュリアン・ムーア&木村佳代
投稿者:幸村和投稿日:2010-08-09 20:48:16
【ネタバレ注意】

目が見えることが前提で成り立っていた社会ゆえに、人類が盲目になるや急速に社会崩壊が起きるのがなかなか面白いと思いました。宇宙人襲来やら、自然災害やら、隕石衝突やら派手な演出で社会が崩壊する映画はゴマンとありますが、そういうドッカンドッカンはまったくないのに、ここまで崩壊するっていうのが興味深い。
既に指摘がありますが、私もこの映画を見ながら「ドッグヴィル」「マンダレイ」を思い出し、それよりもこちらはもっと剥き出しの人間を描いているとも思いました。目が見えなくなったことで人種を含む外見がほとんど関係のないことになってしまった分、原始的な部分が露わになったのかもしれません。

寓話的というのはその通りですが、ただやはり収容所がいきなり粗末で酷い扱いだったのは違和感を覚えます。まだ病気発症者が急速とはいえ初期段階で発症の解明途中、回復の可能性の有無についてわからないという状態で、それなりの社会的地位を持った人間もいるにも関わらず、もし治ったら人権侵害として訴えられ大問題になるようなレベルの収容所に発症者だけ放り込む、ってのはその先の混乱から自治、そして支配社会へ至る過程を早く持っていこうとするための作為=作り手の都合が見えてしまっていただけません。その時点でその先の惨状が予測できてしまうのは拙いと思います。
最初から人権を無視したような施設でそれゆえに直後にすさまじい惨状を呈すよりも、最初は観る側もそれなりに納得のできる隔離施設だったのが徐々に荒んでいく方が秩序の崩壊にインパクトを持たせられたと思うのですが。

とはいっても閉鎖された施設の中で、武器という力を得た人間が力を持たない者、弱い者を蹂躙していく様はえげつないの一言ですし、失明してもなお目が見えていた時の価値観で金目の物を漁る姿は滑稽ですらあり、その描写はまさに寓話的。そして施設の外の食べ物の奪い合いもゾンビより怖い。やっぱり一番怖いのは生身の人間だと強烈に思います。高度な文明社会を築いていたはずの人間がとたんに文明が起きる以前の原始的な状態になってしまう様子は、人間の脆さや、人間なんて所詮この程度という皮肉、警告など感じられ、示唆に富んでいます。ラストがまたいい。この先いくつも直面するであろう問題に対する想像が膨らみます。
例えば、崩壊した街の惨状を見て人々はどう思うか、あるいは見えるようになって喜んだあとに襲われるであろう見えないときの自分がとった行動に対する羞恥心、罪悪感はいかばかりか。むしろ見えないままでいた方が気が楽だったかもしれない光景を目の当たりにし、人々はどうするか。人種を超えた共同体ができつつあったのが姿形が見えるようになってどうなるのか。この先にあるのは希望か絶望か。人間次第でしょうね。終わったあとウウムと考えてしまいました。

投稿者:mototencho投稿日:2010-04-14 16:35:16
混沌とする現代、
人間の本性を浮き彫りにしながら
希望をもてる鮮やかなラストに感動
「ブラインドネス」は人類に向けた作品
http://mototencho.web.fc2.com/2008/blindne.html
投稿者:hiropon2007投稿日:2009-11-06 12:47:07
【ネタバレ注意】

 ラース・フォン・トリアー監督の『ドッグビル』『マンダレイ』にもテイストが似た、寓意性豊かな実験映画。限界状況のなかで試される人間の意志と能力の物語という意味では、フランク・ダラボン監督の『ミスト』とも共通するものがある。したがって、こんなウイルス、科学的にありえないとか、収容所の施設管理がお粗末などという、通俗リアリズムの側からの枝葉末節の批判は当たらない。
 コミューンのような共同体のなかから、食料の配分をめぐって王権=独裁権力が芽生え、支配と被支配の構造が生まれてくるのは、きわめて唯物論的ではあるけれど、作者による社会の抽象化という意図はそれなりにわかる。収容所は現代社会そのものというより、抽象化されたモデルなのだ。
 一人の晴眼者を除く全員が失明状態という集団内の関係性は何を意味しているのか。暴力支配と屈従の地獄図を失明者らは身を以て感じるのだが、晴眼者(ジュリアン・ムーア)は、その屈辱をさらに視覚的にも背負わなければならない。できればシーツをかぶって「見たくなかったこと」にしたいのだが、そうはできない。世の中の悲惨を一人の個が「見つめる」とはどういうことなのかを、映画は観客に提起する。
 一人だけ「見える」ことの“特権”を、晴眼者は最後の切り札のようにして行使する。それは全世界を救うための特権者の革命的暴力だ。“決起”に至るまでの時間が長すぎるという批判もあるが、そこは独裁に対抗する反独裁の暴力行使について、彼女の内面での逡巡があったからだと理解すべきだろう。その逡巡は、しばらくは窓に吊されていたハサミの映像に象徴されている。
 グローバリズム社会における、人種や民族や国境、さらには家族の境界をも越えた新たなコミュニティ(=疑似家族)の可能性を探った映画と、深読みすることもできないではない。多人種的な配役もそのためかもしれない。
 ドラマの後半に現れる「目隠しされたキリスト像」については、おそらくは原作小説の中では重要なモチーフなのだろう。サラマーゴの小説は読んだことがないが、著作の中に『修道院回想録』や『イエス・キリストによる福音書』という表題があることからして、宗教の問題は作家の重要なテーマだと思われるからだ。
 そのようにみれば、「一人の晴眼者」の存在は、さまよえるユダヤの民を救う救世主イエス・キリストのアナロジーだと言えないこともない。ただ、監督のこれまでの作品傾向からして、宗教的な救いが唯一のテーマだとは思えない。いずれにしても、映画のなかでは宗教にかかわるモチーフは少々消化不良だ。
 集団ヒステリーを扱うパニック・ムービーの姿はしているが、テーマは意外と深い。ただ、カタストロフィに至る過程に今ひとつひねりが加えられたらもっとよかったと思う。ガエル・ガルシア・ベルナルはこの手の悪役をやらせると案外いい。伊勢谷友介、木村佳乃も日本人夫婦役を好演。

投稿者:naoron投稿日:2009-10-25 10:47:20
世界規模のパニックなのに、主人公の周囲だけの話。個人的には好きな設定なんだけど、いかんせん病院(?)内が長すぎて、しかも陰湿過ぎる。宇宙戦争での後半の頭のいかれた男の家での場面が延々続く感じ。シャラマンやスピルバーグ映画みたいにおもしろい展開にできただろうに。惜しい。
投稿者:ジーナ投稿日:2009-10-19 00:59:30
少数派の不安や恐怖を活かした設定とストーリーへの移行は面白みがありました。
見える人と見えない人のバランスが変化した時に感じる恐怖心だけではなく、人数が多くなるごとに守られない常識や道徳心など当たり前の事があっという間に崩れる展開は心理サスペンスとしてとても見応えがありましたね。

ただ・・・隔離施設内での展開がほとんどで外界の情報が一切入らないのが残念。
施設内での争いだけではなく、感染によってパニックに陥った人々の様子や少しずつ社会が崩壊していく様子、政府の対応と混乱なども観ていきたかったです。
何人かにスポットを当てたまでは良かったですが、その人たちを同じ場所に集めるのではなく、、施設内に一組・政府に一組・軍に一組・小売店に一組・一般家庭に一組など外界に何人か置いて群像劇仕立てにすると奥行きも出たでしょうね。

それから・・・施設の充実性をもっと出してくれないと全く現実感がわきません。
いくらどこの国の話だか分からないとは言え、生活を見る限り先進国な訳ですから「入り口から真っ直ぐ進め」だけで放置は無いです。
ストーリーを盛り上げるためだったのでしょうが映像がリアルだっただけに、こういう描写で非現実感を出してしまったのは残念でした。
あんな不衛生な場所なら「治りました!!!」って言って特別扱いしてもらいますね、私は(笑)

ついでに時間・日付の経過を伝える工夫があると良かったと思います。
人への優しさ・献身的な愛がどれくらいで変わるのか、人間のモラルがどれくらいで破綻するのかなど観察日記のような作りだと説得力も増したでしょう。

どうやって伝染するのか、そもそも何の病気なのかなどは一切触れていませんが、、それを差し引いてもドラマに見応えがあったので及第点をつけさせていただきます。
演出も緊張感がありましたし、カメラワークや白い視界の使い方、音楽は別にして音響効果も良かったと思います。
日本人キャストが物凄〜く浮いているのを除けば、実力ある役者陣が顔を揃えているので演技にも重みを感じる事が出来ました。
ジュリアン・ムーアは「極限状態」がお得意の女優さんなのでバッチリですしね(笑)

色々改善すべき点のある作品ではありましたが、究極の状況に置かれた時のエゴや色んな意味で飢えた人間の暴力性などの恐ろしい人間心理は、インパクトもあって興味深く鑑賞できました。
投稿者:bond投稿日:2009-10-18 16:58:20
目が見えるのにギリギリまで行動しないのには無理がある。市街地での展開がほぼない。全体的の地味なのでいまいち。なんで木村佳乃?
投稿者:vegirama投稿日:2009-10-13 09:48:28
つまんねぇ むかついた
投稿者:uptail投稿日:2009-09-26 21:57:29
ジュリアン・ムーア
投稿者:ghost-fox投稿日:2009-04-21 22:23:56
意外に普通
投稿者:ケラヒロミ。投稿日:2009-04-14 13:52:53
想像してたのと違いました
なんだか女を差し出せってなってセックスシーンが強烈で
なんだか内容がイマイチ覚えてないな…
腐敗した街並みは物凄い
ラジオの音楽を聞いてる時や、おじいさんが人種差別とか話してる時はとても良かった
投稿者:藤本周平。投稿日:2009-04-03 10:46:01
正直期待してたのとはかなり違っていたのでちょっと残念でした。自分としては正統なパニック映画を観たかったのですが、なんかこじんまりとした映画でしたね。まぁよくよく考えてみたら、この内容で映画化しても面白くなるとは思えませんけどね。
投稿者:replicant投稿日:2008-12-05 01:33:16
『シティ・オブ・ゴッド』『ナイロビの蜂』で監督としての世界的地位を築き上げたフェルナンド・メイレレスの新作『ブラインドネス』。またまた、その演出力に脱帽させられます!とにかく、映画が始まってからイライラさせられます!目に(目と言うか視覚かな?もっと厳密に言うと、視覚を感知する脳の部分かな?)ゴミが入ったかと錯覚させられるような感じでこの映画世界に力づくで引き込まれます。導入は素晴らしく、先の展開が否応無く期待させられます。ところが、中盤のストーリー展開から気持ちが離れてしまいました。“オイラが王様!”エピソードは全くリアリティがなく、メチャクチャ退屈でした。間違いなく有り得ないと思います。幾らなんでも、あんなんなるまでほっとかないでしょ!原作に忠実と言われているストーリーですが、だとしたら、原作はちょっといただけませんね。言いたいことは分かりますが、ぶっちゃけ!なんだかなぁ・・・というのが素直な感想です。その後の展開も悪くないですし、前半、後半はOKなので、真ん中が返す返すも残念です!個人的にはこのラストが好きなだけに惜しまれます
投稿者:Longisland投稿日:2008-12-04 21:10:34
今年のカンヌオープニング作品、ノーベル賞作家の原作、監督・撮影は「シティー・オブ・ゴッド」組、良作インディー作品を連打するフォーカス・フィーチャーズetcとなんか期待も…↓酷評多く不安でしたが…なかなか良いんでない。
ブラジル・カナダ・日本合作ってことでヴァラエティーに富む役者陣、日本代表の伊勢谷・木村組も好演、彩度を落とした映像も美しい(音楽がイマイチ)。 突然目が見えなくなることで人間の性がむき出しになる、極限におかれた人間の弱さ、尊厳が巧みに織り込まれたストーリーは深い。
投稿者:リEガン投稿日:2008-11-29 14:55:50
【ネタバレ注意】

もしも自分がジュリアン・ムーアの立場だったら、まずは安心と余裕を隠して失明した人々への奉仕に勤しむだろう。しかし、膨らみ続ける彼らに辟易し始め、少しずつ態度が上から目線となる。やがて傲慢な意識が芽生え、ただ一人視力のある者として世界を支配しようと考える。傍若無人な振る舞いと悪行三昧。ところが、気づいたらみんな目が見えるようになっている。愕然とした自分を幾多の人々が取り囲んで、こう言うのだ。『その声は、オマエだよね』…フェルナンド・メイレレス監督には次回作を期待したい。

投稿者:ビリジョ投稿日:2008-11-29 12:48:35
【ネタバレ注意】

 さて、問題の、問題作。
 国際盲人協会の会長さんが抗議した、とのこと。そりゃそーだろ。
 盲人になったとたん、人は無力無能になり、邪悪になっていく、残ったものは食欲と性欲って映画だから、そりゃ怒るわな。
 もちろん、この作品における「盲」は何かの比喩なのであって、目の見えない人そのものを誹謗したものではないのだけれど。何の比喩なのだろう。目隠しの聖像が出てきたので宗教的なものかな。宗教に取り付かれた人々と、そうでないただ一人の女性、ってことかな。そう考えるとわかりやすいが、そこまで単純な映画ではないという気もするし。あるいは政治的イデオロギーか。ヒューマニズムの問題か。目の前が黒ではなく白くなる、ってところからは人種問題を想起させるが。
 描かれたテーマの深遠性はよくわかるので、盲人協会の抗議の正しさが引っかかる、引っかかる。抗議を承知での問題提起か。

 ジュリアン・ムーア曰く「現代社会を描いた映画だ」、としたら、人々の無力さは何なのだろう。ただ一人目が見える女性も、なぜか妙に無力だ。

 醜悪な役一筋、モーリー・チェイキン氏の健在ぶりがうれしい。

 評価しにくいので、標準的な7点。

投稿者:satokunn投稿日:2008-11-28 20:04:19
【ネタバレ注意】

なんなんですかー!極限状態の人間はああなるのですか?
人間に対する絶望感しか感じられませんでした。
収容所の場面はほとんど寝ていてわかりません・・・
世界はどうなったのか?10日間あれが続いたら人類滅亡でしょう
時間の無駄でした

投稿者:NYY投稿日:2008-11-25 19:53:51
【ネタバレ注意】

あんまり面白くなかったな〜。
つまらなくはないんだけど、「シティ・オブ〜」と「ナイロビ〜」
が凄く良かったんで、期待し過ぎたせいか、物足りなく感じてしま
った。
体の機能の一つがダメになるだけで、パニックになるってのはアイ
デアとしては良いと思うが、予測できる範囲で展開して終わるし、
既視感も感じた。
 
隔離された空間で秩序が壊れていくんだけど、そんなのは当たり前
のことで、道徳も法も人が生きるための道具に過ぎないんだから、
道徳や法を支える前提が壊れたり、守る必要が無くなれば、当然に
壊れる種類のもの。
自然状態で、人は殺し合う。
そのへんは、古典的ですね。
 
第3病棟の王って、あすこは笑うとこかな?
 
        (^∀^)
 
田舎の番長というか、猿山のボスというか・・・
そんなとこで、バカさ加減をアピールしてくれなくても良いのに。
 
結局、現代人には色んなもんが見えてるようで、本当は見えてい
ない。
一旦、目が見えなくなることで、人間にとって何が幸いなのかを
再発見できる。
ちょっと宗教的というか、キリスト教的な要素も入っていて、
間違った方向に進んでる現代人から、神が一時的に視力を奪って
終盤で、福音のように雨を降らせて、癒す。
視力が戻った時に、自分達には大事な物が見えてなかったんだと
気付かせる。
 
昨日見てしばらく意味不明で、2時間くらい考えて、ボクはそう
解釈したんだけど・・・
寓話としては分かり難いし、グッと来るものが殆んど無かった。
 
眼帯したダニー・グローバーが「夢は一緒に暮らすことだ。今が
一番楽しい」って言ってたけど、あんまり楽しそうに見えなかっ
たんだよな〜。
原作者のサラマーゴって無神論者らしいけど、かなりのジーサン
だし、単に現代社会は間違ってるから「昔に戻せ」って言ってる
だけにも思えた。
しかも今時、共産主義者って、このジーサン大丈夫なのかな?
 
なんか理想論が入ってると思うんだよな〜。
人間にとって見るべきものが見えるようになったとしても、それ
は理想であって、現代人は理想通りに振舞えないような複雑なシ
ステムの中で生きてる訳だし。
本当はちゃんと見えてるんだけども、あえて見えないフリをして、
ネタで生きてるって面もあるし。
ボクは、この作品のメッセージは、ベタで、有効ではないんじゃ
ないかと思った。
 
あえて穿った見方をすると、一旦見えなくなって回復した人達が
共産主義的な暖かな連帯感の中にいるのに、ずっと見えていた
オバチャンは孤独。
ずっと見えてた観客(間違った方向に進んでるらしい現代人)も
孤独で、だから共産主義なんだよ!っていう、胡散臭さを感じて
しまった。
 

投稿者:のど飴投稿日:2008-11-24 01:46:23
【ネタバレ注意】

原作を読んでから観た。原作にはかなり忠実に映画化されていた。
原作を読んだときも思ったけど、やっぱり最後はしっくりこないな・・・。小説では続編が発表されてるらしいけど、ラストがアレだけにやっぱり続編が気になる。
横に座ってたチャラい高校生男子3人組はエンドロールで「何コレ、意味わからん。」と文句タラタラだった。(ただ、いくら面白くないからって途中でケータイいじんなボケ。)
これは「地獄の黙示録」みたいに抽象的で神話チックな映画だからやっぱり難しい。ただピカソやダリの絵を見て「意味わからん」と言ったらそれまでで・・・。
精神病院のシーンは、床が糞尿まみれになるところとか、レイプシーンとか、もうちょっと「うわっ」ってなるほど汚くしても良かったんじゃないかと思う。

「医者の妻」がスーパーから食料を持ち出す場面で、群がる盲人たちを振り払うシーンに「医者の妻」のちょっと黒い部分が出てるような気がした。目が見えるのが優しい人だったから良かったけど、もしそれが悪人だったら盲目になった人々を支配しようとしたりして。そういう話も面白いかも。

投稿者:パンタ投稿日:2008-11-21 03:51:23
【ネタバレ注意】

人間は極限状態に置かれた場合どう行動するのか、がテーマでそこに行くまでの過程はあっさりと描かれている。
が、病棟に閉じ込められた中でも実際に問題は起きていくがそれぞれが淡々と描かれていて
胸を抉られる様な痛みやもがき・苦しさなどは伝わらなかった。


映像的にもあえてそうしているのか綺麗に纏めていて考えさせられるテーマだが深く残らない。
「見える女」である彼女の存在をどう消化するのか気になったが、逆に観客側にどう捉えるか提示して終わった感じがする。
賛でも否でもなく何をどう捉えるかを考えてしまう。

投稿者:Stingr@y投稿日:2008-11-14 13:27:43
 とんでもない感染症が世界中に蔓延して感染爆発〜パンデミック!人々はパニックに陥り、各国政府は機能停止…、というのを期待してたんだけど…。

 そんな話は30分でさっさと切り上げて、隔離病院でのめくら同士の闘争モノになってしまう。当たり前のように、目が見えるオバンのいる側の勝ちで、その後は、世界中がめくらばかりになる中、ただ一人目が見えるオバンの一人勝ちとなり、食糧も略奪し放題で、オバン率いる集団だけが良い目を見る…という馬鹿野郎な脚本!(原作はどうだか知らんが)

 こんな、寓話にもならない映画作ってないで、失明した患者の中にいても、なおも執拗に健康で目が見えているオバンのDNAを解析して、さっさと薬を作れ!ついでに、この話が原作通りなら、原作者の頭にも薬を付けとけ!つける薬があったならね。でも、ジョゼ・サラマーゴってノーベル賞作家だよね。賞の無駄遣い???
投稿者:hanya投稿日:2008-11-13 02:03:57
よくもまあ、2時間で纏め切ったもんだ。
おそらく脚本がかなり良いんじゃなかろうか。
話としては、ちょっと古さを思わないでもないし、不自然さもあったりするけど、それでもそこまで気にはならない。
ともすれば淡々と、内包される人の闇が滲み出ていく恐怖。
白で覆われた狂気は、いっそ弾けたことで、その後に浄化をもたらすのか。
これが終末思想ってやつなのかなあ。知らないけど。
かなり濃密な2時間で、観た後でも考えてしまう、こういうの私は好きなんだけど、でもなんかもう一味、味の決め手が欲しかった。
わからないそのひとさじで、傑作になりそこねた感が否めない。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールフェルナンド・メイレレス 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【Blu-ray】ブラインドネス2013/01/30\1,886amazon.co.jpへ
 【Blu-ray】ブラインドネス2009/04/03\4,743amazon.co.jpへ
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 【DVD】ブラインドネス2009/04/03\3,980amazon.co.jpへ
【レンタル】
 【DVD】ブラインドネスレンタル有り
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