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ラスト・ブラッド(2008)

BLOOD: THE LAST VAMPIRE

メディア映画
上映時間91分
製作国香港/フランス
公開情報劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月2009/05/29
ジャンルアクション/ホラー
映倫R-15
斬り開く──
私の運命
ラスト・ブラッド [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,562
USED価格:¥ 1,198
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【解説】
 セーラー服少女が日本刀を手にヴァンパイアとの死闘を繰り広げるProduction I.G製作アニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン主演で実写映画化したバイオレンス・アクション・ホラー。共演は「セブンティーン・アゲイン」のアリソン・ミラーと「ラスト サムライ」の小雪。監督は「キス・オブ・ザ・ドラゴン」「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」のクリス・ナオン。
 戦国時代、大量に流された人の血によって力を得た種族“オニ”。以来、400年以上にわたって続く人類とオニとの戦い。そして、ベトナム戦争が混迷を深める1970年、オニの前に一人の少女が現われる。日本刀だけを武器に、たった一人でオニ退治を続ける16歳の少女サヤ。彼女の目的は全てのオニの起源である“オニゲン”を倒すこと。それは、殺された父の仇討ちだった。オニの殲滅を目的に創設された秘密組織の手引きで、オニの活動が活発化しているアメリカ空軍関東基地内の高校に潜入したサヤ。彼女はそこで、同級生のアリスをオニの襲撃から救い出す。やがて2人は行動を共にするようになるが…。
<allcinema>
【関連作品】
BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000)オリジナルアニメ版
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
14 4.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:さとせ投稿日:2012-03-09 17:25:52
情緒溢れる昭和日本に突如、現われたチョン・ジヒョン。ジヒョンはオニを退治するために学校や道中で戦っていくが、それには父親倉田保昭を殺害した小雪を倒すためだった。友人となったA・ミラーと共に小雪退治に向かうが相手は強大な力を持って2人の殺害を狙っていた・・・。

韓国映画界で大人気だったチョン・ジヒョンを主演に据えたホラー映画。助演もA・ミラーや日本の小雪、カンフー映画でも活躍した倉田保昭という豪華なメンバーでアクションシーンもお手の物。スプラッターも凄まじく昭和後期の日本も懐かしいし映像も原色を活かしていて綺麗。DVDで鑑賞したがdtsが凄くて効果大。
ノヴェライズ(林巧・角川ホラー文庫・評価2)はそれなりの出来。
投稿者:トム・ルーズ投稿日:2011-06-10 07:01:06
【ネタバレ注意】

1970年の日本がこんな状況の訳がありませんが(私は生まれてないんで断定は出来ませんが)、この違和感・・・実は結構好きです。
私は意外と外国人が描く嘘臭い日本の描写が好きだったりするので、今回のような嘘臭さは結構な好物でした(-^□^-)
まあこんなの受け入れられないよ〜と言う人が大半なのも、ある意味納得していますが。

舞台が嘘臭いだけでなく、設定もまたチープ感が半端じゃなかったですね!
400年以上にわたって、人類とオニが戦っているなんて・・・。
オニと言っても、鬼は〜外♪や鬼退治の赤鬼ではないのがまた面白い(^O^)
このめちゃくちゃな世界観は、外国映画ならではの日本を舞台にした映画と言った感じでしょうか。

そのオニに父を殺された16歳の少女サヤ(オニと人間の混血)がこの映画の主人公でした。
制服に日本刀の少女!
サヤを演じたチョン・ジヒョンのコスプレショーです(#⌒∇⌒#)ゞ
『猟奇的な彼女』等々でチョン・ジヒョンに魅せられた方も多いと思いますが、チョン・ジヒョンが好きな方ならたまらないPV的映画と言えるのではないでしょうか。
ちなみに、私も結構好きです・・・。

ワイヤーアクションを繰り広げるチョン・ジヒョンが本当にカッコイイ!
違和感のあるワイヤーアクションだったり、アニメチックな血しぶきだったりするので、突っ込みどころは山ほどありますが、私はこんな映画もアリと言えばアリだと思います。
まあチョン・ジヒョンは、ワイヤーアクションと言うよりは、ワイヤーに操られているようにも見えるましたが、可愛いので許します| 壁 |д・)
ゲームやCGを毛嫌いしている方は、基本見ない方が良い映画かもしれませんね。

オニのボス的存在であるオニゲンを演じたのが小雪でした。
公開前にチョン・ジヒョンと小雪の共演が話題になってましたが、小雪は終盤の30分ぐらいしか出番がないので、小雪目当ての方は少々がっかりとなるかもしれませんね。
結局小雪が演じたオニゲンはゲームで言えばラスボスなので、よく考えれば当然なのですが、この辺はプロモーションの関係もあるのでアジア2大女優共演みたいな触れ込みになってしまうんでしょうね(^_^;)
私個人としては、チョン・ジヒョンと小雪が同じ画面に映っているのを見れただけでも、見て損と言うことはなかったですが。

それから何と言っても倉田保昭ですね!
彼だけは本物のアクションをしていた印象です。
私はそれほど倉田保昭に詳しくないですが、オールドアクションファンからしたらたまらない活躍だったのではないでしょうか。

しかし、映画全体としてやはりもったいないのは、如何せん説明不足な点が多すぎること。
説明不足だから楽しめる部分もあるのですが、この世界観にのめり込むには説明不足過ぎます。
サヤが背負った苦悩等、心情面の描き方も薄すぎた印象でした。
サヤと行動を共にするアリソン・ミラーが演じたアリスの存在価値も無さすぎです(・_・;)
もっとアリソン・ミラーが可愛けりゃ許しちゃったんだろうけど、私の好みではなかったので・・・。

まあ惜しい点も多々あった映画ですが、チョン・ジヒョンが嘘臭いむちゃくちゃな設定の世界で、アクションをしまくりオニ退治をする映画だと割り切って見れば、なんとかそれなりには楽しめる映画と言ったところでしょうか。

投稿者:ジーナ投稿日:2010-10-12 01:56:36
人間とオニ(ヴァンパイア?)のハーフはありがちだけど、アジア系女子ってあたりが新鮮でした。
武器は刀、衣装はセーラー服というダッサい感じもイイ味になっていたと思いますよ。

人類を救うためオニ退治をするという何てこと無いストーリーでしたが、オニゲンとやらの存在はファンタジックで謎めいていて好感が持てました。
CIAやアメリカ軍など基地を舞台にした展開が一切リアリティのない内容だったので、オニゲンを中心とした脚本にしちゃったほうが良かったような気がします。
原作やアニメ版の事があるから大きく変えることは出来なかったのかもしれませんが、感情移入できないようなドラマは完全に無駄と言えるでしょう(爆)

オニに関しては完全に人間化した外見なのでゴシックホラーのような世界観を求めて観るとガッカリします。
美男子がヴァンパイアになるような事もないので目の保養もできませんよ(笑)

まるで外国のような日本の風景や街並みは面白みがありましたが、いかんせん時代設定がさっぱり分からんです。
チョンマゲでも結ってそうな時代背景もあれば車が走ってたり、なんだかカオスです(爆)

アクションはチープで見応えなし。
特にワイヤーアクションを観るとアホくさくて笑ってしまう私には向いてなかったです(爆)
強いて言うなら森の中のアクションシーンは好印象かな。

結論;ツッコむところは沢山あるけど、ツッコミたくなくなるような作品でした。
とにかく記憶には残らないでしょう。
投稿者:bond投稿日:2010-04-21 09:18:35
テンポよく進むし、ワイヤーバリバリのアクションで結構楽しめた。ただ、CGが稚拙で血しぶきがモロうそっぽい。倉田保昭若いねー、まだいけますな。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-04-16 23:41:42
【ネタバレ注意】

チョン・ジヒョンが出てなければ観る事は無かったが、個人的には楽しめた。舞台を70年代にした理由が(アニメ版でも)解らんが。
やはり予算の無さが一番の弱点で、新味が無い題材でもCGに金を掛けたり脚本の段階で見所を増やせば、B級ホラーアクションとしての完成度は更に増していただろう。小雪があまり派手に立ち回らないのは彼女のやる気の無さ(でも般若顔は怖い)か、スケジュールの都合だったのか。オニゲンなら「後ろに目がある」だろうから気配でアリスの不意打ちを封じたろうし、躊躇せず彼女を八つ裂きにしただろう。

投稿者:ghost-fox投稿日:2009-10-18 22:07:03
事に依ると刀は「髭切」か
投稿者:popcorn投稿日:2009-07-26 06:44:53
【ネタバレ注意】

吸血鬼と人間のハーフが、吸血鬼を狩るストーリー自体は、『吸血鬼ハンターD』や、『ブレイド』シリーズなど先例があり珍しくもなかったけれど、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』は、主人公をセーラー服にお下げ髪の古風な16歳の少女に置き換え、日本刀を武器にすることで魅力を獲得していた。

この数百歳の、「鬼と人間のハーフ」、「ジャップ」の「手に負えん小娘」、サヤ役を日本人が取れなかったのは誠に残念であるが、チョン・ジヒョンは、ルックス的には悪くないキャスティングだ。
チョン・ジヒョンが宙を舞うと、スカートの裾がヒラヒラして、時折、中が見え隠れするが、スパッツを着用しているのにはがっかりさせられる。役のイメージからすると、純白のパンティーを履いていてほしい。

オリジナルキャラである、「最も邪悪」にして「究極の敵」、オニゲンを演じる小雪の美しさは相変わらずで、うっとりとしてしまう。

さて、アバン・タイトルに登場する「カス」は、黒縁メガネに出っ歯という、いかにもステレオタイプな日本人なのが良い。
VFXで構築された1970年の東京は、日本人からすればノスタルジーを感じるより、エキゾチックだが、これも味。

CG丸出しなのは予告編の段階で覚悟していたが、それにしても、血飛沫の表現はお粗末。
断崖から転落する軍用ジープ、運転席からボンネットに駆け出し、そこからジャンプするサヤのVFXもえらくチャチだ。

ワイヤーアクションも背中のワイヤーが見えるような気がするほどで、とてもコーリー・ユンの仕事だとは信じられない。

見応えがあるのは、オリジナルを忠実に再現したアバン・タイトルと、ミスター・パウエル=コリン・サーモン行きつけの店を訪ねた、「お嬢様」/「将軍(マッキー=ラリー・ラム)の娘」こと、アリス=アリソン・ミラーを、サヤが救出する一連のアクションシークエンスくらいなものだ。

カトウ=倉田保昭VS忍者軍団、羽の生えたオニが軍用ジープを襲撃するのも見所のつもりだろうが、前者は、今更、下手な、『グリーン・デスティニー』といった印象で、後者は、『アンダーワールド:エボリューション』によく似たシチュエーションがあり、それと比べてしまうと、リアリティー並びに、臨場感の差は歴然。

本来、クライマックスであるはずのサヤVSオニゲンについても、いくら不意を突かれたとはいえ、人間のアリスに、オニゲンが背後を取られるのもバカらしく、呆気なくて盛り上がりに欠ける。

また、オリジナルでは、「“組織”」も、サヤも謎めいているのがクールだったのであり、本作でも彼女の生い立ちだとか、「愛と幸せ」だとかは不要である。だが、世界配給を前提にした作品となると、説明的になるのも仕方ないだろう。

かように褒めるところは少ないが、期待値が低かったのもあるし、原型がしっかり残っている分、『DRAGONBALL EVOLUTION』なんぞに比べれば、ジャパニメーションの海外での実写化としては遥かにマシなできだと思う。(このレベルなら、邦画界でも作れたろうが)。
http://blogs.yahoo.co.jp/popcornandfella

投稿者:はこまる投稿日:2009-06-07 23:35:11
まず、倉田保昭先生をあのような形でキャスティングしたディレクターに対し敬意を表したいと思います。嬉しゅうございました。

香港とフランスの合作です。決して大騒ぎするほどの作品ではありませんが、ハーパン履いたゲロ吐きネエちゃんの好演もあり、ハッとする瞬間が幾度か現れる力作となっています。なかなかシャープなパンチ力。おそらくルーツは昨年末に北米でもDVDのBOXセットが発売された『子連れ狼』やキン・フー辺りだと思いますが、いまだに厳然と立ちはだかるメディアとジャンルの境界線を果敢にくぐり抜けようとする作り手側の強い意思は感じられ、かなり不細工ですが、映画が形を変えながら何かと混ざり合い、少しずつ前へと進んでいることが実感できる出来となっています。むろん、この奇っ怪な融解現象の張本人は日本人であることは明白なわけですから、この得体のしれない映画の変質は真摯に受け入れ、最後まで見届けなければならないでしょう。
また、この後、本家本元である日本の忍者漫画の不朽の名作を、理論活劇派の崔洋一が実写化した作品が公開を控えているようですが、果たしてどんな戦略と戦術を用いてくるのか。これは楽しみになってきました。

2000年に製作された押井塾卒業生によるオリジナル版アニメーションはもちろん見ています。それほど尺が長い作品ではありませんが、コンパクトながらもかなり高い完成度。とにかくショットの構成とシーンの組み立てが見事。無駄がまったく存在せず、冒頭の流れるような米軍基地内の描写は今でもはっきりと覚えています。
しかし、本作はそのシンプルさを壊す過剰さで構成されており、フラッシュバックとケイト・ベッキンセールの従姉妹みたいな将軍の娘がやや脚を引っ張るものの、これはこれで作品世界が成立しています。エージェントスミスを思わせるヒロインの壁抜けには爆笑してしまいました。ああいうバカなシーンがひとつでもあれば、映画を見た甲斐はあるというものです。

舞台となる70年の日本も、ベトナムと中国とが混ざり合い、何だか「ここどこ?」という言葉が脳裏に浮かばないでもないですが、まあ無粋になるのでツッコむのは止めにしましょう。それに、ヨーロッパで生まれた吸血鬼がとうとうアジアまでやって来て大暴れするのですから、故岸田森さんも草場の影で喜ばれていることでしょう。あえて不満を言うならチョンちゃんのエロが少しでも入っていたら文句なしだったのではないでしょうか。個人的にはここら辺りが一番心残りでした。

確かに英語を話せる日本人の女優の不在は残念ですが、欧米諸国にとっては中国も韓国も日本も同じようなもの。それに、21世紀が雑種化の世紀であるのであれば、越境と混血を描いたこの映画は極めて21世紀的な作品といえます。

既視感溢れる描写が続きますが、それもまた21世紀的。ヌーナンの節度あるセンスが光る一作です。
投稿者:replicant投稿日:2009-06-06 01:53:44
【ネタバレ注意】

元は“プロダクションI.G”の若手が制作した50分の短編アニメ『BLOOD・THE LAST VAMPIRE(2000年公開)』。舞台は1970年・・・出だしの地下鉄シーンはアニメと全く一緒、その後アメリカンスクールへ舞台が移るのも同じです。丸の内線の古い車両のデザインとか街の様子とかキチンと描かれていますし、双子のエージェントとかもかなり魅力的なキャラです。チョン・ジヒョンは16才にはちょいと苦しいですが、そこは持ち前の腫れぼったさでカバーしていますし、これは傑作かも?と思ったのも束の間、舞台が米軍基地に併設されたアメリカン・スクールに移ったとたん、その輝きがどんどん失われていきます(苦笑)。魅力のかけらもないモンスターキャラに安っぽいCG・・・「なんだかなぁ・・・」と言わざるを得ません。それでも、オイラはこういう女闘美は好きなのでOKですが、人にお薦めは出来ません。音楽に♪WAR/EDWIN STARRとか、♪SPACE TRUCKIN’/DEEP PURPLEなんか使ってるので(2曲だけ!Σ( ̄□ ̄;))、ザワ!と血が一瞬騒ぐんですが、それだけでした。そういう意味ではもったいない!です。最後にジヒョンと戦う低体温系の小雪の焦った表情とか見応えありますが(あるんかい!)、

投稿者:青春映画投稿日:2009-06-05 17:28:51
【ネタバレ注意】

特に原作に思い入れがあるわけでもなく、出演者のファンでもないですが、
こういったB級アクション映画が大好きなので行っちゃいました。
そこそこ迫力あってよかったんですが、体育の先生が鬼(?)に変化した途端、完全に失望しました。
CGがチープすぎ。こんなんでハリウッド大作って言うのは非常に困難!

それと、複数国の合作の弊害かもしれませんが、英語と日本語が入り混じるのですが
ちゃんと整合性を取って編集してもらいたい。
日本人同士なら日本語で良いじゃん?!観客なめてるとしか思えない。

唯一かつ最高の点は、倉田保昭のアクションがガッツリ見えたところでしょうか?
年取ってもカッコ良かったぁ!
ベストキッドの師匠役はジャッキーより倉田さんが良いんじゃない?

投稿者:ASH投稿日:2009-05-30 23:38:00
【ネタバレ注意】

 なんだ、クライマックスの対決は「キル・ビル」なんじゃんよォ!! と思ったら、原作アニメはタラちゃんにも影響を与えてたってわけね。そのアニメ版の方は残念ながら未見だが、ソチラは6月にANIMAXで放映されるらしいから、そんときに観よッと!

 そんなわけで、原作アニメにどこまで忠実なのかは知る由もないが、アクションに関しては半端じゃない迫力が堪能できて、言うことナシ。無数のオニに囲まれたサヤが日本刀を手にバッタバッタと斬り倒すシーンのカッコよさといったら、そりゃーもー!! サヤは驚異的な跳躍力を持っているらしく、高い屋根へもひとッ飛び。こういったアクションの連続は、元を取るのには充分の出来映えよん!

 ただ、当たり前の話だけど、全体的にどこか漫画チックに見えてしまうのも確かなんだよね。アニメの実写化だから意識的にそうしたのか、はたまたオニは人間ではないからそうなったのか、サヤに斬られて飛び散るオニの血飛沫がまん丸の水の玉で、そのせいかどうにもちゃっちく見えちゃうんだよねぇ。ゲームやらんくせに、シューティング・ゲームの画面を見ているような気分になってくるのが、僕としては困りもの。変異したオニの姿のCGも、相当にひどいぞ。ここら辺はフランス資本の限界なんじゃろか?

 サヤがセーラー服を着るのは、「組織」から高校に潜入する指令が出たためだけど、考えてみるとあの高校ならなにもわざわざセーラー服を着る必要もないんだよね。でもま、セーラー服を着込んだ少女が日本刀を手に戦う姿がビジュアル的にインパクトを与えているわけだから、そんなこと言うのは野暮なのは承知してますって(じゃあ言うなよッ!!)。これにパンチラがあったならばなぁ…(それは言うなッ!!)。

 香港の資本も入っているからワイヤーアクションもふんだんに出てくるけれど、日本の時代劇からの影響もかなり濃厚なのね。カトウが忍者軍団に襲われるくだりは、もしかしたら「子連れ狼」シリーズから拝借していたのかも。つまり、三隅研次のスタイルを取り入れていたりなんかして。だとしたら、ナオン監督はかなりの勉強家と言えるかも。香港映画や日本映画をよく観て研究している人なんだろうな(単に好きなだけなんじゃな〜い?)。

 「新宿インシデント」では役柄からか精彩に欠けていた倉田保昭だけど、この映画ではソレが嘘みたいに凄まじい立ち回りを見せていてさすが! カトウはサヤを命懸けで守ろうとするからこそ、あのやられっぷりにはいたたまれない気持ちになるのだ。容赦ない残酷描写に、観客もサヤと同じ怒りと悲しみを共有することになるのね。でもさ、カトウにトドメを刺したのはオニゲンじゃないんだよね。

 劇中では相当な悪者のように言われているオニゲンだけど、その割にはクライマックスの対決があまり盛り上がらないのが惜しまれるね。ちょっとでもオニゲンの非道ぶりを描けばよかったんじゃないかしら? 小雪さんは妖艶なんだけど、血も涙もないような悪人には見えないのよ。でも、白装束に番傘を持って登場するシーンのなまめかしさなんか最高! 長い髪をなびかせて宙に浮いている姿を見ると、雪女の役をやるとハマりそうね(だから「小雪」なのか?!)。

 時代設定が1970年なのに、ガレージバンドがバーで演奏している曲がなぜか少年ナイフの「カッパ・エキス」なのね。その少年ナイフが本編にも出ていたかどうかは、確認できなかったよ。フト思ったんだけど、ひょっとすると「キル・ビル」の青葉屋のシーンにはゴロッパチが出ていたから、その向こうを張って少年ナイフにしたとか?

投稿者:aszem投稿日:2009-05-30 18:04:54
【ネタバレ注意】

ハリウッドのクリエーターを中心に数々のフォロワーを生んだプロダクションI.G.製作の短編アニメーション「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の実写化。

これまでも行われてきた日本製コンテンツの実写化の成功例を探す方が困難な位に鬼門なフィールドなので、この作品も無残な結果に終わるのではと一抹の不安を感じたが、思いのほか一定のハードルを越えた出来にちょっとビックリ。

軍の滑走路でのチェイスシーンまでは原作どおりの展開で、下手に実写解釈で弄られる事も無くテンポ良く描かれているので原作ファンである自分には嬉しい驚き。

多少カット割が早く見難い所も在りはするが、数々の殺陣シーンはバイオレンス描写満載でカタルシスもあるので、一定の娯楽作としては軽く出来はクリアしている。

沙耶役のチョン・ジヒョンの演技も言うこと無しと言うか上手い。

最初は何故に日本人役なのに日本人をキャスティングしなかったのかが疑問だったのだが、これを見るとこの役を同程度に的確にこなす同世代の日本人女優の不在が露呈してしまい日本人としては少々悲しい。

あえて難を言えば、原作展開以降のオリジナルのクライマックス描写。

因縁の存在で強大な敵である小雪演じるオニゲンと沙耶の曰く有り気な関係があっさりとし過ぎていると言うかほぼ描かれていなせいで、その両者の関係がぶつかり合うクライマックスのシーンが呆気なさ過ぎて肝心な所で作品のテンションを落とす。

まあ、自身の原作による色眼鏡フィルターもかかってはいる感想だが、全く期待していなかった分、大いに楽しむ事が出来たので劇場で観た事には後悔は無いし、迫力ある殺陣シーンだけでもスクリーンで観る価値は有ると思う。

最後に。

取って付けた日本独自のGRAYによる不必要なタイアップエンディングテーマは止めて欲しかったよ・・・。

【サウンド】
『I am xxx』(主題歌)
歌 :GLAY
【ソフト】
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