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ブーリン家の姉妹(2008)

THE OTHER BOLEYN GIRL

メディア映画
上映時間115分
製作国イギリス/アメリカ
公開情報劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月2008/10/25
ジャンル歴史劇/ドラマ/ロマンス
愛は、分けられない。

最初に愛されたのは妹メアリー、王妃になったのは姉のアン。
世界を変えた華麗で激しい愛の物語。
ブーリン家の姉妹 Blu-ray
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,161
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 Photos

【クレジット】
監督:ジャスティン・チャドウィック
製作:アリソン・オーウェン
製作総指揮:スコット・ルーディン
デヴィッド・M・トンプソン
原作:フィリッパ・グレゴリー
『ブーリン家の姉妹』(集英社刊)
脚本:ピーター・モーガン
撮影:キアラン・マクギガン
プロダクションデ
ザイン:
ジョン=ポール・ケリー
衣装デザイン:サンディ・パウエル
編集:ポール・ナイト
キャロル・リトルトン
音楽:ポール・カンテロン
出演:ナタリー・ポートマンアン・ブーリン
スカーレット・ヨハンソンメアリー・ブーリン
エリック・バナヘンリー8世
デヴィッド・モリッシートーマス・ハワード(ノーフォーク公爵)
クリスティン・スコット・トーマスレディ・エリザベス・ブーリン
マーク・ライランストーマス・ブーリン卿
ジム・スタージェスジョージ・ブーリン
ベネディクト・カンバーバッチウィリアム・ケアリー
オリヴァー・コールマンヘンリー・パーシー
アナ・トレントキャサリン・オブ・アラゴン
エディ・レッドメインウィリアム・スタフォード
ジュノー・テンプルジェーン・パーカー
トム・コックス
マイケル・スマイリー
イアン・ミッチェル
アンドリュー・ガーフィールド
ビル・ウォーリス
【解説】
 ヨーロッパの歴史を大きく揺り動かした一大スキャンダルとして知られるイングランド国王ヘンリー8世の結婚、世継ぎ問題を背景に、エリザベス1世の母となったアン・ブーリンとその妹メアリーが辿る愛憎渦巻く数奇な運命を描く歴史劇。新興貴族ブーリン家の野望のため王室へと送り込まれた美しく対照的な姉妹が、ヘンリー8世の寵愛を巡って確執を深めていくさまをドラマティックに綴る。出演は姉アン役にナタリー・ポートマン、妹メアリー役にスカーレット・ヨハンソン、ヘンリー8世役にエリック・バナ。フィリッパ・グレゴリーの同名小説を「クィーン」のピーター・モーガンが脚色、俳優としても活躍するジャスティン・チャドウィックが劇場用映画の初監督に挑んだ。
 16世紀、イングランド。国王ヘンリー8世は、王妃キャサリンとの間に男子の世継ぎが出来ず焦りを感じていた。そこに目を付けた新興貴族のトーマス・ブーリンは、長女アンを王の愛人に仕立てようと画策する。ところが、ヘンリーが見初めたのは、商家の息子と結婚したばかりの次女メアリーだった。ほどなくヘンリーはブーリン一家を宮中に住まわせ、メアリーを愛人に召し上げる。先に嫁いだ上に、王の愛人の座まで横取りされてしまったアンは、次第にメアリーに対して嫉妬と憎しみを抱き始めるが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
649 8.17
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【ユーザーコメント】
投稿者:hayate9投稿日:2017-03-13 20:21:01
【ネタバレ注意】

「B」のネックレスを見ると「アグリー・ベティ」を思い出す・・・。

いい人にエディ・レッドメイン、転落のきっかけを作るキーパーソンにジュノー・テンプルと、私のツボを突きまくりのキャストが気に入りました。
マーク・ライランスにカンバーバッチ、アンドリュー・ガーフィールド(どこに出てた??)と今観るとキャストがすごい。

投稿者:Normandie投稿日:2015-12-18 01:24:09
よく知られた英国王室の愛憎劇。
いかんせんドラマに深みがなく、脚本が良くないのか浅くて薄い作りが残念。
しかしどう見ても主役級のハリウッド俳優陣は英国のコスチュームドラマは
似合わない。特にヘンリー8世のエリックバナは最悪、どっかの三文役者かと
思うほど説得力に欠ける配役。衣装もまるで着こなしていない。
せっかく英国俳優のジュノーテンプルやカンバーバッチ、レッドメイン
など出てるのにホント中途半端な配役だこと。
衣装が借り物のような背の低い主演女優よりはタッパのある人向きなのにね。
その後の「エリザベス」のケイトブランシェットと比較すれば分かると思う。
投稿者:TNO投稿日:2015-11-07 20:54:18
エリック・バナの英国王が、あまりにも軽薄に描かれている。王だけではなく、ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソン姉妹以外の登場人物が総デクノボウに見える。敢えてそうしたのかと思えるほど、姉妹の周辺の話の広がりがない。これは、出演俳優のせいでは断じてない。脚本も演出も足を引っ張っているように見えた。セットや衣装が虚しく豪華。
投稿者:カール犬投稿日:2014-01-05 15:35:33
【ネタバレ注意】

権力に阿る上昇志向の強い新興貴族ブーリン家に生まれた姉妹。

ノーフォーク公ら男たちの権謀術数に王を籠絡する手駒のように使われる。

男を純真さでオトしたり、手練手管で引きずり回したりは出来たとしても、
男心と秋の空その状態を維持するというのはいかな美貌の姉妹でも至難の業。

観終わってみると、どんなに才気煥発でも、男児(王子)産まないと用なし。
野心に忠実に生きたアン・ブーリンにはタワー・グリーンの処刑台。

宮中に背を向けて田舎に引っ込んだメアリー・ブーリンは、
夫や子どもたちと穏やかに暮らしましたとさ。

というなかなか保守的なオチも待っていた。

メアリーとウィリアム・スタフォードのエピソードが
全然足りてなくて彼の元に行ってしまう説得力がほとんどないなど
ストーリーの本筋にも枝葉にも物足りない箇所が多々あるんだけど
ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンの配役が
やはり華やかで見栄えが良く作品としてかなり救われてる。

結局 アン・ブーリンの産んだエリザベスによって英国は栄え、
そのエリザベスが死んだ時点でテューダー朝は終焉を迎えるのだから、
跡継ぎ欲しさに、国中ひっくり返るような騒ぎを起こしたヘンリー8世は
草葉の陰で地団駄踏んでもいいくらいだよね。そんな皮肉な種も抱え込んでいるお話。

投稿者:nabeさん投稿日:2013-08-30 13:04:42
イギリス王室のスキャンダルを赤裸々に描いた佳作である。
主演のブーリン姉妹を演じるN.ポートマンとS.ヨハンソンがまさに適役である。この魅力的な姉妹を得たことで、この映画はすでに標準以上の出来が約束されたも同然だろう。それだけ、この二人の名女優の存在感は抜群だ。
特に、長女のアンが国王に取り入って無理やり結婚をし女王になってしまう下りは、史実とは思えないほどスリリングであり、その緊張感が後半に向けてさらにパワーアップしてくるところは見事な演出だ。これでこの二人の女優に対抗できる個性的な男優がいれば、間違いなくオスカー候補になったと思う。
投稿者:ケラヒロミ。投稿日:2011-06-12 16:45:54
どろどろ!!すごい!!
こんな演技もできるのねナタリー、すさまじい熱演
弟に迫るシーンはもうどっきどき
結末は本当に悲しかった
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-05-31 13:29:22
渦巻く英国王朝物は血生臭い。一気に見てしまった。N・ポートマンよし。S・ヨハンセンよし。「ミツバチのささやき」のアナ・トレントがキャサリン妃を好演しておりました。史実かどうか実母のエリザベス・ブーリンもヘンリー8世の愛人だったとか。スキャンダラスな王です。「1000日のアン」よりドロドロしてて面白い。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-04-03 23:21:08
駆け足な展開だったけど見応えあった。
投稿者:BMG投稿日:2011-02-15 13:41:42
【ネタバレ注意】

ただの貴族の愛憎劇だと思って見たら、イングランド巻き込む予想以上のスケールの愛に発展してびっくり!!
目が離せなくなりました。よく「国をも動かす愛」なんて言葉があるけれど、それをここまで如実に表していたのは、正直この映画がはじめてでしたね。いや、おみごとです。
 無論それだけでなくこの映画の見所は、王を自分のものにして、王妃になろうとするアンの執念。妹だけでなく、元の妻までも陥れて、自分の地位を築き上げようとする、姿はナタリーポートマンの怪演もあいまって、すさまじいものになっていました。
 そしてその果てに待つ結末は、予想できたものであっても、やはりかなしいものでしたね。それゆえにアンが生んだ子の正体にも、感じ入りました。
 この映画見て、「告白」を思い出したのですが、ああいうどろどろの人間関係が好きって言う人ならお勧めできるとおもいます。
間違いなく鬱になること請け合いです
 
 
 

投稿者:gapper投稿日:2010-12-13 19:38:35
 ナタリー・ポートマンの歴史劇。

 ナタリー・ポートマンがアンになりスカーレット・ヨハンソンがメアリーとなって、時には姉妹として仲良く時には火花を散らす。
 ポートマンは、美人で野望に燃えるというアミダラ姫を払拭したいという気持ちに応える役どころだ。
 ヨハンソンは、可憐な役で新境地という事ではないが、やはり役の幅が広がった感じだ。

 やはり題材だけに映像が美しい。
 微速度撮影で流れる雲を映したカットが何度かあり、歴史が動いているイメージを視覚として演出している。
 しかし、不美人で有名なエリザベス女王の母が美貌でヘンリー王をたぶらかしたと言うのは解せない。

 近年の歴史劇として、良い作品だろう。

【合わせて見たい映画】
 「わが命つきるとも(1966)」ヘンリー8世の離婚問題をトーマス・モアの視点で描く。
投稿者:りちゃちゃ投稿日:2010-11-12 20:02:54
お嬢さん方お二人とも、古典劇向きではないようです。それでもポートマンの感情の高ぶりっぷりはとても良かったです。
投稿者:はまま投稿日:2010-04-18 17:38:58
イングランド王朝物にはまってしまいそう。
次は「エリザベス」を観ようっと。
投稿者:karr投稿日:2010-03-25 04:56:43
【ネタバレ注意】

ほとんど宮廷を出ない、動きの少ないつくりなのにも関わらず、感情のぶつかり合いが劇的なまでに激しく、私はただただ物語に引きずり込まれた。
しかもそのストーリーは、登場人物の心の変化が手に取るように分かるよう、至極丁寧に組み上げられている。
製作者は、当時の多くの興味深い事件の中から、今まであまり描かれていない面を探し、そして見つけ出したのだ。アンとメアリーの密接な姉妹関係である。
ここでは、対照的な姉妹にスポットを集中し、歴史的女性蔑視にメスを入れる。
それを物ともせず、逆にエネルギーに変え、また利用もし、野心を燃えたぎらせるのはアン。
また、荒れ狂う波にのまれながらも、自分の立つ位置を見誤らずに、客観性を保ち続けるメアリー。
その客観性は、母より受け継いだものだった。その客観性はある意味、達観性に近い。
そんな聡明なる母。
人間という利己的な生き物が生み出した、移ろい易い権力や政治の本質を感覚的に理解しているために、男どもに対し正義の詔をのたまい続けざるを得ない、そんな母、である。しかもそのエネルギー源が母性愛とくれば怖いものは無い。

アンは、脇目もふらずひたすらまっしぐらに、自分の立場を確固たるものにするべく猛進する。盲進と言うべきか。
メアリーのヘンリー八世に対する所業を悪意があるものと勘違いし、フランスで聞きかじった程度で習得した(つもりでいる)「男の操り方」を絶対的なものと勘違いし、また、民意の影響力など関係ないものと勘違いし、とにかく様々な勘違いに気がつかない。
要するに、アンも受け継いでいたはずの客観性は、自意識過剰な野心によって叩き壊されてしまったのである。
やがて悪循環の渦は速度を増してゆく。見るも無残である。目を背けたくなるほどである。
見るものをそんな気持ちにさせてしまう、ナタリーポートマンの鬼気迫る名演。
私はレオンで彼女を知った当初、美貌を利用するだけの女優だと彼女を見誤っていた。マチルダの魅力に圧倒された私は、その理由を美貌にしか結びつけることが出来なかったのだ。
しかし、その後の作品を見るたびに、その過ちに対する認識度が増し、やがて、美貌によってその才能が隠されてしまっている数少ない女優の一人なのだという事に気づいたのだ。
しかも、子役から伸び続けている点も珍しい。
このアンという役も、悲劇の主人公というよりも悪役に近い微妙な役どころであり、これを演じ切る姿はまさに、迫真、としか言いようが無いではないか。

一つ、よくわからない点がある。
アンは結局、メアリーに対する信頼を完全に取り戻すことが出来たのだろうか。
終盤かなりメアリーを頼ってはいるが、実のところ、我が身を守る為に頼らざるを得なかったようにも見える。
いや、もともとが人を心から信頼する事の出来ない女だったのではないか。

さて、ヘンリー八世を演じるのはエリックバナ。
確かに過去に演じた役者たちや、シェイクスピア俳優のイメージからはかけ離れている。
私はヘンリー八世の肖像画を見たことは無い。
しかし、似ていようがいまいがこれは映画なのである。
ドキュメンタリー風を目指す映画も、それはそれでいいのだが、この映画の狙いは明らかにそこではない。
時代を超えた人間ドラマに的が絞られているのだ。
それに、現代を生きている誰一人として、ヘンリー八世本人を見た者はいないではないか。
ともあれ、威厳のある王とそうでない王、また、女にいいように振り回されるただの男を、特筆すべき程では無いにしても、なかなか器用に演じ分けている。だが、あくまで彼は脇役なのである。
どろどろとした深いドラマを作り上げるため、また姉妹を浮き上がらせるための、丁度良い名演と言えよう。

最終的に、この映画はアンブーリンの栄枯盛衰、見るに耐えない悲劇の極致、を描いているとしか私の眼には映らなかった。原題がどうであれ。
メアリーはどう見ても脇役にすぎない。極めて好ましい人柄ではあるが、あくまで刺身のツマである。
最初からそのつもりで製作を始めたのか、あるいは、ナタリーポートマンの熱演が次第にそうしむけていったのか、私の知るところではない。
何はともあれ、久々の、胸を掻きむしられる映画、である。

投稿者:bond投稿日:2010-01-20 09:23:18
成る程、こういう話だったのね。この王様の考えてるのは女の事ばかり、それにつけこんで立ち回ろうとした姉もあさはかだった。分相応に生きればよかったのに。
投稿者:tea room投稿日:2010-01-14 13:56:27
良く知られた歴史のエピソードで、ヘンリー8世はこの後も王子誕生を求めて6人も妻を取り替えることになるのですが、6人の王妃の中で一番劇的なのがこの2番目の王妃アン・ブーリンにまつわる話ですね。オペラ(「アンナ・ボレーナ」)にもなっているくらいです。

この映画の元になった原作の小説も読みましたが、こちらは特に後半はこれでもか式のアンのヒステリックな悪あがきに読んでいて滅入ってくるほどでしたが、映画版はそのへんは比較的あっさりと処理していました。

しかしながらこの離婚劇は王権と法王権との対立といった神学論争にもつながる話でもあり、またローマ法王にキャサリンとの離婚を否認されたヘンリー8世がアンと結婚するために結局ローマのカソリック教会から離脱し、自ら英国国教会を立ちあげその首長となる(=それが今日のエリザベス女王まで続いている)というその後の英国史に影響を及ぼす一大事件なのですが、重要な役を担うウルジー枢機卿が映画版ではばっさり捨象されてしまっているので、ストーリーの奥行きが浅くなり、単に国王と王妃、二人の娘に焦点を当てた聊かワイドショー的な話に”矮小化”されてしまっている感なきにしもあらず、ではありました(^^')。

ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンセンは好演でした。エリック・バナはヘンリーにしては少々優男すぎる感なくもがなでしたが、まずまずでした(個人的には「わが命つきるとも」でヘンリー8世を演じたロバート・ショウが大きくごっつく男らしくて、かつそれなりに知性も感じさせて、イメージにもっと近かったように思います。同じ題材の「1000日のアン」のリチャード・バートンも悪くなかったですが、ヘンリーにしてはやや小柄なのが難点でした)。
投稿者:ジーナ投稿日:2010-01-12 01:24:37
イギリスがカトリックと訣別した歴史的大事件の裏側にあったスキャンダラスなドラマ、エリザベス一世誕生秘話、その母と妹(ブーリン姉妹)がイギリス王室に与えた影響など興味深いエピソードが多々含まれています。
ブーリン姉妹も美しく聡明で頭の回転が速い姉と優しく謙虚で女らしい妹と言うように対比しているのもイイですね。
一方だけに光が当たれば、姉妹の絆も簡単に壊れる・・・そんな女の嫉妬が生まれる瞬間が何よりも怖かったです。

女として産まれてきただけで選択肢が狭められてしまう16世紀のイギリス、跡継ぎの男の子を産まなければ役立たずとされてしまうのが、何とも哀れで悲しいですね。
父親や叔父の出世欲、彼らに利用される道具でしかなかった娘たち・・・腹立たしい事ですが、これが当時の慣習。
どうする事もできなかった母親が誰よりも一番辛かったでしょうね。

女の意地・妬みで策略し行動に移した女に芽生えた情愛・・・男のように全てを割り切れないのも何だか悔しい。
妹のほうも裏切られ背を向けられても最後まで愛した男を健気に信じんているのも何だか悔しい。。
それに引き換え国王のいやしさったら無いわ(爆)
回りの思惑通りに女を欲してしまう姿、金髪で豊満な女になびく姿・・・ガッカリですよ。
二番手の苦悩?・・・そんなの後付じゃないの?(爆)
などなど・・・女は昔から女で、男は昔から男・・・今でもそんなに変わらない図式にやりきれない思いを抱えたのでした(笑)

姉妹を演じたナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンは良かったですね。
性悪な女が似合うスカヨハに地味なメアリーが演じられるのか疑問でしたが、キレイなんだけど野暮ったさがあって垢抜けない『妹』に意外とハマってました(爆)
いつもの口半開きもボヤ〜っとした感じが出ていて良かったのではないでしょうか(笑)
ナタリー・ポートマンは激しい情熱と冷静な計略を持ち前の眼力で表現していてGOOD
母役を演じたクリスティン・スコット・トーマスも素晴らしかったです。
エリック・バナはセクシーで男臭くて魅力的な役者さんですが、ヘンリー8世を演じさせるにはチョット男前すぎたかな・・・?
ここはもっとゴツゴツした色気とは無縁の俳優をキャスティングしたほうがリアルだったでしょうね。

様々な人間の欲望、自らの欲求により対立関係へ・・・という流れを見事2時間以内におさめた脚本とテンポの速さにより全く飽きずに鑑賞できました。
音楽や演出、冒頭とラストシーンの共通する雰囲気も効果的でした。
ヘンリー8世の人物像や後半に登場するジェーン・シーモアとの関係など観足りない感はありますし大奥のように宮廷全体の女のバトルを描いた訳では無いので物足りなさもありますが、ブーリン家だけに焦点を置いた事で程よいドロドロ感と程よいドラマ性を堪能できましたね。
映像が暗めなので王室の豪勢な暮らしや華やかな衣装などは味わえませんが、時代考証・宮廷生活の内情・歴史上の事実を緊張感と恐怖心を交えこれほどドラマチックに観れる作品はないでしょう。
英国史劇や貴族モノが好きな方なら満足できる作品だと思います。
この作品に関連してケイト・ブランシェットの「エリザベス」を観るとまた見応えが出るでしょう。
投稿者:黒美君彦投稿日:2009-03-29 14:45:21
権力への野望は常に粛清と表裏一体。中世英国って他国と違わず血塗られた歴史に彩られているんですね〜、いやはや。絶対的権力を持つヘンリー8世の色欲に振り回されるのはともかく、片っ端から斬首処刑していくんだもんな。
ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンはそれぞれ頑張ってはいますが、驚くほどの好演とまではいかないような。S・ヨハンソンは『真珠の耳飾りの少女』(03年米)での透明感あふれる演技を観てしまっているので、評価のハードルがやや高くなってしまっているかも。

英国版「大奥」という指摘は的確。歴史を作るのに女は欠かせない。権力者の欲望が時代を変えていく…それは洋の東西を問わないわけですね。
飽きずに最後まで観ることはできましたが、今ひとつ深いところまで感じ入るところまではいきませんでした。
投稿者:Longisland投稿日:2008-11-10 20:48:42
野心家の姉に優等生ナタリー・ポートマン、真面目な妹にビッチなスカーレット・ヨハンソン、配役は普通逆だわな〜ぁ。観る前はそんな不安を感じてたんだが・・・流石米国映画界を背負う若手女優、お互いに「地」は見せてません(苦笑
いろんな方が触れられてますが要は「大奥」物? 洋の東西、いつの時代を問わず同じことしてるんだな〜ぁ。でもってそういうドロドロ話って面白員不だな〜ぁ。日曜午後のルシネは公開3週目にもかかわらず7割の入り(正に有閑マダム御用達ルシネマらしい作品だからか)

衣装は豪華だし、演者は巧み、ストーリー展開もオーソドックスでよく出来てるんだけど・・・。なんか気になる、違和感を覚えた。途中で気が付いたんだが本作品はデジタル撮影。フィルム映像に慣れているせいか質感が軽く、細部が鋭すぎる映像は中世英国の雰囲気に合わない気がした。

東京国際映画祭で会ったチャドウィック監督は中々のイケメン
(当時まだ作品観てなかったんで)出演男優かと勘違いしてサインもらっちゃいました(笑

そうそう忘れてた、驚くことにアナ・トレント(ミツバチのささやき)が出てるぞ!ヘンリー8世の奥さん役ね。
まあ40代超映画ファンしか驚かんか(苦笑
投稿者:ビリジョ投稿日:2008-11-08 14:30:38
【ネタバレ注意】

 何で姉妹を逆にすんねん。根本的な史実を変えてしまったら「勉強」にならないじゃないか。この手の歴史ものは「勉強になった」という感想が重要なのだ。王様も史実どおり、もっと好色でわがままに描いて欲しかった。
 それと、時間が経過するにつれて、もう少し3人を老けさせたらどうなのか。そんぐらいのメーキャップ、今の技術なら簡単だろうに。

 人間関係のドロドロは面白かったが、物語の大半が屋内で進行するので、見てて息が詰まる感じだった。

投稿者:おしゃべりチャック投稿日:2008-11-01 22:45:04
NHKBSで入る様な作品で歴史劇。予備知識はなかったんですが、退屈する事はありませんでした。話自体は面白いです。

しかし、出て来る登場人物と名前が一致しない。誰だろうと思っている内に字幕はどんどん進み、家で粗筋を見て再確認する始末。大体は合ってました。

政略結婚の話で、日本流に言うなら大奥と言った所でしょうが、最後までは予想が付きにくかったですが、最後は予想通りでした。その他の海外歴史物と同じ様な結末でした。

面白かったですが、歴史の予備知識の無い者には難しかったです。
投稿者:quiet man投稿日:2008-10-27 22:30:27
こちらが勝手に想像を膨らませ過ぎたのか、もっと絢爛、且つずっしりとした宮廷の中の人間ドラマが展開するかと思ったが、以外に地味な室内劇。話を端折り過ぎて多くの人物の上っ面しか見えてこないので、派手な動きが少なくても十分見応えのある映画が多かったこのジャンルの中では、物足りない出来だった。原因は姉妹とキングの3人はミス・キャストではないかな。特にS・ヨハンソンは、一本調子のお口半開き演技はいつもの通りで時代劇には不向きかも。E・バナには好色さと冷酷さが少しも感じられず、これは多分、脚本と演出が拙いのだろう。それにしても、昔は簡単に人は殺されたんだなぁ。
投稿者:ローランド投稿日:2008-10-26 23:21:08
  穏やかで暖かい光に包まれた野原で無邪気に戯れる子供達
に、その空気雰囲気を引き立てる音楽も心地良いオープニング。 
このシーンがラストにもあるのだけど、なるほどね、そういうことだっ
たのか・・・・。 全編豪華で丁寧な映像作りなんだけれど、そのなか
でも、この最初と最後は色合いが優しく暖かく穏やかで、それには
それなりの分けがありました。

   史実に基づいた作品なんで、奇想天外な話運びはないだろうし、
漏れ聞く評判でも物語としての面白さはなさそうだしってことで、そっ
ち方面はあまり期待しないでいたのだけど、なんのなんの、アンが
猯嘘忰瓩膿箸防佞韻臣某瓦魄佞里泙泙砲垢觸僂魘郢箸靴討領ち回
りに、それが破綻してからの悪あがきに、欲望に駆られた親族の
権謀術数と、全編密度濃く、視覚聴覚に物語、どれも満足させてくれ
たのであります。 金がかかっているだろうと思わせる衣装にセットに
音楽も合わせて、かなり美意識にこだわって制作していて、
セックスシーンも肌の露出を抑制するなどして、格調高く志を置いた
作品になってます。

   それにしてもナタリー・ポートマン、いい俳優になりましたね。
 レオンの子役がここまで成長するとは思わなかったです。 日本の
子役と違って、見かけだけではない、しっかりとしたものを身に付けて
いたってことでしょうか。
投稿者:Ryuichi投稿日:2008-10-26 12:35:12
【ネタバレ注意】

英国がヨーロッパの歴史の表舞台に駆け上がる16世紀、ヘンリー8世が統治したその時代は英国にとっての転換期であり、激動期でもありました。
ただし、この作品においては、歴史が動く醍醐味というより、その裏舞台で繰り広げられたドロドロした愛憎劇の描写が作品の魅力となっています。

歴史ものである為、全体的にはクラシカルで落ち着いた雰囲気でつくられています。しかしながら、ストーリー展開がスピーディーであったことに加え、人の心に宿る魔性が見事に描かれ、アン・ブーリン演じるナタリー・ポートマンが再登場する中盤から後半にかけては、画面から目を離すことができませんでした。

中盤から後半にかけては、話が目まぐるしく進む為、登場人物の気持ちの移り変わりも激しくあったりはします。ただ、史実をもとにした原作がしっかりしているせいなのか、脚本が見事だったのか、心理描写に違和感を感じることはありませんでした。

そして、王妃への道を駆け上りながらも、最後には刑死となるアン・ブーリンの栄光から転落に至るアン・ブーリンの表情を巧みに演じわけたナタリー・ポートマンの女優としての実力も光っていました。この作品においては、さらに女優として一皮剥けたのではないでしょうか。

今回、私はDVDで見たのですが、DVD版ではカットされた数箇所のシーンを見ることができました。カットされたシーンはの大部分は、スカーレット・ヨハンソン演じるメアリー・ブーリンのシーンであったのですが、後半部のジェットコースターのような展開には、そぐわなかったのかもしれません。

しかしながら、英文のタイトルが、「THE OTHER BOLEYN GIRL」とあるように、本来、原作では、もっとメアリー・ブーリンに焦点が当てられていたとも思われます。

表現媒体が映画であったこと、そして、このヘンリー8世をめぐる歴史的なスキャンダルは、小説よりも奇な事実であったことから、結果的には、アン・ブーリンが中心に描かれることになったのかもしれません。

それにしても、英国の王室スキャンダルは今に始まったことではなく、遺伝子として受け継がれているのでしょうか・・・ただ、現在のスキャンダルは国体を変化させるほどのものでもないわけで、まだまだ可愛いものです。
http://vicky-ryu.spaces.live.com/

投稿者:敦煌投稿日:2008-10-15 15:19:39
 アン(というかポートマン)が身につけていた「B」字型のペンダント、
ドラマ「アグリー・ベティ」のヒロインもしっかり首にかけていましたね。http://homepage3.nifty.com/atsuo-m
投稿者:Stingr@y投稿日:2008-09-26 23:54:59
 イギリス王室のスキャンダルを題材にしているだけで、興味はそそられるかも知れないが、内容に取り立てて見るべき所はない。本来なら、政略結婚の犠牲になった姉妹の悲劇、特に、親に政略結婚の道具として育てられた姉の悲劇を描くべきなのだろうが…、描けていない。まあ、姉妹役の二人の女優が上手いのが救いだが、『エリザベス(1998)』の白塗りケイト・ブランシェットほどのインパクトはない。

 姉妹の関係だが、この映画とは異なり、現在では多くの歴史家がメアリーが姉、アンが妹、と主張している。姉か妹か、どちらにしろ、エリザベス1世を生んだのはアンである。それこそ、アンの執念が生んだエリザベス1世、ということだろう。私としては、ドキュメンタリーではないので、映画の設定は映画の設定として尊重する。

 後日談。エリザベス1世は結婚せず(いわゆるヴァージン女王で、米国のヴァージニアは彼女に捧げられた土地である)、子供をもうけなかったので、後継者に、自分が処刑したスコットランド女王メアリー・ステュアート(父王ヘンリー8世の姉、マーガレット・テューダーの孫)の息子、スコットランド王ジェームス6世を指名して崩御した。ここにテューダー朝は終焉を迎え、以後ステュアート朝となる。
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