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フツーの仕事がしたい(2008)

メディア映画
上映時間70分
製作国日本
初公開年月2008/10/04
ジャンルドキュメンタリー

【クレジット】
監督:土屋トカチ
撮影:土屋トカチ
編集:土屋トカチ
ナレーション:土屋トカチ
【解説】
 セメント輸送の運転手として月500時間を優に超える過酷な労働環境に置かれていた皆倉信和さん(36歳)に密着、藁にもすがる思いで相談したユニオン(労働組合)の力を借りて、“フツーの仕事”を手に入れるまでの苦闘の道のりを記録したドキュメンタリー。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:幸村和投稿日:2009-02-14 12:12:30
映画としては粗い作品ではあります。内容の殆どを土屋トカチさん(兼監督)のナレーションに頼っていて映像はむしろ補助的となっている部分も少なくありません。
それでも「現代の蟹工船」としたこの映画(というよりむしろ映像記録)から伝わる現代の一部(それも少なくない一部)の人が置かれている労働状況は、女工哀史の時代だけではなくそれより昔からも搾取と支配を繰り返してきた人間のウンザリする本質が少しも変わっていないことに愕然とするには充分です。
一人でユニオンに入り会社と戦った皆倉さんの勇気に敬服するのは勿論ですが、一方でユニオンがなければ絶対に無理、とあらためてその壁の厚さ、強硬さに立ちすくみます。いのちの危険さえ感じる壁です。

とても印象的だったのは発注元の会社、更にその上にある住友大阪セメントの社員の全体から立ち上る雰囲気がユニオンの人々と対象的だったこと。
スーツに身を包み、時に半笑いを浮かべ、時に無表情で目も合わさない。「労働者を殺すな」と訴えるユニオン側の話に耳を傾けたら最後だと言わんばかりに「迷惑だ」「はいはい、わかったわかった」といった調子。
仕事が顔つきを作るのかねぇ、と、でもってこういう顔にはなりたくないなあ…と心底思いました。
自分さえよければそれでいい、という無関心が最大の敵かもしれません。
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