アイズ(2008)THE EYE
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【解説】 パン兄弟監督による大ヒット・ホラーを「シン・シティ」「ファンタスティック・フォー」のジェシカ・アルバ主演でハリウッド・リメイク。盲目のヒロインが角膜移植手術を受けたことで、ドナーの人生に訪れた悲劇を追体験してしまう恐怖をスリリングに描く。監督は「THEM ゼム」のダヴィド・モロー&ザヴィエ・パリュ。 ロサンジェルスに暮らす女性シドニー・ウェルズ。彼女は盲目でありながら将来を嘱望される若手バイオリニストとして活躍し、日常生活でも不自由を感じることなく充実した毎日を送っていた。それでも姉の勧めで角膜移植手術を受けることに。手術も無事成功し、徐々に視力を獲得していくシドニー。医師のポール・フォークナーの治療を受けながら目の見える生活に慣れていく彼女だったが、やがて実際には存在していないものまで見えていることに気づきはじめる。そしてその原因がドナーにあると考えたシドニーは、提供者となった人物を調べはじめるのだが…。 【ウェブリンク】 【関連作品】
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単純にジェシカ・アルバ目的で見るのがいいなと。
やはり彼女の演技がこの映画を支えたね。
それら辺の、事務所の権限で出させた日本映画みたいなやつとは違うねw
少々見飽きた展開ではあるし、良い形で終わらせたのねーではあるが、単純に見るのはいいかと。
文字を読むより点字を触ったり、自分の顔を初めて鏡で見る感覚、カウンセラーの「君は視覚を信用していない」というセリフも説得力がありましたね。
見える事に戸惑いを感じるヒロインの姿に見える事が当たり前の私は「なるほどねぇ・・・目を使うのって結構神経使う作業なんだ〜」と妙に納得しちゃいました。
それほどジェシカ・アルバの演技が良かったのだと思います。
最近のホラー映画は演技力をあまり重視していない傾向がありましたが、この作品を観てやっぱりホラーには演技の上手い役者が必要だと感じましたね。
ジェシカ・アルバの不安と恐怖に怯えた表情は素晴らしかったです。
ついでに言えば、術後の涙目+シバシバした感じがとにかく可愛かったです。
子供産んでもスタイル抜群だし、ノーメイクでもこんなに魅力的だし・・・ホント最強です(笑)
死神?の姿は興ざめでしたが、エレベーター内でのシーンは震えました。
このシーンだけはハリウッドホラーによくあるホラー演出とは違っていたような気がします。
角膜の手術後という設定を活かし、前半は主人公の視界が鮮明ではありません。
それが逆に、得体の知れない者の存在を感じさせて不気味でしたね。
一つ欲を言えば・・・カウンセラーが患者を信用したキッカケがイマイチ掴めなかったので、もっとカウンセラーと患者のやり取りやカウンセラーの心情描写を描き入れて欲しかったです。
ホラー要素だけではなく感動のドラマもちょびっと入っていますし、謎解きのような構成になっているので飽きずに鑑賞できるでしょう。
この手のジャンルの中だけで評価するとしたら、満点評価にしてもイイぐらいの脚本でした。
90分ちょっとの作品ですし、テンポも速いので暇な時気楽に観るには最適なホラー作品でしょう。
ショッキングな映像とかお色気ではなく、切なさや優しさをホラーにも感じたいという方にはオススメですね。
まあ、オリジナル版を知らなくても大丈夫なようにできているとは思うけど、それはともかく、こういった急に大きな音を出して観客を驚かすような類のホラー映画はどうにも苦手でねぇ。それはびっくりするから、じゃなくって、観客を怖がらせるというやり方が根本的に違っているような気がしてならないからです。
ところが、観客を怖がらせるだけのホラー映画なんだとばかり思っていたけど、魂の救済をテーマにした「シックス・センス」みたいな映画になっているもんだから驚いた。タイ版もそうなのかは比べることはできないが、シドニーの角膜のドナーであるアナが、彼女に見せたかったものが分るクライマックスはサスペンス満載で、それでいて最後は感動的なオチを持ってくるのだからたいしたもんです。「1:06」の意味が分るくだりなんか、思わずおおッ、となったよ(単純だねぇ)。
死者を連れ去る黒い影。これがメチャ怖い! どことなく「ゴースト/ニューヨークの幻」に出てくる死神(?)を髣髴とさせるのだ。突然出てくる死んだ人たちも怖いねぇ。シドニーは長いこと盲目だったため、聴覚が鋭敏になっているということだと思うが、死者の囁き声や呻き声が聞こえてしまうというのも不気味!!
しかし考えてみれば、シドニーはなにも好き好んでアナの角膜をもらったわけじゃないから彼女にすれば随分と迷惑な話だけど、角膜を移植された人がその細胞記憶を受け継いで特殊な能力を身に付けてしまうというアイデアはなかなか秀逸だね。アナには普通の人には見えないものが見えてしまうということで魔女と蔑まれて死んだわけだが、その彼女の魂を救い、意志を継ごうとするシドニーの姿は神々しさに溢れていて、コレが結構、ジンとくる。
ジェシカ・アルバをお目当てで観た人はどうでしょうか? 結膜炎みたいに充血した瞳のジェシカは痛々しい限りだが、新境地開拓でなかなか頑張っていたと思いますよ。曇りガラス越しだけど、あの裸身はジェシカなんだろうか? ボディダブルでないことを信じたい。シドニーには、鏡に映った自分の顔がアナに見えてしまうシーンはやっぱり怖い。瞼をこじ開けるシーンでは、目ん玉をえぐり出すんじゃないかと思って画面を正視できなかったよ!!
アナ役の女優さんが結構なラテン美女。あの娘は誰なんだろう? それから、アナのお母さん役のラテン系の女優さん。どこかで見た顔だなぁ、と思ったらレイチェル・ティコティンじゃないですか。あんな小さな役に起用するだなんてある意味、贅沢なキャスティング(そうかぁ?)。コメディ以外でパーカー・ポージーを見るのもなかなかオツなもんです。でも一番驚いたのは、アジア系のオバちゃん役でお懐かしのタムリン・トミタが!!
それにしても、ここ最近のハリウッドはフランスから監督を招聘するのがトレンドなのかね。
素朴な疑問。原題は「THE EYE」と単数形だけど、邦題は「アイズ」と複数形になっている。確かに、移植される角膜は2つなわけだから複数形になるのが正しいとは思うのだが…。英語に堪能な人からの解釈を請う!
角膜移植モノの作品には、「the EYE【アイ】」シリーズの前に、「瞳が忘れない/ブリンク(1994)」があるが、さらにその遥か以前に、手塚治虫の「ブラック・ジャック」の話「春一番」を大林宣彦が監督した「瞳の中の訪問者(1977)」がある。さすが手塚!そのアイデアは時代の先端を走っていた。
(※)“the”は単数形の可算名詞に付いて代表単数を表す。
[例] The dog is a faithful animal. 犬は忠実な動物である。
つまり“the eyes”では“彼女の移植された2つの目”という限定になるが、“the eye”は“目というもの”という一般的な表現となる。つまり原題は、“目というものは細胞記憶を持っている”ということを暗に表している。