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ウォッチメン(2009)

WATCHMEN

メディア映画
上映時間163分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(パラマウント)
初公開年月2009/03/28
ジャンルアクション/SF/犯罪
映倫R-15
知ってはならない、真実がある──。
ウォッチメン コレクターズBOX [DVD]
参考価格:¥ 6,279
価格:¥ 4,600
USED価格:¥ 4,149
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 Photos

【クレジット】
監督:ザック・スナイダー
製作:ローレンス・ゴードン
ロイド・レヴィン
デボラ・スナイダー
製作総指揮:ハーバート・W・ゲインズ
トーマス・タル
原作:デイヴ・ギボンズ
(画)
脚本:デヴィッド・ヘイター
アレックス・ツェー
撮影:ラリー・フォン
視覚効果スーパー
バイザー:
ジョン・“DJ”・デジャルダン
プロダクションデ
ザイン:
アレックス・マクダウェル
衣装デザイン:マイケル・ウィルキンソン
編集:ウィリアム・ホイ
音楽:タイラー・ベイツ
出演:マリン・アッカーマンローリー・ジュスペクツィク(シルク・スペクター)
ビリー・クラダップジョン・オスターマン(DR.マンハッタン)
マシュー・グードエイドリアン・ヴェイト(オジマンディアス)
カーラ・グギーノサリー・ジュピター(初代シルク・スペクター)
ジャッキー・アール・ヘイリーウォルター・コバックス(ロールシャッハ)
ジェフリー・ディーン・モーガンエドワード・ブレイク(コメディアン)
パトリック・ウィルソンダン・ドライバーグ(ナイトオウル)
スティーヴン・マクハティホリス・メイソン(初代ナイトオウル)
マット・フルーワーエドガー・ジャコビ(モーロック)
ローラ・メネルジェイニー・スレイター
ロブ・ラベル
ゲイリー・ヒューストン
ジェームズ・マイケル・コナー
ロバート・ウィスデンリチャード・ニクソン
ダニー・ウッドバーン
【解説】
 80年代後半に発表されたアメリカの人気グラフィック・ノベルを驚異のビジュアルで実写映画化したヒーロー・ミステリー。世界中で起きた歴史的事件の陰で<監視者>として活動し、“ウォッチメン”と呼ばれたスーパーヒーローたちが存在していたもうひとつのアメリカを舞台に、彼らが次々と何者かに命を狙われていくという謎の行方を、彼らの活躍の歴史と心の葛藤を織り交ぜながらスタイリッシュかつダークな世界観で壮大に描き出す。監督は「300 <スリーハンドレッド>」のザック・スナイダー。
 かつて、“ウォッチメン”と呼ばれる者たちがいた。彼らは<監視者>となって世界の重大事件に関わり、人々を見守り続けてきた。だが1977年、政府の施行したキーン条例によりその活動を禁止され、ある者は一線を退き、ある者は密かに活動を続けていくことに。1985年、未だニクソン大統領が権力を振るい、ソ連との核戦争に陥りかねない緊張状態にあるアメリカ。10月、ニューヨークの高層マンションからエドワード・ブレイクという名の男が突き落とされ、無惨に殺された。そして、そのそばには血の付いたスマイルバッジが。スマイルバッジは、かつてブレイクがスーパーヒーロー“コメディアン”として活躍していたときのトレードマークだった。現場に現われた“顔のない男”ロールシャッハは、事件の背後に陰謀の臭いを嗅ぎとり、すぐさま“ウォッチメン”と呼ばれたかつての仲間たちの周辺を独自に調べ始めるのだったが…。
【関連作品】
tales of the BLACK FREIGHTER(2009)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
839 4.88
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2009-12-17 18:13:51
マリン・アッカーマン
投稿者:Bava44投稿日:2009-09-29 07:41:47
パラマウントとワーナー合作の超大作ながら、淡々とした回想シーンばかりで盛り上がりに欠ける。

頭の悪い人が無理して賢いふりをして失敗しちゃったような作品。寒い。
2+
投稿者:デジゴン投稿日:2009-09-29 06:28:18
オカルチックな気持ち悪い映画を観ると、
意味不明なストーリー展開の夢をみてうなされる事が多いです。

この映画は意味不明なストーリー展開だからか、
あるいは悪夢を映画化したストーリー展開だからか、
悪夢にうなされる事はありませんでした。
これだけの評価です。

アダルトマンガの実写版としての完成度は高いと思います。
もちろんリアルタイム世代のアメリカンでない私には食傷気味。
投稿者:maaaaan投稿日:2009-09-24 21:45:10
長いけど、見てよかったって
最後に必ず思うと思う。
投稿者:藤本周平、投稿日:2009-09-13 11:32:34
僕は先に原作を読んでいたから理解できたけど、一緒に観た父親はちんぷんかんぷんだったらしい、まぁそうだろうね。確かにかなり面白かったよ、原作をちゃんと忠実に再現してるし、ザック・スナイダー独特の映像はかなり見応えあった。ただ、やはり原作を読んでない人にはかなり不評らしいね。できれば原作を読んでない人にもわかりやすいように作ってくれたらもっと評価は高くなったと思うけど、原作自体カルト的な作品だししょうがないか。そういえば、僕はDVDで観たんだけどホリス・メイソンが殺されるシーンが無かったね。予告編ではそれらしきシーンが映ってたけどカットされたのかな?あと、アメリカではディレクターズ・カット版が発売されたらしいけど、できればそれも観てみたい・・・
投稿者:まりっくりん投稿日:2009-05-09 12:56:37
【ネタバレ注意】

ロールシャッハがDr.マンハッタンに消滅させられるシーンがよかった。

投稿者:popcorn投稿日:2009-05-04 10:57:00
【ネタバレ注意】

もしも(リアリスティックな自警団としての)、ヒーローが実在したら? との仮定で描かれる、架空のアメリカ近代史(ベトナム戦争、キューバ危機、ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ソ連によるアフガニスタン侵攻など)。

『300[スリーハンドレッド]』ほどではないにせよ、要所要所のエレガントなスローモーション、スタイリッシュ且つ、重厚な映像(撮影、ラリー・フォン)は、さすがヴィジュアリストのザック・スナイダーである。
ダンこと、ダニエル・ドライバーグ/ナイトオウル=パトリック・ウィルソンの夢は、非常に芸術的で、理屈抜きに感動する。

「ロールシャッハ記」はハードボイルド風で、残酷描写も適度に刺激的。

血の付いたスマイリーフェイス・バッジ、終末時計に象徴される、全編を覆う沈鬱な空気は、原作が発表された当時(1986年、6月〜1987年、6月)の世相を反映しており、核戦争への不安感が窺える。

最近では、パラノイアと呼ばれる、ウォルター・コバックス/ロールシャッハ=ジャッキー・アール・ヘイリー、ダン、エドワード・ブレイク/コメディアン=ジェフリー・ディーン・モーガン、ジョン・オスターマン/DR.マンハッタン(ソ連に恐怖を与えるために、「マンハッタン計画」に由来して、そう名付けられた)=ビリー・クラダップ、ローリーこと、ローレル・ジェーン・ジュスペクツィク/シルク・スペクター=マリン・アッカーマン、その実母である、サリー・ジュピター/初代シルク・スペクター=カーラ・グギーノ、そして、平和主義者でベジタリアン、「“世界一賢い男”」、ヴェイト社社長、エイドリアン・ヴェイト/オジマンディアス=マシュー・グードら、それぞれのキャラクター造形が実に、しっかりしている。

だが、結局のところ、平和を実現するための路線対立の内輪揉めで、深度はあっても広がりには乏しい。

概ね、原作通りの映像化であるが、クライマックスは改変、いや、改悪されている。原作だとヴェイトの計画は、宇宙人が侵略したと思わせることで、米ソ両国を結束させ、核戦争を回避させるというもの。しかし、本作では、それがDR.マンハッタンの攻撃に置き換えられているのだ。
DR.マンハッタンもこの方法に一定の理解を示すわけだが、これはバカバカしいの一語に尽きる。こうして築かれる平和は、一時的なものでしかないのが火を見るよりも明らかだ。暫くして、DR.マンハッタンがいなくなったのが解れば、また人間同士で、戦争を始めるだろう。そうさせないためには、ちょいちょい、DR.マンハッタンの仕業に見せ掛けて人類に攻撃を加えねばならない。平和を築くために、「多少」の犠牲は止むを得ないのは同意するが、効果が限定的な割に、代償が甚大過ぎる。(「“世界一賢い男”」、ヴェイト、「神」とも崇められる、DR.マンハッタン両人に、このくらいの想像力もないとは、お前らそんなに賢くないだろう!?)。
それよりは、DR.マンハッタンを担いで、世界三大宗教の統一でも図った方がまだ現実的だ。

それと、自分をレイプしようとしたエドワードと、その後、合意の上でサリーがセックスし、そうしてローリーが生まれたのは天文学的な確率の「奇跡」であり、ひいてはすべての生命も同様であるとDR.マンハッタンは考えるが、宇宙的視点で森羅万象を捉えてきたDR.マンハッタンがこの程度とは呆れる。そんなものは宿命論を前提にしない限り、偶然の産物でしかない。まあ、ここら辺が、人間(アラン・ムーア)の限界か。
http://blogs.yahoo.co.jp/popcornandfella

投稿者:三葉十四郎投稿日:2009-04-29 12:56:16
【ネタバレ注意】

映画のポスターにあしらわれたスマイルマークのデザインが如何にもつまらなそうに見えたが、見終わってみると、これは映画のテーマを実に巧く象徴したマストアイテムであった。 
不思議なものでスーパーヒーローものと言うのは余りSFらしく見えないのですね。 どんな特殊能力が備わっていたとしても眼目はそれらを使ったアクションやスペクタクルになるから。 しかし本作はそんなヒーローが史実に登場していたら、と言うIFの世界、パラレルワールドを描いている。 
そこに示された世界、ヒーローを使って総括された20世紀は皮肉な諧謔に溢れて強烈だ。 

コミックに描かれた無敵のヒーローが実在するアメリカは夢を体現して強く正しい国になっていたか?、答えを本音に晒して痛切に否定するのが冒頭で墜死させられるヒーロー"コメディアン"だ。 
ASHさんの鋭いコメントに有る通り、ディランの曲にのせて様々に影を落としたアメリカ史のオープニングクレジットが素晴らしい。 ヒーローチームのミニッツメンが組織されるが、そこでは既にキャプテンアメリカみたいな奴がマントをドアに挟ませて撃たれて死んでいる。 (アメリカの死) レズのヒーローは差別によって殺されていて、そしてケネディが暗殺されるとそこには銃を構えていたコメディアンが居る。 

その彼の死を孤高の男"ロールシャッハ"が調べていく、と言う究明モノの展開で進められると、そこから浮かび上がるコメディアン像は"正義を信じないヒーロー"の姿だった。 葬儀に際してのウォッチメンのメンバーらの回想は全員がコメディアンの本音の洗礼を浴びている。 

神の如き超絶の能力を誇る"Dr.マンハッタン"(ジョン)、この青光りのズルムケはスーパーマンにハルクを足したヒーローってところか。 彼がベトナムに投入されてそこでの共産主義との戦争に勝つ。 戦地でコメディアンは自分が手をつけたベトナム人女性を撃つが、どうやらジョンが防ぐと思っていた様で、神様みたいな力が有っても女一人助けられないじゃないか、とジョンをなじる。 正義が神の意志で行われるモノだとすると、ジョンは自身が神みたいな存在だから、そういうところがどこか希薄な辺り、良く練られたキャラクターだ。 

"オジマンディアス"は征服者を崇拝しているヒーローだ。 正義の力で悪を抑えて統制出来れば平和が保てると考えている。 しかしコメディアンは、アンタは死の灰の中で一番賢い男になるさ、と核を前にした無力を嘲笑する。 アメリカがヒーローと言う力を得た事で共産国側は対抗として核を5万基を超えて保有。 ジョンが99%を防いでも、残る500発で世界は充分滅べるのだ。 彼らのせいで世界はデタントを迎えない。 

"ナイトオウル"はバットマンをもじったフクロウ男で、やはり趣味でやっていた様なものだが、正義に理想を掲げたヒーローでもあった。 ここでは一緒に暴動鎮圧に向かったコメディアンが市民を殴り飛ばして往く、俺たちが叶えたアメリカンドリームがこのザマなのさ、と容赦なく撃つ。 

ヒーローを望んでいるのは僕ら観客も同じで、そんな彼らの活躍を単純に宇宙怪獣との戦い、なんて話に求めずに内面を突いたりして苦しめているのは我々が欲しているからなのだ。 "世界は本当は平和なんか求めていない"、ここにコメディアンの嘲り、オジマンディアスの深謀や行動、Dr.マンハッタンの虚無感があるのではなかろうか。 
ナイトオウルのダンがシルク・スペクターのローリーの相手に計らずもヒーローの内実を開陳し始める。 コスチュームを纏えば気分は高揚し、ローリーと空中プレイをイタした後も足りないので刑務所へ向かい、二人で存分に悪人を懲らして回る。 正義が第一目的では無く、好きでマスクを被って跳梁しているのだと彼なりの本音を曝け出している。 

世界観の背景の撮り方も巧かった。 1985年の話だがニクソンが任期を続けている設定なので70年代を引っ張ったタッチで画面の粒子が粗い、そこで使われる音楽の選曲が絶品だった。 終末時計の小道具も古めかしさに加えて世界の緊張の度合いを一目で判らせている。 
欠陥としてはコメディアンが殺される原因となったリストが説明不足な点で、彼ほどのタフガイが何もせず泣いているだけになる理由が見ていて判らない。 真相解明の話の芯の部分なだけにちょっと痛い。 

混沌とした世界の中、唯一妥協をしなかった男がロールシャッハだった。 "自分の正義しか信じないヒーロー"ジャッキー・アールヘイリーの名演である。 見ていてとても嬉しい。

投稿者:のど飴投稿日:2009-04-18 21:08:51
シン・シティや300と同じく、原作をそのまんま映像化してる感じ。もうちょっとエピソードの取捨選択をしたほうが良かったんじゃないかと思う。
そしてロールシャッハの顔の模様が変わるのはどういう仕組みなのかとか気になる。
でも一番気になったのはグロいシーン。手が切断されるところとか、マンガの絵で見るのと、最新の特殊効果をつかって実写で見せるのとでは全然違う。あくまでも原作に忠実にと思ってるかもしれないけど、そういうグロいシーンまでモロに映像化するのは芸がないと思う。

文句ばっかり書きましたが超おもしろかった。繰り返しては観たくないけど、原作を読みたくなった。
爽やかな雰囲気でエンディングを迎えるけど、見終わった後は結構どんよりした気分になる。

追記:
原作を読んだ。やっぱり原作をほぼそのまんま映画化している。そしてグロいシーンは原作よりも誇張されている感じでちょっと嫌気がさした。
この映画の面白さの大部分は原作に頼っているような気がする。
投稿者:replicant投稿日:2009-04-05 01:44:40
これは所謂“トンデモ映画”って奴ですね。個人的には十分アリです。っつーか、好きですね。とにかく、なるべく情報を入れないで観に行くようにしているので、最初は面喰いました!とっつきにくくて、「なんだかなぁ・・・いまいち入れないなぁ・・・」と思っていたのですが、どんどん引き込まれてしまいました。最終的には、けっこう面白かったです。個人的には、こういうアホくさい内容を思いっきり真面目に作っているところに好感が持てます。そりゃ、「え”〜!!!」って場面もあったりするんですが、もうどーでもいいです!こういう映画って、好きか嫌いか?肌に合うか合わないか?って、だけでしょ。あんまり語ってもねぇ・・・。ホントに良く作ったし、うまくまとめたなぁ。
投稿者:リEガン投稿日:2009-04-03 17:15:59
「300」同様に不思議なテイストが全編を覆う。アニメチックなCG駆使は好きじゃないが、最後まで退屈しなかった。ジャッキー・アール・ヘイリーとパトリック・ウィルソンの「リトル・チルドレン」コンビがそれぞれにいい味を出している。ボブ・ディランに始まって、S&G!やネーナにマッドマックスまで登場。声高に嫌うことができないのはなぜだろう。
投稿者:OGさん投稿日:2009-04-03 05:29:47
【ネタバレ注意】

「300」と同じ監督、アメコミにおいて金字塔の作品ということで、
タイミング良く、1000円の日に鑑賞。

一言で言うと「紙一重」・・・なのかな。

監督に期待していた映像美に関しては、それほど驚くことはなく、300の方が
感動したかな。
あぁでも、バッキバキ殴るシーンはカッコよかったな。

ヒーローたちの衣装は、「ムムム?」と思える格好だが、映像の鮮明さでカバー出来ていたと思う。

シルク・ナイトオウルの2代目同士のラブストーリーは、ちょいと甘めなくだりで、今回のお話にはどうかと思えた。
セクシー姉ちゃんと付き合えるとは、あの坊ちゃん顔はうらやしいぞ!
レスキューを終えてからの1試合は、そこそこガッツリやってたり、ボタンを使った悪ふざけには、ニヤリしてしまった。

火星でブルーマンが作ったオブジェは、なんだったのか。

とまあ、その他に細かい所はありますが、原作ファンには大満足だったと思います。

ところで、お墓の入口と、2代目カップルが不良に絡まれる直前とで、プラカードを持ったおっちゃんが2回登場したけども

あれは誰だったのかな?

投稿者:NYY投稿日:2009-04-02 21:16:16
【ネタバレ注意】

原作は存在してることも知らんし、コスプレのアホ共がヒーロー
っていう付いていけない世界なんだけど、なかなか濃い話になっ
てて面白かった。
あの湯たんぽみたいなマシン、欲しいなw。
 
ただ、突っ込み所が多いね。 ↓以下【ネタバレ】。
@冷戦時代は、核の抑止力で米ソが直接対決には踏み切れなくて
平和な時代だったのに、1500万人も殺しちゃって・・・
それって平和なんすか? 東京もやられてた気がするし・・・
このマシュー・グードはマキャベリストと言えなくもないが、
核の悲惨さを訴える為に、核攻撃するってやり方が既に破綻して
るから。
ロールシャッハ1人を殺すくらいなら、マキャベリとも言えなく
もないが、平和の為に何百万人も殺すなんてのは確実にテロ思想
でしょう。
 
A冒頭で「ウォッチメンを誰がウォッチするのか?」って言って
たけど、神ならざるフルチンの青ハゲを誰が監視するの?
チェックされない者は、高い確率で堕落するものだから、あいつ
が恣意的に振る舞えないように、死ぬとかしてくれないと不味い
と思うよ。
死んじゃって、本当は誰も見ていないんだけど、人々に見られて
ると思わせるパノプティコンならアリかな〜。
 
B新たな神の登場なのだとしたら、既存の一神教のキリスト教等
はどうなるの? 宗教戦争とか起こらない?
Cだいたい、あれだけ人が死んだ後に、安心して生きられるの?
青ハゲにビクビクして生きるしかないのでは?
Dこんな神でもない、一部のアホがでっち上げた嘘に納得して生
きてるんじゃ、人間は家畜と同じ存在になるんじゃないの?
これは、元々、核の傘の下で家畜のように平和を貪ってたに過ぎ
ないから問題ないかw。
 
しかし、米ソではない超越的な武力に頼る平和ってのが、何か変
に捩じれた理想論だと思うんだよな〜。
青ハゲのいない現実の世界では、やはり武力に頼る平和しかない
訳だし。
核による抑止力を否定・批判してるようで、肯定してる作品かな。
 
結局、ネーチャンのハイレグが最大の見所だな。

投稿者:ビリジョ投稿日:2009-04-02 16:16:44
【ネタバレ注意】

 だから長いってば。
 原作読んでたら面白いのかもしらんね。読んでないからね。どうでもいいです。
 チョンマゲの悪者たちが好き。

投稿者:はこまる投稿日:2009-03-31 12:53:02
上映時間は2時間43分。レイティングはR‐15。お子様連れでレイトショーに行かれる方はご注意ください。終了時間が23時を超える場合、地域によっては青少年育成条例に違反するおそれがあります。

唖然、ボー然、口あんぐり。確かに脅威のビジュアルではある。青白い人の股関でやたらブラブラしてるチ○ポ。グダグダと続く中年達の回想。時代に取り残された設定。異形のノワール世界。劇中、幾たびか「これはひどいジョークだ」という台詞が出てきますが、スクリーンを観ながら思わず「うんうん」と相づちを打ってしまいました。ただし誤解なきよう。見方を変えて見れば今までにないヒーローものであることは確かなので、個人的にはこういった映画はもちろん嫌いではありません。絶対ありだと思います。
また、これ見よがしな超絶アクションを一切排除して、ヒーロー達の動きをかなりバタ臭くしているところにも作者側の良識を感じました。『ドーン・オブ・ザ・デッド』では「突き刺さる」、『300』では「落下」、そして本作では徹底して「砕け散る」描写にこだわっているあたり、スナイダーはやはり映画作家として骨があります。

↓の方がコメントされているように、「真の正義」が「邪道の正義」に敗れ去ることを見ても分かるように、既にこの世において正義そのものが邪道になってしまった現在、いくら設定が時代遅れになろうとも、その主張が色褪せることはありません。

制作費は1億5000万ドル。今のところ、ドメスティックとワールドワイド併せても興行収入が1億6000万ドルぐらいですから、おそらく本作はハリウッドでは失敗作の烙印を押されるはずです。スナイダー危うし。しかし、生まれながらにしてカルト作品になることを宿命付けられた作品であることは間違いありません。2000年代以降、アメリカ映画の骨幹を支えて来た「アメコミ(グラフィックノヴェル)」ものの集大成的意味合いと成熟を示す異色作。一見の価値はあります。

追記:最近、Blu-rayのアメコミ3強ヒーローまつりのCMをやってますが、『ハンコック』が「やりすぎ!」、『ハルク』が「強すぎ!」、『アイアンマン』が「凄すぎ!」のキャッチフレーズになっていました。もし本作がBlu-ray化されたら、フレーズはさしずめ「見せすぎ!」となるのではないでしょうか。(って言うか、あんなもんBlu-rayで見たくないか・・・)
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2009-03-29 10:13:17
【ネタバレ注意】

映画を見てから原作にもチラリと目を通してみた。
ほぼ原作に忠実な映画化であると思う。
血のついたスマイルマーク(平和の象徴)が既にラストへの伏線になってるのが面白い。

かつてのヒーロー“コメディアン”が殺されるところから映画は始まる。
顔が白と黒のマスクで覆われたヒーロー“ロールシャッハ”は
これを「ヒーロー狩り」の始まりだと考え、仲間たちに警告に行くのだ。
“次々と殺されるヒーロー”という宣伝文句は観客をウキウキさせるのに十分だが、
映画はそんな方向性を示しながらも序盤はキャラクター紹介を丁寧に行う。
テーマとストーリーを考えればどれも必要なシーンなのだが、
始めてみる観客にはこの辺りは少しダレて感じるかもしれない。

まず目を引くのは派手で少しレトロな映像表現。
ザック・シュナイダー監督の本領発揮と言わんばかりの出来で
スローモーションやCGを多様した映像はとても面白い。
オープニングの美しさも感じる格闘シーンは凄いし、
その後のタイトルロールもかなり良い出来。
またDr.マンハッタンが火星で独白する辺りのシーンは神秘的に感じる。

しかし、内容はというと「ダークナイト」のように極めて現実的な視点でヒーローを扱っており、
かつ「正義」についての見解も実に夢のないものである。
また、暴力表現や性的な表現も露骨なのに加えて2時間40分という長尺。
決して万人にすすめられる映画ではない。
とはいえ、これまでのヒーローもの映画を見慣れた観客にとっては
少し新鮮なものに感じるのではないだろうか。

本作の面白い点でもあり欠点だとも感じるのが時代設定。
時は冷戦時代、人々は迫りくる核戦争の恐怖におびえている。
そこにもしウォッチメンたちがいたら歴史はどうなっていたか?という話ともいえる。
しかし、現在となっては核戦争の危機をリアルに感じることが出来ないため、
硬派なテーマを扱っているのに物語全てが茶番に感じられる危険もある。
この設定を現代に置き換えて映像化すべきだったのか、判断は難しいところだ。
また、ヒーローたちの描き方もリアル。
それぞれが違った正義感を持ち、違った形で平和を実現しようとする。
その後のヒーローの殺害、引退、孤独・・・
ヒーローもののタブーとでもいうべきか、それを真っ向から扱っているのには感心する。

映画は原作からのエピソードの取捨選択が上手かったと思う。
本筋をブレさせず登場人物の心理描写も十分で、かつ映像にもこだわり
アクションも盛り込むというかなりの難題。
全体的にこの完成度は頑張ったと思う。
映像、音楽、哲学、平和、人間・・いろいろな角度から見どころを作っている。
1度見るよりは2度目のほうが楽しめるかもしれない。

私は当初ラストを知らずに見たので少し困惑した。
このラストを観客がどうとらえるか、それはロールシャッハテストのように人それぞれの答えがあるのだろう。

投稿者:ハッピーm投稿日:2009-03-29 01:02:07
【ネタバレ注意】

男性受けしそうな作品。   正しい事を貫くのが本当に正しいのか、それとも大きな犠牲を払おうとも、悪と罵られようとも、地球を救うための邪道な正義の方が正しいのか・・・   結果オーライというなら邪道でも何でも、地球を救ったオジマンディアスの究極の正義の方が正しかったのだろう。  そしてその真実は秘密にするべきなんだろうけど、人道的にはやっぱり複雑な気持ちを隠せないヒーロー達。   DR.マンハッタンと呼ばれる人間以上神未満の彼のキャラは面白かった。  ヒロイン役のM・アッカーマンはちょっと残念、ママ役の方が美人だったような。。。   約2時間40分と長い尺で前半は眠くなるような間延びした感じも。   シーンが短くテンポが早いので見てて疲れた。   ラストのドラマが良かったから救われたけど。

投稿者:ASH投稿日:2009-03-29 00:00:55
【ネタバレ注意】

 こういう「グラフィック・ノベル」が存在するという程度の知識しかなかったもんだから、最近流行のよくあるスーパーヒーローもの(それはそれで好きだけど)なんだろうとタカをくくっていたら、コレがびっくり! こんなに皮肉がキツいお話だったとはッ!!

 コミックとグラフィック・ノベルの違いがなんなのかも分らないけれど、スーパーヒーローものの体裁を取っていながら、あそこまでかの国を痛烈に批判しちゃうなんて…と思ったら、アラン・ムーアって英国出身なんだね。アウトサイダーだからこそできた批判性とでもいえばいいのか。まあ、そこまで難しく考えるのは僕の性には合わないので他の連中に任せるとして(読まないけど)、それぞれのヒーロー像に何かしらの暗喩が込められているのがすごいね。

 ウォッチメンのひとりが暗殺された、一体誰が、何の目的で?、というミステリー調でお話は進むんだけど、陰謀の黒幕の正体は察しのいい人ならすぐに分るでしょう。そんなことよりも、ウォッチメンがどんな集団で、どういう経緯で何をしてきたのか、そっちの方が重要だったりする。スーパーヒーローが存在することで世界の情勢が変わってしまうという、普通ならコミックやヒーローものが避ける展開に真っ向から挑んでいて、それによって生まれた世界が果たして人類にとってよいことなのかどうか、そんな問いかけをしているように思えた。で、そのヒーローたちというのが…。

 一応は、ウォッチメンの暗躍によって米ソ間の核戦争の危機は回避され世界に平和が訪れることになるのだが、そのやり方がヒーローものにあるまじきトンデモなさ。ある程度の犠牲はやむを得ないんだろうけど、それにしても…。裏を返せば、このくらい荒っぽいことでもしないと人類に平和は訪れないということなのか。コミックでは英雄が悪漢をやっつけてめでたし、めでたしとなる「勧善懲悪」が普遍的なハズなのに、この結末には参った!

 Dr.マンハッタンの存在がソ連のアメリカ攻撃への抑止力となっているという。最も分りやすい暗喩としての「核兵器」ですね。その名は「マンハッタン計画」から採られているんでしょうね。この青いフルチン野郎、言うことがいちいち哲学的で小難しいからイヤになる。なんでフルチンで歩き回っているのに誰も何も言わんのだ? 仲間の葬式に出席する時や、TV番組の収録の時にはちゃんと正装するのに。てな疑問は、原作を知らないことから出てくる野暮ちんだわね。

 スーパーヒーローといっても、スパーパワーを持っているのはDr.マンハッタンだけだから、他のウォッチメンは殴り合いが中心の肉弾戦。スナイダー監督お得意の、観客の痛覚を刺激する痛そうなアクションが満載! ちょんまげを結った侍ギャングをボコボコにするシーンはキチンと見たかったぞ。他にも肉切り包丁で脳天カチ割りとか、丸ノコで手首をチョン斬ったりと、冴え渡る残酷描写が強烈!!

 キーン条例により自警活動が禁止されていたお陰でナイトオウルが一時的な不能になっちゃうんだけど、シルク・スペクターと火災現場を救った興奮がムラムラに変わり、彼女とオウルシップの船内でイタしちゃう。それってよく分る。そういえば「Mr.インクレディブル」でも似たようなシーンがあったよな。

 さて、紅一点のシルク・スペクターを演じたマリン・アッカーマンだけど、がんばってたよ! この映画じゃ自慢の金髪を封印しちゃったみたいだけど、アクションもこなせる女優だということを見せてくれた。それにかなりキワどい濡れ場や、ほんのちょっとだけどヌードも披露してくれたしね。でも、Dr.マンハッタンのフルチンがそれを打ち消しちゃうというのには、困ったちゃんね。

 それにしても、ジャッキー・アール・ヘイリーはいい役者になったなぁ。ある意味、ロールシャッハがこの映画の主役みたいなもんだからなぁ。それだけに、ラストで彼が事実を公表すると息巻いていたのが、ああも簡単に消されてしまうのでなんともやるせない気分になる。最後は自分自身がロールシャッハ・テストのシミみたいになっちゃうんだもの。DCコミックはスカッとしたカタルシスが希薄なものが多いね。

 コミックのひとコマを実写化したようなオープニング・クレジットが秀逸。そこに流れるBGMがディランの「時代は変わる」とは、シャレが利いている。ナイトオウルがオジマンディアスの南極基地へ向かうシーンではジミヘンの「見張り塔からずっと」が高らかに、エンド・クレジットではレナード・コーエンと、BGMになぜかクラシック・ロックを多用。そこが逆にカッコいい!

 しかし、これだけの超大作なのにキャストが地味すぎじゃありません?

 【My Cult Film】

【その他のおすすめ】
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