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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008)

YES MAN

メディア映画
上映時間104分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ワーナー)
初公開年月2009/03/20
ジャンルコメディ/ドラマ
それは、今まで
誰も気づかなかった
幸せになる方法
イエスマン “YES”は人生のパスワード [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,500
価格:¥ 1,391
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【解説】
 すべての答えを“ノー”から“イエス”に変えたことで人生が一変するジム・キャリー主演のヒューマン・コメディ。何でもノーで済ませてきなネガティブな人生を転換すべく、あらゆることにイエスと答えてみると誓いを立てた男が辿る思いも寄らぬ顛末を描く。原作は番組プロデューサーや司会者などマルチに活躍するイギリス人ダニー・ウォレスが実際に全てに“イエス”と答え続けた6ヵ月間に渡る実践を綴ったベストセラー体験記。共演は「ハプニング」のズーイー・デシャネル。監督は「チアーズ!」「恋は邪魔者」のペイトン・リード。
 銀行で貸し付けを担当しているバツイチ男カール・アレン。離婚して以来、私生活では友人からの誘いをいつも断り、仕事ではローンの申請書に来る日も来る日も却下のスタンプを押し続けるなど、極めて後ろ向きな人生を送っていた。そんな彼もある日、親友の婚約パーティまでもすっぽかしてしまったことで、ついに友人から“生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる”と脅され、その改善に、とあるセミナーへ参加することに。そこで主宰者から、意味のある人生を送るための唯一のルールは如何なることでも全て“イエス”と言うだけ、と説かれるカール。そして、とりあえず“イエス”を連発していくと、次第に物事が好転し始めるのだった。さらには“イエス”の効能でアリソンという女性と出逢い、良いこと尽くめのカールだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
323 7.67
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【ユーザーコメント】
投稿者:こじか投稿日:2016-09-05 23:23:45
【ネタバレ注意】

いろいろな場面で「観た?」って聞かれ続けてるのでトドメを刺した。普通に面白い。ジム・キャリーの作品には失敗作がないんじゃないかと思う。この勢いでリドラーをもう一度演じてもらいダーク過ぎないバットマン復権を願いたい、

投稿者:きらきら投稿日:2016-03-21 10:28:58
【ネタバレ注意】

我々は物事を先回りして考えることにあまりに馴れ親しみすぎています。
しかし先回りして物事を考えることで、「どうせ」という考え方を引き出し、
行動することなく、うずくまってしまうことが多いことも事実です。
トリュフォーの言葉を借りれば「あらかじめ人生を生きてしまっている」とでも言うんでしょうか……。

本作品のカール(ジム・キャリー)もその「あらかじめ人生を生きる」ことで、
現在の人生をぼんやりとしたものにしています。
友人からの誘いも、はっきりと断るでもなくうやむやにし、その場しのぎの嘘を繰り返します。
嘘がばれても冗談でごまかそうとします。
そんなカールが知人に誘われて行ったある宗教めいたセミナー、
そこでカールは教祖(?)から「これからすべてのことに対して爍截釘哭瓩氾えること」と約束させられてしまいます。
(この約束を結ばせるにあたって、ためらう主人公に対して周囲が浴びせかける爍裡蓮。唯腺劉瓩箸い声が、ちょっと吊るしあげっぽくて、あんまりいい気持ちにはなりません。)
そしてこの約束を守っていく主人公カールが変化していく……。

とまあ、物語の大筋は変身譚で、それはそれでかまわないのですが、なんだかこの「変化」がちょっと妙です。
買物をたくさんする。
習い事をする。
飲み代をおごる。
……なんだか「金を使う=アグレッシブ=YES」という図式で、
じつはこの映画、「たくさん消費しろ!そうすれば幸せになれるぞ!」という
アメリカのプロパガンダ映画じゃないか、という疑問すら湧いてくる作品です(笑)
と同時に、「あのジム・キャリーがさまざまなカルチャーに挑戦する!」的なバラエティー番組的な作品でもあります(ジム・キャリーのプロモーション・ビデオ?)。

われわれは爍截釘哭瓩噺世ぢ海韻襪海箸呂任ません。
問題が爍截釘哭瓩噺にできないくらい大きい場合もあるからです。
また「右の頬を打たれたら、左の頬も差し出せ」的な爍截釘哭瓩發△襪らです。
大切なのは爍截釘哭瓩任△讚爍裡廊瓩任△譟決断をすること、自分を引き受けることなのでは?

結局、主人公カールには解決不可能な問題は訪れることなく、
爍截釘哭瓩噺世┐襪海箸个りに爍截釘哭瓩鮓世Δ海箸如◆峭福」を手にします。
(これのどこがコメディー??)

一見哲学めいたテーマを扱いながらも、
「こうすれば人生は成功するんだ!」的な処世術めいた作品で、肩透かしを食う作品です。

見ると、元気になるどころか、自分の中に眠っていたシニカルな部分が引きだされるという、
ルサンチマン(憎悪)発生装置のような作品です(笑)
とはいえ、そのルサンチマンも淡いのが、
この作品の脆弱なところではあるのですが……なんか「あらかじめ人生を生きてしまっている」人が作った素人っぽい作品です。

投稿者:黒美君彦投稿日:2015-10-21 15:34:04
【ネタバレ注意】

ジム・キャリーらしいヒューマンコメディ。あらゆることを拒む生活から超ポジティヴ・シンキングの“イエスマン”へ。
極端に描いているので、その結果成功したら成功したで厭味にもなりかねないのだけど、そこは微妙な匙加減で観る側も何となく納得してしまうから不思議。そこはジム・キャリーの巧いところかもしれない。
誘われて出かけたセミナーは、どう見ても宗教じみていて怪しいのだけれど、主人公はそのままセミナーにのめりこむ訳ではないんだよね。ただ「“Yes”の誓約」に自ら縛られてしまう…。
でもその結果アリソン(ゾーイ・デシャネル)に出逢うのだから、ポジティヴ・シンキング万歳!ってことか。
コメディだし、真面目に論じる類のものではないだろうけど、カール・アレン(ジム・キャリー)はもともと超楽天的な資質を持っていたんだろう。でなきゃあそこまで変貌する理由がない。ま、確かにネガティブ思考は行動を知らず知らず束縛するけど、でもそれによって人類はいろいろな危険性を回避して来たんだけどね。
ぼちぼちポジティヴに、でも何事もほどほどが大事、っつー結論ですかね。

行き先を決めない旅、というのは実はやったことがある。自治体の名前を並べて、無作為抽出で「ここ!」と選ぶ旅。
観光地として有名でない場所でも、必ず何らかの歴史を背負っていて、意外な発見がある。その発見が楽しいんだよね。

投稿者:frevan投稿日:2012-08-19 22:11:29
前向きなことの大切さを思い出させてくれました
投稿者:トム・ルーズ投稿日:2011-05-27 16:23:31
【ネタバレ注意】

今作は、久々にジム・キャリーらしさが出た笑えて前向きになれる映画だったのじゃないでしょうか!
もちろん全盛期のジム・キャリーはこんなものではないですが、やはりジム・キャリーはこう言う映画でこそ持ち味を発揮できますね(\'-^*)/

全てにイエスと答えたら、人生変われるって?
んな、アホな・・・いや、まてよ・・・そんな気分にさせてくれる映画でした。

ジム・キャリーが演じたカールは典型的なNOマン。
離婚以来、心を閉ざしたように、何事にもNOと断ってしまう偏屈な男。
仕事でもプライベートでも、全てNOの根暗まっしぐらな超後ろ向きな人生を送っていました。
人間は、何か誘いや頼みごとをNOと言った段階で、そこから何事も進展しません。
イエスと言えば、そこから人との繋がりが出来ます。
でも、何かつらいことがあった時は、人を信じれなくなり、NO体質になるのも分からないではないんですよね(ノ_-。)

しかし、無理やり友人に参加させられたセミナーがきっかけで、カールの人生は一変します。
どんなことにもイエスと言う変な誓いをさせられたのですが、仕方なくイエスと言ったおかげで全てが好転しました。
もちろんコメディなので極端な演出なのですが、何か妙に納得(^〜^)

私も、めんどくさいと思った誘いや頼みを仕方がなく受ける時がありますが、思いがけず自分が困った時にそこでイエスと言ったことがっきっかけで何度か人に助けてもらったことがあります。
全てにイエスと言うのは極端ですが、めんどくさいからNOではなく、YESの精神で相手と接することで人との繋がりは確実に生まれるし、それは自分にとっても相手にとっても確実にプラスになるでしょう。
う〜〜ん、なんと良質なコメディ映画なのでしょう!
当たり前のことに気付かされる映画でしたね。
シモネタのシーンなんかなければ、もっと評価は上がったんじゃないかな?f^_^;

イエスと言うきっかけになったセミナーの様子は、それにしてもちょっと異様な雰囲気でしたね・・・。
テレンス・スタンプが演じた教祖みたい人、ちょっと怖いです((((((ノ゚゚)ノ
間違ったことは言ってなかったですけどね。
宗教の集会は、あんな感じで洗脳されるのでしょうか。

それと、この映画で何が良かったかって、大方の意見通りアリソン役のズーイー・デシャネルの存在でしょう!
カールがイエスと言い始めたことがきっかけでアリソンと出会った訳ですが、この不思議な魅力は役柄だけのものじゃないですね。
あのズーイーの青い瞳に吸い込まれそうになるほど魅力的。

過去に何作かズーイーの出演作を見ましたが、この映画が一番魅力的に感じました。
イエスと言う事で、こんな美人とめぐり合えたら最高ですね!
ちょっとジム・キャリーとズーイー・デシャネルの恋愛模様は、いい歳してピュアすぎる印象もありましたが(;^_^A
アリソンが歌う謎の曲が、妙にツボでした。

この映画は、笑えて前向きになれて心が温まって少しだけ人生のヒントが詰まっていて、なかなか見応えのある映画でした。

投稿者:scissors投稿日:2011-04-17 17:18:53
J・キャリーの顔ってなんであんなおかしなシワになっちゃったんだろう?
加齢とも違うっぽいし、顔芸といっても他の顔芸の人であんなことになってる人見たことないし。

しかしまあズル賢い映画だ。
投稿者:namurisu投稿日:2011-01-05 13:21:59
YES,YES,YES,YES,NO,YES.YES,YES,NO,YES,YES,YES,YES,YES,NO、くらいでいこう。
投稿者:nedved投稿日:2010-08-20 19:47:40
ジム・キャリー
投稿者:ノブ投稿日:2010-07-03 23:21:08
【ネタバレ注意】

「イエスマン」(監督:ペイトン・リード・主演:ジム・キャリー 104分 http://wwws.warnerbros.co.jp/yesman/)
話の内容は、全てにYESといい始めてから人生が変わっていく男の話。
夜の街をスクーターで二ケツして走る男女のシーンが良かった(女が運転・男が後ろ)。
おばあちゃんに言い寄られてもYESと答えるジム・キャリーが良かった。はずした入れ歯をコップに入れるショットが良かった(おばあちゃんのやる気マンマンな感じが良く出ていたから)。
バンバン小額融資を承認していたら、完済率も良く、手数料も稼げるので、銀行で出世して重役になる演出が面白かった。
韓国語講座が後で韓国女性のブライダル従業員との会話で活きてきたり、ギターと歌のレッスンが飛び降り自殺をやめさせるのに役立ったりする演出が面白かった(飛び降り自殺の所では、ジム・キャリーのギターと歌で、飛び降りる人や下にいる見物人達までが一緒になって歌いだす演出が良かった。又これらの演出はチャレンジしてみたり、色々な経験をする事で無駄になる事は何も無い。みんな何かに活きてくるという前向きな感じがして良かった)
忍び込んだ夜のコンサート会場がいいロケーションだった。
バーでの弁護士のカップルのサプライズパーティーに、今までジム・キャリーが融資した人達などがたくさん集まってお祝いする演出が良かった。
全般的に
伏線が後できちんと活かされてくるという基本的な演出はできていた。
もっと無理難題にYESと言って、言った時はキツカッタけど後でそのYESのおかげで好転したという演出(無理難題がキツければキツイ程好転する状況が爽快に思えるような感じ)を期待していたが、おばあちゃんに迫られる他はそれ程無理難題な要求は無くコミカルさには欠けていた。でもそのYESのおかげで重役に出世したり、友達との関係もよくなったり、何事にも積極的に取り組むようになったり、恋人が出来たり、融資した人達からも好かれたりと状況が好転する感じはなかなか良く描けていたと思う。
その後、YESのせいでテロリストに間違われる演出・どんどんYESを言うのがキツクなる演出はそれほど面白くなかったが、最後の「YESを言うようにしようと言ったのは、心からYESと言えるようになるのが目的」というオチ(チョット自分の勘違いかも・・)はソコソコ良かった(曖昧な返事というのも良いというラストも落とし所としては基本的で良かった)。
ジム・キャリーはもう慣れたからなのか演技過剰などもあまり鼻につかなくなり、最初は何事にもネガティブだったのが、どんどん積極的に何事にも取り組んでいくようになる感じを上手く演じていた。
相手役のオネェちゃんも、チョットイタイ感じの娘を演じていたけど、とても可愛かった。
ムチャをするようなオモシロ演出はあまり無いけれど、何事も否定的にならずに、積極的にチャレンジしたり、経験したり、受け入れたりしていくと人生楽しくなっていくという前向きなメッセージは良く、ナカナカ感じの良い作品。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:ジーナ投稿日:2010-05-08 02:39:21
発想が面白い・・・と思ったら実話をベースにしてたんですね!!!
モチロン大げさに描いてはいるけど、YESで人生を変えようとした人間が本当に居るなんて驚愕です。

ストーリーも良かったですが、迷いのないジム・キャリーの演技に好感が持てましたね。
一時期シリアス路線に行ってからはコメディと距離を置き気味だったジム・キャリーですが、やっぱり彼の豊かな表情とオーバーな仕草、濃ゆい個性は安定感がありますね。
とりあえず、彼のコメディが好きだった方は必見でしょう。
恋のお相手がゾーイ・デシャネルというのがだいぶ図々しいですが(爆)
そんなゾーイ・デシャネルの謎めいた魅力もGOODでした。

一つマイナス点を挙げるなら・・・絶対に答えはYESでも、もう少し考えたり引っ張ったりする時間がなかった事。
質問と答えの間にその時間を入れるほうがセミナーに参加する前の彼のキャラクターを引き継ぎながら無理なくイエスマンに変える事が出来たと思います。
「どうせYESなんだろ?」って相手に思われても「どうしよっかなぁ〜」みたいなもったいぶった感じがあると良かったハズです。

・・・とは言え、前フリが長い事もなければ、中だるみすることも無いコメディというのもなかなか珍しいので、完成度の高い作品と言えるでしょうね。
テンポも速いですし、下ネタもありますが笑えるネタが満載なので楽しめる映画としてオススメ出来ると思います。
YESと答えドタバタするだけのコメディではなくシニカルな視点もキッチリ入っているので、アメリカのコメディに抵抗がある方でも満足できるでしょう。

余談;目的地を決めないで出発する旅行・・・強く惹かれました。
その何にも束縛されない自由な感覚もさることながら金銭的な問題をも気にしない感覚が素晴らしいです(笑)
投稿者:bond投稿日:2010-05-06 10:02:06
なる程、草食系ネガティヴが増えてる中ではいい啓発の映画かも。久々のジム・キャリー節だが、ややパワーダウン。これからの方向性に注目。
投稿者:スレイヴデイトン投稿日:2010-04-28 00:32:07
WOWOWで鑑賞。

ジム・キャリー主演のComedyでは久しぶりに笑えたし、テレンス・スタンプの相変わらずの胡散臭さもGoodだったが、この映画のHigh Lightは何と言っても、Surprise PartyのSceneで流れる、ブラジョンの名曲!

これだから洋画鑑賞は楽しいのだ。

まぁ、これからこのSiteにCommentする連中で、この曲の素晴らしさを理解出来る者は1人もいないだろうが。
投稿者:uptail投稿日:2009-10-08 22:04:05
演出:8
演技:8
脚本:8
音響:8
投稿者:kath投稿日:2009-09-19 14:45:52
予想以上にはまり役だった。
ストーリーも嘘っぽさがなく、こういう生き方もいいよね、と考えさせられる。
投稿者:ikuy投稿日:2009-09-02 17:56:11
ネガティブな私としてはこんな考え方もたまにはいいよね〜と
how to本を読んでいるような気がした。
それにしてもゾーイは可愛いくて本当に魅力的!
この映画に彼女が出ていなかったら大失敗だったろうに
投稿者:cossa*投稿日:2009-05-14 21:20:23
この映画を見て思ったのは

・ライアーライアーの2番煎じ
・ジム・キャリーも年とった

ってことでした。

内容は、映画館で見たからまあ笑えたけど、DVDで家で見てたらかなりしらけてたと思います。途中で一時停止して、お菓子とりにいってるあいだに映画見てたこと自体忘れちゃうようなかんじ。

自分も基本的にNOといい続けるタイプなんで、設定自体は面白いと思ったけど、マルチ商法は…観客がひいちゃうでしょ。せめて、家族の誰かのためにYESといい続ける約束をしたとか、そういう現実的な設定にしたほうがよかったような気がする。

そのYESというきっかけになるセミナー自体がどう考えてもマルチ商法なので、主人公がYESといい始めるようになった時点で、あぁ別の世界にいっちゃったな。と感じ、それ以降ほとんど主人公に感情移入できませんでした。最後はYES教の教祖にでもなって終わるのかと思ったくらい。

そしてヒロインとジムキャリーは年齢的に全くカップルに見えません…
アメリカではデブでもぶさいくでも恋人が結構簡単にできますが
さすがにこれだけ年齢が離れてると、違和感がありすぎです。特にヒロイン役の子、ガーリーであどけない外見が売りのようなので、まるでジムキャリーがロリコンのように見えました。

さらに言うなら、ジムキャリーが叫んだりするたびに、首が真っ赤になり、血管やしわがありありと見え、ちょっとグロかったかも…顔もしわしわで、年とったなぁとしみじみ感じてちょっと悲しかったです。しかたないんだけど。

ほんとお金はらってみる映画じゃないね。
投稿者:三葉十四郎投稿日:2009-05-14 00:33:30
【ネタバレ注意】

いや、ね。 拗ね者の俺としては引き籠りがちだった主人公にシンパシーがあったんだ。 飲み会に気乗りせずに行っても、そこでツマラナイ顔してたら誘ってくれた人に悪いじゃないですか。 
そんな淋しいことばかり言ってると孤独死しちゃうよ、て事だったが、 …別に良いじゃないの。 せっせと作った殻の中で、誰も自分を責めないモノに囲まれて死ねたら。 それも本望じゃない? 
いやいや、ジム・キャリーのコメディー見てるのに、不粋で鬱陶しいままの自分が悪いのでしょうけどね。 で、だからこそ彼を面白可笑しく笑って元気分けてもらおうと思ってたんです。 

ところが鬱屈中の主人公カールが変化を求めて行った先の自己啓発セミナー『YES』って。 
何だいありゃ、ウサン臭え。 またテレンス・スタンプが素のままで教祖っぽいんだ。 人生にYESを招き入れたい、とそこら迄は良いとして、 
カールを指して、君は死人だ、言い訳ばかりで何もしない、て言い当てするのだけど。 そもそも、ああいう所へ行く人自体、迷いや倦怠があるから顔でも出してみるかって気になったんでさ、大体当て嵌まりそうなとこ突いただけなんよ。 試しに"周囲にも自分にも言い訳してる"って自分に当てはめてみて下さいな、自覚ありませんか? 

そこで、"いや"考えさせて下さい、とか言い淀んだだけでNOマンNOマンと大シュプレヒコールでしょう。 テレンスはすかさず、今すぐに誓約を立てなさい、と。 
そしてこの祝福の壷を購入なさい、お数珠も買っときましょう、てそこまではやらなかったが、でもあれじゃ余程のコトじゃない限りNOとは言えないぜ、ダマされるって。 
それと低反発素材のベッドをタイアップで買うとこなんかも唐突で怪しいよな。 後はあのエナジードリンク。 なんだか"メッ○ール"を彷彿させるのだが…。 

ああ色んなモノが眉唾だ。 何も信じられん。 俺はもうNOマンで結構だね。 NOマン上等じゃねえか。 YESマンなら会社に幾らでもいらぁね。 
こうなりゃダメ出し連発してくれるわっ。

・ジム・キャリーがダメだ。 
何でもハイハイハイハイ言ってる内にハイテンショーン、なノリが関西芸人に見えるのは俺だけか? TVの芸人が低俗で映画のコメディアンなら高尚だ、なんて言う気はありませんし、笑いを区分け出来る訳でも無いのですが、一緒ですって開き直られるのも何だか侘しいぜ。 
バイクに乗ったりバンジーやったりは本人がこなしてるのが窺えますがそれはスタントがやれば済む領域。 一方でズッコケのシーンでキャリーがカメラフレームの下に切れるショットが有ったが、観客にコケてるところを見せるのはコメディアンの領域だ。 勘違いして欲しくないな。 

・設定がダメだ。 
現在の金融恐慌を考えてみなさい。 カネ借りて高価なバイク買ってたらオカシイだろ。 個人消費はアメリカでも冷えてるはずじゃないのか? あんな気色の悪いケーキ誰が買うんだよ。 担保無し審査無しで融資の書類にパンパン判を押していく銀行員を笑うゆとりが今のアメリカにあるのかぁ?! 

・お話がダメだ。 
ヒロインのアリソンが、教義に従って全部YESって答えてたのか、とカールを怒るのは良識に適ってたね。 でも彼が傷心の前妻に傍に居て欲しいと言われた時はアリソンの手前があるから断ったけど、お隣のお婆ちゃんに口でしてもらったのはどう言い訳すんだ。 付き合う前だったとしても人としてダメな気がするが。 

・配給がダメだ。
つーより喝だ。 この映画レイティング有ったっけ? 何も知らずに子供と来て"おばあちゃんはなにしているの?"なんて聞かれちゃって"うーんとねぇ足ツボマッサージ"などと答えた後乾いた笑いを顔に張り付かせていた親御さんとかは出なかっただろうな。 
バンジージャンプ直後にカールへ上司からケータイ連絡が掛かり、今良いか、と聞かれた時に"丁度ブラブラしてたとこです。"って返すのは翻訳者が巧く捌いてた。 
 
・共演は−
ズーイー・デシャネルは可愛いな。 トウが絶ってない頃のデミ・ムーアに似てる。 支店長のリス・ダービーは所々でキャリーを喰ってた。 カメオのルイス・ガスマンは最近仕事が無いから自殺を仄めかしてるみたいだ。 ジャーニーを聴くとWBCの感動が…、って、なんかもうダメ出しでも何でも無くなってきちゃった。 
全体的な感想は、オモシロイ人やるのは疲れそうって事だね。 あーそうかそりゃあRedBullとか飲むはずだぁ。

投稿者:replicant投稿日:2009-04-05 01:42:53
【ネタバレ注意】

久々に大笑いしながら観てしまいました。これ、面白いですねぇ!原作からしてそうなのかもしれませんが、脚本がとても良いです。ラストでイエスセミナーに参加していた連中のオチも山椒が効いていて、思わず旨い!と舌鼓を打ってしまいました。また、主演のジム・キャリーがこの主人公にピッタリ過ぎて、まるで彼の為に書き下ろされた脚本のように感じました。以前にも今回と同じような設定(嘘がつけなくなる)の『ライアー・ライアー』という傑作をモノにしていますが、今作はさらに上を行く傑作です。個人的にはジム・キャリーのコミカル演技って苦手なんですが、あんまり気になりませんでした。

ズーイー・デシャネル演じるアリソンがジム・キャリー扮するカールに「子どもの時、世界は遊び場だったのに、大人になると忘れちゃう・・・(ちょっと違ったかな)」のようなセリフを言うんですが、その通りですね。こんな時代ですが、前向きに行きましょう!そんな気持ちにもさせてくれるような作品でした。

監督は『チアーズ』で手堅い演出を見せたペイトン・リード。それにしても、ズーイー・デシャネルとは最近良く遭いますわ!『テラシビアにかける橋』『ジェシー・ジェームズの暗殺』『ハプニング』に続いて昨年から4本目。そう言えば、『あの頃ペニーレーンと』の主人公ウイリアムのお姉さんでしたね。

投稿者:RRMN投稿日:2009-03-24 20:27:53
しそうになった。またジムキャリーに失望してしまうのかと。

だが途中から終わらないで欲しいと願っていた。永遠に続け、この映画と。とてもいい映画だった。弾き語りとかウィリーに映画をありありと感じて楽しかった。
投稿者:hayate9投稿日:2009-03-22 15:12:20
ちょこっと続きがありますので・・・。

コメディーと思って観ると肩すかしかも。もちろん笑える所は沢山ありますが、どちらかというとラブストーリーとしての印象が強かったです。
「エターナル・サンシャイン」の時も思ったのですが、ジム・キャリーは全身映すと背が高くスラリとしていて、かっこいい。
近所のおばあちゃんが狙っているのも気持ちわかります。
ズーイー(サリンジャーの「フラニーとゾーイ」はもしかしてホントは「フラニーと“ズーイー”」だったの?)は姉の方がゴージャスですが、姉よりガーリーでキュートで私は妹の方が好み。

道路を疾走するシーンはビビり屋なんで、怖かったです。
投稿者:ASH投稿日:2009-03-21 00:04:51
【ネタバレ注意】

 こういうお話を観るにつけ、「ご都合主義」の一言で片付けようとしてしまうと、その時点でそんな連中はNOマンになっちゃうんだよね。このお話にノレれば鑑賞後はハッピーな気分になれるが、ノレないとなると、これが何が面白いんだかサッパリ、てな映画。幸いなことに(不幸なことに?)僕は前者。

 どんなことにもYESと答える。簡単なようで、いざやってみると様々なリスクが伴うことが現実問題として出てくる。ただのお人好しだと思われて利用されてしまう危険性もある。それでも意固地になってやってみると、今まで見えなかったものが見えてきて人生が開けてくると。真面目に観ちゃえば、こんなに都合のいい話があるもんかと斬り捨ててしまうだろうが、仕事が終って、家に帰ってもやることもなくDVDをレンタルして映画に愚痴をタレているよりも、外へ出れば誰かと出会える確率はグンと高くなるから人生も開けるのかも。そんな風に思えちゃう。

 ただ、観ていて基本的な疑問がいくつか湧いてきて、ひとつは、金銭的にかなり余裕がないとできないことであるということ。これは、主人公のカールが比較的裕福だから可能だったわけだが、カールはこの教義を勝手に拡大解釈しちゃったフシがあるので、あそこまで意地になって実践する必要もなかったということが終盤で分る。そりゃそうだ、片っ端から習い事をするとなると講習代だけでもバカにならない。普通の生活の人にはまずできないよ。

 本心からYESと答えればそれでもいいんだろうが、教義の実践という義務だけでYESと答えてしまうと、健康を害する恐れがあることも考えれられる。これから寝ようとしたのに友人から飲みに行こうと誘われて、一晩中ドンチャン騒ぎをした翌朝にジョギングなんかした日にゃ、ぶっ倒れて死んじまう場合だってあるだろうが。こんなことしてたら人生が開けるどころかサッサと終らせちまうよなぁ。イラン人妻を娶るというのも、相手にしてみりゃ随分と失礼なことだよね。

 ところで、一介の融資担当係が小口貸付とはいえロクに審査もしないで申請書に承認しちゃうなんて実際にやると危険だよ。結果的には焦げ付かせずに殆どが完済しているらしいけど、それにしても…。

 カールのやり方には問題があったにせよ、少なくともネガティブな人生を送るよりはずっとマシになれたわけだから、やってみる価値はあるのかもしれない。とは言え、観客がこの映画を観てすぐにYESを実践してみようという気はそう簡単には起きないと思うけど…。なんであれ、人生はポジティブに過すべきだと至極当たり前のことをテーマに掲げているのね。このなんともお気楽で批判性のないテーマにノレないとなると、前述したNOマンということに…。

 ここ最近はコメディとシリアスを行ったり来たりしているジム・キャリーが久々に本領発揮。お得意の顔面芸も出てくるが、やっぱりこの人、バカをやる反面、その裏側には繊細な一面を併せ持つという男をやると妙にハマるから侮れないのよ。バカ一辺倒の狂騒的なコメディアンじゃないと。入れ歯を外したおばあちゃんにしゃぶられるシーンは怖ぇーッ!!

 さて、お相手役のズーイーなんですが、やっぱりこれが魅力的なのよ。どこか普通とは違うセンスを持った女性を演じると抜群の存在感を発揮するんだけど、世のボンクラ男にとってこれほど理想的な女性もあまりいないんじゃないかと。カールに「愛しちゃったかもしれない」と告白するくだりが妙に可愛いから堪りません。歌まで披露してくれるて、チープなテクノ・ポップ・パンク(?)でこのハマり具合が最高! ズーイーの歌声が聞ける、それだけでご飯三杯はイケるッ!

 カールの上司のノームは典型的なオタクで、ハロウィンでもないのに「ハリポタ」や「300」のコスプレ・パーティをしょっちゅう開いているのが可笑しい。「ハリポタ」パーティでは当然、シリーズ一気観大会だ! あのシリーズって、1本当りの上映時間が長ぇんだよな!!

 テレンス・スタンプは終始、真面目に演じているんだけど、逆にそれが可笑しいという芸風を確立しましたね。YESセミナーが新興宗教か何かの集まりみたいにも見えちゃうが、その主宰者というカリスマ性がこの人には確かにある。

 「ベッドタイム・ストーリー」に続いて、この映画でもエンド・クレジットにはジャーニーの曲が流れるのだが、コチラは大仰なイントロが魂を熱くする「セパレイト・ウェイズ」だったりする。ジャーニー、再評価されてんのか?

 サード・アイ・ブラインドの「ジャンパー」の意地の悪い使い方! ルイス・ガズマンに気付いた人、いる?

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ コメディ演技賞ジム・キャリー 
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