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アマルフィ 女神の報酬(2009)

メディア映画
上映時間125分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月2009/07/18
ジャンルサスペンス/ミステリー
事件の真相を求め、外交官・黒田がイタリアを駆ける。
アマルフィ 女神の報酬 ビギンズ・セット ブルーレイディスク (本編BD+特典DVD)2枚組 [Blu-ray]
参考価格:¥ 7,035
価格:¥ 6,459
USED価格:¥ 2,199
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 Photos

【クレジット】
監督:西谷弘
製作:堀口壽一
島谷能成
高田佳夫
尾越浩文
杉田成道
永田芳男
エグゼクティブプ
ロデューサー:
亀山千広
プロデューサー:臼井裕詞
和田倉和利
企画・プロデュー
ス:
大多亮
原作:真保裕一
撮影:山本英夫
編集:山本正明
音響効果:大河原将
音楽:菅野祐悟
主題歌:サラ・ブライトマン
『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』
VFXプロデュー
サー:
大屋哲男
アートディレクタ
ー:
赤塚佳仁
スクリプター:藤島理恵
プロダクションデ
ザイナー:
種田陽平
照明:小野晃
整音:瀬川徹夫
製作統括:豊田皓
録音:藤丸和徳
助監督:足立公良
監督補:池上純哉
出演:織田裕二黒田康作
天海祐希矢上紗江子
戸田恵梨香安達香苗
佐藤浩市藤井昌樹
大塚寧々羽場良美
伊藤淳史谷木幹安
小野寺昭菊原清文
平田満川越亘
佐野史郎西野道生
大森絢音矢上まどか
サラ・ブライトマン本人
福山雅治佐伯章悟
(特別出演)
声の出演:中井貴一片岡博嗣
【解説】
 フジテレビ開局50周年記念作品として邦画初となるオールイタリアロケが敢行されたサスペンス・エンタテインメント。「ホワイトアウト」の人気作家・真保裕一が企画の段階から参加し、織田裕二主演となる本作の原作を書き下ろした。日本人少女の失踪に端を発した謎の犯人グループによるイタリア大規模連鎖テロの真相を追い、少女誘拐事件の解決へ奔走する日本人外交官の姿を、アマルフィ海岸はじめ世界遺産ともなっているイタリアを代表する名所、景勝地を舞台に壮大なスケールで描く。監督は「県庁の星」「容疑者Xの献身」の西谷弘。
 イタリアで予告されたテロから日本人を守るため、外交官・黒田康作がクリスマス目前のローマに派遣された。だが、ほどなくして、ひとりの日本人少女が失踪する。彼女は、亡き夫との思い出の地であるイタリアを訪れた旅行者・矢上紗江子の愛娘だった。そして、この誘拐事件の通訳担当となった黒田は、紗江子へ掛かってきた犯人からの電話を受けたことで、彼女の“偽りの夫”として事件に巻き込まれていくことに。しかし、警察の介入を犯人に見破られるなどして事件の解決は遠のくばかり。さらに独断で事件の調査を進めるものの、外交官には捜査権限がないためイタリア当局から越権行為と指摘され、大使館内でも孤立する黒田。やがて、誘拐事件は連鎖テロへ発展し、イタリア全土に広がっていく。こうして犯人グループの思うがまま捜査が混迷を極める中、黒田は事件の鍵がイタリア南部の港町・アマルフィにあることを突き止めるのだが…。
<allcinema>
【関連作品】
アマルフィ 女神の報酬(2009)映画版第1弾
外交官 黒田康作(2011)TVシリーズ
アンダルシア 女神の報復(2011)映画版第2弾
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1048 4.80
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2012-07-23 10:52:47
演出:6
演技:6
脚本:5
音響:6
投稿者:nabeさん投稿日:2011-10-02 22:51:59
織田裕二主演のサスペンス・エンタテインメントである。
「踊る大捜査線」シリーズのコミカルなイメージが定着した感のある織田裕二が、本作品では終始クールな二枚目に徹している。これがなかなか板についていてイイ感じだ。犯人の電話の指示に翻弄されながらローマ市内を天海祐希と走り回るシーンは、まるでハリウッド映画のようでカッコイイ!
その二人に対し、犯人側の動機が丁寧に描かれていないのが残念。狙われる外務大臣役の平田満も貫禄が無くミスキャストだ。
今後のシリーズ化に向けて、個性の強いレギュラー俳優をぜひ揃えて欲しい。
投稿者:トム・ルーズ投稿日:2011-06-22 17:28:43
【ネタバレ注意】

外交官・黒田康作シリーズの最新作『アンダルシア 女神の報復』がまもなく劇場公開されますが、その前に前作を再鑑賞。

クリスマスの時期に巻き起こる事件を扱った映画なので、劇場鑑賞時が夏だったので再鑑賞時は雰囲気が出るように冬に見ようかなと思っていたのですが、結局また暑い時期に見てしまいました・・・。
この映画は、冬の時期に見るとまた気分が違うかも知れませんね。

さて今作は、フジテレビ開局50周年記念作品と言う事で、全篇イタリアロケが敢行される等かなりフジテレビが力を入れた(金を掛けた)映画でした。
その甲斐あってか、正直言えば穴があった脚本ではあったものの、イタリアが醸し出す雰囲気と質の高い役者の演技でカバーした印象で、見応えのある作品となりましたね(\'-^*)/
うまいのかどうかは分からないけど主演の織田裕二はしっかりイタリア語を話していましたし、サスペンスとは言えとにかくイタリア観光気分も味わえる贅沢な作品となってました。
私はアマルフィどころかイタリア自体に行ったことがありませんが、一度劇中で登場したローマやバチカンやアマルフィ地方等々を観光してみたくなりましたよ。
ただ、スリには要注意のようですけどね(゜д゜;)

このシリーズ、何が良いかって、織田裕二がクールでカッコイイ!それだけで十分な感じです(*^-^)b
まあ織田裕二は好きな俳優なので、私自身贔屓目もあるのかもしれませんが・・・。
踊るシリーズの青島よりも、黒田外交官の織田裕二の方が私は好きかな〜。
踊るシリーズの織田裕二は、無理してコメディチックに演技してるな〜と言う様子がアリアリ。
どちらかと言うと、スーツ姿でクールに決める方が自然と言うか似合いますね。
仕事きっちりで、他人に興味なさそうで、でも意外と情に厚そうな感じ・・・全て似合ってました。
黒田外交官が、犯人に掻き回されても冷や汗一つ汗かかずにクールに推理している姿だけでも十分成り立ってしまう映画でした。
まあそれにしても、日本の外交官がみんな黒田外交官みたいだったら、もう少し日本の外交もなんとか成りそうなものですが・・・。

と言うことで、ストーリーは何でも良かった感じもしますが、一応誘拐事件→国際テロと言う流れのストーリーが存在しましたね。
正直言えば、イタリアじゃなくても・・・いや、海外じゃなくても十分映画が成り立った気もしますが、まあイタリア観光気分が味わえたんで、そこは突っ込まなくても(;´▽`A``
日本から観光に来た天海祐希が演じた女性が娘を誘拐されてしまったことがきっかけで、まさかの国際テロに発展して行きましたね。
天海祐希が演じた矢上は、天海祐希そのものではないかと言うぐらい気が強いがために人に頼れない、強さと弱さが同居したような女性でした。
まさに嵌り役ですが、前半は矢上にちょっとイラっとしました(;^_^A

途中までは何が起こるか想像が付かないドキドキ感もあって、先がどうなるか楽しみでしたが、中盤で佐藤浩市が登場してなんとなく流れが止まってしまった印象が残りました。
怪しさ満点すぎでしょ(・∀・)
強引な黒田外交官の推理も唐突な印象で・・・。
監視カメラのトリックだけで引っ張ったのはキツイかったかな(^_^;)
終盤のテロ描写に関しては、もうお世辞にも褒められた演出ではないような気が・・・。
それなのにこの映画を楽しめちゃったのは、スターと言うか役者のオーラだったのかな!

役者ついでに言えば、大使館の新人研修生を演じた戸田恵梨香の演技もまた素晴らしかったですね。
黒田外交官との掛け合いはかなり楽しかったです!
掛け合いと言えば、チョイ役の福山雅治と織田裕二の掛け合いは貴重な一コマでしたね。
まあ、福山雅治である意味はなく、フジテレビのエゴみたいな印象は拭えませんがf^_^;
『アンダルシア』にも福山は出るんだね・・・。

結局、黒田外交官のカッコ良さと、イタリアの雰囲気を楽しめってことでOKな映画だったのではないでしょうか。
何度も流れるサラ・ブライトマンの歌声にも癒されました☆-( ^-゚)v
新作はスペインのアンダルシア地方が舞台になるそうで、そちらも楽しみです!

投稿者:terramycin投稿日:2011-03-12 22:46:58
織田裕二と福山雅治とのコラボに加えて、前編イタリアが舞台で話題になった作品。

イタリアの美しい風景を見ることができる。

イタリアを舞台にする必然性はないが、フジの50周記念ということで気合を入れついで映画作品となった感がある。

個人的な感想として、天海祐希がミスキャストであった。
警備会社での裏切りシーンは演技下手でもう最低だった。全体的にもいけていなかった。
ビジュアル的にも、男性的でベルサイユのバラのオスカルのような母親では、子を思う哀愁漂う女性というイメージではなかった。
宝塚でいうと、男役がやる役ではなく、女役がやるべき役である。壇れいなどが良かったかも。

投稿者:bond投稿日:2010-06-21 09:14:55
ハリウッドでよくあるネタを邦人がイタリアでそれなりに仕上げた。
投稿者:映画で元気投稿日:2010-03-07 16:03:27
あまりに皆さんのコメントを読んでいて、その通りと思うことばかりで、コメントすることはありません。
あえて一言言えば、終始ほとんど笑うことがなかった黒田が、意表をついて、最後の最後に青山君張りの満面の笑顔をみせてくれたら、日本人の観客にとってこの映画の印象はがらっと変わっただろう。
それだけ織田裕二の笑顔は素晴らしいのだから。
主人公のキャラを終始同じに描くというのは、わさびの効かない寿司のようなものだ。
この映画をつまらなくした最大の原因は、メリハリがないことだ。
投稿者:dadada投稿日:2010-01-20 18:14:21
テレビのスターさん達が、テレビスケールでスター然と登場してくるもんだから空々しいというか、安っぽいというか。
話の中味や語り口にも問題はあるけれど、登場人物誰一人として、リアリティの欠片も感じられない。
リアリティの有無なんてのはどっちでも良いとして、子供を誘拐されて不安な母親だとか、大切な人を亡くして復讐を誓う男だとか...その深刻さや重みがあんまり漂ってなくて、タレントさんの変なオーラだけが漂っているから観ていても感情移入が出来ない。観光映画的映像をぼんやり眺めるのみであります。
お茶の間の人気者っつうか、テレビのスターさんをキャスティングして集客を狙うのはわかるけど、そのオーラを発揮できるような、もしくは逆手に取ったような役をケレンたっぷりに...なんて題材の方がもっと面白いんじゃなかろか。
投稿者:サメ投稿日:2009-12-05 13:05:38
この映画のストーリーは、母親が目を離した隙に、誘拐されてしまった娘を
取り戻すという実にシンプルな作りになっている。
そのシンプルな話を核にしながら、イタリア全土を巻き込んだ大規模連鎖
テロが絡んでくるので、内容が難解にならない。

最近見た「96時間」という映画も同様に、娘を海外で誘拐された父親が
取り戻すというとてもわかりやすいストーリー。やはり、話の基本はシン
プルが一番強いと思う。

映画はストーリーが頭の中で理解できなくなったとたん、とても退屈な
代物に化してしまうから。

ところで、この映画の続編は考えられているのだろうか?
同じ監督でぜひ、続編を作ってもらいたいものだと思った。但し、もう
少しお色気も欲しいと思った。文部省推薦映画ではないんだから、あまり
に禁欲的に作られると、逆に作り物めいてしまう。

命を張って、旅行者(天海祐希)の娘の安否のために時間を割いた。
その娘の奥さんが、天海祐希のようにきれいで、彼女の方から特別な好意
をみせられたり、甘えられたりしたら、普通はホモでもないかぎりそこか
らもっと何かしら発展していくだろう。

まあ・・・・何はともあれ、
見ていてあきない外交官・黒田というキャラクター。一度で終わらせるに
はもったいない。
http://samech.web.fc2.com/dmovie/dsmove/mv091121.html
投稿者:黒美君彦投稿日:2009-09-26 23:19:25
【ネタバレ注意】

豪勢なイタリア・ロケを敢行し、テンポもあってそれなりに楽しめはしたのですが、なぜに英国人S・ブライトマンが歌うのか?世界遺産を背景に彼女の歌を流せば画になる…ということなんでしょうけど(笑)。
日本の外相に復讐するためにエラくまわりくどい方策をとるもんだ、というのもこの際目をつぶりましょう。
織田裕二、天海祐希、佐藤浩市はそれぞれ熱演。とはいえ他にも指摘があるように防犯ビデオをわざわざ加工し、それに気づかせて警備会社の中枢に入りこませる、なんて迂遠な方法、成功確率が低すぎますが(苦笑…あ、目をつぶってないや)。

テレビドラマ的、と感じてしまうのは、日本大使館内での対決シーンでしょう。あそこまで準備と作戦に時間をかけて来たのに、あっさり外相を許してしまうのはあまりに万人受けを意識し過ぎだと思いますが、それはともかく台詞で経緯をすべて語らせてしまうのが安直で、テレビドラマ的といわれる所以でしょう。人物造形が浅いところが、結局イタリアを舞台にした2時間サスペンス以上になり得なかった理由でしょうか。
でもそんなことを意識しなければ、ちゃんと2時間余り楽しむことができますし、普段あまり取り上げられることのない外交官たちの生態も面白く拝見しました。観光地がそれなりに紹介されているのも悪くありません。スリに気をつけて、また遊びに行こうかな。

投稿者:おしゃべりチャック投稿日:2009-08-11 22:44:35
フジテレビ50周年記念作品と言う事もあって、映画ですがドラマの様な映画でした。キャストも豪華。

前評判でイタリアの観光地が沢山観れると聞いたので、期待しましたが思ったよりも少なかったです。しかしアマルフィ地方の風景は綺麗でした。

また、イタリアにはスリが多く治安が悪いと言う事情も浮き彫りに。

物語は誘拐の話なんですが、途中から話が分かりにくくなって来ます。

最後の方はちょっと中だるみがある様に思いました。でも、イタリアの美しい風景を観ながら「アマルフィ」のテーマ歌を聴くと何となく心地よくなって、いい気分で会場を後にしました。

夏の暑い時期に何故クリスマスの時期から始まったのも疑問でした。

天海さんのタバコのシーンも印象的でした。
投稿者:ginza7投稿日:2009-08-11 08:12:21
【ネタバレ注意】

防犯ビデオの映像が改ざんされていることに誰も気づかなかったらどうするつもりだったのだろう?展開からして黒田以外誰も気づかなかった。誘拐は話のコアなんだからここが緩いと全体を緩くしてしまいます。
黒田の有能さを描きたいのであれば日本大使館占拠は起こさせてはいけなかった。あのような事態を事前に食い止めるために黒田は呼ばれるのであって起こさせてしまっては黒田は無能ということになります。
織田裕二はダイコンというコメントがありましたが僕はいい役者さんだと思います。作品に恵まれないだけです。「19歳」というドラマでいい演技してたのを思い出します。

投稿者:atom_cobalt投稿日:2009-07-31 18:10:53
サラ・ブライトマンの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が何度も何度も使われて辟易する。なんでこんなにビンボ臭い使い方をするの? おハナシもループホールが多く、キャラクターも深みがなく「なんだがなあ」大作でした。
投稿者:replicant投稿日:2009-07-26 00:44:34
【ネタバレ注意】

思っていたほど悪くは無かった!というのが正直なところ。監督の西谷弘は前作の『容疑者Xの献身』でも手堅い演出を見せていましたし、今作も破綻らしい破綻は無く、丁寧に作られています。そういう意味では今後も安心してみてられる監督に一人になるかもしれません。ただ、脚本や出演者次第でその出来不出来が大きく左右されるプログラムピクチャー監督の粋を出ることは無いと思いますが・・・。今作も主演の織田裕二が相変わらずの大根ぶりで役柄に全く深みがありません。大体、今回の黒木という外交官のキャラ設定って、どういう人物なのでしょうか?真面目で堅物でもないし、洒落っ気があるワケでもない!ハードボイルドにしたって、もっと遊び心が無いと、単に口を“へ”の字に曲げたロボットみたいです。ぶっちゃけると、ウンコもおしっこもしないのかよ、お前は!と言いたくなるようなキャラでしかありません。っつーか、青島だけやってればいいんじゃないの!ただねぇ、人物像に深みが無いのは織田裕二だけでなく、天海祐希、佐藤浩市も全く同じです。この辺りが西谷弘の限界なんでしょうね。しかし、天海が看護師役って!叶姉妹の次くらいに似合わないんじゃないですかね?何で女医じゃダメだったんですかね?って、どーでもいいです。

ストーリーは良く練られていますが、最後は火サスです(苦笑)。この辺りの作り方は、邦画は本当に下手糞です。いい加減、嫌になります。

今回、一番“?”だったのは監視カメラ映像の細工なんですが、あんな難しい細工は幾らなんでも必要無いでしょ!ロウソクの火の揺れはそのままに、そこを通った人間だけ消すなんて大変でしょ!簡単に映像を入れ替えただけで良かったのになぁ・・・おそらく黒木の鋭いところを描きたかったのでしょうが、無理があり過ぎです!また、娘が誘拐されるシーンなんですが、犯人は何故にトイレに行くと確信していたのでしょうか?まぁ、何処かで誘拐するつもりでいたら、それがトイレだった!ということなんでしょうけどね。

この映画のタイトルも思いっきりこじつけでいかにもフジTV的です。何だか良いことほとんど書いてないなぁ・・・やっぱ、ダメじゃん(苦笑)

投稿者:リEガン投稿日:2009-07-21 10:20:58
この映画ももしかすると…イタリアの観光地では赤ん坊を抱いた女性が近づいて来たら要注意らしい。
投稿者:Stingr@y投稿日:2009-07-16 09:44:09
 イタリアの風景以外は何かパッとしない作品だ。ガンアクションも格闘シーンもなく、イタリアの街中を男女が駆け回っているだけだ。それでも、イタリアというロケーションが良いということだけで画面が“様になっている”。例えば、舞台設定が「熱海」だったらと想像すると、それはそれはひどい作品になるだろう。つまり、ロケーションに“おんぶにだっこ”の作品と言える。

 ストーリー展開としては、実際に、警備会社の監視カメラを使った犯罪があったので、それをヒントにしているのは気が付いたが、そこから先は思い浮かばなかった。観てのお楽しみです。ただ、素人が銃を握っても、武装した警備員が死角から片足でも打ち抜けば、苦痛でのた打ち回ってしまって、あっさり御用となるのは必定。ここは別の設定にして欲しかった。

 サスペンスものというからには、観客はラストでスッキリしたいものだが、本作のラストは台詞での説明に時間を喰ってしまってイライラしてくる。テレビの2時間サスペンスのラストで、犯人がぺらぺらと喋るのと一緒だ。ともかく、ラストは畳み掛けるようにアクションを連続させて、一発でけりを付けてくれなければ観客はスッキリしない。

 私なら、敵(かたき)の大臣は必ず撃つ。だが、救命処置で彼は助かり、その後、脅迫されて嘘をついたと前言を撤回し、ボランティア殺害事件は再び闇の中に葬り去られる。要するに、ラストの黒田の説明は不要で、彼の説明どおりのストーリーにしてしまえば良いのだ。葬られたボランティア殺害事件は伏線となり、次回作以降、佐伯記者が追及して行くことになる。援助資金の一部が南米に向かっていることにすれば、次回作も作りやすいだろうに…。もちろん、オープニングは、サラの歌が流れる中、誰かは判らない数人のグループが、何処とは知れない建物に侵入し、誰とは判らない人物を銃で狙う。そして爆発音。サラの歌が途切れ、ボランティア殺害事件回想シーンとなる、というオーソドックスなものにする。その方がイタリアの風景に合っていると思う。

 ベランダで泣いている天海扮する矢上を、織田扮する黒田がコートを掛けてあげてやさしく抱くシーンでの織田と天海の演技。男勝りの役しかできない(であろう)天海が泣く演技も“様になっていない”し、織田と天海の愛情表現にいたっては、役を離れてもお互い相手が嫌いなんだろうな、と思わせるくらい“様になっていない”。この二人に恋愛感情表現は無理だ。織田なんか何をやらせても口が“への字”だし…。

 疑問としては、要人警護という黒田の職務からして、彼は警察庁あたりから外務省へ出向していると考えるのが一般的だが、あんな騒ぎを起こしても出向を解かれずに南米に派遣されるのは何故だろう?まるで、外務省直属の人物であるかのようだ。

 年齢を重ねたサラ・ブライトマンが出てくるので観たい人は観ればいい。多分、歌は若いときの録音で口パクだろう。アマルフィーの路地の上の部屋からばあさんが覗いている場所、観光スポットです。

投稿者:metorometoro投稿日:2009-07-09 01:10:37
続編が見たくなる。外交官黒田っていう人物をもっと知りたくなる。
続きじゃなくても、彼の過去でもいい。
それは、ちょっとだけ、アマルフィビギンズで見れるんだけど、
もっと細かい過去が知りたい。(ドコモ限定)
謎なのがいいのかもしれないけど、今回、ドラマから映画へ・・・って言う
いつものフジテレビのパターンを取らなかったのが、逆に残念なような気がする。
今回の映画は、全編イタリアロケで、豪華で、お金がかかってそうだけど、
今度は地味でいいから、続編を希望します。
外交官黒田が、織田さんのハマリ役になりますように。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 話題賞(作品) 
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