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イングロリアス・バスターズ(2009)

INGLOURIOUS BASTERDS

メディア映画
上映時間152分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(東宝東和)
初公開年月2009/11/20
ジャンルアクション/戦争
映倫R15+
悪名こそ、彼らの名誉(グロリアス)。
イングロリアス・バスターズ [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,037
価格:¥ 916
USED価格:¥ 1,305
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 Photos

【クレジット】
監督:クエンティン・タランティーノ
製作:ローレンス・ベンダー
製作総指揮:エリカ・スタインバーグ
ロイド・フィリップス
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
脚本:クエンティン・タランティーノ
撮影:ロバート・リチャードソン
プロダクションデ
ザイン:
デヴィッド・ワスコ
衣装デザイン:アンナ・B・シェパード
編集:サリー・メンケ
視覚効果デザイン:ジョン・ダイクストラ
特殊効果メイク:グレゴリー・ニコテロ
舞台装飾:サンディ・レイノルズ・ワスコ
ナレーション:サミュエル・L・ジャクソン
(クレジットなし)
出演:ブラッド・ピットアルド・レイン中尉
メラニー・ロランショシャナ・ドレフュス
クリストフ・ヴァルツハンス・ランダ大佐
ミヒャエル・ファスベンダーアーチー・ヒコックス
イーライ・ロスドニー・ドノウィッツ
ダイアン・クルーガーブリジット・フォン・ハマーシュマルク
ダニエル・ブリュールフレデリック・ツォラー
ティル・シュヴァイガーヒューゴ・スティーグリッツ
B・J・ノヴァクスミッソン・ウティヴィッチ
サム・レヴァインヒルシュベルク上等兵
ポール・ラストアンディ・ケイガン
ギデオン・ブルクハルトヴィルヘルム・ヴィッキ
オマー・ドゥームオマー・ウルマー
マイケル・バコールマイケル・ジマーマン上等兵
アウグスト・ディールヘルシュトローム少佐
(ゲスト出演)
ジュリー・ドレフュスフランセスカ・モンディーノ
(ゲスト出演)
シルヴェスター・グロートヨーゼフ・ゲッベルス
(ゲスト出演)
ジャッキー・イドマルセル
(ゲスト出演)
ドゥニ・メノーシェペリエ・ラパディット
(ゲスト出演)
マイク・マイヤーズエド・フェネシュ将軍
(ゲスト出演)
ロッド・テイラーウィンストン・チャーチル
(ゲスト出演)
マルティン・ヴトケアドルフ・ヒトラー
(ゲスト出演)
リシャール・サメル
アルンドゥト・シュヴェリング=ゾーン
レイ
ザック・フォルカー・ミヒャロウスキ
ケン・デュケン
クリスチャン・ベルケル
アン=ソフィー・フランク
レア・セドゥ
ティナ・ロドリゲス
レナ・フリードリヒ
ルドガー・ピストール
ボー・スヴェンソン
エンツォ・G・カステラッリ
【解説】
 「パルプ・フィクション」「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ監督が復讐劇をテーマに描く痛快アクション・エンタテインメント大作。第二次大戦下のフランスを舞台に、ナチスに家族を殺されたユダヤ人女性と、情け容赦ないナチ狩りで恐れられるユダヤ系アメリカ人部隊“バスターズ”が繰り広げる壮絶かつ壮大な復讐の行方を、タランティーノならではの映画愛あふれる演出でスリリングに綴る。主演はブラッド・ピット、共演にメラニー・ロラン、ダイアン・クルーガー。また、敵役のランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツは、この演技でみごとカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞。
 1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、“ユダヤ・ハンター”の異名をとる冷血な男ハンス・ランダ大佐によって家族を皆殺しにされた少女ショシャナは、ただ一人逃げ延び、現在はパリで映画館主に身をやつしながら復讐の機会を窺っていた。同じ頃、アルド・レイン中尉率いるユダヤ系アメリカ人を中心とした連合軍の極秘部隊“イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)”がナチスを次々と虐殺、血祭りに上げた相手の仕上げに頭皮を剥ぎ取るといった残虐な手口でドイツ軍を震え上がらせていた。そんな中、ショシャナの映画館でナチスのプロパガンダ映画「国民の誇り」のプレミア上映が決まり、ヒトラーはじめナチス高官が一堂に集結することに。この千載一遇のチャンスを逃すまいと、ショシャナ、バスターズそれぞれが行動を開始するが…。
<allcinema>
【関連作品】
地獄のバスターズ(1976)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
15116 7.73
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【ユーザーコメント】
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-27 22:22:32
クリストフ・ヴァルツが良いです。面白ければ史実は無視。
投稿者:ameniutaeba投稿日:2014-10-14 23:02:24
史実はどうでも映画のおもしろさに満ちている。この映画に喝采をあげる人は多いでしょう。復讐のドラマが一本通っているから、与太話しや冗舌描写も生きてくる。戦争やナチスを材料にした新しい映画。女優がいい。
投稿者:McQueeeeeN投稿日:2014-02-13 18:30:15
ナンセンスさのさじ加減が絶品。
度々登場するヒトラーが影武者と考えたら、成立するフィクションの妙技。

メラニー・ロラン、ダイアン・クルーガーの女性陣も素晴らしい。

10点あげちゃう。
投稿者:UFO投稿日:2013-10-21 15:05:59
好きな作品。
投稿者:つむじまがり投稿日:2013-07-26 22:32:14
タランティーノとティムバートンはどうしても好きになれない。
やっぱりだめだった。
『映画愛』は伝わるし、構成も凝ってる。
ちょっとスタイリッシュな感じがだめかもしれん。なんかスマートな感じに抵抗感がある。

クリストフヴァルツがうまいのがよくわかった。
投稿者:jb投稿日:2013-04-09 22:35:23
面白かった。
投稿者:イドの怪物投稿日:2012-03-11 20:24:25
面白いのだが「遊びすぎ」、で結局はまとまりを欠いてしまった。
まぁコメディと思えばそれなりに面白いが、、、
投稿者:ringoringo投稿日:2011-11-13 05:03:22
【ネタバレ注意】

ナチをを徹底的にやっつけるところが良い。
シンデレラのガラスの靴のエピソードを無理なく持ち込んでいたところが面白かった!!

多層的に絡み合う話しがラストに向けて収斂される様は、流石、タランティーノですね!!

ちょっと、残酷なシーンに弱い僕は目をそむけてしまう箇所が・・・

投稿者:3wsc投稿日:2011-04-07 14:23:12
【ネタバレ注意】

グロテスクで過剰な演出のせいでタランティーノ作品を嫌う人もいるとは思うけど、彼の作品の素晴らしさをわからないなんて、本当にもったいない。
イングロリアス・バスターズも、彼ならではのセンスに溢れた傑作だと思う。何といっても第1章がやっぱり素晴らしい。張り詰めた緊張感。エリーゼのために。 
そして酒場のシーンも最高。
でもこの作品で一番すごいのは、映画がナチに勝利するところ。映画館に閉じ込めて可燃性のフィルムを燃やしてナチを皆殺しにするのだから。プレミア大作戦も映画女優(ハマーシュマルク)と映画評論家(ヒコックス)が中心だったし。 映画を武器にナチスを倒すこの荒唐無稽な物語は、タランティーノの映画愛の何よりの証拠。

投稿者:ジーナ投稿日:2010-12-30 18:48:55
フランスを舞台にしたナチスものです。
復讐劇であり戦争モノでありコメディでありウエスタンであり娯楽映画である盛りだくさんな内容に仕上がってます。
ナチス高官を殺すための方法や映画館など奇抜なアイデアと設定が素晴らしいですね。
ユダヤ人女性を中心にナチの抹殺を目的とするイングロリアスバスターズやユダヤ人を探し出し抹殺するユダヤハンターなどを絡め、それぞれの想いを交錯させながらプレミア上映会に盛り上がりを持っていく展開もGOOD
展開も速いですし、あくまでもフィクションですが史実の交え方が上手いので興味深く鑑賞できました。

タランティーノ特有の無駄話、音楽センスやユーモアなども楽しめました。
章でくくった遊びのある構成でそれぞれにシッカリ見せ場があるので間延びするような事もありませんでしたね。
構成や脚本で遊んだ分、演出は緊張感を出してマジメに取り組んだ感じです。
特に冒頭の農家や酒場でのシーンなど言語の違いを巧みに利用したスリリング感はお見事でした。
湿気を帯びた映像も印象的です。

不気味な無表情、一言一言に不安感&恐怖感を乗せるティム・ロス似のクリストフ・ヴァルツはオスカーを獲得しただけあって圧巻の演技でした。
存在感薄めのブラッド・ピット・・・彼自身は悪くないけれどタランティーノ作品には合ってなかったという事でしょう。
タランティーノ監督にしては珍しく正統派美人を起用していてビックリですが、それも納得の女優オーラを放っていたダイアン・クルーガーも一見の価値アリです。
メラニー・ロランも綺麗で魅力的な女優さんなので今後も期待大ですね。
それぞれのキャラクター性も胃もたれ寸前の濃厚さで面白みはたっぷりです。

ただ・・・ラストはもう少しヒネって欲しかったなぁ〜
ストーリーにインパクトがあっただけにガッカリな結末でしたし、評価を下げた大きな原因になってしまいました。

とは言え・・・戦争モノをコミカルに描くことはかなり難しい中、さすがタランティーノ!というセンスを見せてくれました。
グロさはありますが、ナチスドイツ×ユダヤ人という映画は重いから苦手という方でも観れるであろう作風もイイと思います。
浮き沈みがあるとは言え、タランティーノ監督にはこれからも活躍の場を広げていって欲しいものです。
投稿者:kopi投稿日:2010-12-29 16:11:58
序盤のキャラクター設定が魅力的で興味深く観ていたが、後半はあまり関係なくなってきたのが残念。
ドイツの大佐のキャラ設定は「さすが、タラ映画」と感じさせるが、ブラピをはじめ各キャラクターの設定があいまいな点がかすかに不満。緻密なキャラのようでどこか抜けている感じもしたりして…。
でも、単純に面白いことは面白い。
投稿者:bond投稿日:2010-11-15 09:16:17
マカロニウェスタン調サントラで始まり(過去もマカロニウェスタン中心に懐かしいサントラが流れる)、終盤まで一気に観終わる。戦争アクションでありながら、会話のシーンが丁寧に描かれており、その場その場で引き込まれる。ロッドテイラーを出すなど過去の映画人へのリスペクトも込まれている。なんといっても見せ場はフィクションではあるが、ラストのヒトラー惨殺シーン(ユダヤ人は溜飲が下がったろう)である。そしてハンス・ランダ大佐が実にいい味を出しておる。映画好きが映画好きのために作った、ツボを押さえた傑作だ。
投稿者:nedved投稿日:2010-11-14 23:19:08
クリストフ・ヴァルツ
投稿者:ひろちゃん2001投稿日:2010-11-14 19:03:50
タランティーノ作品らしく、章立ての構成であり、その切り取りかたと
それぞれのエピソードの緊張感が素晴らしい映画である。
特に、冒頭の1,2章での登場人物の紹介がてらのエピソードは
クオリティも高い。
そして、間の余計なストーリーを省いての構成方法(シナリオでの省略)が
上手いのも、らしい上手さを感じます。
章ごとの何か裏のありそうな(実際ある)雰囲気、しぐさ、会話での
緊張感が、各章を盛り上げている事に成功している。
残念なのは、章が進むにつれて話が複雑に絡み合うのは良いのであるが、
それが故に、それまでに、「何かありそうで」と盛り上がってきた緊張感が
緩くなってしまったので、前半程の良さが無くなって、最終章では
まとめるだけの努力をしているのが見えてしまっていまいちになってしまった。
(まあ「キル・ビル」でもその傾向があったのであるが)

今回は、アメリカ人が描くナチスものであるのに、
通常では、「何故か全て英語」である筈のアメリカ戦争映画には
珍しく、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語まで出てきて、
それをシナリオに絡めるのもタランティーノらしい遊び心がある。

話のベースはイタリアのマカロニウェスタン調であるのも
B級映画マニアのタランティーノらしい、なので、どぎついキャラで
荒唐無稽に作戦ぶりな話であるが、上記した通りで、章立てでの
緊張感を与えて、佳作ににしてしまうのは、同じオタク映画家の
ティム・バートンとも似ている。

しかも凄いのは、この映画では、エンニオ・モリコーネなどの既存の映画の
映画音楽を使っていながら、多分、それらの映画で使われているよりも
効果的に映画音楽を使っているセンスの良さであろう。
特に、オープニングの「エリーゼのために」の編曲した「復讐のガンマン」の
ギター曲とデビット・ボウイの「キャット・ピープル」の主題歌が印象に残る。

また、映画とナチの関係を、戦前のドイツ映画のユダヤ系ドイツ人での
栄光と、戦争に協力したレニ・リーフェンシュタール、ヤンクス、デートリッヒなども
絡めているし、ハリウッド映画界のユダヤ人社会についてもシニカルに描いている。
ポリティカルな映画ではないのであるが。

タランティーノらしい佳作ではあるが、後半のまとめ方に難があった作品であり
ラストの盛り上がりに欠けた。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-11-13 18:46:02
確かに面白い(特に序盤と後半)けど、「ダークナイト」のように理屈が先行してて、観てるこっちが感情的に完全に乗せられたかと言うとちょっと…。あと黒人映写技師が完全に塞いだ出入り口と、主演俳優が出て行った出入り口の違いをはっきり描写して欲しかった。でもタランティーノが歴史本より映画から入り込んだ第二次大戦モノとして堪能出来た。映写室の悲劇で流れる曲が気に入ったが、最後の方はゴジラにしか聞こえない(笑)。
投稿者:nabeさん投稿日:2010-09-13 00:19:48
冒頭の第一章の緊張感が最後まで切れることなく続く、最高のエンターテインメント!その脚本の完成度の高さはまさにプロフェッショナルの見本だ。
物語の中身は一級の復讐劇であり、それを支える俳優も皆芸達者である。特にアカデミー賞を初め映画賞を総なめにした、クリストフ・ヴァルツの演技は秀逸。ブラピも彼の前では単なるイケメンのアンチャンである。メラニー・ロランやダイアン・クルーガーも実に美しい。
この映画では、フランス人はフランス語を、ドイツ人はドイツ語を話す。当たり前のようだが、昨今ここまで徹底している映画は少ない。また、それが随所でスリルの引き金になっている。
次はタランティーノ監督に、ぜひ日米戦争を題材にこのようなエンターテインメントを作って欲しい。まだ誰もなし得ていないこの快挙を、彼ならできるかもしれないのだ。
投稿者:has42120投稿日:2010-09-05 23:20:58
ブラッド・ピット
投稿者:這いよる混沌投稿日:2010-08-21 22:29:25
第1章の完成度にド肝を抜かれた。
あにはからんや、タランティーノはいつの間にやら
あんな正確無比なシークエンスを撮れるまでにウデを上げていたとはね。

もちろん設定や物語はテキトーで無茶苦茶なんだけども、
映画なんだからアリでしょ別に。
「そんな史実はない!」とか、くだらないことを抜かすアホがたまにいるけど、
そういう人達は映画ファンじゃないので無視しときゃいいんです。
投稿者:frescobaldi投稿日:2010-08-18 15:24:56
どうもタランティーノの映画は苦手で『プラネット・テラー』で本人が殺されるシーンでは『ざまあみろ!』と喝采してしまいましたが、この映画はとても見ごたえがあり、初めていいと思った作品です。いろんなショットも上品で美しいし、いつもの冗長な無駄話も控えめで、ストーリ展開を侵さず、また、なんだかヨーロッパ映画を見たような漠然とノスタルジックな気分にもなれ、話の展開も悪くなく楽しめました。、
投稿者:Kircheis投稿日:2010-07-19 01:27:00
【ネタバレ注意】

前半はありきたりな展開で期待外れの予感がプンプンしてたんだが、想像してたのと全然違う展開を見せて後半はグイグイ引き込まれた。
ただもっと壮絶なバイオレンスシーンを期待してたので、その部分ではちょっと肩透かし。

アカデミー受賞したクリストフ・ヴァルツの存在感もさすがだけど、俺はメラニー・ロランが一番印象的だったな。
彼女の最期は本当に美しかった。その後の燃えるスクリーンの中で笑うシーンも好き。
これからも彼女の出演する映画には注目していきたいと思う。

その反面ブラピはこの映画では魅力は出し切れてなかった。好きな俳優なのでまた次回に期待!!

投稿者:はまま投稿日:2010-06-26 13:44:25
タランティーノの映画愛は、頼もしい限り。
第1章の煌くミルクにその片鱗を見る。
バスターズは、ちょいとばかり看板倒れだったが、メラニー・ロランちゃんが久々の美人フランス女優として見出されて意義深い。
それにしても、いくら特殊メイクの技術が向上したからといって、頭皮を剥ぐ映像は生生しすぎる。うちの奥さんは大怒りでした。
投稿者:karr投稿日:2010-06-11 14:49:10
【ネタバレ注意】

 特に強く印象に残っているのが、リシャールサムエル演じるラハトマン軍曹。バットでボコボコにされるまでの、揺るぎない覚悟を見せるシーン。恐るべき存在感である。潔さを美徳の第一に挙げる我々日本男児が感銘を受けない訳が無い。いくらナチであろうと、その死に様だけを見れば実にアッパレ、と思わずにはいられないのだ。死に様について思いが馳せる。時代はさかのぼるが、早い時期に命を惜しまず死んでいった幕末の志士たちの事を思ってしまったのである。逆に、命を惜しんだ、とは言い切れないまでも、生き残った者たちの多くが明治の甘い汁を吸った、と考える人も少なくないはず。世界的に見ても似たような現象は数多く存在する。 話がそれた。さて、この名場面と相反する場面として最初の場面が存在する。ドゥニメノーシェ演じるムッシュ・ラパディット(これまた名演)は、ユダヤ人を匿っている善人である。英雄然とした風格を持つこの男、結果的に覚悟を揺るがせてしまうのである。潔さを失ってしまうのだ。ラハトマン軍曹と、あえて対照的に描いたのだろうか。ここで、特筆すべき人物、クリストフヴァルツ演じるランダ大佐の登場である。とにかく、頭が切れ、洞察力に優れている。嘘を徐々にあばいてゆく技はまさに芸術的である。そして、忘れてはならないのは、あばかれる側の演技力である。その意識・無意識を超越した表情の変化が、緊張感を極限にまで押し上げる。これは全編を通して言えることだが、微妙な表情のゆがみを演じ切る名優たちと、それを淡々と丁寧に映像化したタランティーノさんとの共同作業によって起こった奇跡なのだ。もちろん、土台に、見事な脚本があってこその名場面であるという事も忘れてはならない。 また、ブラピの嫌味なまでの南部なまり英語の名演、「ザ・ダイバー」でこれまた南部なまり英語を名演した、かのデニーロに匹敵するのではないか(日本語民族なので、厳密にはわかりもはん)。 女優陣も素晴らしく、メラニーロランもダイアンクルーガーも、大女優のごとき悠然さを漂わせ、その輝きは留まる所を知らない。そして、ゲッペルスの通訳兼愛人役のジュリードレフュスの上品な美しさは圧倒的である。ヒトラーに、サイコーの映画だと褒められたゲッペルスの腕に手を伸ばし、我がことのように喜ぶ姿に彼女の優しさとゲッペルスに対する純粋な愛を感じ、感動すると同時に、抜け目の無い堅実な演出力をも感じ、感心させられた。彼女がフランス人かドイツ人かで全く見方が変わってくるという仕組みも面白い。また、驚きを誘う突然の銃声や、意表をついた音楽の絶妙な使い方など、音響の面においても抜群の面白さである。ストーリー展開も見事で、特にランダ大佐の最後の裏切りなどは、意表をついている上に、キャラクター設定の時点から数珠のように繋がっていたかのような必然性さえにじませているではないか。
 それにしても、徹底的なまでに殺しまくっている。あえて希望を持たせた後で、一転、殺すのである。関係者は誰一人として生き残らせてなるものか、というほどの意気込みである。それも、あらゆる殺し方で。好き嫌いはともかくとして、死の場面が人の心を激しく揺さぶるのは確かである。だが、それがどのように人の心に作用しているかはわからない。とにもかくにも、タランティーノさんは殺しの場面に執着する。その執着心は我々の心に何らかの作用を及ぼすのである。倫理で縛り切れない何らかの作用を。私には、映画は教材ではないのだ、というつぶやきが聞こえた。かつて、インディアンを悪の権化として殺しまくった映画が普通に存在した。この事と関係があるのかどうか、この映画の根底にもネイティブアメリカンの怨念を感じない人はいないだろう。そして、ナチを、日本人を、同じように殺しまくった戦争映画も存在した。だが、それぞれの意味合いは全く異なる。この映画も、見るもおぞましい大虐殺を描いている。異色なのは、ユダヤ人の復讐という形をとっている点である。はて、目には目を、歯には歯を肯定しているのだろうか?いや、どちらかと言えば、全否定のようなものを感じてしまう。しかし、いくら分析してみても答えは得られない。映画に答えを求めるのは、結局は、無粋なことなのだ。粋ではないのである。 だが私は無粋な人間である。こじつけてでもマトメに持って行きたいのだ。そこで、「善悪を超越した絶対的な面白い映画をタランティーノさんは作りたかったのではなかろうか」という結論を導き出した。そう思わざるを得ないほどに、面白過ぎるし、恐ろし過ぎる映画だからである。

投稿者:BMG投稿日:2010-06-03 12:28:33
個人的には、「ワルキューレ」を見た後だとなおいい。あっちは失敗するが、こっちは、成功します。だからこそ、「史実なんか、知ったことか!!」みたいな展開は、非常に気分がいいです。
投稿者:nightwing投稿日:2010-05-23 17:12:39
もっとグロくてドタバタした作品かと思いきや、思いの他まともな作品。
でも何かひさしぶりにいい映画を観たなって気がする。
アラモのテーマを堂々(?)と使用したオープニングから
冒頭のランダと牧場主の尋問シーンは特に素晴らしい。
本当に映画が好きで好きでたまらない人が、丹念に創り上げた映画って感じだ。
ほとんど出ずっぱりのクリストフ・ヴァルツの映画って感じだが
眉間にシワを寄せっぱなしのブラピもクールで最高に良かった。



余談だが、最初の配給元が出るところでユニバーサルのロゴが旧式
だったのは何か拘りなのかなぁ・・・???
投稿者:シナモン投稿日:2010-05-18 19:51:40
この作品に関して言えば、タラティーノらしい暴力のリアリティー(つまりグロいとこ)なしで充分楽しめるのでは?そのあたりに多少蛇足を感じた。

文句なしの傑作。
投稿者:ghost-fox投稿日:2010-05-17 22:37:06
想定内
投稿者:タニ投稿日:2010-04-19 01:34:42
 タランティーノは偏愛家。映画を愛し、フィルムを愛し、映画館を愛し、予告編を愛す。ただ、映画に気狂いであれば良質な映画を作れるかと言えば、残念ながらそうではない。タランティーノは血となり肉となった映画の記憶の断片を再生しようと苦闘し、その愛故にフィルムの持つ魔力を発露させることができる。

 だが、それは断片でしかない。

 90分間ずっしりと、シートに沈み我を忘れて浸るのが映画なら、彼の映画は一瞬のフィルムのキラメキを断片的につないだに過ぎない。しかし、昨今のメジャー映画においてここまでフィルムの魔力を信じ、発露できる監督はどれほどいるだろうか?
 彼は恐らくそのことを十分理解している。自らの強みと、再生できない映画の記憶を。そんないじらしさが、私にとってのタランティーノ映画の魅力であり、その意味において、『イングロリアス・バスターズ』は彼の到達点であり限界点でもあると、私は感じた。

そして、タランティーノという偏愛家が舞台として選んだ映画館と、フィルム。
 嗚呼...なんて映画愛に満ちているのか。
 しかし偏愛。
 彼の限界故に、昇華しない映画的記憶...。

 いじらしい。
http://moviearth.at.webry.info/200911/article_6.html
投稿者:mototencho投稿日:2010-04-14 17:33:29
出た、クェンティン・タランティーノお得意の
おしゃべり、不道徳B級映画
「イングロリアス・バスターズ」
三ヶ国語(フランス語、ドイツ語、イタリア語)くらい話せたら大爆笑、
でもホントは“おフランス女優”メラニー・ロランにメロメロなのが良く分かる
http://mototencho.web.fc2.com/2009/inglori.html
投稿者:陸将投稿日:2010-03-02 15:12:15
【ネタバレ注意】

2時間32分。一瞬たりとも飽きさせずラストまで駆け抜けていくストーリー。その中でタランティーノの手腕が冴え渡っている。5章からなるこの物語は、エピソードごとに舞台はほとんど変わらないのだが、すっきりまとまっており、さらにそのどれもが濃密である。フランスの田舎町での1対1の対話。居酒屋での将校たちのやりとり。そして映画館でのラストシーン。騙し続けられるか、見破られるか。成功するか、失敗するか。ドイツ側とユダヤ側の命と隣り合わせの駆け引きが至るところで展開していく。その1つ1つの人物の言動をカメラは様々な手法を駆使しながら拾っていき、緊張感を高めていく。だが、その中でもタランティーノ映画特有の会話の面白さが存分にみられる。一見何事もないように装いながらも、互いに相手との腹の探りあいをする。静寂、沈黙の中でどんどん緊張感を高めていく演出が、観るものをどんどん引き込んでいく。そして、嵐の前の静けさから一気に緊張が爆発する銃撃戦の壮絶さ。それはグロテスクでもあり、スタイリッシュでもあり、さらに芸術的でもある。ラストの映画館でのシーンも、個人的な復讐と任務の遂行という2つのナチス一掃計画が実行に移されていくのだが、予想外の出来事が重なり、大きな代償を受けながらも、なんとか成功へとこぎつける展開に、悲劇的な運命というものを感じる。そんな各シーンで最も印象的であり、圧倒的な存在感を発しているのがハンス・ランダ扮するクリストフ・ヴァルツだ。この人物の描写が非常によく出来ている。ユダヤ・ハンターと呼ばれている彼はただ極悪非道で冷酷な男ではない。相手の心を読み、推理し、じわじわとユダヤ側を追い詰めていく。けれども、そこには確かに人間の血が流れている。ナチスの戦局が不利であることから、相手に降伏しようとするシーンが面白い。降伏後の自分の年金や領土を執拗に心配するその姿は、もはやユダヤ・ハンターではない。そこにはしたたかで、可笑しくて、人間くさい一面がある。非常に魅力的なキャラクターだ。本作は史実を基にしながらも、端から歴史を忠実に描こうとする気はさらさらない。ナチスとユダヤの戦争という軸だけをもらって、タランティーノが味付けした、ジャンルに全くとらわれないフィクションである。彼の最高傑作といっても過言ではない本作に、すっかり魅了されてしまった。

投稿者:QUNIO投稿日:2009-12-27 14:27:08
元々タランティーノの映画って演劇もどきで台詞や芝居の大仰さが売りなんだからグダグダでも仕方ないと思うのよ。これはひたすら会話を楽しむ映画なの。それも超難解な。つまりタランティーノの美学についていけない人は絶対置いてけぼりを喰らうのがまず前提としてあるわけで、だからこそ冗長な間の後で大噴出する狂気が凄いのよ。しかも奇跡のラストが二回用意されてる。一回目の「奇跡」で終わると思ったら間違いで、二回目の「奇跡」で大笑いしてしまうのよ。ブラピのレザーフェイスに匹敵するキチガイぶりで幕を閉じるのであった。あのヘンテコな幕切れは『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のラストを思い出した。
投稿者:はこまる投稿日:2009-12-25 21:07:30
これはいったいどうしたことか?

もう映画の神はタランティーノから魔法の杖を奪ってしまったのかいな?スクリーンに立ち上らない映画のマジック。庵野秀明レベルまで落ちてしまっている選曲の不発弾。翳りを通り越して衰えが見え始めるかつて神が降りていた映画的センス。まるで50年代のパーカーの演奏を聴いている気分になったわ。『グラインドハウス』で若いおネーちゃんに説教たれてた時から悪い予感はしていたが・・・。「これが俺の最高傑作だぜ」ってあーた。ひょっとするとタラ坊は本作を最後に引退する気じゃなかんべな。映画の亡霊が徘徊する凡庸な展開が続くスクリーン観ている間、何度となく「20世紀映画の死」という言葉が脳裏を反復した。だからこそ映画館を吹き飛ばし、そして自らフィルムを焼いたのか。スイスの御大はともかく、イーストウッド翁が柩に入って死んだふりしたからといってタラ坊まで付き合うこたーないだろうよ。俺たちは置いてけぼりかよ。

敬愛するEgiさんに逆らうつもりは毛頭ないが、演出はこの際どうでもいい。この人はもともと映画史の記憶をセンスで甦らせる人であって、ディレクションの人じゃないんだから。今回だってミッションものなのにサスペンスの地雷は巧妙に避けてるもん。これはもう脚本(ホン)書いてる時やフィルム繋いでいる時にやってたハッパの相性が悪かったとしか思えん。悪い夢なら醒めて欲しい。タラ坊よどこへ行く・・・。
投稿者:Yes We Can投稿日:2009-12-13 19:45:43
面白過ぎる。
出だしからアラモの曲って、素晴らしい!この曲(The Green Leaves of Summer)が好きでアラモのサントラLP持ってるからね…。
ランダ大佐が何気にカッコいい。ドイツ軍の軍服も似合ってる。

ワーナーマイカルシネマズの切符売場のおねいさんが「この席がよいですよ」って、良い席を薦めてくれた。良い場所で面白い映画。楽しい一日を過ごせた。

映写室のシーンで「支配人、金返せ」ってセリフが返金の元ネタなのだろか?
面白くて、返金どころか1800円でもお釣が来ると思った。
投稿者:リーチク投稿日:2009-12-13 11:43:03
この映画でもタランティーノの足フェチは健在でした!(ダイアン・クルーガーで!)
投稿者:のど飴投稿日:2009-12-09 21:03:58
【ネタバレ注意】

タランティーノの映画は「パルプ・フィクション」と「デス・プルーフ」がメチャ好きなのだが、キルビルを観た時はどうしようもない嫌悪感を感じた。今回はどうだったかというと残念ながらキルビルを観たときの嫌悪感が蘇ってきてしまった。

所詮はアホ映画ですからな。わはははって笑い飛ばすのが流儀なのかもしれないが、なんか笑えないのだ。
ロマンスに発展するかと思いきや最後は暴力沙汰で共倒れとか、ギャグのつもりでやってるんだろうけど、いまいちギャグに昇華しきれてない気がする。
それに最後の炎上大虐殺シーンも観てて不快だが、不快なまま終わらせればいいのに、煙に顔が映写されたり劇場が吹っ飛んだりという映画的なカタルシスが用意されているから、暴力って虚しいな・・・って思う隙がない。「ワイルドバンチ」の生存者ゼロの皆殺しシーンを観たあとのジワーンてくる感覚が無い。
でもやっぱり俳優の演技はけっこう見応えがある。ランダ大佐の冒頭のシーンも良かったし、劇場でバスターズに変なイタリア語喋らせるところとか笑った。でも大佐がどんどんアホキャラになっていくのは「???」だった。

この映画はさんざんナチにひどいめにあわされてきたのに、今はイスラムに対して非道な行為をしているユダヤ人を皮肉ってるのかな。
しかし、タランティーノほど平和とか反戦という言葉が似合わんヤツおらんよな。

投稿者:ビリジョ投稿日:2009-12-08 12:08:25
【ネタバレ注意】

 思ったのだが、監督は何より個々の俳優の演技を見せたかったのではないか。それぐらい、俳優陣の演技が卓越していた。「2012」を見たとき、申し訳ないが「何か俳優の演技がいまいちだなあ」と思ってしまった。本作は誰もかれも、演技が素晴らしくスクリーンに集中できた。図らずも、監督の演出力でこんなに変ってくるものなのか、と変な方向から感心してしまったのであった。
 第二次大戦を舞台にした映画の場合、専門用語でなんて言うんだ? わざとザラザラした質感の映像に仕上げることがよくある。本作は逆に、色合いをくっきりと映し出すことで成功した作品となっている。色ははっきり、演技もはっきり、台詞もはっきり。新鮮野菜のようなシャキシャキっとした映画だった。
 コミカルと殺伐が共存したタランティーノ節。だが、洗練されたキレイな映画だと思った。例によって人がいっぱい死ぬが、その辺で好き嫌いが分かれそうな。

投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2009-12-06 23:02:30
【ネタバレ注意】

 勿論とても面白かったけれど、余りにコアな映画ファン、もう好事家といってもいい映画通への目配せが多過ぎるように思われて逆に気恥ずかしくなった。また、今回も改めて映画監督としての胆力というか膂力というかを認識したが、でも実は手放しで褒めちぎるほどのことでもないと思う。薄っぺらな造型も見受けられる。ただそれでもこの技量は現在では貴重だ。タランティーノ・ブランドのファンとは意見を異にするかもしれないが、既製の脚本でもいいから、つまり個性が多少薄れたとしても、この水準の演出技量を披露する作品をもっと量産して欲しいと思う。
 衒学的であることから自由になった上で、力のある演出技量とはどういうことだろうか。例えばファーストカットから続くオープニングシーンのパースペクティブな画面。もうこのロケーションを探し出せただけで「心底映画を愛することで、映画に愛されている」演出家の幸福を感じ取ってしまうのだが、さらに、洗濯物の白いシーツにマスキングされた画面があり、シーツをめくるとロングショットで丘の向こうからサイドカーがやってくる、という出だしの興奮はどうだろう。このドイツSS訪問シーンに3人の美しい娘が登場する演出(脚本じゃない)の納得性。これは、三姉妹がドイツ兵によって蹂躙されるのではないかという観客の不安と期待を手玉に取るために配置されたものだ。蹂躙される期待が廃棄された時点で失望はしたけれど(床板を蜂の巣にする画面造型もイマイチだったし)、だがメラニー・ロランが逃走するカットで復讐劇のお膳立てが完成するこの巻頭シーケンスはクリストフ・ヴァルツへのディレクションを含めて本当に見事に制御されている。
 タイトルロール(バスターズ)が特に前半いい加減な、力のない描かれ方で(肩の力の抜けたと云うべきか?)、例えば「ユダヤの熊」イーライ・ロスの登場シーンなんか、もっと怖さを出すか、或いはもっと脱臼技でコメディ・パートにすべきじゃないかと思ったりもするが、しかし、演出力を感じさせるシーンは随所にある。ただ、私が本作の白眉を選ぶとするなら、巻頭シーンか中盤の地下酒場のシーンになる。こゝが良いのは何と云ってもシーケンスの途中唐突にゲシュタポの将校を登場させるそのタイミングと見せ方だ。こういう小さなギアシフトのような演出が抜群に上手い点を評価すべきだろう。
 ただし、ダイアン・クルーガーの最期についてはもっと臨場感が出せたはずだと思うし、さらにメラニー・ロランとダニエル・ブリュールの映写室での帰結についても私は感心しません。カメラが被写体に感情移入し過ぎだと思う。こゝで突き放さないのがタランティーノらしさだろうが、私の好みではない。ただ、その後に提示される、炎上するスクリーンのもうもうたる煙に映写機から投影された光で映るロランの顔の画面はちょっと他にないビジュアル感覚で特記すべき。これは企図され設計された画面ではなく偶然の産物−奇跡ではないかと思えてしまう。カットで一番驚いたのはこの顔のカットかも知れない。矢張り画面感覚においてもアクターズ・ディレクションにおいても図抜けた才能を持ち合わせているのは確かだし、その上この人は「映画に愛されている」と思ってしまう。

#タイトルバックのBGMは音源としては『アラモ』かも知れないが、心としては『リオ・ブラボー』における「皆殺しの歌」のリファレンスだろう。http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449

投稿者:サメ投稿日:2009-12-06 09:39:20
何度かこの映画の予告編は、他の映画を見に行ったときに目にしていた。
ブラットピットが出るナチスの時代の映画だということは知っていた。

でも、何やらコメディ調なのが気になった。単にストーリーの飾りつけの
ために、舞台をヒットラーの時代に設定し、そしてユダヤやナチを題材に
選んだような気がした。

そんな、偏見を持たしてしまう予告編の作りは失敗だと思う。

この映画を見たことを、会社の女の子に伝えた時に言われたのは
「それで、笑えたの?」という言葉。この質問が出ること自体、間違った
印象を予告編が与えている証拠だ。

しかし、この映画はシリアスで過激でダントツに面白かった。
キル・ビルなどよりも、ずっと印象が深い映画となった。

特に、ユダヤ狩りが仕事のランダ大佐をやった、クリストフ・ヴァルツが
うまかった。当映画で今年のカンヌ国際映画祭男優賞を受賞したというの
もうなずける。
今年52歳で超遅咲きの俳優との事。

陽気に、ふるまいながら徐々に相手をじわりじわりと追い詰めてゆく、
何ともいえないいやらしさ。見ごたえのある人物像を演じきっている。
相手を追い詰めていく会話の場面など、他の役者では出せない独特な空気を
感じさせた。

それと、家族を虐殺されている中で一人、逃げて生き残った女性ユダヤ人の
ショシャナ(メラニー・ロラン)。最終章では、赤いドレスできめている
が、その正装より、なにげにカフェで本を読んでいる様子などが、とても
美しい。
本当にほれぼれするような綺麗さだった。

自分に興味を示し、どんどん近づいてくるナチスの将校と同行し会話をし
ている場面で、彼女は作り笑いをする。その作り笑いがひきつっていて、
単に唇の両端が上に上がるだけの表情になっている。
そのなすすべもない様子も、こちらにひしひしと伝わってくる。

そして、自分の家族を瞬時に虐殺した男・ランダ大佐との対面での微妙な
空気。目の前でうまそうに、むしゃむしゃ白いケーキを食べ続ける、ランダ
大佐を見つめるショシャナ。

そのショシャナの苦痛の前ぶれがあるからこそ、ラストの映画館の大火災の
シーンに共感できるのだろう。
http://samech.web.fc2.com/dmovie/dsmove/mv091204.html
投稿者:なちら投稿日:2009-12-03 22:14:08
【ネタバレ注意】

意外に落ち着いている作品だね。キル・ビルからタラちゃんの近年の傾向を知らないんだけど、
今回ブラピが演じた様なお馬鹿さん数名が意味不明な事をするのかと思いきや。真面目だ!

M・ロランの4つ目のフィルムはスーゲーカッコ良かったな!
スクリーンの下から炎が燃え上がり彼女の高笑いと共にヒトラーは映画館で死亡する!何と斬新!
煙がスクリーン代わりになり顔が浮かび上がる場面はちょっとホラーだよね。カッコ良い。

最後に最高傑作が生まれるのは笑えた。

投稿者:クリモフ投稿日:2009-12-02 01:41:18
タランティーノのナチ映画ってんで、いろいろ期待して観にいったんですが、いやいや驚かされてしまいました。何と言うか世間がタランティーノに期待するものを見せつつも、その着地点をちょっとずらしてきたというか、透かしてきたというか、不思議な感覚。
冗長な会話やらボウイ等のカッコいい音楽の使い方、バイオレンスなどこれまで同様、タラ色はあるのですが妙に落ち着いた印象。ふざけてるシーンもお馴染みなのになにか重みがあります。ドイツのプロパガンダ映画やら、古典映画の名作なんかのオマージュなんかもあるんでしょうが、終盤の映画館での描写・画作りなどドキッとして本歌取りの風格さえ漂っている感あり。それでいて唐突な銃撃シーンは相変わらず切れ味です。速い。
個人的に一回観ただけでは、まだ全体像をつかめませんでした。普通に面白かったんだけど、ひょっとするとかなり凄い作品なのかも、という気持ちもあります。うーん、映画マニアとしても映画作家として想像以上に引き出しが多い。プログレッシヴなタランティーノにはもう「パルプ・フィクション」の枕詞は要らないかも知れませんね。暫定7☆
投稿者:ディラン投稿日:2009-12-01 19:26:33
タラちゃんっ!!『地獄のバスターズ』のリメイクて聞いたから、「
イングロリアス・バスターズ」見る前にワザワザDVD借りて勉強したのに全く違うやんけ!!あのショボショボB級映画に費やしたワシの100分返せっ!!

投稿者:replicant投稿日:2009-12-01 01:54:47
【ネタバレ注意】

タランティーノ映画の魅力の一つに“ミスマッチ”という感覚があると思います。いちご大福、トマト大福、りんご御飯、カツオにマヨネーズ、柿の種にチョコレート、梨入りキムチ、さくらんぼカレーなど 提案されると「え!!!それとこれ?」と思いながらぼんやり想像すると、ひょっとして?みたいな気持ちになって、実際に食すと「美味しいじゃん!」。タランティーノの映画はそんな雰囲気に近いかもしれません。で、個人的に今回一番のミスマッチは映写室でのシーンにあの音楽でした。ありゃ、凄い!

さて、この映画の主役は間違い無くハンス・ランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツ!初っ端からかましてくれます!この出だしの緊張感は並大抵ではありません!本人も言ってますが、完全にマカロニウエスタンの渇く張り詰めた空気感が漂います。家に招き入れてからのテンションの異常な高さは観る者を硬直させます。このTOPシーンが、この映画の成功を如実に暗示しており、その後、ハンス・ランダ大佐がスクリーンに登場してくる度にとてつもない緊張感が押し寄せてきます。それが最後にアレですから(笑)。\(^-^\) (/^-^)/ソレハコッチニオイトイテ…親分が書いてるようにタランティーノらしく、もったいぶり過ぎるのでダラダラと長く、間延びしますが、間違いなく面白い!こんなにスリリングな展開が続くタランティーノ作品は初めてですが、悪くないですよ。今年のベストの1本。

因みに、タランティーノがこの映画を作るきっかけになったイタリア映画『地獄のバスターズ』のアメリカの原題は“THE INGLORIOUS BASTARDS”で、こちらの原題は“INGLORIOUS BASTARDS”。未見なので今度観たいですね。話は変わりますがショシャナを演じたメラニー・ロランは若い時のカトリーヌ・ドヌーヴに似てませんか?いかにも可愛いフランス娘の趣で良かったです!レストランでのハンス、たいがいにしろよ(笑)。

投稿者:マジャール投稿日:2009-11-27 23:32:17
【ネタバレ注意】

平日昼の回だったせいか映画館ガラガラで、ほぼ貸切り状態。で、何故か一般券が千五百円。(またしてもユニバーサルのマークではじまる映画)
ちょいと長かったけど最後まで飽きずに観られました。面白かったです。

いや〜、マカロニ・アレンジ・エリーゼのために、なんてこんなネタ、まだやってる奴がいたんですねえ!(実はこの監督さん、あんまりよく知りません。『キル・ビル』はDVDで観たけど・・・まァくだらなかった)
イライラさせる台詞劇の妙とか、馬鹿まるだしのバスターズとか、面白かった。
圧巻だったのは、美しき復讐者の笑い顔がナチ高官を見下ろすなか、背後のスクリーンを嘗めて燃え上がる紅蓮の炎の阿鼻叫喚場面!!!ちょっとドヌーヴ似の美人女優さんの美貌が際立ってました。
(お目当てだったロッド・テイラーの見分けがまるで付かなかったのは残念)

それにしてもつくづく思ったのは、60年代の戦争映画はカラー画面が綺麗だったな、ということ。スイス・アルプスを望む緑の田園風景とか、エーゲ海に囲まれたギリシャの島とか、灼熱の北アフリカ砂漠とか、でもってそういうロケーションをバックに独軍のサイドカーが近づいて来るなんて場面は本当にワクワクしますね!そういう場面がある映画って、嫌いになれない。


(3点か 5点か 迷ったけど。ちょっと辛めの3点)

投稿者:NYY投稿日:2009-11-27 20:38:19
【ネタバレ注意】

最高に面白かった。2時間半があっという間だった。
ふざけてるのに緊張感のある空気がいいね〜。無駄な会話をしてた
のが、一瞬にして殺戮シーンに変わるところがナイス。
マカロニをナチスに復讐する話にしちゃう風呂敷の拡げ方もツボっ
た。
 
床下にマシンガンでババババーとかナチの奴等も極悪非道だけどさ、
ブラピ率いる正義のナチ狩り軍団も「ナチには人間性は無いから、
頭の皮を100枚ずつ剥いでこい」とか、いー感じで狂ってるよね
〜w。
ていうか、本当にやるなよ。いや、やっても良いけど、そこを見せ
るなよ、バカw。
良識的な人を嘲笑うかように暴力を楽しむ作品になってるね。
ラストで映画館が地獄絵図のようになるところも、いー感じに暴走
してた。
 
ランダ大佐ってのが、勘が良くて嫌味な野郎で良いね〜。ノリノリ
でイタリア語を話し出した時は笑った。
祖国を裏切って自分だけ助かろうとは、この人、頭良いね。
ヒトラーとかゲッペルスとか、バカ共の妄想にはもう付き合いきれ
んよって感じ。
でも、年金、給付金、不動産、市民権、勲章までよこせだと?
やっぱり、こいつバカだわ。頭の皮を剥ぐべきだなw。
 
元々魅力が乏しかったのが最近更に劣化してるダイアン・クルーガ
ーは死んじゃっても良いけどさ、ツンツンしてて魅力的だった
メラニー・ロランの方は死なないで欲しかったな〜。
しかし、この人が復讐という堅気じゃない手段に出ちゃった以上、
不幸な最後を迎えるのも仕方ないのでしょう。
やっぱり、女は堅気に限るね。

投稿者:007007投稿日:2009-11-24 13:14:36
クエンティン・タランティーノ 趣味 爆発100%映画

この映画は、戦争アクション映画だが、
中身は、セルジオレオーネの、ウエスタンのオマージュである。

1章
 完璧に、セルジオレオーネの、ウエスタンの一場面
 Once Upon a Time・・・ から始まり
 マカロニぽい音楽(実際は、アメリカ映画のアラモだが)が響き
 農家にヘンリーフォンダーが、やって来るシーンと同じ構成
 顔のアップ しつこいぐらいの顔のアップ
 そして、静寂、長い静寂の後の、一瞬の暴力
 レオーネの、得意な手法だ。

 そして、一人の少女が生き残る。
 復讐の旅が始まる、いかにもマカロニウエスタン的である。

 2章以後も、同じ手法で、緊張感のある場面が炸裂する。

 3章以後は、
 生き残った少女、メラニー・ロランの話が始まる。

 だが、この映画の主人公は、間違いなく悪役の クリストフ・ヴァルツだ。
 ドイツ語、フランス語、イタリア語、英語を、操る凄い男だ。
 各国の、言葉の緊張感が、この映画のキモである。
 
2章
 イングロリアス・バスターズの紹介
 特攻大作戦のオマージュか?

3章
 舞台となる映画館の紹介

4章
 映画館大作戦 序章
 緊張感のある、スパイとの接触
 地下のパブでも、1章と同じく
 言葉の攻防の緊張感は、白眉
 そして、ペキンパー的な、バイオレンスアクション

5章
 映画館大作戦
 映画上映の緊張感は、
 タランティーノ映画の最高シーン

本当に、緊張感の連続で楽しめる映画である。

この映画を、見る為の参考映画

ウエスタン
夕陽のギャングたち

戦争のはらわた
わらの犬
ガルシアの首
ワイルドバンチ

特攻大作戦
http://www.bonoru.com/
投稿者:uptail投稿日:2009-11-24 13:02:14
演出:9
演技:9
脚本:9
音響:8
投稿者:メカゴジラ投稿日:2009-11-24 10:11:28
【ネタバレ注意】

 
レイトショーにて鑑賞。
「ブラッド・ピットの映画と思って観にきた女性ファンは辛かっただろうな〜」と思うぐらいタランティーノの映画。

相変わらずユルい、しかし疲れるほどの緊張感がある会話シーンと、銃撃と血しぶきの凶悪ショックシーンという緩急の使い分けが相変わらずお見事。
ブラッド・ピット率いる凶悪バスターズの戦争アクション映画かと思いきや、実は主人公は家族を殺されたユダヤ娘で、連合軍の「プレミア作戦」は予想外の展開に陥り、ナチのユダヤ・ハンターは思わぬ取引を持ちかけ、阿鼻叫喚の地獄と化した映画館でハチの巣にされるヒトラー・・・と、タランティーノの掌の上でいいように転がされて夢心地の二時間半。前作「デス・プルーフ」を思い出す超唐突なエンドマークまで、実に面白かった。

キャストもすばらしい。
最後までバカそうなブラッド・ピット。メラニー・ロランの輝くような美しさ。D.ボウイのボーカルにのせてドレスアップするシーンが最高。ユダヤ・ハンターのクリストフ・ヴァルツの小悪党ぶりも笑わせてもらった。

ただ、良くも悪くも「タランティーノの映画」なんで、好きな人にしかオススメできない。特に前作の「デス・プルーフ」なんかが苦手な人は観ない方がいいと思う。

投稿者:藤本周平、投稿日:2009-11-23 19:57:16
いや、十分面白かったよ。程良い残酷描写、タランティーノ作品にはおなじみの無駄話、演出のキレや緊迫感、そしてなんといってもシーンごとに流れる音楽のカッコ良さなど、一本の映画としてはかなり完成されてる。でもちょっと残念だったのは、タランティーノにしてはえらく普通の復讐劇で終わってたね。もっとぶっ飛んだ出来かと思ってました。あと、よくこの映画のCMが流れてるけど、あんな宣伝の仕方しちゃダメだろ〜。ブラピ目当てで観に来る人にとってはかなり無駄な2時間半になると思うぞ。
投稿者:ローランド投稿日:2009-11-22 23:28:53
【ネタバレ注意】

 国際的に組織を対立させ戦わせるのに、ソビエト連邦が無くなって
悪役を何にするかに頭を使わなくてはいけなくなったいま、どんなに
酷い扱いをしても、まず苦情の来ることはないナチスは貴重な食材っ
てことだろうが、最後なんてもう酷いもんで、いくらなんでもあの殺戮
はちょっとやりすぎ。 ・・・・と、そんな声が聞こえてきそうです。

 でも、始まってすぐに「遥かなるアラモ」が流れ、それも古色蒼然とし
た音質で、 今にもジョン・ウェイン演じるデイビー・クロケットが登場す
るのではないかだなんて気にさせたり、かと思うと中盤では、
高音質でデヴィット・ボゥイを流し、美女が赤いドレスで艶かしくルー
ジュをひき、そしてエンディング近くでは、その赤いドレスの美女館主
と白い軍服の英雄狙撃手の死体の美的な俯瞰ショットと、日本の歌舞伎
みたいなもので、ナチスという史実は素材でしかなく、それを曲げたり
膨らませたりした虚構の世界で、独自の美意識と遊び心を展開してい
ます。 だから、史実に反してヒットラーを惨殺してもかまわないわけな
んですね。 そのヒットラーがバスターズの残忍な行為に対して、爐笋
らは血と肉で出来た人間か!瓩辰禿椶蟠犬Δ箸海蹐痢△覆鵑箸睚雑
で皮肉な可笑しさ、このあたりがタランティーノの世界でしょうか。 

 昔観た「特攻大作戦」を思い出し、それよりも物語としての面白さは
あると感じながらも、タランティーノにしてはテンポが良くないのか
リズムが悪いのか、152分を長く感じたわけではないけれど、もう
すこし短く刈り込んでも良かったのではないかと思わせられました。 
☆の数は七個半が本心です。

投稿者:ノブ投稿日:2009-11-22 17:50:56
【ネタバレ注意】

「イングロリアスバスターズ」(監督:クエンティン・タランティーノ 152分 http://i-basterds.com/)
話の内容は、ナチに復讐するユダヤ娘とアメリカのナチ狩り特別部隊の話。
最初のフランスの家で、床下にユダヤ人を匿う演出が面白かった(ナチとフランス人の緊迫した会話のやりとり「ユダヤ人が分らないようにさりげなく会話を英語に変えるという演出が良かった」。緊迫した会話の後床下のユダヤ人を機関銃で撃ち殺すシーン「床板の破片が飛び散る」・演出が良かった。一人だけ生き残った娘が草原を走って逃げるシーンが良かった)。
イングロリアスバスターズが、ナチの下士官をバットで殴り殺す所の演出が良かった(上辺は穏やかだけど水面下では緊迫している会話のやりとりなど)
将校殺しのドイツ兵をイングロリアスバスターズが牢屋から救うシーン・演出が面白かった(イングロリアスバスターズが銃やナイフで牢屋の前であっと言う間に監視を殺す所の撮り口。ドイツ兵がいる牢屋の前に画面左右からイングロリアスバスターズの兵隊達が出てきて、最後は画面奥からブラッド・ピッドがでてくるという撮り口。会話の長
さで飽きないように会話の途中で死にかけた敵のドイツ兵に銃弾をぶち込む演出などが面白かった。)
地下の酒場での銃撃戦のシーン・演出が面白かった(ドイツ人少佐との表面は穏やかだけど緊迫した会話のやり取り、その後の銃撃戦、それで終わらせず生き残った父親になるドイツの下士官とブラッドピットとの緊迫した取引、最後はドイツの女優で女スパイが取引を破って父親になる下士官を撃つ所。演出が二段構成でとても良くできていた)。
メラニー・ロランは超ベッピンさんだった。
ユダヤハンターが酒場に落ちていた女優でスパイの女がハンカチに書いたサインを見つける演出・映画館に来た女優を部屋につれ込み、酒場に落ちていた靴を足にあわせてスパイと確信する所の演出(童話のシンデレラのように靴がぴったりはまってスパイだと分るという演出)などが基本的な演出でうまいと思った(ユダヤハンターの俳優の
演技も良かった)。
最後の映画館が燃えて、中でイングロリアスバスターズの兵隊二人が機関銃を乱射する所のシーン・演出が面白かった(映画館にかけられた狙撃兵の映画の構図や演出がかなりうまかった事・燃えていく映画館のスクリーンの中でメラニー・ロランが笑っている所・出口に殺到するナチや機関銃を撃ちまくるイングロリアスバスターズの兵隊や
燃える映画館の騒然とした感じ・最後は爆弾で映画館が吹っ飛ぶシーンと撮り口が見事だった)。
全般的に
いくつかの撮り口や緊迫した会話の緊張感の持続などオモシロイ所が満載だった。
メラニー・ロランが物凄く魅力的だった。ユダヤハンター役のナチの将校もうまい演技をしていた。
もっとナチに対してムチャクチャをする映画(派手なバイオレンスとか)かと思ったが、会話でのかけひき(ひとつひとつ長いけれど、あきさせないようなうまいセリフのやりとりで緊迫感を持続させている)を魅せるとても演出のうまい映画でいい意味で裏切られた。
ナカナカ面白い佳作。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:にゃんにゃん投稿日:2009-11-21 21:50:00
金曜の夜に見に行ったが、予想外に満席だった。
しかしブラピが出てるからといって、間違って見に来たような人は
軽くぶっ飛ぶんじゃないかな。
逆にタランティーノのファンには期待を裏切らない内容になっている。

予告編を見ると戦争アクションかと思うが、実際は
会話劇と一瞬の爆発を繰り返しつつ段々とラストに向かって収束する
いかにもタランティーノらしい映画。
彼の映画の醍醐味である冗長な会話劇が数多く出てくるが
今回は会話の裏に潜む登場人物それぞれの思惑が交差し、
大変緊張感のある場面が多い。
特に冒頭のSS将校とのやりとり、中盤のバーでの一件は凄い。

今回は魅力的なキャラクターが数多く登場する。
ブラピの間抜けなキャラ、殺しが大好きな元ナチ、冷酷非情なSS将校、
クールなショシャナ、表裏が絶妙なダイアン・クルーガー、
イーライ・ロスの濃いキャラ、そしてヒトラー。
印象的なキャラクターを次々と登場させておいて一瞬で消える贅沢さ!
最高に楽しく惜しい瞬間がこれほど味わえる映画も珍しい。

そしてラスト。いろいろな映画がなかなか越えられなかった壁を
この映画はあっさりと越えて見せている。
タランティーノの最高傑作との声も出ている本作。
確かにかなり上位にランクインする傑作だと思う。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2009-11-21 20:58:03
【ネタバレ注意】

それ以上に泣ける!

オープニングの「エリーゼの為に」モドキ(おーEnnio Morriconeか〜テーマ曲の「遥かなるアラモ」は何処となく退廃的な哀愁を持つのが良いですね〜)からしてマカロニ的なアレンジ…大げさな叙情的描写に派手で残虐な行為…仕掛けは英語で会話って所から既に始まってる。床下から逃げ出す娘…物語は彼女の復讐劇でもあるんですよね。男の3人の娘?は無事だったのかもだが、ナチスの…ってよりジューハンターな男のした事が鮮烈に描かれます。この男にとってヒットラー総統とは世渡りの道具に過ぎないと思われますが、その為(自らの利益の為?)に行う行為は実に徹底してます。

残虐に人間が殺されるムービーなんだが、その嵐の様な銃撃が観客の予想裏切って僅かに早い突然のタイミングで繰り広げられる為にその衝撃は物凄い。スパイを見破るのは常にアクセントですか?って思ったら…グラス3つ、か…ロクに外国語が話せないバスターズに名前を言わせたりするのは笑えます。ブラピのPractice.は思わず一緒に口走ってしまった…

ダイアン・クルーガーの◎△□(伏字にしたのはネタバレだからで下ネタではない)に指を入れる?ブラピ。実に計画は思った通りに進まない(故に面白い?)のだが、次々に繰り広げられる個々のの状況が、とも言えますが、この結末がどうなるのか?〜ラストに超ド派手なクライマックスを持ってきてるだけに、これは途中退出で返金なんて却って損…ってもんでしょう。途中、わざとトーンダウンして観客を悔しがらそうとしてるかに思えたりもします…劇中も映画館がクライマックスの舞台〜これはシアターで鑑賞したいところですね。

そしてレザボアの耳きりじゃないですが、タランティーノ・ムービーらしく妙にリアルな制裁?行為。バット撲殺は上からドカンで終わらないところが逆にリアルで怖いです。人物紹介が映像に含まれてたり…オールドボーイのカナヅチ…いやパルプ〜の四角四面じゃないですが。
映写室のラストも衝撃的且つ絵的に美しい。ってか、ラストに上映される映画がアレでアレなもんだから、アレが映画なのか現実のものなのか解らない仕掛けになっている。
総統のユダヤの熊?に対する激昂がまた如何にもで面白いです。いや日本の仮名手本忠臣蔵も武蔵守(江戸のバカ殿?)への復讐に庶民が大喜びしたらしいですが、もうナチスがコケにされるのはドイツの人には慣れっこかもですね。

気付かなかったが2時間33分も有ったのか!〜いや超ド派手で残虐で美しくも哀しいって面白い?エピソードの連続掃射。天王寺も朝の回はアキだらけでしたが、人を選ぶぞタラ映画…って事で仕方なし、かもですね。
R15+(以前に大ヒットするのか?)じゃ人物当てゲーム?は流行らねぇかも…

※蛇足だが「これは俺の最高傑作だ!」は、ブラピのセリフ…「練習」の成果だね。

投稿者:ASH投稿日:2009-11-21 00:45:36
【ネタバレ注意】

 先行上映の「2012」とどっちにしようか悩んだ末、「やっぱタラちゃんの待望の新作、イングロっしょ!」ということで本作をチョイス。つまらなかったら返金するだなんて調子のいいことぶっこいてるみたいだけど、それ以前に客が来てねぇよ! 都心部ではどうか知らんが、話題先行だった割にこの客足だと早期上映終了が濃厚な雰囲気。R15+という視聴制限が響いたのか?

 往々にしてタラちゃんの映画はいつもそうだけど、人物関係がかなり複雑に入り組んでいて、おまけに台詞もやたらと多く、さらには上映時間が2時間33分と長尺なので気軽に観るタイプの映画じゃないけれど、不思議とその長さがあまり気にならなかったから、今回もタラちゃんが発するビートにまんまとノセられてしまっていたというわけだ。相変わらず音楽の使い方もカッコいいんでシビレるわね。

 ナチスどもはぶち殺されて当然の存在という前提でお話が進んで行くので、ナチスがどんなことをしてきたのかは知識として知っておかなければいけない。もっとも、ナチスが何であるかを知らないような人はあまりいないだろうけど。でないと、バスターズがあまりにも容赦がないもんだから、下手すると痛快を通り越して、「これじゃあんまりなんじゃないの?」とさえ思えてくる人もいるだろうから。無抵抗の捕虜をバットでぶん殴るシーンは、相手がナチスだと分っていても、内臓にクルね。本当に頭部を殴打された人が見せるような反応をしてるんだもの。

 バスターズのナチス壊滅作戦と、ショシャナの復讐劇が同時進行し、総統も出席するというプレミア上映が行われる映画館で怒涛のクライマックスを迎えるのだが、映画のフィルムそのものを使ってナチスを一掃しようというアイデアがイカす。プロパガンダ映画を観ながら大喜びしていたナチス連中が、その映画がクライマックスを迎えると同時に抹殺される。「ワルキューレ」と違ってこの映画では総統は蜂の巣にされる。タラちゃんはナチスやファシズムに対して相当な嫌悪感を抱いているのがよく分る。逃げ惑う人々を無差別に機銃掃射とは!!

 僕は欧州製の戦争映画を殆ど観ていないため、タラちゃんお得意の引用が散りばめられた映画なのだとは思うが、何をネタにしているのかが分ればもっと愉しめたかと思うとチト残念。だいたい、この映画の元ネタである「地獄のバスターズ」ですら知らないんだから。モリコーネのスコアも引用してあるみたいだけど、こういう出典が分かる人には堪らない魅力を放っている映画だと思う。マカロニ戦争映画は、あまり観る機会に恵まれなかったからなぁ…(と、言い訳)。

 バスターズの面々が一様に冴えないルックスの奴らばかりなのが面白い。彼らをまとめるリーダーのレイン中尉もかっぺ丸出しの喋り方で、お世辞にも頭のいい人には見えない。イタリア語が話せるというレイン中尉は、プレミア上映にまんまと紛れ込むが、あの間の抜けた受け答えが妙に可笑しい。SSのランダ大佐の方がずっと切れ者に見えちゃうのだから始末が悪い。それにしても、ランダ大佐の憎々しさはどーよ!! 誰もが嫌悪感を覚えるキャラを演じたクリストフ・バルツ、お見事! 映画を面白くするのは悪役の憎たらしさがあってこそ。

 一応、ブラピがクレジットのトップを飾るが、群像劇なので主演とはいえない。でも、レイン中尉を嬉々として演じているのがよく分かる。誇り高きドイツ兵を、かっぺ丸出しのアメリカ人のオッサンがぶちのめすところに面白さがあるんだと思う。ラストでランダ大佐の額に鉤十字を刻むシーンがエラくリアルで、観ているコチラにもその痛さが伝わる。頭皮をナイフでゾリゾリとひっぺがすシーンも、怖ぇ!

 メラニー・ロランという女優さんは初めて知った。強引に呼び出されたナチスの会食で、ショシャナが宿命の敵であるランダ大佐と図らずも再会してしまうくだりが抜群にイイ。彼女の毅然とした表情だけを見せて、心の中では何を考えているのかを観客に想像させている。毎度の事ながら、タラちゃんの女優使いにはいつも感心させられるのです。ジュリー・ドレフュスもまた呼ばれたみたいだし(相変わらず可哀相な役だけど)。

 自分の映画にもチョイ役で出てくるイーライ・ロス。いい味出してるわ。劇中劇「国民の誇り」の演出はイーライなんだぁ! なかなかカッコいい戦争映画に仕上がっているじゃない。ホラーばかりじゃなく、一度はアクション映画も撮ってよ。で、Dr.イービルみたいな喋り方のマイク・マイヤーズ、なぜ呼ばれたの?

 ゾーイ・ベルがスタントとして参加しているのを発見!

投稿者:五輪山投稿日:2009-11-20 15:15:41
【ネタバレ注意】

スクリーン前方の席で観たので、途中退席者の有無は分かりませんでしたが、152分、全く退屈せずに観終えました。
例によって過去の映画(特に60年代戦争映画やマカロニ系)のオマージュたっぷり盛り込んであるようだけど、そのあたりが分かんなくても、純粋に話のよく練られた戦争ドラマに仕上がってました。
『キル・ビル』2部作の、映画偏愛モードMAXでハメを外したタランティーノが、今回は映画のゴシック建築のように、骨格のしっかりした演出に徹してる印象です。

いつにも増してダイアローグが冴えてますね。『レザボア』のマイケル・マドセンと警官、『パルプ』のサミュエルとティム・ロス、『トゥルー・ロマンス』のウォーケンとホッパーなどの場面を彷彿とさせる、タランティーノ得意の尋問型の“言葉責め”シーンが満載です。
ユダヤ・ハンターの異名をとるハンスが、ユダヤ人を匿っている、フランス人農場主を訪ねてくる冒頭から、緊迫感が張り詰めます。リスとネズミの例え話をしながら、農場主をジリジリと追いつめてゆく、ハンス役のクリストフ・ヴァルツのケレン味たっぷりの芝居は、なるほど絶賛されてるのも頷けます。
60年代のハリウッド製の戦争映画のナチス将校役というと、決まって出ていたアントン・ディフリングという俳優がいましたが、ヴァルツの印象は、あの俳優から風格の代わりに狡猾さを植え込んだ感じがしました。
ディフリングが75年に、やはり暗殺の標的となるナチス将校役を演じた『暁の7人』のプロットを、この映画は借りているそうです。
戦争活劇の売り方をしてますが、実はアクション・シーンは少なく、そこに至るサスペンス演出に重きが置かれていました。

クライマックスになだれ込む直前に、いきなりデヴィッド・ボウイの歌が流れて「これ、何だっけ?」と一瞬考え込むと『キャット・ピープル』の主題歌でした。例の「ベルリン3部作」直後の仕事ということもないんでしょうが、ナチス・ドイツの時代に、その歌声が違和感ない。改めて聴いてると、ボウイはマレーネ・ディートリッヒの歌い方を真似てるような所がありますね。
モリコーネのスコアの中で、私も好きでよく聴いてた『非情の標的』のテーマが高らかに流れるのも嬉しかった。
それからタランティーノの足フェチぶり、今回も遺憾なく発揮されとりました。

投稿者:metorometoro投稿日:2009-11-06 23:48:56
公開4日間、つまらなくて、1時間以内に席を退出したら、全額返金キャンペーンの結果が知りたい!
ジャパンプレミアでは、私を含めて、周りの評判はよかったみたいだけど、タランティーノとか、ナチものに興味がない人はどうだろう?
キル・ビルとは、また作風が違うけど、キル・ビルの時は、都市部と地方では温度差があったって言う記事を読んだ記憶が・・。
今回は、どうだろう?私の感想は、こんな、ナチもの初めて!シュールです!

投稿者:smeg4brains投稿日:2009-08-26 22:21:10
【ネタバレ注意】

待ち切れず見てきた。笑える! 過去のQT作品以上に連なるこれぞとばかりのオマージュの数々。レオーネ、モリコーネ(またしても!)、イーストウッド(ブラピの首)ばかりか、なんと、惜しくも去年他界した、そして俺が敬愛し続けた最も偉大なコメディアン、George Carlinへのオマージュが現れた時は(これも、ブラピのキャラ)嬉しいほど腰を抜かした。カンヌを制覇したChristoph Waltzの芝居は、日本でも絶賛されること間違いなし。特に、彼が演じるナチの"the Jew hunter," Hans Landaの「優秀さ」とブラピ演じるアメリカ南部オヤジのアホー面を対比させる後半のシーンは爆笑もん。しかし、ブラピの役選ぶセンスも絶賛したい。ど田舎からユダヤ人部隊引き連れてナチの頭の皮を剥ぎに行く単細胞のヒルビリー役に自分のイメージをかぶらせるgood sportぶりだ。Mike MyersやEli Rothのキャスティングはさほど驚かなかったが、あのThe Officeのアメリカ版で、賢い派遣社員のレギュラーを演じ、コメディアン・脚本家でもあるB. J. Novakが、ブラピの頭の皮剥ぎ部隊の一員で出てきて、しかも「派遣社員」の顔のままちゃんともくもくと皮をはぐその姿にはずっこけた! www.rioloco.jp

投稿者:愛媛の伊藤投稿日:2009-08-18 19:38:19
タランティーノが全編監督と脚本をするのは久々だろうか。
キャスティングも豪華でブラビをはじめマイクマイアーズ、ドイツ人演技派no1俳優クリスチャンベルケル、ナレーションがサミュエルLジャクソンなので放送禁止言語が乱発されると想像させるw

そして特に注目なのが撮影がロバートリチャードソンで社会派から戦争映画などジャンルをとわずに色々な有名監督とコンビを組んできたベテランでどんな映像をみせてくれるのかたのしみ。

全国公開は10月らしいのだが夏の洋画系の良作がなかった本年
特に期待したい作品になってもらいたい
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 ■ 助演男優賞クリストフ・ヴァルツ 
 □ 監督賞クエンティン・タランティーノ 
 □ 脚本賞クエンティン・タランティーノ 
 □ 撮影賞ロバート・リチャードソン 
 □ 音響賞(編集)Wylie Stateman 
 □ 音響賞(調整)Tony Lamberti 
  Michael Minkler 
  Mark Ulano 
 □ 編集賞サリー・メンケ 
□ パルム・ドールクエンティン・タランティーノ 
 ■ 男優賞クリストフ・ヴァルツ 
■ 助演男優賞クリストフ・ヴァルツ 
■ 助演男優賞クリストフ・ヴァルツ 
■ 助演男優賞クリストフ・ヴァルツ 
□ 作品賞(ドラマ) 
 ■ 助演男優賞クリストフ・ヴァルツ 
 □ 監督賞クエンティン・タランティーノ 
 □ 脚本賞クエンティン・タランティーノ 
■ 助演男優賞クリストフ・ヴァルツ 
 □ 監督賞クエンティン・タランティーノ 
 □ オリジナル脚本賞クエンティン・タランティーノ 
 □ 撮影賞ロバート・リチャードソン 
 □ プロダクションデザイン賞サンディ・レイノルズ・ワスコ 
  デヴィッド・ワスコ 
 □ 編集賞サリー・メンケ 
□ 作品賞 
 ■ 助演男優賞クリストフ・ヴァルツ 
 ■ アンサンブル演技賞 
 □ 監督賞クエンティン・タランティーノ 
 ■ オリジナル脚本賞クエンティン・タランティーノ 
 □ 撮影賞ロバート・リチャードソン 
 □ 編集賞サリー・メンケ 
 □ 美術賞サンディ・レイノルズ・ワスコ 
  デヴィッド・ワスコ 
 □ 衣装デザイン賞アンナ・B・シェパード 
 □ アクション映画賞 
□ 悪役賞クリストフ・ヴァルツ 
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