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ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜(2009)

メディア映画
上映時間114分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月2009/10/10
ジャンルドラマ
映倫PG12
太宰治 生誕100年
ある夫婦をめぐる「愛」の物語
ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ [DVD]
参考価格:¥ 4,935
価格:¥ 4,700
USED価格:¥ 1,800
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【解説】
 太宰治の同名短編を「隠し剣 鬼の爪」の松たか子と「母べえ」の浅野忠信主演で映画化。放蕩者の小説家と、そんなダメ夫をしなやかな逞しさで包み込んでしまう妻が織りなす心の機微と愛の形を繊細に描き出す。共演に伊武雅刀、室井滋、広末涼子、妻夫木聡、堤真一。監督は「遠雷」「サイドカーに犬」の根岸吉太郎。第33回モントリオール世界映画祭でみごと監督賞を受賞した。
 戦後間もない混乱期の東京。小説家の大谷は才能に恵まれながらも、私生活では酒を飲み歩き、借金を重ね、おまけに浮気を繰り返す自堕落な男。放蕩を尽くしては健気な妻・佐知を困らせてばかりの日々。ある日、行きつけの飲み屋“椿屋”から大金を奪って逃げ出してしまった大谷。あやうく警察沙汰になりかけるが、佐知が働いて借金を返すことでどうにか収まる。こうして椿屋で働くようになった佐知だったが、その評判はすぐに広まり佐知目当ての客で賑わい出す。そんな佐知の前に、彼女を慕う真面目な青年・岡田や昔佐知が想いを寄せていた弁護士・辻が現われ、にわかに心揺らめく佐知だった。いっぽう大谷は、そんな佐知の姿に嫉妬を募らせ、ついに馴染みのバーの女・秋子と姿を消してしまい…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
429 7.25
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピースケ投稿日:2013-04-30 19:58:25
広末涼子の舌ったらずな喋り方はなんとかならんのか。
投稿者:いまそのとき投稿日:2012-04-10 22:34:05
何というか太宰のこういう甘ったれ感はそこそこいいんだけど。異論多々あり。やっぱり違う。時代観と愛憎設定にちょいと踏み切れない敷居がある。何だろうか。「遠雷」をふと思い出した。息遣いが聴こえないのだ。ある一線を越え切れてないと思う。松たか子は品がいいのだが色香に欠けて物足らない。あとタイトルは「グッドバイ」でもよかったような気がする。
2月4日再見。
冒頭の語り口はさすが。走る浅野。小刀。襖から松たか子。そして玄関をたたく室井。後ろから伊武。寒々とした座敷。伊武の語り。なんてうまいんだろう。引き込まれる。根岸吉太郎監督老練な演出だ。妻夫木、浅野、松あと広末とベストな配役とは思えないのが残念なところ。
投稿者:pumpkin投稿日:2012-04-10 05:55:02
 結構おもしろいのですが、主人公二人を初め、戦争直後の昭和の匂いがとぼしいのが難です。やっぱり昭和は遠いのか。根岸監督も世代的に混乱を見聞きした世代なのに、ほとんどSF映画みたいです。
 広末涼子が一番昭和らしいのは意外。
 なお、主人公は太宰治ではないのですが、いつ小説を書くのかわからないのはどうか。太宰は人間的にはともかく、作家としてはまじめで勤勉でした。
投稿者:dadada投稿日:2011-05-30 21:59:11
淡々と真面目に語られる物語ではあるが、テレビでおなじみのタレントさんが、そのオーラのままゾロゾロ。
セット中心の映像と共に現実感の無い世界が展開されて、えらく表層的でペラペラな印象。
投稿者:きらきら投稿日:2011-05-02 07:53:20
心中にいくために芸者を呼んで――のシーンなんかは、もろにそうですが、成瀬巳喜男の「浮雲」やりたかったんでしょうね。

ぐだぐだした男と女の関係……。

でも……うーん、って感じですかね〜。

根岸吉太郎って、他の作品もそうなんですが、どこかすねたところがあるわりには、そういう態度を「わかってよ」みたいなところがあるんですよね。
グレるんなら、バシっとグレればいいんだろうけど、それもできないんです……みたいな(笑)。

きっとこのひとはずっとこうなんだろうな〜。

あと広末涼子は、個人的にはきびしいですね(好きな人にはわるいですが)。
このひとがスクリーンに出てくると、どーんと画面のテンションが映画的なものとはべつなほうへと傾いでいくような気がします。
アイドルがそのまま映画に出てきてようです。
ただ本人が年を食ってしまったので、アイドルであることも支えきれなくなっただけの話です。
映画女優とは思えません。
投稿者:plumeria投稿日:2011-01-29 15:43:28
ただ生きていさえすればいいのです。


松たか子さん演じる佐知。

健気でちょっと変わってて。結構モテる。
投稿者:nabeさん投稿日:2010-08-15 18:30:20
松たか子の健気な女房は、離婚など普通には考えられなかった昭和前期の時代の女の意地を見事に描いている。
それにしてもいまだに若者の心を捕えて離さない太宰治という人間がかつて60年前に実在し、この映画に描いているような自堕落な毎日を過ごしていた事の存在感はどうだろう。松たか子のがんばりも、椿屋の主人夫婦の優しさも、一緒に心中未遂をおこす秋子の狂気も、すべてがこの太宰治に収束している。
「死にたい、死にたい」という言葉がこれほど似合う作家太宰をおいて他にいない。これは妻を通した太宰の物語なのだ。
投稿者:ginza7投稿日:2009-11-01 20:44:09
ところどころクスッとするところはあります。
映画の中で伝えたいこともなんとなく分かります。
でもつまらない。それだけです。
投稿者:黒美君彦投稿日:2009-10-24 22:46:14
【ネタバレ注意】

実に端正に紡ぎあげられた太宰の作品の映像化。
他にも指摘があるが、主人公二人、浅野忠信と松たか子の異なる演技の噛み合わなさが、映画内の役柄の噛み合わなさとあいまって、図らずも効果的だったように思う。
太宰的グダグダ感は個人的には苦手なんだけど、この作品では妻佐知の奇妙な一途さ(というか意地というか)が印象的。ただ、松たか子の演技ってそんなに絶賛するほどのレベルだろうか。グダグダ感を演じた浅野忠信の方がはるかに存在感があったように思うけど(あくまで私的感想ですが)。
広末涼子はやっとはすっぱな女役に目覚めたようで。この道を究めるしかないね。それにしても堤真一はどうしてあんなに下手だったんだろう…。
あくまで端正に作られた作品。悪くはなかったが、まあこんなものか。

投稿者:マジャール投稿日:2009-10-18 22:04:36
【ネタバレ注意】

焼跡、闇市、満員列車、子供がイイね、子供が。

いやしくもお金払って観に来てるんだから、これくらいのものは見せて欲しいと思いつつも、今これだけのものをスクリーンに映し出して見せるのは正直凄い、と・・・。
昭和20年代初頭の作品世界を見事に再現。セット、美術、衣裳、照明、撮影、スタッフさんたち頑張りました。立派!!(カナシイかな、工員役の若いタレントがすべてぶち壊しにしてくれましたが・・・・)そして、音楽は吉松隆。(ナント!)
ごみごみした場末の酒場で看板娘として評判を上げる松たか子と酔客達の交流は幸福感に包まれて胸に染み入る場面です。
また、皮肉とも警句ともつかない科白を真顔で妻に発する浅野と、松のやりとりも、夫婦間でいて何故か「です」「ます」調の言葉遣いが不自然この上ないにもかかわらず矢鱈面白い。文芸物の醍醐味を久々に味わいました。
上手い下手は別にして、二人とも其々に演技のスタイルがあって(早い話が、松たか子は舞台型、浅野忠信はボソボソ・リアル(?)型・・)、異なる同士の掛け合いが危なっかしくも面白かった。
(下のコメントのご指摘は、確かに、でも、弁護士事務所での堤の、松を前にして涙目になる芝居も嘘臭かったですよ)
百貨店で万引きした貧しい娘が、巡査に対して、自分の思いを滔々と訴える場面なんかも、新鮮だったし感動しました。ちょっとありえない台詞をそのまま言わせてる。台詞の力というか言葉に力があるというか、おそらく台本は小説の文章とほとんど変わってないのだろうと思われるのですが、文学作品を逃げずに真っ正面から取り組んだ作り手の姿勢は大いに評価したいですね。
その他、伊武、室井、光石らも良かった。
あんまり美人じゃないけど松たか子が実に魅力的。わが銀幕アイドル、ミトミッちゃん(水戸光子・・・汗)をちょっと思わせる。(どこがって?もちろん顔の左右が歪んでるとこ・・・・・!!)

(ちょい甘の4点です)

投稿者:サメ投稿日:2009-10-17 16:57:17
酒を飲み歩き、借金を重ね、妻意外の女性とも深い関係になる破滅的な人生
を送る、小説家の大谷(浅野忠信)。大谷は「死にたいのだけれど、死なせ
てくれないのだ」と、語る。
そんな彼を献身的に愛する妻、佐知(松たか子)の愛憎を描いた物語。

松たか子は良かった。確かな演技で献身的なだけではなく、どこかストン
と突き抜けているような、心の広さやユーモアも感じさせる。こんな女性
だったら、映画のようにたとえ、幼い子どもがいようとも、男だったら好き
になってしまいそうだ。

それから、佐知が夫の借金を返すために働いた飲み屋の椿屋。
そこの飲み屋の亭主役をやっていた伊武雅刀もいい味が出ていた。今回、
めずらしくぼくの妻もいっしょに映画をみたのだが、伊武雅刀の演技の
上手さに注目していた。

その半面、今一つぱっとしなかったのが、大谷役の浅野忠信。
彼は確かに、女にだらしのない芯のない「ふにゃけた男」には見える。
しかし、小説家には見えない。
妻の佐知に、絶望的な自分の感情を持て余して、泣きながらしがみついて
いく場面でも、こちらに訴えてこない。泣き顔が本気になっていないし、
嘘に見えるのだ。

もう少し、浅野忠信ががんばってくれたら、もっと良い作品になったよう
に思える。

この映画で、ぼくが一番興味をひかれたのは、大谷の妻・佐知に恋こかれ
る青年・岡田(妻夫木聡)の言葉。彼は、小説家・大谷のファンで彼の
小説のなかにある好きな言葉を口にする。
その言葉がとてもいいのだ。

この映画は、生誕100年を迎えた太宰治の記念映画にふさわしく、太宰治の
小説に興味を持つきっかけとなる映画となっている。
http://samech.web.fc2.com/dmovie/dsmove/mv091015.html
投稿者:ジェームス投稿日:2009-10-16 21:53:36
自堕落な小説家と、その夫を献身的に支える、ちよっと変わってる妻。浅野忠信と松たか子が好演。そして助演の広末涼子が新境地を開拓した。この映画、なぜか今の日本の閉塞感を乗り切ろうという意気込みを感じる。
投稿者:投稿日:2009-10-10 20:49:48
極限の貧困の中でなお全身でヒューモアを醸し出す松たか子、口元の笑みで心中相手に選ばれた女の勝利を表現する広末涼子。ふたりの素晴らしい女優。
この脚本とキャストで市川崑が演出していたらどれほどキレの良い作品になっていただろう、と思った。
妄想する喜びを与えてくれた作品。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞浅野忠信 
 ■ 主演女優賞松たか子 
 □ 助演女優賞室井滋 
 □ 監督賞根岸吉太郎 
 □ 脚本賞田中陽造 
 □ 音楽賞吉松隆 
 □ 撮影賞柴主高秀 
 □ 照明賞長田達也 
 ■ 美術賞種田陽平 
  矢内京子 
 □ 録音賞柿澤潔 
 □ 編集賞川島章正 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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