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おとうと(2009)

メディア映画
上映時間126分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月2010/01/30
ジャンルドラマ
映倫G
家族という厄介な、でも切っても切れない絆の物語
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【解説】
 「男はつらいよ」シリーズ、「たそがれ清兵衛」の名匠・山田洋次監督の10年ぶりの現代劇となる家族の絆の物語。しっかり者の姉と問題ばかりを起こしてきた愚かな弟が繰り広げる再会と別れを、笑いと涙を織り交ぜ切なくも感動的に綴る。主演は「母べえ」に続いての山田監督作品出演となる吉永小百合と「ディア・ドクター」の笑福亭鶴瓶。共演に蒼井優、加瀬亮。
 東京で薬局を営む高野吟子は、夫を早くに亡くし、女手ひとつで一人娘の小春を育ててきた。その小春もエリート医師との結婚が決まり、喜びもひとしお。ところが式の当日、音信不通だった吟子の弟、鉄郎が突然羽織袴姿で現われた。酒癖が悪く、たびたび問題を起こしてきた家族の鼻つまみ者。周囲の心配をよそに、またしても酒をあおって大暴れ、大事な披露宴を台無しにしてしまう。誰もが激怒する中、それでも鉄郎をかばってしまう吟子だったが…。
<allcinema>
【関連作品】
おとうと(1960)市川崑監督作
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
316 5.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2016-01-24 17:03:01
市川崑監督に捧ぐとある。鶴瓶のための企画であったのだろうが、寅次郎の幻影がちらつく。やはり男はつらいよ第1作、式場の場面がどうしてもダブってしまうのだ。しかしなぜどうして櫻ならぬ優等生の姉女吟子か。爆発しないこの思いやりとやさしさは美学でもあるが、僕は突き抜けた生々しい姉弟像が見たかった。
投稿者:nabeさん投稿日:2012-01-21 00:54:38
名匠山田洋次監督が贈る、寅さんのリメイク的作品である。
渥美清演じる寅さんが鶴瓶に、倍賞千恵子演じる櫻が吉永小百合にと、兄妹が入れ替わってはいるが、これはまさしく平成版寅さんである。平成の寅さんは、昭和の寅さんと同じように無頼に生き、ワガママで、社会常識をわきまえない鼻つまみもんである。でも同じことをしても寅さんは許されて、鶴瓶演じる鉄郎は許せない。それが昭和と平成の違いなのだろう。核家族が普通である現代では、鉄郎のワガママぶりは不快であり少しも愛せないのだ。
山田監督は、もし渥美清が存命だったらこのようなストーリーで寅さんの最終回を作ったのかもしれない。それを観ないで良かったと誰もが思うだろう。
投稿者:william投稿日:2011-09-12 01:58:24
いい映画…なんだけど、はっきり言ってそれしかない。リメイクだから仕方ないかもしれないけれど。
最近の山田洋次も無難な線ばかり重視してる気がする。
投稿者:terramycin投稿日:2011-08-08 01:01:14
序盤の結婚式のシーン、やはり以前から酒癖も悪く暴れた経験を持つ鉄郎を早く止めさせ、連れ戻さないのかいらいらしながら観ていた。この後の物語の伏線にしようとする意図が見え見えで下手な芝居を見せられているような気分になった。

この作品はこの「おとうと」にどの様な感情を持つかによるところが大きいと感じた。
私は不快に感じた。結婚式もそうだが、この男には「どの面下げて」という言葉を思い出させる人物であった。

親戚にも似たような人がいたので冗談で済まされず、不快という感情を感じた。

もちろん映画の出来不出来とは関係が無いが、この「おとうと」以外で判断すると、ごくごく普通の家庭の日常を描いているだけで、なぜこれを映画にしたかったのかの理由が見えない。逆に映画化した監督等の努力に賞賛する。
投稿者:ecomcon投稿日:2011-05-09 13:40:47
山田洋次監督の現代作品として期待を込めて観賞したが「かあべえ」のような感動が得られず、まったくの期待外れ。家族のきずなを描いたにしては、鼻つまみの弟への思い入れが不自然で、最後まで共感できなかった。とくに結婚披露宴におけるドタバタは、寅さんならとにかく度が過ぎる場面に興ざめした。この作品の高い評価に疑問を抱くとともに、山田監督の作品にしてはいまひとつ物足りない。
投稿者:さち投稿日:2010-11-11 19:13:39
ふつう
投稿者:quiet man投稿日:2010-08-12 21:39:14
相も変らぬ人間像。つましく生きてる庶民の家族と、はぐれ雀の厄介者の弟。
娘の結婚相手の医師(もしくはその家族、友人たち)は、感じ良くは描かれずに、あくまで善良な人たちとの対比として存在させられる。
鶴瓶の顔は決して善人顔じゃないし、結婚式場での乱行に早いとこ親族が止めろって!
山田監督、年齢と共に頑なに打球はレフト線へと切れてゆく。
黒澤明と山田洋次、なんか似てきたなぁ。
投稿者:インベラー投稿日:2010-03-10 11:00:48
movie loveさんと全くの同意見。
あんな人間いまあやどこにもいるでしょう。
何の役にも立たないろくでなしっていうか、生きている事さえ意味ない人間って
そこまでは酷くないけどね、あれ位のどじな肉親はどこにでも普通にいるし、
あんな弟に対するあんあ姉貴の対応はないでしょう。
途中出て来たパン助に最も涙しますが
娘役の女優さんのあの年にあわないリアクション、
吉永さんの棒読み演技には、降参です。
今の時代ならもっとはっちゃけた弟像でもよかったのではないでしょうか?
投稿者:黒美君彦投稿日:2010-03-10 01:25:38
【ネタバレ注意】

子供の頃「姉がいればよかったのに」と思っていたのを思い出す。もし姉がいたら、大人になって以降どんな関係になっていっただろう…、やはり甘えてしまうのだろうか、子供の頃のように。
さて、すでにあちこちで指摘されているようにここにある姉弟関係は、「寅さん」の兄妹関係を入れ替えた形にあたる。山田洋次監督は実は、寅さんの死に方までも意識していたのではないだろうか。渥美清亡き後、笑福亭鶴瓶という代役を使い、監督は寅さんをようやく看取った−、そんな印象を持った。
吉永小百合は相変わらず小百合さんであり(苦笑)、鶴瓶は相変わらず鶴瓶である。いい意味でも悪い意味でも「裏切らない」。蒼井優が今ひとつ精彩を欠いているように感じたのは、彼女の奔放さや現代性が抑えられたためか。加藤治子さんは活躍ぶりを観られただけでも嬉しい。

「みどりのいえ」のモデルとなった東京・山谷の「きぼうのいえ」は、主宰者と個人的に奇妙な縁があるので何だか嬉しい気分になった。ただし、一応設定上は大阪・西成区にあるということになっているのだから、スタッフが大阪弁を口にしないのはいかにも不自然。建物の中だけが東京になってしまっているのが惜しまれる。

投稿者:hanakana投稿日:2010-02-04 16:43:28
3日前に見たのですが、日が経つごとにじわじわ来ています。見ている間はワンシーンごとにただただ涙腺が緩んでしまって。年かな・・・。お互いに家族ができて、離れ離れになって、生き方も変わって。でも切れないんですよね。離れて暮らしている家族、兄弟に対して思いをめぐらしました。山田洋次監督にはまだまだこんな素敵な作品を作ってもらいたい。吉永小百合はじめ女優陣が素晴らしい。
投稿者:movie_love投稿日:2010-01-29 11:30:44
山田洋次という監督は作品の上下が激しい。寅さんシリーズを見ればわかることでまったくおもしろくないときもあればすばらしい作品のときもある。それと監督の作品で「故郷」「家族」と何度もNHKで放映された作品があり映画としての評価は高いのだがどうも地味で私はいつも途中で寝てしまう。本作も私としてはその1本的中だ。事実寝てしまい「もしかしたら起きてたらおもしろかったかも?」と思い別の日にいったのだがやっぱりぜんぜん面白くなかった。まず主演の吉永小百合にまったく魅力を感じさせなかったのは監督の意図なのかな?市川崑監督の名作「おとうと」主演の岸恵子はすばらしかったのになあ。あと本作はなんというか大人の姉弟であり結婚もして夫もいたらあんなに弟のことなど考える暇などなかっただろう。それになぜ弟にそれほど気をかけるかなどはなにも描かれてないから説得性がない。不自然なんだ。紐で結ぶというのは市川崑監督の「おとうと」の世界であり大の大人がそんなことするかな?蒼井優の「舌だし」が3回あるのだけど蒼井優という女優はもうそういう行為が似合わない年齢になってしまい3回とも気持ち悪かったな。
「市川崑監督に捧げる」とされても市川崑監督も苦笑いしてるだろう。
この作品のよかった点はもう1度市川崑監督の「おとうと」を見ようと思うきっかけを作ってくれたことだ。今見てもさすが市川監督、確かに晩年は年齢的にも苦しい作品があったがやはり黒澤監督とならぶ日本の巨匠であることを再認識した。
投稿者:はまま投稿日:2010-01-28 10:02:45
シネスコ作品なんですね。
山田監督のシネスコ作品は大好きです。
ビスタより絶対シネスコの方がいい。
早く観たいです。

↓観ました(2月6日書き込み)。

舞台が大阪に移ってからの濃密さがたまりませんでした。
吟子が剥くりんごのきらめき。まるでヒッチコック映画の白く輝くミルクのよう。前半ではシャンパングラスがそうでした。
ピンクのリボンをたどって僅かに動くカメラ。
この横長の構図にこそ、山田監督の真骨頂を見た思いでした。
小鳥のさえずり。
オークラでのセレブな結婚式からみどりのいえへ。
小春の夫とみどりのいえの顧問医という二人の医師。
あまり図式化してもしょうがないけれども、加藤治子名演のおばあちゃんや還暦を過ぎたと思われる吟子ファンの2人をも含めて、いろんなことを思わせてくれました。
山田監督、78歳にしてこの濃厚さ! 
まるでイーストウッドみたい。



投稿者:Stingr@y投稿日:2009-12-23 01:57:24
あの市川崑監督の名作「おとうと (1960)」をどのようにアレンジするのかと内心冷や冷やしていたのだが…。上手く“寅さん”という自分のフィールドに引き寄せて纏め上げた力は流石に山田洋次!と言って良い。もちろん、川口浩の線の細い弟は忘れようがないので、鶴瓶の弟には好き嫌いがあろう。

“寅さん”では兄と妹だったのが、本作では弟と姉。“寅さん”では甥だが、本作では姪。結婚式に乱入するのも、姉の家の前でうろうろしてから家に入るのも、いわく付きの女が尋ねてくるのも“寅さん流”。タコ社長も出てくる。前半はそんな感じ。

後半は、病に倒れた“おとうと”を姉が尋ね、看取ることになる。“寅さん”も“生きていたなら”こんな最期を迎えたのだろうか?と悲しくなる。そして、ここで解る。“おとうと”は“寅さん”ではなく“渥美清”なのだと。“おとうと”は名役者になりたくて病に身を削りながらも終には名役者になれなかった。“渥美清”は病に身を削りながら終には名役者になった。“おとうと”は“渥美清”、そして、“渥美清”になれなかった多くの役者たちへのオマージュでもあるのだと。

「おとうと (1960)」の重要なシーンも入っている。“手を紐で結び合うシーン”もその1つだが、上手くアレンジしてある。残念なのは“うどんを食べるシーン”。「おとうと (1960)」では「試したのさ」という重要な心理描写だったのが、本作では病名が違うので試すことにはならなかった。だが、「おとうと (1960)」が悲しいラストだったのに対して、本作は山田流のハッピーエンドだ。映画は時代の申し子である。
投稿者:tanukun投稿日:2009-11-03 01:05:25
鶴瓶のような人は必ずいる。その遠近・多数少数を除けば。

そして、吉永小百合のような「姉」も同様。

試写が始まってすぐ、私の身近に鶴瓶のような人が2人も(!)いることが想起され感情移入開始!蒼井が自分に重なってゆく・・・。

感動しました。
「寅さん」シリーズは全て観ているものの、どこかピンとこない理由が分かった。賢い妹と愚かな兄、という構図は「笑いのみ」を生んだ。今回は監督自らが「逆だ」との説明。賢い姉と愚かな弟、という構図は「笑いよりも感動と涙」を呼んだ。

多様な「作品」は芸術であれ、文学であれ、絶賛が5割なら反対も5割ということが少なくない、そう考えれば批判を恐れずに言おう。

この作品は名作です。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞笑福亭鶴瓶 
 □ 主演女優賞吉永小百合 
 □ 助演女優賞蒼井優 
 □ 監督賞山田洋次 
 □ 脚本賞平松恵美子 
  山田洋次 
 □ 音楽賞冨田勲 
 □ 撮影賞近森眞史 
 □ 照明賞渡邊孝一 
 □ 録音賞岸田和美 
 □ 編集賞石井巌 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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