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インセプション(2010)

INCEPTION

メディア映画
上映時間148分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ワーナー)
初公開年月2010/07/23
ジャンルSF/サスペンス/アクション
映倫G
犯罪現場は、
お前の頭の中。
インセプション(初回限定生産) [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 1,514
USED価格:¥ 1,500
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【解説】
 空前の大ヒット作「ダークナイト」でセンセーションを巻き起こしたクリストファー・ノーラン監督が自ら書き下ろしたオリジナル脚本を、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙はじめ豪華キャストを起用し、壮大なスケールで映画化したSFクライム・アクション超大作。相手の夢の中に入り込み、潜在意識の中の価値あるアイデアを盗み出す一流産業スパイの男を主人公に、彼と彼のスペシャリスト集団が夢の中で繰り広げる最後にして最も危険なミッションの行方を、複雑かつ巧みなストーリー展開と驚異の映像で描き出していく。
 他人の夢の中に潜入してカタチになる前のアイデアを盗み出す企業スパイが活躍する時代。コブは、この危険な犯罪分野で世界屈指の才能を持つ男。しかし、今や国際指名手配犯として、またこの世を去った妻モルの殺害容疑者として逃亡の身となってしまい、大切なものすべてを失うこととなっていた。そんなコブに、サイトーと名乗る男からある依頼が舞い込む。成功すれば、再び幸せな人生を取り戻すことができる。しかしその依頼とは、これまでのように盗み出すのではなく、ターゲットの潜在意識にあるアイデアを植え付ける“インセプション”というものだった。かつてない危険なミッションと自覚しながらも、これが最後の仕事と引き受けたコブは最高のスペシャリスト集団で立ち向かうべく、すぐさまメンバー探しを開始。やがて、相棒のアーサー、“設計士”のアリアドネ、“偽造士”のイームス、“調合師”のユスフ、そしてサイトーを加えたメンバー6人でターゲット、ロバートの夢の中に潜入するコブだったが…。
<allcinema>
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[002]Aインビクタス/負けざる者たち (2009)
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
20164 8.20
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【ユーザーコメント】
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-30 10:58:57
発想や映像は良い。キャスト陣はイマイチ。
投稿者:UFO投稿日:2013-11-05 21:54:06
普通に観れる。
投稿者:こじか投稿日:2012-12-04 22:50:03
【ネタバレ注意】

正直なところ物語には既視感が。ノーラン作品特有である妙な小綺麗さが気になったけど、受け取り方によっては物語の世界観に沿ったものとも。6〜7点。

投稿者:terramycin投稿日:2012-12-01 19:15:06
【ネタバレ注意】

夢を操ったり、他人の夢(意識下)に入り情報を抜き出す。また他の人間にも操る人間がいることが認識されているという、架空の世界が舞台。
話の内容は難しく、しかし、映像は今までの作品ではあまり見せないような美しく奇妙な映像が盛り込まれている。

話の主題は壮大なのだが、やる理由がビジネス上の話になるとちょっとしょぼく感じてしまう。

斉藤との関係もちょっと疑問に残った。初めは敵として登場し、終盤には命をかけてまで救う人となる。なぜ、そこまで至ったかが、見ている中ではなかなか伝わらなかった。

また、モル(妻)の存在の位置づけがよくわからなかった。現実世界(と思われている)ではしんだことになっているのに、他人の夢の中で幾度となく登場して主人公の前に現れる。じゃまもする。
ということはこの作品で現実世界自体が主人公の夢なのかと観終わった後に思わせた。あのコマも回り続けているし。
であるなら、本当の現実世界も描いてほしかった。

投稿者:cappye投稿日:2012-07-26 13:25:25
【ネタバレ注意】

 この作品はアイディアは素晴らしいが、中々複雑で難しく一度観ただけではよくわからない部分も多かったので、すぐにもう一度観てみたら話の筋はよくわかった。しかし、わかったらわかったで別にどうということはなく、設定に関する矛盾や、疑問も多く残る。これだけ複雑にして何の矛盾点も疑問点も残さず、すっきりまとめられているなら凄いのだが、残念ながらそうはなっていない。きっと複雑にしすぎて、監督自身も収拾がつかなかったのだろう。

 内容的な不満を言えば、とにかくコブが失敗ばかりしているということ。最終的にインセプションは一応成功したわけだが、アリアドネの機転がなければダメだっただろうし、最初のサイトーからアイディアを盗み出そうとしてたのも失敗だった。仲間の裏切りがあったとはいえ、プロならもう少しやりきれよと思ってしまう。おまけに潜在意識に問題を抱えているとあっては、彼と一緒に仕事をする仲間は可哀想である。

 キャストのバランスはとても良かった。特にマリオン・コティヤールは存在感のある女優だと改めて思った。このアイディアをもとにして、もう少し矛盾や疑問点を解消しながら続編orリメイクを作ることができたら、すごいのができるかもしれない。

 

投稿者:jb投稿日:2012-07-23 11:52:33
ストーリー的には良かったと思うが.....
投稿者:umota投稿日:2012-07-10 00:43:15
まず、映像の派手さはさすがハリウッドだなと感じた。
最近は、こういったSF的な映画をしばらく観てなかったので、
この手の映画の娯楽性をまざまざと見せつけられた。
日本映画じゃこのスケールはだせないだろう。

ただ、これだけだったら大作SFアクション映画だが、
潜在意識のテーマとリンクしたことでかなり深みをました。
もちろん、いまいちよく理解できないところも多分にあったが。

なぜか、この映画をみながら自分も潜在意識の世界に少し入ってしまった。
みんな、大なり小なり自分の人生の中で、いろんなことを潜在意識に閉じ込めてたりする。
本当の核心にせまる記憶には蓋をしていたりして気づていないが、
実はそれがかなりの影響をもたらしているとか。

特に、幼少期のまだ物心がついてないときの記憶は大きいんじゃないか。
とにかく、こういったことまで考えさせてしまう、
なかなかに印象に残る映画だった。
この映画自体が結構潜在意識に残るかもしれない。
投稿者:ピースケ投稿日:2012-06-16 01:03:13
街がひん曲がるような夢、人生で一度たりとも見たことないけどね。
投稿者:つちゃーん投稿日:2012-04-17 18:08:57
【ネタバレ注意】

夢ってあんなに現実的な秩序があるモノ?キャラクターが皆頭いいヒトだから?理系のヒトってああいう夢見るの?
それとも設計士の女の子の腕がよかったから現実っぽかったの?
夢っていうより、ガンシューティングゲームの中みたいだった。敵を倒して、面をクリアして…みたいに感じた。

夢だからなんでもあり!だとしっちゃかめっちゃかになっちゃうからダメなのかもしれないけど、「仮想世界」じゃなくて「人間の夢」に入るんだから、もうちょっと非現実的な戦闘を期待していた。
特に学生の女の子にはもっと見せ場が欲しかったな。パリをひっくり返した時みたいに発想力でグワーン!て地形動かしたりしないかなと思って見てたけど、ついてきただけだったね。

ラストシーンでコマが止まるのか止まらないのかわからないまま、っていうのもあの流れで効果的には見えなかった。
主人公はあんなに家族を愛してたんだから…もし虚無の中に居残っているのだとしても、ジェイコブス・ラダーみたいなエンドにしてほしかったな。

アクション映画としては面白く見れた。ただ他の人も言ってるけど、もう少し「夢」ならでは不気味さがあったらよかったのにな、と思う。

投稿者:御中優希投稿日:2012-02-25 00:02:44
【ネタバレ注意】

この映画で自分が気に入ったのは、夢の世界の設定です。
夢の中だから自分が望めば物を作りだしたり、物理法則を捻じ曲げたり、果ては世界そのものを作る事すら可能となる。
神になった気分で何でもできるわけですが、それだけに相応のリスクも払う事になります。
深層に入れば入るほど時間の進みが速くなり、無意識の領域に入るので自我を保つのも難しくなってしまう。
最悪の場合、意識が深層の世界に入り込んだきり戻れなくなってしまう。
又は、夢の世界に魅せられるあまり、現実との認識のギャップに耐えられなくなって、心が壊れてしまう。
これらの設定を最大限に活用して、二転三転の心理ドラマを展開しています。
その上「ダークナイト」の興行的成功で得た自由裁量権を最大限に駆使した、豪華な俳優陣による演技合戦と、実景とデジタルを巧妙に組み合わせた特撮が、ひっくり返るドラマに華を添えていて全編飽きる事なく魅入る作品となってます。
(Moovie liveより転載)

投稿者:ダークリーママ投稿日:2012-01-22 12:10:33
「ダークシティ」のビルにょきにょきシーンが印象強烈で、そのせいかこの映画を見ても驚きはなし。レオ君そろそろ女房に悩まされるキャラはやめて、明るいのやってよ。https://sites.google.com/site/darklymama/home
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-12-22 21:51:17
よく分からなかった次元旅行。着想はいいが、あまりに複雑怪奇にした結果、見る人を選ぶ映画になった。親から子への伝言。妻から夫へそして夫から妻への告白。って本来はなんてことないテーマ。手詰まり状態になったハリウッド事情が見てとれる。T・ベレンジャーが別人のように老けた。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2011-10-15 16:55:22
「マトリックス」+「惑星ソラリス」といった感じのSFアクション大作。
場面ごとに見れば、雰囲気を盛り立てて仕掛けも派手に中々の演出を魅せてくれるノーランではあるけど、やはりシナリオが詰め込み過ぎだしアクションやディテール描写においてはどうもパッとしないのが頂けないね。後は、ケニアとかフランス・日本など現実の場所をあちこち移動するのだが、これも単にスケール感が増すだけでどうもちぐはぐである。
演技陣。レビットやハーディのアシスト振りや懐かしのベレンジャー(老けたしちょっと太り気味)が良かったが、我らが謙さんもクレジットビリングはディカプリオに次いでセカンドとはやるじゃん!
投稿者:TNO投稿日:2011-10-05 02:52:29
夢を操る人々が夢に操られて自滅する物語とでも言おうか。いや、自滅したかどうかは、最後までは明かされていないと見るべきなのか。夢が、こんなに都合よく創造できるものなのかと、疑問を挟むまでもなく、この世界観に引き込まれた。至ってご都合主義なのだけれど、夢の中という前提があるので、欠点も覆い隠されてしまう。架空とはいえ、天地創造の権限を人間が有してしまうという、キリスト教的には一線を越えてしまった映画とも言える。クリストファー・ノーランには、毎度恐れ入る。ノーラン一家とも言える、お馴染みの俳優が固まりつつあるようだが、次回は、誰がどんな役で登場するのかという楽しみも今後増えてゆくことだろう。
投稿者:nabeさん投稿日:2011-08-25 13:37:10
アカデミー作品賞にノミネートされたSF超大作だが、とにかくわけがわからない。
夢の中に入っていくというアイデアは、マトリックスにもあるようにしばしば見られるが、その夢の中でまた夢を見てさらにまた夢を見てその中に一緒に入る・・・といった複雑な環境を、同時展開で目まぐるしく観せられるので、本当にわけがわからない。
もし発想はいいのだとしたら、それをいかに解り易く観客に伝えることができるかも監督の腕だと思う。
デカプリオらと一緒にアクションシーンでがんばっている渡辺謙が頼もしい。
アクションシーンいので、
投稿者:nedved投稿日:2011-06-24 01:03:09
ジョセフ・ゴードン=レヴィット キリアン・マーフィ
投稿者:nightwing投稿日:2011-06-22 22:34:01
【ネタバレ注意】

ちょっと寝不足気味で鑑賞したのが、よかったのか悪かったのか
よくわからないが、何かイマイチよくわからない内容だった。
出演者は夢の中で大奮闘だが、観ている自分は夢見心地で・・・・・。
もっと体調万全な時に再鑑賞するか・・・。

ラストシーン、例の独楽が止まったのか、止まらなかったのが不明のまま
ジ・エンド・・・・てのは良かった。



投稿者:bond投稿日:2011-06-21 08:46:02
【ネタバレ注意】

圧倒的なCGは凄いが、夢の中の夢の中の夢で、もうわけわからん。いくらアクション凄くても、夢の中だもんなーー的になっちゃう。

投稿者:通りすがリーマン投稿日:2011-05-29 19:52:10
ハリウッド映画も落ちぶれたもんだ。
こんなワケワカメなクソつまらない映画しか作れないのか。
どの監督も脚本家も話を複雑にしさえすればいいと思ってるようだ。
自己満足してんじゃないよと言いたい。
単純明快、勧善懲悪の古きよき時代に戻ってほしい。
思えばCGという技術が登場してからだな、凋落が始まったのは。
投稿者:フラーティ投稿日:2011-03-02 23:17:18
【ネタバレ注意】

多重夢はSFの定番で、他人の夢の中に潜入という設定もサイバーパンクの流行が終わった今となっては、もはや古臭いぐらいだが、複雑な構成のストーリーを最後まで破綻無くまとめた手腕は見事。

中盤、奥さんに関する主人公コブの説明が今ひとつ腑に落ちなかったのだが、実はそれが重大な伏線になっていて、後で見事に謎解きされた点には感心した。


ただ、この作品、絶対にディックの『ユービック』を参考にしていると思うのだが、『ユービック』世界のグロテスクさに比べると、本作の夢の中の世界は理知的で整いすぎている。現実だと思っていた世界がそうではないと自覚された瞬間、今までと全く異なる相貌を見せ始め秩序が失われ歪んでいくところに悪夢世界の最大の怖さがあるのだが、この映画では夢ならではの自由奔放な場面が少ない。

潜入の実験段階でこそ、街が破裂したり折れ曲がったりしていたが、いざ本番になると、犯罪チームのミッションの遂行をひたすら追いかける映像表現になってしまっているところが惜しまれる(夢らしかったのは無重力シーンだけ)。アクションシーンは迫力満点だが、その分、リアルすぎるのだ。タイムリミットまでにミッションコンプリートなるか!という部分を前面に押し出してサスペンスフルに描いたために、世界への違和感が増幅していく悪夢的な恐怖感覚が伝わってこない。(文字通りの)疾風怒濤の勢いだけじゃなく、それこそ「設計」が崩れてしまい何が起こるか分からない、という展開が、もう少しあっても良かったんじゃないかなあ。


まあ「夢なんだから何でもあり」ではなくルールを事細かく設定したのは1つの見識と言えるのかもしれないが、多重夢SFの核心は現実と夢が混線していく不気味さにあるのだから、そこはあと一工夫してほしかった。

投稿者:eiji_in_uk投稿日:2011-02-25 19:23:52
この映画は面白いとは思います。
でもいろんな映画賞にノミネートされるような良い映画ではないと思います。
クリストファー・ノーランは何を勘違いしているのか過大評価されている。
投稿者:のうずい投稿日:2011-02-20 11:17:19
ブニュエルの「ブルジョアジーの密かな愉しみ」をどうしても思い出してしまうが、
まあまあ楽しめた映画でした。

しかしやっぱり、どっかノーランにはイマイチ感がつきまとう。
もっとハッキリとした個性が欲しいところだけど、これがこの人ってことで・・・。
投稿者:投稿日:2011-02-06 00:11:17
最後のシーンのコマはどうなったんだろう?
148分間最後まで楽しませてくれた作品でした。

モルのストーカーっぷりが多少怖い
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-01-25 22:40:58
面白かったけど、観てる間つい「ハッタリ」の四文字が浮かんでしまうのは、こっちが少し年を取ったせいかも。20代の時に劇場で観てたら凄い映画に見えてただろう。個人的には「ビューティフル・ドリーマー」の方が遥かに楽しめた(眠くならなかったし)。あと夢というのは作中で言ってるように気が付いたら入っている世界で、監督が意識せざるを得なかったであろう「マトリックス」とはシチュエーションが違うので、ルールを作ったり多重層に設定するのも違和感がある(そもそも世界的企業の御曹司の夢の中なら、ディカプリオ以外の多数の「チーム」が脳内誘拐を計るだろうし)。「マトリックス」では夢に共通する「重力の自在」を上手く活かしてたが、本作では(印象に残るホテルでの無重力アクションは置いて)夢の共通性がしっかり描かれて無かった気がする。あとディカプリオの「悪夢」は忌まわしい記憶であって夢では無い。他の人の書き込みの中ではポップコーン氏の解釈が面白かった。
投稿者:blacus投稿日:2011-01-20 18:03:06
夢の中の夢という発想自体はこれまでいくらでもあったと思うけど、ここまできっちりと構造と規則をもった夢の世界を構築した人はいなかった。その意味で監督ノーランは映画における夢の描き方にひとつの大きなパラダイムを導入したといえるかもしれない。かつて地獄・煉獄・天国を何層もの構造をもった世界として構築してみせたダンテと比べられるのはノーランにとっても荷が重いかもしれないが、世界を構造化された建築のようなものととらえようとする思想家の系譜にノーランは間違いなく属している。

階層化した夢のそれぞれの審級が独立した世界でありながら連動しているという発想がいいが、それがアイディア倒れになっておらず、そうした世界構造を物語的映像的に定着させる手さばきが鮮やか。
特に夢の第1層で橋から落ちる車の中に宙づりになっているがために、第2層の世界が無重力になるくだりはうならされた。

他方で、複雑な世界設定をしているがためにいくつか疑問に思うところもあった。
たとえば、夢のなかで殺されても起きることができないくらい強い睡眠剤を使っているがために、殺されてしまうと「夢の奈落に落ちてしまう」というのは一体どういうことなのだろうか?恐らく、夢の階層の無限の底に沈んでしまうと、現実での1秒でも無限の時間となり、夢の意識としては永遠にそこから抜け出すことができないということだと予想される。だからこそ、ディカプリオは一段下の階層まで行って、夢の底辺世界ですっかり年老いてしまったサイトー(渡辺謙)をキックによって夢から醒まさなければならなかった…と考えればとりあえず話のつじつまはあう。しかし、夢のある層で死んだ人をキックによって目を覚まさせることができるのは、その死が訪れる直前の時間にすべりこむことによってのみ可能なのではないだろうか?つまり、すでに死んでしまったサイトーの夢の下層に潜り込むなどということはできないのではないだろうか?それともあの時点ではサイトーはまだ「完全には」死んでいなかったということなのだろうか?あるいはサイトーの死はあくまで夢の中のものだからこうしたことは問題とはならないのだろうか?しかしその場合、「奈落に落ちる」という前提自体の有効性を自ら失わせることにならないだろうか。
また、夢の階層を下っていくためにはそれだけ深い眠りが必要で、深い眠りであるほど起きた時には、どんな夢だったのか覚えていないものだ。ということは、このプロジェクトに参加した5名(+標的1人)は飛行機の中で目が覚めたときには、自分たちがどんな夢をみたのか、夢に入る前に立てた計画以外は覚えていない(しかし、夢で起きたことに深層意識では影響を受ける)ということなのだろうか?
投稿者:さち投稿日:2011-01-20 06:00:57
よかった
投稿者:ghost-fox投稿日:2011-01-12 22:26:35
♪ ときめきを失くした夢より 熱い現実(リアル)を ♪
投稿者:william投稿日:2010-12-26 03:31:01
このアイデアには脱帽。
数々のルールや複雑な時間軸、めくるめく展開に付いていけない人も多いだろうから、見る人を選ぶ映画かもしれない。
しかし新しい視点でのディストピアSFと言っても過言ではない。
個人的にはハリウッド映画、久々の快作の気がする。
投稿者:SUNSET投稿日:2010-12-24 20:43:07
【ネタバレ注意】

もし小説化されたとして、活字として読む分にはかなり圧巻な内容だが、
映像自体は他のCG作品と大きく変わらない。
それだけ観客の目がCGやVFXなどの特撮技術に慣れ肥えてしまった。

夢と現実…一歩間違えれば観客を幾らでも騙せる内容がテーマなだけに、
観ていて気が抜けない緊張感が全編に溢れそれなりに楽しめる。
夢の階層などアイデアが冴えてるだけに、
もうちょっと脚本を整理して欲しかった。
複雑に作り過ぎてマニアックな仕上がりになってる。

但し個人的には、ディカプリオ演じるコブとその妻が築いた廃墟と化した街、
波打ち際で崩れかけてるビル群などは叶わなかった切ない理想郷と言う感じで
独自の世界観を醸し出して凄い。

特に、
妻の「一緒に年齢を重ねようと言ったじゃないの」との問い掛けに、
「重ねたじゃないか」と答え繋ぐふたりの年老いた手がスローで流れるあの
黄昏の場面は、本作の根幹を支える心象風景だろう。

哲学的な脚本なだけに難しい演技を求められるが、
久々に見たディカプリオの演技はしっかり応えているし、
脇役陣の俳優達も確かな演技で救われる。

最後、コマの回転は止まったのだろうか?それとも・・・

投稿者:namurisu投稿日:2010-12-24 12:50:34
夢の中に新垣結衣がでてきたら、キックされても起きない。
投稿者:QUNIO投稿日:2010-10-14 14:59:38
『ダークナイト』より面白かったね。この監督の演出は相変わらずセコセコしており乱雑だが、構成がしっかりしているので飽きない。近代的なストーリーテラーという意味でブライアン・シンガーを彷彿させる。

冒頭はまんま『トゥモローワールド』の模倣にしか見えず押井守なんかを引き合いに出す辺りも今時の監督らしいといえばらしいが。セットを回転させて無重力化させる陳腐なアイデアとか、場面が飛び飛びで結局夢オチとか、欠点を探せば幾らでもあるけどね。基本的にエンターテイメント性を貫いており小難しくしなかったのが◎。映画は「遊び」だと再確認させてもらった。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2010-10-02 10:50:57
【ネタバレ注意】

全編フルスロットルの怒涛の展開だけに緩急の調子はよろしくない部分がある。正直飽きてくる。 だがそれでも相当に力のある作品だ。映画史的な事件とまで云えば大袈裟だが「『ブレードランナー』級のグレート・ムービー」ぐらいは云ってもいいかもしれない。特にコクトー『詩人の血』にインスパイアされたのであろうシークエンス。ディリープ・ラオ(ユスフ)が運転するバンが橋から落下する超高速度撮影のカットにクロスカッティングされる無重力の中のジョセフ・ゴードン・レヴィットのアクションシーンが圧巻の造型。バンの中の人物達の緩やかな運動も出色。「もうこゝだけであとはどうでもいい」と思えるぐらい突出した面白い造型だ。

 ちょっと批判的意見も書いておきたいのだが、上で「飽きてくる」と書いたけれど本作の構造上の問題もある。それは主人公達の死活(生き残るのかどうか)という部分での緊張の持続が放棄されている映画だということだ。観客は生身の人間の生死を賭けたスリルを期待し得ない。これは夢の話なのだから。そういったある意味マイナススタートの中で怒涛のアクション造型によってこれだけ面白い映画にしているという点を誉めるべきか。あと『市民ケーン』のバラの蕾に比べてもセンチメンタル過ぎるマクガフィンの扱いは少々恥ずかしい。また、ディカプリオとコティヤールは夢の中で50年一緒だったということで、ご丁寧に年老いた二人の後ろ姿と繋いだ手のカットを見せる。二人の愛の深さを強調しようというわけだが、ちょっとしつこいぞ。そして結局、渡辺謙を含めて登場人物は皆いい人ばかりで強烈な悪役が不在であるのも活劇としては物足りない。渡辺謙の扱いが大きいだけに余計に勿体無く思う。

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2010-09-23 09:39:17
【ネタバレ注意】

其処から逃亡するには…

但し時に「救済」を与える事も…それも夢。
…夢で泣いたことがありますか?

X-MAN(THE LAST STAND)でも聡明で可愛いエレン・ペイジが円形迷路を描いて世界を折り曲げて橋を創造する…暗い過去を持つ者の物語に涼風をそよがせる…のだが、夢の中では妻帯者なレオ様の罪悪感も煽っているのかもね。街も弾ける…まぁ凄い映像です〜オープニングの「夢が崩れる」って映像もですが。

…ってか、マリオン、凄い(美しくも怖い)です。
年老いた記憶…過去に遡った様な現実…なんだが、その現実らしい?自殺?前のシーンの非現実感…どことなくレトロに浮遊した感覚〜所詮レオ様の記憶映像なのかもだが。

確かに僕も観賞前にコンビニで買ったサンドイッチと一緒にビール(キ○ンの秋○)を飲んでたからか、眠くて堪らなかった訳だが…夢の話だけに眠っても映画を観てたりして……Dream within a dream.じゃないけど。
〜ってか超短時間?十数回瞼は閉じたかもだが…disappointmentがどうとか言ってたっけ?字幕、重要です。

記憶のあやふやさは兎に角、メインとなるミッションが始まって、夢の表層ではカーチェイスに銃撃戦…そして下層ではインセプションたる作戦〜更に下層〜果ては薬の効果で夢で死んでも現実に戻れなくなった世界にかけて大アクション大会を繰り広げます。いきなりの雪山に傾いて浮遊する世界…そして金庫の奥は若社長の父親…かっ飛び方が凄いです。

ラストは(重力のマトモな)現実じゃないですかね〜ミッションの功績によって何らかの権力の元に子供達のいる場所に戻れたのかも?〜マリオンも吹っ切れて…まぁ映画の現実もフィクションという夢なのかも知れませんがね〜

投稿者:黒美君彦投稿日:2010-09-13 00:12:39
巷では評価が高いようで…。私は個人的には鑑賞時の体調も良くなく、めくるめく形而上的?展開についてゆけず、眠気との闘いでありました…。
何が起きたとしても「夢」だからねー。

観てから少し時間が経ってしまいましたが、なぜか殆ど何も覚えていません。
そう、まるで目覚めた後で夢のことを思い出そうとしても、なぜか思い出せない時のように。映画館でこの作品を観たことすらも「夢」のような。
ただ、個人的に評価している豪華な俳優陣だけが記憶に残っています。
…もう一度機会があったら観てみるべきかな。
投稿者:たのきゅう投稿日:2010-09-02 12:31:24
【ネタバレ注意】

夢を三重構造にするアイディアは流石です。アリアドネ(エレン・ペイジ)がこれだけのキャスト陣の中で臆する事無く演じており、近い将来アカデミーを受賞出来そうな予感。ただロバートが同業でライバル会社のサイトーの顔を知らない事にちょっと違和感が残りました(笑)。

投稿者:popcorn投稿日:2010-08-27 08:26:07
【ネタバレ注意】

本作における、「“夢”」の概念は、カール・グスタフ・ユングの集合的無意識をモデルにしていると思われるが、何もそんな難しい話を引き合いに出さずとも、他人の「“夢”」に潜り、それを共有するのは、日本のマンガ、及び、アニメでは以前から普通にあったアイデアだ。

中でも特に有名なのは、押井守の名を世の映画ファンに知らしめた、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』だろう。
副次的なテーマである、「“この世界は本物じゃない”」/「何が本物か確証が持てる?」といった、荘子の「胡蝶の夢」的懐疑も、押井守が好むモチーフであり、共通性が伺える。

かように、「夢の中の夢」はユニークだとしても、それ以外は必ずしも斬新ではない。しかし、「“夢”」の不条理性に惹かれ、夢日記を付けていた経験のある僕にとっては、興味深い題材ではある。(「“夢”」の内容を小まめにノートに取っていたら、そのうち、「“夢”」の中で夢日記を付けるようになり――正確には、夢日記を付ける「“夢”」を見るようになり――仕舞いには頭が混乱して止めた)。

映像的には、ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)とアリアドネ(エレン・ペイジ)が会話しているビストロカフェの付近がポップコーンみたく弾けたり、「物理的なルールを無視」してパリの一角が折れ曲がったり、クリストファー・ノーラン(監督、脚本、製作)にしては珍しいスローモーション、無重力状態での格闘などは印象深い。

「想像力が欠けてる」、「天才」と互いに評するアーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィッド)とイームス(トム・ハーディー)の個性の描き分けは素晴らしく、2人のカラミは見事なケミストリーを生んでいる。
また、ユフス(ディリープ・ラオ)は、シリアスな作品にあって、貴重なコメディー・リリーフだ。

人気と実力を兼ね備えた、レオナルド・ディカプリオとマリオン・コティヤール(確かに、「美人」で、「素敵」だけれども、目付きが怖っ!)、ベテランのマイケル・ケインとトム・べレンジャー、個性派のキリアン・マーフィー、才能ある若手である、ジョゼフ・ゴードン=レヴィッド、エレン・ペイジら、キャスティングは隙がない。
渡辺謙は日本を主要な舞台にした作品でもないのにこうした大役を得られ、同じ日本人として誇らしい。

さて、「解釈が真っ二つに分かれる」とか、「謎に満ちた」とされるラスト・シークエンスについてであるが、結論から申し上げると、「“夢”」である。そうとしか考えられない。というのは、コブが最後にフィリッパ、ジェームズの後ろ姿を見遣った時と、再会の折、子供たちの洋服も含め、全く同じシチュエーションなのは偶然とするには無理があるからだ。
それに、フィリッパ、ジェームズと別れてから、コブは、少なくとも、2件の仕事を熟している。1つは、コボル社からの依頼。もう1つは、インセプション(「“植え付け”」)だ。1件に付き、どの程度の期間を要するかは不明だが、入念なリサーチを行うから、最低でも数ヶ月は掛るだろう。であるとすると、コブとその子供たちは、半年から、1年、あるいはそれ以上、離れ離れに暮らしていたはずである。それだのに、子供たちは、外見上、ちっとも成長していないのだ、育ち盛りであるにも関わらず……

ラスト・シークエンスにおいてクリストファー・ノーランは、観客に、現実か、「“夢”」か、解釈を委ねたに違いない(もっと言えば、全編が「“夢”」であるという選択肢すら提示されている。それは、本編が全てアバン・タイトルであることから察せられる。本作の時代設定は明確にされていないが、凡そ、現代であろう。だが、他人の夢の中に潜れる機械などというものは、現在の科学技術では到底、開発は不可能。だったらいっそ、全編、「“夢”」とした方が、合点がいく。とはいえ、僕は、全編が「“夢”」だ、と主張しているわけではない。あくまで、そういう可能性も否定されていない、と述べているに過ぎない)。そういう意味で、これは彼の完全なミスである。

前後するが、クリストファー・ノーランはもう1つミスを犯している。シドニー発、ロス行きのボーイング747の件だ。ここではイームスが、ロバート・フィッシャー(キリアン・マーフィー)のパスポートをスリ、それを受け取ったコブが、フィッシャーに話し掛け、睡眠薬を盛る。しかし、そんなリスクを冒す必要はない。睡眠薬は、サイトー(渡辺謙)の部下である客室係がミネラル・ウォーターに混入すればよいのだから。

非常に見応えのある作品ではあるが、上記の2つの決定的なミスから、評価を下げざるを得なかったのは、本当に、惜しまれる。
http://blogs.yahoo.co.jp/popcornandfella

投稿者:ビリジョ投稿日:2010-08-17 15:26:57
【ネタバレ注意】

 何だこのカキコの多さは。

 「夢オチ」は禁じ手なわけだが、これはそれを逆手にとって、凝った構成で見せた娯楽映画の傑作。いや、逆手じゃなくて順手かな。まあどうでもいいが。

 練りに練った脚本に感心したし、かつて見たこともない映像は理屈抜きに面白かったが、しかしながら「だから何だ」感は否めない。

 別世界に行き過ぎって気がした。映画の完成度に異論はないものの、10点満点は無理。

投稿者:ばかもん投稿日:2010-08-12 01:33:16
【ネタバレ注意】

監督の頭が理路整然としていることは良く分かりました。意外性には欠けるけど。だれかユービックを映画化してくれないかな。

それにしても、ディカプリオは最近こんな役ばかりやるのはどういうことなんでしょうか。(変わりモンの奥さんをもらったばかっりに苦労する男・・・)
意外とイイやつかも知んないね。イーストウッドみたいになるかも?
ところで、あんなに熟睡しててもギャラがもらえてうらやましいッス。

最後に、サイトーはインセプションが成功したかどうかがなぜ分かってんのかが分かりませんでした。(お前も寝とったやん)

投稿者:なちら投稿日:2010-08-11 13:54:49
【ネタバレ注意】

危ないファンみたくJG=レヴィットは自分だけもの!って思っていたけど、完全に皆のものなったね。
見た!?あの無重力でのカッコ良さ!G・Iジョーの出演は間違っていると思っていたが考えを改めた。
アクションもイケるとは…!君どんだけ素敵なんだ!

ラストは意味深だね。
調合師の所の爺さんが夢を見に来ているのではなく帰って来ている的な話をしたが…それじゃないと良いけど。

インセプションに成功した場面は妙に爽やかで救われた息子の気持ちに感動する。
もう一度劇場で見たいなぁ。

投稿者:maaaaan投稿日:2010-08-08 19:50:18
レオ様の演技最高でした
オタマさんズキュンされちゃったw
おえぇ〜ゲロゲロw
投稿者:まりっくりん投稿日:2010-08-08 14:51:52
【ネタバレ注意】

ノーランのオリジナル脚本であるが、初心者アリアドネの存在など、お話の仕組みをできるだけわかりやすく説明しようという心意気がよい。個人的には罪悪感が妻の姿として何度も再現されるのは「惑星ソラリス」を想起させて大好きな設定だ(ノーランも当然観ていると思う)。まあ、仲間たちが凄く献身的なのが意外だし、インセブション後意図したとおりになるかは保証の限りでないのだが、ラストシーンでちょっと胸が熱くなるし、後味はさわやかなのでお勧めです。

投稿者:BMG投稿日:2010-08-07 18:22:43
【ネタバレ注意】

良くこんな手の込んだ設定を考えたな!と凄く感心させられました。

序盤の夢の中でのイキナリの攻防に続いて、観客にたいしてその構造とシステムをしっかりと解説し。クライマックスでオーシャンズ11顔負けの壮大なミッションに挑んでいく・・・

夢の中は想いのまま、そんな素晴らしくも、複雑な世界を見事に描ききっていると言えます。シナリオのあらも無いですし、渡辺健などの配役も素晴らしい。特に、「タイタニック」「ディパーデット」「ブラットダイヤモンド」「シャッターアイランド」などで、散々な目にあってきた、レオナルドディカプリオが、こういう役をやってくれたのは、個人的に凄く満足です!!

でも、夢の中に逃げ込みたかったモリーの気持ちはホントよく分かる(笑)
見ているこっちとしても、なんて夢の中って素晴らしいんだろうと、ほんと心躍りましたね。

投稿者:amen投稿日:2010-08-06 11:34:06
【ネタバレ注意】

視力が不安定なので、日本語吹き替え版で見た。

都合の良い設定が、後から後から出てくる。
緊迫感を出すために後出しで考え出されたような虚無。なんじゃそりゃ。
なんだか白けてしまって、眠気を押さえるのに一苦労した。

投稿者:FFF投稿日:2010-08-06 00:49:09
【ネタバレ注意】

気がつけば私は映画館の中にいた。
映画は依然続いている。
おかしい・・・すでに10時間は鑑賞しているはずだがまだ終わっていない。
まてよ、これは夢なのだ。深層に行くほど時間の経過が早くなるというじゃないか。
という事は2、3分うとうとしていただけなのかも知れない。
それにしてもデカプは自分の悪夢に他人巻き込んでどういうつもりなのだ。
謙さん大活躍はいいとして、大筋にひねりなくキリアンも結局いいヤツなんて、最終的に誰に感情移入すればいいんだ?
どの夢でハラハラすればいいんだ?
このがしんたれが!
責任とってね!
とにかくめまいを禁じ得ない・・・映画であった。

(追記)

DVDで再見。
とにかくラスト含む全編が夢である事はわかった。
最後サイトーは誰を撃ったんでしょうか。

投稿者:真壁 六郎太投稿日:2010-08-03 21:55:14
【ネタバレ注意】

ベースのお話は攻殻機動隊のゴーストハック。押井ワールドを見ていると錯覚するような作品だった。世界がめくれ上がるシーンは女神転生轡泪縫▲スというゲームのワンシーン。正直目新しいものは何も無かった。張りぼて感は否めない。
映像でグイグイ押せばストーリーなんてどうだっていいんだよ、というハリウッドの風潮を感じる。ラストを観客に考えさせる終わりになっているが何か心に残るものがあっただろうか?ずーっとインセプョンの話できていて最後だけコブの話に摩り替わってしまっているので、そりゃないだろうというのが自分の感想。いったい何人の観客が納得できたのだろう。特に苦言を呈したいのがカメラワーク。CGはすごいが平時のショットに問題があるのでシーンの意味が立っていないという不幸な出来になっている。退屈な時間が長く感じられてしまうのはそのせいかと…。スタッフのレベルが低かったようだ。まぁ脚本の練りも不十分だったし、もう一度見たいとは思わない。それと渡辺謙のサイトー、何のために絡んでいるのか?予告編は正直詐欺っぽい。

投稿者:映画で元気投稿日:2010-08-02 12:46:09
よくできているし、凄い映画だと思うし、一見の価値有とも思う。
ただ、一息つけるようなところがないし、とにかくホットできないので、長く感じる。
最後はやっと終わったという感じになる。
しかしよくこんな映画思いつくものだと思う。
投稿者:dadada投稿日:2010-07-31 16:59:20
ノーラン版スパイ映画、大成功。
備えはできた、さあ仕事!ってクライマックスへなだれ込んでからは、終始ニヤニヤ。
二層目のホテルが無重力になった瞬間なんか、キタ〜って感じで心の中では大拍手。
よく、こんな面白いこと考えるわ。
ラストシーンまでの流れも非常に良くて、あ〜楽しかった!って映画でした。
投稿者:インベラー投稿日:2010-07-31 08:13:49
流石に過去『2001年宇宙の旅』と初めて出逢った時の様な刺激を受けた。
物語は多重構造ですが、アウトラインはシンプルで、なかなか見やすい。
ここのコメント読んでおると、理解出来ないとか、理解出来ない輩は観るな!とか
他人の感想に対して感情的になる者がおるのには、理解に苦しむ。
個人個人の勝手でしょうに!
投稿者:ringoringo投稿日:2010-07-30 15:56:13
幻想的なアクションシーンは凄かった。

ただ、多重構造の夢のトラップはボクにはよく理解できなかったのが、情けなかったなぁ〜。

モル役のマリオン・コティアールってスーザン・サランドンに似てると思った。
投稿者:Bava44投稿日:2010-07-29 00:45:59
レイトで観に行ったが、私の右隣の席の中年夫婦も左隣の生脚ギャルも熱心に映画を見ていた。まだまだ、日本の観客は捨てたものではないと思い、嬉しくなった。

一部の観客が本作に対して拒絶反応を示すのは、作品が多重構造を持っているからではない。ノーラン監督の芸術的野心が全てに先行していて、他人の夢に入り込むというSF的設定が貧弱になっているからである。もちろん、日本語字幕だと情報量が少ないし、ノーランの演出には「省略」が多いことも要因だろう。でも、これらの点は本来、観客が解読(鑑賞)しなくてはいけない部分である。

まあ、後半になればなるほど、このいい加減な設定に慣れてきて娯楽色が強まるように感じられるので、ついていける人は楽しめると思う。仮想現実的な題材でありながら、生身のサスペンス・生身のアクション、つまりハラハラドキドキ感があるのは大したもの。今までのノーランの映画で基本的な演出が最もよく出来ており、演出力では『ダークナイト』以上だろう。

トーテムという魅力的な小道具をディカプリオ以外が使用しないのが惜しいことと、渡辺謙のキャラクターの立場変化がやや唐突なことが欠点かな。
それから、スキー・アクションがあるのは『女王陛下の007』の影響だったりして。良くも悪くも監督の個性が良く反映された映画になっている。私にとっては大満足の映画だった。
投稿者:uptail投稿日:2010-07-28 09:16:25
エレン・ペイジ
投稿者:T/N投稿日:2010-07-27 14:23:15
あれだけ金と手間かけて引っ張ってきたんだからオチももう少しカタルシスのあるものにして欲しかったのがとても残念。レオ様の奥様に対する想い入れがもうひとつ伝わらないのはモル役が勝間さまに似ていたからだと思うに一票。
投稿者:masa3_nori3投稿日:2010-07-26 11:10:48
メメント、インソムニアは2度ずつ見て、プレステージはチラッと見た。その他の作品(ダークナイトとか)は予告編くらいは見てます。
今回のインセプションもいかにもクリストファー・ノーラン風な感じの映画ですので、それを事前にわかってるか、この手のサスペンス調少し変わった世界観的映画が好きであれば楽しめると思います。キャストだけにつられて見にいくとつまらなく思う人もいるでしょう。
難解度はそれなりなのでしょうが、とりあえず夢の中の話という本当の大枠だけ把握して、あとはあまり気にせず映像と流れに身を任せる、でも楽しめるレベルにはなってるのでまあ良いでしょう。
わたし的には劇場かDVDでもう一度見てみようかなと思わせてくれました。
投稿者:hayate9投稿日:2010-07-25 17:10:26
「マトリックス」もキアヌが出てなければ観なかった・・・と思ったくらいなので、この手のジャンルは苦手かも。
ノーラン監督作品は「メメント」「プレステージ」は好きなんですけど。
でも、映像はすごいし主役はれる役者がたくさん出ているので飽きずに観れます。レンガが浮き上がるとことか「童夢」を思い出しました。(雪山のシーンは雪も服も銃も白くて、目が疲れたけど)

ルーカス・ハースはともかく(最初の方に出演)、トム・べレンジャーの変わりようにビックリ。
トム・ハーディがかっこいい。

ちなみに・・・
話は理解できました。理解できてこの点です。
一緒に観に行った人と語りあうにはいい映画かと思います。
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2010-07-24 19:45:52
 アクションシーンというと、カメラが激しく動いたり、カットがとても短かったりで、何が映っているのか良く判らないことがあるが、本作はきちんと判るように撮っている。
 それは、CGIを極力排し、カメラの前で本当に起こっていることを撮ってるという自信の表れだろう。
 かつて高畑勲監督がその著作で、アクションシーンのカットを短くしてはいけないと述べていたが、本作を観て、その言葉が正しいことを実感した。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-137.html
投稿者:日商簿記2級投稿日:2010-07-24 17:06:13
最近のレオナルド・ディカプリオには、とても魅力がある。その魅力とは「ディパーテッド」以降の彼の姿だ。出演する作品のほとんどに対してひげをはやしており、もうそこにいるのは、アイドル=ディカプリオではなく、映画俳優=ディカプリオである。
 「シャッターアイランド」のディカプリオも素晴しかったが、今回の作品も本当に大人の魅力があり、それだけでもこの映画の圧巻さがある。


鬼才クリストファー・ノーランと組めば、どのようなことをしてくれるだろうと気になった。

 だが、今回は、多少ストーリーが難解であった。もちろん、つまらなくはないのだが、ストーリーが追いづらく、キューブリックほどではないが、若干観ていて疲れてくる箇所が多少あった。それは、前作の「ダークナイト」にも共通する部分があり、もう少しだけ物語を易しくしてもよいのではないのかと感じた。

あと、もう一つの難点は148分と若干長尺であること。ネタバレになるので省略するが、もう少しカットして、130分でもまとまった作品になったのではないかと思うと残念でなる。

とはいえ、夢の世界を再現した美術には目を奪われるものがあり、今はやりの3Dでなくても臨場感は十分に伝わった。

「インセプション」

この映画を観れば、本当のあなたが見えてくるのではないか?
投稿者:ノブ投稿日:2010-07-24 15:06:30
【ネタバレ注意】

「インセプション」(監督:クリストファー・ノーラン 148分)
話の内容は夢の中で大暴れする集団の話。
でっかい日本家屋(?)が大崩壊するシーン(水も浸水してくる)と街で暴動が起きている二重夢の演出が面白かった。
夢の中でイギリスの街の風景がボッカンボッカン吹き飛ぶシーンと街が折り畳まれるシーンが面白かった。
アフリカ(?)の国の酒場(周りは黒人ばっかり)から狭い路地を抜けて、敵の銃撃を避けながら逃げ出すシーン・演出が良かった。
インセプション計画が面白かった(4層の夢でできている)。
第一層 雨のアメリカの都市。車がガンガンぶつかりながらの銃撃戦&カーチェイス(普通の道路にいきなり列車が登場して道路の中央を車を蹴散らして突っ走るシーン・「夢だから派手にいこう」と言ってランチャーをぶっ放す演出・横転した車が助かって運転手が「見たか」と自慢したら皆は寝ているというコミカル演出が良かった)
第二層 ホテル内での乱闘。(特に無重力になってからの乱闘シーンがオモロかった)。
第三層 雪山の要塞のような病院。(スキー・スノーモービルでの滑りながらの銃撃戦・爆破たくさん・雪崩が面白かった)
第四層 浜辺とビル群。主人公の妻との思い出の家。(建物の崩壊・他の層の激しい戦いと4層での穏やかな感じのやりとりとのコントラストが良かった)
銀のコマが回り続ける事で、ハッピーエンドも現実だか夢だか分らないというラストのオチも良かった。
全般的に
アクション満載でオモロイ。
所々出てくる夢の世界の非現実的なシーンもオモロイ。
ゴチャゴチャした話だが、分りやすく、良くまとまっていたのも良かった。
いつ目が覚めるあるいは虚無の世界に落ちるかハラハラさせるサスペンスの要素もしっかりあった(しかし目が覚める所(現実に戻る所)は一気に覚める方がボク的にはオモシロイと思った「一層車の着水・二層三層爆破・四層建物崩壊で一気に現実に引き戻される。そうすることによりハラハラのサスペンスが一気に昇華されるのでエモーションがさらに高まるとボク的には思うから)。
最後のオチもナカナカ良かった。
話はゴチャゴチャしているが内容は意外とスッキリしていて、企画も面白い。アクションサスペンスの佳作。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:もりじ投稿日:2010-07-23 23:49:23
【ネタバレ注意】

いやいや、久しぶりに爽快に見れた映画だった。
最近ハズレが多かったからスカッとしやんした。
まー、つじつま合わないとかレオが煮え切らんとかあるでしょうが、この映画の見所が映像のカッコよさだと思うから。いいじゃないの。
私的に平衡感覚が狂う表現が好きだった。カッコいいよねー。

でもサイトーって航空会社あっさり買ったり、電話一本で犯罪履歴消せるビッグなのに、あんなことしないと競合他社に勝てないの?
なんかそこが腑に落ちなかったなー

投稿者:mototencho投稿日:2010-07-20 22:12:25
 コレを分かるオレって、頭良いかも?と思わせてくれる 無意識を多層化した構造を、上手く利用したインテリジェンスSF キャストは映画好きとしては申し分ないし、2010年ナンバー・ワンが決まってしまいそう
http://mototencho.web.fc2.com/2010/inceptio.html
投稿者:シネフリーク投稿日:2010-07-20 15:25:21
随分前から予告編を流しながら、肝心の内容は徹底して情報管理したというだけあって、蓋を開けて実際に観てみると「すごい、この映画は!」と新鮮な驚きを感じる。

基本的にはエンターテインメントながら前半は決して見やすい作品ではない。特に導入部分は良く見てついていかないとかなり難解かもしれない。しかし全体的に見ればそういう部分を割り引いても余りある「滅茶苦茶面白い映画」だと言える。

「設計家」役のエレン・ペイジがどちらかというと観客側の視点でこの映画が描いている概念を説明してくれているので、それがこの作品を理解するのにかなり役立っている。

主役のディカプリオは勿論のこと、我らが謙さんをはじめ、それぞれのキャストのキャラが立っているので映画全体を通してとってもキレがよい。2時間20分強と比較的長尺ながら、まったくその長さを感じさせないのは次々と仕掛けられる展開の深みに引きずり込まれるから。この辺の演出というか構成の上手さはさすがにクリストファー・ノーランという感じがする。

エンディングも観客に「真相はどっちなのか・・・」とちょっと迷わせるような非常に微妙なタイミングで暗転してしまうのが心憎い。

「夢」の中ではなんでも可能である、ということを逆手にとって脳内世界を無限に広げてヴィジュアル化して見せ、そこにアクションとサスペンスをてんこ盛りにして豪華キャストでまとめ上げる。「ダークナイト」も究極のエンターテインメントだと思ったが、まだまだノーラン監督の頭の引き出しには未知の可能性が潜んでいそうで楽しみである、と感じさせる。

昨年度からアカデミー作品賞のノミネートは10本に増えたので、この出来栄えなら「インセプション」は十分にノミネートされるだけのインパクトと内容を伴った作品だと思う。

因みに、夢の世界から現実に戻るきっかけを作る音楽は、あのエディット・ピアフの名曲
「 Non, Je ne regrette rien 」を使っているけど、これはマリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ 愛の賛歌」でオスカー受賞)を主要キャストに使ったので、彼女に敬意を表してのことだろうね。

一度ではなかなか分かりづらい部分もあるかもしれないが、観れば見るほど味わいが深まりそうな、今年の洋画では文句なく一押しの作品。

投稿者:ローランド投稿日:2010-07-19 23:54:30
 なにやら時空間をいじくりまわしたややこしそうな筋書きみたいだけ
ど、それを映画という表現手段でどう処理するのだろう。 ということで、
できるだけ作り手のメッセージを咀嚼し楽しむためにと、睡眠を充分
にとって気を引き締めて鑑賞にのぞみながらも、プールでひと泳ぎし
てから行ったのが良くなかったのか、思考回路がこういう話を整理して
考えるのが苦手で任務を逃れたがったのか、始めの方はついウトウトと
してしまったのであります。  

 いわゆる猝翰遒銑瓩魍き直って全編に渡ってやっているわけなん
で、その利点をせいぜい生かして、シュールで奇想天外な場面をも
っともっと多く盛り込んで欲しかった。 一瞬ポール・デルヴォーの絵画
を思い浮かべた、市街地の車が走っている道路に列車を登場させると
ころや、無重力状態での格闘、それに巨大な廃墟が崩れ落ちるところ
など見せ場は結構あったけれど、そういった視覚効果だけなら、ローラン
ド・エメリッヒの「2012」あたりにも負けているし、それに、雪山で
の戦闘シーンはまったく無意味に感じました。  

 時間空間を超越した宇宙の真理を、その時間空間のなかで生きて
いる人間に理解できるわけがなく、夢という手段を使って・・・・・ など
と、心に理論武装的なものを構えて鑑賞にのぞんでしまっていたせいか、
物語の方も、ややこしさを差し引いたら凡庸でしかないように思えたし、
ハンス・ジマーの音楽も今回はあまり出来が良くなかったです。  それ
でも、金を掛けただけあって視覚効果はなかなかのもので、何度も言っ
てしまうけど、あの市街地を列車が走るシュールな場面には仰け反って
しまいました。  
投稿者:ベン・ショックリー投稿日:2010-07-19 20:52:38
【ネタバレ注意】

ノーラン監督の新作ということでメッチャ期待して見に行ったが、寝不足だったのでこっちまでホントに何度か連れていかれ・・・みんな体調整えて見に行こうね。世界観はマトリックスに近いかな。敵をスミスみたいなのを並べとくと話はもうちょい分かりやすいかも。
それにしても、ぶっ飛んだ映像は見応えありだし、重層的夢物語は観客をさらなる迷宮に誘う・・・っていうか、話ややこしくしてるのはデカプーやろ?!

投稿者:siba投稿日:2010-07-19 18:20:08
結構高い評価をされているようだが個人的にはいまいち。

最大の欠点は、序盤からぶっ飛ばしてくるトンデモ日本表現とレオ様が組むパーティーにある。
相棒は頼りないサマーの元カレとハードキャンディーの赤ずきんちゃん、それに中盤以降は足を引っ張るしか能のないナベケン。
おまけにリーダーのレオ様は、奥さんの亡霊に終止脅え、この奇蹟のドリームチームをまとめる気はさらさら無いときている。

三重四重に展開するストーリーや、「ダークナイト」から引き継がれている腹に響くような濃厚なスコア。どう撮影したのか興味津々な無重力世界の表現方法など、見応えはたくさんあるのに、様々な要素に足を引っ張られてしまい、結局は中途半端なところで落ち着いてしまっているような感じがしてならない。

個人的には、ラストも気に入らない。
ラストでああ表現されてしまっては、観客の心に残るのは、まだ自分も夢の中なのでは、という疑心暗鬼だけであり、まったくもって爽快感に欠けてしまう。

このままでは「ダークナイト」の続編が心配だ。
投稿者:satokunn投稿日:2010-07-18 19:40:25
【ネタバレ注意】

他人の頭に潜り込み情報を盗んだり、植えつけたり、しかも夢が一層ではなく
夢のまた夢のまたまた夢・・・で観るほうもかなり緊張感が必要で理解できない方もいるのかな(自分もそうで、一層の夢の中の方はどうなった?)この映画に限ってはストーリーを把握してみたほうが納得いくと思う。ラストはあのシンボルをずっと撮ってフェイドアウトすると観客はなお迷うかな?この映画に関しては二回見た方が良いかも。

投稿者:藤本周平、投稿日:2010-07-18 00:21:42
【ネタバレ注意】

いやぁ凄かった。何が凄いかって自分には説明できない。なぜならアホな自分にはこの凄さを文章化できないからだ。
それだけ物語は複雑に絡み合っているのでちょっと気を抜くと置いてけぼりを食らうだろう。観終わった後、隣にいたカップルの彼女の方が「え?え?」ってなっててちょっと微笑ましかった(笑)
監督はあの大傑作「ダークナイト」のクリストファー・ノーランだけど、この人の頭の中は一体どうなってるんだろうね?一回覗いてみたいよ
俳優陣も素晴らしいの一言だけど、渡辺謙はバットマン・ビギンズの時と比べてすごく出世したね。こういった大作にどんどん出演してくれると日本人としては超うれしい限り
映像も音響もほぼ満点。特にあの重低音が腹に響いて久々に震えた

ラストの解釈としては、最後にコブが再会した子供たちが記憶の中の子供たちと全く同じ姿だった。
ってことは、つまり…

投稿者:にゃんにゃん投稿日:2010-07-17 22:08:32
どこかの批評家が「ジェームズ・ボンド + マトリックス」と評していたそうだ。
見てみるとその通り、ズバリな表現だと思った。

「マトリックス」が社会全体を巻き込んだ壮大な夢の世界だったのに対し、
「インセプション」は1人1人の感情が夢に反映されるパーソナルな世界である。
例えば、夢を見ている人が大切に思っている人がいたら、
その人が夢に登場してしまうなんていうことも。
こういった潜在意識が創造する世界に反映されるところが面白い。

夢の中からアイデアを盗む、または植えつけるという、
超SF的な犯罪が繰り広げられるのだが、そこはクリストファー・ノーラン。
リアリティあふれる描写でこれをクライムアクション風にしてしまうところが面白い。
逆に物凄い壮大な世界を期待していると少々物足りないかもしれないが。

キーは夢が何階層にもなっているという設定。
夢の中で夢を見てさらに夢を見る・・・という頭がおかしくなりそうな内容である。
2番目との夢の中では平和でも、1番目の夢の中では戦闘が行われていたりすると2番目の夢にも状況が反映されたり・・・・と
まあ説明しにくいがつまりはクライマックスの連続だということだ。

つまらないシーンなんて一瞬もなく、常に映画は観客の目をくぎ付けにすること間違いなし。
アイデアも面白いし、映像も最高。
登場人物の演技も安定しているし、今回はケンも大活躍。
ラストも映画ファンならニヤリとする終わり方だろう。

少々難解だが間違いなく面白い一作。
投稿者:ASH投稿日:2010-07-17 21:47:00
【ネタバレ注意】

 というわけで、ノーラン監督待望の新作である「インセプション」の先行上映へと駆けつけたのだが、重低音を響かせた大袈裟な音響効果はここでも健在。それはさておき、独特のノーラン節をこよなく愛する身としては、たとえコメントが四面楚歌なろうとも手放しで絶賛せずにはいられない。そんな映画。

 言うなれば、夢の中で繰り広げられる「スパイ大作戦」みたいな映画だね。他人の夢の中へ侵入し、それぞれのスキルを活かし抜群のチームワークを駆使してアイデア(考え)を盗むという。ストーリー上の基本設定を映画の前半、約1時間を費やして説明しているから、ここで脱落しちゃうとその後の展開についていけなくなる危険性がある。夢の世界ではどういうことが起こり、どうすれば夢から覚めるのか。それらを踏まえておかないと、誰の夢に入り込んで、いったい何のために撃ち合いをしているのか分からなくなるだろうから。

 「夢の中の夢」という発想が面白い。夢には一層目、二層目と階層があり、彼らは夢の中からさらに下の夢の中へと入り込む。そこには別の世界が広がっていて、経過する時間も層ごとによって異なる。こういう、一度では覚えきれないような複雑な構成を持ってくるところはノーランの真骨頂。入り込まれた側は、アイデアを盗まれないようにと防衛する訓練もされているという。だから、彼らは夢の中でも潜在意識の投影に襲われる。

 夢の中の攻防戦というSF的アイデアだけで終わらせていないのが、ノーランのすごいところ。主人公のコブは、妻を失った悲しみから抜け出せないでいる男。その妻を失った原因というのが、このインセプションとも関係している。確かに、こういう技術が可能であれば、いけないと分かっていても私用に使いたくもなるが、その結果として悲劇が起きてしまう。やはり人間とは、現実と折り合いをつけて生きなければいけないのだ。時に夢は、悪夢にもなりうるものだから。

 夢の世界とはイマジネーションを自由自在に駆使して描けるという利点もあるが、それをこうして忠実に実写化するには莫大な費用がかかるという難点もある。新生「バットマン」シリーズで記録的な興収を上げたノーランだからこそ、可能となった企画なんでしょうね。煌びやかな世界の奥に悪夢的な世界が広がる「パルナサス」とは違い、どこか冷たく硬質な感じの映像に仕上がっているのは、ノーランの資質なんでしょうね。

 特に素晴らしいのが、三つ巴のクライマックスが同時進行するシーンでのアーサーが大活躍するくだり。無重力状態でのアクションを思い付くなんて、それをこうしてお見事に映像化するなんて! CG技術の進化の過程も見て取れて、そういった部分でも大満足の出来なのです。2時間30分という長尺でも飽きさせないのは、卓越した演出テクニックで観客を惹き付けるノーランだからこそ。階層ごとの夢から覚めるくだりではハラハラすること必至!!

 最近、ディカプリオは、映画の中で妻に先立たれるという役が多いよなぁ…。この映画の主役に抜擢されたのは、妻の死という悲劇から抜け出せないでいる、どこか人間的に弱い部分を持つ人物には彼が適役だろうとの判断からなのか。コブの潜在意識の投影であるモルが度々出てきて任務遂行の邪魔をするんだから、人間の潜在意識の深さってのは計り知れないものがあるのね。

 キャスティングに関しては、「いろんな人を集めてみました」的な感じもするけれど、チームワークものはこうでなくっちゃ。相変わらずのエレン・ペイジのどこか小生意気なところが最高! 「ジュノ」のときはあまり感じなかったけど、結構、可愛い顔してんのね。「バットマンB」での扱いの小ささのお詫びからか、渡辺謙が大活躍。日本人である必要性はともかく、あの堂々とした佇まいがイイ。細身のジョセフ・ゴードンも頑張った!

 ひょっとすると、夢の中の任務そのものがコブにとっての夢の中での出来事だったのかも。そんなことがフト頭をよぎる、空港での全員集合。小さなコマがくるくると廻り続けるラストに、ちょっとだけ目頭が熱くなった。

 ピート・ポスルウェイトはともかく、ルーカス・ハースに気付いた人、いる?

 ところで、俺のコメントって、何で他のユーザーに比べて必要以上に「文章力」が問われるんだろね? こんなのシロートが書いたただの「感想文」なのにさぁ(感想にもなってない、てか?)。

投稿者:五輪山投稿日:2010-07-17 20:20:18
【ネタバレ注意】

国際指名手配を受けて、アメリカへ戻れないでいるレオが、ずっと会えないままの子供たちの後姿を夢の中に追うシーンが幾度か出てきます。
デンマーク映画の『恋に落ちる確率』という、甘美な悪夢を見るような傑作があって、そのラストは「振り返ったら彼女は消える」とわかっているのに、感情を抑えきれず、振り返ってしまう主人公の姿。レオが後姿の子供たちに声をかけ、子供たちが振り返るシーン、それが意味することの切なさが、あの映画に重なるものを感じました。

夢の中に入り込むスパイ・アクションという、ややこしい設定をエンターティンメントに仕上げる、ノーラン監督の手腕はさすが。その中に塗り込められる、レオの妄執のエピソードは、『シャッター・アイランド』と被る部分もありますね。何と言うか「行動としては攻めているのに、心理的には追い詰められている」という、アンビバレントな役が目立ちますね、特に近年は。
それと年配の映画ファンにしか通じないかも知れないけど、レオの顔は年年歳歳アンソニー・ザーブに似てきてます。

レオがエレン・ペイジに夢の「設計」を依頼するパリのシーン、そして彼女が設計したパリを模した夢にレオを案内するシーン。レオが亡き妻マリオン・コティヤールと、共に作り上げ、溺していた夢の都市の残骸。ジョセフ・ゴードン=レヴィットが奮闘する無重力アクションのために作り上げた、巨大な360度回転セットなど、とにかくプロダクション・デザインの仕事が優れてます。監督としても自分の頭の中のイメージが、具現化されていくのは、さぞかし楽しいでしょう。それに莫大な制作費をかけられる所が、ハリウッドの凄味ではないか。

夢が何層にも分かれていて、上の層で起きた事が、下の層に影響する、そういう連鎖構造を同時進行で見せてゆくんで、ボケッとしてると、置いてきぼりにされる慌しさはあります。
ノーラン監督は着想を具現化させる才能とか、複雑なプロットの纏め上げ方とか、目を見張る反面、アクション演出はちょっと野暮ったいですね。前から思ってるんだけど。今回の雪山のシークェンスは、監督が大好きという『女王陛下の007』へのオマージュと、映画ファンなら分かるけど、アクションとしてはまあ平凡。

キャストに関してはケン・ワタナベは重要な役で出番も多い。ビリングもレオに次ぐ2番目。日本そのものがテーマではない作品で、この扱われ方は、かなり誇れることでは。レヴィットがレオの相棒として頼れる役。
チーム全員スーツorジャケット着用というのも、スパイな気分が出てていいです。
夢から目覚めさせるのがエディット・ピアフの歌という楽屋オチもあり。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 脚本賞クリストファー・ノーラン 
 ■ 撮影賞ウォーリー・フィスター 
 □ 作曲賞ハンス・ジマー 
 □ 美術賞ガイ・ヘンドリックス・ディアス (プロダクション・デザイン)
  Doug Mowat (セット・デザイン)
  Larry Dias 
 ■ 視覚効果賞ポール・J・フランクリン 
  Andrew Lockley 
  Peter Bebb 
  クリス・コーボールド 
 ■ 音響賞(編集)Richard King 
 ■ 音響賞(調整)Lora Hirschberg 
  Ed Novick 
  Gary A. Rizzo 
■ 美術賞 
□ 作品賞(ドラマ) 
 □ 監督賞クリストファー・ノーラン 
 □ 脚本賞クリストファー・ノーラン 
 □ 音楽賞ハンス・ジマー 
□ 作品賞 
 □ 監督賞クリストファー・ノーラン 
 □ オリジナル脚本賞クリストファー・ノーラン 
 □ 作曲賞ハンス・ジマー 
 □ 撮影賞ウォーリー・フィスター 
 ■ プロダクションデザイン賞Doug Mowat 
  Larry Dias 
  ガイ・ヘンドリックス・ディアス 
 □ 編集賞リー・スミス 
 ■ 音響賞 
 ■ 特殊視覚効果賞ポール・J・フランクリン 
  Andrew Lockley 
  Peter Bebb 
  クリス・コーボールド 
□ 作品賞 
 □ 監督賞クリストファー・ノーラン 
 □ オリジナル脚本賞クリストファー・ノーラン 
 ■ 撮影賞ウォーリー・フィスター 
 ■ 編集賞リー・スミス 
 ■ 美術賞ガイ・ヘンドリックス・ディアス 
 ■ 視覚効果賞 
 ■ 音響賞 
 □ 音楽賞ハンス・ジマー 
 ■ アクション映画賞 
□ 作品賞 
 □ キス・シーン賞エレン・ペイジ エレン・ペイジ&ジョセフ・ゴードン=レヴィット
  ジョセフ・ゴードン=レヴィット 
 □ 格闘シーン賞ジョセフ・ゴードン=レヴィット ジョセフ・ゴードン=レヴィットの廊下での闘い
 ■ 恐怖演技賞エレン・ペイジ 
 □ 名セリフ賞トム・ハーディ “You mustn't be afraid to dream a little bigger darling.”
 □ お口あんぐりシーン賞レオナルド・ディカプリオ カフェでの爆発
  エレン・ペイジ 
□ 外国作品賞 
□ 外国映画賞クリストファー・ノーラン 
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