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Dr.パルナサスの鏡(2009)

THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS

メディア映画
上映時間124分
製作国イギリス/カナダ
公開情報劇場公開(ショウゲート)
初公開年月2010/01/23
ジャンルファンタジー/ミステリー
映倫PG12
鏡の中は、
わがままな願望でいっぱい

この迷宮から、
大切なひとを救えるのか──?
Dr.パルナサスの鏡 [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,090
価格:¥ 4,400
USED価格:¥ 1,000
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【解説】
 「未来世紀ブラジル」「バロン」のテリー・ギリアム監督が贈るミステリアス・ファンタジー・アドベンチャー。主演は「ダークナイト」のジョーカー役で鮮烈なインパクトを残したヒース・レジャー。彼は本作撮影半ばで急死してしまい、これが遺作となる。彼の死によって一時は完成が危ぶまれたが、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が後を引き継ぐ形で鏡の中の主人公を演じ分け、無事完成に漕ぎ着けた。一人の少女を助けるため、現実世界と不思議な鏡の中の幻想世界を行き来する主人公の姿を、イマジネーションあふれるヴィジュアルでファンタジックに描き出す。共演に、「インサイダー」のクリストファー・プラマーとスーパーモデルのリリー・コール。
 2007年、ロンドン。パルナサス博士率いる旅芸人一座がやって来る。出し物は、心の中の欲望を鏡の向こうの世界に創り出す摩訶不思議な装置“イマジナリウム”。しかし、怪しげな装置に誰も興味を示さない。そんな中、何かに怯えているパルナサス博士。彼は、かつて悪魔のMr.ニックと契約を交わし、不死と若さを得る代わりに生まれてくる娘が16歳になったらMr.ニックに差し出すと約束してしまったのだ。そして、その期限である娘ヴァレンティナの16歳の誕生日が目前に迫っていた。一方、何も知らないヴァレンティナは、偶然救い出した記憶喪失の男トニーに心奪われる。トニーは一座に加わり、彼の魅力で女性客が増え始めるが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
746 6.57
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【ユーザーコメント】
投稿者:HABBY投稿日:2017-01-20 03:00:41
【ネタバレ注意】

改めて見返してみるとその豪華な雰囲気に圧倒される。ファンタジーというジャンルに属する作品なので話の流れを真に受けてあれこれ議論するのは野暮というものだろう。ヒース・レジャーの遺作となったのは寂しいが、彼の死を弔う形で三名の名優(ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル)が"合奏"を奏でつつ葬送の儀を執り行ったその瞬間の奇跡を噛み締めつつ観るのが良いのだと思う。ギリアムの執念にも感謝。リリー・コールは近作『ゼロの未来』でも抜擢されていたし、ギリアムに余程好かれているのだと思う。この次の作品『モスダイアリー』で本格開花したある意味異形とも言える浮世離れした美の萌芽が本作で垣間見えるのが興味深い。

投稿者:ピースケ投稿日:2013-04-30 22:05:24
ありゃ? 想像してたよかぜんぜん面白かった。
ヒースの代役3人も、歯車としてうまくハマってた。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2012-10-04 21:10:48
【ネタバレ注意】

迷惑な酔っ払い男にキツい一発をお見舞い!

Dr.パルナサスは自らの願望の如きものが具現化する鏡の中に広がる世界を売り物にショー(アンティークの様で若干場末の歓楽街的?に怪しい舞台折りたたみ式キャラバンは秀逸!)を行っている。
この男、かつて悪魔とどちらが先に12人の弟子(使徒?)を集められるか?って賭けをして勝ってしまい(罠?)、永遠に生き続ける事になっちまった…つまりが神。…人を誘惑から引き離そうとします。
片や小市民に甘い誘惑をする側の悪魔な男…ドクターとは腐れ縁の様な。
酒乱の男は、鏡の世界で酷い目に遭っても酒のアキ瓶に埋もれても懲りやしない。お兄ぃさん!一杯引っ掛けてゆきなよ〜って声に誘われて……「爆死」!〜悪魔の勝ち。

ゲーマーなガキ。異常にPOPな世界でひたすら撃ちまくり〜あーコイツは勝ち負け無しですね。

本作はヒースが鏡の中の特撮カットを残して急逝した為、都合三度の異世界シーンは、ジョニー、ジュード、コリンファレルが演じてます。
多分、ヒースの為に、という事で実現したキャスティングであり悲劇がムービーに貢献した…喜ぶべきか悲しむべきか…ってか、もうジョニーが覆面を剥がされ(マダムが思った通りの顔)、名前を尋ねられて出す最初の声だけで超シビれる〜スゲー得した気分です。ジュードは…カンタダの蜘蛛の糸ですか?って竹馬に「警官になろう」作戦。そしてコリンはイカサマ野郎過ぎ。

マダムな女性もジョニーをちょっとモーテルに誘ったりはするが、ちゃんと“ルール”に従ってイモータルな神々(ってか、早世した俳優&ダイアナ妃やら)と共にゴンドラで消えてゆきます〜神の勝ち。

いや「心象世界」を描くムービーはヘンな映画と相場は決まっているが、本作は意外とマトモなファンタジーではないかと〜ティム・バートン的ではあってもデヴィット・リンチやらではない。

パルナサス(ことジーザス)が1000年生きて女性に恋し、娘(神の子?)が生まれて16歳になったとしたら悪魔に渡すという契約で若返って女性を自分のものに……彼女とは長年連れ添って子供は出来なかったのだが、奇跡の高齢妊娠で出産。……その時から2人きりの家族な父と娘。時が流れて今やパルナサスにしてみれば何よりも大切な手放し難い存在〜悪魔はまた五人の信者?(悔い改めて誘惑に負けない者)を集めたら娘は奪わないという賭けを持ちかける。

彼女を巡って助手の男、偶然助けた首吊り男が三角関係。首吊り男を狙うマフィア、悪魔、ソイツらが入り乱れての幻惑絵巻がハイテンションに繰り広げられて……何っ?悪魔が勝ったですと?!

コリンを金属パイプのマジック?で地獄に送っても娘は戻らず…彷徨い歩いて遂に這いつくばったパルナサスの目前に用意されている「起承転」後の「結」〜悲劇が何ぞ幸せを生み出したかの様に思えます。
…あの娘自身はコリンの娘を身ごもって1人で苦労して育てたのかも?だが…まぁ子供か孫かでしょう…その幸せそうな家族の「元」となったアレを喜ぶべきか悲しむべきか、って、永遠なものなど何も無いのですから…Immortality is a bloody curse. などと呟くDr.パルナサス(神)やらは別ですが…
http://www.outsideintokyo.jp/j/interview/terrygilliam/index.html

投稿者:藤本周平、投稿日:2012-03-05 23:28:47
面白かった。
映像もブラックユーモアで楽しかったしラストもハッピーエンドで良かった。
今は亡きヒースやデップ、それにジュード・ロウやコリン・ファレルなど
超豪華メンバーが参加してるけど、個人的には新スパイダーマンの
アンドリュー・ガーフィールドが出演してるのも注目してほしい。
投稿者:Ni-Ho=SAGARU投稿日:2011-11-18 08:55:20
途中寝ました。
最近、ギリアムに何を期待してるのが
自分がわからなくなってきました
投稿者:ジーナ投稿日:2011-04-10 13:56:58
シャープなセンスで映画を撮り続けているテリー・ギリアム監督によるファンタジーです。

奇抜な発想と想像力あふれる映像にひたすら陶酔できました。
心の中を映した鏡の中の世界は特に美しく独創的で、色の使い方や奥行きのあるスケール感が印象的でした。
クラシカルでレトロな趣など相変わらず美術セットや衣装にもこだわり抜いてます。

ステージの外、ステージの上、鏡の中・・・それぞれで展開されるストーリーも面白かったです。
永遠の命や悪魔との約束などストーリーに深みはないですが、展開の仕方に工夫があって楽しめました。
たいした事柄ではないのに込み入ってみせる事で大したモノに見せています(爆)

ヒース・レジャーの演じていた役をどう引き継いでいくのかも楽しみの一つ。
珍しく快活なジュード・ロウやコリン・ファレルのやんちゃな雰囲気・・・悪くないです。
ジョニー・デップは謎めいていてステキでしたが、彼が出てくると一気にティム・バートン作に見えてしまいますね(笑)
とは言え、最後までヒース・レジャーに演じて欲しかったのが正直なところ。
もちろん一つの役で4人のイイ男を見れるのはお得でしたが、彼一人で4つの人格を演じ分けたほうが見応えはあったはずです。
クリストファー・プラマーとトム・ウェイツはひと目じゃ分からないほどの変貌振りでした。
・・・歳をとっただけかもしれませんがね(爆)
娘を演じたリリー・コールのキュートな魅力も満載☆
不思議な顔立ち(チョット秋川リサっぽいぞ 笑)と見事なプロポーション、気高さと淫らな表情で抜群の存在感を発揮しています。
演技力はどうあれ、あの顔の小ささと手足の長さは驚異的ですよ(笑)
アンドリュー・ガーフィールドは地味ながら可愛かったです。

毒っぽいストーリーやファンタジックな映像、ダークな世界観で言えばティム・バートン派な私ですが、イイ女優を見つけ出す目はテリー・ギリアムに軍配が上がりますね(爆)
洒落た演出も良かったと思います。
投稿者:nedved投稿日:2011-04-06 02:44:36
ヒース・レジャー アンドリュー・ガーフィールド トム・ウェイツ
投稿者:bond投稿日:2011-02-26 09:21:57
CG駆使したファタジーワールドだが、デップ、ロウ、コリンの登場でゴージャス感増す。クリストファー・プラマーって何歳?凄いよ。
投稿者:vegirama投稿日:2010-12-06 11:05:16
おもしろい
投稿者:uptail投稿日:2010-08-31 09:37:00
リリー・コール
投稿者:幸村和投稿日:2010-05-22 22:08:39
【ネタバレ注意】

パルナサス博士の鏡の中は己が欲望がブクブクと肥え太った世界。砂糖菓子のようにフワフワ甘く恍惚を誘うカラフルワールドだったりするのだけどやがて肥大化しすぎた欲望はまるで自身の重さに耐えきれなくなったかのように次第に歪み、裂け目が生じ、その裂け目から悪魔が顔をのぞかせてニヤリと笑う…パルナサス博士の鏡の世界を堪能しながらそんな想像が膨らみました。
人それぞれ色々な感じ方ができると思いますが、この作品のテリー・ギリアムが構築するイマジネーションの世界はとにかく圧巻の一言に尽きます。テリー・ギリアムらしいチープさ漂う色遣いも含めた全体の雰囲気が、欲望でできた虚の世界の薄っぺらさをとことん効果的に表現しています。
そしてパルナサス博士一座の馬車やみすぼらしくもピカピカした一座の舞台、随所に散りばめられた強烈な毒、もう全部待ってました!と笑ったり、息をのんだり、ワクワクしたり。あらためてテリー・ギリアムはイメージを絵にしてそれを動かせることに卓越した才能を持っていると感じました。

テリー・ギリアムの魅力はそんなイメージの具現化だけではなく、障害を持っている人やホームレスといったマイノリティーを特異な存在として扱わず、しごく自然に登場させ、一人の物語の担い手として表現していることにもあると思います。テリー本人もそれと気付いていないんじゃないかと思うほどに。そこに、あれほどの毒を吐きながらも人間に対する垣根のない愛を感じます。
この先入観のない子どものような天真爛漫さと想像世界の構築、そして大人の皮肉の利いた知性、これがテリー・ギリアムの魅力だと思っていますが、本作でもそれはいかんなく発揮されていると感じました。吃音のアントンや、パーシー、そしてパルナサス博士もホームレスだったりしますがその設定に乗っかって物語が進行するというのではありません。

一方その子どものような自由さが徒になるのか、ストーリーについては論理性やまとまりが弱く感じられ、そのせいで冗長になったり散漫になったりする印象を感じることもあります。この作品にもそれを感じました。最初のパルナサス博士と悪魔の賭け、2回目の賭け、どちらもいまいちわかったようなわからないような印象で、そのせいでパルナサス博士が賭けに負けそうになってもハラハラする気持ちが伝わりにくかった。
また、ヴァルのお母さんを射止めるためにした取引は、娘が結婚年齢になって連れ去られるということから、これは邪な男が現れ娘を籠絡して連れ去ってしまうということの比喩なのだろうかと思ったり。その邪な男がトニーってことなんだろうか、とか。
それでも欠点(と私が勝手に思っている)を補って余りあるテリー・ギリアムの魅力がこの作品にはふんだんにあると思います。

あと、印象に残ったのはアントン(アンドリュー・ガーフィールド)の演技です。口先巧くおばさま方をくどき、集客し、愛するヴァルさえ虜にする魅力を振りまくトニーに対しアントンときたらすぐどもってしまうし営業も下手。そして子どもっぽく劣等感をむき出しにするところは、登場人物たちの中で一番共感できました。だからこそ、ラストはとてもハッピーな気持にもなれたし、そしてパルナサス博士の安堵と切なさとかすかな希望のようなものも感じられました。このラストの幸せな気持ちと切なさ、希望。これもテリー・ギリアム作品を観るとよく感じるなんとも言えない感覚です。好きだなぁ。

投稿者:陸将投稿日:2010-03-02 15:29:40
【ネタバレ注意】

本作はヒース・レジャーの遺作であり、彼が撮影の途中で亡くなったため、製作中止の危機に瀕した作品である。まず、無事に完成まで漕ぎ着けられたことを喜びたい。ファウストをモデルとしている本作の舞台はイギリスのロンドン。そこで移動式の劇団が見世物をしている。その中心にあるのがパルナサス博士の鏡である。この鏡の中に入ると、その人の欲望が実際にイメージ化するのだが、これぞテリー・ギリアムという映像が炸裂している。本能的な欲から、心理・社会的な欲までそのイメージで世界を作り上げ、それを一歩間違えればチープな映像になりそうな色彩で飾っている。さらにミュージカル風に演出することで、ユーモアがふんだんに盛り込まれた楽しげな絵が出来上がっている。特に暴力を行使するなら警察に入隊しろと歌い踊り警察権力をおちょくってみせたり、パルナサス博士の娘と悪魔が優雅にタンゴを踊ったりとまさにギリアム節満載である。小人をネタにして慈善基金の募金を集めるというブラックユーモア。鏡からブランコに乗った女性たちが次々と金目のものを寄付していく馬鹿馬鹿しい様。ギリアムの悪趣味かつシニカルな魅力が随所で見られる。また、賭けで勝とうと躍起になる悪魔も非常に魅力的だ。ただ、中盤から終盤にかけて物語は破綻していき、ビジュアルが先行しすぎてしまう。本作が楽しめるか否かは、このギリアムの世界観に心身共に浸れるかにかかっている。鏡や仮面やタロットカードなど小道具が意味ありげに出てきたのを、もう少し上手く伏線として生かせなかったものか。映像の中にいろんなものが詰め込まれているが、結局、絵としての映像しか頭に残らない。そんな作品だった。

投稿者:QUNIO投稿日:2010-02-28 11:04:23
大変驚いたのはヒース・レジャーの登場シーンで『ダークナイト』のラストでジョーカーが高層ビルに宙ぶらりんになったまま消えるとこが不思議だったのだが、この映画では同じように首を吊ったトニー(ヒース)がいきなり現れるシーンで始まる。もしかして『ダークナイト』と繋がってるのでは?と勝手に想像を膨らませた。なるほど、たしかにこれはジョーカーのその後の物語という見方も出来なくはない。テリー・ギリアムやってくれる。ヒース演じるトニーという男の正体が「鏡の世界」によって暴露される様がミステリアスに描かれる。真の主役はどう考えてもクリストファー・プラマー演じるパルナサス博士なのだが、果たしてトニーは彼の分身なのか、複雑に要入り混んだストーリーから理解するのは難しいけど、ヒース・レジャーのお弔い的な意味でも見る価値大アリの傑作だよ。
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2010-02-26 00:29:01
 戯曲『ファウスト』において、学問を究めたファウスト博士は、賭け好きの悪魔メフィストフェレスのお陰で若返り、美しい女性と恋をする。やがて産まれた子どもは親の手で殺されてしまうが、『Dr.パルナサスの鏡』では辛うじて子どもがまだ健在なときを描いている。
 パルナサス博士は、ファウスト博士のような悪魔の言いなりにはなっておらず、もしかしたら子どもを助けられるかも知れない、というのがゲーテの戯曲との違いであろう。

 ウィキペディアの記事によれば、ゲーテは錬金術師ファウスト博士の伝承を、子どもの頃に旅回り一座の人形劇で観たそうだ。
 パルナサス博士が旅回り一座をやっていること、出し物が最後に紙人形になることは、『ファウスト』だけでなくゲーテをも映画に取り込んでしまうためか。

 『ブラザーズ・グリム』に続き、ドイツの伝承に材をとっているが、舞台を現代のイギリスにする等、いささか趣向を変えている。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-82.html
投稿者:replicant投稿日:2010-02-06 03:13:35
【ネタバレ注意】

とにかくヒース・レジャーの代役3人(ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル)は、最初から出演が決まっていたかのように自然に登場してくるので驚きました。まぁ、ギリアムの映画ですからどう転んでも収まっちゃうのかも知れませんが・・・。ただ、この3人が出ていなかったら間違いなく単館系だけでの上映になったでしょうね。新宿ピカデリーで観ましたが、女性ばかりでえらい勢いで混んでいました(笑)。多くの観客はギリアム作品なんて初めてのようで終った後に「なにこれ?」とか「映画慣れしてないから、よく分からない・・・」とか、実に微笑ましい意見が飛び交っていました。さて、内容ですが、う〜ん・・・ダメだな。ギリアムらしい小道具や、映像世界、皮肉の効いたエピソードなどが満載ですが、ぶっちゃけ、ストーリーが全く面白くないです。面白くないというか整理出来てない印象で退屈ですし、飽きます。部分を切り取れば良いシーンもたくさんあるんですが、まとまりに欠けるので、言うなれば“めくるめくファンタジー映像をダラダラと垂れ流している”感じでしょうか。というワケでオイラはダメでした!話しは逸れますが、ヒロイン・ヴァレンティナを演じたのはスーパーモデルのリリー・コールですが、デビューしたての秋川リサを思い出してしまいました(誰も知らないだろうな!Σ( ̄□ ̄;))。

投稿者:なちら投稿日:2010-02-03 23:22:01
【ネタバレ注意】

どんな風にヒース亡き後のシーンを繋ぐのか疑問だったが、とても自然に仕上がっていて驚いたよ。
元々こういう風にセッティングされていたかのよう。
マダムがマスクを外すとジョニーさんが現れる瞬間は、おぉ〜!だ。

T・ウェイツは悪魔なんだが、博士を弄ぶ傾向はあっても悪いようにはしていない。
子供の臓器売買なんぞをやらかす男を始末したがったりしてさ、実は神か?なんて思ったりして。

最後の着信音は自分かと思って普通に焦ったね…。

投稿者:ビリジョ投稿日:2010-02-03 09:04:35
【ネタバレ注意】

 テリー・ギリアムは一体何がしたいのか。「未来世紀ブラジル」は、やはりまぐれ当たりだったのか。
 騒々しく不愉快な場面の数々は、ギリアムの欠点ばかりが目についてしまい、彼独特の皮肉の利いた世界批判が影を潜めていた。物足りない。つまらない。ギリアムの才能はこんなものじゃないはずだ。

投稿者:maaaaan投稿日:2010-02-02 20:18:17
独創的な映画だったけど
オタマさんは十分に、この映画を満喫しました{アップ}{キラリ}
ギリアムワールド炸裂{超びっくり}って感じだったねぇ〜{YES}{ひらめき}
雰囲気がとってもオシャレだったよねぇ〜
摩訶不思議&奇想天外ばっかりで飽きない!


でもちょっと残念だったのが、最近はCGが凄いから
ちょっと比べちゃった所もあったな・・・。
まぁ〜それはしょうがない事なんだけどね〜
投稿者:クリモフ投稿日:2010-02-01 23:48:31
てっきり中世あたりが舞台だと思ってたんですが、おもいっきり現代なんですね。ということで、「ブラザーズ・グリム」で大下降し、「ローズ・イン・タイドランド」でやや上向いた感のギリアムですが、良かった!これはもう復活といっていいんじゃないでしょうか。
最初の半分くらいはやや吸引力に欠けて、現代と大道芸一座のアンバランスが気になって「はずしたか」と頭に過ぎったんですが、新たな賭けあたりからグッと面白くなりました。鏡はイマジネイションの具現化ってので「ソラリス」(「スフィア」かな?)を思い出したり、まぁこちらではパルナサスありきなとこや選択の重要性など全部そのまんまではないですが。
そしてなんといってもフリーキーな鏡世界。ギリアム節爆発。人間の欲やらを表していたりするのですが、基本的に悪趣味でふざけている(爆発は笑った)のが良い。やっぱパイソンズですな。少し残念なのはアイディアは面白いもののCGメインの画になるとなんか魅力がなくなりがちな気がしました。ギリアムはハリボテ感漂うチープな魅力が好きなんですが。まぁでも摩訶不思議な空間なのは確か。相変わらずの偏屈なカメラも微笑ましい。
オチのつけ方も案外しっかりしていて驚きました。ギリアムの中ではかなりヒューマンです。作家性と集客を両方狙ってきた?ファンタジーとデップを目当てに来たであろう人も満足そうだったし、これって個性派監督にしたら結構凄いんじゃない?
キャストもレジャー&フレンズ、ウェイツ、プラマーは好演、それとリリー・コール嬢(英国のデボン青木)は最高!
いろいろチグハグしてるし傑作といった感じではないですが、渾身の一作です。次が楽しみ。
投稿者:フラーティ投稿日:2010-02-01 17:35:04
【ネタバレ注意】

CGと想像力を駆使した幻想世界も良かったですが、移動式の見せ物小屋など美術面での凝りぶりが圧巻です。衣装デザインも秀逸。ストーリーよりも雰囲気を楽しむ作品ですね。


周知の通り、誠に残念なことにヒース・レジャーは本作の撮影中に亡くなってしまうわけですが、劇中でも首吊りシーンがあって、予見めいていて不気味です。撮影されていなかった部分に関してはジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人がヒースの代役を務めていますが、その切り替えは巧みで全く違和感がないです。顔が変わることで、かえって摩訶不思議さが増幅され、まさに「怪我の功名」。いけすかなさを演じる点では、ヒースよりも寧ろコリンの方が似合ってますからね(笑)


ヒロインを演じたリリー・コールは、童顔とふっくら加減が魅力的ですね。「オースティン・パワーズ」シリーズで有名なヴァーン・トロイヤーも小生意気な小人を好演、グロテスクな世界の構築に一役買っています。あのどこか憎めない悪魔も良かったです。

投稿者:ろめお投稿日:2010-01-31 10:32:44
【ネタバレ注意】

全体的に「バロン」のイメージを色濃く感じる。脚本家が同じだからかな。ただし、設定は現在だしCG多用のため随分とモダンな仕上がり。モンティパイソン風のシュールなギャグもあり、思わずにやりとしてしまうが、モンティを知らない人には意味不明???となってしまうかも。ヒロイン役のリリー・コールはちょっとぽっちゃりフェースだがカワ美しい。「バロン」のビーナス役を演じたユマ・サーマンみたいなセミヌード姿が素晴らしかった。
ヒース・レジャーがすべて演じきっても楽しめる作品になったと思うが、親友3人が別人イケメンになってしまうという設定も面白い。ギリアム&レジャーの組み合わせは期待できるペアなだけに、これが最後となってしまったのは惜しい。本作品、CGでなくすべてアナログだったら満点だが、それは無理な注文か。「バロン」同様、1度観ただけでは分かりにくい。2度3度と観て楽しむ作品だと思う。

投稿者:ノブ投稿日:2010-01-30 17:31:57
【ネタバレ注意】

「Dr.パルナサスの鏡」(監督:テリー・ギリアム 124分)
話の内容は賭け事の好きな悪魔と賭けをしたDrパルナサスの話。
オープニングのイギリスの立派な建物の前をオンボロ見世物小屋馬車が通り、その前には浮浪者二人が寝ているというシーンが良かった。
最初の鏡の世界でお客がバーに入ってお酒を頼むとバーが爆発するという演出が面白かった。
初めてトム・ウェイツのダミ声が聴こえた時はゾクッとした。トム・ウェイツはこの賭け事好きの少しひねた悪魔の役がピッタリだった。
パルナサスがいた断崖絶壁の雪山の寺院が迫力があった。
丸顔のお姉ちゃんのプニプニのほっぺを触りながら、ヒース・レジャーが口説くシーンが印象に残った(ほっぺの触り心地が気持ち良さそうだから。あと丸顔のお姉ちゃんは童顔なので、たばこや葉巻を吸うというギャップが魅力的だった)。
鏡に入って正しい選択をして出てきた気分爽快で喜んでいるオバサン達が、ブランコに乗って鏡から出てくるという演出が良かった(「喜び」の表現としてブランコに乗って揺れるというのがナンカバカっぽくてボク的には好きだから)
ジュード・ロウの世界で、雲に届く高いはしごを竹馬代わりにして逃げるという発想が面白かった。
キレイな小川をカヌーで流れていると、途中から川が牛の死体の浮かんだ淀んだ川になるというシーンが、キレイな小川とのコントラストが効いていて面白かった。
コリン・ファレルの世界で、慈善事業のパーティが開かれたデカイ会場がひび割れて崩壊していくシーンが印象に残った。
鏡の中で丸顔のお姉ちゃんと悪魔のトム・ウェイツが鏡の破片が周囲に浮かんでる中でダンスを踊るシーンが印象に残った。
最後のオチ(コリン・ファレルはあっけなく死に、丸顔のお姉ちゃんは幸せな家庭を築き、パルナサスと小人は紙芝居風人形劇で鏡の出し物を続ける。そして悪魔のトム・ウェイツがその出し物をみてる)はうやむやな感じであまりすっきりしなかった。
全般的に
時代遅れの見世物小屋移動馬車での生活という感じが面白かった。
丸顔のお姉ちゃんとパルナサス役のおじいちゃん、悪魔役のトム・ウェイツなどが魅力的だった。
シュールな世界観については、最初と次の子供が入った世界(予告編でも流れる世界)が一番シュール(シュールレアリズム的)で、三人のトニーの世界はそれほどシュールではなかった。ボクはもっとハチャメチャな世界になると期待していたので、シュールさはイマイチだった。
最後はうやむやなオチでスッキリしなかったのが残念だった。
それでも鏡の世界は独特の世界観があり、見世物小屋の猥雑で貧しい生活も描かれていて、悪魔とのやりとりもそれなりに楽しい、ちょっとヘンテコな味わいの作品。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:ASH投稿日:2010-01-23 12:43:57
【ネタバレ注意】

 「ダークナイト」んとこに「ヒースの遺作」なんて書いちゃったけど、正真正銘の遺作はこの映画の方なんだな。撮影中にヒースが死んじまったので完成が危ぶまれたけど、豪華キャスト陣がヒース演じるトニー役を引き継ぐ形で完成させたという、なんともいい話。もっとも、ギリアムのどうしても映画を完成させたいという執念の方が強かったのかもしれんがな。

 「ファウスト」をモチーフとして、ギリアムが持ち前のイマジネーションを最大限に発揮させて夢とも悪夢ともいえる映像世界を築き上げた映画。ギリアム嫌いや、「ギリアムはもう終った」と言い切る連中には見るべきものは何ひとつもない映画だろうけど、パイソンズ時代のセンスまで持ち出して自身の集大成のようなことをやっている様は痛快。悪趣味なミュージカルで警察権力をおちょくるなんざ、反体制を貫くギリアム健在!!

 想像の世界が舞台なので、そこでのトニーは従来のトニーの顔である必要がない。鏡の世界に入り込んだ人が勝手に思い描くトニーの顔であってもよい。この発想が主役のヒースの急逝という危機を救った(苦肉の策かもしれないが)。面白いのは、鏡の中の世界におけるトニーを演じた3人が、どことなくヒースっぽい演技を披露していること(当たり前だが)。ヒースの人となりというのか、俳優としての彼がどういう人物なのかよく知っているからなんだと思う。それゆえに、映画の最後に出てくる「A Film from Heath Ledger & Friends」には泣けるぜ! また、わざわざこんなクレジットを出すギリアムもいいヤツなんだな。

 それにしても、パルナサス博士が見せる鏡の世界のなんと魅力的なことか。欲望が具現化された世界ではギリアムのイマジネーションがタップリと堪能できて、そこはいつまでも留まっていたくなる夢のような世界と、悪趣味で恐ろしい世界とが表裏一体。シュールで幻想的な世界の表現はギリアムの真骨頂。意地の悪い言い方をすれば、今までの持ち札をいっぺんに出しただけなんだろうけど、いいんです、それが「作家性」というものなんだろうから。パルナサス博士率いる旅芸人一座の衣装や、彼らが移動する際に使う馬車のゴチャゴチャしたところとか、モロにギリアムなところが見ていて嬉しい。

 神出鬼没の悪魔を演じたトム・ウェイツがまたいい味出してやがる。博士の心の隙間につけ込む、憎たらしいヤツ。でも、悪魔が持ちかける賭けには言い知れぬ魅力があるのもまた事実。いろんなことにも当てはまるのだが、悪魔の誘惑の方にハマって抜け出せなくなってしまう人が実際にもいるわけだから。鏡の中では夢のような世界が体験できるが、その奥には悪夢の世界も待ち受けている。何事にも節度は大切ってことなんだろうね。自分がした選択で、結局は自分自身を苦しめるハメになるんだから。

 「ダークナイト」ほどではないにしろ、ヒースの怪演が相変わらずすごいあ。トニーがなぜ、パイプをあれほど大事にしていたのかには、そういう理由があったわけだ。持ち前の美的センスと口八丁さで、さびれていた一座に活気を取り戻させることができたのにもちゃんと理由がある。魅力的に見えていた男の本当の正体が実は…というどんでん返しも気が利いている。観終ってフト思ったのは、もしヒースが死なずに当初の予定通りに完成してたらどんな映画になっていたんだろうか、てなこと。まあ、鏡の中のトニーをヒースがひとりでやれば問題なくことは済むんだろうケドね。

 一座の紅一点、ヴァレンティナを演じたリリー・コールがイイ! デヴォン青木系の丸顔で、美人とは言えないかもしれないが、なんとも堪らない魅力を放っている。どうやら彼女は、一座から抜け出したお陰でいつも夢見ていた理想の家庭を持つことができたようだ。ジプシーのような衣装を着ていたり、幻想のシーンではドレッシーだったり、ちょっとだけセミヌードを披露したりと、なかなかよろしいんでないの。

 ミニ・ミーこと、ヴァーン・トロイヤー演じる小人のパーシーが最高! 可愛げのないヤツだけど、言っていることは的を得てるし、道化とはいえ博士にとってはいなくてはならない存在なのだ。またラストの台詞がイカしていて、子供に「ハッピーエンドなの?」と訊かれて、「ゴメン、それは保証できないんだ」だなんて、ギリアムの映画まんまじゃんよぉ!

 参ったなぁ、今年はファンタジー映画の当たり年になりそうだぞ…。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 美術賞デイヴ・ウォーレン 
  Caroline Smith 
  Anastasia Masaro 
 □ 衣装デザイン賞モニク・プリュドム 
□ プロダクションデザイン賞デイヴ・ウォーレン 
  Caroline Smith 
  Anastasia Masaro 
 □ メイクアップ&ヘアー賞Sarah Monzani 
【ソフト】
【レンタル】
 【Blu-ray】Dr.パルナサスの鏡レンタル有り
 【DVD】Dr.パルナサスの鏡レンタル有り
【ミュージック】
【CD】 オリジナル・サウンドトラック『Dr.パルナサスの鏡』
新品:¥ 2,808
4新品:¥ 3,998より   3中古品¥ 2,000より 

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