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ニーベルンゲン/クリームヒルトの復讐(1924)

THE VENGEANCE OF KRIEMILD DIE NIBELUNGEN KRIEMHILDS RACHE

クリームヒルトの復讐(初公開時)

メディア映画
上映時間125分
製作国ドイツ
初公開年月1925/09/
ジャンルファンタジー/アドベンチャー
ニーベルンゲン (フリッツ・ラング コレクション/クリティカル・エディション) [DVD]
参考価格:¥ 8,424
USED価格:¥ 21,350
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【解説】
 「メトロポリス」のフリッツ・ラングとテア・フォン・ハルボウの共同脚本による、ニーベルンゲン伝説の映像化(日本では第一部「ジークフリード」第二部「クリームヒルトの復讐」と題され別々に劇場公開)。巨竜を退治してその血を全身に浴びたジークフリード王子は、不死身の体となった。しかしそのとき一枚の木の葉が張り付いていた肩が、唯一の弱点となって生命を落とす。数メートルの巨竜は実物大のものが作られ、映画創成期の代表的モンスターとして有名。
<allcinema>
【関連作品】
ニーベルンゲン/ジークフリート(1924)第1部
ニーベルンゲン/クリームヒルトの復讐(1924)第2部
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2013-03-02 08:36:39
何が何でも仇は必ずとる、執念一途の物語。第一部に比べて暗い重苦感がのしかかる。
投稿者:スティン・グレー投稿日:2012-09-25 05:22:04
「ジークフリート」にラスト・シーンのことを書いたけれど、それは第一部の終幕について。
続く第二部は宮廷で復讐を誓うクリームヒルトから始まるけれど、王冠を被り剣を持ったスチール写真はどう見ても「ラファエル前派」か「世紀末象徴派」かといった具合。装飾文様はウィーン分離派風。
造形は「メトロポリス」でも美術を担当するオットー・フンケ、エーリヒ・ケッテルフート、カール・フォルブレヒトの3人。
フンケは「ドクトル・マブゼ」の美術をやっているし、フォルブレヒトは「怪人マブゼ博士」の美術を担当している。

群衆の使い方もフン族のシーンあたりからどんどん迫力が出て、これぞ「メトロポリス」でのマッスとしての群衆へと連なるものか、なんて思ったりした。
フン族の戦士たちが洞穴のような住処からどんどんと数を増して出てくるシーンは圧巻だったけれど、同じ年に作られた表現主義映画「裏町の怪牢窟」にもよく似たシーンがあり、まだこの時期は表現主義的な作風が残っていたことを感じさせる。
ところでフン族の描き方は、あくまで野蛮人。1920年代半ば頃までの映画では下層の人々を“猫背”に描くのが多々みえる。サイレントなので肉体で表現しようとする部分が多かったからか?
「散り行く花」のリリアン・ギッシュも猫背。共演のリチャード・バーセルメスはそれ以上に特異ともいえるほど猫背だった。だから「散り行く花」は“猫背”で造形したような映画だった。

ここでもアッティラ王はすごく猫背。かつ汚らしい(その衣装造形がまた素晴らしいのだが)。対するゲルマンなブルグント族は背筋を伸ばして、このあたり、まるでナチスの優性思想の映像化のよう。
ラングはドイツを去るけれど、脚本を書いた妻のテア・フォン・ハルボウは残ってヒトラーを崇拝し続けるからナチ以前のラング映画って、美意識はかなりナチに近い。

アッティラ王の館のセットがこれまた第一部同様にメガロマニアック。この二部作ではとくにドームの使い方がうまく、ドーム状の門に夥しい人数のフン族の戦士がのみ込まれてゆくところなぞ、セットの壮大さをうかがわせる。
王の館に火が放たれたあとの延々と続くスペクタクルは、バックにワーグナーが流れると壮大さと悲劇性がいや増し、20分くらい緊張を強いられる。それにしても4時間あまりの二部作品の全編、細部に至るまで映像と造形の美学を貫いたラングの才能はやはり凄すぎる。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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【レンタル】
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