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マイ・ブラザー(2009)

BROTHERS

メディア映画
上映時間105分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ギャガ)
初公開年月2010/06/04
ジャンルドラマ/戦争/サスペンス
映倫G
世界の果てをみた兄に、まだ声は届くだろうか。
マイ・ブラザー [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,400
USED価格:¥ 2,200
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【解説】
 スザンネ・ビア監督の2004年のデンマーク映画「ある愛の風景」を豪華キャストでハリウッド・リメイクしたヒューマン・ドラマ。戦地での体験によって心に大きな傷を抱えて帰還した男の苦悩と、それを受け止めようと葛藤する家族の姿を描く。出演はトビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマン。監督は「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」のジム・シェリダン。
 妻グレースの良き夫であり、かわいい2人の娘の良き父である米軍大尉のサム。一方、その弟トミーは問題ばかりを起こす家族の厄介者。彼が銀行強盗での服役から出所したばかりのある日、入れ替わるようにサムがアフガニスタンの戦地へと出征する。やがて、グレースのもとにサムの突然の訃報が届く。悲嘆に暮れるグレースと娘たちを前に、心を入れ替え、彼らの支えになろうと決意するトミー。徐々にグレースとの距離も縮まっていくが、そんな時、死んだと思われていたサムの生存が確認される。そして、家族との感動の再会を果たしたサムだったが…。
<allcinema>
【関連作品】
ある愛の風景(2004)オリジナル
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
217 8.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:kuro投稿日:2011-05-05 05:03:00
【ネタバレ注意】

感動作ですが、いまひとつ心に迫るものがないのはなぜだろうとかと考えてみました。
家族ぐるみの付き合いがあった部下を、脅迫されて自らの手で殺してしまった上官が悔悟の念と、そんな自分が英雄に祀りあげられている欺瞞に、自己嫌悪から頭がおかしくなってしまったのが、妻の変わらぬ愛に助けられるところで話は終わります。
この物語は強盗犯だった弟が出所後に、兄の死をきっかけに家族のなかで頼りにされていない自分に気づいて更生する話と平行して進みます。
出所後に被害者の銀行員に謝りに行くという勇気ある行動と、子どもの心が離れた父親に対して、母親が青春時代そのままの愛で夫を受け止めるという行動がPTSDを治す妙薬と言いたげです。
そんな勇気ある行動を得られるPTSD患者がどれだけいるでしょうか?
そこが現実には不可能と思わせるために、いまひとつなのだと思いました。

投稿者:ghost-fox投稿日:2011-04-17 22:03:35
兄弟(姉妹)間の相克 ≦ 三角関係 < PTSD
投稿者:popcorn投稿日:2010-06-14 06:46:32
【ネタバレ注意】

予告編の印象からすると、サム・ケイヒル=トビー・マグワイアが帰還するまでが長い。

捕虜となって虐待されるサムと、訃報に接し、悲嘆に暮れる、グレース・ケイヒル=ナタリー・ポートマン、イジーこと、イザベル・ケイヒル=ベイリー・マディソン、「人気者」のマギー・ケイヒル=テイラー・ギア、彼女たちを支える、トミー・ケイヒル=ジェイク・ギレンホールが同時進行で描かれるが、「戦場で何が?」あったかは、終盤まで明らかにしない方が効果的だったのではないか? つまり、観客を第三者然とさせるのではなく、帰還兵の家族の立場に置くのだ。無論、そうした構成にした場合、サムに共感し辛くなるというデメリットは生じるが。

アフガン人の描写については、甥の見ている前で同胞を射殺、捕虜を拷問するなど、たとえ事実を反映しているとしても、残酷な面だけを強調するのはフェアではない。

戦地で異常な経験をしたサムが、解放され、帰国しても、くつろげるはずの我が家を「居心地が悪い」と感じ馴染めないのは解る気がする。夜中に、食器棚の食器の並べ替えをしている最中、近所で犬が吠え、窓辺に様子を見に行く彼の手に銃が握られているのにはゾッとする。

家族の再生は、漸く、第一歩を踏み出したに過ぎない、そんな締め括り方も僕好み。(もし、それが計られなかった場合、イザベルは、マギーの誕生日パーティーの席で吐いた「嘘」を一生後悔することになるだろうと、フィクションながら心配になる)。

頬がこけて見違えるトビー・マグワイアは、評判通りの熱演。

ジェイク・ギレンホールは、『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』のようなアクションも結構だけれど、『ドニー・ダーコ』のドニー・ダーコ、『ブロークバック・マウンテン』のジャック・ツイストなど、やはり、繊細な青年役がよく似合う。

義弟の「アミーゴ」のために、(その時点では)亡き夫(と思われていた)のクローゼットの中から代えのズボンを選んでやる時や、夫の生存の知らせを受けた際の複雑な感情表現は、ナタリー・ポートマンの真骨頂。

ベイリー・マディソンは、妹にコンプレックスを抱く難役ながら、拗ねたり、怯えたりする表情が上手い。

ボールでパンケーキの生地を溶くシークエンスで、髪に生地を付着させ、おしゃまを言うテイラー・ギアは愛らしい。

それにしても、大なり小なり、こうした悲劇がアメリカの各地で、いや、世界中で起きているのだと考えると、戦争とはほんに罪深い。
http://blogs.yahoo.co.jp/popcornandfella

投稿者:ビリジョ投稿日:2010-06-12 00:37:14
【ネタバレ注意】

 「ある愛の」と、ほぼ同じ。

 まあ、アフガニスタンといえばデンマークよりもUSAですね。もの凄くしっくりくるリメークであります。

 自分を嫌悪する自分。嫌悪したまま生きていくか、いっそ自死を選ぶか。主人公は選ばない。自死を美化する風潮を、監督は否定する。ではどうするか。生きるしかないのか。

 とりあえず、明日は生きていようと思う。妻と娘がいるから。

投稿者:ASH投稿日:2010-06-04 20:20:24
【ネタバレ注意】

 というわけで、前日にオリジナル版である「愛風」をDVDで鑑賞してから万全の態勢で劇場へと臨んだのだが、こういうことしちゃうとオリジナル版との相違点を探すことに躍起になって、リメイク版そのものが愉しめなくなる危険性もあるわけだけど、なるほど、このプロットなら舞台をアメリカに移してもシックリとくるわ。

 デンマーク軍がどれほどの兵士をアフガニスタンへ派遣していたのかは分かりかねるが、舞台をアメリカへと移したことで、アメリカ国内の多くの観客にとってこの物語がグッと身近な問題となってくる。「HL」や「GZ」へのコメントでも再三にわたって書いてきたが、家族や知り合いを戦地へ行かせている人たちが普通にいるあの国では、このお話を他人事だと言い切れないほどの現実味がある。

 国の英雄として帰還しても、自分の居場所がなくなってしまうという怖さ。愛する家族と接していても、戦場で体験した出来事が心の傷となり、サムを精神的に追い詰めてしまう。自らの手を汚してまでも生還したというのに、帰還兵にはあまりにも過酷な現実が待ち受けている。そうして見えてくる、戦争の本当の意味での恐ろしさ。日本では身近な問題とは言えないが、あの国ではヘタをすると帰還兵が身内にいたりするから、これがとても現実味を帯びた話になってくる。

 デンマーク製のオリジナル版とほぼ同じ展開ながら、舞台を変えたことで印象がだいぶ違ってくる。あの国にとって戦争というものは絵空事でもなく、対岸の火事でもないので、オリジナル版以上にリアルに「家族」の日常に響いてくる。一個人の物語としての部分が強かった「愛風」に対して、「マイブラ」の方は明らかに兄弟を含めた家族の絆の物語としての部分が強い。作家性の違いももちろんあるのだろうが、こうした方が多くの(アメリカの)観客に現実問題として訴えかけやすいのだろうから。

 その辺りを誰にでも分かりやすくされた、オリジナル版の味わいを殺いだハリウッドによる改悪と捉えちゃうとダメなんでしょうけど、オリジナル版にあった一種独特の雰囲気を重視して「愛風」をそっくりそのままなぞるよりは、アメリカ社会の問題としてその設定をトレースさせた「マイブラ」にはリメイクされた意義が充分にあると僕は思っている。まあ、少数派の感想なんだろうけどね。ちなみに、この映画で扱われる戦争は、アメリカ史における他の戦争と置き換え可能だわな。

 トビー・マグワイアのように、普段はおとなしそうな人が眼をカッと見開いて狂気に満ちた表情を見せると、とてつもなく怖い! かように戦争とは、人間をここまで変えてしまうのだ。末娘の誕生パーティのくだりの異様なまでの緊迫感といったら!! 先日観た「ペルシャ」から一転、弟の苦悩を演じたジェイク・ギレンホールの上手さも光る。そう言えばこの2人、「スパイダーマン」を通じて繋がってるだけになんとなく似ている。

 ナタリー・ポートマンが二児の母に見えなくて「違和感」を感じる人もいるかと思うが、高校時代のカップルがそのまま結婚して子供ができて、地元でくすぶっているってのはよくあることなんだよ。ブルーカラー層の主婦のくたびれた感じを、あの若さで表現しているのはさすが。時折見せる慈愛に満ちた表情もイイね!

 キャリー・マリガンが小さな役で出ているのには驚いた。幼な妻と言えそうなあの歳で未亡人になてしまうとは…。ジュニアが這い這いしながら出てくるシーンは可愛くもあり、その可愛さゆえに悲しくもなる…。遺族を訪ねた「愛風」に対し、「マイブラ」の方は遺族との対峙が半ば強制的なのが意味深だ。

 ところで、「愛風」ではコメント内でもあまり取り沙汰されなかったアフガニスタン・ゲリラの描写だけど、やっぱりコッチの方が少々露悪的なもんだから、そういうところにムカつくって人、いる? まあ、僕の知ったこっちゃないけどね。

 どうでもいい話。「17歳」「ペルシャ」「マイブラ」、なんか微妙にキャストが被ってるんだけど…。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 男優賞(ドラマ)トビー・マグワイア 
 □ 歌曲賞U2 “Winter”
  ボノ 
□ 若手俳優賞ベイリー・マディソン 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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