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借りぐらしのアリエッティ(2010)

メディア映画 Anime
上映時間94分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月2010/07/17
ジャンルドラマ/ファンタジー
映倫G
人間に見られてはいけいない。
借りぐらしのアリエッティ≪北米版≫ [Blu-ray]
参考価格:¥ 10,800
価格:¥ 7,608
USED価格:¥ 3,300
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 Photos

【クレジット】
監督:米林宏昌
企画:宮崎駿
プロデューサー:鈴木敏夫
制作:星野康二
原作:メアリー・ノートン
『床下の小人たち』(岩波少年文庫刊)
脚本:宮崎駿
丹羽圭子
作画監督:賀川愛
山下明彦
美術監督:武重洋二
吉田昇
色指定:森奈緒美
アフレコ演出:木村絵理子
音楽:セシル・コルベル
音響演出:笠松広司
主題歌:セシル・コルベル
『Arrietty's Song』
映像演出:奥井敦
整音:笠松広司
声の出演:志田未来アリエッティ
神木隆之介
大竹しのぶホミリー
竹下景子貞子
藤原竜也スピラー
三浦友和ポッド
樹木希林ハル
羽鳥慎一
吉野正弘
【解説】
 とある古い家の床下に暮らす小人一家と人間の交流を描いたスタジオジブリ製作のファンタジー・アニメ。原作は1952年にイギリスで出版されたメアリー・ノートンの傑作児童文学『床下の小人たち』。舞台をイギリスから日本に移し、小人の少女アリエッティと人間の少年のひと夏の触れ合いを綴る。監督は「千と千尋の神隠し」や「崖の上のポニョ」などで原画を担当し、本作で初メガホンに抜擢された米林宏昌。
 父ポッドと母ホミリーに囲まれ3人で静かな暮らしを営む14歳の少女アリエッティ。彼らは、郊外のある広大な古い屋敷の床下に住み、一家の生活に必要なモノを床上に住むふたりの老婦人に気づかれないようにこっそり借りてきて暮らす、“借りぐらし”の小人たち。彼らの日常には危険がいっぱい。とくに人間は要注意。もし見られたなら、そこから引っ越さなければならない。それが彼らの掟。そんなある夏の日、アリエッティは、病気療養のためにやって来た12歳の少年・翔にその姿を見られてしまう。しかし、好奇心旺盛なアリエッティは、父親の心配をよそに、次第に翔に近づこうとするのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
426 6.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:こじか投稿日:2012-11-25 02:26:03
月並みな感想ですが印象が薄い。観賞後に書き留めていた感想文を消してしまい、モノの見事に内容さえキャラクターさえ忘れてしまった。こんなに魅力不足なジブリ作品も珍しい。ジブリ好きなので、またいつの日か。
投稿者:ringoringo投稿日:2012-07-20 01:37:55
【ネタバレ注意】

ジブリ作品で思い起こすこと・・・(*^ワ^*)

好奇心旺盛で頑張り屋さん。そして、感情の起伏が激しくて凜としたローティーンの女の子!!♪\(^ω^\)( /^ω^)/

そのキャラが僕の琴線を激しく揺さぶる!!d(* ̄o ̄)

投稿者:ピースケ投稿日:2012-06-17 23:57:00
小人たちのドキ☆ワク☆アドベンチャー! みたいな話の方が良かったな。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-12-17 16:02:52
【ネタバレ注意】

御大の代表作の縮小版と言った所。前半の親子が角砂糖とティッシュを借りに(盗みにしか見えないが)行くシーンは面白いけど、全体的には退屈な印象。少年が小人の家を見付けてキッチンをドールハウスのと取り替える行為は信じ難い迷惑行為だし、第一なんで場所が分かったんだ? お手伝いの婆さんも小人で金儲けをしたい訳じゃ無さそうだけど、表情がドーラ以上の業突張りに見えてしまうし、他の一族が一人を除いて全然出て来ない点もマイナス。少なくとも今のジブリ信者のように、いい物を観させて貰ったとか、深いアニメだとは思わない。

投稿者:トム・ルーズ投稿日:2011-08-05 07:13:41
【ネタバレ注意】

ジブリ映画にしては少々地味な印象の本作ですが、それでもジブリ映画特有のこの筆感を体感すると、何だかホッとしますし心が温まりますね(\'-^*)/
まあ地味でありながらも力強いメッセージはしっかりと込められていて、近年ジブリ作品の中では私は結構好きな作品です。
日本映画としての和の部分もあり、原作がイギリスと言うこともあってか作品全体を覆う雰囲気が洋風でもあり、和洋混合な作風と言うのもジブリ映画ならではと言えますね☆-( ^-゚)v

タイトルにもなっている借りぐらしって何のこと?と思いつつ見ていましたが、当然借金生活している人間のことではありませんよ( ´艸`)
いや、借金と言えば借金なのかな?
借りぐらしとは、人間に見つからないように人間のものを少しづつ借りて人間の家の床下に隠れ住んでいる小人さん達の生活のことでした。
借りと言えば聞こえは良いですが、人間で言えばかっぱらい、万引き、盗人、泥棒・・・ってアニメでしかもファンタジーなんだから、あまりそう言うこと言うなってなo(_ _*)o
とは言え、ある意味万引きと同じで、人間に『見つからない』と言うのが生きていく上での掟。
人間に見つかったなら、その土地から離れなければならないそうです・・・。
生きることは、命懸けってことですねヽ(;´ω`)ノ

アリエッティ一家を通して、小人さん達が借り暮らしをしながら生きていく様子を垣間見ることになりますが、本当に生きて行くことって大変だなとしみじみ・・・。
大変なのは人間だけじゃない・・・命あるものは、皆生きることだけでも大変なんですよね。
平凡で退屈なんて、ある意味贅沢の極みなのかもしれません・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

『借りぐらし』と言う言葉が、借りと狩りをかけているのもまた面白い言葉遊びでした。
小人さんが生活するのに必要なものを、人間が気付かないぐらいの量を狩りに行って、狩ったものを借りて(正確には拝借して)生活しているのです。
角砂糖一個、ティッシュ1枚を拝借するのも、本当に命懸け。
しかも人間に見つからないようにですからね・・・見ていて応援したくなっちゃうように持って行くところは、さすがジブリファンタジーと言ったところでしょうか!
人間はコンビニに行けばすぐ買えちゃうのですから、コンビニに行くのも億劫なんて言ってられませんね(゚ー゚;

さて、父に連れられ14歳の小人の少女アリエッティも狩りデビューをし、狩りって楽しいね!と言えるぐらい冒険気分で狩りを楽しめるようになってきたところでしたが、人間に見つかってしまったものですからさあ大変・・・となりました。
小人から見た人間は、まるで大きな怪獣でしたね・・・。
虫さんや小動物も、人間をこんな目で見ているのでしょうし、人間に捕まったならもうお終いと言う感覚なのかもしれませんねΣ(・ω・ノ)ノ!
当然ジブリ映画ですから、心臓の病気で療養中の少年とアリエッティの交流を美しく描いていますが、これはファンタジー・・・。
実際は、樹木希林のように・・・あ、樹木さんは声だけだった・・・お手伝いさんのハルのように、珍しいものを捕獲しようと躍起になるのが人間の大多数の行動でしょう。
人間って、なんだか汚らわしくて、地球で一番害がある生き物のように思えてきましたよ(><;)
それにしてもハルは声だけじゃなく見た目も樹木希林に激似すぎて、なんだかホラーチックなキャラでしたね(°∀°)b

心臓の病気で手術を控えていた少年・翔は、死を覚悟して絶望していました。
しかし、アリエッティ家族が必死で生きる姿を見て・・・滅び行く運命の小人達が必死で生きてる姿を見て、最後にはあきらめちゃいけないと言う心が芽生えました。
そうなんです!この映画を見たら、何があってもあきらめちゃいけない、とりあえず必死に生きてみようと思えてくるんです!
近年迷走気味のジブリ映画ですが、昨年公開された本作は、久々に私の中ではヒット作となりました(^-^)/
新人の米林宏昌監督は、宮崎駿イズムをしっかりと継承していると思いましたよ。
デブ猫のニーヤの使い方なんて最高でしたし(´∀`)

人気俳優を起用して世間から非難されている声優に関しても、どこか滅び行く種族としての悲しみを背負って生きているようなアリエッティと志田未来のイメージが合致して、私は当たり役だった気がしましたけどね(*^ー^)ノ

さあて、昨年のジブリ映画を再鑑賞したところで、今年のジブリ映画『コクリコ坂から』も見てこようかなっと・・・。
息子の宮崎吾朗監督か・・・期待半分不安半分(`・ω・´)ゞ

投稿者:scissors投稿日:2011-06-21 21:35:06
もうブランドや雰囲気だけでなんとなーく満足してお金落としてくれる客がアホほどいるからそれでいいってとこか。
勝手な深読みで意味付けして価値を上げてくれる客もいるし。
商売としては上手いんだろうな。
投稿者:namurisu投稿日:2011-06-21 10:56:02
ふいに訪れる絶望と恐怖だが、胸をはって元気出して生きてゆこう。
投稿者:sayakamizu投稿日:2010-12-08 14:20:21
つむじ曲がりのスタジオジブリ
投稿者:はこまる投稿日:2010-11-23 23:06:41
「あちゃー・・・」っていう感じですかね。テストの成績だけはいいけど、ただそれだけ、みたいな。まったくワクワクしないし。

これは一体なんなんでしょうか。男女を問わず魅力に欠けるキャラクターや致命的とも言えるユーモアの不足については目をつぶるとしても、誰が見ても高い志と高い完成度を持っているのは一目瞭然なのですが、見終わって暫くしたらほとんど印象が残らず何の感情も湧かない困った作品となっています。
原作未読。『トトロ』の亜流みたいなお話ですが、その過剰性において軽々とアニメの枠を飛び越えて永遠の生命を得たあちらとは違い、こちらはキャラクターと背景、そして細部描写がブランドイメージの奴隷と化し、「ジブリだから」という約束事が作品から伸びようとする芽を摘み取る異常事態になっています。

もちろん、巨匠が脚本(丹羽圭子と共同)を担当しているので、観客がジブリ作品に求めるエッセンスというのは画面から感じることは可能ですが、そのいずれもが紛い物。個人的には宮崎アニメの巧妙なトレース商品、または、コンビニなんかでその季節だけに販売される期間限定の宮崎風味のジブリアニメという印象を持ちました。或いはユ○クロのアニメ版でも構いません。

また、トレースと言いましたが、本作が美しい細部描写と音響効果で巧みに覆い隠したその和洋折衷などっち付かずのトンデモ設定の在り方は、本来最も愛されるはずのコアなアニメファン(ヲタ)からは完全にスルーされ、或いは、ブランド力のみで映画を観ている一般消費者からは「ふ〜ん・・・」という淡白な支持しか得られない中途半端な満足感の中で浮遊し、結局はジブリ以外に居場所を見いだせない本作の立ち位置に似ています。

鈴木敏夫Pの頭の中は、巨匠亡き後、庵野あたりに『ナウシカ』完全版を作らせて、広告代理店を使ってまた純朴な消費者からお金を搾取することで頭がいっぱいでしょうが、個人的にはそれだけは勘弁して欲しいものです。老害故か、はっきり言って作っている物が最近かなりアニメからズレてきています。
あと、吹き替えに関してはいずれのキャスティングも無惨の一言。本作の淡白で無表情、全てにおいて表面的な肌触りは、やはり素人声優の棒の演技に由来していると思います。これもバカ鈴木の責任です。上から目線で物を作り続ける限り、興業に反比例して進む空洞化は今後も止まらないでしょう。

生まれてきた映画は親を選べない。可哀想なアニメーションです
投稿者:terramycin投稿日:2010-09-23 14:24:04
【ネタバレ注意】

アリエッティが「借りている」というが、人間たちの同意を得ておらず、食料などを奪って生活している。
小人なのでその消費量たるや人間たちが気にもしない量なのであるが、やはり使ってもいないのに少しずつ物が無くなっているのは気持ち悪い。

物語は、病弱の子が、他人の為に努力をして友情も生まれ、生きる希望を見つけるという、特に目新しい感じは受けないものであった。

小人族はどういう経緯で存在しているのか?また、翔のその後を知りたかったが、原作でのお楽しみなのか、この作品では描かれていなかった。
物語全体的に深い作りではなく、表面的なつくりになっていると感じた。

投稿者:クリモフ投稿日:2010-09-10 11:02:03
印象に残るシーンがまったくないのはどうしたものか。二日前に見たのになぁ。ジブリ新作というような色眼鏡はなるべく意識せず、過去二作の教訓で細かい突っ込みはしないでおこうと思い臨んだのですが、この淡白さはある意味すごいです。
少ない登場人物が全員キャラ立ちしていないのは大問題ですが、アリエッティに魅力がないのは本当に残念。観終わった後、えーと、どんな娘だったっけ?という感じでした。その他のキャラもバックグラウンド不明のものばかり、アリエッティの父はましですが、これはこれで顔がじみ過ぎて思い出せません。
話のほうもわざとやっているのかと思うほど複線つぶし。焦点もバラバラ。小人世界のスペクタクルかと思ったら、地球環境に脱線しかけて、ラブストーリーに落ち着くかと思えば、終幕。どれも踏み込みが浅いため、説得力がありません。これはどういう話だったんでしょうか。「駿ってすごかったんだなぁ」と思ってしまう結果でありました。うーむ、冒頭の適当なベンツのシーンから嫌な予感したんですが、当たってしまいました。
まぁ、欠点だらけなのに、金返せという駄作に感じなかったのは、それはそれで凄いですが、すぐ忘れそうです。とりあえず、主題歌の使い方はダサかったなぁ。あと翔君、行動が短絡的過ぎるぞ!
投稿者:なちら投稿日:2010-09-02 20:47:03
物置で野良猫が子猫を産んだらしくどうにか保護してやりたいが、猫の負担になるような行動はしたくない。
そう思って遠くからチラチラ観察していたら、猫的にはそれすら居心地が悪かったらしく引越ししちゃいました。
っていうのと似てる。良かれと思っても勝手な思い込みでしかない場合ってあるね。

翔君はアリエッティを一目見るのにとても気を遣って紳士的だったが、
対面した途端滅び行く種族だと荒んだ発言をしたり、急に生きる気力が湧いたり…。
豹変するので驚いたよ。
投稿者:maaaaan投稿日:2010-08-15 20:33:55
あれれれれぇぇぇ〜
途中まで面白かったじゃん〜
ってか、挿入歌が邪魔に思えた。(爆)
最後・・・あれはないんじゃないかなぁ〜

終わった瞬間

「えっ?終わっちゃったね!w」

これが、率直な感想デス。w


映像も良かったし、声優も良かった
なんか残念

ナシエッティーでしたね。w
投稿者:rT2k投稿日:2010-08-12 14:48:03
余剰した生産社会で見えない窃盗をみないことによって社会がまわっているみたいな話だったが
もっと主人公のオヤジにでも所有と借用と生存についての長台詞でも吐かせればより明確に主題が理解できた
投稿者:黒美君彦投稿日:2010-08-03 21:41:36
【ネタバレ注意】

ジブリ作品のテーマの多くが、「異界との邂逅」と、それに伴うアドベンチャーを通した子供の成長であることは今更指摘するまでもない。
そうした意味からすると、この作品の「小人」は、人間の相似形であり、従来の作品の「異界」に比べると理解はしやすい。
…というより、この作品における「異界」は寧ろ人間世界の方だ。ガリバーもかくやと思わせるベッドに横たわる(巨大な)少年、高層ビルを想像させる食器棚、ひと抱えもある角砂糖…。
毀誉褒貶、いろいろな見方ができようが、私自身は「アリエッティ体験」ともいうべき小人体験を楽しめただけで満足してしまう。巨大な水滴の表面張力の表現など、さすがと思わせる作り込み。
大竹しのぶ、三浦友和、樹木希林などベテランで固めた声の出演もなかなか良かったと思う。
物語としてはいささか盛り上がりに欠けるのは間違いないが、それでも小人や妖精といったファンタジー世界が身近にあった頃の自分に瞬間戻れた気がした。

英国のメアリー・ノートン原作だから仕方がないけど、「翔」少年に「はる」さん、書かれているのはひらがなで日本語で会話するのに、なぜ「アリエッティ」「ポッド」「ホミリー」と外国系の名前なのでしょう…(苦笑)。

投稿者:ビリジョ投稿日:2010-07-26 08:46:21
【ネタバレ注意】

 世界のジブリにしては地味だなあ。いいのかこんなことで。
 面白くない、ってわけではないが。それほど劇的な展開を見せるわけでもないし。続編があるのかなあ。細部のこだわりも、ナウシカやトトロに比べると、まあそれほど。
 後ろに座っていたアキバ系っぽい男子2人組は「初監督でこれは、大したもんだね」と批評されておられましたが。

 ハングリー精神が感じられなかった。無難な仕上がり。

投稿者:BMG投稿日:2010-07-22 01:44:15
世界観の描き方が見事でした。こんな生活も悪くないなと思わせる小人達の生活に心躍りましたね。アリエッティと翔を演じた、 志田未来と神木隆之介の二人の声優も凄く良かったですし、久しぶりの大竹しのぶも、くすりと笑みがこぼれる怪演っぷりを見せてくれました。
ただ、それだけ引き込まれる要素がいっぱいだったのに、90分の長さというのは、いかんせん短すぎる気がします。せっかく藤原達也使っているんだから、もっとスペラーを活躍させて、もう1騒動あって、ちょうどいい長さになったのではないかと思いました。

後、EDの曲も、すごく感情に訴えられる、素晴らしい曲だったのに、なんかしり切れトンボで終わってしまったのが残念でした。
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2010-07-19 09:27:06
 食事の場面では、翔が箸でご飯と味噌汁を食べるのに、貞子とハルという二人の老婦人は、ナイフとフォークでステーキを食べている。
 料理は全員同じもので、三人の前にはそれぞれ箸とナイフとフォークがあるが、翔は箸、老婦人はナイフとフォークで、食べる動作を分担している。
 作品の雰囲気作りと、海外展開を視野に入れた配慮とが、面白い調和を成している。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-135.html
投稿者:ASH投稿日:2010-07-18 11:42:55
【ネタバレ注意】

 さすがはジブリ作品、日曜日の午前中の早い回なら空いているだろうと踏んだら、とんでもない、ほぼ満席状態。御大は監督に関わっていないから、出来に関しては少しばかりの不安もあったけど、ジブリらしく可愛らしい映画に仕上がっているね。まあ、6歳以下のお子様たちにはかなり退屈な映画なんだろうけど。

 主人公の名前がアリエッティだから、てっきり外国を舞台にした映画なのかと思ってた。小人が暮らす世界に日本家屋はあまり似つかわしくはないだろうから、この映画では洋風のお屋敷にドールハウスと、アリエッティたちが暮らす世界を無理なくヨーロッパ調にしてあるのには感心しちゃう。確かに、お米を食べるよりはパンやクッキーの方がシックリくるもんね。

 人間の家の床下に棲み、夜になると出てきては生活用品を借りる小人たち。彼らが言う「借り」とは、「狩り」とイコールなんだろうか? 人間の世界へ行くということは、彼らにしてみれば命懸けだろうし、時には何も獲られないこともあるだろうから、そういう感覚なんだろうな。ところで、借りているということは、彼らはいつかは返してくれるのだろうか? 見ている限りだと、借りっぱなしのような…。

 日常にあるモノを巧みに利用して生活している、小人たちの暮らしぶりには本当に感心させられる。お父さんが手と足にガムテープ?を巻き付けて壁をよじ登ったりと、相変わらずのディティールへの異様なこだわりの数々は見ていて愉しい。何でもちょっとした工夫で再利用できる。物質社会に生きる人間への皮肉なのだろうか。まあ、そこまで難しく考える必要もないんだろうけど。

投稿者:movie_love投稿日:2010-07-18 01:08:29
絵がきれいですね。本作の企画・脚本を宮崎駿が担当しているのだけど、それを考慮したら大いに物足りない、というか脚本担当者というのはそれほど作品に影響を与えないということなのか・・・・
本作品はジブリ作品の1本として歓迎できる作品になっている。「ゲド戦記」「崖の上のポニョ」などよりはるかに良くできている。それと同時に「ハウルの動く城」「千と千尋の神隠し」らと比べると遥かな差がある作品と感じる。
この表現がすべてを示している。
例えばみなさんは自分の初めての道具?(針?)を手にしたアリエッティの戦い、冒険を見たいとは思わなかったでしょうか?この原作はまだまだこの作品を広げる題材を多く持っている。そこまで広げられなかったのが残念に思う。
投稿者:popcorn投稿日:2010-07-12 21:30:42
【ネタバレ注意】

決して大作ではないが、スタジオジブリとしては、久しぶりに真面な作品だ。

ハル=樹木希林が言うところの、「泥棒(の)小人」、アリエッティ=志田未来、頼もしくて、思慮深い(まあ、所詮、泥棒なんだけどね!)ポッド=三浦友和、心配性のホミリー=大竹しのぶの暮らしぶりは質素だが、知恵と工夫に富んでおり、興味深い。

洗濯ばさみを髪どめにしたり(タペストリーだと、あれがフランスパンに見えるのは僕だけ?)、ガムテープで、ダイニングテーブルを上ったり、魚の醤油差しを水筒、薬缶を船の代わりにしたりする、こうした「代用」は、『ミクロキッズ』、リュック・べッソンの「アーサー」、「ティンカーべル」各シリーズ他でお馴染みだが、本作のディテールは群を抜いている。

最近のスタジオジブリは、作品によって作画のクオリティーにバラつきがある。しかし、プロデューサーの鈴木敏夫が、「ジブリで一番上手なアニメーター」と評する、米林宏昌(通称、「麻呂」)が監督だけに、本作のそれは申し分ない(作画監督、賀川愛、山下明彦)。

米林宏昌は、肝心の演出の方も初監督らしからぬ堂に入ったもの(演出は、『めいとこねこバス』で経験済み)。

必死になって、通風孔に手を突っ込み、顔面がボンレス・ハム状態になるニーヤ、ダンゴムシを放り投げて遊ぶアリエッティの描写はユーモラス。ハルの地団駄は、これぞ、地団駄という感じ。
貞子=竹下景子が、ハーブの香り、つまり、「小人」の存在に気付くシーンは胸がジーンとする。

スピラー=藤原竜也は野性的でゲテモノ食い、アリエッティに無言で野いちごを差し出す所作が、「未来少年コナン」のジムシー=青木和代を連想させる。
アリエッティ一家が、引越しの最中に食べる、チーズを乗せたパンは美味しそう。ホミリーがパンの大部分を残してチーズを平らげてしまうのは、『天空の城ラピュタ』のパズー(の場合は所謂、ラピュタパンの目玉焼きだが)=田中真弓を思い出させる。

また、「野原みたい」なアリエッティの部屋、「綺麗」なイギリス製のドールハウスなど、美術スタッフの仕事が素晴らしい(美術監督、武重洋二)。取り分け、草木の生い茂る、屋敷の庭には感嘆する。

素朴且、繊細なケルト音楽(セシル・コルベル)は作品を引き立たせ、「Arrietty’s song」も、美しいハープの音色、フェミニンな歌声、拙い日本語が相俟って、聴く者に神秘的な印象を与える。

監督作品では脚本を素っ飛ばし、いきなり無計画に絵コンテを切る結果、構成がデタラメな上、映画的なカタルシスに背を向けているのは理解するにしても、しばしば着地点が見出せない近年の宮崎駿であるが、本作では丹羽圭子と共同で脚本を担当(他に企画も)し、無難に纏めている。

翔=神木隆之介が厚意で、「わすれもの」を届け、「小人」の「巣」のキッチンをドールハウスのものと交換したのが裏目に出てしまうのは、他種族並びに、自然と係わり合うことの困難さについて考えさせられる。

但し、「君たちは滅びゆく種族なんだよ」とのセリフは、取って付けたみたいで頂けないし、そもそも、知り合ったばかりの相手に対して、しれっと口にするような言葉ではあるまい――いくら間近に心臓の手術を控え、翔が死に取り憑かれていたとしても。

以前から、宮崎駿はきちんと脚本を書くべきだと思っていたが、本作を鑑賞して、その意を強くした。脚本は映画の「命」。有名な逸話だが、天下の黒澤明だって、初期と晩年を除き、共同で、改稿を重ねたのだ。

劇場用のアニメにプロの声優ではなく、有名俳優、タレントをキャスティングすると、とかく批判されるが、個人的には、志田未来、神木隆之介、三浦友和は文句なし。樹木希林は流石に上手い。
大竹しのぶだけは、キャラクターデザインからすると、声が可愛過ぎて、少々、違和感がある。http://blogs.yahoo.co.jp/popcornandfella

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ アニメーション作品賞 
【ソフト】
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【ミュージック】
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【書籍】
■原作
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【文庫】 床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)
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【単行本】 床下の小人たち (岩波 世界児童文学集)
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【単行本】 床下の小人たち (英米児童文学選書 (7))
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