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椿山課長の七日間(2009)

メディアTVM
放映日2009/12/19
放映時間21:00〜
放映曜日土曜日
放映局テレビ朝日/朝日放送
製作国日本
ジャンルドラマ/コメディ/ファンタジー

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【ユーザーコメント】
投稿者:流氷一滴投稿日:2010-01-03 22:45:37
【ネタバレ注意】

もとともは浅田次郎の連載小説、2006年に映画化されました。
本作品は2009年制作ですから、映画のリメークとはいかない(あまりに時間が経ってないから)。どうしても、映画とは違う「工夫」が必用です。

原作は非常に理解しにくいものです。突然死した三人(椿山課長、やくざの親分、男の子)は、それぞれ「理由があって」、現世に逆送されます。むろん、生前とは全く違う姿で。現世でのお約束のひとつに「正体の秘匿」がありますが、そもそも「逆送の目的」が「生前できなかったことの実行」ですから、正体をばらさないと目的達成は難しい。椿山課長は「隠し通します」が、他の二人は「ばらして」しまいます。男の子の目的は「本当の親」に会うこと。願いは叶いますが、「地獄行き」を宣告されます。結局、ぽっくり逝った椿山課長の父親が「身代わり」を申し出て、助かります。
これって、ほとんどの人は、すんなり納得できないでしょう。
私の「解釈」は浅田次郎の「父親に対するオマージュ」です。間違っているかもしれませんがね。

映画は「一瞬で理解」してもらわないといけませんから、大幅に変えています。
椿山課長、やくざの親分、男の子は、決して「自分の正体を言いません」が、その「しぐさ」で相手に「自分の思い」を伝えます。相手がそれを理解したのを見届けて、静かに消えていきます。むろん、「言葉で正体を明かしてない」から「おとがめ」はありません。
映画の「見所」は、この「セリフのない演技」です。

TVドラマを作った人はさぞや困ったでしょうね。映画のアイデアをいただくわけにはいきませんから。結局、馬鹿正直に原作をトレースしましたが、時間制約から大幅に「はしょって」映像化しました。「独自性」を出すために、コメディー的な表現を増やしましたが、これがまずい。石原さとみは相変わらずドタバタしていますが、これが中年という設定の和山椿に全然合っていない。映画の伊東美咲は今までの評価は高くはないですが、この作品では息子に「自分の思い」をうまく伝えていました。人選も演出も「月とスッポン」の差です。
「大切な人に思いを伝える」というシーンが、ほとんど「お笑い」になっているのが、このTVドラマの最大の「敗因」です。
それから、ラストで椿山課長の父親が「身代わりで事務員として奉仕する条件」で男の子は助かります。まあ、TVではこういう改変は当然でしょう。

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