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カラフル(2010)

メディア映画 Anime
上映時間127分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月2010/08/21
ジャンルドラマ/ファンタジー
映倫G
ただいま、
サヨナラした世界。
カラフル 【完全生産限定版】 [Blu-ray & DVDセット]
参考価格:¥ 8,100
価格:¥ 5,600
USED価格:¥ 2,836
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 Photos

【クレジット】
監督:原恵一
アニメーション制
作:
アセンション
製作:亀山千広
内田健二
寺田篤
夏目公一朗
北川直樹
島谷能成
エグゼクティブプ
ロデューサー:
石原隆
富岡秀行
プロデューサー:瀬田裕幸
河口佳高
杉山豊
岩上敦宏
佐野弘明
山内章弘
原作:森絵都
脚本:丸尾みほ
キャラクターデザ
イン:
山形厚史
作画監督:佐藤雅弘
美術監督:中村隆
色彩設計:今泉ひろみ
撮影監督:箭内光一
編集:小島俊彦
音響監督:大熊昭
音楽:大谷幸
エンディングテー
マ:
miwa
『青空』
イメージソング:miwa
『僕が僕であるために』
制作:サンライズ
声の出演:冨澤風斗小林真
宮崎あおい佐野唱子
南明奈桑原ひろか
まいけるプラプラ
入江甚儀早乙女
藤原啓治沢田先生
中尾明慶小林満
麻生久美子真の母
高橋克実真の父
林愛夏
納谷六朗
矢島晶子
真柴摩利
田中秀幸
新千恵子
渋谷茂
【解説】
 森絵都の名作児童文学を「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督でアニメ映画化した感動ファンタジー・ドラマ。死んだはずの主人公が天使から再挑戦のチャンスをもらい、自殺した少年の体を借りてその家族や周囲の人々との暮らしを始める中で、少年にとっては灰色に見えた日常が、本当は様々な顔を持っていたことに気づいていく姿をさわやかに綴る。
 死んだはずの“ぼく”は、プラプラという天使らしき少年から“おめでとうございます。あなたは抽選に当たりました”と話しかけられる。大きな過ちを犯して死んだ魂のため輪廻のサイクルから外れてしまうはずだったが、再挑戦のチャンスが与えられたというのだ。そして、自殺したばかりの中学生“小林真”の体を借りて、自分の犯した罪を思い出すため下界で修行することに。ところが、父は偽善者で、母は不倫中、そして自分をバカにする兄とは絶縁状態という最悪の家庭環境。おまけに学校でも、友だちがひとりもいない上に、秘かに想いを寄せる後輩ひろかが援助交際をしていた事実を知ってしまうなど、まるで救いのない日々だった。そんな中、真の体に収まった“ぼく”は、真っぽくない振る舞いで周囲を困惑させてしまうのだが…。
<allcinema>
【関連作品】
カラフル(2000)実写版
カラフル(2010)アニメ版
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
17 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-08-20 18:03:56
【ネタバレ注意】

人生はやり直せないし生き返らないという突っ込み所を抜きにすればなかなかの良作。メッセージがテクニックの欠点を補ってるという下の人の書き込みに同意。声の出演では宮崎とアッキーナが好演。アンジェラ・アキが作った合唱曲も良かった。

投稿者:陸将投稿日:2011-03-30 23:31:23
【ネタバレ注意】

原恵一は決して器用な監督ではないと思う。
演出もベタだし、台詞もクサイし、音楽の使い方にはあざとさをも感じる。
しかし、それでも全作品において観る者をここまで感動させるのは、やはり原恵一が終始一貫して発するメッセージが、どこまでもポジティブで、ストレートで、力強いからであろう。

観る者の潜在的な記憶を呼び起こし、共感させ、全ての日本人が持っているような“ツボ”にメッセージがダイレクトに飛び込んでくる快感。
心がキレイに洗われるような映画的カタルシス。

本作も例外ではない。
描かれるものは青春、友情、恋愛、家族愛といった、すでに語りつくされたような題材である。
だが、ベタな演出でも全く嫌な感じがしないのは、アニメーションというフィルターを通して作品を観ているからであろう。
原恵一の作品は実写であれば、気恥ずかしく、暑苦しく、白けてしまうような作品ばかりである。
だから、彼はアニメーションで撮る必要があるのだと思う。

本作のテーマも、今までの彼との作品と類似している。
それは各自の居場所の模索であり、過去との決別、そして未来への志向である。
確かに、本作は魂の輪廻という東洋的な死生観が描かれている。
だが、原恵一はそこに固執しようとはしない。
その設定は、映画作家・原恵一の作家性を示すための機能にすぎないのだ。

それ故、“プラプラ”という主人公のガイド役であるキャラクターが若干浮いているような印象を受ける。
また、このキャラクターが関西弁を話す必然性が感じられない。
せっかく東京の下町の雰囲気に傷をつけている。
しかし、他に目立った欠点は見当たらない。

主人公が初めて涙を流す場面がある。
家族4人が食卓を囲み、しゃぶしゃぶを食べる。
確かに、人間には欠点もあるし、失敗もする。
しかし、それと同じように美点だってたくさんある。
そんな見えなかったものが見えてくる、本作の転回点となるような場面の、何と美しいことか。

客観から主観へ、客体から主体へ。
そんな主人公の意識の変化が、普段と同じ景色なのに、見方を変えれば違った色に見えてくるというポジティブなメッセージに集約されていくのである。

原恵一の映画は、観る者の心に力強く訴えかけてくる。
その訴えかけるメッセージは毎回、至極尤もなことを言っている。
それは当たり前の事なのだが、全くブレずに真っ直ぐに伝えられるからこそ、観ているこっちもそれを信じたくなる。
自分はやっぱり原恵一が大好きだ。

投稿者:QUNIO投稿日:2010-12-05 20:01:00
前作の『河童のクゥと夏休み』ほど楽しめなかったのは、やはりラストのガックリ感が強いのが原因。原作に忠実に映画化したって意味無いと思う。ただ、その過剰なまでのセンチメンタル趣味、郷愁感を敢えてアニメでやったという試みはいい。

時代が逆行してる。70年代に戻りつつある。そんなペシミズムが漂う一作です。
投稿者:五輪山投稿日:2010-09-23 01:41:16
【ネタバレ注意】

作品の舞台となってる二子玉川駅周辺から等々力あたりまで、その実景通りに描きこんでますね。NHKの「ブラタモリ」でも歩いてた、玉電の廃線跡を辿るくだりとか、主人公たちがどこ歩いてるのかが一発でわかります。

アニメの背景をここまで実写みたいに描き込む必要があるのか?だったら実写でやればいいんじゃないか?アニメーションの本質から離れてってるんじゃないか?いろいろ批評はあるでしょうね。でも私はこういうの見るの好きなんですよ。

もう随分以前に、リチャード・エステスという画家の画集を買ったことがありまして。ニューヨークや東京など、世界の都市の風景を、油彩で描いてるんだけど、一瞬どころか、まじまじと眺めても、それが絵か写真か判然としない。ショーウィンドウの映りこみ具合とか、ステンレスの陰影とか。
「スーパー・リアリズム」という画風だそうで、今でもたまに手にとって眺めたりしてます。寸分たがわず、自分の手で再現したいというのは、鉄道模型やジオラマ作りにも通じる情熱で、それが何によって突き動かされるものなのか、そのあたりに関心を惹かれるんですね。
『秒速5センチメートル』などの新海誠監督とか、『涼宮ハルヒの消失』とか、内省的な色合いの濃いアニメ作品に、背景を写実的に描き込むものが目立つなとも感じます。

『カラフル』の内容自体は大人がどうこうという話でもなく、主人公と同年代の若い人が何かしら感じとるようなものです。
ただ一箇所、作った食事を主人公に一切食べてもらえない母親が、以前姑の介護をしていて、最後まで、ありがとうの言葉もかけられなかった、というエピソードを、父親の口から語られる場面。これと同じことを、やはり姑の看病をしていたウチの母親から聞かされたことがあり、そこはハッとするものがありました。

投稿者:FFF投稿日:2010-09-14 06:48:12
食卓や教室などの室内と、上流や河原や屋上など屋外の空気感の違い。
誰しも自分は生きてるんだと意識した記憶があるのではないでしょうか。

しっくりこない演出もあったが、自分自身の経験や変化と対峙できるいい作品だとおもった。
投稿者:tohru投稿日:2010-08-22 16:56:15
【ネタバレ注意】

素晴らしい良作であった。

もしこれが実写であったならば、伝わり方とか印象が、かなり違ったものになっただろう。

それに背景や人物描写が丁寧に描き込まれていて、実写よりも説得力のある世界が見事に構築されている。実写よりもアニメがリアリティがあるって、考えてみると不思議なことだなぁ。

アニメーションって、実写の余分なものを取っ払って、心の実感というものをありのままに表現するのに相応しいものかもしれない。

こう感じてしまったのも、伝えるべき本当に大切なものが、この映画にはあったからなのだ。

ちなみに一緒に観ていた相方は号泣していました。

人とか自分の弱さを知る人なら、感じられずにはいられない、そんな映画です。http://twitter.com/eden929

投稿者:paris1895投稿日:2010-08-22 12:14:51
 原恵一という男の特権はなんだったのだろうか?
 正直に言えば、この『カラフル』も『河童のクゥと夏休み』も、見ているあいだ、憤りしか感じなかった。それは細田守のアニメを見ているときもおなじだけれど。

 おもしろくないわけじゃない。原恵一の上記2作はおもしろみすらないけれど、細田守のアニメにはおもしろさはある。もちろんこの場合のおもしろさとは、否定語だ。

 ではこのおもしろみすらない、最低なアニメの『カラフル』をつくった原恵一の特権とはなんだったのだろうか。
 クレヨンしんちゃんシリーズの劇場版において2作もの秀作を撮り上げたにも関わらず、フリーランスになってからの凋落ぶりはいかがなものか?
 『大人帝国の逆襲』や『戦国大合戦』にはあったものとはなんだろうか。
 それは、現実からの飛躍距離なのだと思う。

 そもそもが非現実的な存在の『野原一家』を現実的な手法で描き、現実世界にひきずりおろそうととしたところに、クレヨンしんちゃんシリーズのおもしろさはあったのかもしれない。
 それはつまり、アニメーションの特権でもあるわけだ。
 100mを3歩で完走できるのが、アニメーションの特権だ。それを丁寧にじょうずな嘘としてつくることに成功すれば、だが。

 だから人は誰もクレヨンしんちゃんシリーズの叙情的な劇場版を見ても「実写でやれば?」とは言わない。否、言えないし、言う必要がない。あれはアニメーションだからこそ辿りつける見事な一点なのだ。
 だが、『河童〜』や『カラフル』はどうだろう?
 アニメーションにとっては軽蔑語にすらなる『実写でやれば?』というフレーズを思わず言いたくなる。
 叙情的な展開もまったく、われわれのどこにも突き刺さらない。
 なぜなら、その弾丸を発射する装置が不良品だからだ。
 それはつまり、動く絵としてのアニメーションのクオリティが、たとえば京都アニメーションの制作するTVアニメにすら及ばないことを意味する。観察眼がないのだ。そうでなければ、職業的モラルがまったくもって低いのだ。人が延々と規則的なリズムで歩くはずがない。大きなボストンバッグを中年の女性がひょいと軽く持ち上げられるだろうか? すこしは足腰で踏ん張ったりしないだろうか? 宮崎駿が失敗作の『魔女の宅急便』のキキに与えた、荷物を持って階段をのぼるときの、見事な描写力を思いだしてほしい。
 観察と掘り下げを怠ってはならない。
 クレヨンしんちゃんならば、原恵一程度の観察と掘り下げでもよかった。映画に支障をきたすようなことはなかった。
 なぜなら、しんちゃんという、弾丸でもあり、リヴォルバーでもある存在があまりにも圧倒的だったからだ。
 
 差別語として定着しつつある『アニメ』にしかなっていないこの2作は、確信を持って言えるが、最低だ。
 かつて『アニメーション』を撮り得た男の凋落していくさまを、リアルタイムでつきあっていかなければならないと思うと、やはり哀しい。

 こんなアニメ見る必要がない。
 こんな最低なアニメを見るぐらいであれば、そのお札を手に渋谷のシアターイメージフォーラムに走って、21世紀の映画が到達したホセ・ルイス・ゲリンの19世紀的な傑作の映画を見てほしい。
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2010-08-21 21:10:38
野球、水泳、バレー等々、映画で描かれるクラブ活動は運動部ばかり。たまに文化部が登場しても、音楽関係。そんな中、美術部を取り上げた作品とは実に珍しい。
そうです、多くのストーリーテラーが見落としてますが、美術部に所属している人もいるのです。
そこで号泣する物語を紡ぎ出すとはスゴイ!!

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-146.html
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ アニメーション作品賞 
■ ベスト10第10位
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【書籍】
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