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必死剣 鳥刺し(2010)

メディア映画
上映時間114分
製作国日本
公開情報劇場公開(東映)
初公開年月2010/07/10
ジャンル時代劇/ドラマ
映倫G
死ぬことさえ、許されない。
ならば、運命を斬り開くまで。
必死剣鳥刺し [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,076
価格:¥ 4,568
USED価格:¥ 2,526
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【クレジット】
監督:平山秀幸
原作:藤沢周平
『必死剣 鳥刺し』(文春文庫刊『隠し剣 孤影抄』所収)
脚本:伊藤秀裕
江良至
撮影:石井浩一
美術:中澤克巳
編集:洲崎千恵子
音楽:EDISON
主題歌:alan
『風に向かう花』
殺陣指導:久世浩
照明:椎原教貴
録音:田中靖志
出演:豊川悦司兼見三左エ門
池脇千鶴里尾
吉川晃司帯屋隼人正
戸田菜穂睦江
村上淳右京太夫
関めぐみ連子
山田キヌヲ多恵
矢島健一矢部孫千代
油井昌由樹大場兵部
つまみ枝豆福井
俊藤光利光岡
村杉蝉之介山内
瀧川鯉昇安西直弥
田中聡元権蔵
石山雄大茂吉
生津徹常吉
前田健喜助
外波山文明兼見清蔵
高橋和也兼見伝一郎
福田転球牧藤兵衛
木野花はな
小日向文世保科十内
岸部一徳津田民部
【解説】
 藤沢周平の“隠し剣”シリーズの中でも傑作の呼び声高い人気の一編を、「今度は愛妻家」の豊川悦司主演で映画化。一度は死を覚悟しながらも一人の女の存在によって生への執着を取り戻した男が、剣客ゆえに不条理な藩の政道に翻弄され過酷な運命を辿る姿を、静謐かつ丁寧な筆致とクライマックスの壮絶な立ち回りシーンで描き出していく。共演に「ジョゼと虎と魚たち」の池脇千鶴、「チーム・バチスタの栄光」の吉川晃司。監督は「愛を乞うひと」「OUT」の平山秀幸。
 江戸時代。東北の海坂藩では、藩主・右京太夫の愛妾・連子が藩政に口を出し、善からぬ影響が拡がっていた。しかし、誰もその暴走を止めることが出来ずにいた。最愛の妻・睦江を病で亡くしたばかりの物頭・兼見三左エ門は、死に場所を求めるかのごとく独断で連子の刺殺を敢行する。ところが、極刑を期待していた三左エ門に下された処分は意外にも閉門という寛大なものだった。しかも1年後には近習頭取として役職に復帰、藩主の傍に仕えることに。腑に落ちず、迷い苦しむ三左エ門だったが、彼の身の回りを世話する亡妻の姪・里尾の健気な存在が、心の拠り所となっていく。そんなある日、中老・津田民部からある藩命が下る。それは、剣の達人でもある三左エ門が独自に編み出した必死必勝の剣“鳥刺し”で、殿に敵対する剣豪・帯屋隼人正を討てというものだったのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2015-01-14 08:31:45
【ネタバレ注意】

このシリーズ、大筋はどれも同じようなので、ラストの殺陣はそこそこ鬼気迫るけど、宣伝程ではない。肝心の必殺技が拍子抜け。死んだふり剣?

投稿者:バッカス投稿日:2013-08-22 11:00:43
時代劇が衰退していくなかで、藤沢周平の作品を
映画化してもらうのはうれしい限りだ。
武士とういものを歴史的、社会的に研究するための、
良き啓発材料になると思う。
左翼的な連中が
「武士は農民を搾取した強欲な支配者」
だとばかり喧伝するのは全く腹立たしい。
お粗末でカルトな左翼思想が日本史をゆがめようとする行為は唾棄すべきだ。
投稿者:nabeさん投稿日:2013-05-13 05:32:08
豊川悦司主演の本格時代劇である。
冒頭いきなりの刃傷沙汰から始まるので、時代劇にありがちな間延び感は無くいいテンポで物語は進んでいく。1年間の蟄居謹慎中の際の里尾とのロマンスもあり、壮絶なラストシーンへの導入も見事だ。
豊川悦司と吉川晃司との斬り合いの迫力は、その澄んだ空気感と相まって日本映画史に残る名場面だろう。最後のクライマックスも、溜飲が下がる心憎いばかりの演出が光る。
投稿者:寺尾おさむ投稿日:2011-12-21 21:41:32
2011年12月4日、CSやニコニコ生放送等で、マキノ雅弘監督の「次郎長三国志」について、同シリーズの熱狂的ファンである、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと、「北の国から」や「最後の忠臣蔵」の杉田成道監督の対談が実況中継された。

そんな時代劇大好きの鈴木氏は、この対談の中で、「今の日本の俳優は、刀を差しても殺気がないから、時代劇が成り立たなくなっている」と語った。

この言葉通り、現在の時代劇の低迷は、若い視聴者の感覚に合わなくなっただけでなく、本格的時代劇にキャスティングできるような俳優が少なくなったからだろう。確かに、若いアイドルが出演した、最近の気の抜けた時代劇を最後まで観続けるのは辛い。平和ボケを象徴する穏やかな顔つきの若い俳優たちが、刀を差しても全く武士らしい殺気を感じない。

その点、鈴木氏も指摘されているように、2010年の平山秀幸監督作品「必死剣 鳥刺し 」で、豊川悦司さんが演じた主人公の武士は、寡黙だが目だけは異様に殺気に満ちていた。彼は、本当に時代劇にぴったりの俳優さんである。
この映画は、藤沢周平氏の「隠し剣」シリーズの同名小説が原作で、東北の某藩の権力闘争に翻弄されて、悲惨な最期を遂げた武士の半生が描かれている。後半、中老(岸部一徳さん)にそそのかされて、藩主家と対立する別家の武士(吉川晃司さん)と対決するシーンは、勧善懲悪を超越しており、その意味で現在の観客をも魅了すると思う。でも、ラストの15分間、数十人を敵に回した壮絶な殺陣を演じ切れる若手俳優が今いるだろうか。ラストの殺陣を演出した監督や美術スタッフは、豊川さんが演じたからこそ、その実力を思う存分発揮する気力が湧いたのだと思う。
http://osamu-terao.jugem.jp/
投稿者:dadada投稿日:2011-06-07 22:22:03
こすい上役に一撃を食らわす下っ端。藤沢周平もの定番の一つである展開。
しがないサラリーマンには、安心して観られます。
願わくば、トヨエツには「十三人の刺客」の伊勢谷友介のように不死身で池脇千鶴のもとへ帰って欲しかった...それだとコメディになっちゃうか...鳥刺しもちょっと唐突で笑えちゃったりもするけど...。
吉川晃司が、大河に続いて変なオーラで時代劇に馴染んでましたね。
投稿者:投稿日:2011-02-06 00:00:52
そもそも兼見って自業自得じゃないの?
津田にはめられたりはしたけど、あまり共感できない主人公だった。
農民の味方だった帯屋隼人正の方が良い人やん(笑)


エンディングに流れた主題歌は酷い出来。
時代劇に全く合ってないし、歌手が中国人って・・・
投稿者:baja投稿日:2011-02-04 22:31:24
確か映画のキャッチコピーは「ラスト15分は日本映画の常識を変える・・・」的なものだったと思う。

それほど凄いラスト15分の殺陣でもなかった。

「必死剣鳥刺し」もちょっと意外だった。(悪い意味で)
最後の最後で姪の池脇千鶴が子供を抱いているシーンは、
映画「宇宙戦艦ヤマト」の黒木メイサを思い出させた(笑)
投稿者:メカゴジラ投稿日:2011-01-06 18:45:38
【ネタバレ注意】

 
封切りを見逃したんでDVDにて鑑賞。これは劇場で見ておくべきだったなあ。というか劇場にかかっていた期間が妙に短かったように思うが…。

非常にしっかりした時代劇。回想と現在を繋いでいく構成で、兼三がなぜ側室を斬ったか、なぜ処刑されずに生かされたのかが語られていき、悲劇的なラストへつながっていく。予想外に面白かった。

とにかく主役の豊川悦司が抜群に良い。思いを内に秘めた表情、ピンとエッジの立った所作振舞いで兼見三左エ門という実直で不器用な男を見事に演じている。クライマックスの吉川晃司との斬り合い、動ける俳優同士の殺陣は動と静の対比が本当に見事で画面に見入ってしまった。クライマックスも血しぶきが飛びまくる凄惨さだが、無様に這いつくばりながら戦うことをやめない兼三の意地に感動する。

美術もなかなかで、セットが広いだけではなく奥行きを感じさせるのに感心。武家の座敷の暗さと煤けぶりなど、きちんと手を抜かずにつくってあるなと感じる。
キャストも強く可愛らしい姪を演じた池脇千鶴はじめなかなか。
いやこれは面白かった。

投稿者:はまま投稿日:2010-08-18 14:31:34
【ネタバレ注意】

まず美術に拍手!障子の貼り方でその家の格を物語っている。
豊川もいたずらに表情を崩すことなく、これまでのどことなく軽い印象を覆して、格調高い。
そして驚愕のラスト。
しかしどうやって練習すればこんな剣が身につくのか!?
噂になっていること自体が不思議であるし、本人が語らない限り誰も知らないはずだが・・・という疑問はさておいて、時代劇の醍醐味を十二分に味わって、満腹感たっぷりで映画館を出た(濡れ場が明るすぎるのは残念でならない)。

投稿者:黒らぶクーたん投稿日:2010-08-13 09:08:08
久し振りに時代劇らしい時代劇を見せて貰った。全編を貫くピンと張り詰めた緊張感、各俳優のしっかりした演技、特に豊川悦司の抑えた演技が、堂々たる体格と相まって、見事な武者振りであった。池脇千鶴の泣き顔も天下一品、健気な武士の娘を良く演じきった。平山秀幸監督に次の時代劇を期待したい。
投稿者:黒美君彦投稿日:2010-07-31 21:21:42
【ネタバレ注意】

終盤に至るまでは、静謐な空間における演者の隅々まで行き届いた所作の美しさに目を奪われた。美しい四季の風景に、余分な台詞を排した会話。そして日常の所作に滲み出るそれぞれの感情。豊川悦司の魅力を存分に活かし、静かに、しかし様々な思惑をも垣間見せながら物語は進む。
妻への思慕を抱えながら、近くにあって何かと世話を焼く妻の姪との関係もごく自然の成り行きだ。普段抑圧している感情の昂りが、ラストの壮絶な斬り合いへとつながる。

圧倒的なラストの殺陣は、静かな筆致が一気に転調する。
名作(怪作?)森一生監督の『薄桜記』(1959年)で、空前絶後ののたうち回りながらの斬り合いを演じた市川雷蔵演ずる丹下典膳を彷彿とさせた。実際、平山監督の頭のなかにはあの作品がインプットされていたのではないだろうか。壮絶としかいいようのない殺陣は、それまでの所作の美しさを一気に破綻へと導く。
「半ば死んでいる」時に初めて現れる“必死剣鳥刺し”。
剣の達人たる中級武士の乾坤一擲の立ち合いというのは藤沢周平の好むストーリーだが、それを精神性でもアクション性でも見事に仕上げたこの作品、平山監督の代表作といえるのではないだろうか。私は大変面白く観た。

投稿者:まりっくりん投稿日:2010-07-19 21:19:23
【ネタバレ注意】

なぜ側妾を刺したのか・・・もさることながら・・・。
愛妻との情を強調しておきながら、なぜその姪と簡単に寝てしまうのか。
しかも友人に縁談の依頼をし、自宅で引き合わせておきながら?我慢しろよ!
姪も姪で、伯母を慕っているフリをして、その夫を狙っているとは・・・。とんだメス猫ではないだろうか。ここで一気に興ざめ。大体池脇千鶴みたいな子供女のどこがいいのか(ファンの人ごめんなさい。)
ともかく、これで豊川は自業自得気味に死ぬ運命と決まった。
吉川氏との真剣勝負は良かった。しかしその後の立ち回りがそれを越えることはなく尻すぼみ気味。

たそがれ清兵衛の方がよい。

投稿者:neishan投稿日:2010-07-11 22:21:09
還暦を秋に迎える昨今、藤沢周平全集を集めはじめました。…映画は驚きです。短編をこれほでまでに仕上げることが出来るとは。まるで『論語』を中島敦が『弟子』にまで分かり易く纏め上げたように。素晴らしいの一言。ラストの描写は身体が突っ張ってしまうくらい壮絶でした。必見です。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演男優賞豊川悦司 
 □ 助演男優賞吉川晃司 
 □ 撮影賞石井浩一 
 □ 照明賞椎原教貴 
 □ 録音賞田中靖志 
 □ 編集賞洲崎千恵子 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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