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ハロウィン II(2009)

HALLOWEEN II

メディア映画
上映時間106分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ショウゲート)
初公開年月2010/06/19
ジャンルホラー
映倫R18+
FAMILY IS FOREVER

悪魔の子供──史上最狂の殺戮者が蘇る
ハロウィンII アンレイテッド・コレクターズ・エディション(2枚組) [Blu-ray]
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【解説】
 ジョン・カーペンター監督の傑作ホラーを「マーダー・ライド・ショー」「デビルズ・リジェクト」のロブ・ゾンビ監督がリメイクしたスラッシャー・ホラーの続編。殺人鬼マイケル・マイヤーズによる新たな惨劇の顛末を、実の妹であるローリー・ストロードの目を通して描き出す。
 精神病院を脱走し、女子高生となった妹ローリーが暮らす故郷ハドンフィールドに現われた殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズ。次々と残忍な殺戮を繰り返した末、ついにローリーが放った凶弾に倒れた…。ところが、マイケルの遺体を運んでいた車が移送途中に事故を起こし、以来マイケルの遺体は発見されないまま、巷ではマイケル生存説がくすぶっていた。マイケルの主治医を務めていたルーミス医師は、そんな噂を一蹴する。一方、惨劇の夜をどうにか生き延びたものの、その時のトラウマから徐々に精神のバランスを崩してしまっていたローリーだったが…。
<allcinema>
【関連作品】
ハロウィン(2007)第1作
ハロウィン II(2009)第2作
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:ASH投稿日:2010-10-06 00:23:37
【ネタバレ注意】

 もうすぐハロウィンということで、「H2」。しかもゾンビ版。前作はオリジナルであるJC版にリスペクトを捧げつつも、ゾンビなりの新解釈を加えてリメイクした、そういう意味では意欲的な映画だったけど、正直、この続編は失敗作だと思う。とはいえ、今回もゾンビらしい解釈が加味されているので、由緒正しきゾンビ版「続編」にはなっているけれど(ナンのこっちゃ)。

 オリジナル続編と同じく、前作の惨劇の直後からこのゾンビ版続編もスタート。瀕死の重症を負い病院に搬送されたローリーが、再びマイケルに襲われる。って、あまりにもひねりがない展開なもんだから、JC版「H2」をまんまリメイクする気じゃねぇだろうなぁ、と思った矢先に…そうきましたか! 前作でも描かれた、少年時代のマイケルのトラウマが今回も頻繁に出てくる!

 マイケルとローリーの関係はJC版「H2」で初めて触れられたが、ゾンビ版では正編ですでに触れられている。少年時代のマイケルを克明に描いたゾンビだけに、少年の心のまま大人になってしまったマイケルが求めるものは何か、それがこの続編のテーマなんではないかと。少年時代の殆どを精神病院で過ごし、母親に会うこともままならなかったマイケルが求めるものといえば「家族」。ブーという妹がいることを覚えているマイケルは、家族でハロウィンを過ごそうとブーを探して町を彷徨う。「家族の絆」にこだわるゾンビらしい。

 前作で自殺した母親。演じるカミさんのシェリ・ムーンを再び映画に出演させるためにこのプロットを思い付いたんじゃなかろうか。と、そんな穿った見方もしてしまうが、少年時代の母親への愛の渇望がマイケルを突き動かす。そういうトラウマが殺人の背景にあるという解釈は、実にゾンビらしい。幻覚の母親が言うことを素直に従うマイケル。でも、そうなると、目的はローリーだけなのに、そこへたどり着くまでに出会った人を片っ端から殺しまくってるんだから、被害者にしてみれば気の毒な話だよ。

 相変わらずサディスティックな殺人描写が満載で、ひと思いに殺しゃいいものを、マイケルはナイフを何度も何度も被害者の体に突き刺す。無抵抗の人を何度も何度も殴ったり、蹴ったりと、凄まじいまでの暴力描写の連続にちょいとばかり辟易…。全裸のストリッパーの顔面を鏡に執拗に叩きつけたりと、暴力に伴う痛さを徹底的に味わわせてくれる。鮮血、と言うよりはドス黒い血溜りは、本当の殺人現場みたい(見たことないけど)。

 現代社会に蔓延る暴力を、これでもかッ!! と見せつけるのがゾンビ作品の主目的なんだろうけど、そうなるとホラー映画の見世物的な恐怖感が薄らいで、その暴力性だけが際立っているかのような印象を受ける。どうも僕は、ゾンビ作品のそういうところが苦手。ハラハラドキドキよりも、痛覚の方が刺激されちゃうんだから。もっとも、トーチャー・ポルノが流行ることから、この方が昨今の観客には受けるのでこうしてあるのかもしれないけれど。

 ゾンビ作品の(別の意味での)お楽しみと言えば「70年代」。10ccにムーディ・ブルースにMC5と、かなり古い曲をBGMに使用していて自身の趣味性を相変わらず色濃く出している。ナザレスの最大のヒット曲「ラヴ・ハーツ」(のカバー)を今回も印象的に使っているが、歌詞と映画のテーマ性が一致。ローリーとその友人たちの趣味がゴスにパンクってのも、らしいわね。

 JC版ではドラキュラに対するヘルシング教授みたいな存在のルーミス博士だけど、ゾンビ版では一連の事件をスキャンダラスに書き立てた本で荒稼ぎしているような、ちょっとヤな人。プライドが高くてナルシストなルーミス博士をマルコム・マクドウェルが妙演。ブラケット保安官は前作では目立たなかったが、今回は半分主役の大活躍。演じるは怪優ブラッド・ダリフ。ラストがカッコいいゾ!

 なぜかアル・ヤンコヴィックが出ている。TVのトークショーで「オースティン・パワーズのマイク・マイヤーズって知ってる?」てな質問をルーミス博士にぶつける。そういやマイケル・マイヤーズと名前が似ているわな。

 「ハロウィン」の続編を名乗っているくせに、今回はちょっとだけ「悪魔のいけにえ」が入ってる。と思ったら「悪いけ2」のキャロライン・ウィリアムスが出ている。かなり遠回しだけど、かの映画もリスペクトしてるんだなぁ。で、ラストのローリーがニッと微笑むのはモロに「サイコ」な。

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