allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

武士の家計簿(2010)

メディア映画
上映時間129分
製作国日本
公開情報劇場公開(アスミック・エース=松竹)
初公開年月2010/12/04
ジャンル時代劇/ドラマ
映倫G
刀でなく、そろばんで、家族を守った侍がいた。
武士の家計簿(初回限定生産2枚組) [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,076
価格:¥ 1,744
USED価格:¥ 1,500
amazon.co.jpへ

 Photos

【クレジット】
監督:森田芳光
エグゼクティブプ
ロデューサー:
飛田秀一
豊島雅郎
野田助嗣
原正人
プロデューサー:元持昌之
アソシエイトプロ
デューサー:
岩城レイ子
三沢和子
原作:磯田道史
『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書刊)
脚本:柏田道夫
撮影:沖村志宏
美術:近藤成之
編集:川島章正
音楽:大島ミチル
照明:渡辺三雄
制作担当:砥川元宏
装飾:鎌田康男
録音:橋本文雄
助監督:増田伸弥
プロダクション統
括:
永井正夫
出演:堺雅人猪山直之
仲間由紀恵猪山駒
伊藤祐輝猪山成之
藤井美菜猪山政
桂木ゆき猪山春
大八木凱斗猪山直吉(後の成之)
嶋田久作大村益次郎
ヨシダ朝合田源治郎
佐藤恒治青山
山中崇前田斉泰
宮川一朗太奥村丹後守栄実
小木茂光安部忠継
茂山千五郎重永
伊藤洋三郎
田村ツトム
金子珠美
多賀勝一
野間口徹
小林トシ江
草笛光子おばばさま
西村雅彦西永与三八
松坂慶子猪山常
中村雅俊猪山信之
【解説】
 古書店で偶然発見された幕末のとある下級武士一家の詳細な“家計簿”を丹念に読み解き、彼らの暮らしぶりを鮮やかに甦らせた磯田道史の同名ベストセラーを、「阿修羅のごとく」「わたし出すわ」の森田芳光監督が映画化。代々加賀藩の御算用者(経理係)を務める武家に生まれた主人公が、逼迫する家計を立て直し激動の時代を乗り切るべく、家業のそろばんを武器に、懸命に質素倹約に励む姿を、家族の絆を軸に描き出す。主演は「ゴールデンスランバー」の堺雅人、共演に仲間由紀恵、松坂慶子、中村雅俊。
 江戸時代後半。御算用者として代々加賀藩に仕える猪山家。その八代目、直之もまた幼い頃より算術を仕込まれ、そろばんの腕を磨いてきた。そして、いつしか“そろばんバカ”と揶揄されながらもその実直な働きぶりが周囲に認められていく。やがて、町同心の娘お駒を嫁にもらい、めでたく出世も果たした直之。しかし昇進に伴って出費も膨らみ、家計は苦しくなる一方。そこで直之が父母に代わり猪山家の財政状況を調べ直してみると、なんと借金の総額は年収の2倍にも膨れあがっていた。お家存亡の危機と悟った直之は、家財一式を売り払い借金返済に充てることを決断する。そして、自らこまかく家計簿をつけるとともに、世間体を顧みることなく創意工夫を凝らしながら倹約生活を実践していくのだった。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
433 8.25
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:カール犬投稿日:2016-07-05 00:10:13
家計簿帳の山を読み解き、
家族一丸となった金策や、武家としての処世法が浮かび上がるのが
それなりに興味深い原作。

でもそれが逆になったらただの凡庸なる時代劇ホームドラマ。

ひたすらつつましく節約とか、厳しい躾とか、老いた親をおぶうとか、
映画を観に来るであろう観客年齢の高さに媚びた結果なのかもしれないけど。

つまらないなあ。

維新以降 家名や身を持ち崩していく武士が多かった中、
経理事務ができるからこその時代の変化に対応できるという強み。

この後半で家長となった息子の生き方をきちんと描いてこそ、
貧する中で親世代が子に成した教育がより浮かび上がる話だと思うんだけど。
いろいろ台無し。



投稿者:いまそのとき投稿日:2014-02-04 11:27:04
武士は食わねど高楊枝。およそ武家らしからぬ節約に過激なやりくり算段。今このご時世だからか、この映画、ある種の説得力で描いた。あらかたの持ち物の処分。葬式代に算盤。勘定の埋め合わせさえ問い詰める。財政もこうあるべきだろうが、これでは希望と活力が失われるのもたしか。一方では腑に落ちぬ内省的家族の歴史秘話でもあった。
投稿者:er3535投稿日:2013-02-11 16:43:21
時代劇のホームドラマ。こういう職の人が主人公なのは面白いと思ったが、
ちょっと笑えたのは一家が家財を売るあたりだけで、感動するわけでもなく、毒もなく、随分と間延びした印象だった。特に終盤の息子が成人してからの部分は、あんなに長くなくても良かったような気がします。
現代劇だと、ゆるい映画も嫌いじゃないのだけれど、これはちょっと疲れました。
投稿者:こじか投稿日:2012-11-21 02:38:12
【ネタバレ注意】

森田芳光作品って、監督が作り込む場合と役者に任せる場合とで作風に大きな違いが出る。前者の場合は往々にして監督自身のセンスやユーモアが鋭く、後者の場合は役者の力量・存在感(又は監督とのフィーリング)が大きく作品の完成度を左右してしまう。このどちらをもこなしてしまうが故の大衆映画監督だったのだろう(実際、蓋を開けると毎度大衆映画ではないのですが…)。
充分に許容の完成度だと思うが当作品は後者の側か、あの森田節は陰を潜めた。

あの鋭く奇妙な森田節をまだまだ見続けたかった。

投稿者:nabeさん投稿日:2012-09-01 18:54:29
森田芳光監督の一風変わった正調時代劇である。
キャッチコピーでは「刀の代わりにそろばんを持って戦った武士がいた」とうたっているが、内容は武士というよりは有能で実直な役人の物語だ。そこが確かにユニークではあるが、主演の堺雅人はサムライの匂いを少しも感じさせないので、単なる地味な役人の倹約物語に見えてしまうとやや退屈だろう。
莫大な借金を背負ったお家再興の手段も、家財の売却なので特に盛り上がるわけでもない。ただし、江戸時代にこういう地道な能吏が数多くいたからこそ、日本は明治維新で迅速な近代化ができたのだという実感が、主人公の猪山家の人々を見ていると伝わってくるので、観終わった時に不思議な安心感がある。
堺雅人と仲間由紀恵がハマり役。松坂慶子もいい感じだ。
投稿者:maxpit投稿日:2012-06-02 01:45:43
へ〜、お侍さんでもこういう仕事をする人たちがいたのですね。
磯田道史の原作は読んでなかったので、とても勉強になりました。
でも、地味な映画です。時代考証とかするには非常に興味深い
ものがありますが、盛り上がりに欠けて映画としての面白みは
あまりありません。ノンフィクションだから仕方ないにしても、
森田芳光監督には、もう少し遊び心を期待したかった。
堺雅人や仲間由紀恵の役者陣はなかなかよかったです。
題材が面白いのだから、もう少しドラマテックに映画ぽく、
脚色したほうが楽しめたと思います。惜しいですね。
投稿者:江川良名投稿日:2012-04-01 13:51:23
不況の現代にぴったりの題材で、森田流喜劇にアレンジしたらかなりおもしろくなったはずだが、随分まじめな演出で、面白みに欠ける作品になってしまって残念。上映時間の129分が長く感じられた。堺雅人は好演。
投稿者:bond投稿日:2012-03-26 09:05:07
【ネタバレ注意】

刀のない侍物語だが、見応え十分。裏方で藩を支える、立派な頭脳。そして家族愛。こういう映画観ると、邦画も捨てたもんじゃない。堺雅人っていつも微笑なのね。

投稿者:has42120投稿日:2011-09-14 22:13:20
堺雅人
投稿者:mototencho投稿日:2010-12-13 20:09:25
激動の時代を生きた“市井の偉人”の物語。水準以上のまともな映画はありがたい。
http://mototencho.web.fc2.com/2010/bushinok.html
投稿者:QUNIO投稿日:2010-12-12 12:57:00
【ネタバレ注意】

典型的失敗作。はっきり言って森田監督なら『わたし出すわ』のほうが10倍マシだった。

下級武士の堺雅人がそろばんで一家を支える話がメインかと思ったが、描写不足で結局親子の一代記みたいな凡庸な展開に萎縮。家族が節約した所為でバタバタ餓死していく話にしか思えない(笑)。幕末後に子供が成人した後の挿話も意味不明で、唐突な終わり方なので余韻もクソもないといった感じ。まあ別にこんなマヌケな武士の一家が滅びようが廃れようが農民の俺からすればどうだっていい話だが(笑)。物を作ってるのは農民なんだからさ、逆に中産階級が滅べば世の中安泰になるってえこった。

たぶん「節約したっていい事などありません」というのが言いたかったんだろう。そこだけ『わたし出すわ』と同様に金銭=「死(異次元)への扉」に魅せられて破滅するというテーマで森田らしい「人間不信」の感はあったが、あからさまに山田洋次を意識したお涙頂戴劇として作られている為、ベクトルの定まらない大根俳優達のニヤニヤした演技のみが強烈な「時代劇ごっこ」でしかなく冗長極まりないテレドラのような空疎な出来になってしまった。

最後で白髪の堺雅人をおぶってヨロヨロ歩くシーンで久々に失笑が聞こえた。あれは相当に稚拙な演出だ。まだ仲間由紀恵のほうがマトモに見えたよ。

投稿者:hayate9投稿日:2010-12-11 19:27:33
登場人物がいい人ばかり、ゆったりとした会話が心地よくはあるのですが、もう一味欲しかった感じです。それで120分以上あるのも長い。
仲間由紀恵は誰と夫婦の役をしても、意外にしっくり。これも一つの才能なのでしょうか?(☆5.5)
投稿者:おしゃべりチャック投稿日:2010-12-07 00:09:47
大手地銀(H陸銀行)の預金特典でもらったチケットなんですが、そこの銀行が預金特典で出す位なんだからちゃんとした内容だろうと思いましたが、お子さんにもお勧めな健全な作品でした。

また、舞台が石川県金沢市で、スポンサーに石川のH国新聞、富山のT山新聞がスポンサーなのも理解出来ました。

話の流れは穏やかで、そんなに多岐に渡った内容では無いですが、予備知識はあった方がいいと思います。

金沢城、浅野川、犀川など出て来ます。

ただ、時間129分はちょっと長いなぁと。最期の方が特にそう感じられました。

主演の猪山直之(堺雅人)と駒(仲間由紀恵)の老後が今一で、上手く老けれなかった様に思います。

また、今まで余り馴染みの無い分野の作品でした。
投稿者:popcorn投稿日:2010-11-26 12:25:41
【ネタバレ注意】

これまであまり取り上げられてこなかった御算用場(金沢城のそれには、約150人の算用者が雇われていたとか、見習い期間は3年で、その間は無給であるとか)、そして、薄給の下級武士の暮らしぶり(昇進するに連れ、出費が増える)は興味を惹き、そろばんを弾く音は、心地良い。

不況の折、「貧乏」、「質素倹約」といったキーワードは、多少のタイム・ラグはあるにせよ――今、最も、タイムリーなのは、「節約」ではなく、「節約疲れ」――森田芳光らしい時代性である。

「そろばんと筆だけが、(中略)お家芸」で、「袖の下ももらわん、真っ直ぐだけが取り柄」の猪山家の面々。

付いたあだ名は、「そろばんバカ」。「日本一のそろばん侍」こと、猪山直之=堺雅人は、「数字が合わぬのが、我慢なりません」という生真面目で、「細かい」ところが個人的には共感できる。

猪山駒=仲間由紀恵は、「(そろばん片手に)これしか生きる術がない、不器用で出世もできそうもない…それでもいいか」と訊く直之に、「生きる術の中に、私も、加えてください」と答え、「貧乏暮らしが面白いか?」には、「貧乏だと思えば暗くなりますが、工夫だと思えば面白いです」(このセリフはテーマ性が色濃く出過ぎていて感心しない。序でに述べると、「私は、生まれてくる子の顔を真っ直ぐに見ていられる親でいたい」も同様に露骨で頂けない)と、一匹の鱈から、白子の酢醤油、昆布じめ、焼き物を作るなど甲斐甲斐しく、献身的だが、子供のこととなると夫にも楯突く、そんな理想化された良妻賢母に描かれており、フェミニストとしては少々、引っ掛かる。

また、直之もそうだが、特に、駒はなかなか老けない。並ぶと、猪山成之=伊藤祐輝の妻でもおかしくないくらいだ。

猪山信之=中村雅俊は事ある毎に、東大の赤門建築に一計を案じた手柄話をしたり、手作りの碁盤と貝殻で囲碁を打ったりと、笑いを誘う。

猪山常=松坂慶子は、「着物は女の命よのぉ」、「いやじゃ、いやじゃ、手放しとうない!/死んだ方がまし!」と駄々を捏ねる姿は可愛らしいが、こちらも些か、ステレオタイプ。

おばばさま=草笛光子、「鬼の(西永)与三八(=西村雅彦)」はキャラが立っている割に、充分には活かされておらず、勿体ない。

猫も杓子も、子役といったら、「こども店長」みたいなご時世に、猪山直吉(=大八木凱斗)役で、加藤清史郎キャスティングしなかったのは好感(あるいは、オファーを出したが、スケジュールの都合か何かで断られただけかもかもしれないが)。

ストーリーは、成之のナレーションを挟みつつ、「米蔵の一件」→直之と駒、祝言を挙げる→「袴着の祝い」→「“家系立て直し計画”」(家財一式を処分するに当たって、信之は、「溶姫君様より頂いた」ナツメを、常は友禅の小袖を手放しているのに、上記の2つに比べれば、高価な代物ではないにせよ、駒だけが、櫛を手元に残すのを許されるのは不公平な気がする)→「長きに渡る闘い」→猪山家の人々、相次いで死去→直吉、11歳で御算用場に入り、14歳で元服→直吉改め成之、猪山政=藤井美菜と祝言を挙げる→成之、入京先で行方不明……と淀み無く進行する(脚本、柏田道夫)。

しかし、一応の伏線は用意されていている(常の最期に、友禅の小袖を着させてやる、成之の額の傷)ものの、構成に奥行きが乏しいため、演出(監督、森田芳光)は淡々としているわけでもないのに、総じて無難であっさりした印象を受ける。

職業選択の自由が憲法上も、社会通念上も認められている現代に、敢えて、家業を継ぐ、お家芸を継承するのを問うのもテーマの一つであろうが、掘り下げ方が浅く、物足りない。http://blogs.yahoo.co.jp/popcornandfella

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演男優賞堺雅人 
 □ 美術賞近藤成之 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【Blu-ray】武士の家計簿2011/06/08\4,700amazon.co.jpへ
 【DVD】武士の家計簿 スペシャルプライス版2014/06/07\2,500amazon.co.jpへ
 【DVD】武士の家計簿2011/06/08\4,700amazon.co.jpへ
【レンタル】
 【DVD】武士の家計簿レンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION