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ペルシャ猫を誰も知らない(2009)

NO ONE KNOWS ABOUT PERSIAN CATS

メディア映画
上映時間106分
製作国イラン
公開情報劇場公開(ムヴィオラ)
初公開年月2010/08/07
ジャンル青春/ドラマ/音楽
いつだって、音楽は自由の翼なんだ
ペルシャ猫を誰も知らない [DVD]
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【解説】
 「酔っぱらった馬の時間」「亀も空を飛ぶ」のクルド人監督バフマン・ゴバディが、初めてイランの首都テヘランを舞台に撮り上げた青春ドラマ。反イスラム的との理由で西洋文化の規制が厳しいイランで、それでも好きな音楽をやりたいと当局の目をかいくぐりながらアンダーグラウンドに活動を続ける若者たちのリアルな実像を、骨太な批判精神とユーモアとともに描き出していく。前作「ハーフムーン」がイラン当局の検閲を受けたり、別の映画企画で撮影の許可が下りなかったことなどから、ゴバディ監督は本作では許可を得ることなく危険なゲリラ撮影を敢行、その後はイランを離れ、海外での生活を余儀なくされている。また、出演者のほとんどは実在のミュージシャンたちで、主役の2人も撮影終了の4時間後にはイランを離れ、ロンドンで新たな音楽人生をスタートさせているとのこと。
 インディ・ロックを愛するミュージシャンのカップル、ベガルとアシュカン。しかしアシュカンは、無許可で演奏したとの理由で逮捕され、ようやく釈放されたばかり。2人はテヘランでの活動を諦め、海外への出国を決意する。そこで、違法なパスポートやビザを手配してもらうため、音楽のためなら何でも協力するという便利屋ナデルのもとを訪ねる。ところが、2人の才能に惚れ込んだナデルは、出国前に当局の許可を取り付け、彼らの念願だったアルバム制作とコンサートを実現させてやると約束する。そしてバンドメンバーを探すべく、様々な場所でアンダーグラウンドに活動を続けているミュージシャンたちを訪ねて廻るのだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2016-03-14 14:52:29
2009年製作。少し音楽シーンは変わったかもしれない。自由に音楽活動すらできない国内事情の中、好きな音楽に没頭する若者たちを描いている。まったく知らなかった別のイランを見ることができる。なるほど音楽というものは、様々な国のカルチャーから影響を受け思いのまま表現することなのだ。そのためには表現するための場所、聴いてくれる人たちが必要なのだ。きわめてシンプルな帰結を淡々と語る。できない不自由こそ、つらいものはないだろう。
投稿者:なちら投稿日:2011-11-30 20:36:41
一応フィクションとして完結するけど、ドキュメンタリーみたいなもんだね。
顔出しNGな人は今も国内にいるだろうけど、顔出しOKだった脇役の人達は大丈夫なんだろか?
やたら許可、許可と言ってるが、許可が取れた上での演奏だったのかな?心配。

主演の口半開きガールの歌ヘタ加減が洒落にならん!
己の実力も分からず、命を掛ける程でもない才能の為に無謀な行動を取る若者と、
そうさせてしまう社会が悲しかったな。
投稿者:カムストック投稿日:2011-06-30 03:28:33
【ネタバレ注意】

ボーイフレンドとユニット組んでるネガルって子が、黒縁メガネかけてるんだけど、常に口が半開きなんだよね。当然本人は萌えなんか意識してないし、鼻呼吸できないだけなんだろうけど、そのメガネっ娘ぶりに目が離せず。
中東だからアラビアン・ミュージックという全く勝手なイメージあったけど、ヘビメタあり、エレクトロあり、ヒップホップあり。バラエティに富んでるのが新鮮だったが、なにより歌詞だね。「翼広げすぎ」「桜舞いすぎ」な日本と違い、ロックが禁止されてるという、その状況下だからこそ、その鬱屈を叩きつける詞が、曲の強度を高めてる。皮肉にもロックが精彩放つ状況がそこにできてるってことだ。演奏活動が簡単でないだけに、バンド間のヘルプも臨機応変。不自由の中で培われるロックの自由さにちょっと感動したりもする。
でも練習場所に窮して、ついには牧場の牛小屋でなんてことも。ヘビメタの轟音に牛がストレス受けて乳の出が悪くなったり、糞や雑菌が舞う中で演るから、肝炎患うヤツがいたりと、大変だよなあ。
スタジオで歌を吹き込んでる女性歌手がいて、顔は写らないんだけど、歌声がすごく良くてね。CD買おうと思ってパンフ確認しようにもパンフが見当たらない。とにかくいい声だった。イランは侮れない。

投稿者:陸将投稿日:2011-03-07 18:19:44
【ネタバレ注意】

イラン政府によって抑圧されている音楽活動。
それでも音楽活動を秘密化に続ける若者たちを本作は描いている。

しかし、よくありがちな抑圧・弾圧された中で、抑え込まれた魂の叫びを爆発させるといったような、反政府的なメッセージが前面に押し出されてはいない。
むしろ、音楽という1つの媒介を通した、若者たちを中心とした人々の共鳴を、まるで青春ドラマのような一種のすがすがしさを含んで描いている。
そして、そんな状況を嘆くのではなく、むしろ当たり前のように受け入れ、力強く生き抜いていこうとする姿に好感が持てる。

また、多種多様な音楽が異国の地イランで作られ、演奏されているという事実に驚きを覚える。
その事実を、自分の身の危険は承知しておきながらも、イランを飛び出して、全世界に発信できたことだけでも、この作品の意義がある。

PV風の映像に多少の違和感と退屈さを感じたが、そんな稚拙さや陳腐さをも魅力に変えてしまうような可能性がある、愛すべき作品だと思う。

【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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