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ヘヴンズ ストーリー(2010)

メディア映画
上映時間278分
製作国日本
公開情報劇場公開(ムヴィオラ)
初公開年月2010/10/02
ジャンルドラマ
映倫PG12
世界が憎しみで 壊れてしまう前に。
ヘヴンズ ストーリー Blu-ray
参考価格:¥ 6,264
価格:¥ 5,118
USED価格:¥ 3,723
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【クレジット】
監督:瀬々敬久
製作:小林洋一
吉村和文
林瑞峰
岡田博
須田諭一
企画:浅野博貴
プロデューサー:朝倉大介
坂口一直
脚本:佐藤有記
撮影:鍋島淳裕
斉藤幸一
花村也寸志
美術:野々垣聡
田中浩二
金林剛
編集:今井俊裕
音楽:安川午朗
エンディング曲:Tenko
『生まれる前の物語』
照明:福田裕佐
整音:鈴木昭彦
録音:黄永昌
高田伸也
助監督:海野敦
菊地健雄
出演:寉岡萌希サト
長谷川朝晴トモキ
忍成修吾ミツオ
村上淳カイジマ
山崎ハコ響子
菜葉菜タエ
栗原堅一ハルキ
江口のりこカナ
大島葉子直子
吹越満サトの父
片岡礼子サトの母
嶋田久作弁護士
菅田俊鈴木
光石研シオヤ
津田寛治黒田
根岸季衣チホ
渡辺真起子美奈
長澤奈央女医
本多叶奈サト(8歳)
佐藤浩市波田
柄本明ソウイチ
yumehina
岡本芳一
【解説】
 「感染列島」「サンクチュアリ」の鬼才・瀬々敬久監督が、全9章、4時間38分という異例の長尺で放つ渾身の社会派ヒューマン巨編。別々に起きた不条理な殺人事件を発端に、憎しみを抱えて生きる被害者遺族の復讐を軸にしたその後の物語が、彼らに関わる何人もの人々の人生と共に壮大な構成で描かれていく。主演は「地球でたったふたり」の寉岡萌希、共演に長谷川朝晴、忍成修吾、村上淳。また、シンガーソングライター山崎ハコの本格的な初の映画出演も話題に。
 両親と姉を殺され、祖父に引き取られることになった8歳の少女、サト。同じ頃、巷では、未成年による理由なき殺人事件が注目を集めていた。そして、テレビ画面には、青年に妻子を殺されたトモキが“たとえ法律が許しても、自分がこの手で犯人を殺す”と言い放つ姿が。偶然それを目にしたサトにとって、以来トモキが英雄となり、彼の復讐に自分の想いを託すことが生きる拠り所となっていくのだったが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:陸将投稿日:2011-12-27 23:04:28
4時間38分を最後まで飽きさせない作りにしたのは凄いと思う。
生と死、罪と罰にまつわる全9章の長編。
日本の四季を織り交ぜながら、幾多の登場人物を絡ませていく。

本作はこの世に生き残ってしまった人々を映し出す。
彼らにとって「生きる」とは、怒りであり、憎しみであり、苦しみであり、悲しみである。
被害者と加害者間で、憎悪は肥大していき、暴力や復讐が連鎖していく。

その連鎖は「死」でさえも止めることはできない。
血の繋がりによって引き継がれた憎悪は、下の世代にも多大な影響を及ぼしていく。
無垢だったはずの子供たちが、トラウマや心の傷を抱えながら成長している姿。
その時間の流れを表すために、これほどの尺が必要だったのだろう。

終盤には新たな命の誕生を描いている。
この純真無垢な存在は、人間の闇に包まれた本作を明るく照らし出す。
この子だけは“自分たちのようにはなってほしくない”と誰もが祈っている。

けれども、命にまつわる重いテーマを扱っていながらも、不思議と心に響くものはない。
それは、罪と罰に関する事象が提示されるだけで、それを深く掘り下げることを作り手が拒否しているからだと思う。
瀬々作品にいつも感じることだが、基本的に物語を紡ぐという作業を終始忘れている。
生と死というテーマにまつわるエピソードを並べているだけに過ぎない。

演出も瀬々テイストの悪い面が出ている。
登場人物の感情が激しく揺れる度に、手持ちカメラも揺れに揺れる。
良かれと思ってやっているのだろうが、画面が見にくい上に、そんな演出をしなくても観客には演技で十分心情が伝わっている。
エンドクレジットで流れる彼が作詞した曲も、本作のテーマを全て歌詞で説明してしまい芸がない。
彼の作品を観るといつも思うことだが、もう少し観客を信頼して演出すべきだと思ってしまう。
投稿者:はまま投稿日:2011-02-12 16:40:08
佐藤浩市や山崎ハコと同様、8歳で「雲上の楽園」=松尾鉱山を下りました。あれから41年、何度か訪ねてはいますが、こうして映画の舞台として見ると感無量です。あの廃墟を決して見世物的に見せるのではなく、失われた家族の原風景として捉えていたところにたいへん好感が持てました。
4時間38分はまるで時間を奪われたようにあっという間に過ぎ去りました。
私は今4人家族を作って埼玉で暮らしています。
ちなみにあそこは「炭鉱」ではなく「硫黄鉱」です(どうでもいいことですが)。
投稿者:QUNIO投稿日:2011-01-09 13:34:45
別に瀬々敬久監督を貶すつもりはないのだが、これは「超」が付くほどの駄作だと思う。ある意味、いまの邦画のダメな要素が凝縮されている気がする。登場人物の心情や動機とかが全く説明されず淡々としている為か4時間が拷問のようだった。映画そのものがコンセプチュアル・アート的で『ユリイカ』や『デカローグ』といった所謂「一見さんお断り」の理論に乗っ取って作られているからか、しんねぇけど。

日本人はこういうメンヘルがギャーピーギャーピー泣き叫ぶ映画が好きなのは、昔から感傷的で叙情性(リリカルといってもいいけど)に富むものを崇める歴史があるのが原因で、「楽しい!」とか「バカババカしくて好き!」みたいな映画は低俗なものと思われてしまう辺りは如何にも閉塞的。あるいは自己完結的。アニメにしろ映画にしろ深刻になればなるほど「爆笑」を呼ぶ。

まあ、変な殺し屋(村上淳)はどうでもいいとして、江口のり子さんはクールで最高でしたね。わざわざ2000円の前売り券買って見たのだが鑑賞後見事にヘコんだ。
投稿者:黒美君彦投稿日:2010-12-22 01:14:06
【ネタバレ注意】

9章、4時間38分の長編だが最後まで飽きずに観ることはできた。
殺す者と殺される者、犯罪と復讐、罪と罰…それぞれがなぜかどこかでつながり、互いの人生に関わっていく。
ある意味では「縁」を描いた作品といえるかも知れない。とはいえ、「長い」のは確か。短編オムニバス形式だからこの長さになったともいえるが、もう少しエピソードを刈り込むこともできたように思う。だから上映時間が長い割には、今ひとつどの登場人物に感情移入ができない。
唯一「復讐代行業」を裏稼業とするカイジマを演じた村上淳が最も心惹かれたが、彼が告白する拳銃暴発事件が事実で、彼がそれをうしろめたく感じているのなら(被害者にずっと金を渡しているのだからそうなのだろう)、なぜ彼は簡単に人を殺す裏稼業をやっているのか、心理と行動が乖離してしまってわけがわからない。
そして思い込みによってトモキ(長谷川朝晴)を復讐者に追い込むサト(寉岡萌希)の身勝手さ。
若年性認知症を患った人形作家恭子(山崎ハコ)は、波田(佐藤浩市)の妻?
それぞれの思い込みや利己的な行動に私個人は正直辟易してしまったのだが。

縁は異なもの余計なもの。映画としては興味深く観たが、何せ共感できる人物がいないのでは何ともつらい。
そして柄本明は相変わらず、号泣しても涙が出ないんだなあ。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 監督賞瀬々敬久 
 ■ ベスト10第2位
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【Blu-ray】ヘヴンズ ストーリー2017/12/06\5,800amazon.co.jpへ
 【DVD】ヘヴンズ ストーリー2017/12/06\4,800amazon.co.jpへ
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