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ヒア アフター(2010)

HEREAFTER

メディア映画
上映時間129分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ワーナー)
初公開年月2011/02/19
ジャンルドラマ/ファンタジー/ロマンス
映倫G
ヒア アフター(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 1,154
USED価格:¥ 637
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【解説】
 「硫黄島からの手紙」以来のコンビとなるクリント・イーストウッド監督とスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮で贈るスピリチュアル・ヒューマン・ドラマ。死後の世界をテーマに、それぞれのかたちで死と向き合った三者の人生が運命にいざなわれるがごとく絡み合っていくさまを感動的に綴る。主演は「インビクタス/負けざる者たち」に続いてイーストウッド監督作出演となったマット・デイモン。共演に「スパニッシュ・アパートメント」「ハイテンション」のセシル・ドゥ・フランス。
 パリのジャーナリスト、マリーは、恋人と東南アジアでのバカンスを楽しんでいた。だがそのさなか、津波に襲われ、九死に一生を得る。それ以来、死の淵を彷徨っていた時に見た不思議な光景(ビジョン)が忘れられないマリーは、そのビジョンが何たるかを追究しようと独自に調査を始めるのだった。サンフランシスコ。かつて霊能者として活躍したジョージ。今では自らその能力と距離を置き、工場で働いていた。しかし、好意を寄せていた女性との間に図らずも霊能力が介在してしまい、2人は離ればなれに。ロンドンに暮らす双子の少年ジェイソンとマーカス。ある日、突然の交通事故で兄ジェイソンがこの世を去ってしまう。もう一度兄と話したいと願うマーカスは霊能者を訪ね歩き、やがてジョージの古いウェブサイトに行き着く。そんな中、それぞれの事情でロンドンにやって来るジョージとマリー。こうして、3人の人生は引き寄せ合うように交錯していくこととなるが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
870 8.75
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【ユーザーコメント】
投稿者:ameniutaeba投稿日:2015-12-19 23:50:31
素朴な音楽に感銘。津波、地下鉄テロという現実をCGとしてドラマに取り込んではいるが、役者を際立たせる背景にしかすぎない。男女の出会いにはあの世など関係なしというラストにまた感銘!
投稿者:黒美君彦投稿日:2014-08-31 02:10:51
【ネタバレ注意】

死者との交信という、ある種キワものに挑んだクリント・イーストウッド監督。
さすがに死後の世界が気になる年齢、なのかも知れない(笑)。
冒頭のスマトラ沖地震の描写は確かに秀逸で、公開直後の東日本大震災の発生によって公開中止になったのも頷ける出来。フランス人ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、津波に飲まれた時の臨死経験から自由になれず、臨死体験についての本を書く。イギリス人少年マーカス(フランキー・マクラレン&ジョージ・マクラレン)は、仲の良かった双子の兄を亡くした悲しみから立ち直れない。米国人ジョージ(マット・デイモン)は、霊能力をもっているが、それ故孤独に陥り、その能力を嫌悪していた。

住む場所も年齢も性別も異なる三人が、死後の世界とのコミュニケーションにとらわれる。
物語はラストを除いて、それぞれの物語が並行的に描かれる。そこにあるのは「遺された者」の悲嘆そのものだ。
死者は現実世界にコミットできないが、その存在をなかったことにも出来ない。本作では地下鉄駅での帽子のエピソードが「死者の導き」として描かれるが、それとて「最初で最後」と解説される。

死者とのコミュニケーションは結局不毛であり、生者にしか救いはない…ラストの3人の邂逅は、そんなことを暗示していると見えなくはない。

投稿者:ダークリーママ投稿日:2013-05-21 10:10:39
町の片隅でひっそり生きているマット・デイモンのキャラがとてもよかった。全体的には、どれもていねいにじっくり描こうとしたせいで、長すぎる感じに。https://sites.google.com/site/darklymama/home
投稿者:ふーた投稿日:2012-08-05 18:29:22
 大事に大事に慈しんで、丁寧に丁寧にショットが積み重ねられた映画。そして何よりも何よりも優しい優しい映画。批評も分析も必要なし。私には「あー丁寧だ」「あー優しいな」しか言葉が浮かびませんでした。
投稿者:いまそのとき投稿日:2012-06-15 16:31:28
こういうヒューマン・ドラマもしっかり撮れるイーストウッドの技量。ロンドン・パリ・カリフォルニアの3次元ドラマを並行させて、臨死体験という難しいテーマに新境地を拓いたと思う。欲を言えば3つのドラマが集約するラスト20分まではこの映画が伝えたかった核心部が見えなかったことだ。ただ、穏やかな語り口は自然で、まさに正統派の風格を感じる。
投稿者:bond投稿日:2012-05-29 10:53:12
【ネタバレ注意】

霊界通信がテーマだが、クリント御大の最近の作品のカラーで仕上がってる。真の霊能者の苦悩やインチキ者の存在。日本と変わりないね。津波シーンは被災者には辛いなー。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-05-12 21:58:38
題材やストーリーは悪くない。ただ非常にゆっくりな展開が退屈だったので、マットが料理教室に通うシーンで早送りモードにした。そうやって観てもイーストウッドの老練なストーリーテリングのお陰で、話の流れはちゃんと解る(ただし2倍速限定)。
投稿者:blacus投稿日:2011-11-02 15:24:04
【ネタバレ注意】

イーストウッドの映画という以外ほとんどなんの予備知識もなしに借りてみたら、最初で突如3.11の津波の映像を思わせる場面がでてきたのでいきなり不安感に襲われた。
こんなに派手にVFXを使うなんてほんとにイーストウッドの映画?と思いつつ鑑賞を続けると、パリ、サンフランシスコ、そしてロンドンで独立したストーリーが展開し、一体どのようにそれらが交差するのかなかなか読めない。
死後の世界とか霊能力のテーマがだんだんとはっきりしてきて、3人の登場人物がロンドンで遭遇するとやっとそういうことねと了解できた。マット・デイモン演じる霊能力者がディケンズが好きというのはなぜ?と思ったが、このための伏線だったのね。ただ、この最後の遭遇に行くまでで1時間半ほどかかっていて、ちょっと長いかなと感じた。逆に出会ってからはデイモンとフランス人女性キャスターであるマリーが結びついて終わりというのはちょっと早急に過ぎる感じがした。例えばマリーが死後の体験で何を見たからデイモンと結びつくことになったのかに関してもう少し説明がないと、安易なロマンスのように見えてしまう。
デイモンとブライス・ダラス・ハワードが目隠しをしつつ味見をする場面は伊丹十三の『たんぽぽ』みたいで個人的には好きだけどな。少なくとも最後のデイモンとマリーのハリウッドの定型的なラヴシーンよりははるかにいいと思う。

投稿者:gamekiti投稿日:2011-10-13 04:40:27
ここでの評価は厳しいっすねー なので一言
自分はけっこう面白かったです。
ドカンとくる感動やスリルはないしそれほど目新しい題材でもないですが、イーストウッド監督のキッチリ丁寧に撮ってる感はよかったです。
イーストウッド作品が好きな人には良いでしょう。
津波のシーンなどもニュース映像などで繰り返し見ていた目にも違和感が少なく、ちょっとつらくなるぐらいでした。
あと僕はジョージが一人で食事するシーンがよかったっすね。
まあクリント翁も歳も歳なので、死んだらどうなるんじゃろ?って思ったのかな・・・?
投稿者:namurisu投稿日:2011-10-06 12:02:17
家族の性分から察してのアドバイスなんて、霊能者を介さなくても分かるだろう。
投稿者:ケラヒロミ。投稿日:2011-06-12 17:07:00
津波が凄い…凄すぎて怖かった
ジェイソン兄弟めっちゃ可愛い、わかっていても死なないでと思ってしまった
ラストは暖かくてよかった
投稿者:僕の採点表投稿日:2011-05-09 20:39:10
【ネタバレ注意】

☆☆☆★★★




イーストウッドの「インビクタス」に続く新作。開巻、バカンスに来ていたフランスTV局の人気キャスター、マリー(セシル・ド・フランス)がスマトラ沖地震を想起させる津波災害にあって臨死体験する大スペクタクルシーンに始まる。ロンドンではジャンキーの母親のもとで気丈に助け合ってきた仲の良い双子の少年の兄が事故で幼い命を散らし、一人残された弟マーカスは失意の中で頼り続けてきた兄の亡霊を追う。サンフランシスコでは幼い時の手術が原因で交霊術の能力を持ってしまったジョージ(マット・デイモン)がその特殊な能力ゆえに人々から奇異の目で見られ孤独に苛まれている。イーストウッドはこの3者の物語を交互に描きながら物語を紡いでゆく。
臨死体験によって得たビジョンに取り憑かれたマリーはジャーナリストとしての能力を活かして自分の体験を核とした「ヒアアフター(来世)」と題した本を書き上げるが古巣のTV局からは冷たくあしらわれて、これまで自分が築き上げてきた世界や人間関係が砂上の楼閣だったことを知る。交霊による兄との交信を熱望する少年マーカスは何人ものいかさま霊媒師に失望し続けている。ジョージはその能力ゆえに好意をもった女性からは気味悪がられ、肉親からは金儲けの道具にされるありさまで、その3者3様の尋常ではない孤独の深さが切々と描かれるのだが、それは過不足ない情報量の脚本の力とイーストウッド演出(音楽)の流れるような語り口によって、観る者の心に深く染みいってくる。そして勿論、この3者がひとつ糸に結ばれて出逢うのがクライマックスだが、その会場となるのはマリーの新作発表の場であるロンドンブックフェアで、ディケンズ好き(何故だっけ)のデイモン、ガードマンをやっている里子の兄貴に引き合わせるため連れてこられたマーカスも来るという、その偶然を装ったセッティングにも相当な工夫がみられる。
デイモンの交霊により兄からの叱咤激励のメッセージを受けたマーカスが兄離れを決意する瞬間が感動的で、マリーと運命的な再会を遂げるデイモンは生まれて初めて自分の理解者を得て孤独から解放され安堵する。これは「来世」についての映画というよりも、理解者を得て孤独から解放される人の幸福を描いたヒューマニスティックな物語で、全編にイーストウッドの人間に対する深い信頼が感じられ「インビクタス」同様素晴らしい余韻を残す。臨死体験に取り憑かれたマリーと交霊術者のジョージの関係に「未知との遭遇」におけるドレフェス、ディロンとトリュホーの関係を想起させられたのは筆者だけだろうか。

投稿者:ぽっぷ投稿日:2011-04-15 00:51:42
【ネタバレ注意】

あいかわらずベタな人物描写と絡み・・・
その見せ方が小賢しくて、どうしても好きになれません。
監督知らずに見たんだけど。。
もういっそのこと寅さんみたいの撮ったほうが良いよ。シリーズで。
その方がこっちも割り切って見れるし。潔い。
元々そういう映画に出てた人でしょ。
ブロンコビリーは大好きだよ。あーゆうの撮ってほしいなあ。
あれこれ手出してます感が満載で、気持ち悪かったです。
でも音楽は気持ち良かったです。

投稿者:なちら投稿日:2011-04-08 21:14:48
クリントさんの新作は重い気持ちになってもいい心積もりで臨むから、
冒頭の部分は違う人の作品を見てる様だった。
パニックのシーンなんて今まで撮った事ないんじゃないの?
お爺ちゃんになってもチャレンジする事ってまだあるんだね。

自分を理解する人がいないのは辛い事だよね…。
もがいている間は大変だけど、どういうわけか出会えるもんだよね。
その時の喜びは計り知れない大きさだろうけど、妄想は少々いただけなかったかなっ。
投稿者:uptail投稿日:2011-04-02 17:26:34
ブライス・ダラス・ハワード
投稿者:Stingr@y投稿日:2011-03-19 01:14:31
俳優の名前と、セットとCGで“それなりに見せる”ことで資金回収しようとした駄作。こんな作品、昭和日本の低予算TVドラマでしょ。“キリスト教/ユダヤ教的死生観”にも特段目新しいものは無いし。日本人の皆さん、一体何に感動してるんだか…?
投稿者:アキ投稿日:2011-03-09 20:22:36
3つのストーリーそれぞれが独立しても質的な高さがあり、わくわくした期待感を醸し出す。霊的世界という一つ間違えると際物扱いされる分野が、3つのストーリーを結び合わせるキーになっている。抑えた演技、抑えた画面は、イーストウッドらしいところ。湧き上がる涙も自然で効果的。あの世の存在を信じ、その在り様をこの世の生きざまに反映することで、人はより良く生きられる。そんなメッセージをこの映画は発しているのではないか。過去のおぞましい秘密に触れられ泣き伏し、去って行った若い女性も、いつか吹っ切れて、再度立ち上がるのではないかとの期待を抱かされた。
投稿者:Yes We Can投稿日:2011-03-08 14:23:36
見事すぎる津波のシーンは圧巻で一番の見所だが、臨死体験させるためだけなら普通にプールで溺れさせても良かったかも。

クリント・イーストウッド氏の映画の気に入らない点は上映時間が長いのが多いことだけども、この映画も2時間超。
その割りに長さを感じず、時間を忘れられたのはやっぱり面白かったのだろう。
ここの評価通り傑作ではないと思うが、津波のシーンは見ものなので劇場を訪れる価値はある。
投稿者:glamfreak投稿日:2011-03-03 23:41:06
最終回で観たら、子守唄みたいで心地よかった(ちゃんと起きてたし皮肉ではない)。でも『シックス・センス』に敵うものはないんだよなあ、ナイト・シャマランでさえね。
投稿者:maaaaan投稿日:2011-02-28 00:46:43
やはり・・・マット様大好き・・・^^
投稿者:はまま投稿日:2011-02-26 10:36:59
「死後の世界があるか、ないか」に拘泥するよりも、「あると考えた方がいい」し、「あった方がいい」。その方が人はよりよく生きられるし、優しくなれる。本当の思いを知ることが出来る。
サンフランシスコ、ロンドン、パリ。地名の字幕が邪魔に思えるくらさい、イーストウッド演出は自在に各地を巡っていく。見事としかいいようがない。

投稿者:eiji_in_uk投稿日:2011-02-25 19:20:01
イギリスでは地下鉄のテロシーンや多くのヨーロッパ人も被害にあったスマトラ沖地震による津波など悲惨な記憶のせいかアメリカ公開から随分経ってからの公開の上、ヒットもしませんでした。
まあヒットしなかったのは映画の出来の悪さからかと思います。

イーストウッドは監督として優れているのかもしれませんがオープニングの津波のようなスペクタクルなシーンを撮るのには不向きでしょう。全然、映画としてのドキドキ感はありませんでした。

全体的にまとまりもないですし、それなりによいエピソードが揃ってはいると思うのですが脚本が悪いのか感動出来るべきシーンも盛り上がらないし、イーストウッドが初めて非現実的要素(つまり心霊世界)に挑むと言うことで期待したのですが。
投稿者:has42120投稿日:2011-02-24 12:11:59
マット・デイモン
投稿者:江川良名投稿日:2011-02-24 01:00:55
イーストウッドがオカルト的題材に挑んだ野心作。年を取ると、死後の世界に興味が湧くのは共感できるし、語り口は手慣れたうまさだが、散漫な印象が残った。
投稿者:mototencho投稿日:2011-02-23 19:26:11
いつまでも聴いていたいメロディは「許されざる者」以来。余韻に浸ってエンドクレジット観ていたなんて何年ぶりだろう。
http://mototencho.web.fc2.com/2011/hereaft.html
投稿者:リEガン投稿日:2011-02-22 13:25:53
ヒアアフター…来世や死後世界がテーマではなく、現世に生きる人々の喪失と心の平安を描いた物語、と言った印象だった。半寿に向けてイーストウッドが進む先には一体何があるのだろう。それにしても、この内容で劇場パンフレット800円は高い。在宅ホスピスの先生はともかく、今の日本映画界にはまともなジャーナリズムが存在していないことをひしひしと感じる。健全な文化として育ちようもないわけだ。あらすじで字数を増やした宿題の感想文を思い出したりしたよ。
投稿者:ローランド投稿日:2011-02-20 23:22:00
【ネタバレ注意】

 のどかな音楽を背景に美しい海原が画面いっぱいに広がっているが、や
がてその美しい海が津波となって襲ってきて、流木や自動車と一緒に人を
巻き込んで建物まで破壊してしまう冒頭のシーンには圧倒されました。  
昨夏、50メートルプールを潜水したままで泳ぎきることができるようになり
これで津波に遭遇しても大丈夫、ワッハッハ、だなんて冗談を言っていたの
だけど、津波って水の恐怖だけではないのでした。 ・・・・と、さりげな
く自慢話を織り込んでしまったぞ。 いけない、いけない。 イーストウッ
ドを悪く言いたくないもので、茶化してお終いにしようという意識がある
のかな。  

 ジェイソン兄弟が母のために写真を撮って、その支払いに小銭を山ほど出
すと、写真館のオヤジが狹渡奪椒奪スから盗んできたか瓩辰鴇蘆未鮓世
ところなんか、兄弟がコツコツと貯めたお金を・・・・というような、手垢
にまみれた人情話にしたくない、説明しすぎないっていう、いかにもイース
トウッドらしいセンスを感じさせられたのだけど、あとはどうも、なんてい
いますか、きっちりとした筋が一本通っていないっていうか、製作過程に監
督の思い通りに行かなかったところがあったのではないのかな?って思わ
せられるような、曖昧模糊としたところが多々あります。  

 ジョージが爐泙箸發弊験茲眩れないただの変人でしかない瓩伴身の持
つ超能力を呪うように、エスパーの苦悩が本筋かと思わせたり、死んだ双生
児の兄にあの世からの言葉で爐海海浪燭任盻侏茲覘瓩辰童世錣擦襪箸海
では、イーストウッドも齢のせいで死後の世界の楽観視つくりを始めたの
かなって思わせられるところもあるし、死んでしまった自身の分身に逢いた
いという一途な思いで行動する健気な少年が、臨死体験者の男女を結びつ
けるキューピットの役割を果たすという人間ドラマもある。 でも、そのど
れもがいまひとつまとまりがなく訴えかけが弱いのだけど、これはどうも、
スピルバーグが絡んでいるのが良くなかったのではないのでしょうか。  

 イーストウッドとスピルバーグの持ち味ってまったく性質が違うように感
じていて、その世界で成功した大物同士という共通項で手を握っているだけ
のような気がします。  【3月5日追記】 スピルバーグがイーストウ
ッドにシナリオを送りつけたってことのようですね。 どうりで・・・・。   いつも主流派でいたくて、力のあるところに秋波を送って関わりあおう
とする。 こういう過去の権威の愚かさがその猯呂里△襪箸海蹲瓩鬚眇蠡
させるという、どこにでもある現象です。  星の数を減らそう・・・。 

投稿者:ノブ投稿日:2011-02-20 16:12:26
【ネタバレ注意】

「ヒア アフター」(監督:クリント・イーストウッド 129分)
話の内容は「死後の世界はあるんです」(by丹波哲郎)。
最初の津波のシーンは迫力があった(民芸店の木の首飾りが震えてカタカタ鳴ったかと思ったら大津波。ホテルに打ち寄せる大波。椰子の木をなぎ倒して迫ってくる大波。人も車も電柱も建物も飲み込み全てを流しさる大波。大津波後の瓦礫が散乱する被害現場など)。
オネェちゃん(セシル・ドゥ・フランス)が、ナスターシャ・キンスキー系の精悍な顔立ちの美人さんだったのが良かった。
全般的に
丹波哲郎の「大霊界」と言うよりは江原啓之の「オーラの泉」だった。胡散臭い題材だとは思ったが、やっぱり胡散臭かった。
最後のマット・デイモンがセシル・ドゥ・フランスと唐突に仲良くなるオチは、江原啓之が三輪明宏と組んで「オーラの泉」を始めるような「感動」があった(笑)。
イーストウッドがインタヴューで、「津波シーンや地下鉄爆破シーンなど新しい撮影にチャレンジしてみた」と言っていが、80歳を超えても新しい試みにチャレンジしようとするイーストウッドの姿勢がみられた事がこの作品の唯一の救いだった。
ティスティングする為に目隠しした女に男がスプーンで食べさせるシーンを長々撮ったり、突然地下鉄爆破テロを入れたり、恋愛ドラマとしても全然ダメダメだったり、インチキ霊能力者達と主人公達「本物」の霊能力者との違いが分らず笑えなかったり、イーストウッドボケちゃったのかな?ととても心配してしまった作品。
http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:メカゴジラ投稿日:2011-02-20 10:06:01
【ネタバレ注意】

 
ナイトショーで鑑賞。

個人的には「スピリチュアル」とか聞くと途端にサギとか嘘くさいとか連想しちゃうんだが、この作品はむしろ「死」や「来世」にとりまかれた人々が立ち直り、また生きていこうとするお話。

バカンス先の東南アジアで大津波にあい「死後の世界」を見てしまい、仕事も恋人も失いながら、自分が見たそれがなんだったのかを独り探求する有名ジャーナリスト・マリー。
死者と交信する能力を持ちながら、そのために孤独な境遇に追いやられ、自らの能力を「呪い」だと嫌悪する霊能力者・ジョージ。
双子の兄を事故で失い、母親とも引き離され、亡き兄ともう一度話すことを切望する少年・マーカス。
この三人の物語が交互に展開し、そしてロンドンのブックフェアで邂逅する展開がすばらしく、最後まで画面に引きつけられた。2時間9分もあったのか、という感じ。
イーストウッドの語り口は例のごとく冷静というか寡黙というか…。冒頭の凄まじい大津波(ホントすごい)のシーンも、車にはねられた少年の半開きの眼も、「死後の世界」も、ただ淡々と撮られていて余計なハッタリも気取りもない。マーカスの兄の貧しく侘しい葬式や、ジョージが知り合った女性を自分の能力によって傷つけてしまう様子も手加減なくそのまま描写される。そういう静な語り口だから、ジョージが孤独に食事を取るシーンや、眠りにつく少年が亡き兄に語りかける「おやすみ、ジェイス」が強く心に残る。

ネタバレになるんで詳しくは書かないが、ジョージとマーカスが、そしてジョージとマリーが出会うクライマックスもやはり淡々。少年の幽霊でも出てきたらどうしようかと思ったが…。物語の最後に用意されたのはささやかなハッピーエンド。ジョージが「呪い」だと嫌悪し続けてきた自らの能力を、少しだけ愛せるようになったということなんだろうな。

キャストではジョージを演じたM.デイモンが良かった。後半で見せるディケンズオタクぶりも妙に可笑しい。それから、ジョージと知り合うメラニーを演じたB.D.ハワード。明るく可愛らしいキャラクターの彼女がああいう目に合うからこそ、ジョージの能力の残酷さが際立ったと思う。余談だが料理教室で、目隠しして食材の味見をさせられるシーンは妙にエロチックで、さすが艶福家のイーストウッドやなあとちょっと感心。

なんというか枯淡の域に達したイーストウッドの、水墨画のような秀作。
本人自作の音楽もすばらしく、エンドロールが終わるまで聞いてしまった。
いや本当に面白かった。

投稿者:skull & rose投稿日:2011-02-20 04:41:08
C.D.フランスに宛てたM.デイモンの手紙の内容が何だったのか、あるいはラストシーンにおいてキスする幻想は見せて、そのあとの握手の瞬間はどうだったのか…という、見せないことの慎ましさは、やはりイーストウッドならではの美学だろう。
今までだと、霊感ビジネスにこだわる兄などイーストウッドの辛辣さの格好の餌食だったはずだが、ここでは敵意や憎しみをあおることはせず、無理解という孤独感を与えるための距離で描かれている。前作あたりから、明確な攻撃対象になる人がいなくなったのは、あくまで作品のテイストに沿っているだけなのか少し気になるところ。
見事な色調で統一された、慎ましく誠実な映画である。あまりの慎ましさに描かれていることに気付かない観客がいるのではないかと心配になるほどだ。
投稿者:藤本周平、投稿日:2011-02-20 00:59:19
レイトショーにて鑑賞。
今回は「死」というちょっとオカルトチックな題材を映画化したイーストウッド監督ですが
観終わって感じたことは、これは「死」の映画ではなくて「生」の映画だということ。
主要な登場人物は3人。それぞれが様々な孤独に悩まされている。それがこの映画の重要なポイント。
「死後の世界」に焦点がいきがちだが、この映画にとってそれはあまり重要ではなく
結局のところ、「孤独なままでは生きていけない。共感できる人との触れ合い、人との繋がりを大切にしろ」と
映画を観終わった後、イーストウッド監督がそう言ってるように聞こえてきました。
あと、「ラストが中途半端」と色んなレビューで書かれてますが、あの二人のその後なんて
描かなくてもわかりきってることなので、個人的にはあの終わり方のほうが綺麗でよかったと思います。
次回はレオ様と組むイーストウッド監督ですが、これからも上質な作品を撮り続けてほしいものです。
投稿者:ASH投稿日:2011-02-19 23:31:04
【ネタバレ注意】

 ほぼ1年に1作のペースでキッチリと新作を発表してくれるイーストウッド御大。ちょうど1年前に「インビクタス」があったと思ったら、こうしてもう次の映画が観られるんだから、そのバイタリティには恐れ入る。普通は80歳を過ぎればおとなしくなるもんだとは思うが、創作意欲は衰えるどころか益々盛んになる一方みたい。この後もさらに控えているみたいだし。

 さて、そんなイーストウッド御大の新作だが、死後の世界を垣間見た人々が不思議な体験をするという、シャマランが撮るような映画だとばかり思ってた。映画の冒頭、大津波の襲来で死にかけた女性が、ほんの一瞬だけ向こう側の世界へ行ってしまうという、死後の世界をテーマにした映画ではお馴染みのシーンが出てくるもんだから、臨死体験によって向こう側の世界の扉を開けてしまう、そんなオカルトめいた映画なんじゃないかと勝手に想像してた。

 ひとりは臨死体験を、ひとりは双子の兄の死を、そしてもうひとりはある特殊な能力を授かってしまった国籍も生活環境も違う3人の男女。それぞれが苦悩を抱え、そこから抜け出そうと必死になっているのだが上手くいかない。そんな3人が不思議な運命のめぐり合わせで引き寄せられてゆく。まるで再生への道を歩むために何かに導かれるように。平行線を歩んでいた3人が、最後にはひとつに交わるようになる。

 確かに、強引で出来過ぎた部分もあるのだが、3人がめぐり合うようになるまでの過程がスムーズに展開してゆくもんだから、あまりそんなことは気にならない。孤独の中で、寂しさの中で生きようとしている彼らの姿は観る者を充分に惹きつける。その描き方は時に淡々と、それでいて優しい眼差しに溢れていて、彼らに幸せが訪れればいいなと願うようになる。「死」を通して人生を見つめ直してゆく姿は感動的だ。これはイーストウッドが撮っているからというのとは関係ない。

 マット・デイモン演じる霊能力のあるジョージがディゲンズ好きだという伏線が最後には利いてくる。マリーがジャーナリストだということも、マーカスが本物の霊媒を探してロンドン中を奔走していることも、最後にはきれいに回収される。これは運命の導きなのか?、それともただの偶然なのか? そんな不思議なめぐり合わせについてもフト思いを馳せてしまった。出会うべくして出会う人ってのは、いるもんなんだよな。

 「大霊界」のような微妙な胡散臭さとも違う、「ラブリーボーン」のような乙女チックなファンタジーとも違う。イーストウッドが死後の世界を扱うと、こうも静かな映画になるものかと。ノッケの大津波が凄まじい迫力なもんだから、全編これ、怒涛の展開かと思ったら、そうはしてない。ラストもいろんな解釈ができるように仕向けられているけれど、その委ね方もこういう映画の場合は利いてくる。僕はアレ、説明不足とは思ってないんよ。

 ジョージが通うクッキング教室。そこで彼はメラニーという女性と粋な出会いをするのだが、運命的な出会いを示唆しておいておきながら、結局は彼の霊能力ゆえにフラれてしまう。その教室ではペアを組んで料理をするのだが、あの夜の一件の後、メラニーは来なくなる。ひとり寂しく野菜を刻むジョージの姿には泣けてくる。それを気遣う講師の言葉にも泣けてくる。メラニーと亡き父親がどういう関係だったのか、本編では描かれない部分を想像する愉しさもあったりする。それにしても、目隠しをしてスプーンを咥えさせるあのシーンの官能的なことといったら!!

 ひとつ野暮を承知で言えば、アメリカとイギリスは同じ英語なのでコミュニケーションでは不便はないだろうが、マリーはフランス人ながら英語が堪能だったからよかったようなもの。職業がジャーナリストなので喋れるんだろうけど、意地悪な表現をするのなら「ご都合主義」ってヤツね。ところで、マリーとTVディレクターのディディエの関係がなんか気になる。仕事を得るために寝てたとか?

 セシル・ド・フランス、誰かに似ているなぁ…。もしかして、ジェーン・フォンダ?(違うか)。

投稿者:投稿日:2011-02-19 20:22:27
スピルバーグが参画すると物語の発進エピソードも一大スペクタクルとなる。津波に巻き込まれて臨死体験するニュースキャスターの女性、双子の兄を交通事故で亡くす少年、霊能力者であることを捨て工場労働者として働くマット・デイモン。3人の交錯するまでの物語は淡々としていながら一瞬も目が離せない。それぞれにポジティブに思いを果たしていくからだ。彼女が「来世」についての本を執筆する野心、少年は兄と話がしたいと願い、マット・デイモンは人を愛することに貪欲である。彼が唐突に通い始める料理教室の描写のエロチックな事はどうだ。3人は意志の力で自分たちの願いを成し遂げる。イーストウッドのエンディングの曲が「沁みるでしょう」と言っている。
投稿者:陸将投稿日:2011-02-19 19:37:35
【ネタバレ注意】

死後の世界を描いた映画は数多くある。
しかし、そのような題材を描く際には、リアリティを求める観客には“キワモノのまやかし映画”と見なされる危険性がある。
(実際、本編にもそのような危険性と表裏一体だということを、あえて提示しているシークエンスも含まれている)

だが、本作を観ていると、イーストウッドに死後の世界を探求していく姿勢はあまり感じられない。
むしろ彼の興味は、身近な“死”によって傷ついた、現実世界に生きる人々が再生する姿に向けられている。

バカンス先で大津波に遭い、死後の世界に足を踏み入れてしまった、パリのジャーナリスト。一卵性双生児の兄を不運な事故で亡くしてしまった、ロンドンの少年。
そして、霊能力を持つ自分と決別したいのに、周囲がそれを許してくれない、サンフランシスコの霊能者。

三者三様に“死”と向き合い、そして苦しみ、彷徨い、行き場のない3つの魂が静かに寄り添っていく様をカメラは捉えていく。
そのような魂の救済や浄化に焦点を当てたことは正解だと思う。

特にデイモン扮する霊能者の、繊細な苦悩や悲しみには胸が締め付けられる。
周囲から依頼されて渋々霊能力を発揮するのに、最後にはいつも彼が相手に「すまない。」と言わなければならない。
自分の意思に反して相手に足を踏み入れすぎてしまうからこそ、逆に相手と距離感を置いた関わりしかできない逆説。
神から授かった“呪い”に苦しむ様には、十二分すぎる説得力がある。

少々予定調和すぎる展開と、デイモンのパートに比べ、他のパートが少々弱いことが作品のバランスを崩している感も否めない。
ただ、一貫して人間たちを静かに見つめる、イーストウッドの優しい眼差しに、観客の心も浄化されるのだ。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 視覚効果賞Michael Owens 
  Bryan Grill 
  Stephan Trojanski 
  Joe Farrell 
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