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トスカーナの贋作(2010)

CERTIFIED COPY

メディア映画
上映時間106分
製作国フランス/イタリア
公開情報劇場公開(ユーロスペース)
初公開年月2011/02/19
ジャンルロマンス/ドラマ/ミステリー
夜にたどりつけない男と女

秋深い南トスカーナの美しい街。
偽りの“夫婦”は、結婚聖地で“愛”の迷路を彷徨う…
トスカーナの贋作(続・死ぬまでにこれは観ろ!) [DVD]
参考価格:¥ 2,052
価格:¥ 1,582
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【解説】
 イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督がイタリアのトスカーナ地方でロケを行い、主演にフランス人女優ジュリエット・ビノシュと、これがスクリーン・デビューの英国人オペラ歌手ウィリアム・シメルを迎え、国際色豊かな体制で撮り上げた異色の恋愛ドラマ。偶然に出会い、ひょんなことから偽りの夫婦を演じているかに思われた一組の男女を主人公に、彼らの会話から浮かび上がってくる2人の不可解な関係を、虚構と真実がないまぜのアイロニカルなタッチで描き出していく。
 イタリア、南トスカーナ地方の小さな村。ここで、本物と贋作についての新刊を発表した英国の作家ジェームズの講演が行われた。その講演を聞きに来ていたギャラリーの女主人はメモを残し息子と共に退席する。やがて、女のギャラリーにジェームズが現われ、2人は彼女の案内で近くの名所を散策するべくドライブに繰り出す。車中では本物と贋作を巡る議論が熱を帯びていく。その後、カフェで一服する2人は、店主に夫婦と誤解されたのを機に、ゲームを楽しむように長年連れ添った夫婦を演じ始めるのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2013-11-16 08:38:04
 やっぱり刺激に満ちている。男と女と自動車。窓やガラスや鏡。説明されずに放りっ放しになる科白。英語、仏語、イタリア語の取捨選択。そして画面外からの音。勿論、ジュリエット・ビノシュには辟易する。だが、画面に定着している彼女のシルクのブラウス(トップスというのか?)の質感・触感が心地良いことこの上なく、彼女をこのままずっと見続けたいという気持ちになる。そしてこの映画のエンディングも唐突ではあるのだが、「あゝこのカットで終わればいいな」と思っているカットで終わる。それはウィリアム・シメルがフレームアウトする前からそう思わせるのだ。
http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449
投稿者:Normandie投稿日:2013-01-27 16:04:15
正直、このグダグダした会話が続くのかと思って、開始30分位までは見るのをやめそうになった。
人生に疲れても歩いて行かなければならぬ苦味や、映画における美しい贋作もしくは虚構が好きな人向け。
イタリアの歴史的遺産と男女の虚実絡めたキアロスタミのロードムービーとは相性悪し。
しかし本当の人生のラストはこんなトスカーナの風景のように優美ではないはず。
それにしても物語より何より目が点になったのは、いつもネチネチした演技が鼻につくビノッシュだが、
特にあのブラ、何よあれ!ドレスからはみ出してるじゃない!もう見苦しいのなんのってありゃしない。
とにかくハラハラし通しかつムカついた。崩れたバストの節操のなさ、生活感を出そうとしての演出か。
ドレスに合わないブラはやめてヌーブラにすべきだわ。ホント、この人は世界一品がない女優だ。
「イングリッシュ・ペイシェント」でオスカー取った時のあの、ローレン・バコールに対するわざとらしい言葉は絶対忘れませんとも。
嗚呼しかし哀れな欧米人「冬枯れの庭が美しい」と思えるのは日本人だけですね。
今、その真っ只中にある自宅の冬枯れの庭を楽しんでいるところ。
投稿者:uptail投稿日:2012-01-25 09:30:01
ジュリエット・ビノシュ
投稿者:黒美君彦投稿日:2011-09-02 20:25:53
【ネタバレ注意】

アッバス・キアロスタミ監督らしい諧謔味に溢れたドライブ?ムービー。
英国人作家ジェームズ・ミラー(ウィリアム・シメル)とイタリアに住む骨董品店の仏人オーナー(ジュリエット・ビノシュ)。
前半の移動の車のシーンではフロントガラスにトスカーナの風景を反射させ、二人の会話を聞きながら、同時にトスカーナの空気を感じられるというニクい演出。
あくまで知的に会話を進めるジェームズに対して、その話の腰を折って白けさせてしまう女。次第にうんざりし始めるジェームズ。
はじめはナンパされた有名作家と美人の熟女の会話だったのが、カフェで夫婦に間違えられた辺りから本格的な「痴話けんか」へと発展していく。
知的・論理的なジェームズも、非論理的で感情的な女の前では無力だ。
まあ、男女の関係は表面的なやりとりをしている間は「贋作」で、痴話げんかをするようになって初めて「本物」になるのかも知れないが…(笑)
痴話げんかになると、互いに母国語で怒鳴り合うし(苦笑)。

ジェームズを演じたウィリアム・シメルは英国人オペラ歌手(バリトン)で、この作品が映画デビューだとか。知的でダンディ。なかなか良かった。
イランの詩として、「冬枯れの庭が美しくないとどうして言える?」(うろ覚え)とジェームズが語ったシーンが印象に残った。

投稿者:kuro投稿日:2011-08-05 18:59:43
【ネタバレ注意】

何のことはない、作家に惚れた中年女性の逆ナンパの話なのですが、たわいのない夫婦ゴッコの遊びを、どこまで楽しんでいるか、どこまで本気なのかがわからない微妙なやりとりがとても楽しい映画です。
贋作だからこそ余計な心配をする必要がないとの説を語るシーンがあるのですが、偽の夫婦関係だから、嘘の夫婦喧嘩だから本気で悲しくならない、本気で怒ることもありません。
でも、一線を超えるとそれは遊びでなくなることもあるのです。
ラストで抱いたのだろうか、それは観る者の想像に任されていますが、ガンガン鳴っている教会の鐘が二人の関係を祝福し、帰りの列車をキャンセルしたのだと言っているように思えました。

投稿者:takaya投稿日:2011-06-04 06:16:21
『本物』と『贋作』論議がイランの映画監督キアロスタミの話法で描かれており、キアロスタミ哲学を満喫出来た。『本物』に焦がれる『贋作』がうっとうしくも哀れだ。世の中全て『贋作』だといっているのに。http://cinema-novo.blogspot.com/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールアッバス・キアロスタミ 
 ■ 女優賞ジュリエット・ビノシュ 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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