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アレクサンドリア(2009)

AGORA

メディア映画
上映時間127分
製作国スペイン
公開情報劇場公開(ギャガ)
初公開年月2011/03/05
ジャンル歴史劇/ドラマ
映倫G
そこは、真実が
滅び去った場所。

4世紀、世界の学問の中心地で伝説を残した、実在の女性天文学者の物語。
アレクサンドリア [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,160
価格:¥ 1,391
USED価格:¥ 1,130
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【解説】
 「アザーズ」「海を飛ぶ夢」のアレハンドロ・アメナーバル監督が、4世紀のエジプト、アレクサンドリアに実在した伝説の女性天文学者ヒュパティアの悲劇の物語を壮大なスケールで映画化した歴史スペクタクル巨編。主演は「ナイロビの蜂」「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」のレイチェル・ワイズ、共演にマックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック。
 ローマ帝国崩壊寸前の4世紀末。東西交易の要衝として文化的な発展を遂げたエジプトの中心都市アレクサンドリアにも徐々に混乱の足音が迫りつつあった。そんな中、美貌と明晰な頭脳を兼ね備えた女性天文学者ヒュパティアは、学問に生涯を捧げ宇宙の真理を解明することに情熱を傾けていた。誰でも分け隔てなく弟子として受入れたヒュパティアだったが、少なからぬ教え子たちが抱いたであろう彼女への恋心が実ることは決してなかった。一方街では、急速に台頭してきたキリスト教徒と、古代の神々を信じてきた科学者たちの対立が激化し、ついには人類の叡智が詰まる図書館が両者の争いの犠牲となる。やがて、教え子の多くがキリスト教に改宗し出世を遂げる中、変わらず研究に没頭していたヒュパティアだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
216 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2015-04-18 16:42:41
スペクタクル映画を予想して見たが、まったく違った。ローマやギリシアといった古代偶像崇拝やユダヤの異教徒たちがキリスト教が広範囲に広まるにつけ侵略されていく時代背景を描いている。怖さは一方的なその侵略図にある。宇宙の神秘を語る同じ学人たちが袂を分かつのに時間はかからない。面白いテーマではあるが、こういった時代に生きた人間劇としてはかなり物足りない。考証よりなにより審美の学問に魅せられた人間たちが浮かび上がらないからだ。
投稿者:ローランド投稿日:2015-04-14 09:53:21
  牴燭あっても信念を失ってはいけない瓩筏ぞ罎覇脳明晰な哲学者で天文学者である美貌の女性が、群れを作らなければ意志を表せないような愚民を統治するための宗教の餌食になって惨殺されてしまうという、なんともやるせない物語ですが、主役に気品があるし当時の図書館の様子や街並みなど金のかかったセットが良いし、さしたる評判にならなかったのは物語のつながりが弱いからなのかなって気がするけど、これは2時間に収めたのに無理があったようで、あまり長い映画は好かないのに3時間くらいの作品にしても良かったのではないかとさえ思わせます。  

  宗教を必要としない世の中になったらどれほど良いことだろうだなんて思いながらもこの世の必要悪の最たるものかもしれないなって気もしていて、仏教も含めて大抵の宗教が宇宙論に行き着くのは煙に巻いて誤魔化してしまおうってことなのではだなんて戯言を言ってたのが、この映画を観たり最近の世界情勢を思うと、どこかの星の知的生命体が地球を混乱させ人類が一致団結しないようにって何らかの方法で送り込んできて根付かせたものが宗教なのでは?ってSF的なことを考えたくもなります。  

   4月21日追記。  この、現存の宗教を否定してどこかの星の・・・というのが、トム・クルーズが入信している宗教の教義と似たようなことだったと週刊誌連載の町山氏の記事で分かったのだけど、その怪しげな宗教も、否定しながら己がそのものではないかと思わせる、ちょうど、既存の主義主張を否定する『ダダ』にダダイズムと矛盾した呼称を用いるようなもので、トムのようなすべてにおいて勝ち組の人間でもそういった宗教に寄りかからなければならないっていうことに考えさせられます。   
投稿者:pumpkin投稿日:2015-04-13 08:24:14
この作品のキリスト教徒を見ていて思い出されるのはイスラム国です。
今のキリスト教徒が危険でないのは、現実に妥協して教えに忠実でないからなのかもしれません。

私が来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和でなく、剣をもたらすために来たのだ。(マタイ書第10章第34節)

もう半世紀近く前、パゾリーニの「奇跡の丘」を見て、この言葉を知ったことを思い出します。
投稿者:アリョーシャ投稿日:2012-10-23 14:49:40
確かにカトリックの国スペインでこの作品が製作されたというのが驚きです。当時の新興宗教であるキリスト教徒たちの無謀さと残虐性が、執拗なまでに描かれています。「信じるものは救われる。」の言葉の通り、宗教というものは信じる者が正しくて、そうでないものは「悪」と見做されるのは、古今東西、特に一神教であり他の神を認めない排他的な、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教においては顕著です。その排他性が、多くの不幸を産み出し、科学の進歩をも遅らせてしまう愚かさが丹念に描かれています。こういう作品を見ると、宗教とは何のためにあるのだろうかと考えさせられてしまいます。
ヒロインを好演したレイチェル・ワイズは、美しく理知的でまさに適役。
投稿者:scissors投稿日:2012-07-09 16:08:15
科学vs宗教なんてとこにとどまらず、なかなか見ごたえがあった。
ただ、あの最期は気に入らない。
「生きたまま、修道士たちにカキの貝殻で肉を削がれ殺された」というのが史実とされているそうだから、そのように描いてほしかった。
あと、撮影と編集がイマイチで、美術の良さがじゅうぶんには引き出せていないのも残念。
それでもまた再見したいが。

スペインでは大ヒットだったがアメリカでは上映館数が極端に少なかったようで、もしかして『ライラの冒険』のときのようにキリスト教団体が圧力かけたりしたんだろうか?

「迷信を真実として教えるのは、あまりに恐ろしいことである。」
投稿者:bond投稿日:2012-04-29 11:19:50
そんな大昔に天文学の天才女性哲学者がいたとは驚き。でも、命を犠牲にしてまでも、頑なな宗教心は理解できない。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-04-28 12:18:30
力作だし、歴史物が苦手な人も入り易い。
投稿者:blumental投稿日:2012-01-05 15:43:43
4世紀末のエジプトで繰広げられた一連の騒動を描いた秀作。当時の哲学観、宗教観もうまくとらえられていて理解しやすい。レイチェル・ワイズはもちろん、競演の俳優もいいし、人物描写も巧みである。当時の町並み、背景もきっとこんなんだったんだろうと納得させられる。戦いや争いの場面を壮絶なアクションシーンで売りにしている史劇映画が多い中で、物語の展開に焦点をおいた作品に出会えて大変満足です。
投稿者:uptail投稿日:2011-11-19 09:45:41
レイチェル・ワイズ
投稿者:kuro投稿日:2011-06-03 15:49:31
【ネタバレ注意】

この映画には、たくさんのキリスト教徒がでてきますが、本当に神が認めたキリスト教徒は奴隷ダオスだけなのです。
ヒュパティアが苦しむことなく天に召されるように神が選んだ使いでした。
イエスはダオスの願いであったヒュパティアが誰の者にもならない願いを聞き入れ、そして最後は自らの手で愛する者を神の元へ送る役目をすることになります。
キリスト教徒にあるまじき他の信者たちは、現代の十字を切りながらアフガニスタンに無人機で爆弾を落とすアメリカのキリスト教徒への、そしてアメリカのアフガニスタンでの戦争に軍事協力をしている母国スペイン政府への皮肉だと受け取りました。
映画で描かれているのは虐げられている者たちの革命です。
そして革命はいつの世も誰のためであったかを見失い、結局は暴力と権力闘争へと形を変えていくことをみごとに描いています。
ヒュパティアは、勉強家で公平で慈愛の心を持つ教師だったために教え子に尊敬されていましたが、学問オタクの上流階級のお嬢様であったために人の気持ちに対して鈍いところあり、世俗に無関心で科学的真理を追究する姿が、現代の先進国社会のとりもなおさず平和と平等を愛するが、世界の不公平や様々な差別や貧困に気づかず無関心な者たちとダブるところが良かったです。
観る前の予想以上に見ごたえのある映画でした。

投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2011-04-02 12:07:17
国民の75%がカトリックのスペインで、こんな映画をよく作れたな。
思想・信条の対立と暴力は、いつでもどこでも見られることだが、大作映画でこれほどキリスト教徒を悪しざまに描くのは興味深い。
そんな映画がヒットしてしまうスペインという国も興味深い。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-217.html
投稿者:vegirama投稿日:2011-04-01 14:21:36
つまんない
アメナバールの連勝ストップ
投稿者:マーサ19投稿日:2011-03-16 22:45:25
【ネタバレ注意】

小難しいが、良かった。
エジプトの歴史は知らなく、見て良かった。
スペインが作った映画・・と、どんなものだろうかって思いましたが、
「この時代は、こういうものだったな」と納得できたし。

地学と歴史、がわかるしー

長官が若い頃(学生時)は「ただの女好き?」と見てたら、
歳月が流れると、それなりの良い顔になって行った。
「うまい役者!」

投稿者:mototencho投稿日:2011-03-10 21:12:47
史劇的コスプレをドキュメント・タッチで描いた「アレキサンドリア」。哲学的テーマながら、人々に訴える力強さに感動。レイチェル・ワイズは男子至上の理想を体現。
http://mototencho.web.fc2.com/2011/agora.html
投稿者:ASH投稿日:2011-03-05 23:59:16
【ネタバレ注意】

 アメナーバルはどちらかと言えば、小規模なタイプの映画を撮る監督だと思っていたけど、ハリウッド製史劇大作を思わせるこの壮大なスケールはどーよ!! と思ったら、やっていることは相変わらず狭い人間関係の中でチマチマとしたドラマが繰り広げられるんで、いい意味で安心したわ。

 今の時代に古代ローマ帝国のお話だなんて、それこそ製作費の無駄遣いなんじゃなかろうか、そんな懸念もあったけど、根底のテーマは現代にも通用するものだということが見えてくる。勢力を増した2つの宗教によって混乱に陥る世界。そんな世界に生きていると、強い信念を持っていても、それを貫くことが難しくなる。時代に翻弄されたとは言え、ヒュパティアの運命はあまりにも悲しすぎる!

 例え宗派が違っても、分け隔てなく教え子たちを受け入れる女教師。しかし、その中立さが異教徒として蔑まれてしまうことになる。科学を否定し、聖書の教えを絶対として従わぬ者は排斥するという恐ろしい時代。キリスト教そのものを否定的に捉えているのではなく、その教えを都合のいいように歪曲して利用しようとする指導者を描くことで、現在の情勢に当てはめているようなところがニクいじゃないの。

 悪意が込められているのかはともかく、キリスト教徒の描き方には容赦がない。彼らが暴徒と化してアレクサンドリアの街を襲うシーンではご丁寧に上空から捉えた俯瞰映像ときた。黒い服を着ている人々がチョコマカと動き回る様を上空から見るとまるで蟻のようだ。暴徒たちは人類の知恵である巻物を、異教徒のものとして破壊し燃やしてしまう。キリスト教に限らず、こういう行為は歴史の中で何度も繰り返されてきたもんね。

 ヒュパティアは宇宙の真理を解こうと、その研究に身を捧げた女性。彼女の研究の方が人類にとってはよっぽど大切なことだ。宗派争いなんてちっぽけで実にくだらないことだ。しかし、そのくだらないことで血が流され、多くの命が今でも失われている。劇中には宇宙から見た地球が度々出てくるが、この地球の上では今でもそんな争いが繰り広げられていることが示唆されているようだ。アレクサンドリアの時代から1600年以上も経っているというのに。

 レイチェル・ワイズの凛とした佇まいが映画とお見事にマッチしていて、これが素晴らしいのなんの。ヒュパティアの美しさが、3人の男性の運命をも変えてしまう。レイチェルにはそんな説得力に溢れた魅力を持っている。特に悲しいのがヒュパティアに仕える奴隷のダオスの、彼女への秘めたる想い。奴隷として報われずとも愛する女性に仕えるか、改宗して自由の身となるか。後者を選んだことで悲しい決断をしなければならないなんて、切ないぜ!

 先述した通り、アメナーバル作品としてはトップクラスの規模を誇る超大作で、スペイン資本でこれだけの映画を撮らせてもらえるだけの監督に出世したことになる。俯瞰で捉えたアレクサンドリアの街並みは、かなり大掛かりなVFXが使われているのだろうが、これだけの壮大な映像をスペイン映画で見せてもらえるとは!! オスカーの美術賞と衣装デザイン賞で候補に挙ってもおかしくないくらいだけど、ノミネートすらされなかったのはスペイン映画だからなんだろうか? いや、国際的に知られているアメナーバルだから、製作国はあまり関係ないと思うんだけどね。

 モブシーンのすごさも特筆もん! しかし、すぐに石を投げつけるんだな!

投稿者:maxpit投稿日:2011-02-27 01:47:24
「次に私が殺される」「オープン・ユア・アイズ」「アザーズ 」「海を飛ぶ夢」
と最高レベルの作品を連発してきたアレハンドロ・アメナーバル監督だけに
結構期待していたのだが、ちょっとズッコケタ感じ。
歴史スペクタクル作品としては標準的な出来だし、主演のレイチェル・ワイズも
いい味出しているのだけど。期待が大きすぎたのか...?
ちなみに、映画では最後にヒュパティアが裸にされ、石を投げつけられて殺される
が、史実ではカキの貝殻で、生きたまま肉を骨から削ぎ落とされ殺されたらしい。
ホント、人間っていうのは悲しい生き物だ。
【ソフト】
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