allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

八日目の蝉(2011)

メディア映画
上映時間147分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月2011/04/29
ジャンルドラマ/サスペンス
映倫G
優しかったお母さんは、
私を誘拐した人でした。
八日目の蝉 [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,264
価格:¥ 4,150
USED価格:¥ 2,700
amazon.co.jpへ

 Photos

【クレジット】
監督:成島出
製作:鳥羽乾二郎
秋元一孝
製作代表:野田助嗣
企画:石田雄治
関根真吾
製作総指揮:佐藤直樹
プロデューサー:有重陽一
吉田直子
池田史嗣
武石宏登
原作:角田光代
脚本:奥寺佐渡子
撮影:藤澤順一
美術:松本知恵
衣装デザイン:宮本茉莉
編集:三條知生
キャスティング:杉野剛
音響効果:岡瀬晶彦
音楽:安川午朗
音楽プロデューサ
ー:
津島玄一
主題歌:中島美嘉
『Dear』
スクリプター:森直子
ヘアメイク:田中マリ子
丸山智美
(井上真央担当)
ヴィジュアルエフ
ェクト:
田中貴志
照明:金沢正夫
製作担当:道上巧矢
装飾:中澤正英
録音:藤本賢一
助監督:谷口正行
猪腰弘之
(小豆島・子役担当)
出演:井上真央秋山恵理菜=薫
永作博美野々宮希和子
小池栄子安藤千草
森口瑤子秋山恵津子
田中哲司秋山丈博
渡邉このみ秋山恵理菜=薫(少女時代)
市川実和子沢田久美(エステル)
吉本菜穂子
相築あきこ
別府あゆみ
安藤玉恵
安澤千草
蜂谷真紀
松浦羽伽子
ぼくもとさきこ
深谷美歩
畠山彩奈
余貴美子エンゼル
平田満沢田雄三
風吹ジュン沢田昌江
井上肇
宮田早苗
徳井優
広澤草
野中隆光
管勇毅
荒谷清水
日向とめ吉
瀬木一将
吉田羊
日比大介
劇団ひとり岸田孝史
田中泯タキ写真館・滝
【解説】
 直木賞作家・角田光代の同名ベストセラーを「花より男子ファイナル」の井上真央と「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」の永作博美の共演で映画化したヒューマン・サスペンス・ドラマ。不倫相手の赤ちゃんを誘拐した女性が、捕まるまでの4年間にわたって母と娘として濃密な時間を過ごした逃亡生活の顛末と、誘拐犯に育てられた少女が成長し、やがて自らの過去と向き合う姿を描く。監督は「ミッドナイト イーグル」「孤高のメス」の成島出。
 生まれてすぐに誘拐され、犯人の女によって4歳になるまで育てられた秋山恵理菜。両親のもとには戻ったものの、もはや普通の家庭を築くことは出来なくなっていた。やがて21歳となった彼女は、妻子ある男の子供を身ごもってしまう。恵理菜はやがて、封印していた記憶と向き合うべく逃亡生活を辿る旅に出る──。会社の上司との不倫で妊娠し、中絶手術の後遺症で二度と子供を産めない体となったOL、野々宮希和子。相手の男はいずれ妻と別れると言いながら、その妻はいつの間にか子供を産んでいた。自らにケリをつけるべく、赤ん坊の顔を一目見ようと夫婦の留守宅に忍び込んだ希和子。ふと我に返ると、赤ん坊を抱えたまま家から飛び出していた。赤ん坊を薫と名づけた希和子は、そのまま逃亡生活の中で薫を育てていくことに。一時身を寄せた奇妙な集団生活施設“エンジェルホーム”にも危険が迫り、追いつめられた末に流れ着いた小豆島で束の間の安寧を手に入れた希和子と薫だったが…。
<allcinema>
【関連作品】
八日目の蝉(2010)同一原作(TVシリーズ)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
428 7.00
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:noir fleak投稿日:2016-02-17 22:36:04
これがクライマックスとは驚いた。こんな映像はあまりにも陳腐で古すぎる!!! 話は面白いが、ラストが全くいただけない。最後まで見ていた観客への裏切りみたいだ。
よく分からないジャーナリスト?を演じる小池栄子に感心した。他の人はフツー、、、
投稿者:UFO投稿日:2013-10-28 22:19:34
たまらん。
投稿者:FFF投稿日:2013-03-07 20:43:15
【ネタバレ注意】

業を描いた映画である。
映像も美しく随分泣かされた。
埋もれてた原風景が蘇る構図は奇しくも「ゆれる」と酷似しているが、変な写真屋に全部委ねるのは無理あり。
永作の熱演が素晴らしすぎて自分探しで終わるラストが消化不良なのだった。

投稿者:ピースケ投稿日:2012-12-27 00:55:09
井上真央も永作博美もおっぱい見せろー!
ラブシーンと授乳シーン、かたくなに見せないようにしてたのが不自然。
投稿者:terramycin投稿日:2012-12-08 13:24:29
幼児誘拐、不倫の上の妊娠と重い作品である。
時間軸が過去と現在を行ったり来たりするので始めは良くわからなかったが、中盤位から全体像が見えてきて物語に入り込めてきた。

しかし、終盤は意外にあっさりしていた。主人公は自分探しの旅に出て、事件の核心に触れるもその首謀者である希和子に会わずして自分の中の記憶を思い出すだけで物語が終わってしまうのは大変もったいなく残念であった。

あの後、希和子に会って真っ向から向き合って思いの丈をぶつけ合うシーンが見たかった。

投稿者:いまそのとき投稿日:2012-09-30 08:38:36
カルト施設から小豆島のソーメン工場へ。愛人の子との逃亡劇。4歳ならこの母をしっかり覚えているはず。まず、成長してからの井上真央にリアル感なく親近感持てず。永作博美悪くないんだけど、ホントは逮捕されてからのこの人の人生を知りたかったという意味で後半の展開は残念。小池栄子の役柄も微妙。考えれば疑問だらけで、見せ場の蜜月の一瞬が蘇る写真の場面もウーーン。
投稿者:jb投稿日:2012-08-19 18:29:24
女優陣キレてた。
投稿者:dadada投稿日:2012-08-14 16:55:12
二人のヒロインはテレビドラマでよく見かけるが、この映画ではテレビ的オーラを覆い隠して上手く化けている印象。..
悩んで疲れて...というその雰囲気に飲み込まれ、良い意味で結構疲れる仕上がりの映画。
投稿者:uptail投稿日:2012-06-29 11:05:23
演出:7
演技:7
脚本:7
音響:7
投稿者:ringoringo投稿日:2012-06-25 04:06:05
【ネタバレ注意】

誘拐犯である野々宮と幼い薫が逃亡しながら、親子の絆を深めていく様が素晴らしい。ラストで逮捕されるシーンは可哀想とさえ思えました。

瀬戸内海の美しい風景のなかを成長した薫(絵里奈)が記憶の糸をたどっていくシークエンスは過去と現在がうまく溶け合っていて素敵。

薫役の女の子は演技がうまかったなぁ〜

投稿者:bond投稿日:2012-05-23 08:28:17
【ネタバレ注意】

誘拐がなければ、哀しくも美しい母子物語なのだが、所詮誘拐しての話なので、美談ではない。親子放浪は「砂の器」っぽい。理不尽だが泣ける。

投稿者:nabeさん投稿日:2012-05-05 13:24:51
子供を誘拐した女とされた女、そして誘拐された子供の哀しいドラマである。
この映画に登場する人々にはそれぞれの立場がありそれぞれの言い分がある。だから誘拐した犯人が誘拐した子供を可愛がるのも、誘拐された母親が悩むのも、誘拐された子供が犯人を忘れられないのも、すべて理解できてしまうところが観ていてやり切れない点だろう。じゃあどうすればいいのか?その答えは最後まで見つからない。
主演は井上真央だが、明らかに主役は犯人役の永作博美だ。井上真央ではなく、彼女に主演女優賞をあげたい。
投稿者:グレコ投稿日:2012-04-15 23:38:03
号泣!永作博美!
投稿者:maxpit投稿日:2012-04-14 03:12:14
脚本、演出、演技、どれもすばらしい出来だと思う。
原作とは若干違うらしいのだが、話の展開の仕方が
いいですね。冒頭の告白シーンから引き込まれます。
どういう話かわかっていても、泣けてくる映画である。
ほんとに女の人は強いですね。女性は本能的に行動
するんでしょうね。この映画を見て女性が感じるのは
男性のものとは、また違うんだろうけど、世間でよく
言う「女は子宮でモノを考える」というのがわかる気
がします。(悪い意味じゃなく)
永作博美、井上真央、小池栄子、3人ともすばらしい
演技でした。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-04-08 23:22:29
井上真央の出てる映画は基本スルーなのだが、「映画賞を総なめ」じゃ観ない訳にはいかない。小豆島のシーンはとても良かったけど、ストーリー、台詞、キャラクターは表層的で、キャスティングも小池と余はステレオタイプだし、劇団ひとりもミスキャスト。井上は頑張って演技してたけど、結局永作に完敗。あとタイトルと台詞でも出て来る蝉をなぜ写さなかったのだろう。
投稿者:dbma投稿日:2012-04-08 18:24:14
子役だった井上真央ちゃん。ブレずに立派に成長しました。
永作博美。童顔で何歳の役か分からん。「十五歳の母」か?
小池栄子、森口瑤子、余貴美子、劇団ひとり。下手。
外人の挿入歌。やめて。青春か?
誘拐犯の逃走劇をきれいに描かれても困る。
アカデミー賞(日本の)総なめ。「冷たい熱帯魚」でしょ普通。
もしくは「さや侍」・・・。
「首が〜戻った。」
投稿者:黒美君彦投稿日:2012-02-20 23:45:28
【ネタバレ注意】

毎日のように報道される子供への虐待。
育児放棄やDV、子育てに迷い疲れている女たちの姿が見え隠れする。しかしその一方で子供と一緒に暮らせることに深い歓びを感じる母もいるのだ。
それは母性の問題なのか。それとも「連鎖」といわれるように母親の生育環境によるものなのか…。

原作は未読。正直あまり期待していなかったのだが、想像以上に面白かった。
最初は男とその妻への復讐感も少なからずあったであろう乳児の連れ去り。
しかし、子供が少しずつ大きくなるにつれて女は「母」となり、慈しみに満ちた視線を娘に投げかける。幸せとは何か。共に生きるとはどういうことか。そして母になるとはどういうこと、なのか。
笑わない井上真央が出色。どこかヘンな役がすっかり馴染んだ(?)小池栄子、怪しげな教祖の余貴美子、エキセントリックな母親森口瑶子…女優陣がそれぞれ役柄を理解し、演じている。
そして永作博美…。彼女の「薫」(=恵理菜)への愛情が真摯であればあるだけ痛ましく見えてくるのは、巧みな構成によって結末がわかっているからだ。

ある意味純粋な女性映画と呼べなくもないこの作品。男は消耗品に過ぎない、と改めて思う。しかし男でありながらこの作品を世に出した成島出監督、なかなかのクセ者だ。日本映画界の賞とはほとんど無縁だったのが不思議なくらいの作品だと個人的には思う。

投稿者:けいにゃん投稿日:2012-02-12 01:55:40
【ネタバレ注意】

原作は、どうかは、わかりませんが、かなり、尻切れた感のあるラストだった様なきがした作品でした。
出所後に野々村希和子は………
色々と疑問点が残ったりもしたり、 あのシーンとかいったのだろうか?
などなど 限られ時間の有効活用がされていない気が私は思いました。

物語は良かったと、思います。

母親になれなかった、けど母親になった女
母親にはなった、けど母親になれなかった女
母親なることに葛藤する女
男の私には、考えるさせられるものがありました。
私は父親になりましたが、当然ですが、母親じゃないので、こどもは、
セックスの代償とその責任 そう感じる時もあります。
女性にとって母親ってのは、一つのゴールであり、スタートなのでしょうか?
そう考えると 男の私にとっては、キツイ ドラマでした。

しかし いくらなんでも、生まれて、間もない子を部屋において、家に鍵もしないで
両親で外出は、しないでしょう! あんな雨の日に…
それで誘拐されたもなにも…ないでしょうに…
あのシーンは、いただけない。 劇団ひとりとのラブシーン以上に……

投稿者:ビリジョ投稿日:2011-12-12 14:39:16
【ネタバレ注意】

 ラストがあっさりなのは作者の意向か監督の趣味か。もうちょっとあれこれあっても良かったのではなかろうか。

 永作博美は良かった。小池栄子も良かった。小豆島の映像が奇麗だった。

 途中まではよかったが、ラストが消化不良。

投稿者:トム・ルーズ投稿日:2011-07-08 07:22:13
【ネタバレ注意】

ある2人の女性を描いた、本当に見応えのあるヒューマンサスペンスドラマでした。
1人は不倫相手の子を衝動的に誘拐し、4年間の逃亡生活の末逮捕された女・希和子。
もう一人は、誘拐されその後両親の元で育てられるも、心を閉ざしてしまった女・恵梨菜。
そんな2人の女性の人生と愛について描かれた、なんとも心揺さぶられる映画でした。
私的には、なにかしらの部門で日本アカデミー賞にノミネートされてもおかしくない傑作だったと思いましたよ('-^*)/

赤ん坊を誘拐する・・・どう考えても犯罪です。
実際劇中でも誘拐犯の希和子は逮捕され、裁きを受けました。
しかし、反省の色は微塵も出しません。
4年間子育てをする喜びを味合わせてもらった感謝の思い、それだけを述べたのでした。
何なんでしょう、感謝って・・・ヽ(`Д´)ノ
冒頭の裁判のシーンでは、私は希和子に憤りを感じながら見ていましたが、今作を最後まで見てみると、希和子の思いを少しは理解してあげたくなるような不思議な感覚に陥りました。
原作・脚本の素晴らしさも然ることながら、希和子を演じた永作博美の演技がそう思わせたのかもしれませんね!
特に女性が見たら、より希和子に感情移入出来るかもしれませんね。

誘拐は罪、可哀想なのは誘拐された側の家族なのは当然のことなのですが、本当の悪人はだらしない男達だったかもしれませんね・・・。
私はこんな男達になりたくない・・・そう思っていても、男はやっぱり田中哲司が演じた男であったり、劇団ひとりが演じた男になってしまう危険性は秘めているものでしょうね(・_・;)
できれば平田満が演じたような男でありたいものですが・・・。
まあ私は愛人を作れるほどモテないから良いですが(それはそれで寂しい)。

私は正直言えば父性は強くない方なので、とてもじゃないですが他人の子を育てようなんて思えませんが、女性は例え自分で産んだ子じゃなかったとしても、時に母性が強く出てしまうものなのでしょうか?
まあこの映画のように誘拐ではなく、子供を産めなかったとしても養子をもらうとか、法的に許される何がしかの方法で子供を授かってほしいものですけど。
でも希和子を見ていると、なんだか切なくて憎しみは湧いてこないところもあるんですよね・・・。
恵梨菜の気持ちを代弁したような、エンディングで中島美嘉が歌う主題歌を、なんとか希和子に届けてあげたい衝動に駆られましたよ(T_T)。
それにしても、永作博美が醸し出す幸薄な雰囲気は絶品ですね☆-( ^-゚)v

一方の、4年間誘拐された側の井上真央が演じた恵理菜(薫)の人生にも感情移入させらました。
幼少期の4年間は、人間形成で最も重要な時期でもあり、この時期に受ける愛情によって将来の人間性が大きく変わってしまうところがあると思います。
そんな時期に誘拐犯に育てられたのですから、その後ずっと心を閉ざしたような生活になってもおかしくないですよね。
友達も作らず、孤独に生きて行く井上真央の演技がなんとも秀逸でした!
正直井上真央は苦手な女優だったのですが、今作で克服できたかも・・・それぐらい絶品の演技でしたよ(*^ー^)ノ

大人になってから、ふと思い出す子供の頃の記憶・・・。
何かがきっかけで思い出す子供の頃の記憶ってあると思うのですが、子供の頃には分からなかったけど、本当は自分は愛を受けていたんだな〜なんて、ふと思い出すことがありませんか?
今作では小豆島への旅がきっかけでしたね。
そして、答えはあの主題歌だったと言う訳で・・・歌聴きながら思わず涙しました(ノ_・。)
主題歌に人気歌手を起用した場合、作品と合わないとんちんかんな主題歌になることが多いですが、ここまで見事にリンクしていると、聴き入ってしまいますね!!
この歌を聴いたら、恵理菜の今後・・・やがて生まれてくるであろうその子供にも、素晴らしい未来が待っているはずと願わずにはいられない想いに駆られました。

最後に、忘れちゃいけない恵梨菜と一緒に旅をした安藤千草を演じた小池栄子!
毎度毎度、素晴らしい演技を見せてくれる女優さんですが、今作でもやってくれましたね。
どこかオドオドした行動に隠された秘密とは・・・なるほど素晴らしい演技力でした!

まあとにかく、この映画は本当に心揺さぶられる素晴らしい作品でした。

投稿者:ginza7投稿日:2011-06-26 19:41:30
色々とメッセージを込めたかったんでしょうけど僕に対して伝わったメッセージは二つ。それが意図しているかは別として。
世の女性に対して「妻子ある男と不倫してはダメ」
世の男性に対して「ちゃんと避妊しなさい」
投稿者:陸将投稿日:2011-06-02 21:32:23
【ネタバレ注意】

いきなり2人の女の顔がクロースアップで映し出される。
1人は被害者。
1人は容疑者。
どちらも真っ直ぐな目線をこちらに向け、“子供”についての想いを語る。

本作では様々な女の顔が映し出される。
まるで聖母のような温かさとミステリアスな雰囲気を瞳の奥底に潜ませる永作博美。
取り返しのつかない時間に焦りと苛立ちを募らせる森口瑤子。
自分の居場所がはっきりしない空虚感に浸りきる井上真央。
無神経さの裏側で過去の暗い影を纏っている小池栄子。
そして、奇妙な集団施設を危ういカリスマ性でまとめ上げる余貴美子。

本作は出演する女優が皆素晴らしい。
そして、彼女たちの些細な表情の変化も逃すまいと、カメラは女たちの顔に寄っていく。
そこに映し出されるのは、歪んだ家族形態や母と娘の関係から生み出される感情の渦である。
それは、母性や愛情などといった言葉では片付けられないほど屈折している。

母性は母親の逞しさや責任を引き出す。
だが、強すぎる愛情は時に狂気的であり、身勝手であり、また滑稽でもある。
そして、素直に人を愛せない心は痛々しくもあり、惨めでもある。
1人1人の女優の地に足がついた演技力により、女性たちの想いが渦を巻いてこちらに迫ってくる。

エピローグで誘拐された子供と誘拐犯の“家族写真”が登場する。
徐々に浮かび上がってくるツーショット写真が、心の奥底で封印された記憶を呼び起こす。
そこには、確実に“母と娘”が存在し、そして母性や愛情も記録されている。
このラストシーンが、井上真央がクラスメートの誕生日会で成長の過程をスライドショーで見せられたと語るエピソードに見事に呼応するのである。

確かに、小豆島に逃避行してからやや冗長という印象があるし、子供が“2人の母親”と今後どう関わっていくかという重要な点に落とし前がついていないという甘さもある。
しかし、日本の女優が持つ底力のような圧倒的な迫力に、スクリーンから片時も目が離せなかった。

投稿者:kuro投稿日:2011-05-28 10:36:59
写真館のシーン、あれは駄目です。
16年経っているはずなのに何も変わっていないのは我慢するにしても、現実感が全くない青年コミック調の演出は子供っぽいものでした。
廃校での学校ごっこのシーンでは、撮影カメラがモロに画面に映り込んでいてお粗末さを感じました。
編集時に気づいても撮りなおしができなかったのでしょうね。
永作博美演じる誘拐犯がトイレで髪を無造作にハサミで切って変装するのですが、3年経ってるはずなのに全く同じ髪型なのはヘンだと一緒に観た連れが指摘していました。
この映画を撮った監督は周囲に適切な助言をしてくれる人がいなかったのではないかと思わせる部分が多々ありました。
そんななかで光っていたのは井上真央の演技です。
彼女はNHKの朝ドラマのヒロイン役も同時にこなしているのですが、同一人物とはとても思えない、その役柄をきっちりと演じきっているのは凄かったです。女優なら当然かもしれませんが、意外にトレンドだけで人気があるが、どのドラマでも代わり映えしない"大物"女優は多いもの。
美貌と演技力を兼ね備えた女優で、将来は日本を代表する大物女優になる予感がするものでした。

投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2011-05-01 03:52:02
 女優陣が魅力的。悲しそうに微笑んだら日本一の永作博美さん、諦めと孤独のあいだで絶妙なバランスの井上真央さん、壊れないように必死になっている小池栄子さんらの演技が素晴らしい。
 劇団ひとりさんの薄っぺらさも板について(?)いる。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-226.html
投稿者:realfiction投稿日:2011-04-21 23:21:26
本日、試写会で見てきました。

「なぜ、誘拐したの?」
「なぜ、私だったの?」
この問いかけは私には少し的外れの感じです。

「なぜ、私を手放したの?」
犯罪であることは承知の上ですが、あえてこの言葉を使いたい気持ちです。

子役が出て来るまでの前半は結構退屈で感情移入できず、使い方の下手な「間」の長さも気になりました。
永作博美の演技力の半分は子役のおかげだと思います。

劇団ひとり以外の男優陣の演技が控え目で女性による女性の為の映画と言う気がしました。

井上真央の次回作が楽しみです。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 
 ■ 主演女優賞井上真央 
 ■ 助演女優賞永作博美 
  小池栄子 
 ■ 監督賞成島出 
 ■ 脚本賞奥寺佐渡子 
 ■ 音楽賞安川午朗 
 ■ 撮影賞藤澤順一 
 ■ 照明賞金沢正夫 
 □ 美術賞松本知恵 
 ■ 録音賞藤本賢一 
 ■ 編集賞三條知生 
 ■ 新人俳優賞渡邉このみ 
■ 主演女優賞永作博美 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
 【Blu-ray】八日目の蝉 Blu-ray特別版2011/10/28\5,800amazon.co.jpへ
 【DVD】八日目の蝉 DVD特別版2011/10/28\4,700amazon.co.jpへ
 【DVD】八日目の蝉 通常版2011/10/28\3,800amazon.co.jpへ
【レンタル】
 【DVD】八日目の蝉レンタル有り
【書籍】
■原作
【文庫】 八日目の蝉 (中公文庫)
新品:
3新品:¥ 637より   1184中古品¥ 1より 

【単行本】 八日目の蝉
新品:
4新品:¥ 1,728より   142中古品¥ 1より 

【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION