ALWAYS 三丁目の夕日'64(2011)
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【解説】 最新のCG技術で高度成長期の東京の街並みを再現しつつ、そこに暮らす人々の心温まる人情模様を綴る山崎貴監督による大ヒット「ALWAYS」シリーズの第3弾。今回は前作から5年後、東京オリンピックが開催される昭和39年を舞台に、三丁目の人々の悲喜こもごもの物語をシリーズ初の3D映像で描く。出演は引き続き吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、薬師丸ひろ子。 昭和39年。東京は念願のオリンピック開催を控え、ビルや高速道路の建設ラッシュで熱気にあふれていた。そんな中、東京の下町、夕日町三丁目に暮らす小説家の茶川竜之介は結婚したヒロミと高校生になった淳之介と楽しい毎日を送っていた。しかもヒロミのお腹には、もうすぐ生まれてくる新しい命も宿っていた。しかし連載中の『銀河少年ミノル』が、謎の新人作家・緑沼アキラに人気を奪われ窮地に陥る。一方、お向かいの鈴木オートでは、いまやすっかり頼もしくなった従業員の六子に、青年医師・菊池孝太郎との初々しいロマンスが芽生えようとしていたのだが…。 <allcinema> 【ウェブリンク】 【関連作品】
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今の若い人たちは、この映画を観て、どう感じるのだろうか。「こんなやつ、いねぇよ」・・・そう思うのだろうか。確かに、こんな日本人はいなくなったな。あの頃は、日本人の多くがこんなだったんだがな。
日本が高度経済成長で一番元気だった昭和39年が舞台だ。そのひとつの象徴である東京オリンピックをBGMに、物語は展開していく。その中で、田舎から出てきた六子は結婚し、淳之介と一平はそれぞれの高校生活を送り、竜之介とヒロミ夫婦の間には長女が生まれる。彼らは50年経った平成の今、日本のどこかでこの映画を観て懐かしがっているんじゃないか、と思わせてしまう距離の近さがこのシリーズの魅力だろう。このノスタルジーがたまらなく心地よい。
東京オリンピックの開会式の日、青空にブルーインパルスの描く五輪マークを見上げるシーンが感動的だ。間違いなく名CGシーンとして映画史に残るに違いない。
年へ。日本の高度成長期、真っ只中の時代である。劇中歌われる「ひょっこり
ひょうたん島」は見ていたし、近所のお金持ちがカラーテレビを買った時は、
子供たちが集まって見に行ったのことを覚えている。
今では見ることができない日本の風景の再現でノスタルジックな気分に浸れる
だけでなく、笑いあり、涙ありの日本の人情劇としての地位も、すっかり確立
してしまった感がある。まさに国民的シリーズになりつつある作品だ。
昭和のもっとも希望に満ち溢れ、物質、金銭的に豊かになりつつある時代を描
くこの作品に対する印象は、1990年以降バブルが崩壊してから生まれた若い世
代の人の目にはどのように映るのだろうか? 不景気の中でも、日本人がもつ
「人情」というものは不変だと思うので、こうした作品に感銘を受けて、頑張
る気持ちになれる人がたくさんいて欲しいものだ。
世界はどんどん変わっていくが、この映画で描かれる世界はまだ「サザエさん」的風景のまま変わらない。
三作目でありながら、既視感が拭えないのはそうした「変わらない世界」にこの作品の舞台が留まっているからだろう。時代の先端がカラーテレビやブルーインパルス、そして東海道新幹線に代表されてはいるが、それらは時代を示すアイテムに過ぎず、物語は旧態依然とした落語のエピソードそのままだ。
しかし、それでもこの頃はまだ奇妙な右上がり感が強かった時代だといえるのだが、その一方で「金持ちになることが幸せ」という共通認識に、ふと立ち止まる余裕が生まれた時代だともいえる。
若い世代はこの作品から何を感じ取るのだろうか。。。
ただ、泣かせる演出が第1作と同じなので、二番煎じの感は否めない。
終盤に回想シーンとして、第1作の名場面が出てくるが、そのシーンが第3作の一番のシーンと感じたしまったのは皮肉である。
第1作はそれだけ俳優たちの演技も素晴らしかったということだろう。
よき落語、よき講談、と考えれば、秀作である。
年齢的には劇中の堀北さんが演じるろくちゃんが産むであろう子供と同世代だろう。
今の若者達に、物足りなさを感じる私の実の子供に対する態度は、正に映画の中にあった
茶川の親父さんのようであり、妻にも言われるが「子育てが40年古い」ということだが、
高校を卒業する頃には大学に進学する、しないに関わらず皆、親元を離れたものであるが、
私が見ても涙腺をがんがん刺激され劇中中盤からは、もう涙だけでなく鼻水迄止まらなくなった。
前2作のとりまとめという意味でも詰め込み過ぎた為、全編泣かされるが、その為に余計に
2作目の様なカタルシスは少ない。
小道具も前2作よりは集め易かったでしょう。次の時代背景は万博か?
公開初日に、録画しておいた2作目を見て号泣し、そのまま本作を観に行って映画館で泣きはらし。丸一日、目の腫れぼったさが直らない。
相変わらず涙腺への刺激が強すぎるシリーズである。
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