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サウダーヂ(2011)

メディア映画
上映時間167分
製作国日本
公開情報劇場公開(空族)
初公開年月2011/10/22
ジャンルドラマ
土方、移民、HIPHOP 『この街で一体何が起きている?!』

地球のうらがわまで掘りまくれし!

サウダーヂ

(C)KUZOKU


 Photos

【クレジット】
監督:富田克也
エグゼクティブプ
ロデューサー:
笹本貴之
プロデューサー:伊達浩太朗
富田智美
脚本:相澤虎之助
富田克也
撮影:高野貴子
編集:富田克也
高野貴子
録音:山崎巌
助監督:河上健太郎
出演:鷹野毅堀 精司
伊藤仁保坂
田我流天野 猛
ディーチャイ・パウイーナミャオ
尾崎愛まひる
工藤千枝堀 恵子
野口雄介
中島朋人
亜矢乃
川瀬陽太
隅田靖
(特別出演)
宮台真司
(特別出演)
【解説】
 郊外都市に暮らす若者たちの閉塞感を活写した「国道20号線」で高い評価を受けた期待の新鋭、富田克也監督が、地方都市の生々しい現実を赤裸々に描き出す衝撃の問題作。中心街がシャッター通りと化した地方都市を舞台に、土建業に従事する若者たちや、日系ブラジル人移民、タイ人などの出稼ぎアジア人などがそれぞれのコミュニティを形成しながら互いに複雑に絡まり合って生活している中で巻き起こる様々な問題が力強く描かれていく。
 山梨県、甲府。HIPHOPグループ“アーミービレッジ”のクルー猛は、派遣として建設現場で働くことに。そこでは多くの移民たちも働いていた。猛はそこでベテランの精司や同じ派遣の保坂と知り合い、仕事帰りにタイパブに立ち寄る。精司は妻が怪しげな商売に手を染める一方、自分は次第にタイ人ホステスのミャオに入れあげていく。不況はますます深刻化し、かろうじて持ちこたえていた建設業にもリストラの波が押し寄せる。移民たちに動揺が拡がる中、猛はかつての恋人まひるが彼らと交流を深めていることを知る。外国人に反感を抱く猛は、やがて日系ブラジル人HIPHOPグループ“スモールパーク”との対決の夜を迎えるが…。
<allcinema>
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【ユーザーコメント】
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2012-04-28 09:02:24
これは世の中の変化をきちんと捉えた作品だ。
観る側にバイアスがあると、「地方の惨状」だの「窮状」だのを描いたものと受け止めかねないが、作り手はそんな一面的な作品にはしていない。
マスコミが避けたがる「土方」という言葉を堂々と使っていることにも拍手。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-326.html
投稿者:陸将投稿日:2011-11-10 22:10:09
これほど映画内の世界が現実世界と地続きであると感じた映画もない。
登場した様々な人物や風景がいつまでも心に宿り続ける。
映画館を出ても、今この瞬間も「アイツら」がどこかで生きているという幸福感に包まれてしまう。

本作は数多くの人物が登場し、彼らの生活の断片を積み重ねることで甲府という「地方都市」の姿を浮き彫りにしていく。
まるで群像劇のような構造であるが、彼ら1人1人に接点はあるが、決してクロスせず、むしろ孤立しているように見える。

人種や階級や世代がバラバラである彼らの共通点は、「街」に縛られざるを得ない状況に陥っているということだろう。
そこには「故郷」というイメージでありがちな、安住できる場所などあるわけがない。
紋切り型な「自己」と「他者」、「敵」と「味方」、そういった単純な二項対立で片付けられないからこそ、募っていく苛立ちや怒りや虚しさをぶつけることもできない。
個人レベルでどんなにもがいても、もはやどうにもならない現実。
何も変えることができない現状を、観客に現実問題として突きつけてくる。

しかし、彼らはそれでも必死に生きていこうとする。
たとえ幸せになれなくても、それでも「何か」「どこか」を追い求め続ける。
どん底を知った人間たちが発する、諦めともヤケクソとも取れるような「可笑しさ」。
それこそが、本作の1番の魅力である。
画面には常に「可笑しさ」が満ち溢れている。

その世界で生きている「コイツら」がだんだん愛らしくなってくる。
そして2時間47分経ち、彼らと別れなければならなくなった瞬間、誰もが「もっとコイツらを見ていたい」と思うはずだ。
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