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狼たちの午後(1975)

DOG DAY AFTERNOON

メディア映画
上映時間125分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(WB)
初公開年月1976/03/13
ジャンルドラマ/犯罪
暑い夏の昼下り 全米の注視をうけて演じられた-- あまりにも突飛な事件……だがそれはまぎれもない事実だった!
狼たちの午後 [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,500
価格:¥ 696
USED価格:¥ 3,000
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【解説】
 無計画に銀行を襲った結果、篭城せざるを得なくなった二人の強盗。警官隊に包囲される中、やがて強盗と人質の間に奇妙な連帯感が芽生え始める。'72年に起きた実話を元に製作。それぞれのキャラクターと演ずる役者が良く、ある種良質の舞台劇をも思わせるルメットの演出がアメリカ社会の構図を浮き彫りにしていく様は見事。傑作。フランク・ピアソンの脚本はアカデミー賞受賞。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aセルピコ (1973)
[002]A真夜中のカーボーイ (1969)
[003]A十二人の怒れる男 (1957)
[004]Aフィッシャー・キング (1991)
[005]A25時 (2002)
[006]A時計じかけのオレンジ (1971)
[007]Aアメリカン・スプレンダー (2003)
[008]Aバウンド (1996)
[009]Aエデンの東 (1954)
[010]Aアメリ (2001)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
31256 8.26
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2016-02-06 22:19:35
終盤まで大した起伏も無く、全員の焦燥感がダラダラと続く。舞台劇っぽい。
投稿者:ちっぷ投稿日:2015-09-20 12:20:15
気になるところだけど、とにかくレベルの高い作品だと思います。
投稿者:ローランド投稿日:2014-06-15 00:20:52
  なんかコメディーみたいなリアリティーを欠いた銀行強盗の始まりなんだけど、そう感じるのはフィクションでの派手なものに慣れてしまっているからなんであって、実際はこんなものなのかもしれないですね。 舞台のほとんどが銀行の中だけで、銃撃や殴り合いなどの派手なアクションもなしに二時間強をだらけさせないで観せてしまうのだから、やはりアカデミー脚本賞を授かるだけのことはあるってことで、計算したものかどうか、舞台が銀行内になる前、オープニングにブルックリン近辺の町並みをたっぷりと情緒豊かに見せてくれまして、これがなかなか楽しいものになってます。  

  世間並みの結婚をしていながら並ではない結婚まがいなこともしていて、頭が良く判断決断も的確に出来る人間も切羽詰っての行動はこんなものとの、いつものことながらアル・パチーノの好演技に、ジョン・カザールの思い詰めた内向的なものがいつ爆発するかとの静かな不気味さ、それに本妻と内縁の犧吻瓩箸梁佝罎某夕礎の人間模様など面白くて、アカデミー賞6部門にノミネートされていながら脚本賞だけで終わってしまったけど、この年は候補作品に良作が揃って手強すぎたのが不運でした。  

  人質からピザ配達の兄ちゃん達までがTVカメラに映されたってはしゃいでいるのが可笑しく、この頃はマスメディア、特にTVの威光は巨大なもので、群集やTVカメラの前では国家権力官憲も手荒なことは出来ないと、この作品もその牋匕瓩鮃猟蠹に扱っているようにも見えますが、盛者必衰でそのマスメディアもいまやインターネットに侵食されつつある。 こういう権力が分散するのは良いことです。 
投稿者:いまそのとき投稿日:2014-06-06 13:10:57
いまなら犯人との交渉より強硬突破。時間をかければかけるほど事態を悪化させる。そんな時代感覚の緩さは仕方あるまい。緊張感の甘い人物設定や交渉のやり取りもこんな時代背景だったんだろうと思う。それもこれも映画も時代と共に生きていたということなのだろう。それは置いといて、時間を追って描く強奪サスペンス、人間ドラマとして見れば、やはり十分面白いと思う。畳み込む顛末。思い描く結末にならないぞとソニーの淡い願望は打ち砕かれる。無謀で無計画。人権運動と自由国家。マイノリティ一瞬の夢をシニカルに捉えた傑作だ。脚本、演出共に辣腕技だ。
投稿者:ASH投稿日:2014-01-13 20:29:37
【ネタバレ注意】

 アッティカって何? ジョン・シンクレア?

投稿者:uptail投稿日:2013-11-08 13:07:56
シドニー・ルメット
投稿者:UFO投稿日:2013-11-02 23:35:32
割と好きな作品。
投稿者:namurisu投稿日:2013-01-18 11:02:45
J・カザールは死んでたのか。アッティカ刑務所暴動のことか。映画の収益の一部でゲイさん手術したのか。
投稿者:jb投稿日:2012-07-24 18:32:01
良くできてると思う。
投稿者:scissors投稿日:2011-07-10 17:57:49
もっとハードでシリアスなものを期待していたらけっこうコミカル。
全てが主人公の引き立て役のような扱いなのも残念。

アル・パチーノといえば演説、みたいになっちゃったのはいつからなんだろう?
投稿者:陸将投稿日:2010-10-09 22:11:54
【ネタバレ注意】

シドニー・ルメットといえばキャラクター描写が秀逸だが、本作はその極みといっても過言ではない。ある銀行で強盗を企てる3人組。ただ、初っ端からその1人がビビッて逃げ出してしまう。この時点で他の類の映画とは違うことが想像できる。用意周到といいながら、手際の悪すぎるリーダー。そして、頭の悪い相方。彼らのとぼけた会話は最高である。そんな彼らを見て人質たちも最初は怯えていたが、だんだん彼らに駄目だしするまでになる。強盗と人質という関係が奇妙な方向へ発展していく様は愉快である。銀行強盗という事柄からは無縁とも思われるこの愉快さが本当に面白い。店内と店外の緊張感の違い、奇妙な人間関係が物語にアクセントをつけている。守衛のくせに喘息持ちなので最初に解放されたり、警察からの差し入れであるコーラを飲みすぎて持病の糖尿病が再発してしまったり、人質の描き分けも丁寧かつ滑稽である。店内で人質と強盗が一緒にテレビを見て、飲食して、雑談する。密室内で同じ時間を共有することで生まれた奇妙な連帯感。それはみんなで無事に飛行機に乗って脱出するという目標を達成するという思いへ集約される。ただし、ルメットが上手なのはこのような緩んだ雰囲気の中にもさりげなく緊張感を与えることを忘れない点である。主人公に比べ、いつ爆発するか分からない危険な香りを常に漂わせている相方の存在感。そして銃を常にスクリーンに映すことで、強盗と人質という基本的な関係を崩してはいないのだ。絶妙なバランスで支えられたこの一団が次にどこへ向かっていくのか本当に目が離せない。いつでも逃げ出せるくらいスキや油断があるのに、それでも逃げ出そうとしない人質たち。世間から注目を浴びている快感を味わいたいのか、このゲームからドロップアウトしたくないのか。様々な人間の心情の揺れ動き、駆け引きも見事である。そしてラストシーンの素晴らしさ。逮捕され呆然とするパチーノ。その視線は、解放され安堵した人質たちの姿と、銃殺された相棒サムの姿を捉える。店内にいた時は気づかなかったが、ここで初めて主人公は自分が犯した事の重大さ、そしてやはり強盗と人質という関係を超えた絆は生まれていなかったのだと気づく。皆で一緒に外国へ行くという目標を達成できなかった無念さ。後戻りできない後悔。そんな思いがパチーノの姿に滲み出ている。そんな本筋に付随して、警察とFBIの権力争い、ゲイの問題、メディアと大衆の肥大化した力が持つ危険性などアメリカの抱える様々な社会的要素が盛り込まれている。予想できない奇妙さがクセになる傑作である。

投稿者:こじか投稿日:2010-07-26 01:00:52
当時の記憶では8点。短い人生を歩んだ中で、この作品もひとつ価値観を揺らしてくれた作品だったのかな。わたしの中で格別な作品だとはしていなかったけど、いま振り返るとそう思えるって有り難いし、そんな作品って案外少なかったりするもの。当時の地上波相当しか知らなかった小っさい学生さんにとっては、こんな映画があるんだってとても新鮮な経験でした。十数年封印しているので再見が楽しみ。
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-23 22:01:58
中学生くらいに初めて見て度肝抜かれた記憶がある。
NYブルックリンの地域性や狭い空間舞台の芝居じみたユニークさは強烈。「タクシードライバー」と同時代の空気感にもゾクゾク。
スタジオ側と見解が分かれたラスト、監督の選択は正しかったし最初から最後まで行き届いた演出は見事。
個人的に監督作では今もってベスト。そしてアル・パチーノの活きのいい若さが沁みる。
2010・夏:
ルメットの音声解説見たさにBDを購入したが正解だった。音もよし、画質もきれいで特典も貴重でした。
投稿者:Ki-Adi-Mundi投稿日:2010-05-01 22:31:01
「ワイオミング」はカザールのアドリブらしい。パチーノのあの表情は、驚きと笑いを必死でこらえているのだろう。サルは行きたい国を答えられないというのがもともとの脚本のシーン構成だった。
ソニーが発砲したあとの、ソニーと刑事との口論もアドリブ。たいしたものだ。
しかし、だからといってこの映画は即興で作られたかと言うとそれは違う。しっかりとした脚本と、それをたたき台にしてじっくりリハーサルを行なったそうだ。リハーサル中もアドリブを出させ、物語を練りに練っていく。さらにそれを土台にして再度脚本を書き直す。そして撮影が始まるのだ。

特典映像と監督の音声解説目当てでブルーレイを見たが、やはり見応えがありおもしろかった。実際の事件との相違、脚色の方法なども興味深かった。「アティカ」の意味もわかった。しかし、たとえあの言葉の意味が分からなくてもあのシーンの凄さはわかる。見事なシーンだ。
銀行を取り囲む群衆と警官はエキストラであるが、さらにその後方には映画の撮影をしていると聞いて集まった一般の見物人が取り巻いている。ルメットは彼らも撮影に取り込んでしまった。銀行の向かいの建物の窓から人が顔を出しているが、彼らもまた本当にそこに住んでいる一般人であり、そのような撮影見学をルメットは許可している。そしてまた、パチーノやダーニングらも、それらの一般の見物人を煽り、あの興奮と緊張を生み出したのだ。

実際の事件はテレビで生中継され、大きなインパクトを社会に与えたらしい。遺書の内容も映画でそのまま使用したそうだ。ルメットはこの遺書のシーンで観客が笑ってしまうのではないかと危惧したが、ゲイに対する偏見の強かった当時のアメリカの観客も真剣に見入っていたそうだ。
ベトナム戦争で功績があり、知的で、ゲイで、彼氏の手術費用のために銀行を襲った男。彼は20年の刑期を終えすでに出所しているとのことだ。
投稿者:TNO投稿日:2009-12-19 14:37:47
【ネタバレ注意】

アル・パチーノがゴッドファーザー兇亮〆遒箸靴道った映画。銀行強盗が失敗して、警官に銀行を包囲されてしまう。従業員を人質に立て篭もる犯人。警察やFBIとの駆け引き、犯人の家族の反応、人質たちの心理の微妙な変化、マスコミや一般大衆の行動を、丁寧に描いた傑作だ。シドニー・ルメット監督の演出とアル・パチーノの熱演が光る。サル(ジョン・カザール)は、一見、精神的に安定しているようだが、ストレスがかかると、何をするのか分からない怖さがある。FBIのシェルドン(ジェームズ・ブローデリック)は、一目で、その不安定さを見破る。ソニー(アル・パチーノ)にそれを伝え、何かあればサルを撃つが、ソニーは撃たずに捕えると話し、仲間割れを誘引しようとする。海外逃亡を企てるソニーが、「どの国へ行きたい」とサルに問いかけたのに対し、真剣に考えた末、「ワイオミング」と答える場面は、サルの通常ではない精神状態をうまく伝えていた。ソニーは、女房も子供もいる身だが、実は二重結婚していて、もう一人の結婚相手はレオンという男(クリス・サランドン)なのだった。ソニーが、死を考え、遺言を人質に書かせる場面での台詞が笑えた。「妻は、私が愛した唯一の女性だった。レオンは、最も愛した男。」つまり、男の愛人は、他にもいたということ。人質がリラックスしてきて、犯人の持ち込んだ銃で遊んだり、トランプで暇つぶしをしていたりする。そして、徐々に犯人に協力的になってくるところの描写も良い。いわゆるストックホルム症候群を示したものだ。ソニーが、TV番組のキャスターからインタビューを受ける場面がある。扉の外からカメラで生中継されていて、電話で答えるのだ。その最中に、「ファ○ク」とソニーが叫んだとたんに、受信機の故障という名目で中継が中断されるという笑えるシークェンスもある。アル・パチーノは、冒頭から、何かに取りつかれたような表情をしていて、最後まで基本的にその表情を変えないのだ。興奮を鎮めようと自分自身に言い聞かせている場面もある。クリス・サランドンは、アカデミー賞助演男優賞獲得の価値があると思わせる演技だ。本作と同時期に"リップスティック"でクリス・サランドンがレイプ魔を演じていて(私は見ていない)、当時の映画ファンには、異常性格者専門の性格俳優のイメージが定着してしまった人が多いと思う(私もその一人)。その後も、そのイメージを引きずった役が多かったと思う。当時はスーザン・サランドンと結婚していたが、短期間で離婚した。しかし、スーザンは、未だにサランドン姓のままだ。ジョン・カザールも良い役者で、出演作品は少ないものの、いずれも絶妙の演技を見せている。残念ながら癌により、早死にした。死んだ時には、まだ"ディア・ハンター"撮影の最中で、共演者の一人だったメリル・ストリープと婚約していたそうだ。忘れてならないのが、警官モレッティ役、チャールズ・ダーニングだ。彼が出てくると、何かおっちょこちょいをしでかすのではないかと、見ている方も期待してしまう。本作でも、FBIシェルドンに、初動のミスを指摘され、しどろもどろとなる。ソニーにも、交渉相手にならないとバカにされる。遂にはモレッティのやり方に業を煮やしたFBIシェルドンに主導権を取り上げられてしまっていた。ランス・ヘンリクセンが、小さい役ながらアル・パチーノに最後拳銃を突き付ける冷静沈着なFBI役で登場していた。

投稿者:NYY投稿日:2008-04-23 22:34:21
【ネタバレ注意】

話の通じない奥さん(しかもデブ)がいて、なかなか男前のトラ
ンスジェンダーとも結婚してて、典型的なバカ母みたいのも出て
きて・・・
人生ってのは色々と大変だよな〜。
アル・パチーノには同情しちゃった。
画面の中で、一人で動き回ってるしw。
 
警察に包囲されたら、行員から「だから、カネ持って早く行けと
言ったのに〜。」と説教される強盗・・・
緊張感がある中で、間抜けなことやってるのは面白いんだけど、
元々上手く行ってない人生が、どんどん絶望的になっていくのは
見てて、哀しかった。    ( ;∀;)
こいつら、強盗なんか向いてないんだよ。
向いてないことに手を染めたら、人は確実に不幸になるね。
強盗に入ったりして自業自得なんだけど、この社会では、ついて
ない奴は、とことんついてないものなのかも知れない。  
 
無責任に盛り上がってる群集も何だかな〜、お祭り気分で・・・
確かに、高見の見物ってのは楽しいもんな〜。
強盗のせいでお祭りになったんだけど、強盗は楽しいお祭りには
混ぜてもらえない感じで、それも哀しかった。
「人質を殺せ」って電話かけた奴も、自分の人生の不満をブツけ
てるのか、単に娯楽を求めてるのか。
結局、人間ってのは、他人の不幸を娯楽にしちゃうような浅まし
い存在なんだね。
 
刑事のチャールズ・ダーニングが、いー感じに暑苦しさを出して
ました。 
アル・パチーノが群集にカネ撒くところを、ハンバーガー齧りな
がら見てるシーンのオッサンぶりは最高w
 
あと、オープニングの海(川?)から街を見せていくシーン、いい
ですね。
そこだけ何度も見たい。 

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-10-30 19:20:37
久しぶりに観た無駄の無いストーリーによる映画で、最後まで一気に観れた。説得に連れて来たのが奥さんかと思いきやゲイの方だったのには笑った。アンナさんありがとう。
投稿者:なちら投稿日:2007-05-21 10:31:26
話を全く聞かない嫁、助かった途端ソニーを見向きもしない人質、
横たわるサルを無表情に見送るソニー。
表面上は気遣いを見せても、自分さえ良ければいいって事。
投稿者:ミッチェル五郎投稿日:2007-03-22 18:16:03
私は実話に弱い傾向があります
投稿者:ケラヒロミ。投稿日:2006-12-21 18:01:58
面白い!冒頭からグイグイ引き込まれた。
やっぱアル・パチーノは演技うまいなぁ。
投稿者:konma08投稿日:2006-04-02 16:42:48
TVで見たのは小さい時で何がおもろいのか分からんかったけど…
あらためてジックリと拝見したのは初めてっス。
もっとドロドロして暗い作品になってもおかしくないのに「サラッ」
とした感じでよくできた名作だと思います。

そうそう…やっぱりあれはR・ヘンリクセンなんですよね〜。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-03-11 11:00:02
【ネタバレ注意】

“狼たちの午後”ってタイトルは悪くない。行為はともかく、全然、中身は“狼”じゃないが。Dog dayか…アンラッキーな午後、って事かね?
無計画でもなかったと思うが、楽観し過ぎ?(銀行に詳しい?)〜結果、全てうまくゆかない。
…のだが、その中にキャラクターそれぞれの背景〜行動、そして感情を描いてゆく。(強盗たちとその肉親、恋人?〜警察に人質たち+α、そしてヤジ馬に色々な背景を持った人、団体?)
街を描くオープニングも実に良い。映像/脚本も秀逸なのだが、中でもパチーノの演技は実に素晴らしく…これはファンになる人も多かろう。…あの銃の包装を解く動き、また仲間が戻ってきたのにぶち切れて「まだ何か用があるのか?」って……うだるように熱いのは実はSONNYの脳細胞だったりするのかも。
見つめる瞳…最後の情けなさも、またグッドだ。(元々あそこで拳銃を奪って警官を射殺し、自分も死ぬような性格ではないような…遺書まで書いて…死ぬ、死ぬって奴は死なないね)

投稿者:松竹錠投稿日:2006-02-07 21:09:52
ゴミだらけな夏のニューヨークを、エルトン・ジョンの歌にのせてスケッチ風に
活写するオープニングで、グイッと作品世界に引き込まれる。

劇場公開から2〜3年後に、テレビのゴールデン洋画劇場でも観たが、
ある意味仕方のない、しかし笑える改変をやってくれちゃったのだ。
アル・パチーノの役名“ソニー(綴りはSONNY)”が別の名に換えてある。
やはり、番組のスポンサーSONYに配慮してだったのかなぁ?
銀行強盗事件のニュースが流れる劇中テレビモニターがSONY製だったけど、
テレビ放映時にはそこもカットされていたような・・・。

ちなみに、ジョン・カザールの役名“サル”も別の名にされていた。
猿とまぎらわしいからか?サルバトーレの略称らしいが。

『エイリアン2』のアンドロイド、ビショップことランス・ヘンリクセンが
FBI捜査官役で出演してたんだね。知らなかった。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-07-17 14:10:33
【ネタバレ注意】

原題“Dog Day Afternoon”の“Dog Day”というのはうだるような暑い日、とかいう意味だそうで、少なくとも“狼たちの午後”ではないような気がするが・・・。
思いつきで銀行強盗に入ったお人好しのソニー(アル・パチーノ)と相棒のサル(ジョン・カザール)。行員達との間には奇妙な共犯関係(ストックホルム症候群のようなものだが)が生まれ、市警やFBIとの間で駆け引きが続く。
人質の女性行員がタバコを吸おうとするのを見て、「体を大事にしろ」と注意するサルのように二律背反する価値観と行動の矛盾が作品全体から溢れる。
ソニーに歓声を上げる群衆と、一方で「人質を殺してしまえ」と煽る匿名の電話。手段として破綻している銀行強盗と、アティカ刑務所の暴動を絡めようとするソニー。「サルは始末する」というFBIに対して何も手を打たないソニー。事件解決と同時にソニーを見捨てる行員。
コメディータッチでありながら、例えば70年代半ばにして性同一性障害を正しく認識しているところはさすがにルメットである。
また改めていうまでもないが。アル・パチーノの瑞々しい演技が素晴らしいと思う。

投稿者:william投稿日:2005-05-12 14:55:59
銀行強盗犯のくせに、マヌケで小心者でおまけにゲイ。やっぱりダメ人間は何をやってもダメなんだな。
だけど、だからこそ行員達も彼らを憎めず、また彼らに対し異質とも言える親近感を覚え、観客もそれと同様の感情を持つ事が出来たのだろう。
でもサル(ジョン・カザール)が警察に射殺された瞬間、逮捕されるソニー(アル・パチーノ)を誰も見向きもせず逃げ去っていく姿は、やっぱ人間なんてそんなもんだよなーと人間の冷徹さを感じてしまった。そんな人間の二面性をはじめとした感情の数々をシューリアリズムたっぷりに描いているところが、この映画を不朽の名作とする所以なのでしょう。
投稿者:ふじこ投稿日:2005-05-03 20:03:56
若くギラギラしてるパチーノがとてもGOOD。その中で時折見せる心の葛藤。
二人とも不器用で、先々上手くいくわけないと思うのだが、どうしても気になって仕方なかった。
サル役のジョンも申し分なかった。

投稿者:Virginia投稿日:2004-09-27 03:27:25
素晴らしい!
アル・パチーノ出演作の中で一番好きです。
(というより、この映画でアル・パチーノ観が変わりました。)
銀行強盗ソニー&サルの心の弱さや戸惑いがおもしろおかしく切なく描かれていて、見ている者を惹きつけます。
サル役ジョン・カザールの病的な表情が印象的でした。

センスのある邦題(DOG DAY AFTERNOON→狼たちの午後)も好印象。
ストックホルム症候群的ストーリーは緊張感とテンポがあって飽きがきませんね。
投稿者:フリクリ投稿日:2004-07-11 08:40:02
「ソードフィッシュ」の劇中でトラヴォルタが絶賛してました。
それで見てみたら・・・最高!!すごく面白かったヨ。
投稿者:マサト投稿日:2004-05-12 16:40:14
パチーノのギラギラした目と、寡黙なジョンの姿が凄く印象的だった。。
今見ても、新鮮さを感じます。。
アティカ!アティカ!
投稿者:wayu投稿日:2003-05-16 21:45:21
人間臭い、と思った。
臭すぎるかもしれないけれど。

登場人物それぞれに個性のある映画は、
やはりいいな。
投稿者:Nothing投稿日:2002-10-20 19:08:45
ビデオで見たが、古臭さを全く感じない。銀行強盗というわかりやすい内容だが奥が深く、いろんなメッセージが随所に聞こえてくる。ソニーが時折見せる人間臭さ、サルの強張った表情、どれも一流だ。もう一度じっくり観たい作品。
投稿者:おあしす投稿日:2002-10-08 13:05:40
ビデオのジャケットで「銀行強盗」がテーマだというのを見て、
ストーリーが単調なんだろうな、と思ってました。
しかし、見てみたらこの作品の魅力に惹きつけられてました。

「銀行強盗」という事柄について、犯人側の視点と
客観的な視点の違いを映し出しているところが良かったです。
緊張感を生み出すカザールの演技も光ってました。

それにしても「スケアクロウ」といい、「ゴッド・ファーザー」といい、
パチーノは若い時のほうがいいなぁ。
投稿者:jin投稿日:2002-08-21 01:47:19
最近、ソードフィッシュの公開で話題にもなりましたね。
ただし、今見ると、ちと退屈。
でも、この時期の独特の陰鬱さがよく出ており、
集中的にこの時代の映画を見ている人は見て欲しいです。
投稿者:ひげぱわー投稿日:2002-05-07 03:24:34
【ネタバレ注意】

公開当時に映画館でみた。小学6年生の頃だったと思う。
小学4年生から俺の父は俺を連れて映画館にいっていたのだがその中でも
いまでも記憶に残る1本
ラスト飛行場での長回しが衝撃的で今でも頭に残ってる。
ってこれ小学6年生にみせていいのか俺の父・・・

投稿者:sonic投稿日:2002-05-05 10:06:25
たしかに中盤かなり退屈。個人的にはこの作品観るのはカザール見たさ。惜しい人を亡くした。今観ると人質とタバコの話題のシーンは皮肉だな。
投稿者:Syco投稿日:2001-08-16 19:06:20
この映画は当時、「ミッドナイトエクスプレス」、「カッコーの巣の上で」 と並び、私の中で、70年代の三大フェバリットの一つでした。
そして今もう一度観たのだけど、あまりにも、ギャグ満載には驚きました。 以前観た時はアウトローの必死のあがきの映画としての印象が強くって、キャラクターたちのとぼけた台詞や行動をほとんど見落としていました。 やはり、年を取ると映画の見方にも余裕が出るものだと痛感!
とは言え、この映画、ますます好きになりました。
主人公の緊張感とマヌケさが交互に現れ、そしてその相棒。 表情一つ変えず、常にシリアスな顔を保っているのに、言葉を出すとかなり彼もマヌケ。 アルパチーノが
「海外の逃亡するつもりだが、何処の国がいいか?」
と聞くと、
「ワイオミング...。」
とか、真顔で言うからすごくおかしい。
ニューヨーク警察も、人質であった唯一の黒人を犯人だと思っていきなり手錠をかけたり、かなりぬけている。
犯人たちに同情する人質、そしてまた彼らをヒーロー扱いする観衆もすべてとぼけている。
しかし主人公のアルパチーノは、始めっから、自分の行き詰まりを察しているし、絶望感に溢れている。 その彼の表情、台詞に泣けるのですねぇ。
アルパチーノまで能天気だったら、ただのコメディになってしまいます。 家庭崩壊寸前の環境で育ち、デブで教養の無い女房を持ち、オカマと二重結婚をし、まともな職もない、そういう最低な情況にいる彼にとって、もう笑われようが、称えられようがどうでもいいのです。 ただこの場を切り抜けたい、それだけ...。
FBIを除いて、登場人物のすべてが、普段うだつの上がらないような生活を送っている人ばかりで、 たまたま銀行強盗という事件によって、被害者、加害者、傍観者、仲裁者という役を貰ってしまった。しかしその役からみんなはみ出してしまっている、それがおかしいというか、悲しいというかで、この映画は個性を出しているのです。
全体を通して、緊張感とボケで、観るものを飽きさせず、最後はどうなるのだろうと、全神経を集中させてしまう、素晴らしい映画です。


http://www.popkmart.ne.jp/syco/
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-07-07 18:47:44
さくらさんの言うとうり。

パチーノの演技とルメットの演出で
かろうじてもってると思った。
ちょっとたいくつしました。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞アル・パチーノ 
 □ 助演男優賞クリス・サランドン 
 □ 監督賞シドニー・ルメット 
 ■ 脚本賞フランク・ピアソン 
 □ 編集賞Dede Allen 
■ 作品賞 
 ■ 男優賞アル・パチーノ 
 ■ 監督賞シドニー・ルメット 
□ 作品賞 
 ■ 主演男優賞アル・パチーノ 
 □ 監督賞シドニー・ルメット 
 □ 脚本賞フランク・ピアソン 
 ■ 編集賞 
■ 新規登録作品 
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