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ドライヴ(2011)

DRIVE

メディア映画
上映時間100分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(クロックワークス)
初公開年月2012/03/31
ジャンルサスペンス/犯罪/アクション
映倫R15+
疾走する純愛――
『ドライヴ』Blu-ray【日本語吹替収録版】
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 4,007
USED価格:¥ 3,852
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ドライヴドライヴ

【解説】
 ジェイムズ・サリスのクライム・ノベルを基に、闇の稼業に手を染めたハリウッドの孤独なスタント・ドライバーが、愛する女性のために裏組織に戦いを挑む姿を、クールかつスタイリッシュに描き出したクライム・アクション。主演は「ブルーバレンタイン」のライアン・ゴズリング、共演にキャリー・マリガン、アルバート・ブルックス。監督は異色のバイオレンス映画「ブロンソン」で注目を集めたデンマーク出身の新鋭ニコラス・ウィンディング・レフン。本作でみごとカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。
 自動車修理工場で働く孤独で寡黙なその男は、卓越したドライビング・テクニックを買われ、映画のカースタントマンとして活躍する一方、夜には強盗の逃走を手助けする闇の仕事も請け負っていた。そんなある日、同じアパートに暮らす人妻アイリーンとエレベーターで遭遇し、一目で恋に落ちる。次第に距離を縮めていく2人。彼女の夫スタンダードは服役中で、今は幼い息子との2人暮らし。ほどなくスタンダードが出所してくるが、彼は服役中に多額の借金を背負ってしまい、強盗を強要されていた。男は妻子のためにスタンダードの強盗計画のアシストを引き受けることにするのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
430 7.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2017-06-06 15:51:48
【ネタバレ注意】

今さらの鑑賞だったけれど、個人的には面白く拝見。
とはいえストーリーは決して目新しくはない。闇を抱えた男が、ピュアな母子と出逢い、彼女たちを守る為に抑圧していた暴力性を爆発させる…というのは、これまで何度もいろいろなバリエーションで描かれてきた。
けれどこの作品では徹底して無駄な説明を排除しつつ、ところどころにスロー映像を配置し、光と影を意識した映像を重ねることで、劇的な効果を生み出すことに成功している。

主人公のドライバー(ライアン・ゴズリング)の過去は描かれない。ふらりとこの町を訪れ、自動車修理工場に潜り込む。かつて映画のスタントをしていたシャノン(ブライアン・クランストン)に運転の腕を買われ、映画のカースタントの仕事をする一方で、夜は車で強盗を逃がす闇の仕事をしている。
その彼がアパートで知り合ったアイリーン(キャリー・マリガン)とその息子。互いに惹かれあうものを感じながら、服役中の夫がいるので一線は越えない。擬似家族としてピクニックに出かけ、幸せな時間を満喫するドライバー。
そこに出所してきたアイリーンの夫スタンダード(オスカー・アイザック)が現れる。一瞬二人の間で火花が散るが、意外にも何も起きることはなく、やがてこの夫をも交えた交流が始まる。
ところが堅気として生きたいと考えるスタンダードには、刑務所で作った借金があった。それをチャラにするためにバーニー(アルバート・ブルックス)から持ちかけられた質屋強盗。ところが質屋にあった金が、実はマフィアの金だったことからスタンダードは射殺され、ドライバーも狙われる…。

後半、夫の死を告げて、一緒に逃げないかと提案するドライバーに、アイリーンは思いっきりビンタする。
けれどその後乗り込んだエレベーター内で、ドライバーは初めてアイリーンにくちづけをする。このシーンはたまりにたまったドライバーの最初で最後の愛情の発露といえるかも知れない。その直後、エレベーター内で一緒になった殺し屋の頭を、ドライバーは踏み砕くほどの暴力性をあらわにするのだから。

無垢なる者を守る為に自分を犠牲にする強き男。
西部劇『シェーン』のアラン・ラッドの例を挙げるまでもなく、繰り返し描かれて来たストーリー展開だが、それでも最後まで目を離せないのは演出の巧みさか。ニコラス・ウィンディング・レフン監督は完璧主義者らしいけど、その映像やライアン・ゴズリングの佇まい、キャリー・マリガンとの視線の交錯は非凡なものを感じた。

投稿者:セニョールK投稿日:2017-02-10 10:55:15
退屈せずに見たんだが…何故にこんなにバランスが悪いんだ?
唐突なバイオレンスに戸惑うし登場人物にも思い入れがしにくいんだがな…。
投稿者:徘徊爺投稿日:2016-07-03 13:36:56
【ネタバレ注意】

隣の人妻と親しくなるのに肉体関係まで行かないなんて、変わった性格だなあ。それが映画の雰囲気にも反映してるわけだが。実際にこういう男がいたら、過去の恋愛経験を聞いてみたいわ。
最後に腹を刺されても必死で車を運転して向かう先は、あの人妻のもとであろうと鑑賞者に想像させるくだり、この映画メッセージはプラトニックラブかよ!?

投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-09-04 15:25:50
オープニングや音楽が80年代っぽい。
投稿者:ベン・ショックリー投稿日:2013-09-28 22:00:14
某誌激押しの作品をようやく観た。ヒストリーオブバイオレンスやんって思ったけど、やったら説明調のセリフをダラダラ吐かせる昨今の邦画なぞに比べたら何倍もマシ。確かに70sテイストの焼き直しみたいだけど、好きさ。
投稿者:クリモフ投稿日:2013-09-08 01:58:29
スタイリッシュカーアクションというイメージだったので、ド派手なのを想像してたら意外と渋目というか暗い色調で、しかもそんなに「ドライブ」してないような印象の映画。
一本通った筋があるので、いったいどういうことなんだ、と真相が気になりながらも、一向にあかされず、後半のスローモーションやら光の演出やら音楽の使い方でようやく合点がいきました。なるほど作家系かと。妙にシリアスなんでリアリズムと勘違いしそうでした。
そうかんがえると、主人公が銃を使わないとか、妙なバイオレンスシーンの挿入も頷けますな(少しリンチがよぎった)。ただ、センスに乗れたかは微妙なところ。
100分があっという間なのはお見事で、チェイスシーンや見せ方へのこだわりはなかなかですが、最後に高揚感というか、「かっこいいー!」という感じになれなかったのはこの手の映画としては残念でした。まぁカンヌで監督賞とってるし、ハマる人にはたまらんのでしょう。
投稿者:nedved投稿日:2013-08-30 23:25:25
ライアン・ゴズリング/キャリー・マリガン/ブライアン・クランストン
投稿者:ピースケ投稿日:2013-08-16 21:00:01
え・・・こんなのがスタイリッシュな映画て言うの?
投稿者:つむじまがり投稿日:2013-05-30 18:02:04
監督の前作の予告を見てて、センスが好きだったので期待してみましたが、雰囲気重視でストーリーが陳腐で、一時間以上見たけどストップ。
カッコいいでしょ?感が前面に出ててムシャクシャする。
ライアンゴズリングはニコラスケイジとジョージクルーニーを足したような顔してて印象深い。
キャリーマリガンがライアンゴズリングのギアに手を重ねるシーンで、ロマンチックを気取ってるんだろうけど、運転してるんだからギアチェンジする時も重ねたまんまなら滑稽だと思った。
投稿者:通りすがリーマン投稿日:2013-05-10 06:51:25
久々にほめようと思う映画を見た。カッコよすぎ。怖すぎ。
ストーリーの是非に関係なく「カッコよさ」だけで食っていける稀有な映画だ。
主演のゴスリング。あの能面のような無表情さは監督の要求なんだろうが、ちょっと徹しすぎか。ロボットのようだった。「主演男優賞」を1個も獲ってないのはその辺なんじゃないの。
映画の冒頭で「銃は持たない、運転だけだ」という台詞があって、おー、カッコいいと思ってたのに、途中から平気で殺しもやるようになったのは、あれ?約束違いませんかって感じ。
妻夫木聡に「お前の夢は金で買えるのか」と言っておきながら実は宝くじ売り場に並んでいた、あのCMの柳葉みたいな裏切られ感があった。
まー、でもとにかくカッコよくて怖い映画だった。
PS:女優もハマリ役だった。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2013-04-08 22:30:45
ゴズリングもアイザックも凄く上手い(ブルックスも)。新しさは無いが見せ方で引っ張った作品。
投稿者:あーぼう投稿日:2013-03-12 15:43:54
ストーリーに目新しさはないが、今の時代それを求めるのは難しい。むしろ西部劇のパターンを現代風にクールにアレンジした点を評価すべき。ゴズリングと、キャリー・マリガン演じる人妻との関係性も美しい。そして音楽が最高!冒頭のNight Call 、Under Your Spell 、ロマンチックなA Real Hero 。サントラ買いました。これで行き過ぎた暴力描写が無ければもっとよかったのだが・・・。映画館で観たが、音響が迫力あって凄かった。アカデミー音響編集賞受賞も納得。
投稿者:いまそのとき投稿日:2013-02-02 11:34:31
ここ最近流行のクライム・サスペンスブームの位置づけか。冒頭から尾行を捲く滑り出し運びのうまさ。ドライバーの感と技術に息を飲む。映画でしか語れぬ文体でこれは新鮮だ。ただ、いいのはその辺までで、こういったバイオレンス映画に付物のマフィアと闇社会との陰謀を描く後半の展開はどうしてもお決まりになってしまうのが残念。ドライバーの孤独感を独特の風貌で見せたライアン・ゴズリング。これから期待できる役者だと思う。
投稿者:namurisu投稿日:2013-01-05 16:47:29
ノーカントリーに及ばず。暴力描写を評価するな。現実の世界でもこんな奴ら地獄へ。
投稿者:グレコ投稿日:2012-11-08 20:07:28
ライアン・ゴズリングの良さが伝わらず、、、残念。
投稿者:ghost-fox投稿日:2012-09-19 22:06:21
「ドライブ」じゃなくて「ドライヴ」
投稿者:QUNIO投稿日:2012-05-26 13:04:11
こういう70年代風ニューシネマもどきはいい加減飽きた。それっぽく再現してみせたからって、タランティーノが過去に散々やっているので便乗してるだけの代物に過ぎないし、ライアン・ゴスリングの演技も硬直していて学芸会みたい。全編にわたり単調且つオリジナリティ皆無。殺伐とした空気感を味わいたい人向け。
投稿者:Normandie投稿日:2012-04-22 23:22:32
初回投稿日 2011/11/11
タイトル:ライアン・ゴズリングのすすめ

2012年3月公開とは待ち遠しいですな。
話題の映画だからもうちょっと早めに上映してほしい。
Kavinskyの「Nightcall」も早く聴きたい。
でもサントラの発売は期待できないでしょうね。

鑑賞記〜2012/04/22
期待し過ぎたというのが率直な感想。このテの映画ではやはり「バニシング・ポイント」がずっといい。
これを絶賛し映画会社と結託した嘘つき化石評論家たちは酷すぎる。
中途半端なカーチェイスやミスキャストのキャリー・マリガンなど残念な映画としか言えない。
音楽も音響効果と重なり騒音の一つとなり。
普段は寡黙な主人公のあのブラッディさがどこから来るのか?
突然過ぎるバイオレンスシーンなどがとって付けた感じは否めない。
ハリウッドに憧れるデンマーク人監督が自分の夢想する映画を40年遅れで撮ったようで所詮モノマネ。
肝心のゴズリング様はスマートさが先走り野性不足、少ないセリフ以外の表現を肉体化できるほど現代の俳優は優れていないと思います。
これでスティーヴ・マックイーンがいかに素晴らしい男だったかガッツリとあらためて分かった。
チャールズ・ブロンソンでもいいけどね。
投稿者:はまま投稿日:2012-04-22 09:59:50
【ネタバレ注意】

なんだか懐かしいスーパー風来坊(つま楊枝をくわえている!)。
超が10個ぐらい付くほどよく出来たB級アクション。高倉健主演の東映任侠ものというか、股旅ものというか、サム・ペキンパーのバイオレンス映画というか、絶滅寸前の男臭さたっぷりの味わい。
大金を置いて立ち去るラストを敢えて解説すると、そうしないと彼女と子供がマフィアに狙われるから。
ああ、なんて男臭いんだろう!切ないんだろう!
死の臭いはしないが、子供が絡むだけに「シェーン」をも思わせた。

投稿者:陸将投稿日:2012-04-08 01:31:53
主人公は「名無し」の男だ。
職業は分かるが、それ以外の情報はほとんど与えられない。
読み取ることも困難だ。
彼は何を生きがいにしているのかも分からない。
そんな謎めいた男の横顔が、何度も印象的に映し出される。
 
奪ってはいけない金を他人が盗んだせいで、自分の命が狙われてしまう。
それ以上に、何の罪もない、愛する他人の妻や子供の命が狙われてしまう。
生き残れないと悟りながら、見えない強大な敵に怯えながら、人間たちは殺し合っていく。
そんな中で、主人公は次々とゲス野郎たちに裁きを下していく。
それは愛する者たちを守るという目的のためだ。

エレベーター内のシーンが素晴らしい。
密閉された空間の中で、愛する者と、命を狙う者が乗り合わせる中、主人公は決心する。
自分の想いを愛する者に行動で伝え、そんな2人に作り手も光を当てて祝福する。
そんなロマンチックな雰囲気の中でも、さりげなく暗殺者から彼女を守るように身を寄せる気遣い、さらにはいつ背後から襲われるか分からない緊張感も同時に漂わせることに成功している。
直後に自分の隠された一面を見せなければならない。
それを見た彼女はきっと恐れおののいてしまうだろう。
だが、その暴力も彼女のために振るう「愛」の行為なのだ。
1つの場面でこれほど様々な意味を含ませたニコラス・ウィンディング・レフン監督は只者ではない。

バイオレンス描写も容赦ない。
飛び散る血飛沫、暴力的なドライビング、誇張された音響。
その鋭利さが観る者に痛々しく突き刺さってくる。
しかし、殺しの場面は終盤に差し掛かっていくにつれ、どんどん間接的になっていく。
その「動」から「静」へと物語が収斂していくことによって、見世物としての暴力映画以上の余韻を残してくれるのだ。

投稿者:リEガン投稿日:2012-04-02 17:00:00
【ネタバレ注意】

上京一年目の新宿歌舞伎町で観たウォルター・ヒル監督「ザ・ドライバー」を思い出した。懐かしい。「ある愛の詩」「ペーパー・ムーン」「バリー・リンドン」と当時絶好調だったライアン・オニールが寡黙でクールな腕利きの逃走屋を演じていた。本作はさらにしゃべらない上に暴力の爆走ぶりが断然凄いが、結局最後は逸走してしまった印象。キャリー・マリガンもこのシチュエーションではイザベル・アジャーニ並みにミス・キャストだろう。ヤンママには見えないし、出所パーティーでの違和感と言ったら!好きな女優なのに残念。

投稿者:uptail投稿日:2012-04-02 10:29:36
演出:8
演技:8
脚本:7
音響:8
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2012-04-02 00:52:59
極力セリフを排除し、スローモーションや長回しを多様した映像は
独特の世界観を作り上げている。
とても時間を贅沢に使う映画だと思う。
それなのにまったく無駄がない。

最高に美しいバイオレンス映画。
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2012-04-01 18:47:16
スタイリッシュな作品は、往々にしてカッコつけてるように感じることがある。
ところが本作はスタイリッシュでカッコいい!
こんなに血なまぐさくしなくても、とは思うが、ヒロインとの距離感を描くためにはこれもまた必要か。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-318.html
投稿者:maxpit投稿日:2012-04-01 13:00:31
ストーリー自体は大したことない。特筆すべき点は、映画
全体に漂う独特の雰囲気だ。「静」なるをもって「激」を
表現するというのか。。寡黙な主人公の役どころにライアン
・ゴズリングがはまっている。
話を大きくしすぎなかったのもよかったのかもしれない。
主人公がヒーロー的存在であったり、マフィアが大組織で
マシンガンぶっ放しだったりすると、この雰囲気は出せな
かったも? 
投稿者:ASH投稿日:2012-03-31 23:27:17
【ネタバレ注意】

 ゴスリング、2連発!! しかし、主演作品2本が同日公開されるなんてスゲェよなぁ。で、ようやく気付いた。ゴズリングのあの穏やかそうな表情の裏には狂気が秘められているということが。「スパチュー」でも一触即発の危なっかしさを漂わせていたが、この映画では一度キレると手が付けられないくらいの凶暴性を発揮させてる。

 タイトルやプロットから思い出されるのが、あの伝説の映画「ザ・ドライバー」。高度なドライビング・テクニックを駆使して犯罪者を現場から逃がすドライバーが主人公というのは殆ど同じだが、全編に渡ってカーアクションが出てくる映画なのかと思えば、そうでもない。映画の冒頭は緊張感溢れる逃走劇が繰り広げられるが、その後の1時間くらいはエラくかったるい。なぜかと言えば、アクション・シーンが殆どないから。

 同じアパートに住む子持ちの人妻のアイリーンにほのかに想いを寄せているドライバーだが、2人が次第に心を通わせ惹かれあう様子を台詞に頼らずに描いているからなのだが、このかったるさは最後まで観ると必要だったことが分かる。平穏な日々という幸せに浸っていたドライバーだが、アイリーンの夫が出所して帰って来たことで彼の平穏も終わりを告げる。と同時に、何やら不吉な影が忍び寄り、恐ろしい事件に巻き込まれてゆく。

 愛する人を守るため、一匹狼が組織に挑む。と、70〜80年代にそれこそ掃いて捨てるほどあったプロットなもんだから、ストーリーに関しては目新しさは微塵もない。派手なカーアクションも殆どない。でも、欧州映画のような映像の質感がどうにも魅力的に映り、これにゴズリングのクールな佇まいがマッチしてなんとも不思議な感覚が味わえる。さらに全編に渡って流れるデジタル・ビートが映画のテンポと相まって奇妙な陶酔感を与えている。こりゃ、ミッドナイト・ムービーの新たな定番になりそうだぞ。

 危機が迫ったアイリーンにドライバーが「一緒に別の土地で暮らそう」と言うのが泣ける。アイリーンと、その息子のベニシオと過ごした日々は彼にとって忘れ難い日々だったのだ。夫を失ったアイリーンも彼の愛を受け入れようとしたのだが、愛する人を守るためとはいえ、ドライバーはすさまじい凶暴性を見せてしまう。仕向けられた殺し屋を逆に返り討ちにするのだが、その頭を何度も何度も踏んずけるんだから。そりゃ、アイリーンもドン引くわ。

 とにかくこの映画、台詞が極端に少ない。ドライバーとアイリーンが惹かれあうのも、2人が見つめあうだけで済ませちゃうんだから。こんなに説明を省いた映画なんて、メジャー会社はまず作らない。当初はヒュー・ジャックマン主演の企画だったと聞くが、もし企画通りだったらよくあるカーアクション映画で終わっていたかもしれない。そうならなかったのは、デンマーク出身の監督による静寂を強調したトーンで貫かれているからなんだろうな。

 さて、ゴズリングだ。「スパチュー」でもそうだったが、ちょっとしたときに見せる秘めたる狂気(凶気)。「スパチュー」では暴力を振るうシーンはなかったが、コチラは容赦ないわ。ネイルハンマーを手に単身、殴り込みをかけるとこなんざ「オールド・ボーイ」を思い出し戦慄したわ。対するキャリー・マリガンは慈愛に溢れた女性で、どこか憂いに満ちた笑顔は彼ならずとも守ってやりたくなるくらい。で、今回はキャリー、可愛らしいの。

 しかし、一番驚いたのはアルバート・ブルックスがあんなにおっかない顔(眉毛がない!)のオッサンだったとは!! どちらかと言えば凶悪な役をやるような人じゃないと思ってたけど、あのガラガラ声は確かにヤクザっぽいな。ロン・パールマンも近寄り難い怖さが全開で、目が合っただけで殺されちゃいそう!

 無表情のラバーマスクが怖い! オスカー音響効果賞にノミネートされただけに、すさまじい銃声音やタイヤの軋む音が場内に響き渡るぜ!!

投稿者:noir fleak投稿日:2012-03-31 09:02:56
つられて見てしまったが、とんでもない。今の映画の堕落ぶりがここでもモロに出ている。
ブラディーな人殺しの場面だけを見せ場とする今の映画界の風潮そのもの。カーチェイスも平凡。主人公の描き方もワンパターン。
こんな映画を1位にしたというRS誌の読者というのもたいしたことがないなー。
映画好きな人は見ていけない映画。
投稿者:藤本周平、投稿日:2011-12-01 13:16:26
映画自体の出来ははっきり言って普通なんだけど
あのなんとも言えない独特の雰囲気のおかげで一気に見せきります。
それにどの映像も一枚の絵になりそうな感じで美しかった。
雰囲気映画としては十分素晴らしい作品だと思う
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 音響賞(編集)Lon Bender 
  Victor Ray Ennis 
□ パルム・ドールニコラス・ウィンディング・レフン 
 ■ 監督賞ニコラス・ウィンディング・レフン 
■ 助演男優賞アルバート・ブルックス 
■ 助演男優賞アルバート・ブルックス 
□ 助演男優賞アルバート・ブルックス 
□ 作品賞 
 □ 助演女優賞キャリー・マリガン 
 □ 監督賞ニコラス・ウィンディング・レフン 
 □ 編集賞マット・ニューマン 
□ 作品賞 
 □ 監督賞ニコラス・ウィンディング・レフン 
 □ 主演男優賞ライアン・ゴズリング 
 □ 助演男優賞アルバート・ブルックス 
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞ライアン・ゴズリング 
 □ 助演男優賞アルバート・ブルックス 
 □ 監督賞ニコラス・ウィンディング・レフン 
 □ 撮影賞ニュートン・トーマス・サイジェル 
 □ 音楽賞クリフ・マルティネス 
 ■ アクション映画賞 
□ 歌曲賞College and Electric Youth “A Real Hero”
 □ 男優賞ライアン・ゴズリング 
 □ ハラハラ演技賞ライアン・ゴズリング 
□ 外国映画賞ニコラス・ウィンディング・レフン 
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アカデミー賞、結果発表2012/02/27
インディペンデント・スピリット賞、結果発表2012/02/27
ニコラス・ウィンディング・レフン監督「プッシャー」英語リメイク版、予告編2012/02/15
英国アカデミー(BAFTA)賞、結果発表2012/02/13
第84回アカデミー賞、ノミネーション発表2012/01/24
英国アカデミー(BAFTA)賞、ノミネーション発表2012/01/18
ゴールデン・グローブ賞、結果発表2012/01/16
放送映画批評家協会賞、結果発表2012/01/13
全米批評家協会賞、発表2012/01/09
ロジャー・エバート氏選出、2011年ベスト202011/12/16
ゴールデン・グローブ賞、ノミネーション発表2011/12/16
放送映画批評家協会賞、ノミネーション発表2011/12/14
LA映画批評家協会賞、結果発表2011/12/12
ピーター・トラヴァース選定2011年ベスト10発表2011/12/08
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、結果発表2011/12/02
ニューヨーク映画批評家協会賞、結果発表2011/11/30
インディペンデント・スピリット賞、ノミネーション発表2011/11/30
全米興行成績、3D版「ライオン・キング」が大ヒット・スタート2011/09/19
ライアン・ゴズリング主演サスペンス「Drive」、レッドバンド・トレーラー2011/07/22
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