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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011)

THE IRON LADY

メディア映画
上映時間105分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(ギャガ)
初公開年月2012/03/16
ジャンルドラマ/伝記
映倫G
世界を変えたのは、
妻であり、母であり、
ひとりの女性だった。

英国史上初の女性首相の栄光と挫折、そして最愛の夫との感動の物語。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 スペシャル・プライス [Blu-ray]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 1,750
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【解説】
 主演のメリル・ストリープがみごとアカデミー主演女優賞を獲得した伝記ドラマ。男勝りの決断力とリーダーシップで“鉄の女”の異名をとった英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる素顔を家族との関わりを軸に描き出していく。共演は「アイリス」「家族の庭」のジム・ブロードベント。監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。
 孤独な晩年を送る86歳のマーガレット・サッチャー。すでに他界した夫デニスの幻想を相手にしてしまうこともしばしば。そんな彼女は、ふと自らの人生を振り返る。市長も務めた父の影響で政治家を志すようになったマーガレットは、やがて下院議員選挙に立候補するがあえなく落選。失意の彼女を実業家のデニス・サッチャーが優しく励まし2人は結婚。子どもにも恵まれ、幸せな家庭を築くが、政治への意欲を失わないマーガレットは、ついに下院議員への当選を果たす。男たちが支配してきた世界に飛び込んだマーガレットは、様々な困難に強靱な意志で立ち向かい、着々と政界での地位を高めていくのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
324 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:nabeさん投稿日:2014-03-31 15:27:55
名優M.ストリープのオスカー受賞作である。
ここまで有名な政治家を映画化するにあたり、ロイド監督はサッチャーのありのままを脚色なしに描こうとしたせいか、老いが進んだ晩年の姿が中心になり、かなり寂しい映画になってしまった。
有名なフォークランド紛争や、英国病からの脱却など首相時代に起こった歴史的な出来事があまりにもインパクトが強いので、逆に老境の姿との対比で強調しようとしたのかもしれないが、決して成功したとは言えない。
むしろ、観客が楽しみにしているであろう現役時代の力強いサッチャーの物語が、ダイジェスト的にフラッシュバックするだけで、時にはただの頑固でわがなまな女性にみえてしまうのが残念だ。
オスカーを獲ったM.ストリープの演技は、その見事なメーキャップとともにただただ凄いのひと言しかない!若き日のサッチャーを演じたA.ローチも生き生きしていて印象的だ。
投稿者:いまそのとき投稿日:2013-11-13 22:47:46
やっぱり伝記ものはだめかなぁ。どんな偉人を以ってしても、過去の栄光と挫折はそんなに興味深くないんだなぁ。ということに尽きる。メリルの熱演が際立てば立つほど、生々しいサッチャーの実像からどんどん遠ざかっている気がする。ああ、こういう人だったんかなと思えるならまだまし。でも違うでしょと思えてならない。認知や幻覚の描写は本当だろうけど。結局、彼女ってこの国にとって、どんな存在だったかのか、自分が思ってた以上の人間像が見れなかったということでここはキッパリ☆二つ。
投稿者:ピースケ投稿日:2013-10-19 23:47:16
子供の頃に見たニュースで、ちらっと映っていたサッチャーしか記憶にない。
それがだんだんメリル演じるサッチャーに塗り替えられていく気がした。
投稿者:bond投稿日:2013-02-19 08:30:13
サッチャーにソックリ。内容も彼女の苦悩がよく描かれてたが、過去と現在を行ったり来たりで、流れに乗れない。時間軸ストレートにした方が集中できた。
投稿者:maxpit投稿日:2012-09-08 14:14:17
メリル・ストリープの認知症の成りきり演技もすごいが、メイクアップが素晴
らしいね。大柄なイメージの彼女がおばあちゃんになったら、なんか小さく見
えるところまで不思議。それにフィリダ・ロイド監督は「マンマ・ミーア!」
で、まだまだいい女を彼女に演じさせ今回は、この老け役をやらせるというの
も思い切りがいい。映画のほうは、変に美化したりカリスマ化したりせず、
まんまのサッチャーを描いているところは好感。逆に引退後の彼女が昔を思い
出すことによって彼女の歴史が語られるため、テンポはいいが、彼女の残した
政治家としての考え方や貢献度について深く描かれるところはない。全体的に
ドラマとしてはまずまずだが、伝記としては薄っぺらい感じの映画に思えた。
しかし、今の日本。彼女のような強力なリーダーシップを持った政治家が出現
して欲しいものだ。「何を"感じる"かではなく何を"考える"か、"考え"とか
"アイデア"がこそが大切である。"考え"が"言葉"になり"言葉"が"行動"になり、
"行動"が"習慣"になり、"習慣"が"人格"となる。"人格"がその人の"運命"につ
ながり、つまり"考え"こそがが人間を創る」すばらしい言葉である。
投稿者:トラのひげ投稿日:2012-04-11 23:59:23
メリル・ストリープの演技は思った通り、現役の頃も、晩年も素晴らしかったが男社会の英国でなぜ彼女が首相になれたのかという一番肝心なところが
全然伝わってこなかった。
惜しい作品であると思う。
投稿者:黒美君彦投稿日:2012-04-02 23:56:50
【ネタバレ注意】

晩年、認知症となったマーガレット・サッチャーには時間も歳月も関係なく、政治家を志した少女時代から下院議員となり、やがて首相になるまでを回想の中で生きる。
サッチャーは信念を貫いた人物だった。没落した大英帝国を再び蘇らせるために、彼女はサッチャリズムと呼ばれる強硬な政策を行い、国有企業の民営化や規制緩和などを推進した。組合を敵視し、所得税や法人税を引き下げて、富裕層の優遇を図った。いわゆる新自由主義の先頭に立った改革を手掛けたのが彼女であり、その結果英国経済が一時持ち直したのは確かだ。
その政策は米・ブッシュ政権の新自由主義に継承され、日本にも輸入された。
彼女が始めた教育改革は、現代日本の大阪にさえ影響を及ぼしている(維新の会所属の市議がそう認めている)。
だが、この作品は彼女の政治家としての功罪にはほとんど触れない。
すべてはまるで夢のようだ…。

メリル・ストリープの演技はさすがだし、特殊メイクは本物と見紛うほどの完成度だ。だが、実際彼女が認知症を患っているからといって、すべてを夢にしてしまっていいのだろうか。存命中の人物をモデルにした映画の限界なのかもしれないが…。
彼女の目に、今の世界がどう映っているのか、そして自らが率いた時代をどう総括するのかを聞きたい気がした。信念の「鉄の女」なのだから、何も後悔などしてはいないのだろうけど。

投稿者:mototencho投稿日:2012-03-28 17:27:43
晩年を丁寧に描いて政治家サッチャーを非難もしないし、神格化もナシ。メリル・ストリープが渾身の芝居を見せるのもうなずける題材で良かった。それにしても演技派は可哀相な役にこそ魅力を感じ、女性監督の冷静で今までとは異なる切り口は興味深い。http://mototencho.web.fc2.com/2012/ironlady.html
投稿者:iiestreiiaii投稿日:2012-03-27 13:17:23
終始ボケ老人の幻影に付き合わされる。
もっとサッチャーの思想・沿革に触れられる作品だと思ったのに残念。
正直、内容は高校の歴史教科書を読んだら誰でもつくりあげられるだろう。
だが、伝記映画ってのは『その時なぜこう考えたのか』とか主観に迫らなければならないと思う。んまー当事者が認知症を患っている以上もはや誰もそれを知りえないが…
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2012-03-20 09:44:38
主演女優賞とメイクアップ賞の受賞は、誰にも異を唱えられないだろう。
この2部門だけノミネートされ、この2部門はしっかり獲得する。それがこの映画の評価を表している。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-313.html
投稿者:ASH投稿日:2012-03-18 18:12:34
【ネタバレ注意】

 サッチャー首相と言えば、ブロウ・モンキーズの傑作3rdアルバムのタイトルで揶揄されたことを真っ先に思い浮かべるが、なぜそう呼ばれるようになったのかは劇中でもちゃんと言及されてたわ。たかが食料品店の娘のくせに、と、そういう侮蔑めいた意味が込められていたわけだが、英国首相になれたのにはそれなりの苦労があったとは思うが、その辺についてはあまり描かれていないわな。

 さて、本作で2度目のオスカー主演女優賞を受賞したメリル・ストリープだけど、鑑賞の動機はメリルの演技がいかほどのものかの一点だけだったので、本当ならサッチャー首相の人となりを調べてから劇場に足を運ぶべきだったのかもしれないが、単純な伝記ドラマという作りでもないので、その必要はなかったみたい。信念を貫く「鉄の女」の内面の葛藤をメリルは熱演していてさすがだとは思うけど、残念ながら映画としてはあまり心に響いてこないんだわさ。

 映画の冒頭、何気ない夫婦の会話を交わすサッチャー夫妻。年老いた夫婦だが、ずっと円満でやってきたオシドリ夫婦のようだ。ところが、すぐに夫のデニスはマーガレットにしか見えない存在なのだということが分かる。もちろん、認知症が進んだと捉えることも可能だが、もう少し見方を変えると、マーガレットは心の中でデニスの存在を打ち消すことができないでいるようなのだ。要するに、ずっと捕らわれてしまっているような。

投稿者:ノブ投稿日:2012-03-17 18:43:25
【ネタバレ注意】

「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(監督:フィリダ・ロイド 105分)
話の内容はイギリスの元首相サッチャーの回想。
インド系?の食料品店で牛乳を買うサッチャーのヨボヨボ感が良かった(年老いたサッチャーもメリル・ストリープが演じているとは観た時は思わなかった。首相時代の強気な感じと現在の少しボケの入ってるサッチャーのヨボヨボ感をメリル・ストリープは上手く演じ分けていると思った「演技のメリハリが凄い」)。
小さな子供達を置いて車で国会に出かけるサッチャーのエピソードや周りは男ばかりでその中で女性であるサッチャーが頑張っているエピソードはステレオタイプだが良かった。
労組のストでゴミ袋が道路に散乱していたり、電気が止まったりするエピソードが良かった(公営企業や労組のストによる「非効率な感じ」が出ていた)。
IRAテロ・フォークランド紛争などを取り上げていたのが良かった(特にボクはどんな理由があっても戦争には反対だけれども、領土を侵略されそこに住む住人が危険に晒さると考えてフォークランド紛争に踏み切ったサッチャーの気持ち(もちろん戦争に踏み切ったのはそんな気持ちだけでなく、色々な利害や損得感情もあったのだろうけれど)も分からないではないと思った)。
「感じる・どう思う」より「どう考えるとかアイデア」の方が重要という話と父親が言っていたという「どう考えるかが積み重なって「習慣」になり、「習慣」が積み重なって「性格」になり、「性格」が積み重なって「運命」になる」みたいな話(何事もよく考える小さな積み重ねが人生を大きく左右するので考える事は大切みたいな話)がボク的には面白いと思った。
会議で部下をなじるメリル・ストリープの「強気」な演技が良かった。
全般的に
少しボケたサッチャーの回想とする事で、最初は暗い気の滅入る話になりそうと思ったが、そのおかげで作品の政治性が強くなり過ぎるのを抑え、バランスが取れていたとボク的には思った。
不景気(デモで労働者達から槍玉に上げられるなど反対派が大勢いた事を描いていたのも良かった)・好景気(その他フォークランド紛争勝利や冷戦崩壊など)、信念を貫く・融通が効かない等浮き沈みや良い所・悪い所両方をきちんとバランス良く描いていたとボクは思った。
非効率な国営企業や労組のスト(労組は腐敗した所は確かにあっただろうけれど、労働者の地位向上には少しは効果があったと思うので、ボク的には労組自体は存在意義はあると思う)の解体、欧州統一を時期尚早として反対した事などは良いと思ったが、不況下の財政支出削減で不況悪化・金持ちも貧乏人も同額の税負担を要求するという不公平なトンデモ論などは悪いと思うなど、政策に関しても全てが良い訳でも全てが悪い訳でも無かったのだとボク的には思った。
ボクはサッチャーは、自由主義崇拝で、貧乏人や弱い人達の事を省みない性根が歪んだオバチャンだと昔は思っていたが、生まれ育った環境や立場により自由主義崇拝なっただけで個人的な性格が悪かった訳ではなく、考え方はボクとは違っているけれど「社会をより良くしよう」と考えたり願ったりしている部分は共感できるし、個々の政策を
みても全部が全部酷い政策な訳ではなく、全てが良い訳でもないが、だからといって全てが悪い訳でもなく一概に弱者切捨の極悪非道と考えるのは良くないとこの作品を観て改めて思った(人間って複雑)。映画としてはそれ程面白いとは思わなかったが、メリル・ストリープの首相時代の強気な演技と年老いてからのヨボヨボな演技のメリハリは確かに凄かったし、色々考える事はできたし、観て損は無かったと思う映画だった。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:陸将投稿日:2012-03-01 22:42:47
「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー。
彼女は信念を貫く意固地な人間であり、家族を省みることをしない女性だ。
故に、そもそもドラマになりにくい人物だと思う。
なぜなら、変化や成長が期待できないキャラクターだからだ。
 
本作は「伝記映画」が陥りやすい退屈さに満ちていると言わざるを得ない。
年表を見れば分かるような史実をただなぞるだけの演出。
このジャンルでは、史実を通して「人間」を浮かび上がらせなければいけないのに、それはメリル・ストリープの演技に一任されている。
監督のフィルダ・ロイドは、実録映像の怒り狂う民衆、サッチャーに向かって喚き散らす男どもを、けたたましい音楽に乗せて描く。
図式的な見せ方しかできず、演出の引き出しが少なすぎるからこそ、彼女の経歴を「勉強」すること以外の興味が持てなくなる。

彼女の過去の経歴はフラッシュバックで描かれる。
現在の時制では、サッチャーと亡き夫の幻想が会話する場面が延々と繰り返される。
過去パートも現在パートも単調な見せ方しかできない。
しかも、物語的には単純なのだが、それをあえて複雑に見せるように時制を行ったり来たりするのだから上手くない。
語りは整理されておらず、時制の行き来も効果的でないからこそ、鑑賞中も歯痒さが募っていく。

しかし、「孤高」だった彼女が「孤独」を意識するラストは印象深い。
「私は孤独になってしまう」と嘆く彼女に向かって、「今までもそうやって生きてきたじゃないか」と微笑む夫。
その突き放し具合は、彼女に対しての作り手の距離感なのかもしれない。
投稿者:Normandie投稿日:2012-02-27 21:36:09
1979年「クレイマー、クレイマー」は助演、1982年「ソフィーの選択」では主演女優賞を受賞済みです。
スティングレーさん、二度目じゃなくて、三度目です。訂正してね。
彼女は神の領域に行っちゃった。あとは四回取ってるK・ヘプバーンだけだもの。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 主演女優賞メリル・ストリープ 
 ■ メイクアップ賞J. Roy Helland 
  Mark Coulier 
■ 女優賞メリル・ストリープ 
■ 女優賞(ドラマ)メリル・ストリープ 
■ 主演女優賞メリル・ストリープ 
 □ 助演男優賞ジム・ブロードベント 
 □ オリジナル脚本賞アビ・モーガン 
 ■ メイクアップ&ヘアー賞 
□ 観客賞 
□ 主演女優賞メリル・ストリープ 
 □ メイクアップ賞 
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