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DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る(2011)

メディア映画
上映時間121分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝映像事業部)
初公開年月2012/01/27
ジャンルドキュメンタリー
映倫G
DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る スペシャル・エディション(Blu-ray2枚組)
参考価格:¥ 6,264
価格:¥ 2,616
USED価格:¥ 1,235
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【解説】
 絶大な人気を誇るアイドル・グループ“AKB48”のドキュメンタリー映画第2弾。激動の2011年に完全密着し、華やかなステージの模様とともに、孤独やプレッシャーと向き合い葛藤する過酷な舞台裏の様子を映し出していく。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:paris1895投稿日:2013-04-21 21:44:59
彼女たちは多くの視線を得たいと思った。
できるだけ多くの人に自分を知ってもらい
できるだけ多くの人に自分を見てもらいたいと思った。
そして、それはある部分では叶えられさえした。
にもかかわらず、彼女たちは孤独と戦うことになる。

というよりも、無名で誰も彼女たちを知らなかったときよりも、孤独は肥大化さえしている。
それはなぜだろう?

多くの人たちは彼女たちを知り、彼女たちを見て、彼女たちに深く思い入れる。
その結果、彼らの孤独を癒されることになる。
だが、癒された彼らの孤独は消滅したのではなく、彼女たちが引き受けることになった。
彼女たちは有名性との引き換えに、無数の微小な孤独を受け取ることになった。
最初のうちはそれでもよかった。
彼女たちの両手も空いていたし、ある意味ではそれを望んですらいたのだから。

だが、やがて増幅する孤独は彼女たちでは背負いきれないほどになる。
そうやって肥大化した孤独は彼女たちを蝕みはじめるだろう。
彼女たちは多くの人に知られ、認知され、思われることによって
大いなる孤独と戦うことになったのだ。

悲劇なのは、彼女たちの物語が本来の道筋から
物語そのものの力によって、ゆがみ、ふくらみ、暴走をはじめたということだ。
彼女たちの物語が、大きくなりすぎた結果
彼女たち自身を食いつぶそうとしているということだ。

秋元康はこのことに気づいていただろうか?
きっと彼は気づいていただろう。
でなければ、彼にこれだけの大きな竜巻は起こせなかっただろうから。
彼はわかったうえで、彼女たちの物語をより大きな彼の物語へと組み込み、慣性の進む力に任せた。
そして、これこそが彼の希有な才能なのだが、この物語も彼本来の物語ではないということだ。
インスタントでタフな物語=夢を彼は自分とは関係のないところにつくりだすことができた。
彼本来の物語=イノセンスは相変わらず封を開けられることもなく
ほぼ手つかずのまま、息をひそめて眠っている。
AKB48という物語は彼の白昼夢のように、うすい膜のような夢であり
誰かの夢を餌として活動を続けるという一種の奇形児なのだ。

結果的に、彼女たちの夢は食い荒らされ
最終的に、彼女たちの手の中に残るのは、孤独のみとなるかもしれない。
しかし、その孤独も彼女たち自身の孤独なのか
彼らの孤独なのか見分けのつかない、ひどくにごった孤独だ。

また、1作目の岩井俊二の愚かな作品とは違い
高橋栄樹は覚悟を持って、彼女たちの物語を食いあさる。
秋元康に食い荒らされたあとの、腐敗すらしはじめている彼女たちの夢の死肉を
ひとつひとつ丁寧に、骨にこびりついた肉をもこそげとりながら、食いあさる。
そういった覚悟を、われわれは正当に評価しなければならない。
投稿者:陸将投稿日:2012-02-25 21:31:23
もしかしたら本作が2012年度劇場公開映画でマイベスト1になってしまうのかもしれない。
それ程文句なしの大傑作であり、また大問題作であると思う。
国民的アイドルの「陰」の部分をこれ程までに映し出しても大丈夫なのだろうか。
個人的には全くAKBのファンでも何でもない立場だが、本作をもしAKB48のファンが鑑賞したら、ファンを続けていくことができるのだろうか。
その覚悟が果たしてあるのだろうか。
観終わった瞬間、ズタズタになった心の中から、様々な想いが湧き上がってくる。

本作は主に2011年度のAKBの活動の中から、3つのエピソードを軸に展開していく。
1つ目は東日本大震災を受けての被災地訪問。
ここで彼女たちは、自らが知らぬ間に世の中の人々に多大な影響を与える立場や存在になったことを自覚する。
2つ目は西武ドームでのコンサート活動。
ここではアイドルというプロフェッショナル精神が、まさに戦場のようなコンサート会場で、死に掛けている自らの身体を奮い立たせている。
3つ目はチーム4のリーダー謹慎問題。
ここではアイドルとプライベートという公私の境目に切り込んでいく。

AKB48に所属しているのは、思春期を迎えた女の子たちである。
1人1人に対して、日に日に強まっていく期待・重圧・不安・疲労。
それは彼女たちが抱えきれるはずのないものである。
しかし、肉体も精神もボロボロになり、正常と異常の狭間で、自らが壊れてしまうギリギリのラインで、それでも彼女たちはアイドルとしての「顔」を必死に保とうとする。
あるいは、暴力的にさえも聞こえるファンの「アンコール」の声援に、精一杯応えようとする。
なぜなら、その瞬間瞬間に喰らいつくことでしか、この世界で生き残ることができないからである。
そして、そこにしか彼女たちの居場所はないからである。

彼女たちは大人たちの手のひらで転がされているだけなのかもしれない。
しかし、彼女たちにはそんな疑問さえ考えている暇も余裕もない。
仲間でありライバル、チームであり個人戦のような微妙な立場に置かれながらも、信じられないガッツと根性を剥き出しにして、ステージに立ち続ける彼女たちの姿。
それは「無邪気な輝き」といった平凡な言葉では言い表せないような、神々しささえ漂っている。

ルックスがいい、スタイルがいい、ダンスが上手い。
そんな要素は本当に陳腐なものだと感じてしまう。
ギリギリまで追い込まれたところから滲み出してくる生命力のようなものが、1人1人を照らし出している。
だからこそ、1人1人が確実に魅力的な人間として映し出されている。
鑑賞後、「年下の女の子たちがこんなに頑張っているのに、オレは一体何をしているのだろう?」と自問自答せずにはいられない。
そして、AKB48を色眼鏡で見ていた自分を恥じずにはいられない。
投稿者:banban投稿日:2012-02-01 21:21:01
娘がファンということと、さすがに昨年あれだけブレークすれば、akbというアイドルグループがいることは当然知っていた。ただ世間が騒いでいるような良さが分からず、好き嫌いというより全く興味がなかったし、この映画も娘の付き添いでしぶしぶ見に行ったのだが・・・・、なんとこれが予想に反してすばらしいドキュメンタリー。というより久しぶりに感動に胸が震え、映画で必ず熟睡する私が、最後まで釘付けになった。
映画は、被災地への遠征や彼女たちの努力をじっくり移しているのだが、そういうことより、彼女達の心情が表情や仕草から嫌と言うほど伝わってくる。十代後半から二十代前半の女の子というのは、精神的にも不安定で、しかも1人1人がお姫様、他の子が自分よりかわいいと言われるだけであまり良い気はしないのではないかと思うが、彼女たちは露骨に順位を付けられて、心ない人からはかなりきつい批評をうけるという大人でも耐え難い状況にさらされている。それにもかかわらず、常に満面の笑みでファンに接するひたむきさ、さらに上を目指す死にものぐるいの努力、あの華奢な体のなかに、とてつもない精神力と驚くべき肝を持っているのだろう。
単純に「仕事だから」「人気商売だから」で済ますことができない、恐ろしいまでの気迫が画面から見て取れる。編集の巧みさと相まって、アイドルに興味のない大の大人が、思わず見入ってしまうドキュメンタリーだ。
これまで全く興味がなかった方々、だまされたと思って是非劇場の大画面で確かめてもらいたい。ちなみに、私同様アイドルに全く興味のない家内も同意見なので、女性の方も是非。
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