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ミッドナイト・イン・パリ(2011)

MIDNIGHT IN PARIS

メディア映画
上映時間94分
製作国スペイン/アメリカ
公開情報劇場公開(ロングライド)
初公開年月2012/05/26
ジャンルコメディ/ファンタジー/ロマンス
映倫G
真夜中のパリに
魔法がかかる
ミッドナイト・イン・パリ [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 1,586
USED価格:¥ 1,540
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ミッドナイト・イン・パリミッドナイト・イン・パリミッドナイト・イン・パリミッドナイト・イン・パリ

【解説】
 本国アメリカではウディ・アレン監督作としては最大ヒットとなったチャーミングなファンタジー・コメディ。作家志望のアメリカ人男性が、ひょんなことからヘミングウェイやフィッツジェラルド、ピカソといった伝説の作家や芸術家たちが集う憧れの1920年代パリに迷い込み、幻想的で魅惑的な時間を過ごすさまを、ノスタルジックかつロマンティックに綴る。主演は「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」のオーウェン・ウィルソン。共演にレイチェル・マクアダムス、マリオン・コティヤール、キャシー・ベイツ。また、フランス大統領夫人カーラ・ブルーニの出演も話題に。アカデミー賞では作品賞を含む4部門にノミネートされ、みごとオリジナル脚本賞を受賞。
 ハリウッドでの成功を手にした売れっ子脚本家のギル。しかし、脚本の仕事はお金にはなるが満足感は得られず、早く本格的な小説家に転身したいと処女小説の執筆に悪戦苦闘中。そんな彼は、婚約者イネズの父親の出張旅行に便乗して憧れの地パリを訪れ、胸躍らせる。ところが、スノッブで何かと鼻につくイネズの男友達ポールの出現に興をそがれ、ひとり真夜中のパリを彷徨うことに。するとそこに一台のクラシック・プジョーが現われ、誘われるままに乗り込むギル。そして辿り着いたのは、パーティで盛り上がる古めかしい社交クラブ。彼はそこでフィッツジェラルド夫妻やジャン・コクトー、ヘミングウェイといった今は亡き偉人たちを紹介され、自分が1920年代のパリに迷い込んでしまったことを知るのだった。やがてはピカソの愛人アドリアナと出逢い、惹かれ合っていくギルだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
29 4.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:nedved投稿日:2016-03-08 23:19:37
オーウェン・ウィルソン/レア・セドゥ
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-09-04 02:48:31
なんか好きになる映画。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2015-02-04 16:59:11
【ネタバレ注意】

ベル・エポックの時代に住みたいと言い出した彼女に「結核になったらどうするの?」と思ってたら…

投稿者:ローランド投稿日:2015-01-07 07:47:28
  「ニューヨークは戦場みたいで、ときどき行くのはいいけど長くいると疲れるし、パリは死んだ街だから長くいると退屈する」と、どこかの元大統領夫人が語ってらしたようだけど、この映画ではそのパリの華やかなりし頃の輝きを忘れさせまいとするかのように、文学に音楽に美術にと、その方面に無関心な者でも知っている超のつく有名人をこれでもかこれでもかと続々と登場させまして、その猝樵悪瓩妨枯任気譴襪里結構引き込まれて観賞することになります。  

  見かけはスタイルの良い垢抜けた美人ながら、派手さを知らない山間地域で生まれ育ったせいか口下手で何事にも慎み深いと、こんな女性がいたとしたら男にとって理想といえるわけだけど・・・実際に田舎といわれる地方にはまだおります・・・、それとは対極にあるようなこの映画の、誰もが美人と讃えるマリオン・コティヤールやこれまで好感を持っていたレイチェル・マクアダムスも役柄とはいえどうにもそのいい気さかげんにうんざりとさせられ、観終わって、はてどこが面白かったのだろうというくらいに物語としての味わいもないのに、それでもそこそこ楽しめたのは快い音楽にサポートされたお洒落な雰囲気が良かったってことでしょうか?。  

  その快い音楽は、この作品の後の「ブルージャスミン」でも使われている、ビブラートのつよいソプラノサックス独特の音色が心地よいシドニー・ベシェのニューオリンズジャズ、それが始めと終わりにあって、中間では何度も何度も繰り返し流されるステファン・レンベルの哀愁ありスイングするギター音楽が同じジプシーギターの神様といえるジャンゴ・ラインハルトを偲ばせますが、この監督はこの手の音楽が好きなようで、それが軽妙洒脱な作風に合っているような気がします。
投稿者:Marie&Marilyn投稿日:2014-11-15 00:43:44
35mm版で観たんですが、同じ日に、夜に、WOWOWでやって、なんとなく、眺めてたんですけど、ファーストシーンにショック。
同じ映画とおもえなかった。やっぱ、フィルムは、いいなぁ、ということ。
投稿者:hayate9投稿日:2014-11-03 19:26:52
【ネタバレ注意】

過ぎた日がよかった・・・っていうのには笑ってしまいました。
「美しいひと」を観た時にレア・セドゥがこんなに注目されるなんて思ってなかった。

投稿者:こじか投稿日:2014-10-29 14:05:00
【ネタバレ注意】

程よいファンタジー。全体のパンチは弱いがとてもバランスの良い佳作、いい意味で相変わらずの遊び心が楽しい。この時代に居たいとか憧れるとか、あの問答はサラリとして何気にいい。

投稿者:シーザー投稿日:2014-10-17 17:08:25
パリの空の下に過ぎていく当たり前の日常に、過去の時間が違和感なく浸透していく。何処かで見たはずのパリの光景が新鮮な視点となって人々の息づかいを伝える。昼はおしゃべりな過去が沈黙するけれど、夜の煌びやかな街並みの中で目を覚ます。目を覚ますさまは現実世界の延長のよう。過去の物腰は穏やかで、露骨に驚かせはしない----「それはよくあることだ byダリ」----その語り口は知性に溢れているが全く嫌味がない。彼は過去を散歩する。
投稿者:なちら投稿日:2014-02-10 22:44:52
いいなぁ、パリ。憧れるなぁ。昼白色でなく昼光色の世界がいいよなぁ。
著名人があんな風にひとつの地にしかも超オシャレな地に集う時代が本当にあったんだろか?
作家の集いといったらトキワ荘しか知らぬ自分にはパリは輝きすぎていてファンタジーの世界だよ。

W・アレンの入門にこれを選んで正解だった。
風貌が苦手すぎる本人は出てないし、オーウェンも好きだしね。
向こう側の世界へ行った彼が目を疑い固まっている様子は吹いてもーた。
投稿者:いまそのとき投稿日:2013-04-03 22:30:54
ウディ・アレンの洒脱はまぁいいんだけどね。たしかにどこでもありそうなこんな小噺笑わせる。でも本筋がやっぱりこうかぁ、こんなるんだぁってとこで、うーーんかなぁ。ホホッ、オヨッとコール・ポーターにスコット・フィッツジェラルドにパパ・ヘミングウェイと極めつけのお洒落な時代。いいんだけど、途中からいい加減にしろてな感じになってきた。英国、フランス、スペインとウディ・アレンは、しっかり世界共通の軽いスケッチ・スタイルで、ソツないんだけど。あまりに懐古色強くてこれはどうだろうか。
投稿者:喜頓投稿日:2013-02-07 20:19:58
探偵がルイ王朝らしき時代につれていかれたところは笑ってしまったが、これって元ネタは、ルネ・クレールの「夜ごとの美女」? こっちはどでかい石の貨幣が登場する石器時代までいってしまうけど…

それはさておき、ポーターの曲を流してる店先での、ガブリエルとのシーンが良かった。
投稿者:bond投稿日:2013-02-06 10:20:20
人生って、無いもの強請りなんだよ。まあ、ほんわかとロマンのあるお話し。
投稿者:kuro投稿日:2012-08-01 22:05:36
誰でも名前ぐらいは知っている有名作家、有名画家が次から次に登場して、主人公は感動します。
夢の実現です。でも、なぜか社交クラブでの出会いばかりで、せっかく会った著名人の才能に触れる場面はほとんどありません。
著名人は一人か二人ぐらいにして、著名芸術家との接触で気づかされ、変わっていく主人公を描いていたのなら力作と言えたでしょうが、実際には妻の浮気に気づくか、虫が好かないインテリ気取りの男の鼻を明かすぐらいのことでしか役に立っていません。
クラシックカーで過去へ、馬車でより過去へと展開するのがあまりにイージーで、恋人が過去の憧れた時代に来れたことに感動しているのを理解できない主人公も変です。
自分は金があるから女にもてるのではなくて、芸術を解するから女にもてるのだと言いたげです。
コメディとして笑える場面もありましたが、たいしたことない映画との感想しか残りませんでした。
ウディアレンの最大のヒット?
この監督の映画に期待したのが間違いでした。
投稿者:はまま投稿日:2012-06-16 12:50:28
【ネタバレ注意】

ウディ・アレンのゆっくりと動くカメラワークが好き。
彼の女性の撮り方も好き。
本作の女性たちもきれいでセクシー。
私は本作に出てくる偉大な芸術家たちが残した作品にあまり親しんでこなかったし、いつものようにやたらによくしゃべる会話についていけてないからちゃんとは楽しめていなかったかも知れないけれど、昼下がりの曇天から雨になり日が沈んでたそがれていくパリを切り取ってみせる冒頭から映画の世界観を十分楽しんだ。

投稿者:黒美君彦投稿日:2012-06-10 23:30:38
【ネタバレ注意】

最高にご機嫌な逸品。
ウディ・アレンが「失われし時間」にそこはかとない愛情を持っていることは過去の数々の作品(『カイロの紫のバラ』とか)からも明らかだが、それをこんな風に素敵なラブ・ファンタジーに仕上げてしまうとは。

あの時代に生きてみたかった、というのは誰もが思うもので、逆に言えば、生きている限り閉塞感や停滞感からは自由になれないのかも知れない。現代のパリの風景も素敵だが、1920年代はもっと素敵だっただろうし、アドリアナ(マリオン・コティヤール)がいうようにベル・エポックの時代はさらに良かったのかも知れない。
「昔はよかった」はキリがない、というのもわかりきったこと(笑)。それでも、偉大な芸術家の謦咳に直接触れたいと思うし、その創作の現場に立ち会えたら…と夢見てしまうこともままあること。
過去に関心が強い私は、完全にこの映画と共鳴してしまった。

この作品がアメリカ人の立場から描かれている、というのもいい。美しいパリの夜を歩きながら、観ている私たちもまた夜のパリに迷い込んだような気がする。恋人と観るには最高のラブ・ファンタジーといえるかも。もっとも、フランスを拠点にした芸術家たちにあまり関心のない人が観ても、ピンと来ないかも知れないのでそこは要注意。
いやいや楽しめました。

投稿者:クリモフ投稿日:2012-06-09 13:39:40
久々のアカデミー賞ということもるし、アレン爺はどういう事をやったんだろうとオープニングの長ーいパリの街並みを観つつ思ってたら、いつも通り得意な分野で一安心。似非インテリ&実は馬鹿女カップルが登場し、お得意のアメリカ中流皮肉りまくりの描写が楽しいです。
また売りである、1920年代へのシフトは何も凝ったところがありませんが、それも自然に感じさせる「真夜中のパリ」の素晴らしさは流石といったところ。もう必要以上くらいのオマージュで、芸術家・文化人がごろごろでてくるのが面白いです。この辺は元ネタを知っていた方が楽しめますが(「皆殺しの天使」の件が面白かった)、芸術家たちの愉快なやり取りだけでも飽きない作りは素晴らしい。
ノスタルジーはノスタルジーだけでしかない、というオーソドックスなテーマながら、主人公がふと気付く(葛藤描写はあまりない)、というのも良いし、ノスタルジー否定でもないというのも良い(現代で生きると決意したあとも、アドバイスは聞くし)。オーソドックスながら非常に落とし所が上手い映画。
ラストなんかもらしいんだけど、老成で達観した雰囲気もあるし、良い感じです。傑作というより、最高の佳作な作品。
投稿者:uptail投稿日:2012-06-06 10:10:13
演出:9
演技:9
脚本:9
音響:8
投稿者:マーサ19投稿日:2012-05-31 22:36:00
【ネタバレ注意】

ウディアレンの映画、昔の大好き。
最近・・・見る気もなかったのだけど〜
あらすじ見たら、見たくなって行きました。

久々面白い!

まずパリがいっぱい見れた!
主人公、にくめなくてよい!
最初は眠くなりそうだったのだけど・・・段々よくなる!
一人で見てたのだけど、映画終わった後に、
横の人に「よかったですね!」と声かけてしまった。
彼女も同じ「よかった」って。

時間がなかったのだけど、知り合いになればよかったかも〜。

2年後にパリに行こうかな。

投稿者:陸将投稿日:2012-05-30 10:51:00
【ネタバレ注意】

オープニングからパリという街の様々な表情が映し出される。
人や車が慌ただしく行き交う早朝のパリ。
雨に打たれ湿気を含んだパリ。
そして、無数の明かりが灯った真夜中のパリ。
そんなパリが1日の中で変貌していく姿を切り取っていくことで、唐突に時代を越えるという映画的なマジックが起こっても観客が飲み込みやすい雰囲気を作っているように感じる。

本作はタイムスリップを果たすことで、各々が想う「黄金期」を生きている文化人や芸術家が多数登場する。
自分にとっての師匠であり、雲の上の存在である人物に時空を超えて会うことができる。
そんな信じられない光景に目を丸くし、夢見心地ながらも大はしゃぎするオーウェン・ウィルソンが最高だ。
だが、著名な人物たちの登場のさせ方が淡白かつカタログ的な喜びに終始しており、それ以上の興奮がないところは残念だ。

現実はなんて空虚なのかと嘆き、各々のノスタルジーに囚われて生きる人々。
彼らは相手と自分が住む「世界」が違うことを受け入れ去っていく。
その別れ際で未練たっぷりの情緒的な展開にならず、あっけらかんとしたドライな演出も好感が持てる。

だが、ウディ・アレンは最後に現実世界にマジックをかける。
真夜中の鐘が鳴っても、もう「あの場所」へ向かおうとしない主人公。
ポケットに手を突っ込みながら、うつむき加減で流離う男の前に、ある女性が現れる。
背後のパリの灯りが幻想的な雰囲気を醸し出しながら、突然降ってきた雨に打たれ、2人は一緒に歩いていく。
その光景は、後ろ髪を引かれながらもノスタルジーを断ち切った男に対する、アレンからのご褒美のように感じる。

投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2012-05-29 23:35:14
これは面白い。意外やしっかりしたSF映画でもある。成長疲れとノスタルジーを履き違えている現代日本人には必見作。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-335.html
投稿者:Normandie投稿日:2012-05-28 21:20:43
真夜中のパリに華が咲く・・・
先週見た同じフランスを舞台にしたカウリスマキ映画の世界観とは
こうも違うものかと思いつつもいい映画を見た後は気分爽快。
演技人はほぼ素晴らしい、中でも主演のマクアダムスとウィルソンは
ファンタジーに特別の色気を添えてます。
地味なミスキャスト、マリオン・コティヤールを除いては。まったくもって惜しい。
これ、アレンと親しいプロデューサーがパリを舞台にした企画を持ちかけたそう。
パリ5区、セーヌ川を挟んでノートルダム寺院の目の前にあるかの有名な
「シェークスピアANDカンパニー」もやっぱり出てきたし
大好きな「ビフォアサンセット」に影響されてマス、断言できる。
私にとってのアレン最高作は「マンハッタン」だけどこれもコレクションに入れてあげよう。
投稿者:ASH投稿日:2012-05-26 23:58:07
【ネタバレ注意】

 ウッディ・アレン作品史上最大のヒット作となったこの映画。その理由は何かと考えてみると、オーウェン・ウィルソンとレイチェル・マクアダムスというよく知られた2人が織りなすロマコメだと思われたのかも。実際、その通りではあるんだけれど、若干の捻りが効いてるわ。で、アレン作品に対してよく聞く「苦手」という意識が強い人でも、この映画ならスンナリと受け入れられるかもしんない。まあ、興味のないヤツには「だからどうした」系のオチだけどな。

 しかし、齢80歳になろうかというおじいちゃんだけど、どうしてこうも若々しい感覚の映画が撮れるもんかねぇ。正直、ストーリーはたいしたことないんだけどね。フィアンセとギクシャクし始めた主人公が、1920年代のパリに迷い込んでしまうという、あまりにも現実離れしたお話だしね。だが、この不思議な出来事を体験したことで主人公のギルは人生を見つめ直すことになる。と、こういうお話に、どうも俺は弱い傾向にあるみたいなんだよな。

 とにかく、オーウェンがアレン作品の世界にこんなにも馴染む人だったとは驚いたわ。身振り手振りが大きく、ドモリ気味に早口で喋るとこなんか、まんまウッディ・アレン。しかし、ウッディと決定的に違うのは、オーウェンは夢見がちな少年っぽい風貌をしているってこと。それゆえに、このお話の主人公にはピッタリの人なんだと思う。ストーリーがあまりにも絵空事の極みなもんだから、主人公は夢見る少年のような人の方が相応しいと。

 いくつになっても男ってのは夢を追っかけるもんだよ。女性の方がずっと現実的だもんな。憧れのパリに住みたいと願うギルに対して、現実的なイズネはそのことにメリットを見い出せない。これはよくあることだよ。そんなギルの願いが通じたのか、彼は華やかりし頃の20年代の社交界へと迷い込む。パリが最も輝いていた時代に、世界的な偉人たちと出会うことになるんだから、そりゃパリの街が好きになっちまうって!!

 月並みな言葉で言っちゃえば、ギルは自分の居場所をパリで見つけたってことだな。恋人のイズネのことは愛していないわけじゃないんだけど、なんだかシックリこない。だが、20年代に暮らすアドリアナとは何だかいい感じになる。パリ女性に恋心を抱いたことで、パリの街からますます離れられなくなる。ところが、このアドリアナとの恋の行方はビターな結末で幕を閉じてしまう。と、ここで我に返るギル。幻想の世界から、現実の世界へと帰ってくる。

 そんなギルにパリは冷たい仕打ちをするわけではなく、素敵な出会いを用意してくれるんだから、なんとも心ニクいじゃないの! それにしても、ニューヨーカーであるウッディがここまであからさまなパリ賛歌の映画を撮っちゃうんだから、この心境の変化は何なんだろうか。と、そんなことに思いを馳せるのもまた一考かなと。セーヌ川沿いをひとり楽しそうにそぞろ歩くギル。冒頭のパリの街並みのスケッチ(結構、延々と続く)といい、この映画、「マンハッタン」と兄弟(?)みたいな映画ね。

 さて、アレン作品お馴染みの豪華キャスト。レイチェルはこういう、ズバズバと物を言う女性の方が向いていると思う。もうすぐ公開される「君誓」と見比べてみる愉しみができたわ。アリソン・ピル演じるゼルダは明らかに若いころのミア・ファローがやる役だよな。スノッブな野郎を演じたマイケル・シーンもナイス! 前から思うんだけど、マリオンってそんなに美人だとは思わないんだけど、クリエーター魂を刺激する女優なんだと思う。なぁ、ノーラン。

 大いなる収穫はレア・セドゥー。「M:I-4」では冷酷な女殺し屋という役だったためニコリともしなかったが、この映画では笑顔を見せてくれるシーン多し。で、すきっ歯だということに気付いた。エイドリアン・ブロディのダリは、もう笑っちゃうくらいの怪演! でも、実際のダリってあんな感じだったかもな。オーウェンとエイドリアン、「ダージリン」以来の共演!!

 ギルが興奮冷めやらぬ表情でベッドで独り言をブツブツ言うくだり、イズネのイヤリングをクスねて言い訳をするくだりでは場内爆笑!!

 これにて2011年度オスカー作品賞候補9作品制覇!! 俺の個人的な趣味では「ヒューゴ」「戦火」「ヘルプ」、で、この「MIP」の4本がオキニだな。完成度? んなもん知るかッ!!

投稿者:maxpit投稿日:2012-05-06 19:50:38
作家志望の主人公が1920年のパリにタイムスリップして、
ヘミングウェイやフイッツジェラルド夫婦、ピカソ、
ゴーギャン、ゴヤ、ダリ...と偉人達に次々と遭遇する
というお話。
パリが初めてで、見るもの聴くものすべてが刺激的に
感じる主人公と超現実的な婚約者は、結婚する前から、
既に価値観に隔たりがあるように感じる。
そこに、芸術に理解があり、美しい女性が現われたら
どうだろう。おまけに自分の才能を褒めちぎってくれる
のだ。男なら有頂天になってしまうのは至極当然(笑)
しかし、彼女が求めいてる世界は主人公と同じようでは
あるが同じものではなかった。つまり、人は過去の栄光
に恋焦がれる節があり、常に自己の存在に充ち足りる
ことができない生き物だということかな。
夢とうつつを行きかうことで主人公が出した結論は、
婚約者との決別。でも、現実の世界にも、彼が求める
べき本当の恋が待ち受けていた...という最後のオチも
さすがにうまい脚本だ。幻想的な雰囲気で、ハッピー
エンドのこの映画。ウディ・アレンの作品で最大ヒット
となったのも充分うなづける。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 監督賞ウディ・アレン 
 ■ 脚本賞ウディ・アレン 
 □ 美術賞アン・シーベル 
  Helene Dubreuil 
□ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 
 □ 男優賞(コメディ/ミュージカル)オーウェン・ウィルソン 
 □ 監督賞ウディ・アレン 
 ■ 脚本賞ウディ・アレン 
□ オリジナル脚本賞ウディ・アレン 
□ 助演男優賞コリー・ストール 
 □ 撮影賞ダリウス・コンジ 
□ 作品賞 
 ■ オリジナル脚本賞ウディ・アレン 
 □ コメディ映画賞 
【ニュース】
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第38回サターン賞、ノミネーション発表2012/03/01
アカデミー賞、結果発表2012/02/27
アメリカ脚本家組合(WGA)賞、結果発表2012/02/20
英国アカデミー(BAFTA)賞、結果発表2012/02/13
アメリカ映画俳優組合(SAG)賞、結果発表2012/01/30
アメリカ監督組合(DGA)賞、結果発表2012/01/30
第84回アカデミー賞、ノミネーション発表2012/01/24
アメリカ製作者組合(PGA)賞、結果発表2012/01/23
英国アカデミー(BAFTA)賞、ノミネーション発表2012/01/18
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ゴールデン・グローブ賞、結果発表2012/01/16
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ウディ・アレン監督最新作「Midnight in Paris」、予告編2011/03/29
【ソフト】
【レンタル】
 【DVD】ミッドナイト・イン・パリレンタル有り
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