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天地明察(2012)

メディア映画
上映時間141分
製作国日本
公開情報劇場公開(角川映画=松竹)
初公開年月2012/09/15
ジャンルドラマ/時代劇
映倫G
江戸時代の天文学者・安井算哲、
800年の歴史をひっくり返す。
天地明察 ブルーレイ豪華版 [Blu-ray]
参考価格:¥ 7,020
価格:¥ 5,435
USED価格:¥ 1,980
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 Photos

【クレジット】
監督:滝田洋二郎
製作:椎名保
秋元一孝
岩原貞雄
藤島ジュリーK.
企画:池田宏之
関根真吾
濱名一哉
エグゼクティブプ
ロデューサー:
井上伸一郎
プロデューサー:井上文雄
榎望
岡田有正
協力プロデューサ
ー:
渡井敏久
原作:冲方丁
脚本:加藤正人
滝田洋二郎
撮影:浜田毅
美術:部谷京子
編集:上野聡一
キャスティング:川村恵
音響効果:小島彩
音楽:久石譲
VFXスーパーバ
イザー:
長谷川靖
スクリプター:工藤みずほ
照明:安藤清人
装飾:山内康裕
中込秀志
録音:小野寺修
助監督:増田伸弥
監督補:井上昌典
ナレーション:真田広之
出演:岡田准一安井算哲(渋川春海)
宮崎あおい村瀬えん
佐藤隆太村瀬義益
市川猿之助関孝和
横山裕本因坊道策
笹野高史建部伝内
岸部一徳伊藤重孝
渡辺大安藤有益
白井晃山崎闇斎
市川染五郎宮栖川友麿
きたろう
尾藤イサオ
徳井優
武藤敬司
笠原秀幸
小須田康人
染谷将太
矢島健一
片岡弘鳳
浅見小四郎
青木健
城戸裕次
竹嶋康成
寿大聡
掛田誠
小柳友貴美
松本幸太郎
松本錦弥
松本錦一
冲方丁
中井貴一水戸光圀
松本幸四郎保科正之
【解説】
 江戸時代に日本独自の暦作りという一大プロジェクトに挑んだ実在の人物、安井算哲(後の渋川春海)の波瀾万丈の人生を描き、2010年本屋大賞第1位にも輝いた冲方丁の傑作時代小説を、「陰陽師 〜おんみょうじ〜」「おくりびと」の滝田洋二郎監督、「木更津キャッツアイ」「SP」の岡田准一主演で実写映画化したエンタテインメント時代劇。碁打ちの名家に生まれながら、算術や天文の研究に情熱を注いだ算哲が、様々な出会いや妻の愛に支えられながら、持ち前の誠実さとひたむきさで幾多の挫折を乗り越えていく姿を感動的に綴る。共演は宮崎あおい、中井貴一、松本幸四郎。
 将軍に囲碁を教える名家に生まれた青年・安井算哲は出世に興味が無く、大好きな星の観測と算術の問題解きに夢中になっていた。将軍・徳川家綱の後見人である会津藩主・保科正之は、そんな算哲に興味を示す。折しも、800年にわたって使われていた中国の暦のズレが大きな問題になり始めていた。そこで保科は、新しい暦をつくるという大計画のリーダーに算哲を大抜擢する。それは星や太陽の観測に途方もない労力が必要なばかりか、暦を権威の象徴と考える朝廷をも敵に回す困難で壮大な事業だった。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:nabeさん投稿日:2014-06-01 14:36:42
江戸時代初期に実在したヒーローの物語である。
主人公の安井算哲が、日本独自の暦を作り上げるまでのストーリーを順序立てて追いかけていくので、一見地味で分かりづらいテーマであるがわかりやすく、かつエキサイティングに盛り上げてくれる。観客は算哲と一緒に船に乗るように物語を進んでいけばいいのだ。この脚本の良さと演出の巧さが実にウマイ!
所属している会津藩の殿様は当然として、あの水戸光圀や関孝和など歴史上の有名人に助けてもらいながら、次々と難題をクリアしていくスリルがとても楽しい。後半の朝廷との正式な暦の採用をめぐる攻防戦は、まるでゲームを観ているように楽しい。
算哲を演じる岡田准一が、数学と囲碁好きの愛すべきキャラクターを熱演している。妻役の宮崎あおいも実に可愛らしく、笹野高史、岸部一徳、中井貴一らのベテラン陣も画面を引き締めているが、関孝和役の市川猿之助が鬼気迫る孤高の天才を演じ印象的だ。
投稿者:dadada投稿日:2013-06-02 08:49:34
奥さんが舞台に上がってくるクライマックスは、ロッキーみたい...「エイドリア〜ン!」って感じの演出です。
いずれにしても理系DNAを持たない私には、ひたすら恐れ入る物語。
バーター関ジャニ横山が、儲け役。
投稿者:seisakuiinkai投稿日:2013-03-11 23:44:14
今は何気なく使っているけど、元になるものを作った人たちは偉大だなあと思った。www.seisakuiinkai.com
投稿者:黒美君彦投稿日:2013-03-01 16:20:40
【ネタバレ注意】

安井算哲(渋川春海)の大和暦誕生秘話…史実とはかなり異なるらしいが端正に作られた佳編。
何せ天文観測と、それに基づく暦作りが物語の核だから、映画化は相当苦労しただろうと思う。岡田准一と宮崎あおいでは美男美女過ぎるし、ふたりとも齢をとらない、というお約束の(笑)突っ込みどころはあるものの、十分最後まで
楽しむことができた。
算哲の快挙には、彼を支えながら亡くなっていた人々の思いが込められている、という作りが良い。
全国で測量をともにした建部伝内(笹野高史)新たな暦を作るよう命じた会津藩主保科正之(松本幸四郎)、算術の師匠山崎闇斎(白井晃)…それぞれが新暦に心を残しながらこの世を去る。やや長い上映時間だからこそそうしたエピソードが生きてきたともいえる。
後半、観測所が襲われる場面は唐突感を免れないが、全体を通して爽快感が残る作品に仕上がっている。小道具にまで目が行き届いた美術もまた賞賛に値する。

投稿者:リEガン投稿日:2012-10-18 17:01:11
原作や史実を違えて映画ならではの創造を加えることに何の不満もないが、それは作品がより良くなってこそ。岡田准一扮する安井算哲が、大和歴採用まで四半世紀をかけ、実は知命に手の届く年になっていることを目をつぶっても、原作を読み込んだ末の改変とはとても思えない、全く残念至極のシナリオだった。人物造型のひどさは演出のせいだろうか。唐突なアクション・シーンは、ぶつ切りの盛り上がらない編集で、山崎闇斎は文字通り犬死にだ。滝田洋二郎監督の原作ものと言えば、「壬生義士伝」は素晴らしかったが…。明察のはずもなく、無術でもなく、観るべきものは宮崎あおいのみ。
投稿者:陸将投稿日:2012-10-15 01:24:40
映画内でほぼ紅一点の宮崎あおいがいい。
彼女はまさに「太陽」のように、作品の中心で男たちを照らし出す。
彼女の笑顔一発で、ルックが一気に明るくなる。
一方で、この「太陽」は「月」にもなる。
ここで、清純派と見せかけて影のある演技もこなせる彼女の存在が真に生きてくる。
特に、岡田准一の「少年性」と、宮崎あおいの「小悪魔性」、さらに滝田洋二郎お得意の「エロス演出」が喰い合わさった場面が魅力的だ。

また、本作は「オタク」たちの理想を描いた作品と見て取ることもできる。
周囲に自らの凄さを理解してくれる人もおらず、それでも黙々と実直にその道を極めていく孤高の男・関孝和。
あるいは、観測隊として主人公と行動を共にする建部伝内や伊藤重孝。
主人公と同じく「オタク」気質のある者同士のキャッキャ感が堪らない。
そして、それが個人的趣味の域を超えて、公的な後ろ盾を受け、世間の役に立つと認められるという夢のような物語。
「オタク」たちの想いも背負い、目的を成し遂げる主人公が実に羨ましい。

しかし、滝田監督のサービス精神が窺えるエンターテインメント部分になると不自然さを感じてしまう。
観測所襲撃シーンの唐突さと、師匠が命を落とす必然性のなさ。
主人公たちと対立する朝廷や公家のデフォルメされ過ぎた悪者感。
ラストの切腹するか否かの冗長さ。
確かに題材的に娯楽映画にするには、多少の劇的な展開等は必要だろう。
だが、そんなサービス精神が仇となり、上映時間が長くなってしまった印象を受ける。

けれども、本作はマイナス面よりプラス面が明らかに上回っている。
第一に、異なる場所にいる人々が同じ太陽を見上げてほほ笑むという画がいい。
ロバート・アルトマンの『ショート・カッツ』(93)での地震や、ポール・トーマス・アンダーソンの『マグノリア』(99)でのカエルのように、本作では「太陽」が群像劇を1つにまとめる機能を果たしているように感じる。
1点に集まった彼らの視線が、宇宙へと突き抜けたようなエンドクレジットも素晴らしい。
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2012-10-07 20:38:39
科学的知見が伝統的な固定観念を破壊し、既得権にまみれた文化的・宗教的な足かせから人々を解放していく様は爽快。
良質のSFを読むようなダイナミズムが楽しい。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-365.html
投稿者:映画で元気投稿日:2012-09-23 11:08:07
原作本は読んでいる。
映画は視覚で一気にわからせることができるので、難しい解説も必要ななく、テンポよく進んでいく。
原作より圧倒的に面白く、気持ちよく見られた。
自然体の作風が心地よい。
ところが、終盤に差し掛かると作風ががらりと変わる。
劇場風、ファミリードラマ、あり得ないという会話と場面で押しまくって来る。
脚本が変わった?、誰かがチャチャを入れ、もっと万人受けするようにしろ、と手を入れたとしか思えない。
私にはそれくらい唐突にみえた。
終盤は確実に観客に媚びを売った演出である。
前半から終盤あたりまでが80点、終盤が30点。
だから、観終わった後味が悪い。
投稿者:たんばのもり投稿日:2012-09-21 00:03:39
【ネタバレ注意】

 江戸時代。
 第四代将軍、徳川家綱の時代。
 “暦”が人々の暮らしを支え、何か行動を起こすときは暦で吉凶を占い、家の新築、祝い事、農作業、旅立ちなどの日を決めていた時代(今でもそうであるが)。
 幕府に仕える碁打ちでありながら、この国で800年間以上の長きにわたり使用されていた、中国の暦法を輸入して作られた“宣明暦”に大きなずれが生じていることを発見し、日本人の手による新しい暦“貞享暦(映画では大和暦)”を困難な作業の上作成し、自らの力で改暦を成功させた偉大な天文学者・安井算哲(後の幕府天文方、渋川春海)の物語。

 小説では難しい天文学や改暦の話であり、登場人物は天文学者や数学者、さらには幕府の要人、朝廷の公家など、難しくとっつきにくい映画かなと思って見に行ったが、今はやりの時代劇のように現代風にアレンジされ、中々面白かった。時代考証もバッチリ。
 しかし、安井算哲(岡田准一)の妻になる、村瀬えん(宮崎あおい)が、「1年、3年と待たされましたが、また、10年も待たされるのですか」と言うように、数十年という長い物語であるのに、算哲が老けていかないのはおかしいと思うのだが。老けたほうが、もっとドラマに重みが出ると思う。二人がいつまでも若すぎるのである。また、改暦に向け三派に分かれた朝廷の工作や、京都で行う大和暦の実証観測なども、小説にあるようにもっと労力がかかったと思われるが、何か最後はあっけなく終わってしまう。

 村瀬えん(宮崎あおい)のさわやかさと、算哲を陰ながらそっと支え続ける姿。
 関孝和(市川猿之助)の天才和算家になりきった熱演。
 水戸光圀(中井貴一)の中国かぶれの国際人。
 一介の碁打ち・算哲に天文学の才があることを見抜き、改暦の大役を命じる会津藩主で将軍後見役の保科正之(松本幸四郎)。
 北極出地観測隊リーダーたち(笹野高史、岸部一徳)のコミカルさ。
 と、出演者たちの熱演が続き、学者たちの難しいドラマは141分の長尺を感じさせない映画となっている。
 この映画は、歴史上の実在の人物を描いており、どのように見るかによって、評価はかわってくると思う。しかし、この映画は“時代劇でありながら、馴染みの少ない天文もの”“主人公が、日本史上、余り知られていない偉人”という、今まで誰も手をつけなかったジャンルを映画化したことは凄い。

 ※「歴史読本」の最新号(2012.10)に“知っておきたい旧暦の楽しみ方”として特集が組まれ、日本初の暦法を考え出した安井算哲と関孝和、また、この二人に関係する人々が紹介されている。この映画を思い出しながら、この本を読むのも中々おつなものである。また、“法隆寺の謎”も面白い。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 音楽賞久石譲 
 □ 撮影賞浜田毅 
 □ 照明賞安藤清人 
 □ 美術賞部谷京子 
 □ 録音賞小野寺修 
【ソフト】
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