allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

死刑弁護人(2012)

メディア映画
上映時間97分
製作国日本
公開情報劇場公開(東海テレビ)
初公開年月2012/06/30
ジャンルドキュメンタリー

2012年6月30日(土)よりポレポレ東中野・名古屋シネマテークにてロードショー、他全国順次公開

死刑弁護人

(C)東海テレビ放送


 Photos

【クレジット】
監督:齊藤潤一
プロデューサー:阿武野勝彦
撮影:岩井彰彦
編集:山本哲二
音楽:村井秀清
音楽プロデューサ
ー:
岡田こずえ
ナレーション:山本太郎
【解説】
 “オウム真理教事件”の麻原彰晃や“和歌山毒カレー事件”の林眞須美はじめ、数々の死刑事件を担当してきた弁護士、安田好弘氏の活動を追ったドキュメンタリー。誰もが敬遠しがちな死刑事件を請け負い、世間から“極悪人の代理人”と激しいバッシングを受けることは日常茶飯事。毒カレー事件に代表されるように、冷静に事実を見極める努力を怠り、センセーショナルな報道で視聴者を煽るばかりのマスメディアへの不信は募るばかり。おまけに、顧問弁護士を務める会社の事件に関連して、自身も不可解な逮捕に見舞われてしまう。そんな困難に直面してもなお、なぜ死刑事件の弁護を担当するのか、安田氏の司法制度に対しての信念とその生き様を見つめていく。2011年10月に東海テレビで放映され、2012年6月には劇場公開も実現。
<allcinema>
【ユーザー評価】
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2013-04-26 02:00:44
【ネタバレ注意】

光市母子殺人事件など、数々の凶悪事件で被告の弁護にあたった安田好弘弁護士を追ったドキュメンタリー。とことん事実にこだわるその姿は、プロとしての矜持を大いに感じさせた。
そもそも刑事裁判における弁護士の役割を理解していれば、凶悪犯の弁護を担当していることを理由にする批判は完全に的外れだ。
警察・検察・裁判所の無謬性をまだまだ信じている無邪気な人々が多いのが現実だから仕方ないのかも知れないが…。
安田弁護士は、事実を事実として罪を裁かないと被告は本当の反省や贖罪を持ち得ない、と語る。
事実を曖昧にして「凶悪だから」という感覚で人を裁く怖さを示唆するのだ。

感情にブレーキをかけず、バッシングに血道を上げるこの国のありようが、安田弁護士攻撃につながっている現状。自分こそが正義である、という感覚が、他者の痛みへの共感を鈍麻させる。
こんな信念に基づき、行動する弁護士もごくわずかだがいる。
法律とは本来、私的な復讐を秩序の下での刑罰で代替するはずのものであるのに、それを否定してしまう狭量さ。それが自らに降りかかってくるとは決して考えない想像力の欠如が、この国の未来に影を落としている…そんなこともかんがえさせる作品である。

【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION