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アウトレイジ ビヨンド(2012)

メディア映画
上映時間112分
製作国日本
公開情報劇場公開(ワーナー=オフィス北野)
初公開年月2012/10/06
ジャンル犯罪/ドラマ/任侠・ヤクザ
映倫R15+
全員悪人 完結。

一番悪い奴は誰だ?
アウトレイジ ビヨンド 【スペシャルエディション】 (初回限定版) [Blu-ray]
参考価格:¥ 7,560
価格:¥ 5,480
USED価格:¥ 2,378
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 Photos

【クレジット】
監督:北野武
プロデューサー:森昌行
吉田多喜男
アソシエイトプロ
デューサー:
川城和実
松本篤信
大西良二
久松猛朗
ラインプロデュー
サー:
小宮慎二
加倉井誠人
脚本:北野武
撮影:柳島克己
美術:磯田典宏
衣裳:黒澤和子
山本耀司
(大友衣裳)
編集:北野武
太田義則
キャスティング:吉川威史
音響効果:柴崎憲治
音楽:鈴木慶一
メイク:宮内三千代
記録:吉田久美子
照明:高屋齋
装飾:柴田博英
録音:久連石由文
助監督:稲葉博文
出演:ビートたけし元大友組組長 大友
西田敏行花菱会若頭 西野
三浦友和山王会会長 加藤
小日向文世刑事 片岡
加瀬亮山王会若頭 石原
桐谷健太木村の手下 嶋
新井浩文木村の手下 小野
松重豊刑事 繁田
中野英雄元村瀬組若頭 木村
名高達男山王会 白山
光石研山王会 五味
田中哲司山王会 舟木
高橋克典花菱会 城
中尾彬山王会古参幹部 富田
塩見三省花菱会 中田
神山繁花菱会会長 布施
白竜
菅田俊
國本鍾建
井坂俊哉
本田大輔
阿部亮平
斎藤歩
四方堂亘
西沢仁太
山中アラタ
佐々木一平
山中崇
平井真軌
永倉大輔
貴山侑哉
中野剛
曽根悠多
徳光正行
三溝浩二
中村祐樹
江見啓志
黒石高大
岡田正典
石井浩
山本修
武井秀哲
阪田マサノブ
西條義将
児玉貴志
安部賢一
塚原大助
中村浩二
佐々木卓馬
光宣
龍坐
中村英児
原圭介
光山文章
五刀剛
ヘイデル龍生
七枝実
浜田大介
八田浩司
江藤大我
保科光志
高久ちぐさ
月船さらら
金守珍
金田時男
北村総一朗(写真)
中原丈雄
深水三章
中村育二
【解説】
 北野武監督が豪華キャストを起用してヤクザ社会の壮絶な抗争劇を描いた「アウトレイジ」の続編。前作から5年後を舞台に、さらなる陰謀と裏切りがついには関西ヤクザとの一大抗争へと発展していく様を迫力のバイオレンス描写とともに描き出す。出演は前作からの続投組となるビートたけし、三浦友和、加瀬亮、小日向文世らに加え、西田敏行、松重豊、高橋克典、桐谷健太らが新たに参加。
 熾烈な下克上を制して加藤が関東一円を取り仕切る巨大ヤクザ組織“山王会”のトップに上り詰めてから5年。加藤は大友組の金庫番だった石原を若頭に抜擢し、その勢力をさらに拡大させていた。しかし内部では、若手を重用する加藤に古参幹部の不満がくすぶり始めていた。そこに目を付けたマル暴の刑事・片岡は、山王会の古参幹部を関西の巨大暴力団“花菱会”に引き合わせ、均衡を保っていた2大勢力に揺さぶりを掛ける。その一方で、片岡自ら噂を広めて獄中で死んだことになっていた大友を仮出所させる。そして足を洗おうと考えていた大友を再び抗争の渦中へと巻き込んでいくのだが…。
<allcinema>
【関連作品】
アウトレイジ(2010)第1作
アウトレイジ ビヨンド(2012)第2作
アウトレイジ 最終章(2017)第3作
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
213 6.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:SUNSET投稿日:2016-10-29 18:56:18
会社のように組織化し株やFX、政界まで手を伸ばし利益を上げ、
幹部の昇格もその利益で優劣を付ける…時世に即したネオヤクザと、
従来の義理を重んじるヤクザとの抗争と観てもいいだろう。

「暴力」「裏切り」「破壊」
深作欣二監督とはまた違った北野流美学で描かれている。
全体的にエモーションに溺れない乾いた演出だが、
要所で「情」を織り込んでる所はまさに彼ならでは。
投稿者:vida_21101981投稿日:2016-02-07 03:22:13
【ネタバレ注意】

人間の良心のようなものを極力排した『アウトレイジ』の続編。
今作『アウトレイジ ビヨンド』では、その前作で排した人間味や人間臭さといったものが全編に描かれている。
前作は相当クールであった。
血も涙も無い登場人物たち。
特に石原(前作…大友組組員、今作…山王会若頭:加瀬亮)はその傾向が顕著で、常にクールに立ち回り、どこに(or誰に)付けば有利か冷徹に流れを読んで動いていた。
しかし、前作最後に加藤(前作…山王会若頭、今作…山王会会長:三浦友和)に付き山王会若頭に成り上がった今作では、石原の描かれ形は違っている。
やたらと感情的に部下を叱り付けたり、外部の人間に対しても声を荒げて凄んで見せたり。
特に前作で死んだとされていた大友(元大友組組長:ビートたけし)が生きていると聞いてからはずーっといらいら、部下に当たり散らしている。
そんな石原、終盤追い詰められて、大友に土下座、半泣きで命乞いする。
かっこ悪い、かっこ悪過ぎる。
のし上がって、年上の幹部にもものすごい上からな態度を取っていた石原だが、実はちっせえ奴だったんだな(爆)。

そんなかっこ悪い石原とは真逆に大友、特に西野(花菱会若頭:西田敏行)、中田(花菱会幹部:塩見三省)との怒鳴り合い場面の凄み。
中田に銃を突き付けられたが、全然動じない、腹をくくっている、肝が据わっている。
「ただじゃ置かねえんならどうすんだこの野郎!撃ってみろこら!」、
「やれよこの野郎!早くやれ!おもちゃかこれ!」、
「てめえらがたがたうるせえんだ馬鹿野郎!」、
「だからやってみろっつってんだろこの野郎!チンピラ!やれ!」。

そして、この作品の中では大友が一番人間味のある人物として描かれている。
前作では終盤部下を逃がしてやったり、今作では「どう考えたってこっちの方が悪いだろお前。筋通しに来た奴(元村瀬組若頭 木村:中野英雄)の顔切っちまったんだからよ」と罪悪感を語ったりしている。
中盤、刑事 片岡(小日向文世)が大友と木村を会わせ、和解。
彼らはお互いに以前やったことに罪悪感も感じているし、話せば分かる人たちであった。

小野(新井浩文)と嶋(桐谷健太)は木村のかわいい子分で大友の警護に当たったが、大友は彼らを1階に残して乗ったエレベーター内で山王会組員の刺客(山中崇)に腹部を撃たれる。
二人は自責の念から勝手に山王会の事務所に突っ込んで行くが、舟木(山王会幹部:田中哲司)らに捕まり、酷い仕打ちを受け殺される。
その場面は心が痛んだ。

高橋克典さんas城(花菱会組員)が必殺な感じで現れます<仕事人。
城らはさっと登場して無言で相手を片付け去って行く。
高橋さん台詞無しでした。

石原ある意味むごい最期。
しかし大友(ビートたけし)にとっては故 水野(椎名桔平)の仇(を取ったことになるの)だと思う。

刑事 片岡は調子に乗り過ぎたね。
彼が裏で糸を引いていてそれにヤクザ側が振り回され、信頼関係ができた木村まで殺されることになり、大友さすがにぶち切れたな。
鮮やかな終わり方でした。
映画やドラマはほぼ結末が全てだと思う。
どう終わらせるかで全てが決まる。

今回2週連続で『アウトレイジ』、『アウトレイジ ビヨンド』を見ましたが、本当によくできたヤクザ映画でした。
やっぱり監督 北野武さん素晴らしいと思う。
鮮やか!
そして俳優陣の皆様、今回も素晴らしい演技。
加瀬亮君、今回は石原のかっこ悪い感じも見事に演じていました。
うまい。http://cipher-annex.seesaa.net/

投稿者:DEVILWING投稿日:2013-10-20 23:25:34
本業であるお笑いを除き、デビュー作から一貫して暴力を描いてきた感がある監督であり、本作でその嗜好を出し切ったのではないのだろうか。

軸足というか、暴力表現のない新たな作品を期待している。
投稿者:リベルタド!!投稿日:2013-10-16 10:45:32
まるで戦国武将か維新の志士か。ヤクザ映画は、超個性的登場人物の栄枯盛衰が、バイオレンスでつづられる。
その一方で、裏切りや共闘など裏では激しい心理戦。もうたまらん。

「仁義なき戦い」以来の最強のヤクザ映画。ベテランから実力秘めた若手まで、画面に出てくる“漢”すべてがいい味出してる!特に大友と木村のやり取りは良かった・・・。

“山王会”vs“花菱会” はたまた第三勢力の台頭か!?「アウトレイジ大阪死闘編」や「その後のアウトレイジ」に期待。
投稿者:bond投稿日:2013-10-14 10:48:48
なんだかなー、そこそこ面白いけど、バカヤロー、コノヤロー の連発だなー。○暴刑事も癒着。
投稿者:ピースケ投稿日:2013-09-25 23:43:05
あまちゃんが大盛り上がりな昨今、
おもわず 「勉さ―――ん!!!」 と叫びそうになったね。
投稿者:uptail投稿日:2013-07-17 10:11:59
演出:8
演技:8
脚本:8
音響:7
投稿者:seisakuiinkai投稿日:2013-06-18 11:02:35
車が引き上げられてくるのを見ている松重豊と中村育二のシーンが特に好きだった。そして白竜が出てきた時、個人的には心の中で歓声。大友が出所して最初に行くフィクサー・・・これモデルは大塚さん?www.seisakuinkai.com
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2013-04-13 14:57:11
【ネタバレ注意】

あのシーンがラストカットだというのは想像してたが、撃つ相手はアイツだったのか。それにしても虚しい話だ。

投稿者:nabeさん投稿日:2013-03-02 14:40:16
「アウトレイジ」の続編である。
ヤクザ映画は日本固有のものであり、いわゆる海外マフィアものとは明らかに違うが、その最たるものは日本人特有の義理人情の世界だろう。昭和に一時代を築いた東映ヤクザ映画は、その義理人情を持ってあらゆる階層の人々に影響を与えたが、平成になって次第に廃れていき、ヤクザ映画は単なるバイオレンス映画と化してしまっている。
北野武監督は、この東映ヤクザ映画のオマージュとして「アウトレイジ」を撮っているのではないかと思う。一見今風な暴力描写で衝撃は受けるものの、そのシナリオはごくオーソドックスであり、昔と変わらぬ義理人情のヤクザ世界における下克上の抗争劇がメインテーマになっているのだ。
若手からベテランまで現在の芸達者な男優陣が数多く登場するが、北野監督は、この中から平成の高倉健や菅原文太を発掘したいのだろう。その期待に各人目一杯の熱演で応えているのが微笑ましい。今後の続編に注目だ!
投稿者:修羅がゆく投稿日:2012-10-29 01:00:47
極道の世界とバイオレンスを堂々と描ききり、「不良性感度」は抜群。世界のキタノとワーナーの資本があればこそ実現できたシリーズ作だろう。

前作同様、冒頭とラストのエは秀逸。「ワンカットの美」への監督のこだわりが感じられる。何よりも鈴木慶一の音楽が今作の世界観をスタイリッシュに構築させている。
惜しむらくは、前作に比べ、中堅・若手俳優の迫力が乏しかった点。反面、神山御大を筆頭にベテラン勢の生き生きとした姿が妙に印象に残る結果となった。

また、中野英雄や白竜を配し、90年代以降の極道映画としてのリアリティを担保してくれているのはさすがわかってらっしゃるというところか。
投稿者:賭侠投稿日:2012-10-26 17:59:18
より「仁義なき戦い」っぽくなったシリーズ2作目。
バイオレンス度は些か薄くなったが、前作より面白くなってるのは超豪華キャストのおかげかもしれない。

完結というわりにはパート3がありそうな終わり方だったのが中途半端だった。
投稿者:mototencho投稿日:2012-10-16 06:57:19
オール・スター・キャストの北野映画。中尾彬は「アキレスと亀」に出ていたけれど、西田敏行を筆頭に名高達郎とか神山繁とか高橋克典とか。「BROTHER」では少ない出番ながら渡哲也が場面をさらいましたけれど、コンビネーションで北野作品を維持。西田敏行を突出させないために塩見三省を、名高達郎の濃さを薄めるために光石研が配されている。http://mototencho.web.fc2.com/2012/outrageb.html
投稿者:陸将投稿日:2012-10-12 16:59:15
【ネタバレ注意】

ヤクザ社会の核となるもの。
それは人間同士の信頼関係であろう。
兄弟や親子の杯を交わし、仁義や道理を絶対に守り抜く。
そんな強固な関係性を築いている花菱会と対照的に、「裏切り」から発足している山王会の現体制は揺さぶられ、不信感が渦巻き、徐々に崩壊していくように仕向けられる。
薄情な人間たちが慌てふためいている様を、観客は俯瞰した位置から傍観できる。
その姿が実に面白い。

しかし、それは一方で予想外の展開を生み出しにくいことも意味する。
いつ誰が裏切るか分からないハラハラ感は、前作より大幅に減じている。
ビジネスや出世のことばかり考えている奴は、この世界では生き残れない。
だからこそ、どこから弾が飛んでくるのかが分かってしまうのだ。
特に終盤の展開は、殺し自体の画にも魅力がなくなっていく。
高橋克典が演じる花菱会のヒットマン集団のドンパチ場面は、あまりにも淡白すぎる。

いい場面も数多く登場する。
その最たるものが、山王会若頭である石原が大友によって殺されるバッティングセンターのシーンだ。
野球好きな北野武ならではの見事な発想。
マシーンの1球1球の残酷なまでの間。
誰もいない施設内に一定間隔で響き渡る、不気味な機械音と鈍い球音。
正確に顔の一部分を球がとらえ、徐々に腫れ上がっていく様。
前作でも印象的な暴力場面は数多くあったが、本作のハイライトは間違いなくこの場面だろう。

また、本作は超豪華俳優陣の「芸」を楽しむ映画でもある。
特に素晴らしいのは、大友が初めて花菱会へ出向く場面だ。
北野武VS西田敏行・塩見三省の、言葉と顔の壮絶な戦い。
標準語と関西弁が畳みかけるようにぶつかり合い、眉間にしわを寄せた顔がクロースアップで映し出される。
それだけでとてつもない画面の強度を生み出し、緊張感とテンションの異常な高まりは、木村が自らの指を食いちぎるような「荒業」でないと、収めることはできない。
それを実に楽しそうに演じている男たちの「いい顔」を観ているだけで、こちらも嬉しくなってくる

投稿者:投稿日:2012-10-10 14:56:24
前作『アウトレイジ』は震災の翌日にDVDを借りて見た。あれから1年と7ヶ月、ろくに映画を見ていなかった。コメントを書くのも何年ぶりだろう。さて映画は北野監督の才能全開で素晴らしい出来。感動した。映画はラスト・シーンから作られている。
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2012-10-09 02:23:10
サムライ、ニンジャ、ヤクザという日本らしいコンテンツを強力に推進するワーナー・ブラザース映画。その国らしさを強調することこそ、コンテンツを売る最大の武器ということか。
同時に、日本におけるワーナーらしさの確立でもあろう。


http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-366.html
投稿者:ふーた投稿日:2012-10-08 09:15:35
 もはや希薄化の極点まで近づいて幽霊としか言い様のないところまでいってしまった大友。前作で一度死んでいるのだから、むしろそれは当然の帰結といってよいのかも知れません。また幽霊だっていろいろあるでしょうから、ある種の心理をもたせて、復讐劇をもっともりあげることも容易だったでしょう。

 しかし結果として聡明というほかない選択で、北野武はほとんどいっさいの心理(的説明)を廃して今作の主人公を演出しています。「だれが人間やるって言ったんだよ」というのがふさわしい。

 というのは、前作ではある種の理不尽な兄貴分の命令を過剰な暴力で受け返し、弱小グループがのしあがっていくといった、またそのグループが裏切りとともに次々と消されていくといったお語の中に、私たちは物語的な興奮をも抱いたわけですが、今回、そこにあったような目的とか欲望とか言ったものは、もはや大友には感じられないからです。(周りの「悪人」どもはあまりにも私たちに似ている右往左往する人間たちのままですが。)

 そして、かなり安易でありますが、こう結論したい。空っぽな幽霊である大友は作家としての北野武である。ただただ映画としかいいようのない映画の幽霊。

 
投稿者:ノブ投稿日:2012-10-07 16:11:12
【ネタバレ注意】

「アウトレイジ ビヨンド」(監督:北野武 112分)
話の内容は、ヤクザの抗争。
殺人罪で出頭した身代わりの下っ端ヤクザが取調室で取り調べを受けている時に、小日向が身代わりヤクザのする辻褄の合わない供述にツッコミを入れて修正して、供述調書を作っていくのが少しコミカルだった。
山王会と花菱会のトップが通じ合っていて、中尾の裏切りが三浦にバレていて中尾が殺されるエピソードが良かった(中尾の兄弟分の名高と光石が、自分の立場が悪くなるのを恐れて、簡単に三浦に中尾の裏切りを白状しているというヘタレぶりも良かった。又撮り口的にも山王会幹部の車が並んでいて、画面右から歩いてきた三浦の手下の
ヤクザが、画面左端の中尾の車の運転手を射殺してまた画面右に去って行った時に、車の前で待っていた名高や光石の子分達がビックリした後ボーゼンとしているシーンがボク的には良かった。)
たけしと中野の花菱会の会長幹部との怒鳴り合いは、予告編で見慣れたからなのか、実際に観たらそれ程面白くなかった
加瀬が死んだ後も、無人の暗く静かなバッティングセンターの、ピッチングマシーンのボールが加瀬の顔面に当たり続けるシーンは良かった。
高橋達が三浦の子分達を追いつめるシーンでは、階段に射殺された死体がいくつも転がっているシーン、屋上での銃撃戦のシーン(画面手前から逃げてるヤクザと追いつめているヤクザがお互い銃を撃ちながら出てきた時に、逃げてるヤクザ達が銃に撃たれて倒れるだけでなく、追いつめるヤクザも一人撃たれて倒れたのがボク的には良かった。又高橋が倒れているヤクザにきっちりトドメを刺す「刺すと言っても銃で撃つんだけれど」のも良かった)、カーチェイス後事故った車の運転席に向けて高橋がトドメに銃を撃ち込むシーンなんかは良かった。
なんでたけしが三浦を殺すのに固執していたのかと最後花菱会が何故たけしが中野を殺したように見せかけたのかが分からなかった(たけしは三浦との因縁は浅かったし、たけしと中野は仲が良くたけしが中野を殺すように見せかけるのは不自然だし、今更たけしを中野殺しの犯人にして花菱会がたけしを殺す口実を作っても、花菱会はもはや山王会は影で実質牛耳っているし、たけしを殺しても花菱会にはなんのメリットもないのではないかとボクが観た限りでは思えたから「たけし名義の花にしたのは単に中野を殺しやすいからで、たけしに中野殺しの罪を着せた訳ではないのかな?とも観ていて思ったけれど」。)。
全般的に
設定・状況説明のセリフが最初から最後まで多く、ボク的にはウンザリした。
裏切りしまくりの意外性も、中尾が殺されたエピソード以外は面白くなかった(花菱会が三浦と加瀬を仲違いさせたのとかもそんなに面白い演出でも無かったし、武がインタヴューで言っていた意外な裏切りの連続のサスペンスをボクはほとんど感じ取れなかった。裏切りの点では前作の「アウトレイジ」の方が分かりやすく面白かったとボクは思った)
シーン的にも凄いシーンや面白い撮り口がほとんどなく、加瀬を野球で殺すアイデアも加瀬が死んだ後のシーン以外はそれ程面白く無かったし、高橋達が三浦の組を追いつめるアイデアもつまらなかったり(女の後ろに隠れていた殺し屋が女をどかして射殺するなど)、撮り口が短かったりする(階段や屋上やカーチェイスなど)ので、前作「アウ
トレイジ」と比べると全然面白くなかった。
キャストも、ボクが期待していた名高はヘタレでバカで魅力的なキャラじゃなかったし、加瀬や小日向は前作「アウトレイジ」のいつもは控え目だが酷い事をするキャラは意外性の面白みがあって魅力的に見えたが、今回の加瀬の粋がり演技や小日向の単にズル賢く調子に乗ってるだけの演技はボク的にはつまらなく見えたし、西田とか田中とか
はヤクザの幹部になる器には全く見えなかったし、神山もそれ程懐が深い感じには思えなかったし、松重と加瀬が可愛がってる幹部ヤクザ役の俳優はボク的にいい俳優だと思ったけれどオイシイ見せ場が無かったし、良かったのは塩見のホンマモンのヤクザっぽい迫力だけだったというのが残念だった。
前作「アウトレイジ」が、ヤクザ役なんかやらなさそうな俳優さん達を上手くヤクザとして起用したり、人の良さそうな俳優さん達が酷い事をしたりといった「意外性」や追い込みのアイデア・暴力シーンの撮り口の面白さで、ナカナカ良かったし、今回もいい役者を揃えていてしかも映画を観る前にこの作品の情報を色々調べて期待をどんどん膨らませていただけに、ボク的にはとてもツマラナク、物凄く残念に思えた作品。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:ASH投稿日:2012-10-06 23:58:47
【ネタバレ注意】

 前作は過剰な暴力描写が取り沙汰されたため、良識派気取りはそこに拒絶反応を起こしちゃったみたいだけど、それから比べると今回はだいぶ控え目になったような印象。暴力の連鎖が異様なテンポを生んでいたのに対して、ずいぶんと落ち着いた作りになっているからウケはよくないかもしれんが、俺はどちらかと言えばコッチの方が好きだな。

 しいて言うなら前作は、所々で小さな爆弾がポンポンと撥ねているような映画だとすれば、コチラは長〜い導火線にチリチリと火が着いた爆弾があって、それがいつ大爆発をしやしないかとハラハラさせられるような映画。大きくなり過ぎた山王会を壊滅させるため、(暴)の片岡刑事が裏で手を引く。それに翻弄されてゆくヤクザたち。相変わらず、道義と面子ばっか考えているからこんなことになる。

 前作に顕著だった強烈な暴力描写はだいぶなりを潜め、会話劇ようになった。ゆえに血の気の多い連中は「退屈」を催すかもしれんが、会話の中からヤクザ社会の道理のようなものが見えてくる。堅気からすれば、割とくだらないことにこだわってたりするんだなと。さらに、その会話の殆どが罵声に罵倒だ。なもんだから、まるで威勢がいいだけの子供の喧嘩みたいなのだ。

 獄中で刺された大友が実は生きていたってのには、正直言って「ありゃりゃん」だが、抗争劇に巻き込まれ、ヤクザ社会に嫌気がさしていた大友が出所後、結局は元の世界に戻ることになる。ここで、昔ながらの任侠映画のような展開を迎える。前作は抗争劇の行く末を冷徹に見つめていたのに対して、この路線変更はちょっと興味深い。大友は、ああ見えて義理人情に厚い人だったのだと。

 いいように振り回されて、ヤクザ社会のしがらみに嫌気がさしていた大友。前作ではあんなに威勢がよかったのに対して、この映画では殆ど覇気がない。照明の当て方のせいもあるけど、顔全体に暗い影がかかっているようで、その表情が殆ど読み取れない。そんな彼が、かつては敵であった木村の頼みでまたヤクザ社会に戻って来る。♪義理と人情、秤にかけりゃ、義理が重たい、男の世界♪ってなもんか。

 前作んときも思ったんだけど、この映画のヤクザ連中、どうもガードが甘いんだよね。親分たちが無防備なところを襲われたり、呼ばれたからってノコノコと出向いたり。まあ、内部抗争ということで、同じ盃を交わしたもん同士だから手荒なことはしないだろうという油断みたいなものがあるのかもしれんが。ボディガードもどっか役立たずなところがあるし。俺は任侠映画に疎いんで、その辺のことはよく知らん。

 前作では冷静に状況を見極めていた石原だが、若頭になったら途端に暴力性を剥きだしにする。見境なく怒鳴りつけ、暴力を振るう様を見ていると、明らかに虚勢を張っているのがよくわかる。根本的な部分では弱いヤツなんだか、それを悟られるとヤクザとしての威厳がなくなるから、あんな風に吠えているんだと。ピッチングマシーンの恐ろしい使い方!! グッタリとした顔に容赦なくボールがポンポンと当たるくだりが、痛ェ!!

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ ベスト10第2位
【レンタル】
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