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リンカーン(2012)

LINCOLN

メディア映画
上映時間150分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX)
初公開年月2013/04/19
ジャンルドラマ/伝記
映倫G
命をかけて夢見た
真の「自由」
リンカーン [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,057
価格:¥ 926
USED価格:¥ 919
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 Photos
リンカーンリンカーンリンカーンリンカーン

【クレジット】
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:スティーヴン・スピルバーグ
キャスリーン・ケネディ
製作総指揮:ダニエル・ルピ
ジェフ・スコール
ジョナサン・キング
原作:ドリス・カーンズ・グッドウィン
『リンカーン』(中央公論新社刊)
脚本:トニー・クシュナー
撮影:ヤヌス・カミンスキー
プロダクションデ
ザイン:
リック・カーター
衣装デザイン:ジョアンナ・ジョンストン
編集:マイケル・カーン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ダニエル・デイ=ルイスエイブラハム・リンカーン
サリー・フィールドメアリー・トッド・リンカーン
デヴィッド・ストラザーンウィリアム・スワード
ジョセフ・ゴードン=レヴィットロバート・リンカーン
ジェームズ・スペイダーW.N.ビルボ
ハル・ホルブルックブレストン・ブレア
トミー・リー・ジョーンズタデウス・スティーブンス
ジョン・ホークス
ジャッキー・アール・ヘイリー
ブルース・マッギル
ティム・ブレイク・ネルソン
ジョセフ・クロス
ジャレッド・ハリス
リー・ペイス
ピーター・マクロビー
ガリヴァー・マクグラス
グロリア・ルーベン
ジェレミー・ストロング
マイケル・スタールバーグ
ボリス・マクギヴァー
デヴィッド・コスタビル
スティーヴン・スピネラ
ウォルトン・ゴギンズ
デヴィッド・ウォーショフスキー
デヴィッド・オイェロウォ
コールマン・ドミンゴ
ルーカス・ハース
ビル・キャンプ
エリザベス・マーヴェル
バイロン・ジェニングス
ジュリー・ホワイト
グレインジャー・ハインズ
リチャード・トポル
ウェイン・デュヴァル
クリストファー・エヴァン・ウェルチ
S・エパサ・マーカーソン
クリストファー・ボイヤー
アダム・ドライヴァー
【解説】
 「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が、“アメリカ史上最も愛された大統領”エイブラハム・リンカーンの偉大な足跡を映画化した感動の伝記ドラマ。国が大きく分断された過酷な状況において、リンカーンはいかにして奴隷解放という大いなる目的を達成するに至ったのか、その知られざる政治の舞台裏を、理想のリーダー像という視点から丁寧に描き出していく。主演は本作の演技で「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に続いて、みごと3度目のアカデミー主演男優賞に輝いた名優ダニエル・デイ=ルイス。共演はサリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズ。
 南北戦争末期。国を二分した激しい戦いは既に4年目に入り、戦況は北軍に傾きつつあったが、いまだ多くの若者の血が流れ続けていた。再選を果たし、任期2期目を迎えた大統領エイブラハム・リンカーンは、奴隷制度の撤廃を定めた合衆国憲法修正第13条の成立に向け、いよいよ本格的な多数派工作に乗り出す。しかし修正案の成立にこだわれば、戦争の終結は先延ばししなければならなくなってしまう。一方家庭でも、子どもの死などで心に傷を抱える妻メアリーとの口論は絶えず、正義感あふれる長男ロバートの北軍入隊を、自らの願いとは裏腹に黙って見届けることしかできない歯がゆさにも苦悩を深めていく。そんな中、あらゆる手を尽くして反対派議員の切り崩しに奔走するリンカーンだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:Kircheis投稿日:2014-08-21 12:44:44
【ネタバレ注意】

リンカーンの奴隷解放のための戦いと、苦悩を描いたスピルバーグ渾身の一作。

主演のダニエル・デイ・ルイスはもちろんのこと、全てのキャストが素晴らしい演技を見せている。

南北戦争自体は映画などでもしょっちゅう取り上げられる題材なのでなじみがあるが、この憲法13条修正案のくだりは初めて知った。
安易な憲法改正はあかんなと改めて実感。

トミー・リー・ジョーンズの演じたスティーブンス下院議員が奴隷解放の急進派となった理由が愛にあったというシーンは感動的だが、実話かどうかは定かではないらしい…。

投稿者:bond投稿日:2014-03-03 08:28:49
奴隷解放に至るまでのアメリカの生みの苦しみ、リンカーンの苦悩がよくわかった。映画全体はオスカーものとはいかないが、主演男優賞ものの演技。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2014-03-02 03:51:33
スピルバーグの歴史モノって、ラストがいつも物足りない。
投稿者:新生投稿日:2013-06-14 20:59:02
【ネタバレ注意】

この「リンカーン」はスピルバ−グだけに予想を超えたストーリー展開とシチュエーションでした。
戦闘シーンもほとんどなく、リンカーン暗殺シーンや「人民の人民による人民のための政治」で有名な演説シーンもない。

時期と場所も限られ、南北戦争終了前の1865年1月のワシントンD.C.の議会です。
物語の大半は、リンカーンと共和党の閣僚たちが奴隷制度撤廃の法案を合衆国憲法に定めるまでの過程を描いています。

上院議員は、共和党が多く、問題ないのだが、下院は民主党員が多く、合衆国憲法改正のための3分の2の議席が獲れない。
20票足りないので、その20票を獲得するための苦労と闘いをリンカーンの苦悩と人間味を織り交えて描いています。

まるで今の安倍政権に警告を発しているような作品です!
96条改正などと姑息な手段を使わず、憲法改正を唱えるならリンカーンのように堂々と3分の2の議席を獲りなさい。
リンカーンのような時の権力者で、人気もあり愛される大統領でさえ「議員の3分の2以上の賛成」を改正するなどという恥ずかしい真似はしなかった!
安倍政権及び憲法改正を唱える人はこの映画をぜひ観て、96条改正がいかに品位がないことかを痛感して欲しい。
国際的にも恥ずかしいことです!!

話がそれてしまいましたので、本題の映画自体の感想は、主演のダニエル・デイ・ルイスはアカデミー主演賞を獲った「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を観ていますので、好演は目に見えていました。

私の関心は、助演陣にありました。
特に「ノーマ・レイ」「プレイス・イン・ザ・ハート」でアカデミー主演女優賞を獲ったサリー・フィールドが悪妻で有名な大統領夫人をどのように演じるかに関心がありました。
上記2作品が好きな作品だったので、楽しみにしていたのですが、見事期待に応えてくれました。

悪妻で神経症になったのは、“母としての愛”からです!
息子を戦争で亡くし、長男も反対を押し切って軍隊に志願する。
その心労で神経症になり、リンカーンを非難し、責める。
また、戦争を早く終わらせるために急進派の急先鋒であるトミー・リー・ジョーンズを説得するシーンがありますが、このシーンはなかなか面白かったです。

要するにメアリーは平和を愛する母であり、普通の人々(people)の一人なのです。
ラストはリンカーンと二人一緒に笑顔で馬車に乗るシーンがあり、思わず嬉しくなります。

助演のトミー・リー・ジョーンズもデヴィッド・ストラザーンも味があり、なかなかよかったです!
トミー・リー・ジョーンズが憲章を家に持ち帰りますが・・・待ち受けていたのは泣けるシーンです。
映画は総合芸術であることを改めて教えられた作品です。

投稿者:黒美君彦投稿日:2013-05-22 13:59:56
【ネタバレ注意】

気合いを入れて観ようとしたが、体調が今ひとつだったことも手伝って、あっという間に眠りの世界へ…zzz
正直退屈だった。
個人的に「ディベート・ムービー」と呼んでいるが、間断なく続く対話、台詞の応酬は映画的テンポには合わず、それも睡魔を助けたように思う。

奴隷解放を訴えたリンカーンが、実は理想主義者ではなく、場合によっては南北戦争終結のために奴隷制度を続けることも検討していたリアリストだった、というのはよく知られた話だが、だからといって民主党議員を議会で寝返らせるための議会工作をえんえん見せられても…と思ってしまった。
米国の観客はまた異なる感慨をもって観るのかも知れないが、正直期待が大きかった分だけがっかり。

投稿者:なちら投稿日:2013-05-19 18:42:17
リンカーンに然して興味が無いのにみちゃった人のコメントですよ〜。

南北戦争については興味があるのでちょっと迷ったが足を運んでみたらさ、
法案が通るか通らないかを延々やってるのね。やられたね。
途中から自分の中での主人公はトミーリーになってたからね。
情熱を注いだ理由は愛のためだったんだねー。

映画とは関係ないけど、リンカーンは人権の為に力を尽くしたのに、
なぜ原住民はいっぱい殺したのかね?それを知りたいよ。
投稿者:mototencho投稿日:2013-05-02 07:20:21
政治家の使命は人のために尽くすこと。それは汚れ仕事(議会工作)も含まれる。歴史上最も人気のある大統領を“人と人の間にいる”男として描いたスティーヴン・スピルバーグ。派手なシーンではなく、ひたすら無名の人々と会話する場面がたまらない。http://mototencho.web.fc2.com/2013/lincoln.html
投稿者:GRINDHOUSE投稿日:2013-05-01 21:30:21
【ネタバレ注意】

allcinemaで映画レビュー始めました。
スピルバーグ監督の映画を劇場で観るのは3度目。
実はエイブラハム・リンカーンをよく知らないので、これを機に歴史のお勉強をと思ったら伝記映画だけど生涯を扱った映画ではなくて、奴隷制の憲法改正に取り組む話がメイン(予告編でもそう言ってるでしょ)。南北戦争を背景に政治的駆け引きが映されていて、評決の場面はもう見てるこっちまで緊張した。

トミー・リー・ジョーンズが出てきたとき客席からやさしい笑いが聞こえた。

投稿者:ビリジョ投稿日:2013-04-24 14:44:15
【ネタバレ注意】

 手元にある「世界の歴史」(中公文庫)にはこんな感じで書かれている。「彼は、もちろん奴隷反対論者であったけれでも、政治家としては漸進論者であった。究極的には廃止すべきだが、すでに奴隷制度を保持している南部の諸州の制度をただちに変えることを主張したのではなく、これ以上奴隷州を増やすことに反対し、そうすることによって合衆国の分裂を阻止しようと試みたのであった」

 映画の中のリンカーンも、要するにそんな感じの人であった。英雄というよりも、苦悩し策略し、妥協と信念の狭間で揺れ動くしたたか且つ柔軟な政治家として描かれていた。非常に重層的であった。熱いようで熱くない。スピルバーグは凄い。

 カッコよすぎるという気もしたし意外に地味だなという気もしたし。

 偉い人の映画って往々にして面白くないのだが本作は面白かった。熱く突っ走るだけが能じゃないというメッセージが非常に今日的だなとも思った。

 人間は平等なのである、とも思った。アラブ人とイスラエル人も平等。アメリカ人とイラク人も平等。白人と黒人と先住民族も平等。日本人と中国人と朝鮮人も平等。

 ダニエル・デイ・ルイスは素晴らしいのだがほかの俳優も、何かゾクゾクするすごさだった。

 ※ラストはもうひと工夫欲しかったなあ。

 館内、多数を占めていたのは中高年の男性であった。ある年齢以上の男性にとってはリンカーンというのは特別の存在なのだろう。

投稿者:uptail投稿日:2013-04-24 12:22:50
演出:8
演技:8
脚本:8
音響:8
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2013-04-22 20:33:47
【ネタバレ注意】

20世紀FOXのタイトルの前にいきなりバーンとスピルバーグが現れ「日本の皆さんこんにちは」から始まります。そして何故この映画を撮ろうと思ったのかを語りだします。というのも映画の内容がちょっと話が込み入っていて、なじみが薄い日本人にはわかりづらいかなーと思ったんでしょう。多分。なので込み入った話が苦手な人のために思いっきりネタバレになりますが、少し解説します。リンカーンは二期大統領を務めていますが二期目の選挙の際、「今度の選挙は奴隷制度改革解散だ」(by小泉純一郎)てな感じになったわけです。見事支持を得て就任二期目、過去に一度否決された合衆国憲法修正第13条を再び議決にかける決意をします。この修正第13条というのは「奴隷制度なんてものはアメリカに存在してはいかんのです」という内容です。これは州法でこれを可能にすることを排除するためです。一方、議会はねじれ国会みたいになっていて、上院は大統領所属の共和党が多数を占めているので問題ないのですが、下院は三分の二に足りず民主党の票を切り崩す必要があります。そこで工作員を使う決断をします。具体的には天下り先を用意します。エグイッ! 角栄っぽいぞリンカーン。その他「脅しと愛情」(by三国連太郎)を使ったりして切り崩しに成功するのですが、ここに南軍から和平交渉の使節団が来ちゃうんです。まぁ大変! 何故って、この修正第13条は南北戦争の戦争理由なんです。戦争が終わってしまったら「通さなくてもいいじゃん」てことになってしまいます。というのもこの修正第13条にはもれなくおまけがついてきてしまうのです。それは奴隷制度をなくすということは自動的に黒人と白人が平等になり、ひいては投票権や参政権も認めることになんじゃねーの?(by民主党員)的なことです。女性の参政権を認めることすら嫌な議員たちが賛成に票を投じる可能性はゼロに等しくなってしまいます。かといって使節団の存在を隠ぺいすれば大統領は議会を欺く大罪を犯すことになります。リンカーンたち賛成派はどうやってこのピンチを乗り切るのでしょうか? それは見てのお楽しみ袋…。

投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2013-04-21 21:01:11
さすがスピルバーグ!
この題材を、スピルバーグが、今日映画にするのなら、必ず押さえるはずのことが、きっちりと描かれている。
きっと期待に応えてくれると信じていたぞ。

この続きは『声をかくす人』で:-)

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-408.html
投稿者:ASH投稿日:2013-04-20 00:12:42
【ネタバレ注意】

 そんなわけで、2012年度のオスカー作品賞候補9作品中、いっちゃん観たかった映画は何かと言えば、実はこの「リンカーン」だったもんだから、俺にしては珍しく期待でテンパった状態で鑑賞に臨んだのだがこの展開には、正直、拍子抜けしたわ。本年度の「肩透かし映画」癸院とはいえ、これは失望という意味ではないんだな。期待外れがその作品への嫌悪へと変化する、ってのとも違うんだよな。

 だってさぁ、スピルバーグがリンカーンを撮ると聞けば、当然、ゲティスバーグの戦いをメインにした戦争スペクタクル映画になってるもんだとばかり思うじゃんよぉ。なんせ、冒頭は銃剣で突っつき合う兵士たちのシーンで始まるもんだから、「プライベート・ライアン」再び!! って思うじゃねぇか。ところが、この映画、戦場のシーンはこれぐらいなもんで、その後の展開にはちょと驚いたわ。

投稿者:カール犬投稿日:2013-04-05 16:31:11
【ネタバレ注意】

今、最強のメソッド俳優 ダニエル・デイ=ルイス。

その彼に第16代アメリカ合衆国大統領リンカーンが憑依しています。

どの角度をどう見ても、こりゃリンカーン。

この作品の一番の褒めどころは、ダニエル・デイ=ルイスの演技。
で、間違いないです。

9点は神懸かり的な演技を見せてくれたダニエル・デイ=ルイスに捧げます。

その上で言わせてもらえば、
この映画のライティングは最高じゃないでしょうか。
彼の表情に印影をつけた照明さんはすごい(CG仕上げ加工ありだろうけど)
これによってリンカーン度数(なんじゃそりゃ)が
とんでもなく跳ね上がっています。

リンカーンが何をした人なのか?
かのゲティスバーグの演説と、劇場での暗殺くらいの知識しかない自分。

スピルバーグ監督だし またクサいヒューマンドラマで攻めてくるのか?
などと思っていると・・・

「はい、みなさん今日は歴史と政治のお勉強をしましょうね〜」的な(笑

南北戦争末期、戦争終結に向けた動きと同時進行で、
黒人解放宣言後の修正法案を通す通さないで
大揉めに揉めているアメリカ議会での顛末が主軸となります。

アメリカ人にとって憲法修正第13条はたいそう重要らしいです。
(自分まったくの勉強不足で教科書広げられた状態で焦りますw)

今もむかしも議会制民主主義は数が多いもの勝ちだから。
その票取り合戦、政治圧力・賄賂工作は、なかなか興味深く
スピルバーグらしい手際の良さで飲み込みやすくもあったのですが、
(それこそ今もむかしも変わらないな...って印象かなぁ)

そういう政治的な大人駆け引きな内容が続くと、
正直誰がどの州のどの議員なのかも覚えきれない自分の興味はおのずと
リンカーンが降臨しているダニエル・デイ=ルイスの演技に集中。

常に真摯でありながら独自のユーモアで周りを笑わせるリンカーン。
悪妻の名も高きリンカーン夫人役・サリー・フィールドとのアプローチ。

サリー・フィールドの繊細でピリピリとした神経質で境界線スレスレな演技も
大変素晴らしいです。

家族としての痛みや、公人のパートナーとしての危うさや信頼を共有している二人の
夫婦として独特の絆が要所々々に手堅く表現されていて、
このリンカーン夫妻のたどった悲劇を考えると、とてもしんみりさせられました。

それと、この映画を観ながら脳裏に、
奴隷解放運動とその法案をイギリス議会に通そうとした
ウィリアム・ウィルバーフォースを描いた『アメイジング・グレイス』が
思い出されてしかたがなかったです。

卓越した俳優の演技を抜きに考えると、
スピルバーグ監督に、より理想の人物像という魔法の粉がまぶされ、
限られた時間軸の中での、短期戦のような濃厚な形態の『リンカーン』と、
どちらの映画の切り口が好きか?と問われたら・・・
良心と信念の長きにわたる道のりの『アメイジング・グレイス』かもしれないです。

投稿者:nabeさん投稿日:2013-04-01 00:55:17
リンカーンの奴隷制廃止の史実を忠実に再現した作品である。
主演のD.デイ=ルイスは、本作で史上初の三度目のオスカーを受賞したようにその重厚な演技が実に印象深い。ここに描かれているリンカーンは、決して派手な英雄ではなく、地味で頑固な中年男である。妻には四六時中ガミガミ怒られ、従軍を熱望する長男に入隊を許さなかったりと、実に普通の父親だ。また政治家としても、奴隷制廃止の票集めになりふり構わず暗躍したりして、結構ダーティな一面も見せている。
スピルバーグ監督は、この偉大な大統領を神話ではなくあくまでも身近な存在として描きたかったのだろう。それは裏返せば、現代政治へのリンカーンの待望論なのかもしれない。
投稿者:たんばのもり投稿日:2013-02-07 20:24:04
 1850年代のアメリカ合衆国は、貿易政策や奴隷制廃止運動(アボリショニズム)などによる利害対立で、大きく北部自由州と南部奴隷州に分かれ、混迷を極めていた。
 1860年、連邦の大統領選挙が連邦制や奴隷制を争点として行われる。
 当時の民主党は奴隷制をめぐり南北に大きく分裂し候補者を二人立て、対して共和党は穏健派のエイブラハム・リンカーンを立てる。立憲連邦党の一人を加え、選挙は四つ巴で行われるが、結局、選挙人投票でリンカーンが当選する。
 しかし、翌年のリンカーン大統領就任と前後して州の連邦脱退が相次ぎ、アメリカ合衆国は国家分裂の危機に直面する。
 そして、南北戦争が勃発するのである。
 この戦争は、当初は連邦制維持のための戦争であったが、次第に奴隷解放のための戦争に変わっていく。奴隷制容認派であったリンカーンも、1863年には奴隷解放宣言を行い、奴隷制廃止に向けて大きく舵を切っていった。
 1865年、4年間続いた南北戦争は、南軍の降伏によって終結するが、戦死者は62万人に及ぶ。これは、如何に奴隷制が頑固に根を張った制度であったかを物語っていた。
 そして、戦争終結の数日後、リンカーンは南部人ブースによって暗殺されるのである。この年の12月、憲法修正第13条の批准成立により、公式に奴隷制廃止。

 今やアメリカ合衆国は、黒人の大統領をも選ぶ国家となったが、現代でも矛盾を抱えた超大国に変わりはない。
 スティーヴン・スピルバーグは、このリンカーンをどのように描くのであろうか。そして何を伝えたいのか。この映画が“何故今なのか”見極めたい。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 ■ 主演男優賞ダニエル・デイ=ルイス 
 □ 助演男優賞トミー・リー・ジョーンズ 
 □ 助演女優賞サリー・フィールド 
 □ 監督賞スティーヴン・スピルバーグ 
 □ 脚色賞トニー・クシュナー 
 □ 撮影賞ヤヌス・カミンスキー 
 □ 作曲賞ジョン・ウィリアムズ 
 ■ 美術賞リック・カーター 
  Jim Erickson 
 □ 衣装デザイン賞ジョアンナ・ジョンストン 
 □ 音響賞(調整)Andy Nelson 
  Ronald Judkins 
  Gary Rydstrom 
 □ 編集賞マイケル・カーン 
■ 主演男優賞ダニエル・デイ=ルイス 
 ■ 脚本賞トニー・クシュナー 
■ 男優賞ダニエル・デイ=ルイス 
 ■ 助演女優賞サリー・フィールド 
 ■ 脚本賞トニー・クシュナー 
□ 作品賞(ドラマ) 
 ■ 男優賞(ドラマ)ダニエル・デイ=ルイス 
 □ 助演男優賞トミー・リー・ジョーンズ 
 □ 助演女優賞サリー・フィールド 
 □ 監督賞スティーヴン・スピルバーグ 
 □ 脚本賞トニー・クシュナー 
 □ 音楽賞ジョン・ウィリアムズ 
□ 作品賞 
 ■ 主演男優賞ダニエル・デイ=ルイス 
 □ 助演男優賞トミー・リー・ジョーンズ 
 □ 助演女優賞サリー・フィールド 
 □ 脚色賞トニー・クシュナー 
 □ 作曲賞ジョン・ウィリアムズ 
 □ 撮影賞ヤヌス・カミンスキー 
 □ プロダクションデザイン賞Jim Erickson 
  リック・カーター 
 □ 衣装デザイン賞ジョアンナ・ジョンストン 
 □ メイクアップ&ヘアー賞 
□ 作品賞 
 ■ 主演男優賞ダニエル・デイ=ルイス 
 □ 助演男優賞トミー・リー・ジョーンズ 
 □ 助演女優賞サリー・フィールド 
 □ アンサンブル演技賞 
 □ 監督賞スティーヴン・スピルバーグ 
 ■ 脚色賞トニー・クシュナー 
 □ 撮影賞ヤヌス・カミンスキー 
 □ 編集賞マイケル・カーン 
 □ 美術賞リック・カーター 
  Jim Erickson 
 □ 衣装デザイン賞ジョアンナ・ジョンストン 
 □ メイクアップ賞 
 ■ 音楽賞ジョン・ウィリアムズ 
□ 男優賞ダニエル・デイ=ルイス 
【ニュース】
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MTV映画賞、ノミネーション発表2013/03/06
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アメリカ製作者組合(PGA)賞、結果発表2013/01/28
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【ソフト】
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