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ゼロ・ダーク・サーティ(2012)

ZERO DARK THIRTY

メディア映画
上映時間158分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ギャガ)
初公開年月2013/02/15
ジャンルサスペンス/戦争/アクション
映倫PG12
ビンラディンを追い詰めたのは、
ひとりの女性だった――

<9.11>から10年――
彼女を駆り立てたのは、
使命か、執念か。
ゼロ・ダーク・サーティ スペシャル・プライス [Blu-ray]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 1,391
USED価格:¥ 832
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 Photos

【クレジット】
監督:キャスリン・ビグロー
製作:キャスリン・ビグロー
マーク・ボール
ミーガン・エリソン
製作総指揮:コリン・ウィルソン
テッド・シッパー
グレッグ・シャピロ
脚本:マーク・ボール
撮影:グレイグ・フレイザー
プロダクションデ
ザイン:
ジェレミー・ヒンデル
衣装デザイン:ジョージ・L・リトル
編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ
ディラン・ティチェナー
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:ジェシカ・チャステインマヤ(CIA分析官)
ジェイソン・クラークダニエル(CIA諜報員)
ジョエル・エドガートンパトリック(米海軍特殊部隊)
ジェニファー・イーリージェシカ(CIA分析官)
マーク・ストロングジョージ(マヤの上司)
カイル・チャンドラージョセフ・ブラッドリー(CIAイスラマバード支局長)
エドガー・ラミレスラリー(CIA特殊部隊)
ジェームズ・ガンドルフィーニレオン・パネッタCIA長官
クリス・プラットジャスティン(米海軍特殊部隊)
フランク・グリロレッド中隊司令官
ハロルド・ペリノージャック(CIA諜報分析官)
レダ・カテブアンマル
ジェレミー・ストロング
スコット・アドキンス
マーク・デュプラス
ファレス・ファレス
テイラー・キニー
ヘンリー・ギャレット
ホマユン・エルシャディ
ジュリアン・ルイス・ジョーンズ
ジェシカ・コリンズ
フレドリック・レーン
ジョン・バロウマン
アリ・マルヤル
マイク・コルター
スティーヴン・ディレイン
シモン・アブカリアン
クリストファー・スタンリー
タシャール・メヘラ
ヨアヴ・レヴィ
カラン・マルヴェイ
【解説】
 「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督&マーク・ボール脚本コンビが、米海軍特殊部隊“ネイビー・シールズ”によって遂行されたオサマ・ビンラディン暗殺をめぐる驚愕の舞台裏を、ビンラディン追跡で中心的役割を担ったCIAの若い女性分析官を主人公に描き出した衝撃の問題作。当事者たちへの入念な取材によって明らかとなったリアルな追跡作戦の行方をスリリングに描くとともに、10年にわたる勝者のない戦いの果てに辿り着いたアメリカのいまを見つめる。主演は「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」「ツリー・オブ・ライフ」のジェシカ・チャステイン。
 巨額の予算をつぎ込みながらも一向にビンラディンの行方を掴めずにいたCIA。そんな手詰まり感の漂うビンラディン追跡チームに、情報収集と分析能力を買われたまだ20代半ばの小柄な女性分析官マヤが抜擢される。さっそくCIAのパキスタン支局へ飛んだ彼女だったが、取り調べの過酷な現実に戸惑いを見せる。そんなマヤの奮闘もむなしく捜査は依然困難を極め、その間にもアルカイダによるテロで多くの命が失われていく。そしてついに、マヤの同僚ジェシカがテロの犠牲になってしまう。以来、個人的な感情にも突き動かされ、これまで以上にビンラディン追跡に執念を燃やしていくマヤだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
218 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:ノリック007投稿日:2017-06-25 13:02:56
この作戦は、2061年までは、国家秘密とされています。
長生きしないと、真相はわかりません。

米国政府が行っている世界規模の盗聴が良く描かれています。
米国政府があなたのメールアドレス、電話番号を入手したら、
あなたにプライバシーはなく、自由もありません。
メールアドレスや電話番号は、個人情報ではありますが、
秘密ではなく、どこからでも入手可能です。
そして、一度リストに載った名前は永遠に残ることになります。

クローン携帯電話やクローンiPhoneは、正式に契約された携帯電話と
全く同じ電話番号を 持ち、事業者側でその識別が不可能な端末であり、
第3者が利用し、盗聴できるという携帯電話やiPhoneです。

クローン携帯電話やクローンiPhoneの存在は、ベッキー不倫騒動や
「ボーン・スプレマシー」で描かれていて噂になっていましたが、
実際に存在するという現実を突きつけられると、心が折れそうになりますが、
何もしないリスクについて考えると、声を上げていかなければと思います。


以下のことを理解していないとストーリーについていけないので大変です。
・国名、地名
・アルカイダの人名や人間関係
・世界各地で起きた事件

たくさんの証言や自白がありますが、真実で重要なのは僅かなので、
ウサマ・ビン・ラディンの殺害に至る過程がいかに困難なものであるかが
よく描かれています。

鑑賞する人も、それなりに事前に情報を理解していないと何がどうなっているのか
さっぱりわかりません。
http://www.geocities.jp/internetshow2000/
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-09-03 01:50:45
ラストが印象的。
投稿者:黒美君彦投稿日:2014-09-05 00:33:16
【ネタバレ注意】

CIAの女性分析官マヤ(ジェシカ・チャスティン)が同僚の爆死や様々な障害を乗り越え、見事オサマ・ビンラディン殺害に成功しましたとさ…というお話。
拷問のシーンが手ぬるいとか(それでも上院議員が抗議したとか)、政治的背景が取り沙汰される作品ではある。いずれにせよ権謀術数の数々を駆使してテロリスト集団を追跡し、ついにビンラディンを殺せたのだから、米国的には万々歳なのだろう。

個人的には徒労感と虚しさがつきまとった。映像には迫真性がそれなりにあり、エイリアンの如く描かれるアラブ人には嫌悪感を抱かざるを得ない作りではある。
陽気な同僚(三児の母でもある)は自爆テロによって殺されちゃうし、恨みが高まるのもわかるけど。
結局殺し合いによってしか、この世界はバランスを保てないのか…という徒労感。最終的には憎悪のみがこの世界を形作っているのか。そんな虚しさ。
敵と味方は表裏一体だ。

目の前で両親を完膚なきまでに射殺された子供たちは、やがてムジャヒディンとして新たなテロを企てるだろう。
憎しみの連鎖はどこまで続くのか。嘆息。

神経質そうなイメージのあるジェシカ・チャスティンは好演している。

投稿者:リベルタド!!投稿日:2014-02-24 14:48:24
【ネタバレ注意】

実話ベースの社会派。おまけに長尺なもんだから、観るのに勇気がいった一本。
でも観て良かった。160分あっという間。
ニュースで単発に報道されていたそれぞれのテロ事件。その点と点が線となり、10年の歳月を経てビンラディンを追い詰める。
アメリカの執念と意地と決意がにじみ出ていた。特に拷問や銃撃戦などの生々しさはドキュメンタリーかと思うほど。
そこまでしないと“自由”は守れないだろうな。

投稿者:bond投稿日:2014-02-23 12:16:52
膨大な情報を地道に分析そ追い詰めていくのだが、組織行動のため、無駄な労力も多い。中近東ってわかりにくい。緊迫漂い、最後まで目が離せない。近年の中では傑作。
投稿者:uptail投稿日:2013-12-12 14:50:02
演出:8
演技:7
脚本:7
音楽:7
投稿者:あーぼう投稿日:2013-10-29 17:34:30
実際にあったことなので政治的な話を抜きに観るのは難しいのかもしれないが、単純にサスペンスアクション「映画」として傑作である。アメリカに色々突っ込みたくなるだろうが抑制は効いていたと思う。

「ハートロッカー」は無駄なシーンが多いと感じたが、今作はその長さと裏腹に無駄が削ぎ落とされており、最後まで緊張感が維持されていた。日本でお馴染みのハリウッドスターが出演していないのも理由の一つだろうか。「アルゴ」よりも全然面白い。
投稿者:ピースケ投稿日:2013-09-14 15:38:05
本当に実話に基づいているのかどうかは知る由もないが、
映画としては終始緊張感が漂い、157分間飽きずに観れた。
投稿者:namurisu投稿日:2013-09-04 13:12:05
終わった。また、はじまった。
投稿者:gutis投稿日:2013-04-29 11:47:21
女CIA分析官がアルカイダのオサマビンラディンのアジトを探し出し、特殊部隊がアジトを急襲して一味を暗殺するまでを、ハートロッカーの女流監督が関係者への聞き取りをもとにドキュメンタリータッチで描いています。CIA諜報員が冒頭でアルカイダの一員を拷問にかけるシーンや、急襲場面で一味の家族を無造作に射殺するシーンなどは、ここまで撮っていいの?と心配になるほどです。仲間を自爆テロで殺されたCIAが非合法な暗殺に突き進む様は冷静に見れば正当化出来ないのでしょうが、動物的本能でやられたらやりかえす成行きについ喝采してしまいました。
投稿者:Normandie投稿日:2013-03-08 22:53:12
ヒットラーはいかにして無知なドイツ国民を欺いた末にWW兇愼佑蛋ったのか。
見終わってやはりキャスリーン・ビグローの愛国心に溢れた映画だと感じた。
そもそもあの時殺害されたビンラディンは本物か?誰も確かめようがないはず。
それが証拠にビンラディンは2011年以前に持病で死んだという米国政府中枢関係者の告発も存在する。
射殺後に彼は火葬され、遺灰は海にまいたという発表だった事は記憶に新しい。
しかし米国側の情報だけが頼りの上ではなおさら信ぴょう性に欠けるではないか。
「ハートロッカー」ではまんまと罠に引っかかり彼女はメジャー系はなく独立した
映画監督である、なーんちゃって言ったけど、ハリウッドの業界人そのもの。
それは米国に偏った見方だと思われないよう拷問シーンは酷くなく少なめ。実際はもっと酷かった。
心理描写も的確にすることにより最後は観客の同情を誘うような演出です。
でも、それがどうした?こんな事やっても第二のビンラディンは生き続けるし、
悪は絶対に無くならず、それどころかいつだってエキサイティングさ。
9.11は中東諸国の米国に対するかねてからの政治的鬱憤がたまった末に引き出されたが、真実は中東の石油の利権に絡み米国側がテロを事前に察知していたにも関わらず
激突を阻止しなかった(できなかったではない)当時の政府の責任であり正に「自爆テロ」そのものである(笑)
自国の利益を生むため、莫大な国家予算を使い中東やパレスチナの民間人を殺し続ける戦争は真っ平ゴメンだ。
いつも西側の権力者側から語られる映画が多くて、なぜ中東側から反論するような映画が出てこないのでしょうか。
発展途上国からの養子取りをハリウッドセレブに流行させた、A・ジョリーはなぜ
パレスチナやイランやイラクから養子を取らないのか?
CIA局員が自爆テロでやられるシーンや、ロンドンの爆破シーンにはカタルシスさえ感じるね。
局員は国家の為に死んでいる存在なのだから、彼らがどうなろうと知ったことではない。
すかさず劇中で、亡くなった局員は3児の母だったというセリフも白々しい。
それではイラクでの、米国軍の空爆で亡くなった人達は誰かの家族であったはず。
よく恥ずかしげもなくこんな映画を撮るなと鑑賞中ずっと吐き気がする程だった。
繰り返すが仮想「ビンラディン殺害お祝い」の締めとして、巧妙に撮られた映画であることは明白。
オスカー授賞式で大統領夫人がプレゼンターとして出た事が確たる証拠。「アルゴ」も同じく。
アルゴの「批判は見当違い」コメントはあんたこそ見当違いなんだよ、脳天気野郎。
女性局員も帰国後は晴れて要職に着くはずだから、あのラストシーンの涙も嘘くさくて、巧妙な演出だ。
また世界を敵に回して次の9.11が起る可能性が出てくるだろうし、学習能力がない米国人には未来はない。
銃規制法も進まないみたいだし、人命より権利が大事な国だから子どもだろうが大人だろうがどれだけ死んでも同情せんけどね。
もとい、少なくとも米国はイスラム社会から手を引くべきで、要は米国自身がその鍵を握っている。
隣家の庭に立ち入るべからず、を肝に命じるべし。要はほっとけって事。
投稿者:glamfreak投稿日:2013-03-08 11:21:16
『ハート・ロッカー』でも物議をかもした監督だが、どう見ても、戦争や拷問を肯定しているとは思えない。その証拠のひとつがサウンドトラックだ。むしろ、丁寧に事実を描くことで、盲信的な反対論に走るのを避け、より広範囲の客層の目を引きつけている。

本作でも、個人をあぶり出す“森ばかり見ずに木を見る”視点が女性らしい。ただ、とりわけ今回は、“味方”の側にも“敵”の側にも正義がまったくない。残るのは虚しさだけだ。自分の足で立てる夜におすすめしたい映画。
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2013-03-02 18:30:34
007シリーズがいくらカラーを変えようとも、あんなスパイがいるはずないという点で常にリアリティは損なわれる。
その点、本作はアクション映画でありながら、実話を売りにすることでリアリティも感じさせようとしており、興味深い試みである。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-397.html
投稿者:江川良名投稿日:2013-03-02 12:56:26
同時多発テロから10年後の2011年に首謀者ビン・ラディンがアメリカ軍の特殊部隊に殺害された事件を再現したドキュドラマ。CIAの地道な活動の末、やっと突き止めた潜伏場所を襲撃する場面の迫真性は尋常じゃなく、標的の顔を見せない事で、勧善懲悪的なカタルシスを排除している。「ハートブルー」の監督が、前作「ハート・ロッカー」を経て辿り着いた最高作。
投稿者:verkhovensky投稿日:2013-02-28 20:50:52
私は21世紀の映画中、その新しさと出来の良さで一番感服したのは、今のところ「ハート・ロッカー」です。そしてこの「ゼロ・ダーク・サーティ」は勝るとも劣らぬ傑作です。

 アカデミー賞を取つた「アルゴ」は、悪くはないが、ラストの空港の追ひつ追はれつが、いかにも無理やりこじつけたクライマックスに見えるので、私はあんまり評価しません。それにひきかへ、「ゼロ・ダーク・サーティ」の奇襲の場面は何とよく撮れてゐることでせう。もつと派手な、飛んだり跳ねたり吹つ飛ばしたりのアクション映画より断然迫力があります。通信員特定からビンラーディンの邸発見のシークエンスも大変優れてゐます。

拷問も含め追跡の全貌がわかるやうになつてをり、とつてつけた批評がなく、感傷も最小限。あれだけの困難な仕事だつたのだから、ヒロインが最後に涙を見せるのは人間として自然です。政治的な意味などありません。

復讐に燃えたアメリカ側だけを描いてゐるのですから、さういふ視点しか現れないのは当たり前で、むしろビグロー監督は、なるべく一方的にならないやう抑制してゐるのです。

「ユナイテッド93」と併せ必見の名作であります。
投稿者:ビリジョ投稿日:2013-02-27 09:07:36
【ネタバレ注意】

 これだけCIAに寄り添った映画を他に知らない。CIAの人はこの映画を見て拍手喝采なのだろうか。

 いろんなことを想像しながら観た。アメリカ人の観客はラストで「ヒャッホー」と歓声を上げるのだろうか、とか。
 もし自分自身が家族を9・11で失っていたら映画で描かれたCIAを応援するのだろうか、とか。
 イラク人やアフガニスタン人はこの映画をどんな感じで観るのだろうかとか。

 イラク戦争で米軍に従軍した日本人の某記者が書いていたが、ずっと米軍と一緒にいるとどうしても米軍側に心情が傾いてしまうのだそうだ。ジャーナリストとして中立を保たなければいけないのに、イラク側への攻撃が成功した瞬間に米兵と一緒に歓声を上げてしまった自分を悔いていた。この映画もそんな感じだろうか。ずっとCIAを取材しているうちに、どうしても感情がCIA側にのめり込んでしまったというような。

 第二次大戦が終わった時に、日本人の多くは「ああ、もう戦争はこりごりだ」と思ったはずだ。戦後の言論・思想は、多かれ少なかれこの「もう戦争は嫌だ」という感情に左右されている。この映画に対して少なからぬ日本人が違和感を感じるとすれば、この「戦争は嫌だ」的な思いが作品の基盤に無いためだと思う。

 第二次大戦が終わった時の「戦争は嫌だ」的な感情は勿論日本人の話で、アメリカ人はそれとは違った感情を抱いただろう。アメリカ人が「戦争は嫌だ」と考えたのだとしたら、それは恐らくベトナム戦争の時だ。イラク戦争やアフガンのときも「第二のベトナム化を防げ」みたいな言い方がしばしばなされた。ビンラディンの殺害成功は、言ってみれば「ベトナム化」を避けるのに成功した事例とも言えるわけで、要するにアメリカ人たちは「いい気分」を味わえたわけだ。本作は、少なくともアメリカ人が「いい気分」を味わうことのできる映画ではあるのだろう。

 この映画監督のいかがわしさは前作でよく分かっていたので、今更な反感は感じなかった。ただ、この映画に拍手喝采を送るほど、俺は「アメリカ人化」していないということは認識できた。

 採点不能なので半分の5点。

投稿者:mototencho投稿日:2013-02-22 06:15:46
【ネタバレ注意】

娯楽性に乏しく見えるのは「アルゴ」を経ているからで、最も際立っているのがラストシーン。ベン演じるスパイはひと仕事を終えて帰る家があるけれど、輸送機を独占して帰国する彼女は涙する。「フェイク」のラストでジョニー・デップは無表情でしたけれど、達成感のない仕事というのも確かにあるのかもしれない。http://mototencho.web.fc2.com/2013/zerodth.html

投稿者:ローランド投稿日:2013-02-17 22:08:11
  自ずからアカデミー賞の有力候補だなんてアピールされると反発もしたくなるけど、確かにこの作品はそれだけのものを持ってまして、監督二度目になる作品賞はともかくとして、悪くても主演女優賞は間違いないのではないかと思わせられます。 ジェシカ・チャステインを主演にしたのがお手柄で、無駄も甘さも一切ない158分間なんだけど、身を入れて画面を凝視し緊張感を持続するのに、この女優さんがどれほど貢献していることでしょう。  

  当時テレビニュースで、オサマ・ビンラデインを殺害したとアメリカが興奮しているのを、そんなものなのかなって少し冷ややかな思いをもってみていたのだけど、この映画を観ると、当事者としたらそれだけのものがあるのは当然だったのだろうなって気になります。 実行に向かって決断しない上司に対して業を煮やし牴燭發靴覆ったというリスクを考えたか瓩版ることで上のほうが動き出しますが、現状を変えることで起こるリスクに怯えて牴燭發靴覆ぅ螢好瓩覆匹蝋佑┐發靴覆に淕韻砲蓮△海海六廚錣最惷擇鮨ばしたくなる場面で、以前NHKでやっていた戦争責任がテーマの番組での爐笋泙靴沈黙瓩慮斥佞鮖廚そ个靴燭蠅靴討泙靴拭  

  何にしても、この監督は揺ぎ無い信念を持って、そのうえで完璧を目指しているのではないかと思うほどに、この長時間作品に無駄とか甘さを感じさせるところが一切ありませんでして、ここのプロフィールに爛▲デミー賞でも作品賞や女性として史上初となる監督賞をはじめ6冠に輝き、対抗馬だった「アバター」のジェームズ・キャメロン監督との元夫婦対決にも完勝して瓩箸△辰董▲ャメロンが3Dにこだわるわけが仄見えてきたような気になってしまったのだけど、これはうがち過ぎ、3D作品は軽視しながらも『アバター』はすばらしい作品との思いはしていて、オスカーを取れなかったのは運が悪く相手が手強かっただけなのだと。 ということは・・・・。 まだ観ていなかった『ハート・ロッカー』をレンタルリストに追加しよう。  

   イラク戦争は狢舂滅鵬兵器瓩鯡礁椶砲靴討い襪韻鼻⊇蕕瓩らそんなのはないと知りながら、経済危機を脱するために起こしたのでは?だなんて、うがち過ぎと言われそうな思いをずっと持っていたのだけど、この映画でもアメリカがそれを信じ込んでいたようになっていて、そうか、やっぱり邪推だったかって気になったのも、この監督の力量のせいでしょうか。
投稿者:ghost-fox投稿日:2013-02-17 21:56:54
【ネタバレ注意】

冒頭9.11犠牲者の悲痛な音声が流れるが
始まりはそこではない 
なぜWTCが、米国が標的になったのかを考えると感情移入しにくい 
ラストの彼女は何を思い涙したのであろうか

投稿者:メカゴジラ投稿日:2013-02-16 19:42:05
【ネタバレ注意】

 
一刻も早く観たくて、初日レイトショーで鑑賞。
タイトルは軍隊用語で「深夜0時30分」の意味だそうで。

ストーリーは非常にシンプル。
主人公であるCIAの情報分析官が、9.11テロを指示した主犯であるウサーマ・ビン・ラーディンをひたすら追い詰めるだけの話。
映画的な脚色も少なそうで、言い方は悪いが興味のない人も引き込まれるような「面白い」映画ではないと思う。
だがこのシンプルなストーリーが、2時間半強の上映時間を長く感じさせないほど緊張感にあふれている。途切れそうな糸を手繰るように情報を集め、ビン・ラーディンへ近づいていく主人公たち。組織の大物と連絡をつけたはずが犠牲となってしまう同僚。ついに居所を特定したのに、決断できない上層部のせいで数か月も何もできないジレンマ…そしてクライマックスの、(結果がわかっていても)手に汗を握る突入作戦。
なんつうかホント、ゴッツゴツに骨太な映画。観終わって「相変わらずこの監督さん男前や…」と感心してしまった。

一方でアメリカ側の、手段を問わず国家を挙げて一人の男を追い詰める、という「狂気」もきちんと描かれている。
拘束した相手を容赦なく凄惨な拷問と尋問にかけるCIA。クライマックスの突入作戦も、まるで異星の怪物みたいな暗視ゴーグルを装備した特殊部隊員たちが、消音器付きのライフルで冷徹に相手を射殺していく様子は、俺みたいなアクション映画好きが喜ぶ「活劇」ではなく圧倒的な「暴力」として描かれている。

そこまでして追い求めたビン・ラーディンの殺害を確認した主人公の、しかし空虚な表情。この映画最後の台詞、輸送機の乗員が彼女にかける一言「Where you wanna go?(あんた、どこに行きたいんだ?)」が強く印象に残る。

これは本当に面白かった。
アカデミー作品賞はどうだかわからないが、一級の作品だと思う。必見。

投稿者:ASH投稿日:2013-02-15 23:46:06
【ネタバレ注意】

 さて、オスカー作品賞候補9作品中、最も硬派な映画がコレだッ!!(って、全部観たわけじゃねぇが)。「アルゴ」もすごかったけど、まだあれはエンタメ色が強かったからサクッと観られたからいいようなものの、対してこの「ZDT」は鑑賞後にはちょっとした疲労感に襲われる。おまけに上映時間が2時間40分近くもあるし。

 ビグロー監督の前作「HL」はこのサイトでは賛否両論(若干、否が多め)だったけど、「ZDT」はハッキリと「否」と判断する連中が多いんじゃなかろうかと。まあ、他人の意見なぞ知ったこっちゃないが、ビンラディンを探し出そうと躍起になる主人公のエマの執念が、どのように受け止められるかで評価が決まっちゃうような。彼女はアメリカ的な正義を遂行しようとしているのか、それとも…。

 テロの首謀者を捕まえるという大義があったとはいえ、アメリカが行ってきたことは果たして正しいことだったのだろうか? 尋問、と言うよりは拷問と言える方法で情報を聞き出そうとするやり方には、俺も目を背けたくなる。正義と言う大義をかざせば、どんな非道なことでも許されるわけではあるまい。この映画は、そういったことをまざまざと見せつけてくれる。首謀者1人を殺すことは正義なのか? んなわきゃねぇだろうが!!

 当初は、職務としてコナしていたかのようなエマだったが、同僚の女性CIA局員を自爆テロで失ったことで、ビンラディンを捕まえることに執念を燃やすようになる。ある種の復讐心のようなものが、彼女の心に中で芽生えるわけだ。ここに人間の怖さがある。職務だったはずのものが使命になってゆく。それが正しい事なのかどうか、判断ができなくなってゆく。次第に目的を見失ってゆく…。

 あわてんぼさんは「HL」の時と同じくこの映画を「アメリカ万歳!!」映画と捉えてここぞとばかりに酷評をするんだろうけど、俺はかなり逆説的な映画だと思うんだよね。証言に基づいた映画と言うことで描かれていることは100%事実ではないんだろうけど、CIAの作戦はかなり非人道的だよな。ビンラディンを捕まえるためとはいえ、ステルスヘリを2機も飛ばすんだから。クライマックスの襲撃シーンなんて、俺には相当に非道な行為にしか見えんかった。それを知らしめるための映画、と、感じたんよね。

 アメリカ軍やCIAは現地人と仲良くやってました、ってそんな描写を少しでも入れてあるのであれば、そっちの方が「嘘やん!!」となるんじゃん。この映画を観て、アメリカ軍やCIAがやってきたことに考えをめぐらせるようにさせる方に意味があると思うんだよな。確かに、捉え方は人それぞれなのでいろんな意見や感想(評価は知らん!! ってか興味ねぇや)があっていいわけだけどね。

 しかし、確証があるわけでもないのに豪邸に潜んでいると睨み、ステルスヘリを2機も人んちの庭に降下(うち1機は墜落で器物破損!!)させるなんてスゲェよなぁ。しかも寝込みを襲うんだから、かなりひどいやり方だよね。ナイトゴーグルの緑色の映像は、どこから撃たれるか分からないような恐怖と緊張に溢れていて、文字通り手に汗握る。逮捕と言うよりは暗殺なもんだから、トドメを何発も撃ち込む。なんとも残酷ナリ!!

 これにてオスカー主演女優賞の候補になったジェシカ・チャステイン。ほぼ全編出ずっぱりで、彼女がこの映画を最後まで引っ張ったと言っても間違いないしょっ!! エマはビンラディン暗殺の報を聞いて満面の笑顔で「やった!!」とガッツ・ポーズをしないところが、この映画のいいところ。ラストの機内で見せたエマの涙は果たして何を意味するのか? 安堵なのか、達成感なのか、後悔なのか、それとも…。と、この余韻がまた、胸にズシンと響くんだよな。

 ガンドルフィーニ演じるCIA長官。べらんめぇ口調(?)で喋る横柄で憎たらしいオッサン。実際、CIA長官がこういう人なのかは知らんが、確かにあの貫録と威圧感はスゲェよな。他にもマーク・ストロング、カイル・チャンドラーと、最近よく見かける中年俳優たちがまたイイ。ビグロー監督の緊張感溢れる演出は今回も健在で、CIA施設に情報提供者を招き入れるくだりでのハラハラ感といったら、そりゃーもー!!(一瞬、黒猫が横切るのは演出か?!)。

 「アルゴ」と共に、この映画も監督賞の候補から外されたから、どちらも作品賞受賞は難しいかなぁと。

投稿者:黒津 明二郎投稿日:2013-02-15 20:22:50
ビンラディン追跡に執念を燃やすCIAの若き女性エージェントを中心に描く、諜報サスペンスの問題作だ。
2001年の同時テロから2011年の殺害作戦までの国家レベルの‘捕り物劇‘を扱うわけだから、その情報量や言及されるキャラの名前の多さ、それを駆け足でぽんぽんと捌いていくので、特に進展のない前半部は退屈する可能性がある。だが、後半とりわけクライマックスの襲撃シークエンスは全くもってビグローの豪腕振りにうならされてしまった。
同じ中東を舞台とした前作「ハートロッカー」と対比してみると、本作の立ち位置が分かりやすいと思うのだが、同じようにドキュメントタッチではあるけど、前作にはそれでも主人公に感情移入を許すストーリーがあったし、扱う範囲もミクロレベルで十分に全容が把握できた。だが本作はマクロレベルであり、鳥の目で俯瞰するようにスケールが大きくなっていて、舞台もあちこちに飛ぶし様々な人物が碌な説明もされず出入りするのである。
それはつまり、地べたに這いつくばるようにして爆弾を探した前作の主人公が預かり知らぬところの国家権力による暴力の行使がテーマなのであろう。こちらの女主人公は、基本的には安全な場所で偵察衛星のモニター画面を眺めるだけなのだ。
ボールの脚本は前作に劣るが、何とか‘鉄の女‘ビグローの演出で持ちこたえた感じか。あとは、フレイザーのキャメラによるクールな映像がいいしヒンデルのセットもよく忠実に作ってあるし、そしてやはりポールオットソンによる音響効果(銃撃音・爆発音)が痛みを覚えそうなほど凄い!
演技陣。チャステインはまずまず、クラークが素晴らしいしイーリーも短い出番だが印象に残るしガンドルフィーニが久しぶりに貫禄を示す。
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2013-02-15 19:43:12
【ネタバレ注意】

CIAのアルカイダ対策チームに配属された女性がビンラディンの居所をつきとめるまでを描いた本作。『アルゴ』のような脚色は排して事実に基づいて描いているため商業的な娯楽作ではない。そのため見る人の好みによって分かれるに違いない。ただ歴史的史実の内幕を追体験するという意味では、見る価値はある。しかし…、何の根拠もないのにアカデミー賞最有力という広告を打ったり、公開初日に大ヒット上映中というTVCMを流したり、誇大広告と言われても仕方のない宣伝の仕方はハッキリ言って問題だ。映画というのは、つくる方も博打だが見る方にとっても博打だ。変な期待を持たせてつまらなかったら観客は「騙された」と感じる。そうしたら映画館から足が遠のいていくだろう。信用問題は映画会社が思っている以上に重要だ。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演女優賞ジェシカ・チャステイン 
 □ 脚本賞マーク・ボール 
 ■ 音響賞(編集)Paul N.J. Ottosson 
 □ 編集賞ウィリアム・ゴールデンバーグ 
  ディラン・ティチェナー 
■ 作品賞 
 ■ 監督賞キャスリン・ビグロー 
 ■ 撮影賞グレイグ・フレイザー 
■ 編集賞ディラン・ティチェナー 
  ウィリアム・ゴールデンバーグ 
□ 作品賞(ドラマ) 
 ■ 女優賞(ドラマ)ジェシカ・チャステイン 
 □ 監督賞キャスリン・ビグロー 
 □ 脚本賞マーク・ボール 
□ 作品賞 
 □ 主演女優賞ジェシカ・チャステイン 
 □ 監督賞キャスリン・ビグロー 
 □ オリジナル脚本賞マーク・ボール 
 □ 編集賞ディラン・ティチェナー 
  ウィリアム・ゴールデンバーグ 
□ 作品賞 
 ■ 主演女優賞ジェシカ・チャステイン 
 □ 監督賞キャスリン・ビグロー 
 □ オリジナル脚本賞マーク・ボール 
 ■ 編集賞ウィリアム・ゴールデンバーグ 
  ディラン・ティチェナー 
□ 恐怖演技賞ジェシカ・チャステイン 
【ニュース】
『シャンタラム』映画化企画、監督にオーストラリアの新人を抜擢か2013/10/10
第39回サターン賞、結果発表2013/07/01
MTV映画賞、結果発表2013/04/15
MTV映画賞、ノミネーション発表2013/03/06
アカデミー賞、結果発表2013/02/25
第39回サターン賞、ノミネーション発表2013/02/21
アメリカ脚本家組合(WGA)賞、結果発表2013/02/18
全米興行成績、ブルース・ウィリス主演「ダイ・ハード/ラスト・デイ」が初登場首位2013/02/18
英国アカデミー賞、結果発表2013/02/11
全米興行成績、ジェイソン・ベイトマン&メリッサ・マッカーシー共演コメディが好スタート2013/02/11
アメリカ監督組合(DGA)賞、発表2013/02/04
全米興行成績、青春ゾンビ・ロマコメ「ウォーム・ボディーズ」が快心の首位デビュー2013/02/04
アメリカ映画俳優組合(SAG)賞、結果発表2013/01/28
アメリカ製作者組合(PGA)賞、結果発表2013/01/28
全米興行成績、ファンタジー・アクション「Hansel & Gretel: Witch Hunters」が初登場首位2013/01/28
全米興行成績、ギレルモ・デル・トロ製作総指揮ホラーが大ヒット・スタート2013/01/21
ゴールデングローブ賞、結果発表2013/01/14
全米興行成績、「ゼロ・ダーク・サーティ」が首位獲得2013/01/14
放送映画批評家協会賞、結果発表2013/01/11
アカデミー賞、ノミネーション発表2013/01/10
英国アカデミー賞、ノミネーション発表2013/01/10
アメリカ監督組合(DGA)賞、ノミネーション2013/01/09
アメリカ脚本家組合(WGA)賞、ノミネーション2013/01/07
全米興行成績、「悪魔のいけにえ」3Dリメイク版が初登場首位2013/01/07
アメリカ製作者組合(PGA)賞、ノミネーション2013/01/07
ロンドン映画批評家協会賞、ノミネーション2012/12/19
ゴールデングローブ賞、ノミネーション発表2012/12/14
アメリカ映画俳優組合(SAG)賞、ノミネーション発表2012/12/13
放送映画批評家協会賞、ノミネーション発表2012/12/12
LA映画批評家協会賞、発表2012/12/10
ピーター・トラヴァース選定2012年ベスト10発表2012/12/07
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、発表2012/12/06
ニューヨーク映画批評家協会賞、発表2012/12/04
キャスリン・ビグロー監督軍事サスペンス「Zero Dark Thirty」、最新予告編2012/10/12
キャスリン・ビグロー監督最新軍事サスペンス「Zero Dark Thirty」、特報2012/08/07
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