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世界にひとつのプレイブック(2012)

SILVER LININGS PLAYBOOK

メディア映画
上映時間122分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(ギャガ)
初公開年月2013/02/22
ジャンルコメディ/ドラマ/ロマンス
映倫G
少しイカれたきみが、なぜか希望の光。
世界にひとつのプレイブック Blu-rayコレクターズ・エディション
参考価格:¥ 5,076
価格:¥ 4,445
USED価格:¥ 3,240
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世界にひとつのプレイブック世界にひとつのプレイブック世界にひとつのプレイブック

【解説】
 それぞれに最愛の人を失って心のバランスを崩したエキセントリックな男女が出会い、互いの目的のために協力し合う中で次第に希望を見出していくさまを、シリアスな状況の中にもユーモアを織り交ぜ感動的に描き出したヒューマン・ラブ・コメディ。主演は「ハングオーバー!」のブラッドリー・クーパーと「ハンガー・ゲーム」のジェニファー・ローレンス、共演にロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァー。アカデミー賞のノミネーション発表では、この4人が4つの演技部門すべてで候補となる快挙で話題となった。監督は「スリー・キングス」「ザ・ファイター」のデヴィッド・O・ラッセル。
 妻の浮気が原因で怒りをコントロールできなくなり、精神病院入りを余儀なくされたパット。ようやく退院したものの、妻ばかりか仕事も家も失ってしまい、実家に戻って社会復帰を図ることに。心身の健康を取り戻せば、接近禁止令の出ている妻ともやり直せると思い込んでいるパットだったが、あいかわらず突然キレてはトラブルを引き起こすこともしばしば。そんなある日、友人に誘われたディナーで近所に住む若い女性ティファニーと出会う。彼女もまた、夫を事故で亡くして以来、心に問題を抱えており、パットはそんな彼女のエキセントリックな言動に振り回されるハメに。ところがティファニーはパットの妻とも知り合いで、パットがよりを戻せるよう手助けしてあげると提案。その交換条件として、ダンス・コンテストにパートナーとなって出場することを迫られるパットだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
433 8.25
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【ユーザーコメント】
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-31 02:15:36
ロバート・デ・ニーロが最高に良いですね。
投稿者:めるしぼく投稿日:2015-07-26 01:02:15
和英のバイリンガルですが邦題と原題の違いによく悩まされます。そのままカタカナでいいと思う。邦題は製作側に伝えられているのだろうか疑問です。作品自体は素晴らしい。テンポよくとっても楽しめました。
投稿者:グレコ投稿日:2015-07-06 12:26:54
キャラクターと演技に支えられたなと思います。
最後のジェニファー・ローレンスの笑顔が何とも言えず良いです。
投稿者:nabeさん投稿日:2015-06-27 12:40:14
J.ローレンスがオスカーを獲った、上質なラブコメディである。
躁鬱症になった男女が、お互いの感情をさらけ出しあいながら次第に理解していく。それはやがて愛情に代わってゆくのだが、男の方にはまだ忘れられない元妻がいて未練たらたらであり、女は彼女との仲を取り持つ約束をして彼の気持ちを自分に振り向けさせようとするが、思うようにうまくいかなくてイライラし通しなのだ。この、パットとティファニーのカップルを、B.クーパーとJ.ローレンスが活き活きと演じている。特にヒロインのJ.ローレンスは、画面に登場してからラストまでオーラを出しまくっていて並大抵の存在感ではない!まさに彼女のための作品といっても過言では無いくらいだ。
パットの父親役で名優R.デ・ニーロが出ていて、こちらも圧倒的な存在感を示している。時には軽妙に、また時にはシリアスに変人のギャンブラーを演じ、妻役のJ.ウィーバーとの掛け合いも息がぴったりで実に楽しい!
デ・ニーロのタイトルが、B.クーパーとJ.ローレンスに次いで三番目に出てくる。この名優を差し置いて、彼女にオスカーを獲らせたD.ラッセル監督に敬意を表したい。
投稿者:nedved投稿日:2014-11-19 23:44:55
ブラッドリー・クーパー/ジェニファー・ローレンス
投稿者:ぽっぷ投稿日:2014-11-03 04:33:48
【ネタバレ注意】

内容だけなら5かな
とにかくジェニファーローレンス!
女優になる為に生まれてきたような人
もちろん人並みならぬ努力もあるでしょうが
天性の妖艶オーラがたまりません
ライティングが不自然に感じたけど演技力が上回りました

投稿者:いまそのとき投稿日:2014-07-16 12:46:56
「ウィンターズ・ボーン」の演技で注目されたJ・ローレンス。今回もコメディながら印象的だ。ちょっとあぶない世界に入り込んだふたりのラブ・ロマンス。ハラハラする周囲と対照的なふたりの言動がこの映画の見どころだ。そして、やっぱりこうなるなと思わせてそうなるところがハリウッド・スタイル。これが王道なんだろうけど、ちょっとね、自分はもういいかなぁと思ってしまう。この映画の注目はやっぱりJ・ローレンス。彼女の超悪女をぜひとも見たい。
投稿者:ローランド投稿日:2014-04-27 10:00:04
  切れているときのブラッドリー・クーパーの目が本当にイッテいる人間そのもののようで不気味で怖かったけど、この目は女心を捉える妖しさもあるってことになっているのかもしれなく、あの腕力も強そう気も強そうで信念と自尊心はもっともっと強そうなジェニファー・ローレンスの狠廊瓩修里泙泙里茲Δ別鬚匹海蹈謄ファニーとは会った瞬間にお互いに惹かれあっていて、過去にこだわりがありトラウマから女性に対して積極的に出られない男と、すぐにセックスを求めるという極端な表現しか出来ない女の愛が、周囲のサポートしているのか足を引っ張っているのか分からないようなドタバタの中で徐々に静かに熟成していって、涙もなかなか似合うではないかと思わせるジェニファー・ローレンスの可愛い顔のハッピーエンドとなります。  

  でもプロットは定番の安易なもので脚本の練りも物足りなさを感じさせ、出演俳優に支えられて作品の価値を高めていたような気がしまして、観る順序が逆になってしまったけど、饒舌調とジェニファー・ローレンスにデ・ニーロが出演しているのが共通なだけなのに連想してしまう「アメリカン・ハッスル」、これと制作される時期が入れ替わっていたなら作品の評価も変わっていたかもしれないとの気がしましたが、どっち道ジェニファーのオスカー女優賞受賞は変わらなかったでしょうね。  

  今朝の新聞に猊弊瓩噺世Δ發里鮗身の人生における規範としていたようだし他人にも求めていた小津安二郎の話があり、その中で笠智衆を『笠は人間がいい。だからあいつを使うんだ。芝居の上手下手よりも、人柄の良さがそれ以上のものになる。そう思って使っている』と語っていて、なるほどなってその魅力を理解でき、ではと、ここのところの二作品で演技力とキャラクターが印象強いジェニファーの魅力はそれとはまったく逆のようだが?と考えると、ビッチ的な表面とは違って深いところで人間性のよさがあるのかなって気がします。 違うかな。 ま、なにはともあれ良いものは良いということで。 ・・・なんかごまかして〆ているようだ。  

  使っていたネットレンタルが終了したし映画館には脚を運びたくなるのはかからないし、ということで十数年ぶりで店頭レンタル会員になりまして、ケースごとカウンターに持っていって注意されたりして浦島さんになったような気がしたのだけど、価格の安いのにはびっくりで、何かのサービスがあったようだけど2枚で108円だって。 探すのが面倒だけど、ここのレビューを読み興味のあるのをメモしてウロウロしてます。 メモ条項を増やさせてくださいませ。
投稿者:ピースケ投稿日:2014-04-24 00:46:03
いつの間にやら2人は愛を育んでたんすね。
そう見て取れるシーンがあまりなかったので、
ハッピーエンドが唐突に感じた。
投稿者:dadada投稿日:2014-04-21 19:09:08
アカデミー賞に絡んだ...くらいの予備知識しかないまま、何気にWOWOW放送の録画を観始めた。
何だこれ?てな物語の展開にあれよあれよと引き込まれて、ニヤニヤしながら観終えた。
省略の上手な語り口が心地良く、予備知識が無かったので余計に幸せな拾い物になりました。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2014-02-28 11:52:39
ウェス・アンダーソンの映画よりは面白かった。
投稿者:Normandie投稿日:2014-02-26 01:49:50
原題Silver Linings Playbook〜人生の指南書的意味合いかな?
ある事がきっかけで感情をコントロールできなくなった男女が出会い同じ舟に乗り合わせるまでを描いている。
またまた予定調和のハッピーエンドと思いきや、ラストにホロ苦さを感じたのは自分だけだろうか。
何だか心にしこりを持つ人なら分ってくれるかもしれないね。
光と影は表裏一体。本来ならシリアスドラマ一辺倒でもいける恋物語に
コメディの併せ技を持ってきたD・Oラッセルの腕前は見事。
彼の息子も同じような病気を抱えているとか。その経験を生かして投薬治療への批判も見える。みんな苦あれば楽ありですね。
しかしお涙頂戴にしないところがとっても監督らしいと思う。

アカデミー賞は殆どの主要部門の候補にあがった。超アンサンブル。
現代のイケメン、B・クーパーは意外性のある俳優の印象を残した。
前触れとして「ハングオーバー」の影響があったかもしれない。
彼の両親を演じた、デニーロとジャッキー・ウィーバーは微笑ましくも巧い。
ノミ屋でレストラン開業資金を当て込もうとする、有る様な無い様な家族像(爆)
特にデニーロは久しぶりにいい彼を見れて嬉しかった(作品選択眼も老化するのかな)

そしてジェニファー・ローレンス。
既に数々の代表作を持つ向かうところ敵なしの構え。
22歳とは思えない芯のある表現、イキイキとした表情、デニーロにタイマン張るシーン
(演技ではあなたには負けないわヨ的な意識もあると思う。そんな完璧なコだ)
キャスティングに当たっては当代有名女優がこぞって手を挙げた様子だが最終オーデションで彼女がモノにした。

サントラもこの監督作品らしいグルーヴ感がとびきりチャーミングで、刺激的なナンバーを揃えてるから即買いでしょ。

コピーの【少しイカれたきみが、なぜか希望の光】がなぜか愛しくてたまらない。…私も相当疲れてるのかもね。

エンドクレジット、当初この企画を持っていたシドニー・ポラックとアンソニー・ミンゲラ(共に2008年没)に謝辞が捧げられました。
投稿者:bond投稿日:2014-02-25 08:38:50
凡庸な映画だが、各キャラが純粋で、各々ひたむきに生きてる。心に闇があっても、再生できるんだ。
投稿者:zzz投稿日:2014-02-19 12:36:51
Very good.
投稿者:あーぼう投稿日:2013-10-29 18:03:57
色々なエピソードが編集の過程で落とされた感があり、なんだかまとまりのない映画。クリスタッカーは久しぶりにみたけど、あの役は映画に必要だろうか。俳優陣の演技も平均点。
投稿者:リベルタド!!投稿日:2013-09-17 01:10:11
【ネタバレ注意】

名作誕生!!
大好きな「ハングオーバー」のブラッドリー・クーパーが主演。「ハングオーバー」ではクールだったブラッドリーが、この映画じゃ“アラン”扱い(笑)!!
そしてジェニファー・ローレンス!!片思いの相手のキューピット役で、なんだか「恋しくて」のワッツみたい。
そして、ロバート・デ・ニーロが素晴らしかった!最近の中では熱演の部類に入るでしょ!
もともとはビンス・ボーン&ズーイー・デシャネルの配役だったらしいけど、それだと完全にコメディだよね?

DVD借りて立て続けに三回観ちゃったけど、もしかすると今年のナンバー1!!

投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2013-05-07 22:15:24
【ネタバレ注意】

 シェイキーな手持ちの多用、素早いパン、ティルト。その場に居合わせ、ことの成り行きを目の当たりにしている感覚−臨場感を醸成しようという意図のみなぎるカメラワークだ。例えばカウンセリング・シーンで素早くティルトダウンし落ち着かない手の動きを見せるカメラワークなんかはインド系の医師のミタメのカットというよりも、私自身が意識的に視線を送ったと錯覚させられてしまいそうになる。こういった部分と、明らかな演出家の視点−360度パンだとか、無人の屋内を緩やかに前進移動する小津ばりの空ショットだとか−との使い分けが見事なのだ。撮監は高柳雅暢(マサノブ・タカヤナギ)。エンドクレジットで日本人と分かり吃驚して調べた。今後もぜひ活躍してほしい。
 さて、どうでもいいようなことですが、二人の恋の始まりを示す「サイン」を画面からトレースしてみたい。出会った瞬間から、というのは科白としてはあるのだが、事実、あの出会いのシーンのティファニー−ジェニファー・ローレンスのカッコよさは忘れがたく印象に残るけれども、どうも「サイン」までは提示されていないと思う。はっきり分るのはダンスの練習を始めるシーン、ボブ・ディランとジョニー・キャッシュが唄う「Girl from the North Country」がかかるシーンで、はっきりとパット−ブラッドリー・クーパーの恋の芽生えが描かれている。鏡に写ったティファニーの裸の後ろ姿を見て動揺するカットだ。このへんはかなりあざとい演出だ。対して、ティファニーがいつから恋に落ちたのかは分かりにくいのだが、ダンスの練習よりも前の、家に誘いに来た男をパットが追い返すくだりで彼女が扉の陰に立っている場面の顏はかなり意味深な曖昧な表情をしている。いずれにしても、二人の恋愛感情の揺れ動きについてはもう少しスマートに描いて欲しいというのが私の感覚だ。また、エンディングでパットがティファニーを追いかける前の、デ・ニーロの見せ場、パットの行動を促す科白は不要だと思った。説明的というか。デ・ニーロが何も云わなくても、ティファニーを追っていく雰囲気がプンプンしていたじゃないか。彼のようなビッグネームをキャスティングしたことでこういうお定まりのシーンを入れないといけなくなったのではないだろうか。
http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449

投稿者:なちら投稿日:2013-05-06 23:15:00
躁鬱症状を見るのは映画とはいえ疲れてしまう。
暇したり独りでいる事って良くないんだろうな。
センスは微妙でも何かに熱中している方が人間て安定できるのかもね。

この作品は登場人物が全員優しくて安心する。
特にデニーロの役どころはオイシイ。
息子想いの超〜良い親父で、説教する場面ではちょっとウルウルしそうになっちゃったよ。
謎のジンクスにこだわったり、J・ローレンスの分析に言い負かされている様子もカワイイ。
なんか、優しいおじいちゃん俳優になれそうな予感。
投稿者:uptail投稿日:2013-03-21 21:54:29
演出:7
演技:7
脚本:6
音響:7
投稿者:glamfreak投稿日:2013-03-08 11:24:00
ラヴコメではない。ホームドラマだ。親子の話であり、きょうだいがいたりいなかったりする故に起こる喜怒哀楽の、大笑いできるブラックな物語。

手持ちカメラが程よいリアルさを実現し、予告編ではクサく感じるセリフがピタリとハマるのは全体としての編集の賜物だ。“ハリウッド・エンディング”と見る向きもあるが、いや、どうなのかな。

なんであれ、鬱だの何だのが盛んな昨今、この作品に「うん、うん」と頷き、癒される人は多いに違いない。脇までガッチリ固めて、エグくもイキな支え合いを見事に描けているのは、監督自身も病んでいるからか? 疲れた日におすすめしたい。
投稿者:er3535投稿日:2013-03-02 16:33:25
【ネタバレ注意】

題材である程度の予想はしていたけれど、良い意味で裏切られました。
ブラッドリーはこういう役もこなせる俳優さんだったとは。
オスカー受賞で分かる通りジェニファー・ローレンスの存在感もすごい。
でも一番好きになったのはロバート・デ・ニーロさんとジャッキー・ウィーヴァーさん演じる主人公の両親でした。
お二人が居て、ただのラブコメでもなく、ただのお涙頂戴でもなく、
家族愛にあふれたヒューマンコメディになったように感じます。
うるさいくらいの音楽も好き。なぜだか爽快な気分になりました

投稿者:ビリジョ投稿日:2013-03-01 08:35:27
【ネタバレ注意】

 重く深刻なテーマだが明るく愉快な仕上がり。いいですね。こうしたテーマを明るく仕上げるのは映画ならではですね。

 終盤のまとめ方はいささか強引な気もしたけど。非ハッピーエンドで終わる選択肢はなかったかなとも思ったが。ま、背景がしんどい中身なだけにハッピーエンドの方がいいか。

 ジェニファー・ローレンスがいい。このまま変に曲がることなく、正しい女優への道を邁進していただきたい。正しい女優って何だ。

 そんな良い事ばかりじゃないとは思うんだけどね。ま、面白かったからいいか。的な映画でした。

 薬はちゃんと飲みましょう。

投稿者:ASH投稿日:2013-02-22 22:33:49
【ネタバレ注意】

 ってことで、オスカー授賞式もいよいよ来週(日本時間2月25日)に迫ったわけだが、発表までになるべくたくさんの関連作を観ておこうと思い日本で公開された順に5作品を目にしたのだが、今んとここの映画が一番俺好み。とはいえ、もしコレが受賞だなんてことになると、それは疑問かもしれんがな。

 いわゆる、セカンド・チャンスのお話。人生につまずいた人が、同じようにつまずいたもうひとりの人と出会うことでお互いの居場所が見つかるというよくあるお話。2人が出会ったことで希望の光が見えてくるというプロットの映画には、俺は無条件に反応しちまうようなのだ。てなわけで、この映画、正直、ストーリーはたいしたことない。どちらかと言えばロマコメに近い。それも、かなり素行の悪い。

 心に傷を負った2人が出会うってことは、ただの傷の舐め合いなんだろうけど、(ヘンな意味じゃなくて)舐めてくれる人がいないと押し潰されちゃうじゃねぇか。この映画のパットとティファニーも、大切な人を失ったことで精神のバランスが崩れちゃった2人。当人にとっては受け入れ難い事実かもしれんが、人間の心とはこんなにも脆く弱いもんなのかと、観ていて思うことしばしば。パットが掲げる「より高く」というモットーは、かえって強迫観念にもなってくるのね。

 そんな2人が、ダンスコンテストに出場することで再出発を図ろうとする。ティファニーはダンスの経験があるものの、教師だったパットはダンスとは無縁の生活を送って来た男。で、ティファニーの手ほどきでパットのダンスが上達するという「Shall We」みたいな映画なのかと思ったら、上達してコンテストに優勝することが2人にとっての共通の目的ではないようなのだ。ジッとしてるよりも体を動かすことで気を紛らわせている、とでも言うのか。

 ただ、その過程で2人が次第に惹かれてゆく様が、俺にはどうも堪らなくってねぇ。ロマコメを好んで観てると、こういう映画に対して「免疫」みたいなもんができてくるらしいんだな。パットは家を出た妻のニッキにいつまでも未練タラタラだったのだが、そんな彼をダンスに本腰を入れさせるためにティファニーがしでかしたこと。このささやかな小細工が、最後には2人を結び付けさせることになろうとはッ!!

 なんだかんだ言っても、パットとティファニー、破れ鍋に綴じ蓋みたいなカップルなんだよね。過ごす時間が長くなることで、お互いに惹かれ合ってゆく。ニッキに対して未練と言うよりは執着をしていたパットだったが、ティファニーの気持ちに気付いたとき、パットの父親が彼の背中を押す言葉をかけてくれる。このくだりで、俺は不覚にも涙が溢れてきた。追いかけるパット、振り向くティファニー。ネオン煌めく夜の街で熱いキッス。これぞロマコメの王道!

 ラッセル監督の前作「ザ・ファイター」も、ある意味ダメ人間の集まりみたいな映画だったが、この映画に出てくる連中、誰もが完全とは言えない。パットの父親なんて、アメフト・チームのイーグルスに執着し、バクチみたいな人生を送ってるし、怒るとすぐブチ切れる(パットは父親譲り)。母親も、優しいんだけど、どちらかと言えば過保護。そんなダメ人間が、一生懸命生きようとする。人間、誰しも完璧とは言えないんだよな。まあ、完璧なヤツには何の共感も得られない映画なんだろうがね。

 この映画、俳優陣のアンサンブル演技が絶妙!! 実質的な主人公はパットだが、演じるブラッドリーがこんなに上手い人だったとは! 精神的に未熟で、何しでかすかわからないような一触即発な雰囲気はお見事。お相手役のジェニファーも、田舎出の垢抜けなさがかえっていい感じ。ものすごい美人ってわけじゃないが、なんか惹かれるのよ。あのムッチリとした感じもね。それと、言わずもがなのデ・ニーロ!!

 スティービー・ワンダーの「マイ・シェリー・アモール」と「くよくよするなよ」の2曲が耳に残る。前者は、パットの凶暴性の引き金となる曲。後者は、ダンスコンテストに出場する際の曲。「パルプ・フィクション」みたいなダンスも披露。ところで、2人がキメる「大技」は、もしかしてクンニ?

 カニの唐揚げ、アレ、喰いたい! ちなみに、俺のいっちゃん好きなスティービー・ワンダーのアルバムは「インナービジョン(Innervisions)」。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞ブラッドリー・クーパー 
 ■ 主演女優賞ジェニファー・ローレンス 
 □ 助演男優賞ロバート・デ・ニーロ 
 □ 助演女優賞ジャッキー・ウィーヴァー 
 □ 監督賞デヴィッド・O・ラッセル 
 □ 脚色賞デヴィッド・O・ラッセル 
 □ 編集賞ジェイ・キャシディ 
  クリスピン・ストラザーズ 
■ 女優賞ジェニファー・ローレンス 
□ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 
 □ 男優賞(コメディ/ミュージカル)ブラッドリー・クーパー 
 ■ 女優賞(コメディ/ミュージカル)ジェニファー・ローレンス 
 □ 脚本賞デヴィッド・O・ラッセル 
□ 主演男優賞ブラッドリー・クーパー 
 □ 主演女優賞ジェニファー・ローレンス 
 ■ 脚色賞デヴィッド・O・ラッセル 
■ 作品賞 
 ■ 監督賞デヴィッド・O・ラッセル 
 □ 主演男優賞ブラッドリー・クーパー 
 ■ 主演女優賞ジェニファー・ローレンス 
 ■ 脚本賞デヴィッド・O・ラッセル 
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞ブラッドリー・クーパー 
 □ 主演女優賞ジェニファー・ローレンス 
 □ 助演男優賞ロバート・デ・ニーロ 
 ■ アンサンブル演技賞 
 □ 監督賞デヴィッド・O・ラッセル 
 □ 脚色賞デヴィッド・O・ラッセル 
 ■ コメディ映画賞 
 ■ コメディ映画男優賞ブラッドリー・クーパー 
 ■ コメディ映画女優賞ジェニファー・ローレンス 
□ 作品賞 
 □ 音楽シーン賞ジェニファー・ローレンス コンテストでのダンス・シーン
  ブラッドリー・クーパー 
 ■ 男優賞ブラッドリー・クーパー 
 ■ 女優賞ジェニファー・ローレンス 
 ■ キス・シーン賞ジェニファー・ローレンス ブラッドリー・クーパー&ジェニファー・ローレンス
  ブラッドリー・クーパー 
 □ コンビ賞ブラッドリー・クーパー 
  ジェニファー・ローレンス 
【ニュース】
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英国アカデミー賞、ノミネーション発表2013/01/10
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アメリカ製作者組合(PGA)賞、ノミネーション2013/01/07
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ゴールデングローブ賞、ノミネーション発表2012/12/14
アメリカ映画俳優組合(SAG)賞、ノミネーション発表2012/12/13
放送映画批評家協会賞、ノミネーション発表2012/12/12
LA映画批評家協会賞、発表2012/12/10
ピーター・トラヴァース選定2012年ベスト10発表2012/12/07
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、発表2012/12/06
全米興行成績、「トワイライト・サーガ」完結編がV2達成2012/11/26
デヴィッド・O・ラッセル監督&B・クーパー主演コメディ「Silver Linings Playbook」、最新予告編2012/10/01
デヴィッド・O・ラッセル監督&B・クーパー主演コメディ「Silver Linings Playbook」、予告編2012/06/29
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